JP2003034406A - 工程間搬送システム - Google Patents

工程間搬送システム

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JP2003034406A
JP2003034406A JP2001221718A JP2001221718A JP2003034406A JP 2003034406 A JP2003034406 A JP 2003034406A JP 2001221718 A JP2001221718 A JP 2001221718A JP 2001221718 A JP2001221718 A JP 2001221718A JP 2003034406 A JP2003034406 A JP 2003034406A
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stacker crane
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JP2001221718A
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Yoichi Togashi
洋一 冨樫
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NEC Yamagata Ltd
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NEC Yamagata Ltd
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】工程間搬送システムにおいて、荷物の受け渡し
時間を短縮するとともに搬送車1を有効的に運用し、自
動棚2の台数の配置を適切にし、製造リ−ドタイムを短
縮する。 【解決手段】自動棚2の一部の棚部列に食い込むように
メインレ−ル3から分岐するバイパスレ−ル4を施設
し、移載機を使うことなく荷の授受を搬送車1とスタッ
カクレ−ン6との間で直接行う。また、荷の授受に際し
ても、搬送車1とスタッカクレ−ン6とを同期して移動
させることによって、搬送車が荷渡しする時間が短縮さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加工物である複数
枚の半導体ウェハを収納するカッセトを各処理工程間に
搬送する工程間搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、半導体製造工程は、洗浄工程、成
膜工程、露光工程およびエッチング工程などを繰り返し
て行う工程が含まれている。処理済みウェハを収納する
カセットを各工程間に円滑に搬送するために、バッファ
として各工程に一時的にカセットを保管する自動棚(ス
トッカ)が配置されていた。
【0003】このストッカと各工程へのカセットの供給
は、軌道を走行する搬送車で行われていた。そして、一
工程で処理された複数枚のウェハを収納するカセットを
直接次工程の設備に渡すのではなく、一時的にストッカ
に保管し、必要なときストッカから搬送車に移載し、搬
送車は必要な工程に供給する方法を採っていた。なお、
製品の製造リ−ドタイムは、処理時間と搬送時間と待ち
時間にて構成される。
【0004】ここで、待ち時間を極力無くして製造され
る超短TATの製品においては、搬送時間が無視できな
い。そこで、搬送時間を短くするために、搬送車を増や
したりして改善を図っているが、搬送車を増やしたた
め、軌道上を走行する搬送車の渋滞が起こるという問題
が生じる。また、これを解消するのにストッカを増やし
て閉ル−プを形成する軌道を走行する搬送車を少なくし
搬送車の渋滞を解消したりしていた。しかし、この方法
も、搬送車の渋滞が無くなるものの、かえって、搬送車
の走行時間が長く搬送時間がかかると言った問題がある
この搬送車の渋滞を解消するとともに工程間の有効に効
率良く搬送する搬送システムは、例えば、特開平11−
16984号公報に開示されている。
【0005】この搬送システムは、多数の搬送車が走行
する閉ル−プのメインル−トと、このメインル−トから
分岐し対応するストッカの近傍を通って再びメインル−
トに合流する引き込みル−トを有している。
【0006】すなわち、この半導体ウェハ搬送システム
は、閉ル−プを形成するメインル−トと、メインル−ト
から分岐し対応するストッカ(自動棚)の近傍を通って
再びメインル−トに合流する引き込みル−トと、メイン
ル−トを直進するかもしくはメインル−トから引き込み
ル−トに進入する歩行へ択一的に進路を切替え可能な一
ポインタと、メインル−トを直進する方向かもしくは引
き込みル−トからメインル−トに進出する方向へ択一的
に進路を切替え可能な他のポインタとを設け、先行搬送
車の移載作業による後続搬送車の停滞状態をなくし、全
体の稼働率を向上させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した半導体ウェハ
搬送システムでは、カセットの受け渡しのために、メイ
ンル−トから派生する引き込みル−トを設け、この引き
込みル−トに搬送車を誘導しカセットの受け渡し行い、
メインル−トに停滞する搬送車の渋滞を無くしているも
のの、搬送車がストッカの入出庫口に停止してから、ス
タッカクレ−ンが自動棚内を走行し、入出庫口を介して
カセットの授受を行うのでスタッカクレ−ンの走行に係
わる時間がかかるという欠点がある。
【0008】また、この公知例では、カセットの受け渡
しに必要となる移載機を不要であると記載されているも
のの、引き込みル−トがストッカに沿って設けられてい
るので、ストッカクレ−ンの受け渡し用クレ−ンがオバ
−ハングとなり、クレ−ン自体に剛性が必要となり、ス
タッカクレ−ンが大掛かりになりクレ−ンの価格が高く
なるという欠点がある。
【0009】さらに、加工物の授受するスタッカクレ−
ンと搬送車との距離があり、カセットである荷の受け渡
しに時間がかかるという問題がある。一方、引き込みル
−トに入れる搬送車が一台に限られ、ストッカを増やさ
ない限り閉ル−トを走行する搬送車が減らないし、搬送
車の渋滞が完全に解消したわけではない。
【0010】特に、タクトタイムの短い工程におけるス
トッカは、収納および出庫の頻度の高く、その台数を増
やさなければならなく床面積を大きく必要とする問題が
ある。
【0011】従って、本発明の目的は、荷物の受け渡し
時間を短縮するとともに搬送車を有効的に運用し、自動
庫の台数の配置を適切にし、製造リ−ドタイムを短縮で
きる工程間搬送システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、複数の
工程にて処理された複数の加工物の一時保管する複数の
自動棚と、該自動棚内を移動し各棚部の前記加工物の収
納および取出しを行うスタッカ−クレ−ンと、それぞれ
の前記自動棚に循環し前記複数の加工物を運搬する複数
の搬送車が走行する閉ル−プを形成する一つのメイン軌
道と、該メイン軌道から分岐し前記自動棚に向けて伸び
再び前記メイン軌道に合流するバイパス軌道と、前記ス
タッカクレ−ンと前記搬送車とが連携するために通信手
段とを備え、前記自動棚への前記加工物の授受を行う際
に、前記通信手段によって前記搬送車と前記スタッカク
レ−ンと連携し、同期移載可否判断手段によって前記バ
イパス軌道に立ち入る前記搬送車と前記スタッカクレ−
ンとが同時に走行できるか否かを判定し、同時に走行で
きると判定すれば、前記スタッカクレ−ンは前記自動棚
内を移動し前記搬送車は前記バイパス軌道を走行し、前
記スタッカクレ−ンと前記搬送車とが前記自動棚の入出
庫口に同時に到達し、前記スタッカクレ−ンと前記搬送
車との間で直接前記加工物の受け渡しを行う工程間搬送
システムである。
【0013】また、前記自動棚は、中央部に前記スタッ
カクレ−ンが走行する空間部を有するとともに前記空間
部の左右に棚部列を有し前記棚部列が上下に複数段を備
え、下側の前記棚部列の複数段が床面レベルより下側に
あることが望ましい。さらに、前記バイパス軌道は、前
記自動棚の空間部のいずれか側の前記棚部列を撤去し該
撤去された場所に施設されていることことが望ましい。
そして、望ましくは、前記加工物の授受を行う前記自動
庫の入出庫口が複数設けることである。
【0014】一方、前記メイン軌道を走行する前記搬送
車が前記バイパス軌道に進入する切替え機器を備えるこ
とが望ましい。また、前記切替え機器は、前記搬送車の
車輪の向きを変えるステアリング機器であることが望ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0016】図1(a)および(b)は本発明の一実施
の形態における工程間搬送システムを説明するための構
成を示す図である。この工程間搬送システムは、図1に
示すように、複数の工程にて処理された複数のカセット
の一時保管する棚部23を具備する複数の自動棚2と、
自動棚2内の中央部にある空間部25を移動し各棚部2
3のカセットの収納および取出しを行うスタッカ−クレ
−ン4と、それぞれの自動棚2に循環しカセットを運搬
する複数の搬送車1が走行するメインレ−ル3と、メイ
ンレ−ル3から分岐し自動棚2に向けて伸び再びメイン
レ−ル3に合流するバイパスレ−ル4とを備えている。
【0017】また、メインレ−ル3には、搬送車1が推
力を得るために電力線が施設されている。このメインレ
−ル3は閉ル−プ状になっており、搬送車1がこのメイ
ンレ−ル3に沿って巡回する。一方、バイパスレ−ル4
にも、搬送車1の推力を得るために電力線が施設されて
いる。さらに、バイパスレ−ル4はカセットの受け渡し
のときに、搬送車1が進入するル−トであり、工程の自
動棚2であることを確認する停止カウントマ−ク5が配
置されている。また、この停止カウントマ−ク5は、搬
送車1とスタッカクレ−ン6とがカセットの授受を行う
ための基準点として使用される。
【0018】一方、自動棚2は、中央にスタッカクレ−
ン6が走行する空間部25を有するとともに空間部25
の両側に一列に並べ配置される棚部23の列を具備し、
棚部23の列がバイパスレ−ル4のレ−ル面26を基準
にして上下に複数段の棚部23の列が配置されている。
【0019】そして、バイパスレ−ル4は、スタッカク
レ−ン6と搬送車1とのカセットの授受が直接できるよ
うに、自動棚2の空間部25の図1(a)の図面でいう
下側の棚部列を撤去しその撤去された場所に施設されて
いることことが望ましい。また、自動庫2からカセット
を出し入れする入出庫口4a,4b,4c,4dの複数
個を設けることが望ましい。このことは、搬送車1がど
の入出庫口4a,4b,4c,4dの位置に停止できる
という自由度がある。
【0020】スタッカクレ−ン6については、詳細は後
述するが、空間部25の一方向に走行し、上下にある所
望の棚部23の位置に移載ハンド19を移動させ、移載
ハンド19を上下させ所望の棚部23に位置決めし、移
載ハンド19で棚部23のカセットを取り出すか、ある
いは、移載ハンド19で掴んだカセットを棚部23に収
納するかの動作を行う。
【0021】図2は図1の搬送車を説明するための構成
を示す図である。この搬送車は、図2に示すように、電
力の供給を行うとともにスタッカクレ−ン6と連携し通
信を行う電力通信機器8と、移載ハンド19の駆動制御
する移載制御機器9と、後述する同期移載が可能か否か
を判定する同期移載可否判断制御機器10と、バ−コ−
ドリ−ダ14および障害センサなど含む読み取り制御機
器と、走行スピ−ド制御機器13およびステアリング機
器15とを総括する統括コントロ−ラ7を備えている。
【0022】電力線通信機器8は、搬送車1とスタッカ
クレ−ン6間の通信制御する機器であり、メインレ−ル
3およびバイパスレ−ル4に施設してある電力線を介し
て通信が行われる。移載制御機器9は、入出庫口4a,
4b,4c,4dの付近に配置された光伝装置を含む機
器を備えている。この光I/Oである光伝装置は、スタ
ッカクレ−ン6へのカセットの授受のインタ−ロックと
して動作する。
【0023】同期移載可否判断制御機器10は、スタッ
カクレ−ン6の現在位置(空間部25の奥まった位置で
ある元位置か、あるいは、走行中かまたは先行車とのカ
セットの授受の状態の位置)および仕事の予約状況等と
搬送車1の現在位置などから判定し、搬送車1がバイパ
スレ−ル4に進入すると同時にスタッカクレ−ン6が空
間部25内をカセットの授受のために走行できるか否か
を判定する機器である。
【0024】走行距離読み取りおよび搬送車の速度並び
に舵取り制御機器は、軌道レ−ルにより回転し搬送車1
の走行距離を読み取るエンコ−ダ12と、停止カウント
マ−ク5等を読みとるバ−コ−ドリ−ダ14と、搬送車
1の走行速度を制御する走行スピ−ド制御機器13と、
メインレ−ル3からバイパスレ−ル4への切替えおよび
バイパスレ−ル4からメインレ−ル3への切替え行うス
テアリング機器15とを備えている。
【0025】ステアリング機器は、車輪の向きを変える
機構であり、前輪の車軸から突出する軸を回転自在の軸
受で保持し、この軸をバイパスレ−ル4の曲率に沿って
回転させている。後輪はレ−ルに倣って自由に回転する
軸受に保持されている。
【0026】図3は図1のスタッカクレ−ンの構成を説
明するための図である。スタッカクレ−ン6は、移動ハ
ンド19の動作を制御するとともに搬送車1とスタッカ
クレ−ンとのインタ−ロックを実現する光伝装置である
光I/Oを具備する移載制御機器17と、搬送車1との
通信を制御するとともにバイパスレ−ル4に施設してあ
る電力線を介して通信を行う電力線通信機器18と、同
期移載可否判断制御機器20と、これら機器を総括して
制御する統括コントロ−ラ16を備えている。
【0027】同期移載可否判断制御機器20は、搬送車
1の現在位置、走行スピ−ド情報、スタッカクレ−ン6
の現在位置、仕事の予約状況などから搬送車1とスタッ
カクレ−ン6とが同期して走行しカセットの授受ができ
るか否かを判定する機器である。また、距離読取り制御
機器21は、スタッカクレ−ン6の元位置から現在位置
までの距離を読み取る機能を有する機器を備えている。
さらに、走行スピ−ド制御機器22は、スタッカクレ−
ン6の速度を制御する。
【0028】図4(a)および(b)は本発明の工程間
搬送システムの一動作の実施の形態を説明するための動
作フロ−である。次に、図1、図2、図3および図4を
用いて、図1のメインレ−ルを走行中の搬送車1が自動
棚2にカッセト(以下単に荷と記す)を荷下ろしする場
合について説明する。
【0029】まず、図1のメインレ−ル3を走行中の搬
送車1に図2の電力通信機器8を介してステップ101
の荷の移載有りの情報が入力される。情報が無ければ、
搬送車1はステップ103のとうりメインレ−ル3上を
走行し続ける。もし、移載有りの情報が有れば、搬送車
1は、図2のステアリング機器15を動作させ、ステッ
プ102で搬送車1はメインレ−ル3からバイパスレ−
ル4に進入する。バイパスレ−ル4に進入し、ステップ
103で、停止カウントマ−ク5の場所で一時停止し、
図2のバ−コ−ドリ−ダ14が読み込み目的の自動棚2
であるかを確認し、図2のエンコ−ダ12により走行距
離の測定を開始設定を設定する。
【0030】次に、ステップ104で、電力通信機器8
からスタッカクレ−ン6の電力通信機器18を介してス
タッカクレ−ンに仕事状況を調べる。もし、仕事が継続
しているか仕事の予約が有れば、後述するステップ10
5の停止移載に移行する。また、予約または仕事が無け
れば、搬送車1の電力通信機器8を介してステップ10
6のスタッカクレ−ン6に移載の予約を行う。スタッカ
クレ−ン6は、電力通信機器18を介して、ステップ1
07の予約が完了した由を搬送車1に通知する。
【0031】次に、ステップ108で、搬送車1の現在
位置(一時停止位置)と走行すべき搬送車1の速度をス
タッカクレ−ン6に通知する。そして、ステップ109
で、スタッカクレ−ン6は元位置に停止しているかある
いは元位置からどの程度離れた位置に停止しているか距
離読取り制御機器21で把握する。
【0032】次に、ステップ110で、図1の入出庫口
4a,4b,4c,4dのいずれかの所定の入出庫口に
停止するまでの搬送車1の走行距離と搬送車1の速度と
から演算し入出庫口への移動時間を求め、一方、スタッ
カクレ−ン6の現在位置から入出庫口への距離とスタッ
カクレ−ン6の速度から演算しスタッカクレ−ン6の移
動時間を求め、同期移載可否判断機器20によって、こ
れら求められた時間を比較し、入出庫口に同時に到着
し、荷の受け渡しができるか否かを判定する。
【0033】もし、この判定がNOであれば、ステップ
111により後述の停止移載のステップに移行する。ま
た,判定がYESであれば、ステップ112によりスタ
ッカクレ−ン6より同期移載を行うことを搬送車1に通
知する。そして、ステップ113によりスタッカクレ−
ン6が移動を開始し、自動棚2の開口24aから進入す
る。
【0034】ステップ114は、搬送車1およびスタッ
カクレ−ン6は、走行スピ−ド制御機器13および22
により設定された速度で同時に走行する。そして、ステ
ップ115で入出庫口への到達が同時にできるか否かを
それぞれの速度を検知しながらそれぞれの速度を補正す
る。そして、搬送車1およびスタッカクレ−ン6が所定
の入出庫口4aに到達したら、ステップ116に進む。
【0035】このステップ116では、入出庫口に到達
したスタッカクレ−ン6の移載ハンド19が伸び停車し
ている搬送車1の荷台から荷を受取り荷の授受を完了す
る。このとき光伝装置である光I/Oが荷の授受のイン
タ−ロックとして作用する。そして、荷台が空になった
搬送車1は、ステップ117により、自動棚2の開口2
4bから退出し、ステアリング機器15によりバイパス
レ−ル4からメインレ−ル3に進入し他の自動棚に荷受
けするためにメインレ−ル3を走行巡回する。
【0036】一方、荷受けしたスタッカクレ−ン6は、
ステップ118により、所望の棚部23のある縦の列に
移動し、移載ハンド19を上下に移動させ、所望の棚部
23に荷を格納する。空になったスタッカクレ−ン6は
元位置に戻る。
【0037】図5(a)および(b)は図4の停止移載
の動作を説明するための動作フロ−である。前述したよ
うに、スタッカクレ−ン6に仕事の予約があるとき、ま
たは、搬送車1とスタッカクレ−ン6とが同期移載がで
きないときは、この停止移載のステップに移行する。
【0038】この停止移載は、まず、図5(a)のステ
ップ201により、スタッカクレ−ンより搬送車1に停
止移載のモ−ドに移行することが伝えられる。次に、ス
テップ202で、前方に先行する搬送車があるか否かを
搬送車1の障害物センサ26で検知する。先行車があれ
ば、ステップ203により、搬送車1は一時停止し障害
物センサ26が検知しなくなるまで搬送車1は待機す
る。
【0039】次に、先行車が無ければ、搬送車1は、ス
テップ204で、自動棚2の開口24aから入り、入出
庫口4a、4b、4cおよび4dのうち所望の入出庫口
まで走行しその入出庫口で停車する。そして、ステップ
205により、スタッカクレ−ン6の予約の仕事が解除
されているか電力線通信機器8を介して調べる。
【0040】このステップでスタッカクレ−ン6の予約
の仕事が済んでいれば、ステップ207で、スタッカク
レ−ン6の停止位置(元位置)から搬送車1が待機して
いる入出庫口までのの距離を読み込む。そして、ステッ
プ208により、読み込んだ距離だけスタッカクレ−ン
プ6は移動し、入出庫口で停止する。また、ステップ2
05で、予約が解除されていないときは、スタッカクレ
−ン6が仕事を済ますまで、搬送車1は待機する。
【0041】次に、図5(b)のステップ209で、光
I/Oにて荷の授受に関してインタ−ロックをとりなが
ら荷の移載を行う。荷台が空になった搬送車1は、ステ
ップ210により、自動棚2の開口24bから退出し、
ステアリング機器15によりバイパスレ−ル4からメイ
ンレ−ル3に進入する。一方、荷受けしたスタッカクレ
−ン6は、空間部25を走行し縦に並ぶ棚部23の位置
で停止し、移載ハンド19を上下に移動させ所定の棚部
23に荷を収納する。そして、荷の収納を済ませたスタ
ッカクレ−ン6は、元位置に戻る。
【0042】このように、入出庫が頻繁に行われる工程
の自動棚2に複数の入出庫口4a、4b、4cおよび4
dを設ければ、荷の入出庫が円滑に進み、メインレ−ル
は勿論、バイパスレ−ル上でも搬送車1の渋滞が起きな
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、自動棚の
一部の棚部列に食い込むようにメインレ−ルから分岐す
るバイパスレ−ルを施設し、移載機を使うことなく荷の
授受を搬送車とスタッカクレ−ンとの間で直接行うこと
によって、製造リ−ドタイムの短縮ができるという効果
がある。
【0044】また、荷の授受に際しても、搬送車とスタ
ッカクレ−ンとを同期して移動させることによって、搬
送車が荷渡しする時間が短縮され、さらに、製造リ−ド
タイムを短縮できる。
【0045】一方、入出庫が頻繁に行われる自動棚にお
いても、バイパスレ−ル面から掘り下げて多くの棚部列
を設け、荷の授受を行う入出庫を複数を施設することに
よって、自動棚の数が減り、それに伴う床面積の縮小化
が図れ、コストの低減が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における工程間搬送シス
テムを説明するための構成を示す図である。
【図2】図1の搬送車を説明するための構成を示す図で
ある。
【図3】図1のスタッカクレ−ンの構成を説明するため
の図である。
【図4】本発明の工程間搬送システムの一動作の実施の
形態を説明するための動作フロ−である。
【図5】図4の停止移載の動作を説明するための動作フ
ロ−である。
【符号の説明】
1 搬送車 2 自動棚 3 メインレ−ル 4 バイパスレ−ル 4a,4b,4c,4d 入出庫口 5 停止カウントマ−ク 6 スタッカクレ−ン 7,16 統括コントロ−ラ 8,18 電力線通信機器 9,17 移載制御機器 10,20 同期移載可否判断制御機器 13,22 走行スピ−ド制御機器 21 距離読取り制御機器 23 棚部 25 空間部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の工程にて処理された複数の加工物
    の一時保管する複数の自動棚と、該自動棚内を移動し各
    棚部の前記加工物の収納および取出しを行うスタッカ−
    クレ−ンと、それぞれの前記自動棚に循環し前記複数の
    加工物を運搬する複数の搬送車が走行する閉ル−プを形
    成する一つのメイン軌道と、該メイン軌道から分岐し前
    記自動棚に向けて伸び再び前記メイン軌道に合流するバ
    イパス軌道と、前記スタッカクレ−ンと前記搬送車とが
    連携するために通信手段とを備え、前記自動棚への前記
    加工物の授受を行う際に、前記通信手段によって前記搬
    送車と前記スタッカクレ−ンと連携し、同期移載可否判
    断手段によって前記バイパス軌道に立ち入る前記搬送車
    と前記スタッカクレ−ンとが同時に走行できるか否かを
    判定し、同時に走行できると判定すれば、前記スタッカ
    クレ−ンは前記自動棚内を移動し前記搬送車は前記バイ
    パス軌道を走行し、前記スタッカクレ−ンと前記搬送車
    とが前記自動棚の入出庫口に同時に到達し、前記スタッ
    カクレ−ンと前記搬送車との間で直接前記加工物の受け
    渡しを行うことを特徴とする工程間搬送システム。
  2. 【請求項2】 前記自動棚は、中央部に前記スタッカク
    レ−ンが走行する空間部を有するとともに前記空間部の
    左右に棚部列を有し前記棚部列が上下に複数段を備え、
    下側の前記棚部列の複数段が床面レベルより下側にある
    ことを特徴とする請求項1記載の工程間搬送システム。
  3. 【請求項3】 前記バイパス軌道は、前記自動棚の空間
    部のいずれか側の前記棚部列を撤去し該撤去された場所
    に施設されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の工程間搬送システム。
  4. 【請求項4】 前記加工物の授受を行う前記入出庫口が
    複数有ることを特徴とする請求項1、請求項2または請
    求項3記載の工程間搬送システム。
  5. 【請求項5】 前記メイン軌道を走行する前記搬送車が
    前記バイパス軌道に進入する切替え機器を備えることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項
    4記載の工程間搬送システム。
  6. 【請求項6】 前記切替え機器は、前記搬送車の車輪の
    向きを変えるステアリング機器であることを特徴とする
    請求項5記載の工程間搬送システム。
JP2001221718A 2001-07-23 2001-07-23 工程間搬送システム Withdrawn JP2003034406A (ja)

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