JP2003036230A - 電子メール等適切通信方法及び装置 - Google Patents

電子メール等適切通信方法及び装置

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JP2003036230A
JP2003036230A JP2001221209A JP2001221209A JP2003036230A JP 2003036230 A JP2003036230 A JP 2003036230A JP 2001221209 A JP2001221209 A JP 2001221209A JP 2001221209 A JP2001221209 A JP 2001221209A JP 2003036230 A JP2003036230 A JP 2003036230A
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弘法 糸永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子メール
通信における必要なメッセージが適切に伝達されないと
いったリスク、また不要なメッセージの受信も強制され
るといった不都合を、最小限にすることを主たる課題と
する。 【解決手段】電子メール送信元甲において電子メール送
信に先立ち前記電子メールに関する情報を生成し(1)こ
れを送信する(2)。送信先乙においてはこれを受信し(3)
確認することにより前記電子メール本体の受信の要否を
決定し(4)受信を希望するときには要求を返信する(5)。
送信元甲においてはこれを受信し(6)前記送信先乙サイ
ドで受信に際して推奨される電子メール態様を調べ(7)
前記電子メールの態様を前記推奨態様に沿うように変更
したのち(8)発信する(9)と共に前記発信を知らせるイン
フォメーションを送信し(10)、送信先乙においては前記
インフォメーションと前記電子メールとを受信し(11)(1
2)を両者の適合を確認する(13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、電子メールなどの
メッセージを送信先に適切に伝える方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メール通信は、メッセージが
送信系路上で紛失や損傷や改ざんされまたそれを確認で
きず、あるいは受信端末の特性などから送信先において
メッセージが送信時の状態で受信あるいは表示されず、
また言語上の制約から受信者によって到達メッセージの
内容が適切に理解されず、そのため必要なメッセージが
適切に伝達されないといったリスクを伴った。一方、不
要なメッセージの受信も強制されるといった不都合があ
った。すなわち第一に、電子メール送信過程においては
電子メールデータの送信系路上で紛失や損傷や改ざんな
どをされる場合があり、前記紛失や損傷や改ざんがあっ
た場合にこれを送信者や受信者(又受信予定者)が知る
有効な手段がないといったリスクをともなった。第二
に、メッセージが送信過程で紛失や損傷や改ざんなどに
あわずに送信先に到達したとしても、送信先情報端末ま
た中継サーバには受信できるデータ量やデータ種類など
について何らかの制限があるのが一般的であって、この
ような制限に抵触する電子メールメッセージについて
は、受信可能字数を超えた部分の文字列が消えあるいは
処理不可能な記号等がいわゆる文字化けを起こしてしま
うなどのリスクがあった。また、送信先情報端末には表
示画面スペースやメールソフトなどの都合から表示しや
すいメッセージのスタイルががあるのが一般的である
が、このような推奨スタイルと異なる電子メールメッセ
ージについては、たとえば表示に際して文字列の改行位
置がずれてしまい見にくく表示されるなどの不都合が発
生する可能性があった。第三に、メッセージが見やすく
表示されても例えば送信先情報端末利用者が日本人であ
る場合に英語により記述された電子メールについてはそ
の内容を正しく理解できずメッセージが正しく伝達され
ないなどのリスクがあった。第四に、従来の電子メール
通信は、希望しない電子メールも受信を強制されるとい
った不都合があった。特に携帯電話などの電子メールサ
ービスの利用にあたっては、勧誘や有害内容などを含む
迷惑メールの受信を強制されることがあり、前記迷惑メ
ールの受信に関しても料金が課金されるという不都合が
あった。そして従来このようなリスクや不都合を回避す
る効果的な方法や装置はなかった。前記第一の電子メー
ルの送信過程におけるリスクに関しては、たしかに電子
メールの着信を送信元に通知することにより、電子メー
ルが不到達である場合に、これを送信者に気づかせる機
能を果たす装置はあった。しかしこの装置は送信元と送
信先との両方に用意されて初めて機能するものであった
ため十分に効果を発揮できなかった。前記第二の到達電
子メールの受信過程でのリスクに関しては、たしかに、
従来、予め送信可能データ量の上限値を設定しておき、
送信データ量がこれを超える場合には、これを分割して
送信する求人情報メール分割送信装置(特許公開200
0−295665)や画像データ分割送信装置(特許公
開2000−259513)などがあった。しかし、こ
れらの装置は、(一部の目的のメールに限られて用いら
れる装置であることはもちろんであるが)前記上限値が
固定的に設定され、送信する先の情報端末機種などの受
信可能データ量に合わせて適宜前記上限値が可変的に設
定される機能を有しないため、送信先の情報端末機種が
常に一定であって送信先における受信可能データ量が一
定であるような場合には有益であるが、送信先の情報端
末機種が一定でなく送信先における受信可能データ量が
変化する日常的な電子メール送信の場面では、効力を発
揮しきれなかった。また、従来、送信元情報端末におい
て、送信先情報端末が処理不可能な記号等のデータを、
送信することを防止する有効な手段もなかった。たしか
に、電子メールにて受信した記号を別の記号に変換する
装置はあった。しかし、この装置は、送信先情報端末に
おいて処理可能な記号を別の処理可能な記号に変換する
装置にすぎず、そもそも処理不可能なデータ適切処理に
関する装置ではなかった(特許公開2000−2700
55、特許公開2000−299699など)。ところ
で、送信先情報端末などの受信可能字数を超えたあるい
は処理不可能な記号等を含んだ電子メールの送信先情報
端末などへの送信を防止する為には、その前提として、
送信先情報端末などにおける受信可能字数あるいは処理
不可能な記号等の情報を得ることが重要であると考えら
れるが、従来はこのような情報を簡易に調べる装置もな
く、その前段階としての当該送信先情報端末の機種など
の情報を調べる装置などもなかった。たしかに、電子メ
ールとして受信した文字メッセージ中から、電話番号情
報を検出する機能を備えることを特徴とする携帯電話機
はあった(特許公開2000−197131)。しか
し、この装置により得られる情報は、送信先情報端末の
電話番号情報にとどまり、送信先情報端末の受信可能字
数あるいは処理不可能な記号等の情報や、送信先情報端
末の受信可能字数あるいは処理不可能な記号等を推察す
るうえで有効なたとえば送信先情報端末の機種情報を得
る機能まではなく、電子メール送信に際して送信先情報
端末の受信可能字数を超えて送信し、あるいは相手側情
報端末が処理不可能な記号等を送信することを防止する
のに直接的に役立つ機能はなかった。またこの装置は、
文字メッセージ中から電話番号を検出することは可能で
あるが、メールアドレス情報中から電話番号情報を検出
するシステムではなく、そのため現在普及している電子
メール送信機能付携帯電話機がその電子メールアドレス
中に電話番号情報を含む場合があるにもかかわらず、こ
れを検出することはできなかった。また前記到達電子メ
ールの表示過程でのリスクに関しては、確かに従来よ
り、ある程度の長さの文字列メッセージを作成する場合
には、送信先で読みすいように数十字ごとに改行する方
法が慣例として採られていた。しかし情報端末機種や電
子メールソフトごとに電子メールメッセージ表示スペー
スの大きさは異なっており、表示装置上で一行あたりに
表示できる文字数も様々であって、前記のように数十字
ごとに改行する方法によって常に電子メールの読みやす
さを向上するとは限らず、場合によってはさらによみに
くくすることもあった。また確かに、送信先情報端末に
おいて到達電子メールの改行記号を削除し表示スタイル
などを見やすいものとしようとする装置などはあった
(特許公開平10−97521など)。しかし、この装
置は改行記号を削除するのみであって、この装置により
必ずしも常に見やすいスタイルへの変換が実現されるわ
けではなかった。またこの装置は常に送信先情報端末に
備えられる必要があり送信先が携帯端末のような処理能
力や拡張性の低い情報端末である場合には備えることが
できなかった。前記第三の表示電子メールの確認処理過
程でのリスクについても、確かに、送信先情報端末にお
いて到達電子メールのメッセージを翻訳する装置はあっ
た。しかしこの装置は送信先に翻訳作業の負担を課すも
のであって、例えば送信先が携帯端末のような処理能力
や拡張性の低い情報端末である場合にはこのような翻訳
装置を備えることができなかった。また確かに自国言語
以外の言語のEメールを除去する電子メール受信装置も
あった(特許公開2001−84192)。しかしこの
装置は必要なメッセージまでもが除去されてしまうとい
うさらなるリスクをおうものであった。また、前記第四
の希望しない電子メールも受信を強制されるといった不
都合についても、確かに、迷惑メールの受信を防止する
方策として、メールアドレスの変更や特定の送信元から
のメールの受信を拒否する方法などがある。しかし、前
記メールアドレスの変更は、変更前のメールアドレスを
長期にわたって利用してきた利用者などにはかなりの負
担を強いるものであって、また前記特定の送信元からの
メールの受信を拒否する方法は迷惑メールの送信元が限
定されている場合にしか効果を発揮しない。また、受信
したメールをフィルタリングして発信者や表題によって
振り分ける装置があるが、このような受信後の処理で
は、データサイズを故意に大きくしたメールやメール爆
弾による攻撃を避けることができない。また前記のよう
な欠点を克服するため、受信する前にメールサーバーか
ら不要なメールを削除し、必要なメールだけダウンロー
ドする装置があるが、このような受信前の削除処理は必
要なメールを削除しそれに気づかないという危険をはら
んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の電子
メール通信における、メッセージが送信系路上で紛失や
損傷や改ざんされまたそれを確認できず、あるいは受信
端末の特性などから送信先においてメッセージが送信時
の状態で受信あるいは表示されず、また言語上の制約か
ら受信者によって到達メッセージの内容が適切に理解さ
れず、そのため必要なメッセージが適切に伝達されない
といったリスク、また不要なメッセージの受信も強制さ
れるといった不都合を、最小限にすることを目的とす
る。また、電子メール通信機能付携帯電話等の性能が比
較的優れず機能の追加に関して拡張性のない情報端末で
も、前記目的を達することができるような装置の提供も
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、情報
亦メッセージの送信に先立ち前記情報亦ッセージの送信
先サイドで推奨されるデータ態様に関する情報を検索又
推察する送信先推奨データ態様検索処理方法、あるい
は、情報亦メッセージに送信先サイドで推奨されるデー
タ態様と抵触するものがないか又前記推奨されるデータ
態様と抵触する情報亦メッセージが形成されないか確認
しまた情報亦メッセージに指定されたデータが含まれ又
は指定されたデータを含む情報亦メッセージが形成され
ないか確認する送信データ確認処理方法、あるいは、情
報亦メッセージに送信先サイドで推奨されるデータ態様
と抵触するものがあって又前記推奨データ態様と抵触す
る情報亦メッセージが形成されるときに前記抵触情報亦
メッセージについて前記抵触を解消し又解消を促進しま
た情報亦メッセージに指定されたデータが含まれ又指定
されたデータを含む情報亦メッセージが形成されるとき
に前記抵触情報亦メッセージについて警告又予め指定さ
れたデータ亦同意データ亦広義データ亦狭義データ亦関
連データへの変換又削除又送信停止の処理又促進処理を
行う送信データ適切化処理方法、あるいは、前記送信先
推奨データ態様検索処理方法により送信先サイドで推奨
されるデータ態様を検索又推察しまた前記送信データ確
認処理方法により前記送信先サイドで推奨されるデータ
態様と抵触する情報亦メッセージ又指定データを含む情
報亦メッセージがないか又形成されないか確認しまた前
記抵触又指定データを含む情報亦メッセージがあり又形
成されるときに前記送信データ適切化処理方法により前
記抵触データを含む情報亦メッセージについて前記抵触
を解消し又解消を促進し又前記指定データを含む情報亦
メッセージについて警告又変換又削除又送信停止の処理
又促進処理を行う送信先推奨データ態様検索送信データ
確認適切化処理方法である。
【0005】請求項2の発明は、電子メールアドレスや
電話番号や識別子をもとに前記アドレスや電話番号や識
別子を使用する装置種別サイドで処理するうえで推奨さ
れるデータ態様に関する情報を検索しまた当該装置種別
利用者に関する情報を検索しまた前記利用者に関する情
報をもとに前記装置種別サイドで処理するうえで推奨さ
れるデータ態様を判別推察する装置情報参照推奨データ
態様検索処理方法、あるいは、電子メールアドレス中に
電話番号特有のパターンを発見した場合に前記電話番号
特有パターン部分について前記電子メールアドレスを使
用する装置の電話番号として認識する電子メールアドレ
ス参照電話番号判別方法、あるいは、受信した情報亦メ
ッセージのデータ態様を参照することにより前記情報亦
メッセージの送信元サイドで推奨されるデータ態様を推
察するメッセージ参照推奨データ態様推察処理方法、あ
るいは、情報亦メッセージに送信先サイドで推奨される
データ態様と抵触するものがあって又は前記推奨される
データ態様と抵触する情報亦メッセージが形成されると
きに警告を発する送信データ態様警告処理方法、あるい
は、情報亦メッセージが送信先サイドで適切に処理でき
る許容量を超え又は前記許容量を超えるデータが情報ま
たメッセージを構成するデータとして追加されるときに
前記情報亦メッセージを前記許容量内で分割し複数の情
報亦メッセージとして生成し又生成を促進する送信デー
タ分割処理方法、あるいは、情報亦メッセージのデータ
が送信先サイドで推奨されるデータ態様と抵触し又は前
記推奨されるデータ態様と抵触する情報亦メッセージが
形成されるときに前記抵触データを含む情報亦メッセー
ジについて送信先サイドにおいて推奨される態様への変
換又削除又送信停止の処理又促進処理を施す送信データ
変換処理方法、あるいは、前記装置情報参照推奨データ
態様検索処理方法又前記メッセージ参照推奨データ態様
推察処理方法を利用して情報亦メッセージの送信先サイ
ドで推奨されるデータ態様に関する情報を検索又推察す
ることを特徴とする請求項1記載の送信先推奨データ態
様検索処理方法、あるいは前記送信データ態様警告処理
方法又前記送信データ分割処理方法又前記送信データ変
換処理方法を利用して送信先サイドで推奨されるデータ
態様と抵触する情報亦メッセージについて前記抵触を解
消し又解消を促進することを特徴とする請求項1記載の
送信データ適切化処理方法、あるいは前記送信先推奨デ
ータ態様検索処理方法又送信データ適切化処理方法を利
用した送信先推奨データ態様検索処理方法また前記送信
データ態様警告処理方法又送信データ分割処理方法又送
信データ変換処理方法を利用した送信データ適切化処理
方法を用いる請求項1記載の送信先推奨データ態様検索
送信データ確認適切化方法である。
【0006】請求項3の発明は、情報またメッセージ発
信に際して前記情報またメッセージの発信についてのイ
ンフォメーションを前記情報またメッセージ送信先へ送
信する発信インフォメーション送信処理方法、あるい
は、前記インフォメーションを受信し前記インフォメー
ションと対応する前記情報またメッセージの到達を確認
する発信インフォメーション利用到達確認処置方法であ
る。
【0007】請求項4の発明は、送信情報またメッセー
ジの一部分亦属性や内容に関する情報を前記送信情報ま
たメッセージに関するインフォメーションとして前記送
信情報またメッセージに付し又は前記送信情報またメッ
セージと別個に前記情報またメッセージ送信先へ送信す
る内容インフォメーション送信処理方法、あるいは、前
記送信情報またメッセージと前記送信情報またメッセー
ジに関するインフォメーションとを受信し前記受信情報
またメッセージが前記インフォメーションの記載と適合
するか確認する内容インフォメーション利用同一性確認
処置方法、あるいは、前記送信元における内容インフォ
メーション送信処理において前記情報またメッセージに
関するインフォメーションのみ前記情報またメッセージ
と別個に送信する場合に送信先において受信した前記イ
ンフォメーションを参照して前記情報またメッセージの
要否を判断決定し送信元に通知する電子メール送信要否
確認通知処置方法、あるいは、受信した前記通知内容を
考慮して前記情報またメッセージの送信を実行しあるい
は中止する必要電子メール限定送信処理方法、あるい
は、前記必要電子メール限定送信処理方法によって送信
された情報またメッセージを受信する必要電子メール限
定受信処置方法、あるいは、受信に関して料金が課金さ
れる料金課金方法において前記インフォメーションの受
信には課金しないことを特徴とする必要電子メール限定
課金処置方法である。
【0008】請求項5の発明は、送信情報またメッセー
ジが送信先サイドで適切に処置されるための方法に関す
るインフォメーションを前記送信情報またメッセージに
付し又は前記送信情報またメッセージと別個に前記情報
またメッセージ送信先へ送信するデータ適切処置インフ
ォメーション送信処理方法、あるいは、受信した前記イ
ンフォメーションに従った方法により受信した前記情報
またメッセージを処置するデータ適切処置インフォメー
ション利用受信データ適切処置方法である。
【0009】請求項6の発明は、情報またメッセージ送
信に際して送信元サイドで推奨されるデータ態様に関す
るインフォメーションを前記送信情報またメッセージに
付し又は前記送信情報またメッセージと別個に前記情報
またメッセージ送信先へ送信する送信元推奨データ態様
インフォメーション送信処理方法、あるいは、前記送信
元への情報またメッセージの返信に際して前記返信情報
またメッセージが前記インフォメーションに記される送
信元サイドで推奨されるデータ態様と抵触しないか又は
前記データ態様と抵触する返信情報またメッセージが形
成されないか確認し前記返信情報またメッセージが前記
データ態様と抵触し又は前記データ態様と抵触する返信
情報またメッセージが形成されるときには前記インフォ
メーションの記載に従い前記返信先サイドで推奨される
データ態様への変換促進処理を行う送信元推奨データ態
様インフォメーション利用返信データ適切化促進処置方
法、あるいは、前記変換促進処理は前記送信元サイドで
推奨されるデータ態様に関するインフォメーションに記
されるデータ態様と抵触する返信情報亦メッセージにつ
いて請求項2記載の送信データ態様警告処理方法により
警告を発する方法により行い、また請求項2記載の返信
データ分割処理方法により前記インフォメーションに記
される前記許容量内で分割し複数の情報亦メッセージと
して生成し又生成を促す方法により行い、また請求項2
記載の送信データ変換処理方法により送信先サイドにお
いて推奨される態様への変換又削除又送信停止の処理又
促進処理を施す方法により行うことを特徴とする前記送
信元推奨データ態様インフォメーション利用返信データ
適切化促進処置方法である。
【0010】請求項7の発明は、請求項4記載の内容イ
ンフォメーション送信処理方法また請求項5記載のデー
タ適切処置インフォメーション送信処理方法また請求項
6記載の送信元推奨データ態様インフォメーション送信
処理方法において内容インフォメーション又データ適切
処置インフォメーション又送信元推奨データ態様インフ
ォメーションを情報またメッセージと別個に送信する場
合に送信先において受信した前記内容インフォメーショ
ン又データ適切処置インフォメーション又送信元推奨デ
ータ態様インフォメーションと対応する情報又メッセー
ジの受信を確認しまた前記前記内容インフォメーション
又データ適切処置インフォメーション又送信元推奨デー
タ態様インフォメーションの記載と対応情報又メッセー
ジの内容との適合を確認するインフォメーション利用受
信確認処置方法、また前記インフォメーション利用受信
確認処置方法により前記インフォメーションと対応する
情報又メッセージの受信また前記インフォメーションの
記載と対応情報又メッセージの内容との適合を確認でき
ない場合また請求項3記載の発信インフォメーション利
用到達確認処置方法により前記発信インフォメーション
と対応する前記情報またメッセージの到達また前記発信
インフォメーションの記載と対応情報又メッセージの内
容との適合を確認できない場合に送信元に前記情報また
メッセージの未適切受信に関して通知しまた前記通知を
促すインフォメーション利用未受信通知処置方法、また
送信元において前記インフォメーション利用未受信通知
処置方法による通知を受けて前記通知に沿うように前記
対処情報またメッセージを再送するインフォメーション
利用再送処理方法である。
【0011】請求項8の発明は、情報またメッセージの
送信元において情報またメッセージの送信に際して請求
項1また請求項2記載の送信先推奨データ態様検索送信
データ確認適切化処理方法と請求項3記載の発信インフ
ォメーション送信処理方法と請求項4記載の内容インフ
ォメーション送信処理方法と必要電子メール限定送信処
理方法と請求項5記載のデータ適切処置インフォメーシ
ョン送信処理方法と請求項6記載の送信元推奨データ態
様インフォメーション送信処理方法と請求項7記載のイ
ンフォメーション利用再送処理方法との一部又は全部の
方法による処理を施すデータ適切送信処理方法、あるい
は、情報またメッセージの送信先において情報またメッ
セージの受信に際して請求項3記載の発信インフォメー
ション利用到達確認処置方法と請求項4記載の内容イン
フォメーション利用同一性確認処置方法と電子メール送
信要否確認通知方法と必要電子メール限定受信方法と請
求項5記載のデータ適切処置インフォメーション利用受
信データ適切処置方法と請求項6記載の送信元推奨デー
タインフォメーション利用返信データ適切化促進処置方
法と請求項7記載のインフォメーション利用受信確認処
置方法とインフォメーション利用未受信通知処置方法と
の一部又は全部の方法による処置を施しまた請求項4記
載の必要電子メール限定課金処置方法による課金処置を
行うデータ適切受信処置方法、あるいは、送信元におい
て情報またメッセージを送信するに際して前記データ適
切送信処理方法による処理を施し送信先において前記送
信情報またメッセージを受信するに際して前記データ適
切受信処置方法による処置を施すことを特徴とする適切
通信方法である。
【0012】請求項9の発明は、特定情報端末種別に特
有であって情報端末種別を識別するうえで有益な情報と
前記情報端末種別サイドで推奨されるデータ態様に関す
る情報とを対応させて記憶した端末特有情報別推奨態様
記憶手段と前記端末特有情報別推奨態様記憶手段を検索
する端末特有情報参照推奨態様検索手段とを備え、また
特定情報端末種別に特有であって情報端末種別を識別す
るうえで有益な情報と前記情報端末種別使用者に関する
情報とを対応させて記憶した端末特有情報別使用者情報
記憶手段と前記端末特有情報別使用者情報記憶手段を検
索する端末特有情報参照使用者情報検索手段と前記端末
特有情報参照使用者情報検索手段における検索結果であ
る前記情報端末種別使用者に関する情報をもとに前記情
報端末種別使用者について推奨されるデータ態様に関す
る情報を判別推察する使用者情報参照推奨態様推察手段
とを備え、前記端末特有情報参照推奨態様検索手段が当
該情報端末種別特有情報を元に前記端末特有情報別推奨
態様記憶手段において検索することにより前記情報端末
種別サイドで推奨されるデータ態様に関する情報を検索
し、また前記端末特有情報参照使用者情報検索手段が当
該情報端末種別特有情報を元に前記端末特有情報別使用
者情報記憶手段において検索することにより前記情報端
末種別使用者に関する情報を検索し前記使用者情報参照
推奨態様推察手段が前記検索結果である前記情報端末種
別使用者に関する情報をもとに前記情報端末種別サイド
で推奨されるデータ態様を判別推察する機能を備え、ま
た電子メールや添付データを受信する電子メール受信手
段と前記電子メール受信手段において受信した電子メー
ルや添付データの態様を参照することにより前記電子メ
ールの送信元サイドで推奨されるデータ態様を推察する
推奨態様推察手段とを備え、前記電子メール受信手段に
おいて受信した電子メールや添付データの態様を前記推
奨態様推察手段が参照することにより前記電子メールの
送信元サイドで推奨されるデータ態様を推察する機能を
備えることを特徴とする推奨態様検索推察システム、あ
るいは、電子メールデータについて特定態様と抵触がな
いか又は特定態様と抵触する電子メールデータが形成さ
れないか確認する態様確認手段を必須として備え電子メ
ールデータについて前記特定態様と抵触があって又は前
記特定態様と抵触する電子メールデータが形成されると
きに警告を発する態様警告手段と前記抵触について指定
態様への変換又削除の処理又促進処理を施す機能を備え
ることを特徴とする態様変換手段と電子メールデータ量
が特定量を超える点において電子メールデータが前記特
定態様と抵触し又は特定量を超えるデータが電子メール
を構成するデータとして追加される点において前記特定
態様と抵触する電子メールデータが形成されるときに前
記電子メールデータを前記特定量内のデータ量で分割し
複数の電子メールとして生成し又生成することをするこ
とを促す機能を備えることを特徴とする分割手段との中
からその一部または全部の手段を選択的に備え、前記デ
ータ態様確認手段が電子メールデータについて特定態様
と抵触がないか又は特定態様と抵触する電子メールデー
タが形成されないか確認し電子メールデータについて前
記特定態様と抵触があって又は前記特定態様と抵触する
電子メールデータが形成されるときには前記態様警告手
段が警告を発しまた前記態様変換手段が前記抵触につい
て指定態様への変換又削除の処理又促進処理を施しまた
電子メールデータ量が特定量を超え又は特定量を超える
データが電子メールを構成するデータとして追加される
ときには前記分割手段が前記電子メールデータを前記特
定量内のデータ量で分割し複数の電子メールとして生成
し又生成を促す機能を備えることを特徴とする態様適切
化促進処理システム、あるいは、前記推奨態様検索推察
システムと前記態様適切化促進処理システムと電子メー
ル送信機能を有する電子メール送信手段とを備え、前記
推奨態様検索推察システムにおいて検索又推察すること
により当該電子メール送信先サイドで推奨されるデータ
態様に関して特定し前記態様適切化促進処理システムに
おいて前記推奨態様検索推察システムで特定された送信
先サイドで推奨されるデータ態様と抵触する電子メール
の有無を確認し前記抵触が確認されるときには前記警告
又変換又削除又分割の処理また促進処理を施し前記電子
メール送信手段が前記警告又変換又削除又分割処理また
促進処理済み電子メールを送信しあるいは前記抵触電子
メールの送信を行わない電子メールデータ態様適切化促
進送信処理装置である。
【0013】請求項10の発明は、電子メールに指定デ
ータが含まれないか又は指定データが含まれる電子メー
ルが形成されないか確認する指定データ確認手段を必須
として備え電子メールデータについて指定データが含ま
れ又指定データが含まれる電子メールが形成されること
を確認したときに警告を発する指定データ警告手段と前
記指定データについて予め指定されたデータ亦同意デー
タ亦広義データ亦狭義データ亦関連データへの変換又削
除の処理又促進処理を施す指定データ変換手段と電子メ
ール送信手段とを備え、前記指定データ確認手段が電子
メールに指定データが含まれないか又は指定データが含
まれる電子メールが形成されないか確認し前記電子メー
ル中に指定データが含まれ又指定データが含まれる電子
メールが形成されることを確認したときには前記指定デ
ータ変換手段が前記指定データについて予め指定された
データ亦同意データ亦広義データ亦狭義データ亦関連デ
ータへの変換又削除の処理又促進処理を施し電子メール
送信手段が前記警告又変換又削除又分割処理また促進処
理済み電子メールを送信しあるいは前記指定データを含
む電子メールの送信を行わない電子メール指定データ適
切化促進送信処理装置である。
【0014】請求項11の発明は、情報端末の電子メー
ルアドレスを元に前記情報端末の電話番号を判別するシ
ステムであって、電話番号に特有のデータパターンを記
した電話番号パターン記憶手段と前記電話番号パターン
記憶手段に記されたデータパターンの有無を電子メール
アドレス上で確認するアドレス参照電話番号確認手段と
を備え、前記アドレス参照電話番号確認手段が前記電話
番号パターン記憶手段に記されたパターンの有無を当該
情報端末の電子メールアドレス上で確認しこれを発見し
た場合には前記発見部分あるいは前記発見部分近辺の予
め定められた範囲の数列を前記情報端末の電話番号であ
ると判別するアドレス参照電話番号判別システム、ある
いは、電子メールアドレス文字列や電話番号を参照する
ことにより前記電子メールアドレスや電話番号を使用す
る情報端末種別を確認するシステムであって、どのよう
な電子メールアドレス又電話番号のデータパターンがど
のような情報端末種別で使用されるかを記憶したアドレ
ス電話番号別端末種別記憶手段と前記アドレス電話番号
別端末種別記憶手段を検索するアドレス電話番号参照種
別検索手段とを備え、前記アドレス電話番号参照種別検
索手段が当該情報端末の電子メールアドレス又電話番号
を元に前記アドレス電話番号別端末種別記憶手段におい
て検索することにより前記情報端末種別を判別するアド
レス電話番号参照端末種別判別システム、あるいは、前
記アドレス参照電話番号判別システムと前記アドレス電
話番号参照端末種別判別システムとを備え、前記アドレ
ス参照電話番号判別システムが当該情報端末の電子メー
ルアドレスを元に前記情報端末の電話番号を判別し前記
アドレス電話番号参照端末種別判別システムが前記アド
レス参照電話番号判別システムが判別した電話番号を参
照することにより前記当該情報端末種別を判別する複合
端末種別判別システム、あるいは、前記アドレス参照電
話番号判別システムまたアドレス電話番号参照端末種別
判別システムまた複合端末種別判別システムを備え、前
記アドレス参照電話番号判別システムが判別した当該情
報端末電話番号またアドレス電話番号参照端末種別判別
システムまた複合端末種別判別システムが判別した当該
情報端末種別情報を元に端末特有情報参照推奨態様検索
手段が端末特有情報別推奨態様記憶手段において検索す
ることによりまた端末特有情報参照使用者情報検索手段
が端末特有情報別使用者情報記憶手段において検索し前
記検索結果である前記情報端末種別使用者又に関する情
報また受信希望情報種類に関する情報をもとに使用者情
報アドレス電話番号利用式参照推奨態様推察手段が前記
情報端末種別使用者について推奨されるデータ態様に関
する情報を判別推察することにより前記当該情報端末種
別サイドで推奨されるデータ態様に関する情報を検索又
判別推察する請求項9記載の推奨態様検索推察システ
ム、あるいは、前記アドレス参照電話番号判別システム
またアドレス電話番号参照端末種別判別システムまた複
合端末種別確認システムを備える推奨態様検索推察シス
テムを備え、前記推奨態様検索推察システムが前記アド
レス参照電話番号判別システムが判別した電話番号また
前記アドレス電話番号参照端末種別判別システムまた複
合端末種別確認システムが判別した当該情報端末種別情
報を元に検索することにより前記当該情報端末種別サイ
ドで推奨されるデータ態様に関して特定し前記で特定さ
れた当該情報端末種別サイドで推奨されるデータ態様と
抵触する電子メールがないか又形成されないか確認し前
記抵触電子メールがあり又形成されるときに警告を促し
また前記抵触電子メールについて警告又変換又削除又分
割の処理また促進処理を施しまた送信し又送信を停止す
る請求項9記載の電子メールデータ態様適切化促進送信
処理装置である。
【0015】請求項12の発明は、電子メールを送信す
る電子メール送信手段と電子メール送信手段における電
子メール発信に際して前記電子メールの発信についての
インフォメーションを前記電子メール送信先へ送信する
発信インフォメーション送信手段とを備え、前記電子メ
ール送信手段における電子メール発信に際して前記発信
インフォメーション送信手段が前記発信インフォメーシ
ョンを前記電子メール送信先へ送信する機能を備えるこ
とを特徴とする発信インフォメーション送信処理システ
ム、あるいは、前記電子メールを受信する電子メール受
信手段と前記インフォメーションを受信する発信インフ
ォメーション受信手段と前記受信インフォメーションの
記載と適合する電子メールの受信を確認する発信インフ
ォメーション一致電子メール確認手段とを備え、前記電
子メール受信手段が前記電子メールを受信しまた前記発
信インフォメーション受信手段が前記受信インフォメー
ションを受信し前記発信インフォメーション一致電子メ
ール確認手段が前記受信インフォメーションの記載と適
合する電子メールの受信を確認する機能を備えることを
特徴とする発信インフォメーション利用受信確認処置シ
ステムである。
【0016】請求項13の発明は、電子メールの特定部
位データ亦属性や内容に関するインフォメーションを前
記電子メールに付する内容インフォメーション添付手段
又前記データ亦インフォメーションを前記電子メール送
信先情報端末へ送信する内容インフォメーション送信手
段を備えまた前記データ亦インフォメーションが添付さ
れあるいは添付されない電子メールを送信する電子メー
ル送信手段を必須として備え、前記内容インフォメーシ
ョン添付手段が前記電子メールの特定部位データ亦属性
や内容に関するインフォメーションを前記電子メールに
付し前記電子メール送信手段が前記データ亦インフォメ
ーション添付電子メールを送信し、あるいは前記内容イ
ンフォメーション送信手段が前記データ亦インフォメー
ションを前記送信先情報端末へ送信し前記電子メール送
信手段が前記電子メールを送信する機能を備えることを
特徴とする内容インフォメーション生成送信処理システ
ム、あるいは、前記電子メールの特定部位データ亦属性
や内容に関するインフォメーションが添付されあるいは
添付されない電子メールを受信する電子メール受信手段
を必須として備えまた前記データ亦インフォメーション
を受信する内容インフォメーション受信手段を適宜に備
えまた前記電子メール受信手段において受信した前記デ
ータ亦インフォメーションが添付されあるいは添付され
ない電子メールの態様と前記電子メール受信手段におい
て前記電子メールと共に受信し又前記内容インフォメー
ション受信手段において受信した前記データ亦インフォ
メーションの記載内容との適合性の存否を確認する内容
インフォメーション一致電子メール確認手段を適宜に備
え、前記電子メール受信手段が前記データ亦インフォメ
ーションが添付されあるいは添付されない電子メールを
受信しまた内容インフォメーション受信手段が前記デー
タ亦インフォメーションを受信し前記内容インフォメー
ション一致電子メール確認手段が前記電子メール受信手
段又前記内容インフォメーション受信手段において受信
したデータ亦インフォメーションの記載と前記電子メー
ル受信手段において受信した電子メールとの適合性の存
否を確認する内容インフォメーション利用電子メール適
正受信確認処置システム、あるいは、前記内容インフォ
メーション受信手段と前記内容インフォメーション受信
手段において受信した前記データ亦インフォメーション
が指定と適合するか否か確認する内容インフォメーショ
ン指定適合確認手段と前記内容インフォメーション指定
適合確認手段における前記確認結果に従い前記電子メー
ルの送信要求に関するメッセージを前記電子メール送信
元情報端末に送信し又送信を促す機能を有する電子メー
ル送信要求通知手段とを備え、前記内容インフォメーシ
ョン受信手段が前記データ亦インフォメーションを受信
しまた前記内容インフォメーション指定適合確認手段が
前記インフォメーションが指定と適合するか否か確認し
前記確認結果に従い前記電子メール送信要求通知手段が
前記電子メールの送信要求に関するメッセージを前記送
信元情報端末に送信し又送信を促す機能を有する必要電
子メール確認送信要求通知処置システム、あるいは、前
記電子メールの送信要求に関するメッセージを受信する
送信要求通知受信手段と電子メールを送信する電子メー
ル送信手段とを備え、前記送信要求通知受信手段が送信
先情報端末から前記電子メールの送信要求に関するメッ
セージを受信しあるいは一定期間内に前記電子メールの
送信拒否メッセージを受信しないときに前記電子メール
送信手段が前記電子メールを送信しあるいは送信しない
機能を備えることを特徴とする要求電子メール送信処理
システムである。
【0017】請求項14の発明は、電子メール送信に先
立ち前記電子メールが適切に処置されるための方法に関
するインフォメーションを前記電子メールに付する適切
処置インフォメーション添付手段又前記インフォメーシ
ョンを前記電子メール送信先情報端末へ送信する適切処
置インフォメーション送信手段を備えまた前記インフォ
メーションが添付されあるいは添付されない電子メール
を送信する電子メール送信手段を必須として備え、前記
適切処置インフォメーション添付手段が前記インフォメ
ーションを前記電子メールに付し前記電子メール送信手
段が前記インフォメーション添付電子メールを送信し、
あるいは前記適切処置インフォメーション送信手段が前
記インフォメーションを前記送信先情報端末へ送信し前
記電子メール送信手段が前記電子メールを送信する機能
を備えることを特徴とする適切処置インフォメーション
生成送信処理システム、あるいは、前記電子メールが適
切に処置されるための方法に関するインフォメーション
が添付されあるいは添付されない電子メールを受信する
電子メール受信手段を必須として備えまた前記インフォ
メーションを受信する適切処置インフォメーション受信
手段を適宜に備え前記電子メール受信手段において受信
した前記インフォメーションが添付されあるいは添付さ
れない電子メールに前記電子メール受信手段また適切処
置インフォメーション受信手段において受信したインフ
ォメーション記載の適切処置を施し又施すことを促す受
信電子メール適切処置手段を必須として備え、前記電子
メール受信手段が前記インフォメーションが添付されあ
るいは添付されない電子メールを受信しまた前記適切処
置インフォメーション受信手段が前記インフォメーショ
ンを受信し前記受信電子メール適切処置手段が前記電子
メール受信手段において受信したインフォメーションが
添付されあるいは添付されない電子メールに前記電子メ
ール受信手段また前記適切処置インフォメーション受信
手段において受信したインフォメーションに沿うように
適切処置を施し又施すことを促す受信電子メール適切処
置システムである。
【0018】請求項15の発明は、電子メール送信に先
立ち送信元情報端末サイドで処置するうえで推奨される
イーメールのデータ態様に関するインフォメーションを
前記電子メールに付する推奨イーメール態様インフォメ
ーション添付手段又前記インフォメーションを前記電子
メール送信先情報端末へ送信する推奨イーメール態様イ
ンフォメーション送信手段を備えまた前記インフォメー
ションが添付されあるいは添付されない電子メールを送
信する電子メール送信手段を必須として備え、前記推奨
イーメール態様インフォメーション添付手段が前記イン
フォメーションを前記電子メールに付し前記電子メール
送信手段が前記インフォメーション添付電子メールを送
信し、あるいは前記推奨イーメール態様インフォメーシ
ョン送信手段が前記インフォメーションを前記送信先情
報端末へ送信し前記電子メール送信手段が前記電子メー
ルを送信する機能を備えることを特徴とする推奨態様イ
ンフォメーション生成送信処理システム、あるいは、前
記送信元情報端末サイドで処置するうえで推奨されるイ
ーメールのデータ態様に関するインフォメーションが添
付されあるいは添付されない電子メールを受信する電子
メール受信手段また前記インフォメーションを受信する
推奨イーメール態様インフォメーション受信手段を適宜
に備えまた前記送信元情報端末へ返信するイーメールに
ついて前記電子メール受信手段又前記推奨イーメール態
様インフォメーション受信手段において受信した前記イ
ンフォメーションの記載と抵触がないか確認し又は前記
インフォメーションと抵触する返信イーメールが形成さ
れないか確認する返信イーメール態様確認手段また前記
返信イーメール態様確認手段における前記抵触を確認し
たときに前記インフォメーションの記載に沿うように前
記イーメールを変更する処置を施し又施すことを促す返
信イーメール態様変更手段また前記イーメールを送信す
る機能を有するイーメール返信手段を備え、前記電子メ
ール受信手段また前記推奨イーメール態様インフォメー
ション受信手段が前記インフォメーションを受信し前記
送信元情報端末へのイーメール送信に際して前記返信イ
ーメール態様確認手段が前記イーメールについて前記電
子メール受信手段又前記推奨イーメール態様インフォメ
ーション受信手段において受信した前記インフォメーシ
ョンの記載と抵触がないか又は前記インフォメーション
と抵触する返信イーメールが形成されないか確認し前記
返信イーメール態様確認手段において前記抵触を確認し
ないときは前記イーメール返信手段が前記イーメールを
送信しまた前記抵触を確認したときは前記イーメールに
ついて前記返信イーメール態様変更手段がインフォメー
ションの記載に沿うように変更する処置を施し又施すこ
とを促しまた前記イーメール返信手段が送信し又送信し
ないイーメール適切返信処置システム、あるいは、前記
返信イーメール態様変更手段が請求項9記載の態様警告
手段と態様変換手段と分割手段との一部または全部の手
段から構成され、前記返信イーメール態様確認手段にお
いて前記抵触を確認したときには前記態様警告手段が警
告を発しまた前記態様変換手段が前記抵触部分について
インフォメーションの記載に沿うように変換又削除の処
理又促進処理を施しまた前記返信イーメール態様確認手
段において前記返信イーメールのデータ量がインフォメ
ーション記載量を超え又は記載量を超えるデータが前記
イーメールを構成するデータとして追加される点におい
て前記抵触を確認したときには前記分割手段が前記イー
メールを前記記載量内のデータ量で分割し複数のイーメ
ールとして生成し又生成を促す機能を備えることを特徴
とする前記イーメール適切返信処置システムである。
【0019】請求項16の発明は、請求項12記載の発
信インフォメーション受信手段また請求項13記載の内
容インフォメーション受信手段また請求項14記載の適
切処置インフォメーション受信手段また請求項15記載
の推奨イーメール態様インフォメーション受信手段にお
いて受信した発信インフォメーション又内容インフォメ
ーション又適切処置インフォメーション又推奨イーメー
ル態様インフォメーションと対応する電子メールの受信
を請求項12又請求項13又請求項14又請求項15記
載の電子メール受信手段において確認しまた前記発信イ
ンフォメーション又内容インフォメーション又適切処置
インフォメーション又推奨イーメール態様インフォメー
ションの記載と前記対応電子メールの内容との適合性の
存否を確認するインフォメーション利用受信確認処置手
段と前記インフォメーション利用受信確認処置手段にお
ける確認結果に従い前記電子メールの未適切受信に関す
るメッセージを前記電子メール送信元情報端末に通知し
また前記通知を促すインフォメーション利用未受信通知
処置手段とを備え、前記インフォメーション利用受信確
認処置手段が前記発信インフォメーション受信手段また
前記内容インフォメーション受信手段また前記適切処置
インフォメーション受信手段また前記推奨イーメール態
様インフォメーション受信手段において受信した発信イ
ンフォメーション又内容インフォメーション又適切処置
インフォメーション又推奨イーメール態様インフォメー
ションと対応する電子メールの受信を前記電子メール受
信手段において確認しまた前記発信インフォメーション
又内容インフォメーション又適切処置インフォメーショ
ン又推奨イーメール態様インフォメーションの記載と対
応電子メールの内容との適合を確認し前記前記インフォ
メーション利用受信確認処置手段における前記確認結果
に従い前記インフォメーション利用未受信通知処置手段
が前記電子メールの未適切受信に関するメッセージを前
記電子メール送信元情報端末に通知しまた前記通知を促
すインフォメーション利用未受信確認通知処置システ
ム、あるいは、前記電子メールの未受信に関するメッセ
ージを受信する未受信通知受信手段と電子メールを送信
する電子メール送信手段とを備え、前記未受信通知受信
手段が前記電子メールの未受信に関するメッセージを受
信しあるいは一定期間内に前記未受信に関するメッセー
ジを受信しないときには前記電子メール送信手段が前記
電子メールを送信しあるいは送信しない機能を備えるこ
とを特徴とする電子メール再送信処理システムである。
【0020】請求項17の発明は、請求項9また請求項
11記載の電子メールデータ態様適切化促進送信処理装
置また請求項10記載の電子メール指定データ適切化促
進送信処理装置また請求項12記載の発信インフォメー
ション送信処理システムまた請求項13記載の内容イン
フォメーション生成送信処理システムまた要求電子メー
ル送信処理システムまた請求項14記載の適切処置イン
フォメーション生成送信処理システムまた請求項15記
載の推奨態様インフォメーション生成送信処理システム
の機能を備える送信元情報端末と請求項12記載の発信
インフォメーション利用受信確認処置システムまた請求
項13記載の内容インフォメーション利用電子メール適
正受信確認処置システムまた必要電子メール確認送信要
求通知処置システムまた請求項14記載の受信電子メー
ル適切処置システムまた請求項15記載のイーメール適
切返信処置システムの機能を適宜に備える送信先情報端
末とから構成される電子メール通信装置であって、前記
送信元情報端末は請求項9又請求項10又請求項11又
請求項12又請求項13又請求項14又請求項15又請
求項16記載の電子メール送信手段を備え請求項9また
請求項11記載の推奨態様検索推察システム及び態様適
切化促進処理システムと請求項10記載の電子メール指
定データ適切化促進送信処理装置と請求項12記載の発
信インフォメーション送信手段と請求項13記載の内容
インフォメーション添付手段と内容インフォメーション
送信手段と送信要求通知受信手段と請求項14記載の適
切処置インフォメーション添付手段と適切処置インフォ
メーション送信手段と請求項15記載の推奨イーメール
態様インフォメーション添付手段と推奨イーメール態様
インフォメーション送信手段と請求項16記載の未受信
通知受信手段との一部又は全部を選択的に備え、前記送
信先情報端末は請求項12又請求項13又請求項14又
請求項15又請求項16記載の電子メール受信手段を備
え請求項12記載の発信インフォメーション受信手段と
発信インフォメーション一致電子メール確認手段と請求
項13記載の内容インフォメーション受信手段と内容イ
ンフォメーション一致電子メール確認手段と内容インフ
ォメーション指定適合確認手段と電子メール送信要求通
知手段と請求項14記載の適切処置インフォメーション
受信手段と受信電子メール適切処置手段と請求項15記
載の推奨イーメール態様インフォメーション受信手段と
返信イーメール態様確認手段と返信イーメール態様変更
手段と請求項16記載のインフォメーション利用受信確
認処置手段とインフォメーション利用未受信通知処置手
段との一部又は全部を選択的に備え、前記送信元情報端
末においては、前記電子メールについて、前記態様適切
化促進処理システムにおいて前記推奨態様検索推察シス
テムで特定された前記送信先情報端末で推奨されるデー
タ態様との抵触の有無を確認し前記抵触が確認されると
きには前記抵触について警告又変換又削除又分割の処理
また促進処理を行い、また前記内容インフォメーション
添付手段において前記電子メールの特定部位データ亦属
性や内容に関するインフォメーションを添付し、また前
記適切処置インフォメーション添付手段において前記電
子メールが適切に処置されるための方法に関するインフ
ォメーションを添付し、また前記推奨イーメール態様イ
ンフォメーション添付手段において前記送信元情報端末
サイドで処置するうえで推奨される受信イーメール態様
に関するインフォメーションを添付し、前記電子メール
送信手段において送信し、また、前記発信インフォメー
ション送信手段において前記電子メールについての発信
インフォメーションを送信し、また前記内容インフォメ
ーション添付手段において前記内容インフォメーション
を添付せず、また前記適切処置インフォメーション添付
手段において前記適切処置インフォメーションを添付せ
ず、また前記推奨イーメール態様インフォメーション添
付手段において前記推奨イーメール態様インフォメーシ
ョンを添付しないときには、内容インフォメーション送
信手段において前記内容インフォメーションを送信し、
また前記適切処置インフォメーション送信手段において
前記適切処置インフォメーションを送信し、また前記推
奨イーメール態様インフォメーション送信手段において
前記推奨イーメール態様インフォメーションを送信し、
また、前記送信要求通知受信手段が前記電子メールの送
信要求関連メッセージを受信しあるいはしないときに前
記請求項13記載の電子メール送信手段が前記電子メー
ルを送信し、また、前記未受信通知受信手段が前記電子
メールの未適切受信に関するメッセージを受信しあるい
はしないときに前記請求項16記載の電子メール送信手
段が前記電子メールを送信し、前記送信先情報端末にお
いては、前記電子メールを前記電子メール受信手段にお
いて受信し、前記発信インフォメーションについては前
記発信インフォメーション受信手段また前記請求項12
記載の電子メール受信手段において受信し前記発信イン
フォメーション一致電子メール確認手段において前記イ
ンフォメーションに適合する電子メールの受信を確認
し、また、前記内容インフォメーションについては前記
内容インフォメーション受信手段また前記請求項13記
載の電子メール受信手段において受信し内容インフォメ
ーション一致電子メール確認手段において前記内容イン
フォメーションの記載と前記電子メールとの適合性の存
否を確認しまた内容インフォメーション指定適合確認手
段が前記内容インフォメーションが指定と適合するか否
か確認し前記確認結果に従い前期電子メール送信要求通
知手段が前記電子メールの送信要求に関するメッセージ
を送信し、また、前記適切処置インフォメーションにつ
いては前記適切処置インフォメーション受信手段また前
記請求項14記載の電子メール受信手段において受信し
前記受信電子メール適切処置手段において前記電子メー
ルに前記インフォメーション記載の適切処置を施し又施
すことを促し、また、前記推奨イーメール態様インフォ
メーションについては前記推奨イーメール態様インフォ
メーション受信手段また前記請求項15記載の電子メー
ル受信手段において受信し前記返信イーメール態様確認
手段が返信イーメールについて前記推奨イーメール態様
インフォメーションと抵触がないか確認し抵触を確認し
たときは前記返信イーメール態様変更手段において前記
推奨イーメール態様インフォメーションの記載に適合す
るように前記返信イーメールを変更する処置を施し又施
すことを促し、また前記インフォメーション利用受信確
認処置手段において前記発信インフォメーション又内容
インフォメーション又適切処置インフォメーション又推
奨イーメール態様インフォメーションと対応する電子メ
ールの受信又前記インフォメーションと対応電子メール
との適合を確認できないときに前記インフォメーション
利用未受信通知処置手段が前記電子メールの未適切受信
に関するメッセージを通知する機能を備えることを特徴
とする電子メール適切通信装置である。
【0021】請求項18の発明は、送信元また送信先と
は情報亦メッセージ又インフォメーションの中継サイト
であることを特徴とする請求項1から請求項8記載の各
方法、送信元情報端末また送信先情報端末とは電子メー
ル又インフォメーションの中継装置サイドであることを
特徴とする請求項9から請求項17記載の各システムま
た装置である。
【0022】請求項19の発明は、送信情報またメッセ
ージに関するインフォメーションまた電子メールの特定
部位データ亦属性や内容に関するインフォメーションと
は前記送信情報又電子メールまた前記送信情報又電子メ
ールに添付されたファイルの一部データまた件名また要
約またデータ種類またデータサイズまた処理作業日時ま
た送信過程アドレスに関わる情報であることを特徴とす
る請求項4記載の方法また請求項13また17記載の手
段又システムである。
【0023】請求項20の発明は、データ態様とはデー
タの形式また内容に関わるものであって、データの記述
形式がHTMLかテキストかの区別態様またHTMLタグの種類
態様に関するものを含み、データが文字と画像と音声と
のいずれを構成するものかという区別態様に関するもの
を含み、前記データが文字に関するデータである場合に
は文字数態様また一行あたりの文字数態様また文字や記
号の種類態様また改行位置態様また文字装飾態様また使
用言語種別態様また公序良俗に反する内容語句の有無態
様に関するものを含み、前記データが画像に関するデー
タである場合にはサイズ態様また表示色の数や種類態様
また圧縮の有無態様また圧縮方式態様また静止画か動画
かの区別態様また動画再生方式態様また画像内容が公序
良俗に反するものか否かの区別態様に関するものを含
み、前記データが音声に関するデータである場合には録
音再生時間態様また周波数範囲態様また音声再生方式態
様また再生言語の種類態様また圧縮方式態様に関するも
のを含むことを特徴とする請求項1から19記載の方法
又手段又システム又装置である。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例1を図2から図5に従
って詳細に説明する。
【0025】送信先情報端末において処理可能なデータ
に制限がある場合に前記制限と抵触しないように電子メ
ールを整形する電子メール整形装置であって、情報の入
力に用いる入力装置A210と、情報の出力に用いる出
力装置A230と、電子メールA221や各種データベ
ースA222などの格納に用いられる記憶装置A220
と、上記出力装置、記憶装置の各制御をつかさどる制御
手段A110を備える。
【0026】ここで、制御手段A110は、出力装置A
230における入力要求メッセージや警告などの出力処
理(A1−01、A1−07、A2−04など)の制御
をつかさどる出力制御手段A111や、記憶装置A22
0に格納されるデータベースA222などにおいて送信
先情報端末における処理制限などに関連する検索処理
(A1−03、A1−06、A1−09、A2−02、
A2−06など)をつかさどる検索制御手段A112
や、記憶装置A220に格納される電子メールA221
について前記処理制限に抵触するデータが含まれるか否
かの確認をつかさどる(A4−01)電子メール内確認
制御手段A113や、前記電子メールA221に含まれ
る前記処理制限抵触データについてデータベースA22
2などを参照することにより処理制限に抵触しないデー
タに変換する変換処理(A4−02)をつかさどるデー
タ変換制御手段A114や、前記電子メールA221の
データサイズが前記制限以内か否かの確認(A5−0
1)をつかさどるデータサイズ確認制御手段A115
や、前記データサイズが前記制限を超える場合などに前
記電子メールA221の分割処理(A5−02)をつか
さどる電子メール分割制御手段A116などから構成さ
れてもよい。
【0027】そして、まず第一段階として、制御手段A
110(出力制御手段A111)は、送信元情報端末機
種名の入力要求メッセージを出力装置A230に出力し
(A1−01)、入力装置A210から送信元情報端末
名が入力されたときには(A1−02)、前記制御手段
A110(検索制御手段A112)は、この送信元情報
端末機種名と一致するデータを、記憶装置A220内に
格納されたデータベースA222情報端末機種名列にお
いて検索し(A1−03)、該当するデータを発見でき
たときには、同行の全ての代替可能同種データ列のデー
タを取得する(A1−04)。制御手段A110(検索
制御手段112)は、例えば電子メールA221の送信
に先立ち、記憶装置A220内に格納された当該送信予
定電子メールA221の送信人欄などに記された送信元
情報端末の電子メールアドレスを参照し(A1−0
5)、この電子メールアドレスパターンと一致するデー
タパターンを記憶装置A220内に格納されたデータベ
ース222電子メールアドレスパターン列において検索
し(A1−06)、該当する電子メールアドレスパター
ンを発見できたときには、同行の全ての代替可能同種デ
ータ列のデータを取得する(A1−04)。また、前記
送信元情報端末の電子メールアドレスを参照し(A1−
05)前記送信元情報端末の電子メールアドレスを参照
できなかったとき、あるいは、電子メールアドレスパタ
ーンと一致するデータパターンを検索し(A1−06)
前記該当する電子メールアドレスパターンを発見できな
かったときは、制御手段A110(出力制御手段A11
1)は、送信元情報端末機種名の入力要求メッセージを
出力装置A230に出力し(A1−07)、入力装置A
210から送信元情報端末名が入力されたときには(A
1−08)、前記制御手段A110(検索制御手段A1
12)は、この送信元情報端末機種名と一致するデータ
を、記憶装置A220内に格納されたデータベースA2
22情報端末機種名列において検索し(A1−09)、
該当するデータを発見できたときには、同行の全ての代
替可能同種データ列のデータを取得する。次に第二段階
として、制御手段A110(検索制御手段A112)
は、記憶装置A220内に格納された当該送信予定電子
メールA221の宛先欄などに記された送信先情報端末
の電子メールアドレスを参照し(A2−01)、この電
子メールアドレスパターンと一致するデータパターンを
記憶装置A220内に格納されたデータベースA222
電子メールアドレスパターン列において検索し(A2−
02)、該当する電子メールアドレスパターンを発見で
きたときには、同行の全ての代替可能同種データ列のデ
ータを取得する。(A2−03)あるいは、前記送信予
定電子メールA221の宛先欄などに電子メールアドレ
スデータがない場合や、前記検索処理によりデータベー
スA222内に該当する電子メールアドレスパターンを
発見できないときなどには、制御手段A110(出力制
御手段A111)は送信先情報端末機種名の入力要求メ
ッセージを出力装置A230に出力し(A2−04)、
入力装置A210から送信先情報端末名が入力されたと
きには(A2−05)、前記制御手段A110(検索制
御手段A112)は、この送信先情報端末機種名と一致
するデータを、記憶装置220内に格納されたデータベ
ースA222情報端末機種名列において検索し(A2−
06)、該当するデータを発見できたときには、同行の
全ての代替可能同種データ列のデータを取得する(A2
−03)。そして、第三段階として、制御手段A110
(電子メール内確認制御手段A113)は、前記の第一
段階と第二段階の処理でそれぞれ取得したそれぞれの代
替可能同種データ列のデータ同士を照合し(A3−0
1)、データが異なる部分が発見された場合には第一段
階の処理で取得したほうのデータを取得し(A3−0
2)、そして、第三段階として、この取得データについ
て、記憶装置A220に格納された送信予定電子メール
A221内にて検索し(A4−01)、一致するデータ
が発見された場合には、このデータを、これと同列であ
って第二段階の処理で取得したほうのデータに変換する
(A4−02)。その後、第五段階として、制御手段A
110(データサイズ確認制御手段115)は、記憶装
置A220内に記憶された前記電子メールA221を構
成するデータ量が前記制限において定められるデータ許
容量を超えないか確認し(A5−01)、これを超える
ときには、制御手段A110(電子メール分割制御手段
116)は、前記電子メールA221を前記制限内のデ
ータ量で分割し(A5−02)、それぞれに、送信先に
おいてこれらを再び一個のメールとして認識する為に必
要な情報などを付して、複数の電子メールとして生成す
る。
【0028】ここで、入力装置A210とは、キーボー
ドであってもよいし、マウス等のポインティングデバイ
スであってもよいし、タブレット等を含むタッチパネル
等であってもよいし、これら複数であってもよい。
【0029】ここで、出力装置A230とは、例えば画
像を表示する装置や、音声を出力する装置や、両装置を
組み合わせて用いる装置等であって、前記画像表示装置
は、CRTであってもよいし、LCD等の液晶表示装置
であってもよいし、さらには入力装置A210などと一
体化した、例えば液晶タブレッと等であってもよい。
【0030】ここで、記憶装置A220とは、半導体の
メモリ素子、例えばフラッシュROMやEEPROM等
の不揮発性メモリや、電源でバックアップされているR
AMであってもよいし、あるいはハードディスクや光デ
ィスク等の補助記憶装置であってもよいし、これらを適
宜組み合わせて利用してもよい。また記憶装置A220
は、当該情報端末装置内だけでなく、例えば情報通信網
などを介して利用可能な外部装置内にあってもよい。
【0031】また、記憶装置A220は、情報端末が動
作するために必要となる制御処理のためのワーク用メモ
リとして使用されてもよい。
【0032】ここで、制御手段A110(あるいは出力
制御手段A111、検索制御手段A112、電子メール
内確認制御手段A113、データ変換制御手段A11
4、データサイズ確認制御手段A115、電子メール分
割制御手段A116)はCPU、RAM、ROM等から
構成されたものとし、これらは専用のLSIであっても
よいし、組み合わせて構成されたものであってもよい。
【0033】ここで、送信先情報端末とは、電子メール
A221の送信先(候補)となり得る装置である。例え
ば、電子メール受信機能を有する装置などであって、電
子メール受信機能付携帯電話機などを含む。また、送信
先情報端末とは、電子メールA221の最終到達装置だ
けでなく、電子メールA221が最終到達装置に到達す
るまでの送信経路上などにある電子メール送信中継サー
バなどであってもよい。そして、送信先情報端末は必ず
しも単数である必要はなく、例えば送信先情報端末が複
数である場合などには、送信先除法端末における処理制
限が同時に複数パターン重複して存在することもあり得
る。
【0034】ここで、送信先情報端末における処理制限
とは、例えば前記送信先情報端末において電子メールと
して受信や表示などをするに際して、処理可能なデータ
の記述形式(HTML、テキストなど)、HTMLタグの種類、
データの種類(文字、画像、音声など)などに関する制
限である。そして、例えば電子メールが文字データなど
で構成される場合についていえば、前記送信先情報端末
において受信可能な電子メール文字数、また処理可能な
文字や記号の種類また文字装飾、また表示装置のスペー
スなどの都合上正しく表示可能な一行あたりの文字数ま
た改行位置などに関する制限である。また前記送信先情
報端末の利用者によって使用可能な言語種類(例えば利
用者が日本人である場合などは使用可能な言語種類は通
常は日本語など)、また内容語句(例えば利用者が未成
年者の場合などに使用が適当な内容語句)などに関する
制限である。また、例えば電子メールが画像データなど
を含む場合についていえば、前記送信先情報端末におい
て受信可能な画像サイズ、また処理可能な画像種類(静
止画、動画など)また圧縮方式また動画再生方式、また
表示装置の都合上正しく表示可能な色の数や種類に関す
る制限である。また前記送信先情報端末の利用者によっ
て利用可能な画像内容(例えば利用者が未成年者の場合
などに使用が適当な画像内容)などに関する制限であ
る。また、例えば電子メールが音声データなどを含む場
合についていえば、前記送信先情報端末において処理可
能な音声データサイズ(録音再生時間)また圧縮方式ま
た音声再生方式また周波数範囲などに関する制限であ
る。また前記送信先情報端末の利用者によって利用可能
な音声内容(例えば利用者が未成年者の場合などに使用
が適当な音声内容)などに関する制限である。
【0035】ここで、送信先情報端末における処理制限
とは、処理制限がない場合や、電子メール受信全般が制
限されている場合すなわちそもそも送信先情報端末に電
子メール受信機能がない場合なども含む場合もある。
【0036】ここで、情報端末機種とは、情報端末にお
ける処理制限の内容を決定付け得る例えばカテゴリーな
どである。例えば携帯電話会社によって電子メールで受
信可能な文字数が決定されている場合も少なくなく、こ
のような場合には、送信先情報端末が加入している携帯
電話会社の種類は、情報端末機種となりうる。また例え
ばインターネッとプロバイダーによって電子メールで受
信可能なデータ量が決定されている場合もあり、このよ
うな場合には、送信先情報端末が利用しているインター
ネッとプロバイダーの種類等は、情報端末機種となりう
る。
【0037】ここで、電子メールアドレスパターンと
は、その電子メールアドレスを使用する情報端末機種を
推定する上で端緒となるような、電子メールアドレス中
に見られる各情報端末機種に特有の文字記号列や数列に
関するパターンなどである。例えば、特定電話会社名を
示すローマ字と共に特定の桁数の数列が並ぶようなパタ
ーンを有する電子メールアドレスからは、これを使用す
る情報端末が特定の電話会社の携帯電話であると推定で
き、また例えば、特定インターネッとプロバイダー名を
示すローマ字を含む電子メールアドレスからは、これを
使用する情報端末が特定のインターネッとプロバイダー
に加入する情報端末であると推定でき、このような場合
には前記文字数字列に関するパターンが、電子メールア
ドレスパターンとなる。
【0038】そして、入力装置A210における送信先
情報端末機種名などの入力(A1−02、A1−08、
A2−05)方法としては、入力情報の定型化などの観
点から、検索条件等の入力用フォームやウィザードなど
を利用して入力してもよい。すなわち、例えば、送信先
情報端末の機種を判別できないときには、制御手段A1
10(出力制御手段A111)が記憶装置A220に予
め記憶された入力用フォームやウィザードなどを送信先
情報端末機種情報入力要求メッセージと共に、出力装置
A230に出力する。そして利用者は入力装置A210
を用いて出力装置A230に表示された入力用フォーム
やウィザードなどにしたがって送信先情報端末機種情報
を入力する。ちなみにこの送信先情報端末機種情報の入
力処理は、フォームやウィザードの表示と利用者のこれ
に従った送信先情報端末機種情報の入力とを複数回繰り
返すことによりを完結するものであってもよい。
【0039】そして入力装置A210からの送信先情報
端末機種名などの情報入力(A1−02、A1−08、
A2−05)について、フォームやウィザード等を利用
しない場合には、予め入力の規制されている情報につい
て入力を行おうとしたときは前記規制情報の入力が不可
能となり、入力規制処理方法を備えるとことが望まし
い。ここで前記規制範囲は設定により可変的に定めるこ
とができてもよい。また、上記以外の方法で入力情報を
整形する情報整形方法を備えてもよい。
【0040】制御手段A110(電子メール内確認制御
手段A113)が記憶装置A220に記憶された作成済
み送信予定電子メールA221内を検索し送信先情報端
末の処理制限に抵触するデータが含まれていないか確認
する処理(A4−01)は、例えば、送信先情報端末機
種の処理不可能な記号等を、作成済み送信予定電子メー
ルメールA221内において検索しその有無を確認する
方法により行う。
【0041】また、この制御手段A110(電子メール
内確認制御手段A113)による確認処理(A1−0
2、A1−08、A2−05)は、かならずしも作成済
み電子メール内にて行われる必要はなく、制御手段A1
10(電子メール内確認制御手段A113)が作成中電
子メールを監視して前記処理制限に抵触するデータの入
力がないか確認してもよい。
【0042】電子メールA221のデータサイズを確認
(A5−01)し、これを制限内のデータ量で分割する
処理(A5−02)は、例えば以下のような手順で行
う。すなわち、まず、制御手段A110(データサイズ
確認制御手段A115)が、例えば記憶装置A220に
格納される作成済み送信予定電子メールA221の文字
数をカウントするなどの方法によりデータサイズを確認
する(A5−01)。そして、次に、前記作成済み送信
予定電子メールA221の文字数が送信先受信可能字数
を超えるなど、電子メールA221を構成するデータ量
が前記制限において定められるデータ許容量を超える場
合には、制御手段A110(電子メール分割制御手段A
116)が、例えば電子メールA221の文字列を文字
列先頭から送信先受信可能字数以内までで区切るなど、
前記電子メールA221を前記制限内のデータ量までで
区切り、この部分について一個の電子メールとして生成
する(A5−02)。そして、残りの文字列などのデー
タ部分について、制御手段A110(データサイズ確認
制御手段A115)が文字数をカウンとするなどの方法
によりそのデータサイズを確認し(A5−01)、その
結果、その字数が前記受信可能文字数以内であるなどデ
ータ量が制限内である場合には、制御手段A110が、
これを一個の電子メールとして生成し、あるいはこの文
字列の字数がさらに受信可能文字数を超えるなど、電子
メールを構成するデータ量が前記制限において定められ
るデータ許容量を超える場合には、制御手段A110
(電子メール分割制御手段A116)が、この文字列に
ついてさらにその先頭から送信先受信可能字数以内まで
で区切るなど、前記電子メールを前記制限内のデータ量
までで区切り、この部分について一個の電子メールとし
て生成する(A5−02)。そして残りの受信可能デー
タ量を超える部分についても、そのデータ量が前記受信
可能データ量以内になるまで前記の作業(A5−01、
A5−02)を繰り返す。このような作業を通じて、当
初の一個の作成済み送信予定電子メールA221を、前
記送信先情報端末が受信できるデータ量に分割された複
数個の電子メールとして整形する。
【0043】ここで、制御手段A110(電子メール分
割制御手段A116)が電子メールA221を分割する
に際しては(A5−02)、分割後のそれぞれの電子メ
ールに前記のデータを付すためのスペースをあけておい
てもよい。
【0044】制御手段A110(電子メール分割制御手
段A116)による分割処理(A5−02)において分
割したそれぞれの電子メールに付される送信先において
再び一個の文章として認識する為に必要な情報とは、そ
れぞれの電子メールが元は同一であったことを示す情報
や、当該電子メールがいくつに分割されたうちのいくつ
めのものであるかといったことを示す情報などである。
具体的には例えば、前記それぞれの電子メールに同一の
記号や数字等を付し、さらにそれぞれに順に通し番号等
を付してもよい。また例えば、元は同一であったことを
示す情報として、送信元の電子メールアドレスや分割処
理が開始された時点でのタイムスタンプを付し、いくつ
に分割されたうちのいくつめのものであるかを示す情報
として、当該電子メール自体が分割された時点でのタイ
ムスタンプを付す方法などもある。
【0045】制御手段A110による電子メール整形処
理は、例えば入力装置A210において電子メール整形
処理開始操作があったときの他、入力装置A210にお
いて電子メール送信開始操作があったときなどに、制御
手段A110(検索制御手段A112)がこの信号を受
けることにより開始されてもよい。ここで、入力装置A
210における命令の入力とは、例えば出力装置A23
0に表示された特定部位がクリックされるなどといった
ものであってもよい。
【0046】また、電子メール整形装置は、整形処理を
停止する機能を備えることが望ましい。この整形処理停
止機能とは、例えば入力装置A210において整形処理
を停止する旨の命令の入力があった場合には、制御手段
A111が全部あるいは特定の処理を停止する仕組みな
どである。
【0047】ところで、記憶装置A220に、電子メー
ル整形の各種処理過程で得た情報を記憶し、以降これを
電子メール整形処理に利用してもよい。例えば、制御手
段A110(検索制御手段A112)がデータベースA
222へのデータ登録機能を有し、電子メール整形処理
過程において、当該送信先情報端末の処理不可能データ
や受信可能データ量などの情報を得たときは、前記制御
手段A110(検索制御手段A112)が前記送信先情
報端末電子メールアドレスと前記処理不可能データや受
信可能データ量などの情報とを対応付けてどのような電
子メールアドレスパターンを使用する情報端末機種にど
のような処理制限があるかを記憶したデータベースA2
22あるいは専用データベースに記憶し、以降、電子メ
ール整形処理過程において前記制御手段A110(検索
制御手段A112)が電子メール宛先欄に記された電子
メールアドレスを元に前記データベースを検索するに際
して、前記宛先と同一の電子メールアドレスが発見され
たときは、前記送信先情報端末電子メールアドレスと対
応付けて記憶された処理不可能データを取得してもよ
い。
【0048】電子メール整形装置が、出力装置A230
における警告の出力を制御する警告制御手段を備え、制
御手段A110(電子メール内確認制御手段A113)
による検索により、電子メールA221中に正常に処理
できない種類のデータが含まれあるいはデータ許容量を
超える場合には、前記警告制御手段が出力装置A230
においてその旨の警告を発する警告処理を行ってもよ
い。また前記警告制御手段は、データの変換や分割処理
に際して出力装置A230においてその旨の警告を発す
る警告処理を行ってもよい。
【0049】そしてこの警告制御手段による警告処理
は、具体的には例えば、音声出力装置からの音声の発生
や、画像表示装置上でのメッセージの表示や画像の点滅
など、電子メールA221作成又送信者に注意を喚起す
るような方法により行う。
【0050】記憶装置A220に格納される各種データ
ベースや表は、共通の処理制限データナンバーや情報端
末機種ナンバーによって互いに関連付けられてもよい。
また、各種データベースや表はそれぞれ必ずしも別個独
立に存在する必要はなく、例えば、それぞれ、一個のデ
ータベースの一部分を構成するものであってもよい。
【0051】例えば、記憶装置A220に格納されるデ
ータベースA222は、情報端末機種一機種分ごとにそ
れぞれ一行を構成し、電子メールアドレスパターン列
や、情報端末機種名列、電話番号パターン列、複数の代
替可能同種データ列、受信許容データ量情報列などを有
する一個のデータベースであってもよい。
【0052】「また」、「又」、「亦」とは、「AND」
または「OR」または「AND/OR」を意味する言葉として
用いている(広辞苑に従う)。
【0053】以下、本発明の実施例2を図6図7に従っ
て詳細に説明する。
【0054】送信先情報端末において処理可能なデータ
に制限がある場合に前記制限と抵触しないように電子メ
ールを整形する電子メール整形装置であって、情報の入
力に用いる入力装置B210と、情報の出力に用いる出
力装置B230と、電子メール221や各種データベー
スB222などの格納に用いられる記憶装置B220
と、上記出力装置、記憶装置の各制御をつかさどる制御
手段B110を備える。
【0055】ここで、制御手段B110は、出力装置B
230における入力要求メッセージや警告などの出力処
理(B03など)の制御をつかさどる出力制御手段B1
11や、記憶装置B220に格納されるデータベースB
222(B222−1、B222−2)などにおいて送
信先情報端末における処理制限などに関連する検索処理
(B01、B02、B05など)をつかさどる検索制御
手段B112や、記憶装置B220に格納される電子メ
ールB221について前記処理制限に抵触するデータが
含まれるか否かの確認をつかさどる(B06)電子メー
ル内確認制御手段B113や、前記電子メールB221
に含まれる前記処理制限抵触データについてデータベー
スB222−3などを参照することにより処理制限に抵
触しないデータに変換する変換処理(B07)をつかさ
どるデータ変換制御手段B114や、前記電子メールB
221のデータサイズが前記制限以内か否かの確認(B
08)をつかさどるデータサイズ確認制御手段B115
や、前記データサイズが前記制限を超える場合などに前
記電子メールB221の分割処理(B09)をつかさど
る電子メール分割制御手段B116などから構成されて
もよい。
【0056】ここで記憶装置B220に格納されるデー
タベースB222は、例えば、どのような電子メールア
ドレスパターンを使用する情報端末機種にどのような処
理制限があるかを記憶したデータベースB222−1
や、どのような情報端末機種にどのような処理制限があ
るかを記憶したデータベースB222−2や、特定情報
端末機種に独自であって通用性のないデータとこれに類
似し他の情報端末機種で使用可能なデータとを対応付け
たデータベースB222−3などから構成される。
【0057】そして、制御手段B110(検索制御手段
B112)は、例えば電子メールB221の送信に先立
ち、記憶装置B220内に格納された当該送信予定電子
メールB221の宛先欄などに記された送信先情報端末
の電子メールアドレスを参照し(B01)この電子メー
ルアドレスパターンと一致するデータパターンを記憶装
置B220内に格納されたどのような電子メールアドレ
スパターンを使用する情報端末機種にどのような処理制
限があるかを記憶したデータベースB222−1におい
て検索し、該当する電子メールアドレスパターンを発見
できたときには、前記送信先情報端末機種における処理
制限の存否とその制限の内容を取得する(B02)。一
方、前記送信予定電子メールB221の宛先欄などに電
子メールアドレスデータがない場合や、前記検索処理に
よりデータベースB222−1内に該当する電子メール
アドレスパターンを発見できないときなどには、制御手
段B110(出力制御手段B111)は送信先情報端末
機種情報の入力要求メッセージを出力装置B230に出
力する(B03)。そして、入力装置B210から送信
先情報端末機種に関する情報が入力されたときには(B
04)、前記制御手段B110(検索制御手段B11
2)は、この送信先情報端末機種に関する情報を元に、
記憶装置B220内に格納されたどのような情報端末機
種にどのような処理制限があるかを記憶したデータベー
スB222−2において、前記送信先情報端末機種にお
ける処理制限の存否とその制限の内容を取得する(B0
5)。そして前記いずれかの処理などにより送信先情報
端末機種における処理制限の内容が取得されたときに
は、制御手段B110(電子メール内確認制御手段B1
13)は、記憶装置B220に格納された送信予定電子
メールB221内を検索し、この制限に抵触するデータ
が含まれていないか確認する(B06)。そして、当該
電子メールB221内においてこの制限に抵触するデー
タが発見された場合には、制御手段B110(データ変
換制御手段B114)は、この制限に抵触するデータが
送信先情報端末機種において使用可能な如何なるデータ
に対応するかを、記憶装置B220内に格納された特定
情報端末機種に独自であって通用性のないデータとこれ
に類似し他の情報端末機種で使用可能なデータとを対応
付けたデータベースB222−3において参照して、こ
の参照結果に従って、前記の制限に抵触するデータを、
これに類似するデータであって送信先情報端末において
処理可能なデータに変換する(B07)。その後、制御
手段B110(データサイズ確認制御手段B115)
は、記憶装置B220内に記憶された前記電子メールB
221のデータサイズを確認することにより、前記電子
メールB221を構成するデータ量が前記制限において
定められるデータ許容量を超えないか確認し(B0
8)、これを超えるときには、制御手段B110(電子
メール分割制御手段B116)は、前記電子メールB2
21を前記制限内のデータ量で分割し、それぞれに、送
信先においてこれらを再び一個のメールとして認識する
為に必要な情報などを付して(B09)、複数の電子メ
ールとして生成する。
【0058】ここで、入力装置B210とは、キーボー
ドであってもよいし、マウス等のポインティングデバイ
スであってもよいし、タブレット等を含むタッチパネル
等であってもよいし、これら複数であってもよい。
【0059】ここで、出力装置B230とは、例えば画
像を表示する装置や、音声を出力する装置や、両装置を
組み合わせて用いる装置等であって、前記画像表示装置
は、CRTであってもよいし、LCD等の液晶表示装置
であってもよいし、さらには入力装置B210などと一
体化した、例えば液晶タブレッと等であってもよい。
【0060】ここで、記憶装置B220とは、半導体の
メモリ素子、例えばフラッシュROMやEEPROM等
の不揮発性メモリや、電源でバックアップされているR
AMであってもよいし、あるいはハードディスクや光デ
ィスク等の補助記憶装置であってもよいし、これらを適
宜組み合わせて利用してもよい。また記憶装置220
は、当該情報端末装置内だけでなく、例えば情報通信網
などを介して利用可能な外部装置内にあってもよい。
【0061】また、記憶装置B220は、情報端末が動
作するために必要となる制御処理のためのワーク用メモ
リとして使用されてもよい。
【0062】ここで、制御手段B110(あるいは出力
制御手段B111、検索制御手段B112、電子メール
内確認制御手段B113、データ変換制御手段B11
4、データサイズ確認制御手段B115、電子メール分
割制御手段B116)はCPU、RAM、ROM等から
構成されたものとし、これらは専用のLSIであっても
よいし、組み合わせて構成されたものであってもよい。
【0063】ここで、送信先情報端末とは、電子メール
B221の送信先候補となり得る装置である。例えば、
電子メール受信機能を有する装置などであって、電子メ
ール受信機能付携帯電話機などを含む。また、送信先情
報端末とは、電子メールB221の最終到達装置だけで
なく、途中の電子メール送信中継サーバなどであっても
よい。そして、送信先情報端末は必ずしも単数である必
要はなく、例えば送信先情報端末が複数である場合など
には、処理制限が同時に複数パターン重複して存在する
こともあり得る。
【0064】送信先情報端末機種における処理制限の存
否とその制限の内容を取得する(B01、B02、B0
3、B04、B05)処理については、必ずしも送信先
情報端末の電子メールアドレスや入力装置B210から
入力された送信先情報端末機種に関する情報などを元に
データベースB222において検索する方法により取得
する必要はなく、例えば常に予め指定された処理制限の
内容を固定的に取得する方法により行ってもよく、この
場合、固定的に定められる前記処理制限の内容は記憶装
置B220内に予め記憶され、たとえばデータベースB
222に格納されてもよい。また、前記の送信先情報端
末機種における処理制限の存否とその制限の内容を取得
する(B01、B02、B03、B04、B05)処理
については、送信先情報端末より受信した電子メールを
参照する方法によって行ってもよい。すなわち、当該送
信先情報端末より過去に受信した電子メールメッセージ
の文字列一行あたりの文字数や前記メッセージがHTML形
式またテキスト形式のどちらで記述されたものかなどを
確認する方法により行ってもよい。そしてこのような場
合、どのような電子メールアドレスパターンを使用する
情報端末機種にどのような処理制限があるかを記憶した
データベースB222−1や、どのような情報端末機種
にどのような処理制限があるかを記憶したデータベース
B222−2や、特定情報端末機種に独自であって通用
性のないデータとこれに類似し他の情報端末機種で使用
可能なデータとを対応付けたデータベースB222−3
などは備えられあるいは利用される必要はない。
【0065】ここで、送信先情報端末における処理制限
とは、原則として、例えば送信先情報端末においてその
受信能力上受信することができなきないデータ形式やデ
ータ量などに関する制限であって、あるいはその出力能
力上表示または再生することができない記号や文字や画
像や音声などのデータ種類などに関する制限である。し
かし、送信先情報端末における処理制限とは、必ずしも
前記のように送信先情報端末の処理能力に起因する処理
制限に限られる必要はない。すなわち、送信先情報端末
のほか送信元情報端末や中継サーバや転送先情報端末の
処理能力上送信すべきでないデータ形式やデータ量やデ
ータ種類などであってもよいし、あるいはその他の理由
で送信先や中継地点や転送先への送信を制限すべきと決
定されたデータ形式やデータ量やデータ種類であっても
よい。例えば、送信元において漏洩を防止したい情報に
関する語句や、犯罪性の高い任意の語句などであっても
よい。
【0066】ここで、送信先情報端末における処理制限
とは、処理制限がない場合や、電子メール受信全般が制
限されている場合すなわちそもそも送信先情報端末に電
子メール受信機能がない場合なども含む場合もある。
【0067】ここで、情報端末機種とは、情報端末にお
ける処理制限の内容を決定付け得る例えばカテゴリーな
どである。すなわち、例えば携帯電話会社によって電子
メールで受信可能な文字数が決定されている場合も少な
くなく、このような場合には、送信先情報端末が加入し
ている携帯電話会社の種類は、情報端末機種となりう
る。また例えばインターネッとプロバイダーによって電
子メールで受信可能なデータ量が決定されている場合も
あり、このような場合には、送信先情報端末が利用して
いるインターネッとプロバイダーの種類は、情報端末機
種となりうる。
【0068】ここで、電子メールアドレスパターンと
は、その電子メールアドレスを使用する情報端末機種を
推定する上で端緒となるような、電子メールアドレス中
に見られる各情報端末機種に特有の文字記号列や数列に
関するパターンなどである。例えば、特定電話会社名を
示すローマ字と共に特定の桁数の数列が並ぶようなパタ
ーンを有する電子メールアドレスからは、これを使用す
る情報端末が特定の電話会社の携帯電話であると推定で
き、また例えば、特定インターネッとプロバイダー名を
示すローマ字を含む電子メールアドレスからは、これを
使用する情報端末が特定のインターネッとプロバイダー
に加入する情報端末であると推定でき、このような場合
には前記文字数字列に関するパターンが、電子メールア
ドレスパターンとなる。
【0069】送信先情報端末機種の電子メールアドレス
パターンを元に処理制限の存否とその制限の内容を確認
する処理(B02)に関して用いられる、どのような電
子メールアドレスパターンを使用する報端末機種にどの
ような処理制限があるかを記憶したデータベースB22
2−1とは、すなわち、電子メールアドレスパターン一
覧と、前記各電子メールアドレスパターンを使用する情
報端末機種において処理不可能な記号等のデータの一覧
情報並びに電子メールにて受信可能なデータ量について
の情報とを、対応付けて記憶したデータベースなどであ
って、具体的には、例えば、電子メールアドレスパター
ン一種類分ごとにそれぞれ一行を構成し、電子メールア
ドレスパターン列や、処理不可能な記号等の処理制限デ
ータと前記処理制限データ種類ごとにつけた任意のナン
バーを記す処理制限データ情報列や、受信許容データ量
情報列などから構成される表のデータベースなどであっ
てよい。
【0070】そして、送信先情報端末機種の電子メール
アドレスパターンを元に処理制限の存否とその制限の内
容を確認する処理(B02)は、例えば前記制御手段B
110(検索制御手段B112)が、前記データベース
の電子メールアドレスパターン列に記憶されるデータパ
ターンについて、送信先情報端末電子メールアドレス文
字列においてこれと一致する電子メールアドレスパター
ンの存否を検索し、該当するデータパターンが発見され
たときには、同行処理制限データ情報列や、受信許容デ
ータ量情報列などを確認する方法により行ってもよい。
また、例えば、まず送信先情報端末電子メールアドレス
文字列から予め定められた特定部位の文字列について抽
出し、次に前記抽出文字列について、前記データベース
B222−1の電子メールアドレスパターン列において
これと一致する電子メールアドレスパターンの存否を検
索し、該当するデータパターンが発見されたときには、
同行処理制限データ情報列や、受信許容データ量情報列
などを確認する方法により行ってもよい。
【0071】ところで、送信先情報端末機種の電子メー
ルアドレスパターンを元に処理制限の存否とその制限の
内容を確認する処理(B02)に関して用いられる、ど
のような電子メールアドレスパターンを使用する報端末
機種にどのような処理制限があるかを記憶したデータベ
ースB222−1は、どのような電子メールアドレスパ
ターンがどのような情報端末機種で使用されるかを記憶
した表と、どのような情報端末機種にどのような処理制
限があるかを記憶した表から構成されてもよい。そし
て、制御手段B110(検索制御手段B112)が、以
下のような手順で、送信先情報端末の電子メールアドレ
スパターンを元に、前記送信先情報端末機種について制
限の有無や制限の内容を検索する処理を行ってもよい。
すなわち、まず、前記制御手段B110(検索制御手段
B112)が送信先情報端末のメールアドレスのデータ
パターンを元に、どのような電子メールアドレスパター
ンがどのような情報端末機種で使用されるかを記憶した
表を検索することにより前記送信先情報端末の機種を判
別する。次に、前記制御手段B110(検索制御手段B
112)は、前記判別送信先情報端末機種情報を元にど
のような情報端末機種にどのような処理制限があるかを
記憶した表において前記送信先情報端末機種について制
限の有無や制限の内容を検索する。
【0072】ここで、どのような電子メールアドレスパ
ターンがどのような情報端末機種で使用されるかを記憶
した表とは、すなわち、情報端末機種一覧と、前記各情
報端末機種が用いる電子メールアドレスパターンとを、
対応付けて記憶した表などであって、ここで情報端末機
種一覧とは、例えば情報端末機種ごとに任意に付けられ
たナンバーの一覧であってもよい。具体的には、例え
ば、情報端末機種一機種分ごとにそれぞれ一行を構成
し、情報端末機種ナンバー列や、情報端末機種ごとの電
子メールアドレスパターンを記した電子メールアドレス
パターン列などから構成される表などであってよい。
【0073】そして、送信先情報端末の電子メールアド
レスのデータパターンを元に、どのような電子メールア
ドレスパターンがどのような情報端末機種で使用される
かを記憶した表を検索することにより前記送信先情報端
末の機種を判別する処理は、例えば、制御手段B110
(検索制御手段B112)が、前記表の電子メールアド
レスパターン列に記憶されるデータパターンについて、
送信先情報端末電子メールアドレス文字列においてこれ
と一致するデータパターンの存否を検索し、該当するデ
ータパターンが発見されたときには、前記データパター
ンを記す行の情報端末機種ナンバー列を確認する方法に
より行ってもよい。また、例えば、まず送信先情報端末
電子メールアドレス文字列から予め定められた特定部位
の文字列について抽出し、次に前記抽出文字列につい
て、前記表の電子メールアドレスパターン列においてこ
れと一致するデータパターンの存否を検索し、該当する
データパターンが発見されたときには、同行情報端末機
種ナンバー列を確認する方法により行ってもよい。
【0074】また、ここで、どのような情報端末機種に
どのような処理制限があるかを記憶した表とは、例えば
情報端末機種一覧と、前記情報端末機種が電子メールに
て受信可能なデータ量や処理不可能な記号等についての
情報とを、対応付けて記憶した表などであって、ここで
情報端末機種一覧とは、情報端末機種ごとに任意に付け
られたナンバーの一覧であってもよい。具体的には、例
えば、情報端末機種一件分ごとにそれぞれ一行を構成
し、情報端末機種ナンバー列や、処理不可能な記号等の
処理制限データと前記処理制限データ種類ごとにつけた
任意のナンバーを記す処理制限データ情報列や、受信許
容データ量情報列などから構成される表などであって、
そしてこの表は、例えば、電子メールアドレスパターン
とこれを用いる情報端末機種とを対応付けて記憶した表
などと、前記の情報端末機種ナンバーによって関連付け
られてもよい。
【0075】そして、送信先情報端末のメールアドレス
のデータパターンから判別した送信先情報端末機種情報
を元にどのような情報端末機種にどのような処理制限が
あるかを記憶した表において前記送信先情報端末機種に
ついて制限の有無や制限の内容を検索する処理は、例え
ば、制御手段B110(検索制御手段B112)が、ど
のような情報端末機種にどのような処理制限があるかを
記憶した表内の情報端末機種ナンバー列において、送信
先情報端末機種判別処理で判別した送信先情報端末機種
のナンバーを検索し、これが発見されたときにはその行
の処理制限データ情報列や、受信許容データ量情報列に
記憶された処理制限データ情報や受信許容データ量情報
を確認する方法により行ってもよい。
【0076】あるいは、送信先情報端末機種の電子メー
ルアドレスパターンを元に処理制限の存否とその制限の
内容を確認する処理(B02)は、以下のような手順で
行うこともできる。すなわち、まず、制御手段B110
が、送信先情報端末の電子メールアドレス中において電
話番号特有のデータパターンを検索する。次に、電子メ
ールアドレス中に電話番号特有のデータパターンを発見
したときには、制御手段B110が、この電話番号特有
のデータパターンを元に、どのような電話番号パターン
がどのような情報端末機種で使用されるかを記憶した表
を検索することにより前記送信先情報端末の機種を判別
する。さらに、制御手段B110(検索制御手段B11
2)が、前記処理の結果判別された送信先情報端末機種
情報を元に、どのような情報端末機種にどのような処理
制限があるかを記憶した表において、前記送信先情報端
末機種について制限の有無や制限の内容を検索する。
【0077】ここで、どのような電話番号パターンがど
のような情報端末機種で使用されるかを記憶した表と
は、情報端末機種一覧と、前記各情報端末機種が用いる
電話番号パターンとを、対応付けて記憶した表などであ
って、この情報端末機種一覧とは、情報端末機種ごとに
付けられたナンバーの一覧であってもよい。具体的に
は、例えば、情報端末機種一機種分ごとにそれぞれ一行
を構成し、情報端末機種ナンバー列や、情報端末機種ご
との電話番号パターンを記した電話番号パターン列など
から構成される表などであってよい。
【0078】そして、当該送信先情報端末電話番号を表
内において検索することにより当該送信先情報端末機種
を判別する処理は、例えば、制御手段B110(検索制
御手段B112)が、前記表の電話番号パターン列に記
される電話番号パターンについて、当該送信先情報端末
電話番号内においてこれと一致する数字配列バターンの
存否を検索し、該当する数字配列パターンが発見された
ときには、前記数字配列バターンを記す行の情報端末機
種ナンバー列を確認する方法により行ってもよい。ま
た、例えば、前記制御手段B110(検索制御手段B1
12)が、まず当該送信先情報端末電話番号から予め定
められた特定部位の数字について抽出し、次に前記抽出
数字について、前記表の電話番号パターン列においてこ
れと一致する電話番号バターンの存否を検索し、該当す
る電話番号パターンが発見されたときには、同行情報端
末機種ナンバー列を確認する方法により行ってもよい。
【0079】そして、入力装置B210における送信先
情報端末機種名などの入力(B04)方法としては、入
力情報の定型化などの観点から、検索条件等の入力用フ
ォームやウィザードなどを利用して入力してもよい。す
なわち、例えば、送信先情報端末の機種を判別できない
ときには、制御手段B110(出力制御手段B111)
が記憶装置B220に予め記憶された入力用フォームや
ウィザードなどを送信先情報端末機種情報入力要求メッ
セージと共に、出力装置B230に出力する。そして利
用者は入力装置B210を用いて出力装置B230に表
示された入力用フォームやウィザードなどにしたがって
送信先情報端末機種情報を入力する。ちなみにこの送信
先情報端末機種情報の入力処理は、フォームやウィザー
ドの表示と利用者のこれに従った送信先情報端末機種情
報の入力とを複数回繰り返すことによりを完結するもの
であってもよい。
【0080】そして入力装置B210からの送信先情報
端末機種名などの情報入力(B04)について、フォー
ムやウィザード等を利用しない場合には、予め入力の規
制されている情報について入力を行おうとしたときは前
記規制情報の入力が不可能となり、入力規制処理方法を
備えるとことが望ましい。ここで前記規制範囲は設定に
より可変的に定めることができてもよい。また、上記以
外の方法で入力情報を整形する情報整形方法を備えても
よい。
【0081】入力装置B210から入力された送信先情
報端末機種に関する情報を元に処理制限の存否とその制
限の内容を取得する処理(B05)に用いられる、どの
ような情報端末機種にどのような処理制限があるかを記
憶したデータベースB222−2とは、すなわち、情報
端末機種に関する情報一覧と、前記各情報端末機種にお
いて処理不可能な記号等のデータの情報並びに電子メー
ルにて受信可能なデータ量についての情報とを、対応付
けて記憶したデータベースなどであって、具体的には、
例えば、情報端末機種一種類分ごとにそれぞれ一行を構
成し、情報端末機種に関する情報列や、処理不可能な記
号等の処理制限データと前記処理制限データ種類ごとに
つけた任意のナンバーを記す処理制限データ情報列や、
受信許容データ量情報列などから構成される表のデータ
ベースなどであってよい。
【0082】そして、入力装置210から入力された送
信先情報端末機種に関する情報を元に処理制限の存否と
その制限の内容を取得する処理(B05)は、例えば、
前記制御手段B110(検索制御手段B112)が、入
力された送信先情報端末機種名など送信先情報端末機種
に関する情報について、前記表の情報端末機種に関する
情報列においてこれと一致する情報の存否を検索し、該
当する情報が発見されたときには、同行の処理制限デー
タ情報列や、受信許容データ量情報列などを確認する方
法により行ってもよい。
【0083】また、入力された送信先情報端末機種に関
する情報を元に処理制限の存否とその制限の内容を取得
する処理(B05)に関して用いられる、どのような情
報端末機種にどのような処理制限があるかを記憶したデ
ータベースB222−2は、情報端末機種一覧と前記各
情報端末機種に関する情報とを対応付けた表と、どのよ
うな情報端末機種にどのような処理制限があるかを記憶
した表から構成されてもよい。そして、制御手段B11
0(検索制御手段B112)が、以下のような手順で、
入力された送信先情報端末機種に関する情報を元に、前
記送信先情報端末機種について制限の有無や制限の内容
を検索する処理を行ってもよい。すなわち、まず、前記
制御手段B110(検索制御手段B112)が、入力装
置B210から入力された送信先情報端末機種名など送
信先情報端末機種に関する情報を元に、前記情報端末機
種一覧と各情報端末機種に関する情報とを対応付けた表
を検索することにより、前記送信先情報端末の機種を判
別する。次に、前記制御手段B110(検索制御手段B
112)は、前記判別送信先情報端末機種情報を元にど
のような情報端末機種にどのような処理制限があるかを
記憶した表において前記送信先情報端末機種について制
限の有無や制限の内容を検索する。
【0084】ここで、情報端末機種一覧と前記各情報端
末機種に関する情報とを対応付けた表とは、すなわち、
情報端末機種一覧と、前記各情報端末機種の機種名など
の情報とを、対応付けて記憶した表などであって、ここ
で情報端末機種一覧とは、例えば情報端末機種ごとに任
意に付けられたナンバーの一覧であってもよい。具体的
には、例えば、情報端末機種一機種分ごとにそれぞれ一
行を構成し、情報端末機種ナンバー列や、各情報端末機
種の機種名などを記した情報端末機種名列などから構成
される表などであってよい。
【0085】そして、入力装置B210から入力された
送信先情報端末機種名など送信先情報端末機種に関する
情報を元に、前記情報端末機種一覧と各情報端末機種に
関する情報とを対応付けた表を検索することにより、前
記送信先情報端末の機種を判別する処理は、例えば、制
御手段B110(検索制御手段B112)が、入力され
た送信先情報端末機種名など送信先情報端末機種に関す
る情報について、前記表の情報端末機種名列においてこ
れと一致する情報の存否を検索し、該当する情報が発見
されたときには、同行の情報端末機種ナンバー列を確認
する方法によりより行ってもよい。
【0086】また、ここで、どのような情報端末機種に
どのような処理制限があるかを記憶した表とは、例えば
情報端末機種一覧と、前記情報端末機種が電子メールに
て受信可能なデータ量や処理不可能な記号等についての
情報とを、対応付けて記憶した表などであって、ここで
情報端末機種一覧とは、情報端末機種ごとに任意に付け
られたナンバーの一覧であってもよい。具体的には、例
えば、情報端末機種一件分ごとにそれぞれ一行を構成
し、情報端末機種ナンバー列や、処理制限データと前記
処理制限データ種類ごとにつけた任意のナンバーを記す
処理制限データ情報列や、受信許容データ量情報列など
から構成される表などであって、そしてこの表は、例え
ば、情報端末機種一覧と各情報端末機種に関する情報と
を対応付けた表などと、前記の情報端末機種ナンバーに
よって関連付けられてもよい。
【0087】そして、送信先情報端末機種名などの送信
先情報端末機種に関する情報から判別した送信先情報端
末機種情報を元にどのような情報端末機種にどのような
処理制限があるかを記憶した表において前記送信先情報
端末機種について制限の有無や制限の内容を検索する処
理は、例えば、制御手段B110(検索制御手段B11
2)が、どのような情報端末機種にどのような処理制限
があるかを記憶した表内の情報端末機種ナンバー列にお
いて、送信先情報端末機種判別処理で判別した送信先情
報端末機種のナンバーと一致するナンバーを検索し、こ
れが発見されたときにはその行の処理制限データ情報列
や、受信許容データ量情報列に記憶された処理制限デー
タ情報や受信許容データ量情報を確認する方法により行
ってもよい。
【0088】また、入力装置B210から入力された送
信先情報端末機種に関する情報を元に処理制限の存否と
その制限の内容を取得する処理(B05)に関して、入
力装置B210から入力される送信先情報端末機種情報
(B04)は、例えば送信先情報端末の電話番号などで
あってもよい。そしてこの場合、記憶装置B220にど
のような電話番号パターンを使用する報端末機種にどの
ような処理制限があるかを記憶したデータベースを格納
し、制御手段B110(検索制御手段B112)は、入
力された電話番号と一致する電話番号パターンを前記デ
ータベースにおいて検索することにより、前記送信先情
報端末機種が処理できない記号や文字などの処理不可能
データや、受信可能文字数などの受信データ量に関する
制限の有無や、その制限の内容を検索してもよい。
【0089】ここで、どのような電話番号パターンを使
用する報端末機種にどのような処理制限があるかを記憶
したデータベースとは、すなわち、電話番号パターン一
覧と、前記各電話番号パターンを使用する情報端末機種
における処理制限とを、対応付けて記憶したデータベー
スなどであって、ここで情報端末機種一覧とは、例えば
情報端末機種ごとに任意に付けられたナンバーの一覧で
あってもよい。具体的には、例えば、情報端末機種一機
種分ごとにそれぞれ一行を構成し、情報端末機種ナンバ
ー列や、処理不可能な記号等の処理制限データと前記処
理制限データ種類ごとにつけた任意のナンバーを記す処
理制限データ情報列や、受信許容データ量情報列などか
ら構成される表のデータベースなどであってよい。
【0090】そして、制御手段B110(検索制御手段
B112)が、入力された電話番号パターンをデータベ
ース内において検索することにより、送信先情報端末に
おける処理制限を検索する処理は、例えば前記データベ
ースの電話番号パターン列に記憶される電話番号パター
ンについて、送信先情報端末電話番号においてこれと一
致する電話番号パターンの存否を検索し、該当するパタ
ーンが発見されたときには、前記電話番号パターンを記
す行の処理制限データ情報列や受信許容データ量情報列
を確認する方法により行ってもよい。また、例えば、ま
ず送信先情報端末電話番号から予め定められた特定部位
の数字について抽出し、次に前記抽出数字について、前
記表の電話番号パターン列においてその存否を検索し、
該当するパターンが発見されたときには、同行処理制限
データ情報列や、受信許容データ量情報列に記憶された
処理制限データ情報や受信許容データ量情報を確認する
方法により行ってもよい。
【0091】ところで、どのような電話番号パターンを
使用する報端末機種にどのような処理制限があるかを記
憶したデータベースは、どのような電話番号パターンが
どのような情報端末機種で使用されるかを記憶した表
と、どのような情報端末機種にどのような処理制限があ
るかを記憶した表とから構成されてもよい。そして、制
御手段B110(検索制御手段B112)が、以下のよ
うな手順で、送信先情報端末の電子メールアドレスパタ
ーンを元に、前記送信先情報端末機種について制限の有
無や制限の内容を検索する処理を行ってもよい。すなわ
ち、まず、前記制御手段B110(検索制御手段B11
2)が送信先情報端末の電話番号や電子メールアドレス
のデータパターンを元に、どのような電子メールアドレ
スパターンがどのような情報端末機種で使用されるかを
記憶した表を検索することにより前記送信先情報端末の
機種を判別する。次に、前記制御手段B110(検索制
御手段B112)は、前記判別送信先情報端末機種情報
を元にどのような情報端末機種にどのような処理制限が
あるかを記憶した表において前記送信先情報端末機種に
ついて制限の有無や制限の内容を検索する。
【0092】ここで、どのような電話番号パターンがど
のような情報端末機種で使用されるかを記憶した表と
は、すなわち、情報端末機種一覧と、前記各情報端末機
種が用いる電話番号パターンとを、対応付けて記憶した
表などであって、ここで情報端末機種一覧とは、例えば
情報端末機種ごとに任意に付けられたナンバーの一覧で
あってもよい。具体的には、例えば、情報端末機種一機
種分ごとにそれぞれ一行を構成し、情報端末機種ナンバ
ー列や、電話番号パターン列などから構成される表など
であってよい。
【0093】そして、制御手段B110(検索制御手段
B112)が、入力された電話番号パターンを表内にお
いて検索することにより、送信先情報端末機種を判別す
る処理は、例えば前記表の電話番号パターン列に記憶さ
れる電話番号パターンについて、送信先情報端末電話番
号においてこれと一致する電話番号パターンの存否を検
索し、該当する電話番号パターンが発見されたときに
は、前記電話番号パターンを記す行の情報端末機種ナン
バー列を確認する方法により行ってもよい。また、例え
ば、まず送信先情報端末電話番号から予め定められた特
定部位の数字について抽出し、次に前記数字について、
前記表の電話番号パターン列においてこれと一致する電
話番号パターンの存否を検索し、該当する電話番号パタ
ーンが発見されたときには、同行情報端末機種ナンバー
列を確認する方法により行ってもよい。
【0094】また、ここで、どのような情報端末機種に
どのような処理制限があるかを記憶した表とは、例えば
情報端末機種一覧と、前記情報端末機種が電子メールに
て受信可能なデータ量や処理不可能な記号等についての
情報とを、対応付けて記憶した表などであって、ここで
情報端末機種一覧とは、情報端末機種ごとに任意に付け
られたナンバーの一覧であってもよい。具体的には、例
えば、情報端末機種一件分ごとにそれぞれ一行を構成
し、情報端末機種ナンバー列や、処理制限データと前記
処理制限データ種類ごとにつけた任意のナンバーを記す
処理制限データ情報列や、受信許容データ量情報列など
から構成される表などであって、そしてこの表は、例え
ば、どのような電話番号パターンがどのような情報端末
機種で使用されるかを記憶した表などと、前記の情報端
末機種ナンバーによって関連付けられてもよい。
【0095】そして、電話番号から判別した送信先情報
端末機種情報を元にどのような情報端末機種にどのよう
な処理制限があるかを記憶した表において前記送信先情
報端末機種について制限の有無や制限の内容を検索する
処理は、例えば、制御手段B110(検索制御手段B1
12)が、どのような情報端末機種にどのような処理制
限があるかを記憶した表内の情報端末機種ナンバー列に
おいて、送信先情報端末機種判別処理で判別した送信先
情報端末機種のナンバーと一致するナンバーを検索し、
これが発見されたときにはその行の処理制限データ情報
列や、受信許容データ量情報列に記憶された処理制限デ
ータ情報や受信許容データ量情報を確認する方法により
行ってもよい。
【0096】送信先情報端末機種の電子メールアドレス
パターンを元に処理制限の存否とその制限の内容を確認
する処理(B02)は、例えば、送信先情報端末機種電
子メールアドレス中に各情報端末機種に特有の電子メー
ルアドレスパターンなどが複数存在し、複数の送信先情
報端末の存在が推定される場合などには、制御手段B1
10(検索制御手段B112)は前記処理を複数回繰り
返して行うことにより、前記複数送信先情報端末機種に
おける処理制限の存否とその制限の内容の確認を行うこ
ともあり得る。そしてこの場合、その後の処理は、前記
で確認された処理制限全てに関してなされることが望ま
しい。
【0097】そして、制御手段B110(検索制御手段
B112)が、送信先情報端末機種を元に処理制限を表
内において検索する処理は、例えば、表内の情報端末機
種ナンバー列において、入力された情報端末機種ナンバ
ーを検索し、これが発見されたときにはその行の処理制
限データ情報列や受信許容データ量情報列に記憶された
処理制限データ情報や受信許容データ量情報を確認する
方法により行ってもよい。
【0098】制御手段B110(電子メール内確認制御
手段B113)が記憶装置B220に記憶された作成済
み送信予定電子メール内を検索し送信先情報端末の処理
制限に抵触するデータが含まれていないか確認する処理
は、例えば、送信先情報端末機種の処理不可能な記号等
を、作成済み送信予定電子メールメール内において検索
しその有無を確認する方法により行う。
【0099】また、この制御手段B110(電子メール
内確認制御手段B113)による確認処理(B06)
は、かならずしも作成済み電子メール内にて行われる必
要はなく、制御手段B110(電子メール内確認制御手
段B113)が作成中電子メールを監視して前記処理制
限に抵触するデータの入力がないか確認してもよい。
【0100】特定情報端末機種に独自であって通用性の
ないデータとこれに類似し他の情報端末機種で使用可能
なデータとを対応付けたデータベースB222−3と
は、例えば、情報端末機種一機種分ごとにそれぞれ一行
を構成し、情報端末機種ナンバー列のほか、代替可能な
程度に類似した同種データごとに一列を構成し、この列
が複数並ぶ表のデータベースなどである。
【0101】そして、電子メール221を構成するデー
タが送信先情報端末における処理制限に抵触し、これを
前記処理制限に抵触しない適当なデータに変換する(B
07)に際して、制御手段B110(データ変換制御手
段B114)が、前記抵触データが送信先情報端末にお
いて使用可能な如何なるデータに類似対応するかを参照
する処理は、例えば制御手段B110(データ変換制御
手段B114)が、まず記憶装置B220に格納される
特定情報端末機種に独自であって通用性のないデータと
これに類似し他の情報端末機種で使用可能なデータとを
対応付けたデータベースB222−3において、前記の
抵触データを検索し、該当するデータが発見されたとき
には、同列の送信先情報端末行を確認する方法により行
ってもよい。
【0102】電子メールB221のデータサイズを確認
(B08)し、これを制限内のデータ量で分割する処理
(B09)は、例えば以下のような手順で行う。すなわ
ち、まず、制御手段B110(データサイズ確認制御手
段B115)が、例えば記憶装置B220に格納される
作成済み送信予定電子メールB221の文字数をカウン
とするなどの方法によりデータサイズを確認する(B0
8)。そして、次に、前記作成済み送信予定電子メール
B221の文字数が送信先受信可能字数を超えるなど、
電子メールB221を構成するデータ量が前記制限にお
いて定められるデータ許容量を超える場合には、制御手
段B110(電子メール分割制御手段B116)が、例
えば電子メールB221の文字列を文字列先頭から送信
先受信可能字数以内までで区切るなど、前記電子メール
B221を前記制限内のデータ量までで区切り、この部
分について一個の電子メールとして生成する(B0
9)。そして、残りの文字列などのデータ部分につい
て、制御手段B110(データサイズ確認制御手段B1
15)が文字数をカウンとするなどの方法によりそのデ
ータサイズを確認し(B08)、その結果、その字数が
前記受信可能文字数以内であるなどデータ量が制限内で
ある場合には、制御手段B110(電子メール分割制御
手段B116)が、これを一個の電子メールとして生成
し、あるいはこの文字列の字数がさらに受信可能文字数
を超えるなど、電子メールを構成するデータ量が前記制
限において定められるデータ許容量を超える場合には、
制御手段B110(電子メール分割制御手段B116)
が、この文字列についてさらにその先頭から送信先受信
可能字数以内までで区切るなど、前記電子メールを前記
制限内のデータ量までで区切り、この部分について一個
の電子メールとして生成する(B09)。そして残りの
受信可能データ量を超える部分についても、そのデータ
量が前記受信可能データ量以内になるまで前記の作業
(B08、B09)を繰り返す。このような作業を通じ
て、当初の一個の作成済み送信予定電子メールB221
を、前記送信先情報端末が受信できるデータ量に分割さ
れた複数個の電子メールとして整形する。
【0103】ここで、制御手段B110(電子メール分
割制御手段B116)が、が電子メール221を分割す
るに際しては(B09)、分割後のそれぞれの電子メー
ルに前記のデータを付すためのスペースをあけておいて
もよい。
【0104】制御手段B110(電子メール分割制御手
段B116)による分割処理(B09)において分割し
たそれぞれの電子メールに付される送信先において再び
一個の文章として認識する為に必要な情報とは、それぞ
れの電子メールが元は同一であったことを示す情報や、
当該電子メールがいくつに分割されたうちのいくつめの
ものであるかといったことを示す情報などである。具体
的には例えば、前記それぞれの電子メールに同一の記号
や数字等を付し、さらにそれぞれに順に通し番号等を付
してもよい。また例えば、元は同一であったことを示す
情報として、送信元の電子メールアドレスや分割処理が
開始された時点でのタイムスタンプを付し、いくつに分
割されたうちのいくつめのものであるかを示す情報とし
て、当該電子メール自体が分割された時点でのタイムス
タンプを付す方法などもある。
【0105】制御手段B110による電子メール整形処
理は、例えば入力装置B210において電子メール整形
処理開始操作があったときの他、入力装置B210にお
いて電子メール送信開始操作があったときなどに、制御
手段B110(検索制御手段B112)がこの信号を受
けることにより開始されてもよい。ここで、入力装置B
210における命令の入力とは、例えば出力装置B23
0に表示された特定部位がクリックされるなどといった
ものであってもよい。
【0106】また、電子メール整形装置は、整形処理を
停止する機能を備えることが望ましい。この整形処理停
止機能とは、例えば入力装置B210において整形処理
を停止する旨の命令の入力があった場合には、制御手段
B111が全部あるいは特定の処理を停止する仕組みな
どである。
【0107】ところで、記憶装置B220に、電子メー
ル整形の各種処理過程で得た情報を記憶し、以降これを
電子メール整形処理に利用してもよい。例えば、制御手
段B110(検索制御手段B112)がデータベースB
222へのデータ登録機能を有し、電子メール整形処理
過程において、当該送信先情報端末の処理不可能データ
や受信可能データ量などの情報を得たときは、前記制御
手段B110(検索制御手段B112)が前記送信先情
報端末電子メールアドレスと前記処理不可能データや受
信可能データ量などの情報とを対応付けてどのような電
子メールアドレスパターンを使用する情報端末機種にど
のような処理制限があるかを記憶したデータベースB2
22−1あるいは専用データベースに記憶し、以降、電
子メール整形処理過程において前記制御手段B110
(検索制御手段B112)が電子メール宛先欄に記され
た電子メールアドレスを元に前記データベースを検索す
るに際して、前記宛先と同一の電子メールアドレスが発
見されたときは、前記送信先情報端末電子メールアドレ
スと対応付けて記憶された処理不可能データを取得して
もよい。
【0108】電子メール整形装置が、出力装置B230
における警告の出力を制御する警告制御手段を備え、制
御手段B110(電子メール内確認制御手段B113)
による検索により、電子メールB221中に正常に処理
できない種類のデータが含まれあるいはデータ許容量を
超える場合には、前記警告制御手段が出力装置B230
においてその旨の警告を発する警告処理を行ってもよ
い。また前記警告制御手段は、データの変換や分割処理
に際して出力装置B230においてその旨の警告を発す
る警告処理を行ってもよい。
【0109】そしてこの警告制御手段による警告処理
は、具体的には例えば、音声出力装置からの音声の発生
や、画像表示装置上でのメッセージの表示や画像の点滅
など、電子メールB221作成者に注意を喚起するよう
な方法により行う。
【0110】記憶装置B220に格納される各種データ
ベースや表は、共通の処理制限データナンバーや情報端
末機種ナンバーによって互いに関連付けられてもよい。
また、各種データベースや表はそれぞれ必ずしも別個独
立に存在する必要はなく、例えば、それぞれ、一個のデ
ータベースの一部分を構成するものであってもよい。
【0111】例えば、記憶装置B220に格納されるデ
ータベースB222は、情報端末機種一機種分ごとにそ
れぞれ一行を構成し、電子メールアドレスパターン列
や、情報端末機種名列、電話番号パターン列、複数の代
替可能同種データ列、受信許容データ量情報列などを有
する一個のデータベースであってもよい。
【0112】そして、電子メール整形装置が備えるデー
タベースがこのような一個のデータベースである場合に
は、電子メール整形処理は以下のような手順で行われて
もよい。すなわち、まず第一段階として、制御手段B1
10(検索制御手段B112)は、例えば電子メールB
221の送信に先立ち、記憶装置B220内に格納され
た当該送信予定電子メールB221の送信人欄などに記
された送信元情報端末の電子メールアドレスを参照し、
この電子メールアドレスパターンと一致するデータパタ
ーンを記憶装置B220内に格納されたデータベース2
22電子メールアドレスパターン列において検索し、該
当する電子メールアドレスパターンを発見できたときに
は、同行の全ての代替可能同種データ列のデータを取得
する。あるいは、制御手段B110(出力制御手段B1
11)は、送信先情報端末機種名の入力要求メッセージ
を出力装置B230に出力し、入力装置B210から送
信先情報端末が入力されたときには、前記制御手段B1
10(検索制御手段B112)は、この送信元情報端末
機種名と一致するデータを、記憶装置B220内に格納
されたデータベースB222情報端末機種名列において
検索し、該当するデータを発見できたときには、同行の
全ての代替可能同種データ列のデータを取得する。次に
第二段階として、制御手段B110(検索制御手段B1
12)は、記憶装置B220内に格納された当該送信予
定電子メールB221の宛先欄などに記された送信先情
報端末の電子メールアドレスを参照し、この電子メール
アドレスパターンと一致するデータパターンを記憶装置
B220内に格納されたデータベースB222電子メー
ルアドレスパターン列において検索し、該当する電子メ
ールアドレスパターンを発見できたときには、同行の全
ての代替可能同種データ列のデータを取得する。あるい
は、前記送信予定電子メールB221の宛先欄などに電
子メールアドレスデータがない場合や、前記検索処理に
よりデータベースB222−1内に該当する電子メール
アドレスパターンを発見できないときなどには、制御手
段B110(出力制御手段B111)は送信先情報端末
機種名の入力要求メッセージを出力装置B230に出力
し、入力装置B210から送信先情報端末が入力された
ときには、前記制御手段B110(検索制御手段B11
2)は、この送信先情報端末機種名と一致するデータ
を、記憶装置B220内に格納されたデータベースB2
22情報端末機種名列において検索し、該当するデータ
を発見できたときには、同行の全ての代替可能同種デー
タ列のデータを取得する。そして、第三段階として、制
御手段B110(電子メール内確認制御手段B113)
は、前記の第一段階と第二段階の処理でそれぞれ取得し
たそれぞれの代替可能同種データ列のデータ同士を照合
し、データが異なる部分が発見された場合には第一段階
の処理で取得したほうのデータを確認し、この確認デー
タについて、記憶装置B220に格納された送信予定電
子メールB221内にて検索し、この確認データと一致
するデータが発見された場合には、このデータを、これ
と同列であって第二段階の処理で取得したほうのデータ
に置き換える。その後、第四段階として、制御手段B1
10(データサイズ確認制御手段B115)は、記憶装
置220内に記憶された前記電子メールB221のデー
タサイズを確認することにより、前記電子メールB22
1を構成するデータ量が前記制限において定められるデ
ータ許容量を超えないか確認し(B08)、これを超え
るときには、制御手段B110(電子メール分割制御手
段B116)は、前記電子メールB221を前記制限内
のデータ量で分割し、それぞれに、送信先においてこれ
らを再び一個のメールとして認識する為に必要な情報な
どを付して(B09)、複数の電子メールとして生成す
る。
【0113】
【発明の効果】本発明は、従来の電子メール通信におけ
る、メッセージが送信系路上で紛失や損傷や改ざんされ
またそれを確認できず、あるいは受信端末の特性などか
ら送信先においてメッセージが送信時の状態で受信ある
いは表示されず、また言語上の制約から受信者によって
到達メッセージの内容が適切に理解されず、そのため必
要なメッセージが適切に伝達されないといったリスク、
また不要なメッセージの受信も強制されるといった不都
合を、最小限にする効果がある。また、電子メール通信
機能付携帯電話等の性能が比較的優れず機能の追加に関
して拡張性のない情報端末を使用した電子メール通信に
おいても、前記効果を期待できるといった効果がある。
【0114】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である処理手順を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施例1における装置の構成を示す図
である。
【図3】本発明の実施例1における処理手順を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例1における処理手順を示す図で
ある。
【図5】本発明の実施例1における処理手順を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施例2における装置の構成を示す図
である。
【図7】本発明の実施例2におけるデータベースの構成
を示す図である。
【図8】本発明の実施例2における処理手順を示す図で
ある。
【符号の説明】
A110 制御手段 A111 出力制御手段 A112 検索制御手段 A113 電子メール内確認制御手段 A114 データ変換制御手段 A115 データサイズ確認制御手段 A116 電子メール分割制御手段 A210 入力装置 A220 記憶装置 B221 電子メール B222 データベース B230 出力装置 B110 制御手段 B111 出力制御手段 B112 検索制御手段 B113 電子メール内確認制御手段 B114 データ変換制御手段 B115 データサイズ確認制御手段 B116 電子メール分割制御手段 B210 入力装置 B220 記憶装置 B222−1 どのような電子メールアドレスパターン
を使用する情報端末機種にどのような処理制限があるか
を記憶したデータベース B222−2 どのような情報端末機種にどのような処
理制限があるかを記憶したデータベース B222−3 特定情報端末機種に独自であって通用性
のないデータとこれに類似し他の情報端末機種で使用可
能なデータとを対応付けたデータベース B221 電子メール B222 データベース B230 出力装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報亦メッセージの送信に先立ち前記情
    報亦ッセージの送信先サイドで推奨されるデータ態様に
    関する情報を検索又推察する送信先推奨データ態様検索
    処理方法、あるいは、情報亦メッセージに送信先サイド
    で推奨されるデータ態様と抵触するものがないか又前記
    推奨されるデータ態様と抵触する情報亦メッセージが形
    成されないか確認しまた情報亦メッセージに指定された
    データが含まれ又は指定されたデータを含む情報亦メッ
    セージが形成されないか確認する送信データ確認処理方
    法、あるいは、情報亦メッセージに送信先サイドで推奨
    されるデータ態様と抵触するものがあって又前記推奨デ
    ータ態様と抵触する情報亦メッセージが形成されるとき
    に前記抵触情報亦メッセージについて前記抵触を解消し
    又解消を促進しまた情報亦メッセージに指定されたデー
    タが含まれ又指定されたデータを含む情報亦メッセージ
    が形成されるときに前記抵触情報亦メッセージについて
    警告又予め指定されたデータ亦同意データ亦広義データ
    亦狭義データ亦関連データへの変換又削除又送信停止の
    処理又促進処理を行う送信データ適切化処理方法、ある
    いは、前記送信先推奨データ態様検索処理方法により送
    信先サイドで推奨されるデータ態様を検索又推察しまた
    前記送信データ確認処理方法により前記送信先サイドで
    推奨されるデータ態様と抵触する情報亦メッセージ又指
    定データを含む情報亦メッセージがないか又形成されな
    いか確認しまた前記抵触又指定データを含む情報亦メッ
    セージがあり又形成されるときに前記送信データ適切化
    処理方法により前記抵触データを含む情報亦メッセージ
    について前記抵触を解消し又解消を促進し又前記指定デ
    ータを含む情報亦メッセージについて警告又変換又削除
    又送信停止の処理又促進処理を行う送信先推奨データ態
    様検索送信データ確認適切化処理方法。
  2. 【請求項2】 電子メールアドレスや電話番号や識別子
    をもとに前記アドレスや電話番号や識別子を使用する装
    置種別サイドで処理するうえで推奨されるデータ態様に
    関する情報を検索しまた当該装置種別利用者に関する情
    報を検索しまた前記利用者に関する情報をもとに前記装
    置種別サイドで処理するうえで推奨されるデータ態様を
    判別推察する装置情報参照推奨データ態様検索処理方
    法、あるいは、電子メールアドレス中に電話番号特有の
    パターンを発見した場合に前記電話番号特有パターン部
    分について前記電子メールアドレスを使用する装置の電
    話番号として認識する電子メールアドレス参照電話番号
    判別方法、あるいは、受信した情報亦メッセージのデー
    タ態様を参照することにより前記情報亦メッセージの送
    信元サイドで推奨されるデータ態様を推察するメッセー
    ジ参照推奨データ態様推察処理方法、あるいは、情報亦
    メッセージに送信先サイドで推奨されるデータ態様と抵
    触するものがあって又は前記推奨されるデータ態様と抵
    触する情報亦メッセージが形成されるときに警告を発す
    る送信データ態様警告処理方法、あるいは、情報亦メッ
    セージが送信先サイドで適切に処理できる許容量を超え
    又は前記許容量を超えるデータが情報またメッセージを
    構成するデータとして追加されるときに前記情報亦メッ
    セージを前記許容量内で分割し複数の情報亦メッセージ
    として生成し又生成を促進する送信データ分割処理方
    法、あるいは、情報亦メッセージのデータが送信先サイ
    ドで推奨されるデータ態様と抵触し又は前記推奨される
    データ態様と抵触する情報亦メッセージが形成されると
    きに前記抵触データを含む情報亦メッセージについて送
    信先サイドにおいて推奨される態様への変換又削除又送
    信停止の処理又促進処理を施す送信データ変換処理方
    法、あるいは、前記装置情報参照推奨データ態様検索処
    理方法又前記メッセージ参照推奨データ態様推察処理方
    法を利用して情報亦メッセージの送信先サイドで推奨さ
    れるデータ態様に関する情報を検索又推察することを特
    徴とする請求項1記載の送信先推奨データ態様検索処理
    方法、あるいは前記送信データ態様警告処理方法又前記
    送信データ分割処理方法又前記送信データ変換処理方法
    を利用して送信先サイドで推奨されるデータ態様と抵触
    する情報亦メッセージについて前記抵触を解消し又解消
    を促進することを特徴とする請求項1記載の送信データ
    適切化処理方法、あるいは前記送信先推奨データ態様検
    索処理方法又送信データ適切化処理方法を利用した送信
    先推奨データ態様検索処理方法また前記送信データ態様
    警告処理方法又送信データ分割処理方法又送信データ変
    換処理方法を利用した送信データ適切化処理方法を用い
    る請求項1記載の送信先推奨データ態様検索送信データ
    確認適切化方法。
  3. 【請求項3】情報またメッセージ発信に際して前記情報
    またメッセージの発信についてのインフォメーションを
    前記情報またメッセージ送信先へ送信する発信インフォ
    メーション送信処理方法、あるいは、前記インフォメー
    ションを受信し前記インフォメーションと対応する前記
    情報またメッセージの到達を確認する発信インフォメー
    ション利用到達確認処置方法。
  4. 【請求項4】送信情報またメッセージの一部分亦属性や
    内容に関する情報を前記送信情報またメッセージに関す
    るインフォメーションとして前記送信情報またメッセー
    ジに付し又は前記送信情報またメッセージと別個に前記
    情報またメッセージ送信先へ送信する内容インフォメー
    ション送信処理方法、あるいは、前記送信情報またメッ
    セージと前記送信情報またメッセージに関するインフォ
    メーションとを受信し前記受信情報またメッセージが前
    記インフォメーションの記載と適合するか確認する内容
    インフォメーション利用同一性確認処置方法、あるい
    は、前記送信元における内容インフォメーション送信処
    理において前記情報またメッセージに関するインフォメ
    ーションのみ前記情報またメッセージと別個に送信する
    場合に送信先において受信した前記インフォメーション
    を参照して前記情報またメッセージの要否を判断決定し
    送信元に通知する電子メール送信要否確認通知処置方
    法、あるいは、受信した前記通知内容を考慮して前記情
    報またメッセージの送信を実行しあるいは中止する必要
    電子メール限定送信処理方法、あるいは、前記必要電子
    メール限定送信処理方法によって送信された情報またメ
    ッセージを受信する必要電子メール限定受信処置方法、
    あるいは、受信に関して料金が課金される料金課金方法
    において前記インフォメーションの受信には課金しない
    ことを特徴とする必要電子メール限定課金処置方法。
  5. 【請求項5】 送信情報またメッセージが送信先サイド
    で適切に処置されるための方法に関するインフォメーシ
    ョンを前記送信情報またメッセージに付し又は前記送信
    情報またメッセージと別個に前記情報またメッセージ送
    信先へ送信するデータ適切処置インフォメーション送信
    処理方法、あるいは、受信した前記インフォメーション
    に従った方法により受信した前記情報またメッセージを
    処置するデータ適切処置インフォメーション利用受信デ
    ータ適切処置方法。
  6. 【請求項6】情報またメッセージ送信に際して送信元サ
    イドで推奨されるデータ態様に関するインフォメーショ
    ンを前記送信情報またメッセージに付し又は前記送信情
    報またメッセージと別個に前記情報またメッセージ送信
    先へ送信する送信元推奨データ態様インフォメーション
    送信処理方法、あるいは、前記送信元への情報またメッ
    セージの返信に際して前記返信情報またメッセージが前
    記インフォメーションに記される送信元サイドで推奨さ
    れるデータ態様と抵触しないか又は前記データ態様と抵
    触する返信情報またメッセージが形成されないか確認し
    前記返信情報またメッセージが前記データ態様と抵触し
    又は前記データ態様と抵触する返信情報またメッセージ
    が形成されるときには前記インフォメーションの記載に
    従い前記返信先サイドで推奨されるデータ態様への変換
    促進処理を行う送信元推奨データ態様インフォメーショ
    ン利用返信データ適切化促進処置方法、あるいは、前記
    変換促進処理は前記送信元サイドで推奨されるデータ態
    様に関するインフォメーションに記されるデータ態様と
    抵触する返信情報亦メッセージについて請求項2記載の
    送信データ態様警告処理方法により警告を発する方法に
    より行い、また請求項2記載の返信データ分割処理方法
    により前記インフォメーションに記される前記許容量内
    で分割し複数の情報亦メッセージとして生成し又生成を
    促す方法により行い、また請求項2記載の送信データ変
    換処理方法により送信先サイドにおいて推奨される態様
    への変換又削除又送信停止の処理又促進処理を施す方法
    により行うことを特徴とする前記送信元推奨データ態様
    インフォメーション利用返信データ適切化促進処置方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の内容インフォメーション
    送信処理方法また請求項5記載のデータ適切処置インフ
    ォメーション送信処理方法また請求項6記載の送信元推
    奨データ態様インフォメーション送信処理方法において
    内容インフォメーション又データ適切処置インフォメー
    ション又送信元推奨データ態様インフォメーションを情
    報またメッセージと別個に送信する場合に送信先におい
    て受信した前記内容インフォメーション又データ適切処
    置インフォメーション又送信元推奨データ態様インフォ
    メーションと対応する情報又メッセージの受信を確認し
    また前記前記内容インフォメーション又データ適切処置
    インフォメーション又送信元推奨データ態様インフォメ
    ーションの記載と対応情報又メッセージの内容との適合
    を確認するインフォメーション利用受信確認処置方法、
    また前記インフォメーション利用受信確認処置方法によ
    り前記インフォメーションと対応する情報又メッセージ
    の受信また前記インフォメーションの記載と対応情報又
    メッセージの内容との適合を確認できない場合また請求
    項3記載の発信インフォメーション利用到達確認処置方
    法により前記発信インフォメーションと対応する前記情
    報またメッセージの到達また前記発信インフォメーショ
    ンの記載と対応情報又メッセージの内容との適合を確認
    できない場合に送信元に前記情報またメッセージの未適
    切受信に関して通知しまた前記通知を促すインフォメー
    ション利用未受信通知処置方法、また送信元において前
    記インフォメーション利用未受信通知処置方法による通
    知を受けて前記通知に沿うように前記対処情報またメッ
    セージを再送するインフォメーション利用再送処理方
    法。
  8. 【請求項8】 情報またメッセージの送信元において情
    報またメッセージの送信に際して請求項1また請求項2
    記載の送信先推奨データ態様検索送信データ確認適切化
    処理方法と請求項3記載の発信インフォメーション送信
    処理方法と請求項4記載の内容インフォメーション送信
    処理方法と必要電子メール限定送信処理方法と請求項5
    記載のデータ適切処置インフォメーション送信処理方法
    と請求項6記載の送信元推奨データ態様インフォメーシ
    ョン送信処理方法と請求項7記載のインフォメーション
    利用再送処理方法との一部又は全部の方法による処理を
    施すデータ適切送信処理方法、あるいは、情報またメッ
    セージの送信先において情報またメッセージの受信に際
    して請求項3記載の発信インフォメーション利用到達確
    認処置方法と請求項4記載の内容インフォメーション利
    用同一性確認処置方法と電子メール送信要否確認通知方
    法と必要電子メール限定受信方法と請求項5記載のデー
    タ適切処置インフォメーション利用受信データ適切処置
    方法と請求項6記載の送信元推奨データインフォメーシ
    ョン利用返信データ適切化促進処置方法と請求項7記載
    のインフォメーション利用受信確認処置方法とインフォ
    メーション利用未受信通知処置方法との一部又は全部の
    方法による処置を施しまた請求項4記載の必要電子メー
    ル限定課金処置方法による課金処置を行うデータ適切受
    信処置方法、あるいは、送信元において情報またメッセ
    ージを送信するに際して前記データ適切送信処理方法に
    よる処理を施し送信先において前記送信情報またメッセ
    ージを受信するに際して前記データ適切受信処置方法に
    よる処置を施すことを特徴とする適切通信方法。
  9. 【請求項9】 特定情報端末種別に特有であって情報端
    末種別を識別するうえで有益な情報と前記情報端末種別
    サイドで推奨されるデータ態様に関する情報とを対応さ
    せて記憶した端末特有情報別推奨態様記憶手段と前記端
    末特有情報別推奨態様記憶手段を検索する端末特有情報
    参照推奨態様検索手段とを備え、また特定情報端末種別
    に特有であって情報端末種別を識別するうえで有益な情
    報と前記情報端末種別使用者に関する情報とを対応させ
    て記憶した端末特有情報別使用者情報記憶手段と前記端
    末特有情報別使用者情報記憶手段を検索する端末特有情
    報参照使用者情報検索手段と前記端末特有情報参照使用
    者情報検索手段における検索結果である前記情報端末種
    別使用者に関する情報をもとに前記情報端末種別使用者
    について推奨されるデータ態様に関する情報を判別推察
    する使用者情報参照推奨態様推察手段とを備え、前記端
    末特有情報参照推奨態様検索手段が当該情報端末種別特
    有情報を元に前記端末特有情報別推奨態様記憶手段にお
    いて検索することにより前記情報端末種別サイドで推奨
    されるデータ態様に関する情報を検索し、また前記端末
    特有情報参照使用者情報検索手段が当該情報端末種別特
    有情報を元に前記端末特有情報別使用者情報記憶手段に
    おいて検索することにより前記情報端末種別使用者に関
    する情報を検索し前記使用者情報参照推奨態様推察手段
    が前記検索結果である前記情報端末種別使用者に関する
    情報をもとに前記情報端末種別サイドで推奨されるデー
    タ態様を判別推察する機能を備え、また電子メールや添
    付データを受信する電子メール受信手段と前記電子メー
    ル受信手段において受信した電子メールや添付データの
    態様を参照することにより前記電子メールの送信元サイ
    ドで推奨されるデータ態様を推察する推奨態様推察手段
    とを備え、前記電子メール受信手段において受信した電
    子メールや添付データの態様を前記推奨態様推察手段が
    参照することにより前記電子メールの送信元サイドで推
    奨されるデータ態様を推察する機能を備えることを特徴
    とする推奨態様検索推察システム、あるいは、電子メー
    ルデータについて特定態様と抵触がないか又は特定態様
    と抵触する電子メールデータが形成されないか確認する
    態様確認手段を必須として備え電子メールデータについ
    て前記特定態様と抵触があって又は前記特定態様と抵触
    する電子メールデータが形成されるときに警告を発する
    態様警告手段と前記抵触について指定態様への変換又削
    除の処理又促進処理を施す機能を備えることを特徴とす
    る態様変換手段と電子メールデータ量が特定量を超える
    点において電子メールデータが前記特定態様と抵触し又
    は特定量を超えるデータが電子メールを構成するデータ
    として追加される点において前記特定態様と抵触する電
    子メールデータが形成されるときに前記電子メールデー
    タを前記特定量内のデータ量で分割し複数の電子メール
    として生成し又生成することをすることを促す機能を備
    えることを特徴とする分割手段との中からその一部また
    は全部の手段を選択的に備え、前記データ態様確認手段
    が電子メールデータについて特定態様と抵触がないか又
    は特定態様と抵触する電子メールデータが形成されない
    か確認し電子メールデータについて前記特定態様と抵触
    があって又は前記特定態様と抵触する電子メールデータ
    が形成されるときには前記態様警告手段が警告を発しま
    た前記態様変換手段が前記抵触について指定態様への変
    換又削除の処理又促進処理を施しまた電子メールデータ
    量が特定量を超え又は特定量を超えるデータが電子メー
    ルを構成するデータとして追加されるときには前記分割
    手段が前記電子メールデータを前記特定量内のデータ量
    で分割し複数の電子メールとして生成し又生成を促す機
    能を備えることを特徴とする態様適切化促進処理システ
    ム、あるいは、前記推奨態様検索推察システムと前記態
    様適切化促進処理システムと電子メール送信機能を有す
    る電子メール送信手段とを備え、前記推奨態様検索推察
    システムにおいて検索又推察することにより当該電子メ
    ール送信先サイドで推奨されるデータ態様に関して特定
    し前記態様適切化促進処理システムにおいて前記推奨態
    様検索推察システムで特定された送信先サイドで推奨さ
    れるデータ態様と抵触する電子メールの有無を確認し前
    記抵触が確認されるときには前記警告又変換又削除又分
    割の処理また促進処理を施し前記電子メール送信手段が
    前記警告又変換又削除又分割処理また促進処理済み電子
    メールを送信しあるいは前記抵触電子メールの送信を行
    わない電子メールデータ態様適切化促進送信処理装置。
  10. 【請求項10】 電子メールに指定データが含まれない
    か又は指定データが含まれる電子メールが形成されない
    か確認する指定データ確認手段を必須として備え電子メ
    ールデータについて指定データが含まれ又指定データが
    含まれる電子メールが形成されることを確認したときに
    警告を発する指定データ警告手段と前記指定データにつ
    いて予め指定されたデータ亦同意データ亦広義データ亦
    狭義データ亦関連データへの変換又削除の処理又促進処
    理を施す指定データ変換手段と電子メール送信手段とを
    備え、前記指定データ確認手段が電子メールに指定デー
    タが含まれないか又は指定データが含まれる電子メール
    が形成されないか確認し前記電子メール中に指定データ
    が含まれ又指定データが含まれる電子メールが形成され
    ることを確認したときには前記指定データ変換手段が前
    記指定データについて予め指定されたデータ亦同意デー
    タ亦広義データ亦狭義データ亦関連データへの変換又削
    除の処理又促進処理を施し電子メール送信手段が前記警
    告又変換又削除又分割処理また促進処理済み電子メール
    を送信しあるいは前記指定データを含む電子メールの送
    信を行わない電子メール指定データ適切化促進送信処理
    装置。
  11. 【請求項11】 情報端末の電子メールアドレスを元に
    前記情報端末の電話番号を判別するシステムであって、
    電話番号に特有のデータパターンを記した電話番号パタ
    ーン記憶手段と前記電話番号パターン記憶手段に記され
    たデータパターンの有無を電子メールアドレス上で確認
    するアドレス参照電話番号確認手段とを備え、前記アド
    レス参照電話番号確認手段が前記電話番号パターン記憶
    手段に記されたパターンの有無を当該情報端末の電子メ
    ールアドレス上で確認しこれを発見した場合には前記発
    見部分あるいは前記発見部分近辺の予め定められた範囲
    の数列を前記情報端末の電話番号であると判別するアド
    レス参照電話番号判別システム、あるいは、電子メール
    アドレス文字列や電話番号を参照することにより前記電
    子メールアドレスや電話番号を使用する情報端末種別を
    確認するシステムであって、どのような電子メールアド
    レス又電話番号のデータパターンがどのような情報端末
    種別で使用されるかを記憶したアドレス電話番号別端末
    種別記憶手段と前記アドレス電話番号別端末種別記憶手
    段を検索するアドレス電話番号参照種別検索手段とを備
    え、前記アドレス電話番号参照種別検索手段が当該情報
    端末の電子メールアドレス又電話番号を元に前記アドレ
    ス電話番号別端末種別記憶手段において検索することに
    より前記情報端末種別を判別するアドレス電話番号参照
    端末種別判別システム、あるいは、前記アドレス参照電
    話番号判別システムと前記アドレス電話番号参照端末種
    別判別システムとを備え、前記アドレス参照電話番号判
    別システムが当該情報端末の電子メールアドレスを元に
    前記情報端末の電話番号を判別し前記アドレス電話番号
    参照端末種別判別システムが前記アドレス参照電話番号
    判別システムが判別した電話番号を参照することにより
    前記当該情報端末種別を判別する複合端末種別判別シス
    テム、あるいは、前記アドレス参照電話番号判別システ
    ムまたアドレス電話番号参照端末種別判別システムまた
    複合端末種別判別システムを備え、前記アドレス参照電
    話番号判別システムが判別した当該情報端末電話番号ま
    たアドレス電話番号参照端末種別判別システムまた複合
    端末種別判別システムが判別した当該情報端末種別情報
    を元に端末特有情報参照推奨態様検索手段が端末特有情
    報別推奨態様記憶手段において検索することによりまた
    端末特有情報参照使用者情報検索手段が端末特有情報別
    使用者情報記憶手段において検索し前記検索結果である
    前記情報端末種別使用者又に関する情報また受信希望情
    報種類に関する情報をもとに使用者情報アドレス電話番
    号利用式参照推奨態様推察手段が前記情報端末種別使用
    者について推奨されるデータ態様に関する情報を判別推
    察することにより前記当該情報端末種別サイドで推奨さ
    れるデータ態様に関する情報を検索又判別推察する請求
    項9記載の推奨態様検索推察システム、あるいは、前記
    アドレス参照電話番号判別システムまたアドレス電話番
    号参照端末種別判別システムまた複合端末種別確認シス
    テムを備える推奨態様検索推察システムを備え、前記推
    奨態様検索推察システムが前記アドレス参照電話番号判
    別システムが判別した電話番号また前記アドレス電話番
    号参照端末種別判別システムまた複合端末種別確認シス
    テムが判別した当該情報端末種別情報を元に検索するこ
    とにより前記当該情報端末種別サイドで推奨されるデー
    タ態様に関して特定し前記で特定された当該情報端末種
    別サイドで推奨されるデータ態様と抵触する電子メール
    がないか又形成されないか確認し前記抵触電子メールが
    あり又形成されるときに警告を促しまた前記抵触電子メ
    ールについて警告又変換又削除又分割の処理また促進処
    理を施しまた送信し又送信を停止する請求項9記載の電
    子メールデータ態様適切化促進送信処理装置。
  12. 【請求項12】 電子メールを送信する電子メール送信
    手段と電子メール送信手段における電子メール発信に際
    して前記電子メールの発信についてのインフォメーショ
    ンを前記電子メール送信先へ送信する発信インフォメー
    ション送信手段とを備え、前記電子メール送信手段にお
    ける電子メール発信に際して前記発信インフォメーショ
    ン送信手段が前記発信インフォメーションを前記電子メ
    ール送信先へ送信する機能を備えることを特徴とする発
    信インフォメーション送信処理システム、あるいは、前
    記電子メールを受信する電子メール受信手段と前記イン
    フォメーションを受信する発信インフォメーション受信
    手段と前記受信インフォメーションの記載と適合する電
    子メールの受信を確認する発信インフォメーション一致
    電子メール確認手段とを備え、前記電子メール受信手段
    が前記電子メールを受信しまた前記発信インフォメーシ
    ョン受信手段が前記受信インフォメーションを受信し前
    記発信インフォメーション一致電子メール確認手段が前
    記受信インフォメーションの記載と適合する電子メール
    の受信を確認する機能を備えることを特徴とする発信イ
    ンフォメーション利用受信確認処置システム。
  13. 【請求項13】 電子メールの特定部位データ亦属性や
    内容に関するインフォメーションを前記電子メールに付
    する内容インフォメーション添付手段又前記データ亦イ
    ンフォメーションを前記電子メール送信先情報端末へ送
    信する内容インフォメーション送信手段を備えまた前記
    データ亦インフォメーションが添付されあるいは添付さ
    れない電子メールを送信する電子メール送信手段を必須
    として備え、前記内容インフォメーション添付手段が前
    記電子メールの特定部位データ亦属性や内容に関するイ
    ンフォメーションを前記電子メールに付し前記電子メー
    ル送信手段が前記データ亦インフォメーション添付電子
    メールを送信し、あるいは前記内容インフォメーション
    送信手段が前記データ亦インフォメーションを前記送信
    先情報端末へ送信し前記電子メール送信手段が前記電子
    メールを送信する機能を備えることを特徴とする内容イ
    ンフォメーション生成送信処理システム、あるいは、前
    記電子メールの特定部位データ亦属性や内容に関するイ
    ンフォメーションが添付されあるいは添付されない電子
    メールを受信する電子メール受信手段を必須として備え
    また前記データ亦インフォメーションを受信する内容イ
    ンフォメーション受信手段を適宜に備えまた前記電子メ
    ール受信手段において受信した前記データ亦インフォメ
    ーションが添付されあるいは添付されない電子メールの
    態様と前記電子メール受信手段において前記電子メール
    と共に受信し又前記内容インフォメーション受信手段に
    おいて受信した前記データ亦インフォメーションの記載
    内容との適合性の存否を確認する内容インフォメーショ
    ン一致電子メール確認手段を適宜に備え、前記電子メー
    ル受信手段が前記データ亦インフォメーションが添付さ
    れあるいは添付されない電子メールを受信しまた内容イ
    ンフォメーション受信手段が前記データ亦インフォメー
    ションを受信し前記内容インフォメーション一致電子メ
    ール確認手段が前記電子メール受信手段又前記内容イン
    フォメーション受信手段において受信したデータ亦イン
    フォメーションの記載と前記電子メール受信手段におい
    て受信した電子メールとの適合性の存否を確認する内容
    インフォメーション利用電子メール適正受信確認処置シ
    ステム、あるいは、前記内容インフォメーション受信手
    段と前記内容インフォメーション受信手段において受信
    した前記データ亦インフォメーションが指定と適合する
    か否か確認する内容インフォメーション指定適合確認手
    段と前記内容インフォメーション指定適合確認手段にお
    ける前記確認結果に従い前記電子メールの送信要求に関
    するメッセージを前記電子メール送信元情報端末に送信
    し又送信を促す機能を有する電子メール送信要求通知手
    段とを備え、前記内容インフォメーション受信手段が前
    記データ亦インフォメーションを受信しまた前記内容イ
    ンフォメーション指定適合確認手段が前記インフォメー
    ションが指定と適合するか否か確認し前記確認結果に従
    い前記電子メール送信要求通知手段が前記電子メールの
    送信要求に関するメッセージを前記送信元情報端末に送
    信し又送信を促す機能を有する必要電子メール確認送信
    要求通知処置システム、あるいは、前記電子メールの送
    信要求に関するメッセージを受信する送信要求通知受信
    手段と電子メールを送信する電子メール送信手段とを備
    え、前記送信要求通知受信手段が送信先情報端末から前
    記電子メールの送信要求に関するメッセージを受信しあ
    るいは一定期間内に前記電子メールの送信拒否メッセー
    ジを受信しないときに前記電子メール送信手段が前記電
    子メールを送信しあるいは送信しない機能を備えること
    を特徴とする要求電子メール送信処理システム。
  14. 【請求項14】 電子メール送信に先立ち前記電子メー
    ルが適切に処置されるための方法に関するインフォメー
    ションを前記電子メールに付する適切処置インフォメー
    ション添付手段又前記インフォメーションを前記電子メ
    ール送信先情報端末へ送信する適切処置インフォメーシ
    ョン送信手段を備えまた前記インフォメーションが添付
    されあるいは添付されない電子メールを送信する電子メ
    ール送信手段を必須として備え、前記適切処置インフォ
    メーション添付手段が前記インフォメーションを前記電
    子メールに付し前記電子メール送信手段が前記インフォ
    メーション添付電子メールを送信し、あるいは前記適切
    処置インフォメーション送信手段が前記インフォメーシ
    ョンを前記送信先情報端末へ送信し前記電子メール送信
    手段が前記電子メールを送信する機能を備えることを特
    徴とする適切処置インフォメーション生成送信処理シス
    テム、あるいは、前記電子メールが適切に処置されるた
    めの方法に関するインフォメーションが添付されあるい
    は添付されない電子メールを受信する電子メール受信手
    段を必須として備えまた前記インフォメーションを受信
    する適切処置インフォメーション受信手段を適宜に備え
    前記電子メール受信手段において受信した前記インフォ
    メーションが添付されあるいは添付されない電子メール
    に前記電子メール受信手段また適切処置インフォメーシ
    ョン受信手段において受信したインフォメーション記載
    の適切処置を施し又施すことを促す受信電子メール適切
    処置手段を必須として備え、前記電子メール受信手段が
    前記インフォメーションが添付されあるいは添付されな
    い電子メールを受信しまた前記適切処置インフォメーシ
    ョン受信手段が前記インフォメーションを受信し前記受
    信電子メール適切処置手段が前記電子メール受信手段に
    おいて受信したインフォメーションが添付されあるいは
    添付されない電子メールに前記電子メール受信手段また
    前記適切処置インフォメーション受信手段において受信
    したインフォメーションに沿うように適切処置を施し又
    施すことを促す受信電子メール適切処置システム。
  15. 【請求項15】 電子メール送信に先立ち送信元情報端
    末サイドで処置するうえで推奨されるイーメールのデー
    タ態様に関するインフォメーションを前記電子メールに
    付する推奨イーメール態様インフォメーション添付手段
    又前記インフォメーションを前記電子メール送信先情報
    端末へ送信する推奨イーメール態様インフォメーション
    送信手段を備えまた前記インフォメーションが添付され
    あるいは添付されない電子メールを送信する電子メール
    送信手段を必須として備え、前記推奨イーメール態様イ
    ンフォメーション添付手段が前記インフォメーションを
    前記電子メールに付し前記電子メール送信手段が前記イ
    ンフォメーション添付電子メールを送信し、あるいは前
    記推奨イーメール態様インフォメーション送信手段が前
    記インフォメーションを前記送信先情報端末へ送信し前
    記電子メール送信手段が前記電子メールを送信する機能
    を備えることを特徴とする推奨態様インフォメーション
    生成送信処理システム、あるいは、前記送信元情報端末
    サイドで処置するうえで推奨されるイーメールのデータ
    態様に関するインフォメーションが添付されあるいは添
    付されない電子メールを受信する電子メール受信手段ま
    た前記インフォメーションを受信する推奨イーメール態
    様インフォメーション受信手段を適宜に備えまた前記送
    信元情報端末へ返信するイーメールについて前記電子メ
    ール受信手段又前記推奨イーメール態様インフォメーシ
    ョン受信手段において受信した前記インフォメーション
    の記載と抵触がないか確認し又は前記インフォメーショ
    ンと抵触する返信イーメールが形成されないか確認する
    返信イーメール態様確認手段また前記返信イーメール態
    様確認手段における前記抵触を確認したときに前記イン
    フォメーションの記載に沿うように前記イーメールを変
    更する処置を施し又施すことを促す返信イーメール態様
    変更手段また前記イーメールを送信する機能を有するイ
    ーメール返信手段を備え、前記電子メール受信手段また
    前記推奨イーメール態様インフォメーション受信手段が
    前記インフォメーションを受信し前記送信元情報端末へ
    のイーメール送信に際して前記返信イーメール態様確認
    手段が前記イーメールについて前記電子メール受信手段
    又前記推奨イーメール態様インフォメーション受信手段
    において受信した前記インフォメーションの記載と抵触
    がないか又は前記インフォメーションと抵触する返信イ
    ーメールが形成されないか確認し前記返信イーメール態
    様確認手段において前記抵触を確認しないときは前記イ
    ーメール返信手段が前記イーメールを送信しまた前記抵
    触を確認したときは前記イーメールについて前記返信イ
    ーメール態様変更手段がインフォメーションの記載に沿
    うように変更する処置を施し又施すことを促しまた前記
    イーメール返信手段が送信し又送信しないイーメール適
    切返信処置システム、あるいは、前記返信イーメール態
    様変更手段が請求項9記載の態様警告手段と態様変換手
    段と分割手段との一部または全部の手段から構成され、
    前記返信イーメール態様確認手段において前記抵触を確
    認したときには前記態様警告手段が警告を発しまた前記
    態様変換手段が前記抵触部分についてインフォメーショ
    ンの記載に沿うように変換又削除の処理又促進処理を施
    しまた前記返信イーメール態様確認手段において前記返
    信イーメールのデータ量がインフォメーション記載量を
    超え又は記載量を超えるデータが前記イーメールを構成
    するデータとして追加される点において前記抵触を確認
    したときには前記分割手段が前記イーメールを前記記載
    量内のデータ量で分割し複数のイーメールとして生成し
    又生成を促す機能を備えることを特徴とする前記イーメ
    ール適切返信処置システム。
  16. 【請求項16】 請求項12記載の発信インフォメーシ
    ョン受信手段また請求項13記載の内容インフォメーシ
    ョン受信手段また請求項14記載の適切処置インフォメ
    ーション受信手段また請求項15記載の推奨イーメール
    態様インフォメーション受信手段において受信した発信
    インフォメーション又内容インフォメーション又適切処
    置インフォメーション又推奨イーメール態様インフォメ
    ーションと対応する電子メールの受信を請求項12又請
    求項13又請求項14又請求項15記載の電子メール受
    信手段において確認しまた前記発信インフォメーション
    又内容インフォメーション又適切処置インフォメーショ
    ン又推奨イーメール態様インフォメーションの記載と前
    記対応電子メールの内容との適合性の存否を確認するイ
    ンフォメーション利用受信確認処置手段と前記インフォ
    メーション利用受信確認処置手段における確認結果に従
    い前記電子メールの未適切受信に関するメッセージを前
    記電子メール送信元情報端末に通知しまた前記通知を促
    すインフォメーション利用未受信通知処置手段とを備
    え、前記インフォメーション利用受信確認処置手段が前
    記発信インフォメーション受信手段また前記内容インフ
    ォメーション受信手段また前記適切処置インフォメーシ
    ョン受信手段また前記推奨イーメール態様インフォメー
    ション受信手段において受信した発信インフォメーショ
    ン又内容インフォメーション又適切処置インフォメーシ
    ョン又推奨イーメール態様インフォメーションと対応す
    る電子メールの受信を前記電子メール受信手段において
    確認しまた前記発信インフォメーション又内容インフォ
    メーション又適切処置インフォメーション又推奨イーメ
    ール態様インフォメーションの記載と対応電子メールの
    内容との適合を確認し前記前記インフォメーション利用
    受信確認処置手段における前記確認結果に従い前記イン
    フォメーション利用未受信通知処置手段が前記電子メー
    ルの未適切受信に関するメッセージを前記電子メール送
    信元情報端末に通知しまた前記通知を促すインフォメー
    ション利用未受信確認通知処置システム、あるいは、前
    記電子メールの未受信に関するメッセージを受信する未
    受信通知受信手段と電子メールを送信する電子メール送
    信手段とを備え、前記未受信通知受信手段が前記電子メ
    ールの未受信に関するメッセージを受信しあるいは一定
    期間内に前記未受信に関するメッセージを受信しないと
    きには前記電子メール送信手段が前記電子メールを送信
    しあるいは送信しない機能を備えることを特徴とする電
    子メール再送信処理システム。
  17. 【請求項17】 請求項9また請求項11記載の電子メ
    ールデータ態様適切化促進送信処理装置また請求項10
    記載の電子メール指定データ適切化促進送信処理装置ま
    た請求項12記載の発信インフォメーション送信処理シ
    ステムまた請求項13記載の内容インフォメーション生
    成送信処理システムまた要求電子メール送信処理システ
    ムまた請求項14記載の適切処置インフォメーション生
    成送信処理システムまた請求項15記載の推奨態様イン
    フォメーション生成送信処理システムの機能を備える送
    信元情報端末と請求項12記載の発信インフォメーショ
    ン利用受信確認処置システムまた請求項13記載の内容
    インフォメーション利用電子メール適正受信確認処置シ
    ステムまた必要電子メール確認送信要求通知処置システ
    ムまた請求項14記載の受信電子メール適切処置システ
    ムまた請求項15記載のイーメール適切返信処置システ
    ムの機能を適宜に備える送信先情報端末とから構成され
    る電子メール通信装置であって、前記送信元情報端末は
    請求項9又請求項10又請求項11又請求項12又請求
    項13又請求項14又請求項15又請求項16記載の電
    子メール送信手段を備え請求項9また請求項11記載の
    推奨態様検索推察システム及び態様適切化促進処理シス
    テムと請求項10記載の電子メール指定データ適切化促
    進送信処理装置と請求項12記載の発信インフォメーシ
    ョン送信手段と請求項13記載の内容インフォメーショ
    ン添付手段と内容インフォメーション送信手段と送信要
    求通知受信手段と請求項14記載の適切処置インフォメ
    ーション添付手段と適切処置インフォメーション送信手
    段と請求項15記載の推奨イーメール態様インフォメー
    ション添付手段と推奨イーメール態様インフォメーショ
    ン送信手段と請求項16記載の未受信通知受信手段との
    一部又は全部を選択的に備え、前記送信先情報端末は請
    求項12又請求項13又請求項14又請求項15又請求
    項16記載の電子メール受信手段を備え請求項12記載
    の発信インフォメーション受信手段と発信インフォメー
    ション一致電子メール確認手段と請求項13記載の内容
    インフォメーション受信手段と内容インフォメーション
    一致電子メール確認手段と内容インフォメーション指定
    適合確認手段と電子メール送信要求通知手段と請求項1
    4記載の適切処置インフォメーション受信手段と受信電
    子メール適切処置手段と請求項15記載の推奨イーメー
    ル態様インフォメーション受信手段と返信イーメール態
    様確認手段と返信イーメール態様変更手段と請求項16
    記載のインフォメーション利用受信確認処置手段とイン
    フォメーション利用未受信通知処置手段との一部又は全
    部を選択的に備え、前記送信元情報端末においては、前
    記電子メールについて、前記態様適切化促進処理システ
    ムにおいて前記推奨態様検索推察システムで特定された
    前記送信先情報端末で推奨されるデータ態様との抵触の
    有無を確認し前記抵触が確認されるときには前記抵触に
    ついて警告又変換又削除又分割の処理また促進処理を行
    い、また前記内容インフォメーション添付手段において
    前記電子メールの特定部位データ亦属性や内容に関する
    インフォメーションを添付し、また前記適切処置インフ
    ォメーション添付手段において前記電子メールが適切に
    処置されるための方法に関するインフォメーションを添
    付し、また前記推奨イーメール態様インフォメーション
    添付手段において前記送信元情報端末サイドで処置する
    うえで推奨される受信イーメール態様に関するインフォ
    メーションを添付し、前記電子メール送信手段において
    送信し、また、前記発信インフォメーション送信手段に
    おいて前記電子メールについての発信インフォメーショ
    ンを送信し、また前記内容インフォメーション添付手段
    において前記内容インフォメーションを添付せず、また
    前記適切処置インフォメーション添付手段において前記
    適切処置インフォメーションを添付せず、また前記推奨
    イーメール態様インフォメーション添付手段において前
    記推奨イーメール態様インフォメーションを添付しない
    ときには、内容インフォメーション送信手段において前
    記内容インフォメーションを送信し、また前記適切処置
    インフォメーション送信手段において前記適切処置イン
    フォメーションを送信し、また前記推奨イーメール態様
    インフォメーション送信手段において前記推奨イーメー
    ル態様インフォメーションを送信し、また、前記送信要
    求通知受信手段が前記電子メールの送信要求関連メッセ
    ージを受信しあるいはしないときに前記請求項13記載
    の電子メール送信手段が前記電子メールを送信し、ま
    た、前記未受信通知受信手段が前記電子メールの未適切
    受信に関するメッセージを受信しあるいはしないときに
    前記請求項16記載の電子メール送信手段が前記電子メ
    ールを送信し、前記送信先情報端末においては、前記電
    子メールを前記電子メール受信手段において受信し、前
    記発信インフォメーションについては前記発信インフォ
    メーション受信手段また前記請求項12記載の電子メー
    ル受信手段において受信し前記発信インフォメーション
    一致電子メール確認手段において前記インフォメーショ
    ンに適合する電子メールの受信を確認し、また、前記内
    容インフォメーションについては前記内容インフォメー
    ション受信手段また前記請求項13記載の電子メール受
    信手段において受信し内容インフォメーション一致電子
    メール確認手段において前記内容インフォメーションの
    記載と前記電子メールとの適合性の存否を確認しまた内
    容インフォメーション指定適合確認手段が前記内容イン
    フォメーションが指定と適合するか否か確認し前記確認
    結果に従い前期電子メール送信要求通知手段が前記電子
    メールの送信要求に関するメッセージを送信し、また、
    前記適切処置インフォメーションについては前記適切処
    置インフォメーション受信手段また前記請求項14記載
    の電子メール受信手段において受信し前記受信電子メー
    ル適切処置手段において前記電子メールに前記インフォ
    メーション記載の適切処置を施し又施すことを促し、ま
    た、前記推奨イーメール態様インフォメーションについ
    ては前記推奨イーメール態様インフォメーション受信手
    段また前記請求項15記載の電子メール受信手段におい
    て受信し前記返信イーメール態様確認手段が返信イーメ
    ールについて前記推奨イーメール態様インフォメーショ
    ンと抵触がないか確認し抵触を確認したときは前記返信
    イーメール態様変更手段において前記推奨イーメール態
    様インフォメーションの記載に適合するように前記返信
    イーメールを変更する処置を施し又施すことを促し、ま
    た前記インフォメーション利用受信確認処置手段におい
    て前記発信インフォメーション又内容インフォメーショ
    ン又適切処置インフォメーション又推奨イーメール態様
    インフォメーションと対応する電子メールの受信又前記
    インフォメーションと対応電子メールとの適合を確認で
    きないときに前記インフォメーション利用未受信通知処
    置手段が前記電子メールの未適切受信に関するメッセー
    ジを通知する機能を備えることを特徴とする電子メール
    適切通信装置。
  18. 【請求項18】送信元また送信先とは情報亦メッセージ
    又インフォメーションの中継サイトであることを特徴と
    する請求項1から請求項8記載の各方法、送信元情報端
    末また送信先情報端末とは電子メール又インフォメーシ
    ョンの中継装置サイドであることを特徴とする請求項9
    から請求項17記載の各システムまた装置。
  19. 【請求項19】 送信情報またメッセージに関するイン
    フォメーションまた電子メールの特定部位データ亦属性
    や内容に関するインフォメーションとは前記送信情報又
    電子メールまた前記送信情報又電子メールに添付された
    ファイルの一部データまた件名また要約またデータ種類
    またデータサイズまた処理作業日時また送信過程アドレ
    スに関わる情報であることを特徴とする請求項4記載の
    方法また請求項13また17記載の手段又システム。
  20. 【請求項20】 データ態様とはデータの形式また内容
    に関わるものであって、データの記述形式がHTMLかテキ
    ストかの区別態様またHTMLタグの種類態様に関するもの
    を含み、データが文字と画像と音声とのいずれを構成す
    るものかという区別態様に関するものを含み、前記デー
    タが文字に関するデータである場合には文字数態様また
    一行あたりの文字数態様また文字や記号の種類態様また
    改行位置態様また文字装飾態様また使用言語種別態様ま
    た公序良俗に反する内容語句の有無態様に関するものを
    含み、前記データが画像に関するデータである場合には
    サイズ態様また表示色の数や種類態様また圧縮の有無態
    様また圧縮方式態様また静止画か動画かの区別態様また
    動画再生方式態様また画像内容が公序良俗に反するもの
    か否かの区別態様に関するものを含み、前記データが音
    声に関するデータである場合には録音再生時間態様また
    周波数範囲態様また音声再生方式態様また再生言語の種
    類態様また圧縮方式態様に関するものを含むことを特徴
    とする請求項1から19記載の方法又手段又システム又
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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