JP2003037390A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP2003037390A
JP2003037390A JP2001224999A JP2001224999A JP2003037390A JP 2003037390 A JP2003037390 A JP 2003037390A JP 2001224999 A JP2001224999 A JP 2001224999A JP 2001224999 A JP2001224999 A JP 2001224999A JP 2003037390 A JP2003037390 A JP 2003037390A
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support shaft
chip
aligning
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JP2001224999A
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English (en)
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Akihisa Iino
晃久 飯野
Kazuhiro Nagao
和浩 長尾
Wataru Fukushima
渉 福島
Tsutomu Yanagida
勉 柳田
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Sanyo Electric Co Ltd
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo High Technology Co Ltd
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Publication date
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整列装置のメンテナンスを容易にすること。 【解決手段】 整列装置6内にチップ部品3が詰まった
場合の詰まり除去時あるいは清掃作業時、すなわち、メ
ンテナンス時には、前記詰まりを除くため、または清掃
するためには、一体に形成された部品攪拌部材39と第
1形成部材31及び第2形成部材32と分離して、詰ま
りを除いたり、または清掃すればよく、また、作業の
後、部品攪拌部材39の支軸42、整列部45及び攪拌
部46の位置決めあるいは組立作業は必要ないため、作
業を簡略化することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品収納室にバラ
の状態で収納されたチップ部品を整列装置により縦方向
に順次一列に整列させた後、このチップ部品を水平方向
に搬送して順次部品取出し位置に供給する部品供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の部品供給装置は、一般にバルク
フィーダと呼ばれるが、前記整列装置内にチップ部品が
詰まったり、ごみやホコリが入り込んだりする場合が起
こる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、前記整列装
置によりチップ部品を整列できなかったり、順次チップ
部品を供給できないことが生ずる。このため、前記詰ま
りを取り除いたり、清掃をする必要がある。
【0004】そこで本発明は、前記整列装置のメンテナ
ンスをし易くすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため第1の発明は、
部品収納室にバラの状態で収納されたチップ部品を整列
装置により縦方向に順次一列に整列させた後、このチッ
プ部品を水平方向に搬送して順次部品取出し位置に供給
する部品供給装置において、前記整列装置は、チップ部
品が通過する溝を備えた第1形成部材と該第1形成部材
に取外し可能に取付けられる第2形成部材と、第1形成
部材及び第2形成部材の上部に設けられ、支軸及びこの
支軸の回りに設けられたチップ部品の整列部を一体に形
成した部品整列部材とを備えたことを特徴とする。
【0006】また、第2の発明は、部品収納室にバラの
状態で収納されたチップ部品を整列装置により縦方向に
順次一列に整列させた後、このチップ部品を水平方向に
搬送して順次部品取出し位置に供給する部品供給装置に
おいて、前記整列装置は、チップ部品が通過する溝を備
えた第1形成部材と該第1形成部材に取外し可能に取付
けられる第2形成部材と、第1形成部材及び第2形成部
材の上部に設けられ、支軸、この支軸の回りに設けられ
たチップ部品の攪拌部及びチップ部品の整列部を一体に
形成した部品攪拌部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、第3の発明は、部品収納室にバラの
状態で収納されたチップ部品を整列装置により縦方向に
順次一列に整列させた後、このチップ部品を水平方向に
搬送して順次部品取出し位置に供給する部品供給装置に
おいて、前記整列装置を本体に取外し可能に通路形成板
を取付けた第1形成部材と該第1形成部材に取外し可能
に取付けられる第2形成部材と、第1形成部材及び第2
形成部材の上部に設けられ、支軸、この支軸の回りに形
成され一部に切欠部を有し支軸の回動に伴い揺動するチ
ップ部品の攪拌部、及び支軸の回りに形成され一部に切
欠部を有し、第1形成部材及び第2形成部材と共にチッ
プ部品の通路を形成する整列部を備えた部品攪拌部材と
で構成すると共に、部品攪拌部材の支軸、攪拌部及び整
列部を一体に形成したことを特徴とする。
【0008】さらに、第4の発明は、部品収納室にバラ
の状態で収納されたチップ部品を整列装置により縦方向
に順次一列に整列させた後、このチップ部品を水平方向
に搬送して順次部品取出し位置に供給する部品供給装置
において、前記整列装置を本体に取外し可能に通路形成
板を取付けた第1形成部材と該第1形成部材に取外し可
能に取付けられる第2形成部材と、第1形成部材及び第
2形成部材の上部に設けられ支軸、この支軸の回りに揺
動して第1形成部材及び第2形成部材と共にチップ部品
の通路を形成する整列部を少なくとも備えた部品整列部
材とで構成すると共に、部品整列部材の支軸を回動自在
に支持する無給油軸受を第1形成部材及び/または第2
形成部材に設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づき、本発明の実施
の形態を説明する。先ず、1はいわゆるバルクフィーダ
と呼ばれる部品供給装置であり、該部品供給装置1は収
納ケース2を備えている。この収納ケース2の内部には
バラの状態のチップ部品3を多数個貯留する第1部品貯
留室4が形成され、この部品貯留室4の上端に形成され
た開口は蓋(図示せず)により閉じられており、この第
1部品貯留室4の底面部はチップ部品3が自重で滑り落
ちることができる程度に傾斜して形成されている。ここ
で、前記チップ部品3は、一般的には直方体形状の電子
部品で、例えばチップコンデンサや抵抗器がある。
【0010】前記第1部品貯留室4の下端には、該第1
部品貯留室4に連通する縦長の第2部品貯留室5が形成
されている。また、この第2部品貯留室5の下部には後
述する整列装置6が設けられ、下方へと順次一列に整列
させて移動させる。さらに、この整列装置6の下端部に
は前記チップ部品3を部品取出し位置まで水平方向に移
動させる後述の搬送装置7が接続されている。
【0011】ここで、当該部品供給装置1のチップ部品
3の供給側には、チップ部品自動装着装置が配置されて
おり、この装着装置本体下部には当該供給装置1からチ
ップ部品3を吸着して取出して図示しないプリント基板
上に装着するための上下動可能な吸着ノズル10が設け
られている。また、前記装着装置本体下部には上下動可
能なアクチュエータアーム11が設けられ、このアーム
11はチップ部品自動装着装置の作動と同期して上下動
するものである。
【0012】そして、アクチュエータアーム11の下方
には、該アーム11の下降により下降される作動レバー
15が設けられ、更に該作動レバー15に支軸18を介
して回動可能に連結され該作動レバー15が下降したと
きに支軸16を支点として揺動する第1伝達レバー17
が設けられる。20は前記伝達レバー17が揺動したと
きにピン21により支軸22を支点として揺動する整列
用レバーであり、該整列用レバー20が揺動すると、そ
の周囲に巻装したスプリング23を介して作動部材24
を上昇させ、該作動部材24上部の2枚の挟持片間に嵌
装した偏心ピン25を回動させると共に上昇させ、前記
整列装置6を作動させることとなる。
【0013】該整列装置6は、ボルト30、30を介し
て装置本体1Aに直接着脱可能に取付けられ、大きく分
けて第1形成部材31と、透明な合成樹脂材料で作製さ
れ該第1形成部材31にボルト33を介して固定される
第2形成部材32とからなり、両者でチップ部品3を下
方へと順次縦方向に一列に整列させて移動させる整列通
路34を形成する。前記整列装置6をボルト30、30
を介して装置本体1Aに直接着脱可能に取付けたのは、
前記収納ケース2を取り外してから整列装置6を取り外
すような構造であると、その作業が面倒で、作業性が悪
いからである。
【0014】尚、本実施形態では、第2形成部材32を
透明な合成樹脂材料で作製したが、第1形成部材31、
第2形成部材32のいずれかまたは両者を透明な合成樹
脂材料で作製してもよい。この場合、少なくともチップ
部品が通過する部分が肉眼で見えるようにその部分を透
明な材料で形成する必要がある。
【0015】前記第1形成部材31は平板状の本体35
と、該本体35の通路形成側に夫々ネジ27などで固定
される3つの通路形成板36、37、38と、部品攪拌
部材39とから構成される。前記部品攪拌部材39は、
一方の端部側が前記本体35の開孔40に挿通してベア
リング43に回動自在に支持されると共に他方の端部側
が前記第2形成部材32の嵌合溝41にベアリング43
を介して嵌合して回動自在に支持される支軸42と、該
支軸42が前記嵌合溝41に嵌合するときにベアリング
43に当接する当接部44と、外周部(円弧部)が一部
切除され切欠面が平面である切欠部45Aを有して揺動
により前記整列通路34にチップ部品3を順次一列に整
列させるための板状の整列部45と、外周部(円弧部)
が一部切除され切欠面が凹面である切欠部48を整列部
45の切欠部45Aとずれた位置に有する板状の攪拌部
46とを一体に形成している。そして、前記支軸42の
一方の端部側には、前記本体35の開孔40に挿通して
該本体35より突き出た部位に前記偏心ピン25を備え
た回転板47が設けられている。
【0016】また、前記本体35、通路形成板36、整
列部45及び攪拌部46とで前記整列通路34に連通す
る円弧状の案内通路49が形成される。従って、図6に
示すように、整列部45の厚さ及び攪拌部46の外周か
ら整列部45の外周までの最短寸法は、チップ部品3の
短手方向の寸法よりわずか長く形成するものである。
【0017】尚、ここで前記第1形成部材31及び第2
形成部材32について、詳述する。先ず、本体35に立
設されたピン26に通路形成板36に開設した開口36
Aを嵌め、本体35に開設した図10における左方のネ
ジ嵌合孔35A及びボルト嵌合孔35Bと通路形成板3
7のネジ挿通孔37B及びボルト挿通孔37Cとを合致
させてネジ27により本体35に通路形成板37を固定
し、本体35に開設した図10における右方のネジ嵌合
孔35A及びボルト嵌合孔35Bと通路形成板38のネ
ジ挿通孔38A及びボルト挿通孔38Bとを合致させて
ネジ27により本体35に通路形成板38を固定する。
また、弾性を有する板28をネジ29により本体35の
側壁に固定し、板28の上部に形成されて横方向に延び
た支持部によってピン26を支点として揺動可能な通路
形成板36の上部を支持し、その当接部36Bが通路形
成板37の規制部37Aに当接して時計方向への揺動が
制限されるように付勢している。従って、この揺動が制
限されている状態下では、一定幅を有する後述する案内
通路49の上部が形成されるが、板28の付勢力に抗し
て反時計方向に通路形成板36が揺動すると前記案内通
路49の入口が拡開することとなる。
【0018】そして、第2形成部材32には前記各ネジ
27頭部の各逃げ凹部32Aを形成すると共にボルト3
3の挿通孔32Bを開設し、ボルト33を回して挿通孔
32B、37C、38Cに挿通した上でボルト嵌合孔3
5Bに嵌合させることにより、第1形成部材31に第2
形成部材32を固定することができる。
【0019】尚、前記通路形成板36、37及び38の
厚さや大きさ等を変えたものを複数種類設けて交換する
ことにより、チップ部品3のサイズの違いに容易に対応
できるものである。即ち、サイズの異なるチップ部品3
に対応した案内通路49を形成することができるもので
ある。
【0020】一方、前記アクチュエータアーム11にピ
ン50を介して回動可能に第2伝達レバー51が連結さ
れ、このアーム11が所定距離下降すると支軸52を支
点としてこの第2伝達レバー51が時計方向へ揺動す
る。そして、該第2伝達レバー51が揺動すると反時計
方向に付勢されている分離作動レバー53が反時計方向
に支軸54を支点として揺動し、該分離作動レバー53
に押されてマグネット57を有する分離レバー55も支
軸56を支点として揺動し、チップ部品3の搬送通路内
先端に位置するチップ部品3を前記マグネット57が吸
着して次のチップ部品3と分離することとなる。
【0021】また、前記第2伝達レバー51にはピン6
1を介して回動可能にリンク片60が連結し、このリン
ク片60の他端側にはピン62を介して連結された送り
レバー63が支軸64を支点として回動可能に設けられ
る。更に、前記支軸64には図示しないバネにより反時
計方向に付勢された送り爪65が回動可能に設けられて
おり、前記送りレバー63が時計方向に回動したときに
送りギア(図示せず)の所定数の歯を越えるように移動
し、送りレバー63が反時計方向に戻るときに送りギア
を回動させ後述のプーリ66を反時計方向に回動させて
搬送面が水平な搬送ベルト70を介してチップ部品3を
搬送する構成である。
【0022】尚、前記送りギアと一体にプーリ66が設
けられ、このプーリ66と前記装置本体1Aの中間部に
設けられたプーリ67やプーリ68、69とに搬送ベル
ト70が張架されている。そして、該搬送ベルト70の
移動のため及び該ベルト70に前記整列装置6下端から
順次受け継いで載置したチップ部品3の移動のための通
路形成部材71及び72が設けられ、これら各プーリ6
6、67、68、搬送ベルト70及び通路形成部材71
及び72とで前記搬送装置7を構成する。
【0023】そして、更に前記アクチュエータアーム1
1が下降し、前記第2伝達レバー51が揺動すると送り
側前部へ移動したリンク片60に設けられたローラ(当
接部)73がシャッター75の開閉レバー76に当接し
て、支軸74を支点として時計方向に該開閉レバー76
を回動させる。このとき、分離作動レバー53は当接部
53Aが支承部77(ピン)に当接して支持され、前方
へ移動したままであり、また開閉レバー76の上端部と
前記搬送ベルト70の上方を覆うシャッター75とは一
体であり、このシャッター75は板バネ状の側面視くの
字形状を呈しており、前記開閉レバー76が時計方向に
回動したときにシャッター75は開く方向に移動する構
成である。
【0024】尚、前記部品供給装置1は装置本体1Aの
後部に配設したリフトアップ用の把手80とロックレバ
ー81とを作業者が把持して、この供給装置1のセット
テーブル(図示せず)の前後の位置決め孔(図示せず)
にロケートピン83を挿入して位置決めした後、ロック
レバー81のフック82が前記セットテーブルの係止ブ
ロック(図示せず)に係止されて、取付けられるもので
ある。
【0025】以上の構成により、以下動作について説明
する。先ず、図1に示す状態からチップ部品自動装着装
置のアクチュエータアーム11が下降し、図18に示す
ようにこのアーム11の下端部が作動レバー15を下降
させ、支軸16を支点として反時計方向に第1伝達レバ
ー17を揺動させる。すると、この第1伝達レバー17
の揺動により、ピン21により支軸22を支点として整
列用レバー20が揺動し、スプリング23を介して作動
部材24を上昇させて偏心ピン25を回動させると共に
上昇させて、整列装置6を作動させることとなる。
【0026】即ち、図4に示す状態から図5に示すよう
に、整列部45の弦部分が傾斜している状態から水平と
なり、第2部品貯留室5からのチップ部品3を第1形成
部材31の平板状の本体35と攪拌部46との間の空間
に受け入れることとなる。
【0027】一方、図18に示すように、前記アクチュ
エータアーム11が所定距離下降すると、前記作動レバ
ー15も下降し支軸52を支点として第2伝達レバー5
1も時計方向に揺動する。そして、図12及び図13に
示す状態から図14及び図15に示すように、該第2伝
達レバー51が揺動すると反時計方向に付勢されている
分離作動レバー53が反時計方向に支軸54を支点とし
て揺動し、該レバー53に押されてマグネット57を有
する分離レバー55も支軸56を支点として揺動し、チ
ップ部品3の搬送通路内先端に位置するチップ部品(取
り出されるべきチップ部品)3を前記マグネット57が
吸着して次のチップ部品3と分離することとなる。
【0028】また、前記第2伝達レバー51の時計方向
への揺動により、リンク片60が図18における左方に
移動し、送りレバー63が支軸64を支点として時計方
向に回動する。従って、送り爪65も回動し、送りギア
(図示せず)の所定数の歯を越えるように移動する。
【0029】そして、図19に示すように、更に前記ア
クチュエータアーム11が下降して前記第2伝達レバー
51が揺動すると、送り側前部へ移動したリンク片60
に設けられたローラ73がシャッター75の開閉レバー
76に当接して、該開閉レバー76を支軸74を支点と
して時計方向に回動させる。
【0030】従って、分離作動レバー53は当接部53
Aが支承部77に当接して支持され、前方へ移動したま
まであり、また前記開閉レバー76が時計方向に回動し
たときにシャッター75は開く方向に移動する。
【0031】即ち、開閉レバー76の上端部と前記搬送
ベルト70の上方を覆うシャッター75とは一体であ
り、このシャッター75は板バネ状の側面視くの字形状
を呈しているため、前記開閉レバー76が時計方向に回
動したときに該シャッター75の傾斜面と底面との成す
角度がより鋭角となると共に底面は水平状態のままで該
シャッター75は開く方向に移動する。
【0032】このシャッター75が開くので、分離され
て最先端部に位置(部品取出し位置)するチップ部品3
を下降した吸着ノズル10が吸着(チャック)して当該
部品供給装置1から取出し、図示しないプリント基板上
に装着するものである。
【0033】以上のように、図20に示すように、最先
端チップ部品3が分離(エスケープ)された後、僅かに
遅れてシャッター75の開動作が開始することとなるも
のである。
【0034】そして、この取出し後に、チップ部品自動
装着装置のアクチュエータアーム11が上昇し始める
と、作動レバー15も上昇し始め第2伝達レバー51が
反時計方向に回動し、リンク片60が図19における右
方に移動するが、ローラ73の開閉レバー76への当接
が解除されたときに開閉レバー76の反時計方向への回
動により、シャッター75が部品取出し開口を閉じる。
【0035】そして、時計方向に回動し始めていた分離
作動レバー53により分離レバー55も戻り始め、やが
てローラ73の開閉レバー76への当接の解除後の更な
るアクチュエータアーム11の上昇により分離レバー5
5は完全に戻り、分離状態から元の状態に戻ることとな
る。
【0036】そして、この状態からアクチュエータアー
ム11が更に上昇すると、送りレバー63の反時計方向
への回動により送り爪65が送りギアを回動させ、プー
リ66を反時計方向に回動させ、各プーリ67、68、
69を介して搬送ベルト70を介してチップ部品3を搬
送し始め、前記アクチュエータアーム11の上昇停止に
よりその搬送を停止する。
【0037】一方、図5に示すように、前記アクチュエ
ータアーム11が上昇するに伴い、作動レバー15が上
昇し、支軸16を支点として時計方向に第1伝達レバー
17が回動し、整列用レバー20も支軸22を支点とし
て時計方向に回動する。
【0038】従って、作動部材24を下降させて偏心ピ
ン25を回動させると共に下降させて、図5に示す状態
から図4に示す状態に攪拌部46及び整列部45が戻る
こととなる。即ち、整列部45の弦部分が水平な状態か
ら傾斜した状態となり、第1形成部材31の平板状の本
体35と攪拌部46との間の空間に受け入れたチップ部
品3を順次一列に整列させながら整列通路34に導く。
このとき、攪拌部46の往復動により第2部品貯留室5
内のチップ部品3を攪拌すると共に、本体35、通路形
成板36、整列部45及び攪拌部46とで形成される案
内通路49を介してチップ部品3を順次整列させながら
整列通路34に導く。
【0039】尚、前記攪拌部46の揺動時に案内通路4
9の入口付近でチップ部品3が噛んで詰まったりしない
ように、そのような事態が発生しそうになると、通路形
成板36が前記板28の弾性力に抗して当該チップ部品
3によりピン26を支点として図4における反時計方向
に揺動して案内通路49を拡開する。そして、当該チッ
プ部品3を案内通路49に整列させながら、その付勢力
により通路形成板36の当接部36Bが通路形成板37
の規制部37Aに当接して時計方向への揺動が制限され
るように戻り、通常の一定幅の案内通路49となるもの
である。
【0040】尚、ここで整列装置6内にチップ部品3が
詰まった場合や、ごみやホコリ等が入っているか等の確
認の際のメンテナンス時には、第2形成部材32が透明
であるので、部品供給装置1を把手80とロックレバー
81とを作業者が把持して、セットテーブル(図示せ
ず)から外して、見ればよい。
【0041】そして、前記詰まりを除くため、または清
掃するためには、先ずボルト30、30を装置本体1A
から抜く。そして、作動部材24上部の2枚の挟持片間
に嵌装した偏心ピン25を抜きながら装置本体1Aから
整列装置6を取り外す(図3参照)。その後、ボルト3
3を抜いて、第1形成部材31と第2形成部材32とに
分離すると共に、部品攪拌部材39を第1形成部材31
から取外して、第1形成部材31及び第2形成部材32
から詰まりを除いたり、第1形成部材31の本体35及
び第2形成部材32を絶えば拭き掃除にて清掃し、部品
攪拌部材39を例えば超音波洗浄機に浸けて清掃すれば
よい。
【0042】また、部品攪拌部材39は、少なくとも整
列部45と攪拌部46とが一体に形成されているので、
詰まりの除去あるいは清掃のために部品攪拌部材39の
分解あるいは清掃後に行う各部品の位置決め、例えば整
列部45の切欠部45Aと攪拌部46の切欠部48との
位置決め、あるいは組立作業は必要ないため、作業を簡
略化することができ、メンテナンスの簡略化を図ること
ができる。
【0043】さらに、部品攪拌部材39は一体に形成さ
れているので、部品点数を削減できるのは勿論、部品攪
拌部材39を製造するときには、整列部45と攪拌部4
6とが別部材で構成されていたときのような各部分の支
軸への取付け作業及び位置決め作業を行う必要が無くな
り、製造作業の簡略化も図ることができる。また、部品
供給装置1の使用時に、支軸42と整列部45と攪拌部
46との間に位置ずれなどが発生することを回避でき、
メンテナンスを一層簡略化することができると共に、部
品供給装置1により長期間にわたり安定してスムーズに
部品を供給することもできる。
【0044】以下、本発明の他の実施態様について説明
する。
【0045】上記の実施態様においては、部品攪拌部材
39の支軸42をベアリング43によって支持したが、
図21、22に示したように本体35及び第2形成部材
32にベアリング43の代りに例えば四弗化エチレン樹
脂をベースの材料とし、耐磨耗性充填剤及び固体潤滑剤
を添加した無給油軸受である例えばオイレス社製の商品
名オイレスグライトロンFなどの環状の無給油軸受85
を設け、この無給油軸受85により支軸42を受ける。
このように無給油軸受85を使用することにより、本体
35及び第2形成部材32の清掃時には、ベアリングを
使用していたときのようなオイルの心配をする必要が無
くなり、本体35及び第2形成部材32を例えば超音波
洗浄機に浸けて清掃することができ、清掃作業の簡略化
を図ることができるのは勿論、清掃を確実にすることが
できる。
【0046】また、上記の実施態様においては、支軸4
2と整列部45と攪拌部46とを一体に形成した部品攪
拌部材39について説明したが、例えば形成部材側の内
部構造の変更し、整列装置での部品攪拌を形成部材側に
て行い、支軸の回りに攪拌部を形成する必要が無いとき
に整列装置に設ける部品整列部材について説明する。部
品整列部材には支軸の回りに整列部を形成し、攪拌部を
形成していない。このように整列部を備え、攪拌部を備
えていない部品整列部材を第1形成部材31の本体35
及び第2形成部材32に設けることによっても上記実施
形態と同様な作用効果を得ることができるのは勿論、部
品整列部材の構造を一層簡略化できると共に、攪拌部に
対応して例えば収納凹部を第2形成部材42に形成する
必要も無く、形成部材側の構造を簡略化することもでき
る。また、部品整列部材を第1形成部材31の本体35
及び第2形成部材32により支持する構造においては、
ベアリング43を介して回動自在に支持しても、上記の
無給油軸受85にて回動自在に支持してもよい。
【0047】なお、上記各実施の態様においては、第1
形成部材31及び第2形成部材32にベアリング43あ
るいは無給油軸受85を設け、部品攪拌部材39の支軸
42の両端部を支持するようにしたが、第1形成部材3
1、第2形成部材32の何れか一方にベアリング43あ
るいは無給油軸受85を設け、部品攪拌部材39の支軸
42の一方の端部を支持する(片持ち支持)ようにして
もよい。また、部品整列部材の支軸の一方の端部を支持
する(片持ち支持)ようにしてもよい。
【0048】以上本発明の実施態様について説明した
が、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替
例、修正または変形が可能であり、本発明はその趣旨を
逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正または変形
を包含するものである。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明は、部品収納室にバ
ラの状態で収納されたチップ部品を縦方向に順次一列に
整列させる整列装置の清掃作業、特に部品整列部材ある
いは部品攪拌部材の清掃作業などのメンテナンスがし易
くなる。即ち、整列装置内にチップ部品が詰まったり、
ごみやホコリが入り込んだりする場合が起こるが、その
際の清掃などに便宜である。
【0050】また、部品整列部材の支軸を第1形成部材
あるいは第2形成部材の無給油軸受にて支持することに
より、第1形成部材あるいは第2形成部材の清掃作業も
大幅に簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の側面図である。
【図2】部品供給装置の要部側面図である。
【図3】整列装置を取り外した状態の部品供給装置の要
部側面図である。
【図4】待機状態の整列装置の右側面図である。
【図5】整列部及び攪拌部が回動した状態の整列装置の
右側面図である。
【図6】部品攪拌部材の側面図である。
【図7】整列装置の正面図である。
【図8】整列装置を第1形成部材と第2形成部材とに分
離した状態の正面図である。
【図9】整列装置の第1形成部材の側面図である。
【図10】整列装置の第1形成部材を分解した状態の側
面図である。
【図11】整列装置の第2形成部材の側面図である。
【図12】待機状態における部品供給装置の要部拡大平
面図である。
【図13】待機状態における部品供給装置の要部拡大側
面図である。
【図14】分離した状態における部品供給装置の要部拡
大平面図である。
【図15】分離した状態における部品供給装置の要部拡
大側面図である。
【図16】シャッターが開いた状態における部品供給装
置の要部拡大平面図である。
【図17】シャッターが開いた状態における部品供給装
置の要部拡大側面図である。
【図18】分離した状態における部品供給装置の要部側
面図である。
【図19】シャッターが開いた状態における部品供給装
置の要部側面図である。
【図20】各部のタイミングチャートを示す図である。
【図21】他の実施態様の整列装置の正面図である。
【図22】他の実施態様の整列装置を第1形成部材と第
2形成部材とに分離した状態の正面図である。
【符号の説明】
1 部品供給装置 2 収納ケース 3 チップ部品 6 整列装置 31 第1形成部材 32 第2形成部材 35 本体 39 部品攪拌部材 41 支軸 43 ベアリング 45 整列部 46 攪拌部 85 無給油軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 和浩 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福島 渉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 柳田 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3F075 AA01 BA06 BB01 CA09 CC03 CC11 CD16 DA17 3F080 AA13 BA02 BC03 BC08 BD15 BF05 BF11 CC10 CC26 CD09 CE01 CF05 CF11 CG04 CG15 DA01 DA04 DA05 5E313 AA03 AA22 CC01 CC08 CD03 CD05 DD01 DD02 DD05 DD10 DD11 DD12 DD20 DD41 FF05 FF07 FG02 FG10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品収納室にバラの状態で収納されたチ
    ップ部品を整列装置により縦方向に順次一列に整列させ
    た後、このチップ部品を水平方向に搬送して順次部品取
    出し位置に供給する部品供給装置において、前記整列装
    置は、チップ部品が通過する溝を備えた第1形成部材と
    該第1形成部材に取外し可能に取付けられる第2形成部
    材と、第1形成部材及び第2形成部材の上部に設けら
    れ、支軸及びこの支軸の回りに設けられたチップ部品の
    整列部を一体に形成した部品整列部材とを備えたことを
    特徴とする部品供給装置。
  2. 【請求項2】 部品収納室にバラの状態で収納されたチ
    ップ部品を整列装置により縦方向に順次一列に整列させ
    た後、このチップ部品を水平方向に搬送して順次部品取
    出し位置に供給する部品供給装置において、前記整列装
    置は、チップ部品が通過する溝を備えた第1形成部材と
    該第1形成部材に取外し可能に取付けられる第2形成部
    材と、第1形成部材及び第2形成部材の上部に設けら
    れ、支軸、この支軸の回りに設けられたチップ部品の攪
    拌部及びチップ部品の整列部を一体に形成した部品攪拌
    部材とを備えたことを特徴とする部品供給装置。
  3. 【請求項3】 部品収納室にバラの状態で収納されたチ
    ップ部品を整列装置により縦方向に順次一列に整列させ
    た後、このチップ部品を水平方向に搬送して順次部品取
    出し位置に供給する部品供給装置において、前記整列装
    置を本体に取外し可能に通路形成板を取付けた第1形成
    部材と該第1形成部材に取外し可能に取付けられる第2
    形成部材と、第1形成部材及び第2形成部材の上部に設
    けられ、支軸、この支軸の回りに形成され一部に切欠部
    を有し支軸の回動に伴い揺動するチップ部品の攪拌部、
    及び支軸の回りに形成され一部に切欠部を有し、第1形
    成部材及び第2形成部材と共にチップ部品の通路を形成
    する整列部を備えた部品攪拌部材とで構成すると共に、
    部品攪拌部材の支軸、攪拌部及び整列部を一体に形成し
    たことを特徴とする部品供給装置。
  4. 【請求項4】 部品収納室にバラの状態で収納されたチ
    ップ部品を整列装置により縦方向に順次一列に整列させ
    た後、このチップ部品を水平方向に搬送して順次部品取
    出し位置に供給する部品供給装置において、前記整列装
    置を本体に取外し可能に通路形成板を取付けた第1形成
    部材と該第1形成部材に取外し可能に取付けられる第2
    形成部材と、第1形成部材及び第2形成部材の上部に設
    けられ支軸、この支軸の回りに揺動して第1形成部材及
    び第2形成部材と共にチップ部品の通路を形成する整列
    部を少なくとも備えた部品整列部材とで構成すると共
    に、部品整列部材の支軸を回動自在に支持する無給油軸
    受を第1形成部材及び/または第2形成部材に設けたこ
    とを特徴とする部品供給装置。
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