JP2003035765A - 位置検出システム - Google Patents
位置検出システムInfo
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- JP2003035765A JP2003035765A JP2002126085A JP2002126085A JP2003035765A JP 2003035765 A JP2003035765 A JP 2003035765A JP 2002126085 A JP2002126085 A JP 2002126085A JP 2002126085 A JP2002126085 A JP 2002126085A JP 2003035765 A JP2003035765 A JP 2003035765A
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Landscapes
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、発振器が小型化でき、バッテリの消
耗が少ない位置検出システムを提供するものである。 【解決手段】バッテリを電源とし、独自のコードナンバ
ーをPHSや移動電話通信網などの複数の基地局2に発
信する発振器1を、自転車や自動車などの駆動源を制御
する制御回路63を有する移動物体に設け、総合基地局
4に発振器1の信号が入力されることで、ユーザーから
の呼び出し信号に基づいて呼び出しのあった発振器1の
位置をユーザーに対して送出し、発振器1が制御回路6
3から取り外されたときには制御回路63は動作しない
ので、駆動源も制御できなくなり盗難できなくなる。
耗が少ない位置検出システムを提供するものである。 【解決手段】バッテリを電源とし、独自のコードナンバ
ーをPHSや移動電話通信網などの複数の基地局2に発
信する発振器1を、自転車や自動車などの駆動源を制御
する制御回路63を有する移動物体に設け、総合基地局
4に発振器1の信号が入力されることで、ユーザーから
の呼び出し信号に基づいて呼び出しのあった発振器1の
位置をユーザーに対して送出し、発振器1が制御回路6
3から取り外されたときには制御回路63は動作しない
ので、駆動源も制御できなくなり盗難できなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動物体に設けら
れた発振器からの信号を受信して、発振器の所在位置を
表出する位置検出システムに関する。
れた発振器からの信号を受信して、発振器の所在位置を
表出する位置検出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の位置検出システムにおい
ては、特開平8−99601号公報(B60R25/0
0)に記載の如く、自動車に送信機を取り付け、トラン
クが空いたときに位置情報を親機に電波で送信すること
で盗難を発見するシステムや、また、特開平8−301
073号公報(B60R25/10)に記載の如く、イ
グニッションキーがOFFであるのに係わらず、自動車
が動いた場合、無線機によって位置情報を車両管理局に
送信し、その情報をもとに操作するというシステムが知
られている。
ては、特開平8−99601号公報(B60R25/0
0)に記載の如く、自動車に送信機を取り付け、トラン
クが空いたときに位置情報を親機に電波で送信すること
で盗難を発見するシステムや、また、特開平8−301
073号公報(B60R25/10)に記載の如く、イ
グニッションキーがOFFであるのに係わらず、自動車
が動いた場合、無線機によって位置情報を車両管理局に
送信し、その情報をもとに操作するというシステムが知
られている。
【0003】しかしながら、上述するようなシステムの
場合、親機や車両管理局の所在地まで電波を発信しなけ
ればならないため、比較的大きな出力で電波を送信しな
ければならず、送信機の大きさが大きくなったり、大き
な出力が必要になるためにバッテリの容量が大きなもの
が必要になり、大型化するといった問題があった。
場合、親機や車両管理局の所在地まで電波を発信しなけ
ればならないため、比較的大きな出力で電波を送信しな
ければならず、送信機の大きさが大きくなったり、大き
な出力が必要になるためにバッテリの容量が大きなもの
が必要になり、大型化するといった問題があった。
【0004】また、徘徊老人などを探索する簡易型携帯
電話(PHS)等の電話機があるが、このようなもので
あれば、通話機能が必要であり、バッテリを通話用のバ
ッテリと共用しているため、通話によってバッテリが消
耗したり、電話の電源を切っていれば、徘徊老人を探索
することができなくなるといった問題があった。また、
通話機能があるため、本体が大型化してしまうといった
問題があった。
電話(PHS)等の電話機があるが、このようなもので
あれば、通話機能が必要であり、バッテリを通話用のバ
ッテリと共用しているため、通話によってバッテリが消
耗したり、電話の電源を切っていれば、徘徊老人を探索
することができなくなるといった問題があった。また、
通話機能があるため、本体が大型化してしまうといった
問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、発振器が小
型化でき、バッテリの消耗が少ない位置検出システムを
提供するものである。
型化でき、バッテリの消耗が少ない位置検出システムを
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
と、駆動源を制御する制御回路を備えた移動物体に設け
られ、バッテリを電源として独自のコードを発信する発
振器と、複数箇所に設けられ前記発振器からの信号を受
信して信号送出する基地局と、該基地局から送出された
信号を受け、特定の発振器の呼び出し信号に基づいて指
示のあった発振器の位置情報を送出する総合基地局とを
備え、前記発振器は、前記制御回路と連動し、前記制御
回路から取り外されたときには前記制御回路は動作しな
いことを特徴とする。
と、駆動源を制御する制御回路を備えた移動物体に設け
られ、バッテリを電源として独自のコードを発信する発
振器と、複数箇所に設けられ前記発振器からの信号を受
信して信号送出する基地局と、該基地局から送出された
信号を受け、特定の発振器の呼び出し信号に基づいて指
示のあった発振器の位置情報を送出する総合基地局とを
備え、前記発振器は、前記制御回路と連動し、前記制御
回路から取り外されたときには前記制御回路は動作しな
いことを特徴とする。
【0007】移動物体に取り付けられた発振器から発信
されたコード信号は、基地局によってその信号が受信さ
れ、受信した基地局は総合基地局にその移動物体の信号
を送出し、総合基地局では、複数の基地局からの信号を
元に移動物体の位置を算出する。そして、総合基地局に
呼び出し信号があった場合、どのコードが呼び出されて
いるかを確認し、呼び出された発振器の所在位置を送出
する。この呼び出し信号を発信した使用者は、総合基地
局からの信号を受信することで移動物体の位置を確認す
ることができる。そして、この位置検出システムであれ
ば、発振器だけによるものであるから、電池も小型化で
き、あらゆる移動物体に内蔵することが可能になる。ま
た、発振器の送信距離も移動電話通信網の基地局へ届く
だけの電力でよいので、発振器やバッテリを小型化でき
る。また、発振器自身が制御回路から外された場合、制
御回路が動作しないように制御されるので、移動物体を
走行させることができなくなり、盗難できなくなる。
されたコード信号は、基地局によってその信号が受信さ
れ、受信した基地局は総合基地局にその移動物体の信号
を送出し、総合基地局では、複数の基地局からの信号を
元に移動物体の位置を算出する。そして、総合基地局に
呼び出し信号があった場合、どのコードが呼び出されて
いるかを確認し、呼び出された発振器の所在位置を送出
する。この呼び出し信号を発信した使用者は、総合基地
局からの信号を受信することで移動物体の位置を確認す
ることができる。そして、この位置検出システムであれ
ば、発振器だけによるものであるから、電池も小型化で
き、あらゆる移動物体に内蔵することが可能になる。ま
た、発振器の送信距離も移動電話通信網の基地局へ届く
だけの電力でよいので、発振器やバッテリを小型化でき
る。また、発振器自身が制御回路から外された場合、制
御回路が動作しないように制御されるので、移動物体を
走行させることができなくなり、盗難できなくなる。
【0008】また、請求項2の構成によると、前記発振
器は、前記バッテリと共に二次電源装置を電源とするた
め、バッテリが本体から取り外されたり残量がなくなっ
ても二次電源装置を電源として発信するため、所在位置
を確認することができる。
器は、前記バッテリと共に二次電源装置を電源とするた
め、バッテリが本体から取り外されたり残量がなくなっ
ても二次電源装置を電源として発信するため、所在位置
を確認することができる。
【0009】そして、請求項3の構成によると、前記制
御回路は、マイクロコンピュータからなり、前記発振器
は前記マイクロコンピュータに内蔵されている。
御回路は、マイクロコンピュータからなり、前記発振器
は前記マイクロコンピュータに内蔵されている。
【0010】また、請求項4の構成によると、発振器
は、予め定めた所定時間間隔で発信するため、電池の消
耗を少なくでき、よって電池の大きさを小さくすること
ができる。且つ、必要最小限の間隔で位置情報を更新す
るため、電池の消耗を少なくしながら使用者は移動物体
の位置を確認することができる。
は、予め定めた所定時間間隔で発信するため、電池の消
耗を少なくでき、よって電池の大きさを小さくすること
ができる。且つ、必要最小限の間隔で位置情報を更新す
るため、電池の消耗を少なくしながら使用者は移動物体
の位置を確認することができる。
【0011】そして、請求項5の構成によると、前記発
振器は、電動自転車の駆動部に内蔵され、発振器の発信
位置を確認して電動自転車を探索することができる。
振器は、電動自転車の駆動部に内蔵され、発振器の発信
位置を確認して電動自転車を探索することができる。
【0012】更に、請求項6の構成によると、総合基地
局は、複数の基地局で受信される発振器の信号の強度か
ら、その発振器の所在位置を算出し、地図上に発振器の
位置を表示する。
局は、複数の基地局で受信される発振器の信号の強度か
ら、その発振器の所在位置を算出し、地図上に発振器の
位置を表示する。
【0013】また、請求項7の構成によると、移動物体
は、GPSによる位置検出手段を搭載し、コード信号と
共に位置情報信号も発信し、移動物体から位置情報も得
られることでその情報を利用して位置を算出しなくても
得ることができる。また、請求項8のような構成であれ
ば、基地局からの位置情報信号を地図上に表示すること
ができる。
は、GPSによる位置検出手段を搭載し、コード信号と
共に位置情報信号も発信し、移動物体から位置情報も得
られることでその情報を利用して位置を算出しなくても
得ることができる。また、請求項8のような構成であれ
ば、基地局からの位置情報信号を地図上に表示すること
ができる。
【0014】更に、請求項9の構成によると、発振器
は、簡易型携帯電話及び携帯電話等の移動電話通信網の
基地局に発信するので、簡易型携帯電話の基地局がない
ところでは携帯電話用の基地局に受信されるので、範囲
に限定されることなく位置検出することができる。
は、簡易型携帯電話及び携帯電話等の移動電話通信網の
基地局に発信するので、簡易型携帯電話の基地局がない
ところでは携帯電話用の基地局に受信されるので、範囲
に限定されることなく位置検出することができる。
【0015】また、請求項10の構成によると、発振器
は、簡易型携帯電話の基地局に優先して発信し、簡易型
携帯電話の基地局がない場所では携帯電話の基地局に発
信先を切り替えるので、基地局の受信範囲の狭い簡易型
携帯電話を優先することで、細かな範囲での位置検出が
でき、探索が楽になると共に、発信距離を短くできるの
でバッテリの消耗を抑えることができる。
は、簡易型携帯電話の基地局に優先して発信し、簡易型
携帯電話の基地局がない場所では携帯電話の基地局に発
信先を切り替えるので、基地局の受信範囲の狭い簡易型
携帯電話を優先することで、細かな範囲での位置検出が
でき、探索が楽になると共に、発信距離を短くできるの
でバッテリの消耗を抑えることができる。
【0016】更に、請求項11の構成によると、前記発
振器は、送信時に現在時間情報も発信し、また、請求項
12の構成によると、前記基地局は、前記発振器からの
信号を受信したとき、あるいは総合基地局へ信号を送出
したときの現在時間情報も発信し、また、請求項13の
構成によると、前記総合基地局は、前記基地局からの信
号を受信した時の現在時間情報も位置情報と同時に格納
するので、時間と共に移動する移動物体の位置を確認す
ることができ、盗難などの場合は早急に探索することが
できる。
振器は、送信時に現在時間情報も発信し、また、請求項
12の構成によると、前記基地局は、前記発振器からの
信号を受信したとき、あるいは総合基地局へ信号を送出
したときの現在時間情報も発信し、また、請求項13の
構成によると、前記総合基地局は、前記基地局からの信
号を受信した時の現在時間情報も位置情報と同時に格納
するので、時間と共に移動する移動物体の位置を確認す
ることができ、盗難などの場合は早急に探索することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面に基
づき詳述する。
づき詳述する。
【0018】まず、全体の構成について図1を用いて説
明する。
明する。
【0019】1は、様々な移動物体内に組み込まれた発
振器で、該発振器1は、後述する基地局2に独自のコー
ドナンバーを発信する。
振器で、該発振器1は、後述する基地局2に独自のコー
ドナンバーを発信する。
【0020】2は、各地に設けられた簡易型携帯電話
(以下、PHSという。)や携帯電話用の基地局で、該
基地局2は前記発振器1からのコードナンバー信号をア
ンテナ3から受信し、受信した基地局2は、そのコード
ナンバーと前記発振器1からの電波の強度信号を送信す
る。
(以下、PHSという。)や携帯電話用の基地局で、該
基地局2は前記発振器1からのコードナンバー信号をア
ンテナ3から受信し、受信した基地局2は、そのコード
ナンバーと前記発振器1からの電波の強度信号を送信す
る。
【0021】4は、前記基地局1から送信されたコード
ナンバーと前記発振器1からの電波の強度信号を受信す
る総合基地局で、該総合基地局4は基地局2からの信号
が入力される度に情報を更新していく。5は、前記総合
基地局4に対して情報の提供を求める時にユーザーが操
作する端末で、該端末5は例えば一般家庭にある電話機
などがこれに該当する。
ナンバーと前記発振器1からの電波の強度信号を受信す
る総合基地局で、該総合基地局4は基地局2からの信号
が入力される度に情報を更新していく。5は、前記総合
基地局4に対して情報の提供を求める時にユーザーが操
作する端末で、該端末5は例えば一般家庭にある電話機
などがこれに該当する。
【0022】次に、前記発振器1の構成と前記総合基地
局4の動作についての第1実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図2に基づいて説明
する。
局4の動作についての第1実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図2に基づいて説明
する。
【0023】6は、前記発振器1が所有する独自のコー
ドナンバーを格納するメモリで、7は、該メモリ6に格
納されるコードナンバーを送信する発振回路で、8は、
前記発振回路7からの信号を発信するアンテナである。
この回路に於いて、電源となるバッテリは省略してい
る。
ドナンバーを格納するメモリで、7は、該メモリ6に格
納されるコードナンバーを送信する発振回路で、8は、
前記発振回路7からの信号を発信するアンテナである。
この回路に於いて、電源となるバッテリは省略してい
る。
【0024】次に、前記総合基地局4の動作について、
図3のフローチャートに基づき説明する。
図3のフローチャートに基づき説明する。
【0025】まず、前記発振器1からの信号が前記基地
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバー情報を入力し(S2)、それぞれの基地局2へ
の電波の強度と合わせて発振器1の位置を演算する(S
3)。具体的には、発振器1からの信号は、複数の基地
局2にそれぞれ距離の違いにより強さの異なる強度で入
力されるため、基地局2からコードナンバーと共に電波
の強度信号を入力することで、複数の基地局2からのこ
れらの信号によってだいたいの位置が演算できるという
制御を行っている。コードナンバーと演算によって求め
た位置情報は、総合基地局4のメモリに格納され、複数
の発振器1からのコードナンバーと位置情報がそれぞれ
格納される(S4)。
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバー情報を入力し(S2)、それぞれの基地局2へ
の電波の強度と合わせて発振器1の位置を演算する(S
3)。具体的には、発振器1からの信号は、複数の基地
局2にそれぞれ距離の違いにより強さの異なる強度で入
力されるため、基地局2からコードナンバーと共に電波
の強度信号を入力することで、複数の基地局2からのこ
れらの信号によってだいたいの位置が演算できるという
制御を行っている。コードナンバーと演算によって求め
た位置情報は、総合基地局4のメモリに格納され、複数
の発振器1からのコードナンバーと位置情報がそれぞれ
格納される(S4)。
【0026】次に、ユーザーからの端末5である電話機
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
5)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S6)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
5)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S6)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
【0027】次に、前記発振器1の構成と前記総合基地
局4の動作についての第2実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図4に基づいて説明
する。
局4の動作についての第2実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図4に基づいて説明
する。
【0028】前記発振器1が所有する独自のコードナン
バーを格納するメモリ6、また、該メモリ6に格納され
るコードナンバーを送信する発振回路7、そして、前記
発振回路7からの信号を発信するアンテナ8は、第1実
施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略す
る。
バーを格納するメモリ6、また、該メモリ6に格納され
るコードナンバーを送信する発振回路7、そして、前記
発振回路7からの信号を発信するアンテナ8は、第1実
施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0029】9は、人工衛星(図示せず)からの電波を
受信する受信用アンテナで、該受信用アンテナ9によっ
てGPS受信部10に信号を受信する。前記GPS受信部
10に入力された情報を元に前記位置演算部11で発振器1
の現在位置を演算し、前記発振回路7からアンテナ8を
介して、発振器1独自のコードナンバーと現在位置の情
報とを前記総合基地局4に送信する。
受信する受信用アンテナで、該受信用アンテナ9によっ
てGPS受信部10に信号を受信する。前記GPS受信部
10に入力された情報を元に前記位置演算部11で発振器1
の現在位置を演算し、前記発振回路7からアンテナ8を
介して、発振器1独自のコードナンバーと現在位置の情
報とを前記総合基地局4に送信する。
【0030】次に、前記総合基地局4の動作について、
図3のフローチャートに基づき説明する。
図3のフローチャートに基づき説明する。
【0031】まず、前記発振器1からの信号が前記基地
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバーと現在の位置情報を入力し(S2)、これらの
コードナンバーと位置情報は、総合基地局4のメモリに
格納される(S3)。
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバーと現在の位置情報を入力し(S2)、これらの
コードナンバーと位置情報は、総合基地局4のメモリに
格納される(S3)。
【0032】次に、ユーザーからの端末5である電話機
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
4)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S5)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
4)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S5)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
【0033】次に、前記発振器1の構成と前記総合基地
局4の動作についての第3実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図6に基づいて説明
する。
局4の動作についての第3実施例について説明する。ま
ず、前記発振器1の構成について、図6に基づいて説明
する。
【0034】前記発振器1が所有する独自のコードナン
バーを格納するメモリ6、また、該メモリ6に格納され
るコードナンバーを送信する発振回路7、そして、前記
発振回路7からの信号を発信するアンテナ8は、第1実
施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略す
る。
バーを格納するメモリ6、また、該メモリ6に格納され
るコードナンバーを送信する発振回路7、そして、前記
発振回路7からの信号を発信するアンテナ8は、第1実
施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略す
る。
【0035】また、人工衛星からの電波を受信する受信
用アンテナ9、該受信用アンテナ9から信号が受信され
るGPS受信部10、GPS受信部10に入力された情報を
元に現在位置を演算する位置演算部11は、第2実施例と
同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
用アンテナ9、該受信用アンテナ9から信号が受信され
るGPS受信部10、GPS受信部10に入力された情報を
元に現在位置を演算する位置演算部11は、第2実施例と
同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
【0036】12は、現在の時刻を刻み、時刻の信号を出
力する時計で、該時計12は、時刻の信号を位置演算部11
に入力し、前記発振回路7から、コードナンバー、現在
の位置情報、及び現在時刻を送信するようになってい
る。
力する時計で、該時計12は、時刻の信号を位置演算部11
に入力し、前記発振回路7から、コードナンバー、現在
の位置情報、及び現在時刻を送信するようになってい
る。
【0037】次に、前記総合基地局4の動作について、
図7のフローチャートに基づき説明する。
図7のフローチャートに基づき説明する。
【0038】まず、前記発振器1からの信号が前記基地
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバーと現在の位置情報、及び現在の時間信号を入力
し(S2)、これらのコードナンバーと位置情報、時間
信号は、総合基地局4のメモリに格納される(S3)。
局2に入力されたとき、総合基地局4に向けて送信され
た信号が入力されるまで待機する(S1)。そして、前
記基地局2からの信号があった場合、送信されたコード
ナンバーと現在の位置情報、及び現在の時間信号を入力
し(S2)、これらのコードナンバーと位置情報、時間
信号は、総合基地局4のメモリに格納される(S3)。
【0039】次に、ユーザーからの端末5である電話機
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
4)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S5)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
などからの呼び出し、即ち発振器1を取り付けた移動物
体の位置を探したいと要求する信号が入力されると(S
4)、ユーザーが特定するコードナンバーの発振器1の
所在位置を情報として取り出して出力する(S5)。ユ
ーザーから要求がない場合は、基地局2からの情報を順
次更新してメモリされる。
【0040】本実施例では、コードナンバー、及び位置
情報を順次更新したが、発振器1の動きの軌跡をメモリ
して移動状況を表示するようにしても構わない。
情報を順次更新したが、発振器1の動きの軌跡をメモリ
して移動状況を表示するようにしても構わない。
【0041】また、第3実施例では、時間信号を格納す
る時計を発振器1に設けたが、基地局2や総合基地局4
に設けても良く、発振器1や基地局2からの信号が入力
されたときに時間情報を付与しても構わない。
る時計を発振器1に設けたが、基地局2や総合基地局4
に設けても良く、発振器1や基地局2からの信号が入力
されたときに時間情報を付与しても構わない。
【0042】前記発振器1の電波は、PHS、携帯電話
の両方の基地局2に発信され、総合基地局4ではそれら
の情報をとりまとめて管理する。この場合、PHSの基
地局2を優先させて送信することで、PHSの狭い受信
範囲を利用して発振器1の位置をより明確に細かく表示
させることができる。また、本実施例では、PHSと携
帯電話の基地局2との両方に送信するようにしたが、P
HSの基地局2の多い場所ではPHSの基地局へ、PH
Sの基地局2が無い郊外などでは携帯電話の基地局2へ
発信を切り替えることで、効率よく、また総合基地局4
の信号処理も簡単に行うことができる。
の両方の基地局2に発信され、総合基地局4ではそれら
の情報をとりまとめて管理する。この場合、PHSの基
地局2を優先させて送信することで、PHSの狭い受信
範囲を利用して発振器1の位置をより明確に細かく表示
させることができる。また、本実施例では、PHSと携
帯電話の基地局2との両方に送信するようにしたが、P
HSの基地局2の多い場所ではPHSの基地局へ、PH
Sの基地局2が無い郊外などでは携帯電話の基地局2へ
発信を切り替えることで、効率よく、また総合基地局4
の信号処理も簡単に行うことができる。
【0043】次に、前記発振器1を取り付ける移動物体
の具体例について説明する。
の具体例について説明する。
【0044】図8に示すものは、自転車の本体フレーム
を構成するパイプ内に取り付ける構造について示してお
り、具体的構成について説明する。
を構成するパイプ内に取り付ける構造について示してお
り、具体的構成について説明する。
【0045】13は、自転車を構成する本体フレームで、
前輪14及び後輪15が取り付けられている。
前輪14及び後輪15が取り付けられている。
【0046】16は前記前輪14を操向操作するグリップ17
を設けたハンドル、18は使用者が乗車するためのサド
ル、19は使用者が漕ぐことによって前記後輪15を駆動す
るペダルである。
を設けたハンドル、18は使用者が乗車するためのサド
ル、19は使用者が漕ぐことによって前記後輪15を駆動す
るペダルである。
【0047】前記発振器1は、電源となるバッテリと共
に自転車を構成するパイプの中に内蔵されており、具体
的な例として3カ所の内蔵位置が示されている。
に自転車を構成するパイプの中に内蔵されており、具体
的な例として3カ所の内蔵位置が示されている。
【0048】まず、前記ハンドル16に組み込まれた例を
説明すると、前記発振器1とバッテリは、前記ハンドル
16に設けられたグリップ17を外した状態でハンドル16の
パイプの中に組み込まれており、組み込んだ状態でグリ
ップ17によって施蓋するようになっている。このように
構成することで、発振器1のバッテリ交換をする際、グ
リップ17を外すだけで簡単にできると共に、第三者には
発振器1のある場所が簡単にはわからないので、万が一
盗難にあっても発振器1が簡単に見つけられることがな
く、盗難にあっても総合基地局4への情報の取り出しに
よって簡単に現在位置を確認することができ、自転車を
探すことができる。
説明すると、前記発振器1とバッテリは、前記ハンドル
16に設けられたグリップ17を外した状態でハンドル16の
パイプの中に組み込まれており、組み込んだ状態でグリ
ップ17によって施蓋するようになっている。このように
構成することで、発振器1のバッテリ交換をする際、グ
リップ17を外すだけで簡単にできると共に、第三者には
発振器1のある場所が簡単にはわからないので、万が一
盗難にあっても発振器1が簡単に見つけられることがな
く、盗難にあっても総合基地局4への情報の取り出しに
よって簡単に現在位置を確認することができ、自転車を
探すことができる。
【0049】次に、前記発振器1とバッテリが、サドル
18を取り付けたシートポスト13aに内蔵されている場合
を示す。前記発振器1とバッテリは、前記サドル18を外
した状態でパイプの中に組み込まれており、組み込んだ
状態でサドル18によって施蓋するようになっている。こ
のように構成することで、発振器1のバッテリ交換をす
る際、サドル18を外すだけで簡単にできると共に、第三
者には発振器1のある場所が簡単にはわからないので、
万が一盗難にあっても発振器1が簡単に見つけられるこ
とがなく、盗難にあっても総合基地局2への情報の取り
出しによって簡単に現在位置を確認することができ、自
転車を探すことができる。
18を取り付けたシートポスト13aに内蔵されている場合
を示す。前記発振器1とバッテリは、前記サドル18を外
した状態でパイプの中に組み込まれており、組み込んだ
状態でサドル18によって施蓋するようになっている。こ
のように構成することで、発振器1のバッテリ交換をす
る際、サドル18を外すだけで簡単にできると共に、第三
者には発振器1のある場所が簡単にはわからないので、
万が一盗難にあっても発振器1が簡単に見つけられるこ
とがなく、盗難にあっても総合基地局2への情報の取り
出しによって簡単に現在位置を確認することができ、自
転車を探すことができる。
【0050】更に、前記発振器1とバッテリが、ハンド
ル16を取り付けたハンドルポスト13bに内蔵されている
場合を示す。前記発振器1とバッテリは、前記ハンドル
16を外した状態でパイプの中に組み込まれており、組み
込んだ状態でハンドル16によって施蓋するようになって
いる。このように構成することで、発振器1のバッテリ
交換をする際、ハンドル16を外すだけで簡単にできると
共に、第三者には発振器1のある場所が簡単にはわから
ないので、万が一盗難にあっても発振器1が簡単に見つ
けられることがなく、盗難にあっても総合基地局4への
情報の取り出しによって簡単に現在位置を確認すること
ができ、自転車を探すことができる。
ル16を取り付けたハンドルポスト13bに内蔵されている
場合を示す。前記発振器1とバッテリは、前記ハンドル
16を外した状態でパイプの中に組み込まれており、組み
込んだ状態でハンドル16によって施蓋するようになって
いる。このように構成することで、発振器1のバッテリ
交換をする際、ハンドル16を外すだけで簡単にできると
共に、第三者には発振器1のある場所が簡単にはわから
ないので、万が一盗難にあっても発振器1が簡単に見つ
けられることがなく、盗難にあっても総合基地局4への
情報の取り出しによって簡単に現在位置を確認すること
ができ、自転車を探すことができる。
【0051】図9乃至図12に示すものは、自転車の前
照灯の電源となるハブダイナモに、前記発振回路1を取
り付けた構造について示しており、具体的構成について
説明する。
照灯の電源となるハブダイナモに、前記発振回路1を取
り付けた構造について示しており、具体的構成について
説明する。
【0052】21は、前照灯(図示せず)の電源となるハ
ブダイナモで、前記前輪14のハブに設けられており、前
記前輪14の回転によって発電するようになっている。
ブダイナモで、前記前輪14のハブに設けられており、前
記前輪14の回転によって発電するようになっている。
【0053】22は、前記ハブダイナモ21の発電された電
流を取り出すための端子であり、該端子22と前記前照灯
とを配線することで前照灯に電源を供給することができ
る。
流を取り出すための端子であり、該端子22と前記前照灯
とを配線することで前照灯に電源を供給することができ
る。
【0054】23は、前記発振器1、及び発振器1の電源
となる充電回路(図示せず)を覆うカバーである。
となる充電回路(図示せず)を覆うカバーである。
【0055】本実施例では、ハブダイナモ21は前照灯の
点灯、消灯に係わらず発電しているため、前輪14が回転
しているときに充電回路に常に充電し、これを電源とし
て、前記発振器1を駆動するようになっている。
点灯、消灯に係わらず発電しているため、前輪14が回転
しているときに充電回路に常に充電し、これを電源とし
て、前記発振器1を駆動するようになっている。
【0056】以上のように構成することで、発振器1の
バッテリが不要になると共に、第三者には発振器1のあ
る場所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあって
も発振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあ
っても総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に
現在位置を確認することができ、自転車を探すことがで
きる。また、充電回路によって発信しているため、ハブ
ダイナモ21が発電しない停車中でも、発信することがで
きる。
バッテリが不要になると共に、第三者には発振器1のあ
る場所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあって
も発振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあ
っても総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に
現在位置を確認することができ、自転車を探すことがで
きる。また、充電回路によって発信しているため、ハブ
ダイナモ21が発電しない停車中でも、発信することがで
きる。
【0057】以上のように、自転車等に取り付ける場合
は、第1実施例に示す、メモリ6と発振回路7のみによ
る発振器1が最適であることはいうまでもないが、内蔵
できるのであれば、第2実施例、及び第3実施例に記載
の発振器を採用しても構わない。
は、第1実施例に示す、メモリ6と発振回路7のみによ
る発振器1が最適であることはいうまでもないが、内蔵
できるのであれば、第2実施例、及び第3実施例に記載
の発振器を採用しても構わない。
【0058】また、発振器1のアンテナ8に自転車のフ
レームを利用しても構わない。
レームを利用しても構わない。
【0059】また、バイクなどの二輪車にも取り付けら
れることは言うまでもない。
れることは言うまでもない。
【0060】次に、自動車に発振器1を取り付ける場合
について説明する。
について説明する。
【0061】24は、自動車本体であり、前後左右4つの
車輪25が取り付けられている。該車輪25には、ホイール
26が取り付けられている。27は、自動車本体24に取り付
けられたナンバープレートである。
車輪25が取り付けられている。該車輪25には、ホイール
26が取り付けられている。27は、自動車本体24に取り付
けられたナンバープレートである。
【0062】まず、自動車本体24に、発振器1を取り付
けた場合について説明する。
けた場合について説明する。
【0063】発振器1は、任意の位置に取り付けられ、
例えば、本体内の制御ボックスが取り付けられている場
所や、シートの下、エンジンルーム、また、車載用オー
ディオ内などが考えられる。
例えば、本体内の制御ボックスが取り付けられている場
所や、シートの下、エンジンルーム、また、車載用オー
ディオ内などが考えられる。
【0064】本実施例の場合、場所の制約を受けないの
で、第2実施例や第3実施例に示すような、GPS受信
部10を設けたものや時計12を設けたものが良いが、第1
実施例の発振回路1でも構わない。GPS受信部10につ
いては、カーナビゲーションシステムなどの回路を兼用
しても構わない。また、発振回路1の電源は、自動車用
のバッテリを兼用しても構わない。
で、第2実施例や第3実施例に示すような、GPS受信
部10を設けたものや時計12を設けたものが良いが、第1
実施例の発振回路1でも構わない。GPS受信部10につ
いては、カーナビゲーションシステムなどの回路を兼用
しても構わない。また、発振回路1の電源は、自動車用
のバッテリを兼用しても構わない。
【0065】次に、車輪25に取り付けられるホイール26
に発振回路1、及び発振回路1の電源となるバッテリを
取り付けた物について、図14及び図15に基づき説明
する。本実施例における発振回路1は第1実施例に示す
発振回路1が最適である。
に発振回路1、及び発振回路1の電源となるバッテリを
取り付けた物について、図14及び図15に基づき説明
する。本実施例における発振回路1は第1実施例に示す
発振回路1が最適である。
【0066】26は、車輪25に取り付けるためのホイール
本体である。
本体である。
【0067】28は、前記ホイール本体26を車輪25に取り
付けるためのナット取付部で、該ナット取付部28を挿通
してネジ止めすることで車輪25にホイール本体26を取り
付けることができる。
付けるためのナット取付部で、該ナット取付部28を挿通
してネジ止めすることで車輪25にホイール本体26を取り
付けることができる。
【0068】本実施例における発振器1は、前記ホイー
ル本体26を形成するときに内蔵して組み込まれ、端面の
一部をホイール本体26の内側に露出することで、バッテ
リの交換が簡単に行えるようになっている。また、ホイ
ール本体26がアンテナ8を兼用している。
ル本体26を形成するときに内蔵して組み込まれ、端面の
一部をホイール本体26の内側に露出することで、バッテ
リの交換が簡単に行えるようになっている。また、ホイ
ール本体26がアンテナ8を兼用している。
【0069】このように、ホイール本体26内に発振器1
を組み込むことによって、第三者には発振器1のある場
所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあっても発
振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあって
も総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に現在
位置を確認することができ、探すことができる。また、
ホイール本体26そのものが盗難にあってもホイール本体
26を探し出すことができる。
を組み込むことによって、第三者には発振器1のある場
所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあっても発
振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあって
も総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に現在
位置を確認することができ、探すことができる。また、
ホイール本体26そのものが盗難にあってもホイール本体
26を探し出すことができる。
【0070】次に、ナンバープレートに発振器1を埋め
込んだ場合について、図16及び図17に基づき説明す
る。
込んだ場合について、図16及び図17に基づき説明す
る。
【0071】27は、自動車本体24に取り付けられるナン
バープレートで、該ナンバープレート27の上方には自動
車本体24と接する裏側に膨出部28を一体的に形成し、該
膨出部28内に前記発振器1を内蔵している。また、ナン
バープレート27は、アンテナ8を兼用している。
バープレートで、該ナンバープレート27の上方には自動
車本体24と接する裏側に膨出部28を一体的に形成し、該
膨出部28内に前記発振器1を内蔵している。また、ナン
バープレート27は、アンテナ8を兼用している。
【0072】このように、ナンバープレート27内に発振
器1を組み込むことによって、第三者には発振器1のあ
る場所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあって
も発振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあ
っても総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に
現在位置を確認することができ、自動車本体24を探すこ
とができる。また、ナンバープレート27そのものが盗難
にあってもナンバープレート27を探し出すことができ
る。
器1を組み込むことによって、第三者には発振器1のあ
る場所が簡単にはわからないので、万が一盗難にあって
も発振器1が簡単に見つけられることがなく、盗難にあ
っても総合基地局4への情報の取り出しによって簡単に
現在位置を確認することができ、自動車本体24を探すこ
とができる。また、ナンバープレート27そのものが盗難
にあってもナンバープレート27を探し出すことができ
る。
【0073】次に、ペット用の首輪に発振器を取り付け
た場合について、図18に基づき説明する。
た場合について、図18に基づき説明する。
【0074】29は、犬や猫の首に取り付ける首輪で、該
首輪29の一端には止め金30が設けてあり、他端には前記
止め金30と結合する複数の孔31が形成してある。そし
て、ペットの首のサイズに合わせて結合する孔31の位置
を変えることで首に合うように大きさを調節することが
できる。
首輪29の一端には止め金30が設けてあり、他端には前記
止め金30と結合する複数の孔31が形成してある。そし
て、ペットの首のサイズに合わせて結合する孔31の位置
を変えることで首に合うように大きさを調節することが
できる。
【0075】32は、前記発振器1、及び発振器1の電源
となるバッテリが内蔵される箱体で、該箱体32は前記首
輪29の中央に位置するように設けてある。
となるバッテリが内蔵される箱体で、該箱体32は前記首
輪29の中央に位置するように設けてある。
【0076】このように、首輪29に発振器1を組み込む
ことによって、ペットが逃げ出したときに、総合基地局
4から情報を取り出すことで、ペットの位置を探し出す
ことができ、ペットを簡単に探し出せるという効果があ
る。
ことによって、ペットが逃げ出したときに、総合基地局
4から情報を取り出すことで、ペットの位置を探し出す
ことができ、ペットを簡単に探し出せるという効果があ
る。
【0077】次に、時計に取り付けた場合について、図
19乃至図20に基づき説明する。
19乃至図20に基づき説明する。
【0078】33は、発振器1が内蔵された腕時計本体
で、該腕時計本体33は、数字を示す文字盤34と、腕に巻
くためのバンド35と、文字盤34の裏側に施蓋する裏蓋36
がネジ止めによって取り付けられている。本実施例にお
ける腕時計本体33は、周知の腕時計が使用されている。
で、該腕時計本体33は、数字を示す文字盤34と、腕に巻
くためのバンド35と、文字盤34の裏側に施蓋する裏蓋36
がネジ止めによって取り付けられている。本実施例にお
ける腕時計本体33は、周知の腕時計が使用されている。
【0079】そして、腕時計本体33には、第1実施例に
示す発振器1と該発振器1の電源となるバッテリ37が内
蔵されている。そして、前記裏蓋36を取り外すことでバ
ッテリ37の交換が容易にできるようになっている。ま
た、裏蓋36は、アンテナ8を兼ねている。
示す発振器1と該発振器1の電源となるバッテリ37が内
蔵されている。そして、前記裏蓋36を取り外すことでバ
ッテリ37の交換が容易にできるようになっている。ま
た、裏蓋36は、アンテナ8を兼ねている。
【0080】本実施例では、アンテナ8を裏蓋にした
が、腕時計本体33の内周にループ状のアンテナを設けて
も良い。また、本実施例では、第1実施例の発振器1を
使用したが、腕時計に組み込み可能であれば、第2実施
例、第3実施例の発振器1を使用しても構わない。
が、腕時計本体33の内周にループ状のアンテナを設けて
も良い。また、本実施例では、第1実施例の発振器1を
使用したが、腕時計に組み込み可能であれば、第2実施
例、第3実施例の発振器1を使用しても構わない。
【0081】このように、腕時計本体33に発振器1を内
蔵することで、腕時計を装着している人の位置がわか
り、探し出すことができ、徘徊老人や迷子になった子供
などを探すことができる。また、腕時計そのものを紛失
したときに探すことができる。
蔵することで、腕時計を装着している人の位置がわか
り、探し出すことができ、徘徊老人や迷子になった子供
などを探すことができる。また、腕時計そのものを紛失
したときに探すことができる。
【0082】次に、鞄に取り付けた場合について、図2
1乃至図23に基づき説明する。
1乃至図23に基づき説明する。
【0083】図21及び図22に示すのもは、鞄の止め
金具に発振器1を内蔵した例で、38は、鞄本体、39は、
背中に背負うための2本のベルト、40は、鞄の蓋となる
カバー、41は、カバー40先端に取り付けられた止め金具
Aと、該止め金具Aと係合する鞄本体38側に取り付けら
れた止め金具Bとによって構成される止め金具である。
金具に発振器1を内蔵した例で、38は、鞄本体、39は、
背中に背負うための2本のベルト、40は、鞄の蓋となる
カバー、41は、カバー40先端に取り付けられた止め金具
Aと、該止め金具Aと係合する鞄本体38側に取り付けら
れた止め金具Bとによって構成される止め金具である。
【0084】そして、鞄本体38の止め金具41には、発振
器1と発振器1の電源となるバッテリーが内蔵されてお
り、鞄本体38の外側からは発振器1やバッテリを取り外
せないようになっている。本実施例の発振器1は、第1
実施例に示す発振器1が小型化できるということから最
も最適である。
器1と発振器1の電源となるバッテリーが内蔵されてお
り、鞄本体38の外側からは発振器1やバッテリを取り外
せないようになっている。本実施例の発振器1は、第1
実施例に示す発振器1が小型化できるということから最
も最適である。
【0085】図23に示すものは、アタッシュケースに
発振器1を内蔵した例で、42は、鞄を構成する左右の蓋
で、43は、アタッシュケースの上部に設けられた取っ手
である。
発振器1を内蔵した例で、42は、鞄を構成する左右の蓋
で、43は、アタッシュケースの上部に設けられた取っ手
である。
【0086】1は、アタッシュケースの底に内蔵される
発振器で、電源となるバッテリーと共に蓋42の肉厚部分
に内蔵される。この発振器1は、鞄の蓋42の中に見えな
いように内蔵されることが好ましい。
発振器で、電源となるバッテリーと共に蓋42の肉厚部分
に内蔵される。この発振器1は、鞄の蓋42の中に見えな
いように内蔵されることが好ましい。
【0087】このように鞄に発振器1を内蔵する構成に
することで、鞄本体38を持っている人の位置を探すこと
ができ、徘徊老人や迷子になった子供を探すことができ
る。また、鞄本体38そのものを紛失したときにも探すこ
とができる。また、図23に示すようなアタッシュケー
スの代わりに現金輸送用のジュラルミンケースを適用す
ることもでき、ジュラルミンケースにこの発振器1を内
蔵することで、現金が盗まれたときに探し出すのが容易
になる。
することで、鞄本体38を持っている人の位置を探すこと
ができ、徘徊老人や迷子になった子供を探すことができ
る。また、鞄本体38そのものを紛失したときにも探すこ
とができる。また、図23に示すようなアタッシュケー
スの代わりに現金輸送用のジュラルミンケースを適用す
ることもでき、ジュラルミンケースにこの発振器1を内
蔵することで、現金が盗まれたときに探し出すのが容易
になる。
【0088】次に、電動自転車に発振器1を組み込んだ
例について、図24及び図25に基づき説明する。
例について、図24及び図25に基づき説明する。
【0089】44は、自転車を構成する本体フレームで、
前輪45及び後輪46が取り付けられている。
前輪45及び後輪46が取り付けられている。
【0090】47は前記前輪45を操向操作するハンドル、
48は使用者が乗車するためのサドル、49は使用者が漕ぐ
ことによって前記後輪46を駆動するペダルである。50
は、後輪46のハブを構成する駆動部で、該駆動部50は、
人力の大きさを検出するトルク検出部51、モータ52、及
び減速機53を内蔵している。54は、後輪46の車軸に設け
られ、使用者の操作によって切り替え可能な変速機であ
る。55は、モータ52を制御するための制御基板であり、
該制御基板55も駆動部50に内蔵されている。また、56
は、前記モータ52を駆動するための電源となるバッテリ
である。
48は使用者が乗車するためのサドル、49は使用者が漕ぐ
ことによって前記後輪46を駆動するペダルである。50
は、後輪46のハブを構成する駆動部で、該駆動部50は、
人力の大きさを検出するトルク検出部51、モータ52、及
び減速機53を内蔵している。54は、後輪46の車軸に設け
られ、使用者の操作によって切り替え可能な変速機であ
る。55は、モータ52を制御するための制御基板であり、
該制御基板55も駆動部50に内蔵されている。また、56
は、前記モータ52を駆動するための電源となるバッテリ
である。
【0091】本実施例では、前記ペダル49によって後輪
46を駆動する人力駆動力と、前記モータ52によって後輪
46を駆動する電動駆動力の2つの駆動力によって後輪46
が回転するようになっており、トルク検出部51で検出さ
れた人力駆動力と同じ比率で駆動力が出力されるように
モータ52が駆動するようになっている。
46を駆動する人力駆動力と、前記モータ52によって後輪
46を駆動する電動駆動力の2つの駆動力によって後輪46
が回転するようになっており、トルク検出部51で検出さ
れた人力駆動力と同じ比率で駆動力が出力されるように
モータ52が駆動するようになっている。
【0092】前記発振器1は、前記駆動部50に内蔵され
ており、前記制御基板55に取り付けられている。また、
発振器1の電源となるバッテリは発振器1専用の小型バ
ッテリを使用しており、モータ52駆動用のバッテリ56が
消耗しても常に発信することができる。また、発振器1
のアンテナ8は、駆動部50を構成するハブや、自転車の
本体フレーム44を使用している。
ており、前記制御基板55に取り付けられている。また、
発振器1の電源となるバッテリは発振器1専用の小型バ
ッテリを使用しており、モータ52駆動用のバッテリ56が
消耗しても常に発信することができる。また、発振器1
のアンテナ8は、駆動部50を構成するハブや、自転車の
本体フレーム44を使用している。
【0093】本実施例では、発振器1の電源に専用のバ
ッテリを使用したが、モータ52駆動用のバッテリ56を兼
用してもよい。この場合、バッテリ56を装着し、電動自
転車として走行しているときは、もちろん発振器1から
の信号は発信し、停車しているときでもバッテリ56が装
着されていれば発信するようになっている。しかし、バ
ッテリ56が装着されていないときは、発信しない。この
ように構成することで、本実施例の電動自転車が盗難に
遭って、盗難者が走行しようとしている時は発信してい
るので簡単に所在位置を確認することができる。また、
バッテリ56を取り外しているときは発信しないが、この
時は通常の自転車よりも重量が重いため、価値のない自
転車となってしまうことから盗難に遭う確率が少なくな
る。
ッテリを使用したが、モータ52駆動用のバッテリ56を兼
用してもよい。この場合、バッテリ56を装着し、電動自
転車として走行しているときは、もちろん発振器1から
の信号は発信し、停車しているときでもバッテリ56が装
着されていれば発信するようになっている。しかし、バ
ッテリ56が装着されていないときは、発信しない。この
ように構成することで、本実施例の電動自転車が盗難に
遭って、盗難者が走行しようとしている時は発信してい
るので簡単に所在位置を確認することができる。また、
バッテリ56を取り外しているときは発信しないが、この
時は通常の自転車よりも重量が重いため、価値のない自
転車となってしまうことから盗難に遭う確率が少なくな
る。
【0094】更に、駆動部50に発振器1を内蔵している
ため、盗難者が発振器を外そうとして駆動部50を分解し
たときには電動自転車としての価値がなくなるため、盗
難に遭う確率が少なくなる。即ち、発振器1は駆動部50
が動作しなくなるまで分解しないと取り外せないように
しておくことで、盗難にあっても電動自転車を持って行
かれることがなくなる。
ため、盗難者が発振器を外そうとして駆動部50を分解し
たときには電動自転車としての価値がなくなるため、盗
難に遭う確率が少なくなる。即ち、発振器1は駆動部50
が動作しなくなるまで分解しないと取り外せないように
しておくことで、盗難にあっても電動自転車を持って行
かれることがなくなる。
【0095】このように、電動自転車に発振器1を組み
込むことで、第三者には発振器1のある場所が簡単には
わからないので、万が一盗難にあっても発振器1が簡単
に見つけられることがなく、盗難にあっても総合基地局
4への情報の取り出しによって簡単に現在位置を確認す
ることができ、電動自転車を探すことができる。
込むことで、第三者には発振器1のある場所が簡単には
わからないので、万が一盗難にあっても発振器1が簡単
に見つけられることがなく、盗難にあっても総合基地局
4への情報の取り出しによって簡単に現在位置を確認す
ることができ、電動自転車を探すことができる。
【0096】次に、キャッシュカードやクレジットカー
ドなどのカードに発振器1を取り付けた場合について、
図26に基づいて説明する。
ドなどのカードに発振器1を取り付けた場合について、
図26に基づいて説明する。
【0097】57は、クレジットカードやキャッシュカー
ドなどのカード本体で、1は、カード本体57内に挟み込
まれた発振器、58は、前記カード本体57内に挟み込まれ
前記発振器1の電源となるバッテリ、8は、カード本体
57に挟み込んでカード本体57内に張り巡らせたアンテナ
である。
ドなどのカード本体で、1は、カード本体57内に挟み込
まれた発振器、58は、前記カード本体57内に挟み込まれ
前記発振器1の電源となるバッテリ、8は、カード本体
57に挟み込んでカード本体57内に張り巡らせたアンテナ
である。
【0098】このように、キャッシュカードやクレジッ
トカードなどのカード本体57に発振器1を内蔵したの
で、万一カードを盗まれても探すことができる。
トカードなどのカード本体57に発振器1を内蔵したの
で、万一カードを盗まれても探すことができる。
【0099】次に、金庫に発振器1を取り付けた場合に
ついて、図27に基づき説明する。
ついて、図27に基づき説明する。
【0100】59は、金庫本体で、該金庫本体59には扉60
が設けてある。発振器1とその電源となるバッテリは、
扉60の裏側に取り付けてある。
が設けてある。発振器1とその電源となるバッテリは、
扉60の裏側に取り付けてある。
【0101】本実施例の場合、常に発信するようになっ
ており、金庫本体59が移動したとき、即ち盗まれたとき
は、発振器1の発信によって金庫本体59のある場所が確
認できる。
ており、金庫本体59が移動したとき、即ち盗まれたとき
は、発振器1の発信によって金庫本体59のある場所が確
認できる。
【0102】本実施例とは別に、金庫本体59が移動した
ときに電源が入って発振器1が発信するように構成して
も良く、このようにすることでバッテリの消耗を最小限
にすることができる。
ときに電源が入って発振器1が発信するように構成して
も良く、このようにすることでバッテリの消耗を最小限
にすることができる。
【0103】次に、図28に示すものは、発振器1から
発信される信号によって発振器1が地図上のどこにある
かを示した図であり、この表示は総合基地局4にて行わ
れる。
発信される信号によって発振器1が地図上のどこにある
かを示した図であり、この表示は総合基地局4にて行わ
れる。
【0104】本実施例の場合、地図上に発振器1の所在
を示すことによって、端末5によるユーザーからの呼び
出しがあった場合には、地図と共にユーザーに送信する
ことで簡単に所在地を知らせることができる。ここで使
用する発振器1は、第1乃至第3実施例のいずれでも良
い。
を示すことによって、端末5によるユーザーからの呼び
出しがあった場合には、地図と共にユーザーに送信する
ことで簡単に所在地を知らせることができる。ここで使
用する発振器1は、第1乃至第3実施例のいずれでも良
い。
【0105】また、本実施例では1つの発振器の表示し
かしていないが、複数のコードナンバーを持つ発振器1
を全て表示させることで、バスやタクシーなどの運行管
理が行える。
かしていないが、複数のコードナンバーを持つ発振器1
を全て表示させることで、バスやタクシーなどの運行管
理が行える。
【0106】次に、他の実施例について図面に基づき説
明する。
明する。
【0107】まず、上述したハブダイナモへの発振器1
の組み込みについて、図29に基づき説明する。
の組み込みについて、図29に基づき説明する。
【0108】61は、ハブダイナモ21内の車軸に取り付け
られ、前記発振器1が取り付けられた基板で、該基板61
には前記発振器1とは別に二次電源装置、例えば電気二
重層コンデンサ62が取り付けられている。該電気二重層
コンデンサ62は、ハブダイナモ21が発電しているときに
充電を行い、ハブダイナモ21が充電していないとき、例
えば、停車中や駐輪中に発振器1へ電源を供給すること
によって発振器1を動作することができる。
られ、前記発振器1が取り付けられた基板で、該基板61
には前記発振器1とは別に二次電源装置、例えば電気二
重層コンデンサ62が取り付けられている。該電気二重層
コンデンサ62は、ハブダイナモ21が発電しているときに
充電を行い、ハブダイナモ21が充電していないとき、例
えば、停車中や駐輪中に発振器1へ電源を供給すること
によって発振器1を動作することができる。
【0109】このように構成することによって、発振器
1を盗難者によって簡単に取り外すことができず、ま
た、ハブダイナモ21が発電していない停車中であっても
発振器1からの信号を発信することができ、常に自転車
の位置を確認することができる。
1を盗難者によって簡単に取り外すことができず、ま
た、ハブダイナモ21が発電していない停車中であっても
発振器1からの信号を発信することができ、常に自転車
の位置を確認することができる。
【0110】次に、上述した実施例に示す自動車やオー
トバイ、電動自転車に発振器1を組み込んだ例について
図30に基づき説明する。
トバイ、電動自転車に発振器1を組み込んだ例について
図30に基づき説明する。
【0111】63は、オートバイや自動車であればエンジ
ンを起動したりエンジン回転数を制御し、電動自転車で
あればモータの回転数を制御する制御基板で、該制御基
板63は、バッテリ64を電源として動作する。また、バッ
テリ64と並列に二次電源装置、例えば電気二重層コンデ
ンサ65が取り付けられており、バッテリ64から充電を行
う。そして、前記発振器1は、前記バッテリ64を電源と
して動作し、バッテリ65が無いときには前記前記電気二
重層コンデンサ65から電源供給が行われる。また、制御
基板63に取り付けられている発振器1とエンジンやモー
タを制御する回路とは連動しており、発振器1が取り外
されたときには走行するための制御は行われないように
なっている。
ンを起動したりエンジン回転数を制御し、電動自転車で
あればモータの回転数を制御する制御基板で、該制御基
板63は、バッテリ64を電源として動作する。また、バッ
テリ64と並列に二次電源装置、例えば電気二重層コンデ
ンサ65が取り付けられており、バッテリ64から充電を行
う。そして、前記発振器1は、前記バッテリ64を電源と
して動作し、バッテリ65が無いときには前記前記電気二
重層コンデンサ65から電源供給が行われる。また、制御
基板63に取り付けられている発振器1とエンジンやモー
タを制御する回路とは連動しており、発振器1が取り外
されたときには走行するための制御は行われないように
なっている。
【0112】66は、自動車や電動自転車、オートバイの
制御基板に組み込まれ、これらの制御のプログラムが組
み込まれたマイコンで、該マイコン66には前記発振器1
が内蔵されている。
制御基板に組み込まれ、これらの制御のプログラムが組
み込まれたマイコンで、該マイコン66には前記発振器1
が内蔵されている。
【0113】このように構成した制御基板63の動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【0114】これらの制御基板63が組み込まれた移動物
体が盗難にあった場合、発振器1はバッテリ64を電源と
して発信し、移動物体の現在位置を知らせることができ
る。また、例えばバッテリ64が本体から外された場合で
も、電気二重層コンデンサ65が取り付けてあるため、電
気二重層コンデンサ65からの電源供給によって発信する
ようになっている。即ち、バッテリ64が取り外された場
合や残量が無くなったときでも発振器1は動作し、所在
位置を確認することが可能になる。
体が盗難にあった場合、発振器1はバッテリ64を電源と
して発信し、移動物体の現在位置を知らせることができ
る。また、例えばバッテリ64が本体から外された場合で
も、電気二重層コンデンサ65が取り付けてあるため、電
気二重層コンデンサ65からの電源供給によって発信する
ようになっている。即ち、バッテリ64が取り外された場
合や残量が無くなったときでも発振器1は動作し、所在
位置を確認することが可能になる。
【0115】また、発振器1自身が制御基板63から外さ
れた場合、前述したようにエンジンやモータを制御する
回路と連動して動作しないように制御されるので、自動
車、オートバイや電動自転車を走行させることができな
くなる。即ち、盗難にあっても移動物体を動かすことが
できず、盗難できなくなる。
れた場合、前述したようにエンジンやモータを制御する
回路と連動して動作しないように制御されるので、自動
車、オートバイや電動自転車を走行させることができな
くなる。即ち、盗難にあっても移動物体を動かすことが
できず、盗難できなくなる。
【0116】
【発明の効果】本発明の請求項1の構成によると、駆動
源を制御する制御回路を備えた移動物体に設けられ、バ
ッテリを電源として独自のコードを発信する発振器と、
複数箇所に設けられ前記発振器からの信号を受信して信
号送出する基地局と、該基地局から送出された信号を受
け、特定の発振器の呼び出し信号に基づいて指示のあっ
た発振器の位置情報を送出する総合基地局とを備え、前
記発振器は、前記制御回路と連動し、前記制御回路から
取り外されたときには前記制御回路は動作しないので、
移動物体を走行させることができなくなり、盗難できな
くなる等の効果を奏する。また、呼び出し信号を発信し
た使用者は、総合基地局からの信号を受信することで移
動物体の位置を確認することができる等の効果を奏す
る。そして、この位置検出システムであれば、発振器だ
けによるものであるから、電池も小型化でき、あらゆる
移動物体に内蔵することが可能になる。また、発振器の
送信距離も移動電話通信網の基地局へ届くだけの電力で
よいので、発振器やバッテリを小型化できる等の効果を
奏する。
源を制御する制御回路を備えた移動物体に設けられ、バ
ッテリを電源として独自のコードを発信する発振器と、
複数箇所に設けられ前記発振器からの信号を受信して信
号送出する基地局と、該基地局から送出された信号を受
け、特定の発振器の呼び出し信号に基づいて指示のあっ
た発振器の位置情報を送出する総合基地局とを備え、前
記発振器は、前記制御回路と連動し、前記制御回路から
取り外されたときには前記制御回路は動作しないので、
移動物体を走行させることができなくなり、盗難できな
くなる等の効果を奏する。また、呼び出し信号を発信し
た使用者は、総合基地局からの信号を受信することで移
動物体の位置を確認することができる等の効果を奏す
る。そして、この位置検出システムであれば、発振器だ
けによるものであるから、電池も小型化でき、あらゆる
移動物体に内蔵することが可能になる。また、発振器の
送信距離も移動電話通信網の基地局へ届くだけの電力で
よいので、発振器やバッテリを小型化できる等の効果を
奏する。
【0117】また、請求項2の構成によると、前記発振
器は、前記バッテリと共に二次電源装置を電源とするた
め、バッテリが本体から取り外されたり残量がなくなっ
ても二次電源装置を電源として発信することができ、所
在位置を確認することができる等の効果を奏する。
器は、前記バッテリと共に二次電源装置を電源とするた
め、バッテリが本体から取り外されたり残量がなくなっ
ても二次電源装置を電源として発信することができ、所
在位置を確認することができる等の効果を奏する。
【0118】そして、請求項3の構成によると、前記制
御回路は、マイクロコンピュータからなり、前記発振器
は前記マイクロコンピュータに内蔵されているため、発
振器が取り外されにくい等の効果を奏する。
御回路は、マイクロコンピュータからなり、前記発振器
は前記マイクロコンピュータに内蔵されているため、発
振器が取り外されにくい等の効果を奏する。
【0119】また、請求項4の構成によると、前記発振
器は、予め定めた所定時間間隔で発信するので、電池の
消耗を少なくでき、よって電池の大きさを小さくするこ
とができる。且つ、必要最小限の間隔で位置情報を更新
するため、電池の消耗を少なくしながら使用者は移動物
体の位置を確認することができる等の効果を奏する。
器は、予め定めた所定時間間隔で発信するので、電池の
消耗を少なくでき、よって電池の大きさを小さくするこ
とができる。且つ、必要最小限の間隔で位置情報を更新
するため、電池の消耗を少なくしながら使用者は移動物
体の位置を確認することができる等の効果を奏する。
【0120】また、請求項5の構成によると、前記発振
器は、電動自転車の駆動部に内蔵されるので、発振器の
発信位置を確認して電動自転車を探索することができる
等の効果を奏する。
器は、電動自転車の駆動部に内蔵されるので、発振器の
発信位置を確認して電動自転車を探索することができる
等の効果を奏する。
【0121】更に、請求項6、請求項8の構成による
と、前記総合基地局は、地図上に発振器の位置を表示す
るので、ユーザーからの呼び出し信号があったときに地
図にして場所を表示できるので見やすいという効果があ
る。
と、前記総合基地局は、地図上に発振器の位置を表示す
るので、ユーザーからの呼び出し信号があったときに地
図にして場所を表示できるので見やすいという効果があ
る。
【0122】また、請求項7の構成によると、前記移動
物体は、GPSによる位置検出手段を搭載し、コード信
号と共に位置情報信号も発信するので、位置を算出する
手間を省くことができ、また正確な場所を表示させるこ
とができる。
物体は、GPSによる位置検出手段を搭載し、コード信
号と共に位置情報信号も発信するので、位置を算出する
手間を省くことができ、また正確な場所を表示させるこ
とができる。
【0123】更に、請求項9の構成によると、前記発振
器は、簡易型携帯電話及び携帯電話等の移動体通信機器
の基地局に発信するので、簡易型携帯電話の基地局がな
いところでは携帯電話用の基地局に受信されるので、範
囲に限定されることなく位置検出することができる等の
効果を奏する。
器は、簡易型携帯電話及び携帯電話等の移動体通信機器
の基地局に発信するので、簡易型携帯電話の基地局がな
いところでは携帯電話用の基地局に受信されるので、範
囲に限定されることなく位置検出することができる等の
効果を奏する。
【0124】そして、請求項10の構成によると、前記
発振器は、簡易型携帯電話の基地局に優先して発信し、
簡易型携帯電話の基地局がない場所では携帯電話の基地
局に発信先を切り替えるので、基地局の受信範囲の狭い
簡易型携帯電話を優先することで、細かな範囲での位置
検出ができ、探索が楽になると共に、発信距離を短くで
きるのでバッテリの消耗を抑えることができる等の効果
を奏する。
発振器は、簡易型携帯電話の基地局に優先して発信し、
簡易型携帯電話の基地局がない場所では携帯電話の基地
局に発信先を切り替えるので、基地局の受信範囲の狭い
簡易型携帯電話を優先することで、細かな範囲での位置
検出ができ、探索が楽になると共に、発信距離を短くで
きるのでバッテリの消耗を抑えることができる等の効果
を奏する。
【0125】更に、請求項11の構成によると、前記発
振器は、送信時に現在時間情報も発信し、請求項12の
構成では、前記基地局は、前記発振器からの信号を受信
したとき、あるいは総合基地局へ信号を送出したときの
現在時間情報も発信し、また、請求項13の構成による
と、前記総合基地局は、前記基地局からの信号を受信し
た時の現在時間情報も位置情報と同時に格納するので、
時間と共に移動する移動物体の位置を確認することがで
き、盗難などの場合は早急に探索することができる等の
効果を奏する。
振器は、送信時に現在時間情報も発信し、請求項12の
構成では、前記基地局は、前記発振器からの信号を受信
したとき、あるいは総合基地局へ信号を送出したときの
現在時間情報も発信し、また、請求項13の構成による
と、前記総合基地局は、前記基地局からの信号を受信し
た時の現在時間情報も位置情報と同時に格納するので、
時間と共に移動する移動物体の位置を確認することがで
き、盗難などの場合は早急に探索することができる等の
効果を奏する。
【図1】本発明の全体のシステムの構成図を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の発振器の第1実施例を示すブロック図
である。
である。
【図3】同総合基地局の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】本発明の発振器の第2実施例を示すブロック図
である。
である。
【図5】同総合基地局の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図6】本発明の発振器の第3実施例を示すブロック図
である。
である。
【図7】同総合基地局の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図8】本発明の発振器を自転車に取り付けた図であ
る。
る。
【図9】本発明の発振器を自転車のハブダイナモに取り
付けた図である。
付けた図である。
【図10】同ハブダイナモの側面図である。
【図11】同ハブダイナモの側面図である。
【図12】同ハブダイナモの分解斜視図である。
【図13】本発明の発振器を車に取り付けた図である。
【図14】同本発明の発振器を車のホイールに取り付け
た図である。
た図である。
【図15】同断面図である。
【図16】本発明の発振器を車のナンバープレートに取
り付けた図である。
り付けた図である。
【図17】同断面図である。
【図18】本発明の発振器をペットの首輪に取り付けた
図である。
図である。
【図19】本発明の発振器を時計に取り付けた図であ
る。
る。
【図20】同時計の裏側から見た図である。
【図21】本発明の発振器を鞄に取り付けた図である。
【図22】本発明の発振器をランドセルに取り付けた図
である。
である。
【図23】本発明の発振器をアタッシュケースに取り付
けた図である。
けた図である。
【図24】本発明の発振器を電動自転車に取り付けた図
である。
である。
【図25】同駆動部に発振器を取り付けた図である。
【図26】本発明の発振器をカードに取り付けた図であ
る。
る。
【図27】本発明の発振器を金庫に取り付けた図であ
る。
る。
【図28】本発明の発振器の位置を地図上に示した地図
の図である。
の図である。
【図29】本発明の発振器を自転車のハブダイナモに取
り付けた図である。
り付けた図である。
【図30】本発明の発振器を制御基板に取り付けた図で
ある。
ある。
37 バッテリ
58 バッテリ
64 バッテリ
1 発振器
2 基地局
4 総合基地局
21 ハブダイナモ
24 自動車
25 車輪
26 ホイール本体
27 ナンバープレート
29 首輪
33 腕時計
38 鞄本体
50 駆動部
57 カード本体
59 金庫
11 位置検出手段
Claims (13)
- 【請求項1】 駆動源を制御する制御回路を備えた移動
物体に設けられ、バッテリを電源として独自のコードを
発信する発振器と、複数箇所に設けられ前記発振器から
の信号を受信して信号送出する基地局と、該基地局から
送出された信号を受け、特定の発振器の呼び出し信号に
基づいて指示のあった発振器の位置情報を送出する総合
基地局とを備え、前記発振器は、前記制御回路と連動
し、前記制御回路から取り外されたときには前記制御回
路は動作しないことを特徴とする位置検出システム。 - 【請求項2】 前記発振器は、前記バッテリと共に二次
電源装置を電源とすることを特徴とする請求項1記載の
位置検出システム。 - 【請求項3】 前記制御回路は、マイクロコンピュータ
からなり、前記発振器は前記マイクロコンピュータに内
蔵されていることを特徴とする請求項1記載の位置検出
システム。 - 【請求項4】 前記発振器は、予め定めた所定時間間隔
で発信することを特徴とする請求項1記載の位置検出シ
ステム。 - 【請求項5】 前記発振器は、電動自転車の駆動部に内
蔵されることを特徴とする請求項1記載の位置検出シス
テム。 - 【請求項6】 前記総合基地局は、地図上に発振器の位
置を表示することを特徴とする請求項1記載の位置検出
システム。 - 【請求項7】 前記移動物体は、GPSによる位置検出
手段を搭載し、コード信号と共に位置情報信号も発信す
ることを特徴とする請求項1記載の位置検出システム。 - 【請求項8】 前記総合基地局は、前記基地局からの位
置情報信号を地図上に表示することを特徴とする請求項
7記載の位置検出システム。 - 【請求項9】 前記発振器は、簡易型携帯電話及び携帯
電話等の移動体通信機器の基地局に発信することを特徴
とする請求項1記載の位置検出システム。 - 【請求項10】 前記発振器は、簡易型携帯電話の基地
局に優先して発信し、簡易型携帯電話の基地局がない場
所では携帯電話の基地局に発信先を切り替えることを特
徴とする請求項1記載の位置検出システム。 - 【請求項11】 前記発振器は、送信時に現在時間情報
も発信することを特徴とする請求項1、又は請求項7記
載の位置検出システム。 - 【請求項12】 前記基地局は、前記発振器からの信号
を受信したとき、あるいは総合基地局へ信号を送出した
ときの現在時間情報も発信することを特徴とする請求項
1、又は請求項7記載の位置検出システム。 - 【請求項13】 前記総合基地局は、前記基地局からの
信号を受信した時の現在時間情報も位置情報と同時に格
納することを特徴とする請求項1、又は請求項7記載の
位置検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126085A JP2003035765A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 位置検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002126085A JP2003035765A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 位置検出システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11050733A Division JP2000249752A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 位置検出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003035765A true JP2003035765A (ja) | 2003-02-07 |
Family
ID=19194223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002126085A Pending JP2003035765A (ja) | 2002-04-26 | 2002-04-26 | 位置検出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003035765A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006309370A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Minami Kk | フラッシュメモリ |
JP2009073328A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Nec Tokin Corp | 自転車管理システム |
US9018940B2 (en) | 2012-06-28 | 2015-04-28 | Shimano Inc. | Bicycle rotation detecting device |
WO2016147295A1 (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-22 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | ワイヤレス給電システム及び移動体 |
-
2002
- 2002-04-26 JP JP2002126085A patent/JP2003035765A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006309370A (ja) * | 2005-04-27 | 2006-11-09 | Minami Kk | フラッシュメモリ |
JP2009073328A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Nec Tokin Corp | 自転車管理システム |
US9018940B2 (en) | 2012-06-28 | 2015-04-28 | Shimano Inc. | Bicycle rotation detecting device |
WO2016147295A1 (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-22 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | ワイヤレス給電システム及び移動体 |
JPWO2016147295A1 (ja) * | 2015-03-16 | 2017-08-10 | 三菱電機エンジニアリング株式会社 | ワイヤレス給電システム及び移動体 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |