JP2003037759A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2003037759A
JP2003037759A JP2001222809A JP2001222809A JP2003037759A JP 2003037759 A JP2003037759 A JP 2003037759A JP 2001222809 A JP2001222809 A JP 2001222809A JP 2001222809 A JP2001222809 A JP 2001222809A JP 2003037759 A JP2003037759 A JP 2003037759A
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Akio Yonetani
昭夫 米谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下開閉型の画像表示手段を搭載するデジタ
ルカメラであって、ハイアングル撮影をした場合でも、
天地が逆転することのない正立画像を得ることができる
デジタルカメラを提供すること。 【解決手段】 デジタルカメラは、背面からレリーズボ
タン配置面に向かって表示面が回動可能な画像表示手段
を該背面に備えるデジタルカメラに関する。該デジタル
カメラは、撮影光学系の光軸回りにおけるカメラの姿勢
を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段の検出結果に
対応して、ハイアングル撮影であるかどうかを判断する
判断手段と、撮像素子から順次送信される画像データが
書き込まれる記憶手段と、撮影処理実行時、判断手段の
判断結果がハイアングル撮影である場合は、書き込んだ
順序とは逆の順序で記憶手段から画像データを読み出す
画像処理手段と、画像処理手段から送信される画像デー
タを記録媒体に記録する記録手段と、を有する構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、背面に画像表示
手段を備えるデジタルカメラ、特に該画像表示手段が所
定方向に回動自在なデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの普及に
伴い、デジタルカメラの需要が急速に伸びている。これ
らのデジタルカメラは、背面にファインダの代わり、も
しくはファインダと併せて画像表示手段を搭載するもの
が多い。画像表示手段としては、LCD(Liquid Cryst
al Display)モニタ等がある。
【0003】近年、LCDモニタ等の画像表示手段に関
し、背面固定型よりは操作に柔軟性を持たせ、かつ上下
左右回転型(フリーアングル型)よりは構造を簡素化さ
せてコストパフォーマンスを向上させた、いわゆる開閉
型のものを搭載するデジタルカメラが登場している。開
閉型のLCDモニタとは、LCDの表示面と背面とのな
す角度が所定角度になるまで該背面からレリーズボタン
配置面に向かって回動(開閉)自在なLCDモニタをい
う。
【0004】図5は、開閉型のLCDモニタ1を背面に
搭載する従来のデジタルカメラ100Xを示した斜視図
である。また図6は、開閉型のLCDモニタ1を背面に
搭載するデジタルカメラ100Xを使用して実行可能な
撮影態様を図示したものである。なお本明細書では、説
明の便宜上、デジタルカメラを略直方体と捉える。そし
て、通常使用状態において、不図示の撮影光学系が被写
体と対向する面を正面、ユーザ(撮影者)と対向する面
を背面、地面と対向し、載置時に地面と接する面を載置
面、載置面の反対側に設けられ、レリーズボタンRB等
が配設されている面をレリーズボタン配置面、上記各面
と直交する残りの一対の面を側面と記す。
【0005】具体的には、デジタルカメラ100XのL
CDモニタ1は、レリーズボタン配置面近傍に配設さ
れ、デジタルカメラ100Xの一対の側面と直交する直
線上に延出する軸(不図示)を中心として、回動(開
閉)自在に構成される。該構成により、LCDモニタ1
は、背面に密着した状態(図5(a))から背面とのな
す角が略90度になる状態(レリーズボタン配置面と略
平行な状態、図5(b))の間の任意の状態で維持され
る。
【0006】図5(a)に示すように、LCDモニタ1
を背面に密着させた状態、換言すれば背面と略平行な状
態にすれば、撮影者は、撮影者の視線とレンズの光軸と
が略平行な状態で撮影(ノーマル撮影)を行うことがで
きる(図6(a))。また図5(b)に示すように、背
面とのなす角が略90度になるまでLCDモニタ1を回
動させることにより、より楽な姿勢でローアングル撮影
をすることができる(図6(b))。
【0007】ここで図5に示したデジタルカメラ100
Xを使用しつつも、状況に応じて、ローアングル撮影だ
けでなく、カメラを使用者の頭上に位置させて撮影する
ハイアングル撮影も行いたい場合がある。この場合、L
CDモニタ1を図5(b)の状態まで回動させたデジタ
ルカメラ100Xをレリーズボタン配置面が地面に対向
するように(鉛直方向に向くように)上下を逆にして把
持することにより、ハイアングル撮影を実現することが
可能である(図6(c))。
【0008】しかし、図6(c)に示すような状態でハ
イアングル撮影を行うと、カメラを逆に構えて撮影され
るため、撮影画像は、天地が反転した倒立状態にある。
従ってそのままの状態で記録媒体に記録すると、画像再
生時には、倒立状態の画像が表示されるため、見づら
く、撮影後にパーソナルコンピュータ等を用いて天地を
元に戻し正立画像とする画像処理を施さなければならな
かった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで上記事情に鑑
み、本発明は、上下開閉型の画像表示手段を搭載するデ
ジタルカメラであって、ハイアングル撮影をした場合で
も、天地が逆転することのない正立画像を得ることがで
きるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載のデジタルカメラは、背面からレリ
ーズボタン配置面に向かって表示面が回動可能な画像表
示手段を該背面に備えるデジタルカメラに関する。該デ
ジタルカメラは、撮影光学系の光軸回りにおけるカメラ
の姿勢(傾き)を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手
段の検出結果に対応して、レリーズボタン配置面が鉛直
方向側へ向けられた状態で行われるハイアングル撮影で
あるかどうかを判断する判断手段と、撮像素子から順次
送信される画像データが書き込まれる記憶手段と、撮影
処理実行時、判断手段の判断結果がハイアングル撮影で
ある場合は、書き込んだ順序とは逆の順序で記憶手段か
ら画像データを読み出す画像処理手段と、画像処理手段
から送信される画像データを記録媒体に記録する記録手
段と、を有することを特徴とする。
【0011】これにより、開閉型画像表示手段を搭載す
るデジタルカメラでハイアングル撮影を行うために、該
カメラを上下逆にして把持した状態で撮影を行った場合
でも、カメラの傾きに対応して画像データを読み出す順
序を変更することにより、撮影された画像を180度回
転させて、正立状態で記録媒体に記録することができ
る。つまり、画像再生時には、デジタルカメラを上下逆
にして撮影したにもかかわらず、正立画像を観察するこ
とができる。従って、撮影後にユーザが天地を元に戻す
画像処理を行わずにすみ、労力を削減することができ
る。さらには、本発明により、開閉型の画像表示手段を
搭載するデジタルカメラであっても、フリーアングル型
の画像表示手段を搭載するデジタルカメラに遜色ない程
度のハイアングル撮影が可能になる。なお、画像表示手
段としては、上記のとおり、LCDモニタ等が好まし
い。
【0012】さらに詳しく言えば、ハイアングル撮影以
外の撮影態様時には、従来通り、書き込んだ順序で記憶
手段から読み出した画像データを順次前記記録手段に記
録すればよい(請求項2)。
【0013】また、レリーズ待機状態の時に画像表示手
段に表示される動画像は、デジタルカメラがどのような
状態であっても書き込んだ順序で記憶手段から読み出し
た画像データに基づいて表示されることが好ましい(請
求項3)。これにより、ハイアングル撮影時において、
被写体を確認するときは、天地逆の倒立画像として表示
される。ハイアングル撮影時、デジタルカメラは上下逆
にして把持されているため、画像表示手段に表示される
倒立画像は、ユーザの視点からは正立画像として捉えら
れる。つまり、レリーズ後記録手段に記録される画像
は、天地を元に戻す必要があるが、被写体確認時は、倒
立像のままであったほうが観察しやすい。
【0014】該画像表示手段は、測光スイッチがオンさ
れてから撮影処理が終了するまで画像を表示させること
ができる(請求項4)。これにより、必要なとき以外に
画像表示手段に画像を表示することがなくなり、省電力
化が図られる。これは、ファインダも装備しているデジ
タルカメラ(例えば一眼レフデジタルカメラ)のよう
に、常時、画像表示手段で被写体を追跡する必要がない
場合に有効な構成である。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態のデジ
タルカメラ100Aの通常使用状態における背面を表わ
す図である。また図2は、本発明の実施形態のデジタル
カメラ100Aの構成を示すブロック図である。デジタ
ルカメラ100Aは、LCDモニタ1、システムコント
ローラ2、傾斜センサ3、バッファメモリ4、メインス
イッチ(電源スイッチ)5、メモリカード制御回路8、
メモリカード9、露出制御回路10、CCD11、画像
信号処理回路12、レンズ駆動部13、レリーズボタン
RB、対物レンズ系Lを備える。レリーズボタンRB
は、半押しすることにより測光スイッチ6がオンにな
り、全押しすることによりレリーズスイッチ7がオンさ
れる。なおデジタルカメラ100Aの構成は、既述のデ
ジタルカメラ100Xと同一の構造を有する個所もある
ため、該同一構造については、同一の符号を付した。
【0016】図1に示すようにデジタルカメラ100A
は、ファインダFと開閉型LCDモニタ1とを併せ持
つ。従って、ユーザは被写体の追跡をファインダFで行
うことが可能であるため、LCDモニタ1は、レリーズ
ボタンRBを半押し(測光スイッチをオン)したり、図
示しないLCDオンスイッチをオンしたりすることによ
り、表示動作を開始する。
【0017】図3は、本発明の特徴の一つである傾斜セ
ンサ3の概略構成図である。傾斜センサ3は、内部に空
洞を有するケース3kと、該空洞内に水平且つ互いに所
定角度を持って隣接配置された4つの固定端子3a〜3
dと、該空洞内を移動可能な一つの導体球3eとを有す
る。傾斜センサ3は、ケース3kがデジタルカメラ10
0Aの背面と略平行な状態(図3において、紙面が背面
と一致する状態)であって、かつ固定端子3a、3bが
載置面側に位置するように配置される。デジタルカメラ
100Aの背面は不図示の撮影光学系の光軸と略直交す
る面であるので、傾斜センサ3はカメラの撮影光軸回り
におけるデジタルカメラ100Aの姿勢を検出すること
ができる。カメラ100Aが撮影光軸回りに傾けられる
と、空洞内にある導体球3eは重力に従って移動し、固
定端子3a〜3eの互いに隣り合う二つと接した状態で
静止する。この結果、導体球3eを介して該二つの固定
端子同士が導通状態になる。固定端子3a〜3eは各々
制御部2と電気的に接続されている。
【0018】制御部2は導通状態にある二つの固定端子
からの電気信号を受信することにより、傾斜センサ3の
二次元的な傾きを検出する。ここで導体球3eによって
導通状態になる二つの固定端子の組み合わせは4種類で
あるため、制御部2は、計4種類の姿勢(傾き)を検出
する。制御部2は、検出結果に基づいて、現在のデジタ
ルカメラ100Aの姿勢に対応した撮影態様を判断す
る。具体的には、固定端子3a、3bが導通状態のとき
は、通常の使用状態における姿勢、すなわち、レリーズ
ボタンRB配置面が鉛直方向と反対方向側の上側に位置
し、載置面が鉛直方向側へ向いて地面と対向した姿勢と
なっており、この状態のときをノーマル撮影と判断す
る。固定端子3a、3cが導通状態、または固定端子3
b、3dが導通状態のときは、縦位置に構えて行う撮影
と判断する。そして、ユーザがデジタルカメラ100A
を上下逆にして把持すると、固定端子3c、3dが導通
状態になり、制御部2は固定端子3c、3dからの電気
信号に基づいて、レリーズボタンRB配置面が鉛直方向
側へ向くハイアングル撮影と判断する。なお、本実施形
態におけるローアングル撮影は、該撮影時におけるデジ
タルカメラの把持状態(図6(b)参照)から、ノーマ
ル撮影や縦位置に構えて行う撮影に包含される。
【0019】以下、図2および図4を参照しつつ、デジ
タルカメラ100Aの制御部2が行う撮影に関する処理
について詳説する。図4は、制御部2が行う処理に関す
るフローチャートである。
【0020】制御部2は、メインスイッチ5がオンされ
ると(S1:YES)、測光スイッチ6がオンされるま
で待機状態に入る(S3:NO)。ユーザがレリーズボ
タンRBを半押しすることにより、測光スイッチ6がオ
ンされる(S3:YES)と、制御部2は、CCD11
から画像信号処理回路12を介してバッファメモリ4に
順次書き込まれる画像データを読み出す順序(方向)
を、該バッファメモリ4に書き込む順序と同一の順序に
設定する(読み出し順序の初期化、S5)。そして制御
部2は、測光を行って適正露出を算出するとともに、モ
ータ駆動部13を介して対物レンズ系Lを光軸方向に移
動させることにより被写体に合焦させる(オートフォー
カス制御)(S7)。
【0021】次に制御部2は、CCD11を用いて動画
撮影処理を行う。具体的には、CCD11の電荷蓄積、
電荷転送を所定周期で実行し、画像信号処理回路12で
所定の処理を施された画像データを、バッファメモリ4
に順次書き込む。そして制御部2は、所定のタイミング
でバッファメモリ4内の画像データを読み出し、モニタ
表示用のビデオ信号を生成してLCDモニタ1に送信す
ることにより、LCDモニタ1に動画像を表示させる
(S9、S11)。なお、S9において制御部2がバッ
ファメモリ4内の画像データを読み出す順序は、S5の
処理によって、該バッファメモリ4に書き込む順序と同
一である。
【0022】動画撮影処理中に、ユーザがレリーズボタ
ンRBを全押しして、レリーズスイッチ7がオンされる
と(S13:YES)、制御部2はS7の処理で算出さ
れた適正露出に基づいて露出制御を行い(S17)、レ
リーズボタン7がオンされた時に対応する画像データを
バッファメモリ4に書き込む(S19)。S19の処理
が完了すると、制御部2は、バッファメモリ4に新たな
画像データが書き込まれるのを禁止する(S21)。こ
れにより、LCDモニタ1には静止画像が表示される。
【0023】なお、S13において、レリーズスイッチ
7がオンされず、かつ測光スイッチ6もオンされていな
い場合(S13:NO、S15:NO)、つまりユーザ
がレリーズボタンRBから指を離した場合には、S1か
らの処理が繰り返される。
【0024】S21でバッファメモリ4における画像デ
ータの更新を禁止した制御部2は、上述したように傾斜
センサ3からの電気信号に基づいて、撮影態様を判断す
る。撮影態様がハイアングル撮影であると判断した場合
(S23:YES)、制御部2は、バッファメモリ4か
ら画像データを読み出す順序を反転させる設定を行う
(S25)。ハイアングル撮影時においてS25で読み
出し順序を反転させた(S25)後、またはS23でハ
イアングル撮影以外の撮影態様と判断した(S23:N
O)後、制御部2は、バッファメモリ4から画像データ
を読み出す(S27)。
【0025】制御部2は、読み出した画像データに、画
像圧縮処理などの所定の画像処理を施して(S29)か
ら、メモリカード制御回路8を介してメモリカード9に
記録する(S31)。ここで、制御部2は、バッファメ
モリ4に書き込まれる順序と逆の順序から画像データを
読み出した(S25、S27)ため、ハイアングル撮影
時にメモリカード9に記録される画像は、他の撮影態様
時とは異なり、天地が逆の倒立状態として記録される。
【0026】仮にバッファメモリ4からの読み出し順序
を変更せずに、そのまま画像データをメモリカード9に
記録した場合、この記録画像をそのまま再生表示する
と、元々はカメラの天地を逆さにして撮影された画像で
あるので、天地が倒立した画像が表示されてしまう。そ
こで、本実施形態においては、上述のように、バッファ
メモリ4からの読み出し順序を反転させて読み出した画
像データを記録媒体に記録している。このような構成に
よれば、メモリカード9に記録する段階において、バッ
ファメモリ4上の画像を180度回転させた画像が記録さ
れることになるので、再生時において正立した画像を表
示することができる。
【0027】メモリカード9への記録後、ユーザが静止
画像を確認できるように所定時間待機した後(S33:
YES)、制御部2はLCDモニタ1の表示をオフ制御
して(S35)、バッファメモリ4に対する画像データ
の書き込み禁止を解除する(S37)。S35におい
て、必要時にのみLCDモニタ1に画像を表示させるこ
とにより、デジタルカメラ100Aの省電力化を図って
いる。
【0028】図6(c)に示すように、デジタルカメラ
100Aによるハイアングル撮影は、デジタルカメラ1
00Aを上下逆にして把持するため、上記倒立状態の画
像とは、デジタルカメラ100Aの通常使用状態におけ
る正立画像を意味する。つまり、ハイアングル撮影さ
れ、メモリカード9に記録された画像を観察するときに
は、該画像は、他の撮影態様で撮影された画像と同様
に、正立画像として観察される。
【0029】以上が本発明の実施形態である。本発明は
これらの実施形態に限定されるものではなく趣旨を逸脱
しない範囲で様々な変形が可能である。
【0030】例えば、上記実施形態では、ファインダF
とLCDモニタ1とを併せ持つデジタルカメラ100A
で説明をしたが、本発明は、LCDモニタ1のみデジタ
ルカメラであっても実施することが可能である。この場
合、メインスイッチ5がオンされると同時にLCDモニ
タ1が動画像を表示し、メインスイッチ5がオフされる
までLCDモニタ1は常時画像を表示する構成にすれば
よい。
【0031】また、デジタルカメラ100Aに搭載され
る傾斜センサ3は、少なくともデジタルカメラ100X
のレリーズボタン配置面が地面に対向するように上下を
逆にして把持された状態を検出できるのであれば、上記
構造(図3参照)に限定されるものではない。また、L
CDモニタ1以外の画像表示手段を使用しても良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ハイア
ングル撮影かどうかをデジタルカメラの傾き具合から判
断し、ハイアングル撮影時には画像データを天地反転さ
せて記録媒体に記録する構成にしたことにより、開閉型
の画像表示手段を背面に備えるデジタルカメラでハイア
ングル撮影した画像であっても、正立画像として観察す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のデジタルカメラの通常使用
状態における背面を示す図である。
【図2】本発明の実施形態のデジタルカメラの構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態の傾斜センサの概略構成図で
ある。
【図4】制御部が行う処理に関するフローチャートであ
る。
【図5】開閉型画像表示手段を備える従来のデジタルカ
メラの外観を表す斜視図である。
【図6】開閉型画像表示手段を備えるデジタルカメラの
撮影態様を示す図である。
【符号の説明】
1 LCDモニタ 2 制御部 3 傾斜センサ 4 バッファメモリ 9 メモリカード 100A デジタルカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 H04N 5/91 J

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面からレリーズボタン配置面に向かっ
    て表示面が回動可能な画像表示手段を備え、撮像素子に
    て撮像した画像を前記画像表示手段に表示するとともに
    記録媒体に記録可能なデジタルカメラにおいて、 前記デジタルカメラの撮影光学系の光軸回りにおいて、
    前記デジタルカメラの姿勢を検出する姿勢検出手段と、 前記姿勢検出手段の検出結果に対応して、前記レリーズ
    ボタン配置面が鉛直方向側へ向けられた姿勢で行われる
    ハイアングル撮影かどうかを判断する判断手段と、 前記撮像素子から順次送信される画像データが書き込ま
    れる記憶手段と、 撮影処理実行時、前記判断手段の判断結果がハイアング
    ル撮影である場合は、書き込んだ順序とは逆の順序で前
    記記憶手段から画像データを読み出す画像処理手段と、 前記画像処理手段から送信される画像データを記録媒体
    に記録する記録手段と、を有することを特徴とするデジ
    タルカメラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルカメラにおい
    て、 前記画像処理手段は、前記判断結果がハイアングル撮影
    以外の撮影態様である場合には、書き込んだ順序と同じ
    順序で前記記憶手段から読み出すことを特徴とするデジ
    タルカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデジタ
    ルカメラにおいて、 前記画像表示手段は、書き込んだ順序と同じ順序で前記
    記憶手段から読み出された前記画像データに基づいて画
    像を表示することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のデジタルカメラにおいて、 前記画像表示手段は、測光スイッチがオンされてから撮
    影処理が終了するまで、画像を表示することを特徴とす
    るデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のデジタルカメラにおいて、 前記画像表示手段は、主電源がオンされてから該主電源
    がオフされるまで、画像を表示することを特徴とするデ
    ジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 デジタルカメラの撮影光学系の光軸回り
    において、該デジタルカメラの姿勢を検出する姿勢検出
    手段と、 前記姿勢検出手段の検出結果に対応して、前記姿勢がレ
    リーズボタン配置面が鉛直方向側へ向けられた状態とな
    っているハイアングル撮影であるかどうかを判断する判
    断手段と、 撮影処理実行時、前記判断手段の判断結果がハイアング
    ル撮影である場合は、前記撮像素子が撮像した画像を18
    0度回転させる画像処理手段と、 前記画像処理手段から送信される画像を記録媒体に記録
    する記録手段と、を有することを特徴とするデジタルカ
    メラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008516501A (ja) * 2004-10-05 2008-05-15 ノキア コーポレイション デジタル画像のフレーミング及び鮮明さを検査するためのシステム及び方法

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