JP2006309370A - フラッシュメモリ - Google Patents
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Abstract
【課題】万一紛失した場合に、記憶されたデータを他人に知られないようにセキュリティー機能を持たせる。
【解決手段】コンピュータのUSBソケットに直接接続するためのUSBプラグ2と、該USBプラグ2に接続するUSBインターフェース3と、メモリ制御部4と、パスワード等を記憶するレジスタ5と、各種データを記憶する不揮発性記憶素子6とを備え、コンピュータにインストールされたソフトウエアを記憶すると共にコンピュータに存在するユーザのデータを受信し且つ記憶する。そして更にパスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子6に記憶されたデータを全て消去する。
【選択図】図2
【解決手段】コンピュータのUSBソケットに直接接続するためのUSBプラグ2と、該USBプラグ2に接続するUSBインターフェース3と、メモリ制御部4と、パスワード等を記憶するレジスタ5と、各種データを記憶する不揮発性記憶素子6とを備え、コンピュータにインストールされたソフトウエアを記憶すると共にコンピュータに存在するユーザのデータを受信し且つ記憶する。そして更にパスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子6に記憶されたデータを全て消去する。
【選択図】図2
Description
本発明はフラッシュメモリに関するものである。
コンピュータで作成したデータを保存するための記憶媒体として、従来のフレキシブルディスク(FD)やコンパクトディスク(CD)に代わるものとして、近時フラッシュメモリが注目されている。
このフラッシュメモリは、小型で携帯に便利であり乍ら、フレキシブルディスク(FD)の数十倍〜数百倍の大容量である。そしてまたコンピュータのUSBソケットに差し込むだけで使用でき、操作も簡単である。
フラッシュメモリは、このように数々の利点を有しているが、その反面において小型であり、スーツやワイシャツ等のポケットに入れて持ち運ぶことができるために、落として紛失する虞が高かった。そして、紛失すると、それに記憶されたデータはそれを拾った他人に知られることになり、勝手に悪用される虞もある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであって、予め記憶されたパスワードと、拾った他人等がコンピュータに入力したパスワードとが不一致の場合には、記憶されたデータを全て消去するようになした、セキュリティー機能を有するフラッシュメモリを提供せんとするものである。
而して、本発明の要旨とするところは、コンピュータのUSBソケットに直接接続するためのUSBプラグと、該USBプラグに接続するUSBインターフェースと、メモリ制御部と、パスワード等を記憶するレジスタと、各種データを記憶する不揮発性記憶素子とを備え、コンピュータにインストールされたソフトウエアを記憶すると共にコンピュータに存在するユーザのデータを受信し且つ記憶することができ、更にパスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子に記憶されたデータを全て消去するようになしたことを特徴とするフラッシュメモリにある。
また、上記構成において、パスワードの所定回数の再入力を可能とし、最終回までパスワードが不一致の場合にデータを全て消去するようになしてもよい。
また、上記構成において、フラッシュメモリの現在位置の緯度及び経度に関する情報を検出するGPS(Global Positioning System)を用いた位置検出手段と、該位置検出手段の検出した位置情報を送信する位置情報送信手段とをもって構成する位置情報確認部を備えるようにしてもよい。この場合には紛失したフラッシュメモリの現在位置を把握することができ、確実且つ迅速に回収することがてきるものである。
本発明は上記の如き構成であり、予め記憶されたパスワードと、拾った他人等がコンピュータに入力したパスワードとが不一致の場合には、記憶されたデータを全て消去するようになしたものであるから、万一紛失した場合においても、記憶された個人情報等を含むデータ等を他人に知られたり、勝手に悪用されたりする虞がないものである。
また、フラッシュメモリの現在位置の緯度及び経度に関する情報を検出するGPS(Global Positioning System)を用いた位置検出手段と、該位置検出手段の検出した位置情報を送信する位置情報送信手段とをもって構成する位置情報確認部を備えた場合には、紛失したフラッシュメモリの現在位置を把握することができ、確実且つ迅速に回収することがてきるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、パスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子に記憶されたデータを全て消去するようになすことにある。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1はプラグキャップを外した状態における斜視図、図2はブロック図、図3はコンピュータへのパスワードの入力からデータの消去までのステップを示すフローチャートである。
図1はプラグキャップを外した状態における斜視図、図2はブロック図、図3はコンピュータへのパスワードの入力からデータの消去までのステップを示すフローチャートである。
図中、1はフラッシュメモリであり、コンピュータのUSBソケットに直接接続するためのUSBプラグ2と、該USBプラグ2に接続するUSBインターフェース3と、メモリ制御部4と、パスワード・パスワードの入力回数等を記憶するレジスタ5と、各種データを記憶する不揮発性記憶素子6とを備え、コンピュータにインストールされたソフトウエアを記憶すると共にコンピュータに存在するユーザのデータを受信し且つ記憶することができ、更にパスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子6に記憶されたデータを全て消去するようになしたものである。尚、1aはプラグキャップである。
また、本実施例に係るフラッシュメモリ1は、パスワードの所定回数の再入力を可能とし、最終回までパスワードが不一致の場合にデータを消去するようになしている。
更にまた、本実施例に係るフラッシュメモリ1は、該フラッシュメモリ1の現在位置の緯度及び経度に関する情報を検出するGPS(Global Positioning
System)を用いた位置検出手段7aと、該位置検出手段7aの検出した位置情報を送信する位置情報送信手段7bとをもって構成する位置情報確認部7を備えている。そして、該位置情報送信手段7bからの送信をユーザの所持する受信機8によって受信し、フラッシュメモリ1の現在位置を確認するものである。尚、受信機8のディスプレイには地図に現在位置を示した状態で表示する。また、該位置情報確認部7は、常時作動するようにしてもよいが、ユーザの所持する受信機8から作動指令信号を送信したときに作動を開始するようになしてもよい。また、その他図において9はパーソナルコンピュータ、10は該パーソナルコンピュータ9のUSBソケットである。
System)を用いた位置検出手段7aと、該位置検出手段7aの検出した位置情報を送信する位置情報送信手段7bとをもって構成する位置情報確認部7を備えている。そして、該位置情報送信手段7bからの送信をユーザの所持する受信機8によって受信し、フラッシュメモリ1の現在位置を確認するものである。尚、受信機8のディスプレイには地図に現在位置を示した状態で表示する。また、該位置情報確認部7は、常時作動するようにしてもよいが、ユーザの所持する受信機8から作動指令信号を送信したときに作動を開始するようになしてもよい。また、その他図において9はパーソナルコンピュータ、10は該パーソナルコンピュータ9のUSBソケットである。
次に、上記実施例に係るフラッシュメモリのパスワードの入力から不揮発性記憶素子に記憶されたデータの消去までの流れを説明する。図3に示す如く、フラッシュメモリ1のUSBプラグ2をパーソナルコンピュータ9のUSBソケット10に差し込んで接続すると、メモリ制御部4からパーソナルコンピュータ9にパスワードを入力するよう要求する。そこで、この要求に応じてパーソナルコンピュータ9にユーザ又はフラッシュメモリを拾った他人等がパスワードを入力すると、メモリ制御部4においてレジスタ5に記憶されたパスワードと該入力されたパスワードとの照合を行う。照合の結果、一致した場合には、そのまま不揮発性記憶素子6の読み込み、書き込み、消去等を行うことができ、また不一致の場合には、再度のパスワードの入力を要求し、所定の回数、例えば3回まで再入力が可能な場合において、3回目までの入力が一致すれば不揮発性記憶素子6の読み込み、書き込み、消去等を行うことができ、不一致であればメモリ制御部4により不揮発性記憶素子6の記憶データを全て一括消去するものである。
また、本実施例に係るフラッシュメモリ1は、該フラッシュメモリ1の現在位置の緯度及び経度に関する情報を検出するGPS(Global Positioning System)を用いた位置検出手段7aと、該位置検出手段7aの検出した位置情報を送信する位置情報送信手段7bとをもって構成する位置情報確認部7を備えているから、フラッシュメモリ1を紛失した場合に現在位置を把握することができ、したがって確実且つ迅速に回収することがてきるものである。
1 フラッシュメモリ
2 USBプラグ
3 USBインターフェース
4 メモリ制御部
5 レジスタ
6 不揮発性記憶素子
7 位置情報確認部
7a 位置検出手段
7b 位置情報送信手段
2 USBプラグ
3 USBインターフェース
4 メモリ制御部
5 レジスタ
6 不揮発性記憶素子
7 位置情報確認部
7a 位置検出手段
7b 位置情報送信手段
Claims (3)
- コンピュータのUSBソケットに直接接続するためのUSBプラグと、該USBプラグに接続するUSBインターフェースと、メモリ制御部と、パスワード等を記憶するレジスタと、各種データを記憶する不揮発性記憶素子とを備え、コンピュータにインストールされたソフトウエアを記憶すると共にコンピュータに存在するユーザのデータを受信し且つ記憶することができ、更にパスワードを記憶し、コンピュータに入力されたパスワードと、記憶されたパスワードとを照合し、不一致の場合には、不揮発性記憶素子に記憶されたデータを全て消去するようになしたことを特徴とするフラッシュメモリ。
- パスワードの所定回数の再入力を可能とし、最終回までパスワードが不一致の場合にデータを消去するようになした請求項1記載のフラッシュメモリ。
- フラッシュメモリの現在位置の緯度及び経度に関する情報を検出するGPSを用いた位置検出手段と、該位置検出手段の検出した位置情報を送信する位置情報送信手段とをもって構成する位置情報確認部を備えてなる請求項1又は2記載のフラッシュメモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005128874A JP2006309370A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | フラッシュメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005128874A JP2006309370A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | フラッシュメモリ |
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JP2005128874A Pending JP2006309370A (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | フラッシュメモリ |
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