JP2003038319A - 布 団 - Google Patents

布 団

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JP2003038319A
JP2003038319A JP2001236069A JP2001236069A JP2003038319A JP 2003038319 A JP2003038319 A JP 2003038319A JP 2001236069 A JP2001236069 A JP 2001236069A JP 2001236069 A JP2001236069 A JP 2001236069A JP 2003038319 A JP2003038319 A JP 2003038319A
Authority
JP
Japan
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quilt
cotton
futon
fiber
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001236069A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshibumi Yamaoka
俊文 山岡
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HEART CO Ltd
HEART KK
Original Assignee
HEART CO Ltd
HEART KK
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Publication date
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
  • Bedding Items (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】吸湿性が良いだけでなく、放湿性もよく早く乾
きダニがわくのを防止でき、衛生的で快適な布団を提供
する。 【解決手段】布団袋2と、この布団袋2の中に詰められ
た中わた3とからなり、中わた3の素材が、主素材の麻
繊維と副素材のポリエステル繊維からなる混繊維であ
り、麻繊維の重量比が、中わた3全体の40%〜90%であ
る。この布団1は、麻繊維が多く含まれているので、吸
湿性および放水性がいずれも高い。吸湿性が高いので、
寝ている人がかいた汗をとることができ、じめじめする
のを防止でき、快眠できる。また、放水性が高いので、
早く乾くので、ダニがわきにくく、衛生的で快適であ
る。しかも、中わた3の素材が、麻繊維にポリエステル
繊維が混じった混繊維であるから、わた切れを防ぐこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布団に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、布団において、布団袋の中に
入れられた中わたの素材は綿繊維であり、吸湿性および
保温性が高い。このため、寝ている人がかいた汗を吸湿
することができ、また保温性が高いので暖かい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、綿繊維は吸
湿性が良いけれども放水性が悪い。このため、布団の中
がじめじめして、ダニがわいたり、アトピー性皮膚炎を
患っている人には悪影響があり、不衛生である。また、
じめじめした布団で寝ると、快眠できないので快適でな
いという問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、吸湿性が良い
だけでなく、放水性もよく早く乾きダニがわくのを防止
でき、衛生的で快適な布団を提供することを目的とす
る。
【0005】 [課題を解決するための手段]請求項1の布団は、布団
袋と、該布団袋の中に詰められた中わたとからなり、該
中わたの主素材が、麻繊維であることを特徴とする。請
求項2の布団は、布団袋と、該布団袋の中に詰められた
中わたとからなり、該中わたの素材が、麻繊維およびポ
リエステル繊維からなる混繊維であり、該中わたの主素
材が、麻繊維であることを特徴とする。請求項3の布団
は、請求項1または2記載の発明において、前記中わた
における麻繊維の重量比が、中わた全体の40%〜90%で
あることを特徴とする。 [発明の詳細な説明]
【0006】請求項1の発明によれば、中わたの主素材
が麻繊維であるから、吸湿性および放水性がいずれも高
い。吸湿性が高いので、寝ている人がかいた汗をとるこ
とができ、じめじめするのを防止でき、快眠できる。ま
た、放水性が高いので、早く乾き、ダニがわきにくく、
衛生的で快適である。請求項2の発明によれば、麻繊維
が多く含まれているので、吸湿性および放水性がいずれ
も高い。吸湿性が高いので、寝ている人がかいた汗をと
ることができ、じめじめするのを防止でき、快眠でき
る。また、放水性が高いので、早く乾くので、ダニがわ
きにくく、衛生的で快適である。しかも、中わたの素材
が、麻繊維にポリエステル繊維が混じった混繊維である
から、わた切れを防ぐことができる。請求項3の発明に
よれば、中わたにおける麻繊維の重量比が好適なので、
吸湿性および放水性がいずれも高く、しかもわた切れを
防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図3は、本実施形態の布団1の説明
図であって、(A)使用図、(B)は断面模式図である。図3
(B)に示すように、本実施形態の布団1は、布団袋2の
中に、中わた3が詰められたものである。なお、図3
(A)に示すように、本実施形態の布団1は、掛ふとん、
肌ふとん、敷ふとん等、種々の布団に適用しうる。
【0008】布団袋2は、例えば綿生地等の通常の生地
を袋状に縫ったものであり、その中に中わた3を詰める
ことができさえすれば、種々の布団袋を採択しうる。
【0009】つぎに、中わた3を説明する。図1は本実
施形態の布団1における中わた3の成分表である。同図
に示すように、中わた3の素材は、主素材の麻繊維と、
副素材のポリエステル繊維とから構成された混繊維であ
り、中わた3の全重量に対する麻繊維の重量比が40%〜
90%であり、ポリエステル繊維の重量比が10%〜60%で
ある。
【0010】麻繊維の重量比が40%未満の場合には、麻
繊維の割合が小さくなり、中わた3の吸湿性および放水
性が劣る。逆に、麻繊維の重量比が90%を超えると、わ
た切れが起こりやすい。したがって、麻繊維の重量比が
40%〜90%の場合には、吸湿性および放水性がいずれも高
く、しかもわた切れを防ぐことができるという効果を奏
する。
【0011】つぎに、本実施形態の布団1の作用効果を
説明する。本実施形態の布団1によれば、中わた3の主
素材が麻繊維であるから、吸湿性および放水性がいずれ
も高い。吸湿性が高いので、寝ている人がかいた汗をと
ることができ、じめじめするのを防止でき、快眠でき
る。また、放水性が高いので、早く乾き、ダニがわきに
くく、衛生的で快適であるという効果を奏する。
【0012】しかも、本実施形態の布団1によれば、中
わた3の素材が、麻繊維にポリエステル繊維が混じった
混繊維であるから、わた切れを防ぐことができるという
効果を奏する。
【0013】
【実施例】つぎに、本実施形態の布団1の中わた3の素
材として使用する繊維による実施例を説明する。本実施
例は、重量比で90%の麻繊維と10%のポリエステル繊維
とが混ざった混繊維である。比較例1は、100% ポリエ
ステル繊維である。比較例2は、100%綿繊維である。
比較方法はつぎのとおりである。まず、本実施例、比較
例1および比較例2の繊維を約10g ずつ入れた秤量瓶を
20℃×90%RHの恒温恒湿槽で90分間[0−90分]
保持し、10分間毎に各繊維の重量を測定した。その
後、前記3種類の繊維を20℃×30%RHの恒温恒湿槽で
90分間[90−180分]保持し、10分間毎に各繊
維の重量を測定した。なお、前記RHとは関係湿度であ
り、一定容積の空気中に実在する水蒸気の量と、同容
積、同温度における飽和状態の水蒸気量すなわち飽和湿
度との比をいい、パーセントで表すのが一般的な表記で
ある。
【0014】図2は、時間経過による繊維の重量変化グ
ラフであって、横軸は時間軸であり、縦軸の水分率(%)
は、(測定値−10)/10×100で示している。図2のグラ
フの前半期[0−90分]に示すように、本実施例の繊
維は、比較例1〜2の繊維に比べて、吸湿性が非常に高
いことがわかる。また、図2のグラフの後半期[90−
180分]に示すように、本実施例の繊維は、比較例1
〜2の繊維に比べて、放水性が非常に高いことがわか
る。とくに、[90−100分]の期間では10分間で
約2ポイントも水分を放水していることがわかる。上記
のごとく、本実施例の繊維は、吸湿性が高いとともに放
水性も高いのである。このため、本実施例の繊維を中わ
たの素材として使用した布団は、吸湿性が高いので、寝
ている人がかいた汗をとることができ、じめじめするの
を防止でき、快眠できる。また、放水性が高いので、早
く乾き、ダニがわきにくく、衛生的で快適である。
【発明の効果】請求項1の発明によれば、中わたの主素
材が麻繊維であるから、吸湿性および放水性がいずれも
高い。吸湿性が高いので、寝ている人がかいた汗をとる
ことができ、じめじめするのを防止でき、快眠できる。
また、放水性が高いので、早く乾き、ダニがわきにく
く、衛生的で快適である。請求項2の発明によれば、麻
繊維が多く含まれているので、吸湿性および放水性がい
ずれも高い。吸湿性が高いので、寝ている人がかいた汗
をとることができ、じめじめするのを防止でき、快眠で
きる。また、放水性が高いので、早く乾くので、ダニが
わきにくく、衛生的で快適である。しかも、中わたの素
材が、麻繊維にポリエステル繊維が混じった混繊維であ
るから、わた切れを防ぐことができる。請求項3の発明
によれば、中わたにおける麻繊維の重量比が好適なの
で、吸湿性および放水性がいずれも高く、しかもわた切
れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の布団1における中わた3の成分表
である。
【図2】時間経過による繊維の重量変化グラフである。
【図3】本実施形態の布団1の説明図であって、(A)使
用図、(B)は断面図である。
【符号の説明】
1 布団 2 布団袋 3 中わた

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布団袋と、該布団袋の中に詰められた中わ
    たとからなり、該中わたの主素材が、麻繊維であること
    を特徴とする布団。
  2. 【請求項2】布団袋と、該布団袋の中に詰められた中わ
    たとからなり、該中わたの素材が、麻繊維およびポリエ
    ステル繊維からなる混繊維であり、該中わたの主素材
    が、麻繊維であることを特徴とする布団。
  3. 【請求項3】前記中わたにおける麻繊維の重量比が、中
    わた全体の40%〜90%であることを特徴とする請求項1
    または2記載の布団。
JP2001236069A 2001-08-03 2001-08-03 布 団 Pending JP2003038319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018171295A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 西川産業株式会社 布団カバー
WO2023070244A1 (zh) * 2021-10-25 2023-05-04 哈尔滨紫冉科技开发有限公司 可调节密闭状态的调温、调湿垫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018171295A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 西川産業株式会社 布団カバー
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