JP2003034311A - 無菌充填ノズル及び無菌充填方法 - Google Patents

無菌充填ノズル及び無菌充填方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填ノズルを分解しないで殺菌・洗浄を行う
等を可能にした無菌充填ノズルを提供する。 【解決手段】 外筒10と、該外筒内を上下摺動するプ
ラグロッド20と、該外筒の下端に充填液注入口13g
を備えた無菌充填ノズルにおいて、外筒10にフラッシ
ングエア入口管13eと充填液入口管13fを設け、プ
ラグロッド20と外筒10とによりフラッシングエア入
口管13eの開閉弁を形成するとともに、外筒10とプ
ラグロッド20とにより充填液入口管13fを開閉する
ピストン弁を形成し、プラグロッド20を下降させて充
填液注入口13fを閉じる際には、上記ピストン弁付近
に付着した充填液をプラグロッド20の下端で掻き落
し、フラッシングエア入口管13eから供給されるエア
によって外筒10に付着した充填液を吹き飛ばす構成と
した無菌充填ノズル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形物を含有する
液体を無菌状態で口栓を持たない不定形の容器に充填す
るのに好適な充填装置の無菌充填ノズル及び無菌充填方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液体や固形物入りの液体(以
下充填液と呼ぶ)を容器に充填する場合には、充填液の
種類、充填される容器の種類、或いは充填する環境等に
対して、種々の充填方法、充填装置やその装置に用いら
れる充填ノズルが提案されている。充填液の殺菌につい
ては、充填後に熱で殺菌する方法と、先に殺菌した容器
に殺菌した充填液を無菌室内で充填する方法がある。容
器への充填については、容器の口栓(注入口)と充填ノ
ズルを近付けてパッキンを介してシールして充填する方
法や、口栓を持たない不定形容器では、上部を開いて保
持した開口部に充填ノズルの先端を挿入して充填する方
法がある。充填する充填液の分量については、ピストン
を用いて容積を計量する方法や、流量と時間を計測して
算出する方法がある。その他、充填後にノズルの先端に
残った充填液が滴下しないように吸入する方法などがあ
る。このような従来の充填方法は、それぞれの充填液や
容器や環境の種類の特定の組合せに対して利点を有する
が、組合わせが異なる場合はいろいろ問題が発生した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固形物を多く含む液体
を口栓を具備しない不定形容器(パウチ等)に無菌の環
境で充填する充填ノズルには、次に示すような条件が要
求される。 (1)充填作業開始前や充填作業終了後の充填ノズルの
殺菌・洗浄は、充填ノズルを分解しないで行うことがで
きること。 (2)固形分を含む充填液の固形分を開閉弁部に挟み込
むことなく充填できること。 (3)特に薄い野菜の皮や細い繊維を弁の隙間に引込む
ことなく切断できること。 (4)充填動作終了後のノズルに残った液が滴下する後
垂れを無くすこと(特に、口栓を持たない不定形容器で
は、容器の入口に充填液が付着すると熱シール性が阻害
される)。 (5)充填液の液垂れが開閉弁部の特定の位置に集中す
る傾向を排除すること。 (6)無菌室を小さくし、可動部分のシールを確実に行
い、環境の維持に優れていること。本発明は、上記課題
を改善し、固形物を多く含む充填液を、例えば口栓を具
備しない不定形容器等に無菌の環境で充填することがで
きる無菌充填ノズルを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】充填ノズルは、大きく分
けて、上部外筒,中間外筒及び下部外筒からなる外筒
と、該外筒の中心部を上下動するプラグロッドと、上部
外筒の上に取付けられ、プラグロッドを上下に駆動し、
かつ最大,中間及び最小の3つのストロークを有するサ
ーボシリンダとから成る。中間外筒の上部にはリニアベ
アリングを設けている。また、中間外筒の下部にはフラ
ンジによって外筒内壁と繋がり上方伸びて開く薄肉内筒
と蒸気入口管(接続管)を設けている。下部外筒は、
大,中及び小の3段に縮径された内径部を備えている。
ここで、下部外筒の大内径部に蒸気出口管を設け、中内
径部にフラッシングエア入口管を設け、小内径部に充填
液入口管を設けている。また、下部外筒の下端部には、
エア入口管を備えた筒状のエア吹出管を螺着している。
プラグロッドは、上部に摺動筒部を有し、下部にプラグ
部を有し、中間部にプラグ部より大径の摺動弁部を有
し、これらを若干径の小さいロッドで連結してなる。そ
して、上部の摺動筒部と中間外筒に設けた薄肉内筒とに
よりラビリンス通路を形成している。また、中間部の摺
動弁部と中内径部を滑嵌合させて、上記フラッシングエ
ア入口管を開閉する流れ平行弁である開閉弁を形成して
いる。さらに、下部のプラグ部を小径部と滑嵌合させ
て、上記充填液入口管を開閉する充填液の流れ方向と直
角方向に弁体が移動する弁、いわゆるピストン弁(液
弁)を形成している。サーボシリンダが最大ストローク
摺動したときには、充填液の注入口をプラグ部で閉じ、
中間ストローク摺動したときには充填液の注入口を開
き、最小ストローク摺動したときにはプラグ部と摺動弁
部をそれぞれ開く。このとき、プラグロッドと外筒の間
は、全面に亙って形成される隙間を通じて連通するの
で、適宜の入口管と出口管を開閉して洗浄液を上記隙間
に流すことにより、充填ノズルの外筒内の洗浄を行うこ
とができる。また、別の手段として、上記のプラグロッ
ドの上端をスイベル継手を介して回転自在にサーボシリ
ンダのロッドと連結するとともに、プラグロッドの上部
に直角に突出するカムフォロワを設け、このカムフォロ
ワを上部外筒に設けたカム溝に嵌装する構成としても良
い。この場合、プラグロッドを下降させて開閉弁(ピス
トン弁)が閉じる際に該プラグロッドを円周方向に回転
させるようにする一方、サーボシリンダを任意位置で停
止可能なものとし、最下限位置ではプラグロッドの下端
を下部外筒の下端から突出させるように構成しても良
い。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の無菌充填ノズルの実施例
を図1〜図9によって説明する。 (構成)図1、図2及び図3は、それぞれ本発明の充填
ノズルが待機中、充填中及び洗浄中の状態にあるときの
縦断面図を示し、図4及び図5は図1の上部及び下部の
拡大図を示すものである。これらの図に示されるよう
に、充填ノズル1は、該充填ノズルを一体に纏めている
外筒10を有する。外筒10は、上部外筒11,中間外
筒12及び下部外筒13から形成されており、これらの
外筒11,12及び13は、半割継手金具によりフラン
ジ結合されている。上部外筒11は、薄肉の筒で、その
上部にサーボシリンダ14が取付けられ、その内部に上
下に伸縮するサーボシリンダ14のロッド14aが収容
されている。ロッド14aの先端には、T字形溝を備え
た継手金具15が螺着されている。サーボシリンダ14
は、ロッド14aの先端を図3に示す位置で停止させ、
かつ可変速に駆動できるように構成されている。中間外
筒12は、複数の部材から成り、上半分が厚肉筒部12
a、下半分が薄肉筒部12bとなっている。厚肉筒部1
2aの上部内側にはリニアベアリング(メタル)12c
が設けられ、薄肉筒部12bの下部外周には蒸気入口管
(接続管)12dが設けられている。また、中間外筒1
2の内側には隙間を隔てて仕切筒16が配設されてい
る。仕切筒16は、その下部に設けられたフランジ16
aによって薄肉筒部12bの内壁下端に連接されてい
る。
【0006】下部外筒13の内径は、上から下に向かっ
て3段に縮径され、大内径部13a、中内径部13b,
小内径部13cとなっている。他方、下部外筒13の外
径は大小2段となっている。下部外筒13の大内径部1
3aの下部外側には、蒸気出口管13dが設けられ、中
内径部13bの下部外周にはフラッシングエア入口管1
3eが設けられ、小内径部13cの上下の中間部外周に
は充填液を導く充填液入口管13fが設けられ、その下
部外周には雄ねじ13gが設けられている。下部外筒1
3の下端には、エア吹出管17が取付けられている。エ
ア吹出管17は、下部外筒13の下端外壁と相俟って先
細筒状のエア通路を形成している。エア吹出管17は、
その外周にエア入口管17aを備え、ユニオンナット1
7bによって下部外筒13下部の雄ねじ13gに螺着さ
れている。
【0007】外筒10内には、該外筒の中心部を上下動
するプラグロッド20が配設されている。プラグロッド
20は、複数の部材で構成されているが、その連結方法
については説明を省略する。摺動筒部20aの上端には
T字形突起が設けられている。T字形突起は、継手金具
15のT字形溝に係合させてサーボシリンダ14のロッ
ド14aに連結されている。プラグロッド20の上部に
は、大径の摺動筒部20aが備えられ、その下部には小
径のプラグ部20bが備えられている。摺動筒部20a
とプラグ部20bとの間で下側寄りには、中径の摺動弁
部20c及びこれらを繋ぐロッド部20d,20eが備
えられている。摺動筒部20aは、中間外筒12のリニ
アベアリング12cに摺動自在に内嵌装されている。摺
動弁部20cは、パッキン20fを備えており、下部外
筒13の中内径部13bに液密で摺動自在に内嵌装され
ている。小径のプラグ部20bは、上部にパッキン20
gを備えており、小内径部13b内に液密で摺動自在に
嵌装されている。また、摺動筒部20aは、その下側の
大半が下側に開く薄肉のスカート筒となっている。この
スカート筒は、厚肉筒部12aおよび薄肉筒部12bの
内壁と仕切筒16の外壁との間に間隙を設けて挿入され
ている。これにより、蒸気入口管12dから入り摺動筒
部20aのスカート筒部の内壁と仕切筒16の外壁の間
の隙間を通って上昇し、折返して仕切筒16の内壁とロ
ッド部20dとの間の隙間を通って下降し大内径部13
aの内側に通ずるラビリンス通路(図4中のL参照)が
形成される。また、プラグ部20bは、小内径部13c
に形成された充填液入口管13f用の開口孔13hとと
もに、ピストン弁を形成している。プラグ部20bに
は、円錐状に窪んだ下端の中心から垂直に上り、かつ水
平に屈折してロッド部20eの側面に開口する細孔20
hが設けられている。
【0008】工場内の一般空間と無菌室が天板30によ
り画成されている。すなわち、天板30の下側が無菌
室、上側が工場内の一般空間である。天板30の開口部
の周りには、深溝トラフ31が気密に固設されている。
充填ノズル1の蒸気入口管12dの下部の適宜の位置に
は、覆蓋32が取付けられている。覆蓋32は、その周
端部に垂直に垂下ったカーテン部32aを備えており、
その下端部が深溝トラフ31の中に挿入されている。深
溝トラフ31には消毒剤を含む水が所定高さに満たされ
ている。この水は図示省略の循環ポンプによって緩やか
に循環される。これにより、充填ノズル1の下端を容器
の中に挿入すべく充填ノズル1を上下動させても、カー
テン部32aは常にトラフ31内の水に浸かっているよ
うになっている。なお、図1には、口栓を持たない不定
形容器40の開口した上端部が示されている。無菌室内
を一度、無菌状態にしておき、その後無菌エアを同無菌
室内に送り続けて同室内を陽圧に維持することで、無菌
状態を維持しても良い。
【0009】(作用)上記構成の無菌充填ノズル1の作
用を説明する。充填を行う前は、充填ノズル1は、図1
に示す待機状態にある。このとき、サーボシリンダ14
は、ロッド14aをその全ストロークを延ばされてお
り、これにより、プラグロッド20は下がって最下限の
位置にある。このとき、プラグ部20bの下端は下部外
筒13に螺着されたエアー吹出管17の下端と一致して
いる。まず、無菌状態の不定形容器(パウチ)40がそ
の開いた口を上側にして充填ノズル1の真下に送られて
停止すると、充填ノズル1は図示省略の昇降装置によっ
て所定距離(例えば40mm程度)下降して小内径部13
cの下端を不定形容器40の中に挿入する(図2の容器
40参照)。
【0010】次いで、サーボシリンダ14がロッド14
aを縮めてプラグロッド20を中間位置まで引上げてプ
ラグ部20bの下端を開口孔13hの上側に一致させ
て、開口孔13hを開閉する、いわゆるピストン弁を全
開させる。これにより、図示省略の計量装置で計量され
た所定量の殺菌済みの充填液が容器40内に充填され
る。この状態が図2に示されている。この充填が終わっ
たら、サーボシリンダ14のロッド14aをその全スト
ロークを延ばして、充填ノズル1を図1に示す待機位置
に戻す。このとき、下部外筒13側の開口孔13hとプ
ラグ部20bは、流れ直角弁(ピストン弁)を形成して
いるので、プラグ部20bの下降に際して充填液中の固
形物は切断されて掻き落される。このため、プラグ部2
0bがその上下から挟まれて止められることはない。プ
ラグロッド20が定位置まで下降すると、下降したプラ
グ部20bの下端面には、下部外筒13の小内径部13
cの内壁面からしごき取られた充填液の液や固形物が垂
下がるように付着している。このため、図示省略のクリ
ーンエア供給源の開閉弁を開いて、圧縮クリーンエアを
フラッシングエア入口管13e及びエア吹出管17のエ
ア入口管17aに供給する。フラッシングエアー入口管
13eから入ったエアは、小内径部13cとプラグブ部
20bとの隙間から、細孔20hを通ってプラグ部20
bの下端中央側から吹出す。エア入口管17aから入っ
たエアは、エア吹出管17を通って、外側から付着した
充填液を吹飛ばす。次いで、図示省略の昇降装置で充填
ノズル1を元の位置まで上昇させた後、容器40は、下
流のステーションに送られて、該容器内の空気抜き、そ
の開口部のシーリング等の工程を経て無菌室を出る。
【0011】上記充填工程中は、図示省略の蒸気供給源
から蒸気入口管12dに蒸気が送られる。この蒸気は、
前述のラビリンス通路を経て圧力を落とし、大内径部1
3aとロッド部20dの間を通り、蒸気出口管13dか
ら室外に排出される。このとき、中間外筒12内は、充
填ノズル1の外側に対して常に正圧に保たれている。ま
た、中間外筒12は、長いラビリンス通路を備えている
ので、プラグロッド20が上下動してもリニアベアリン
グ12cとの摺動部から外気が下部外筒13内に侵入す
ることはない。なお、充填液の種類によっては、上述の
蒸気に代えて圧縮クリーンエアを用いても良い。
【0012】次ぎに、充填作業開始前の殺菌洗浄及び充
填作業後の充填ノズル1の洗浄を行う場合には、充填ノ
ズル1の下端のエア吹出管17に洗浄用キャップ50
(図3参照)を気密に装着し、サーボシリンダ14のロ
ッド14aを最上限の位置まで引上げて図3に示す洗浄
状態にする。この洗浄状態では、プラグロッド20の摺
動弁部20cが下部外筒13の大内径部13aに移動す
ることにより両者の間に隙間が生じ、プラグ部20bが
中内径部13bに移動することにより両者の間に隙間が
生じる。このため、中間外筒12及び下部外筒13の内
壁とプラグロッド20の外壁の間はラビリンス通路を含
めて全体が連通する。従って、蒸気入口管12dから蒸
気、消毒液、またはクリーンエアを供給して充填液入口
管13fから排出すれば、図示省略の充填液タンクを含
め充填バルブ1を分解することなく内部の充填液と接触
する全ての部分を殺菌洗浄することができる。
【0013】図6〜図8に示した無菌充填ノズル1′
は、前述の無菌充填ノズル1と類似の構造をしているの
で、理解を容易にするために無菌充填ノズル1と同じ又
は類似の構成要素については同じ番号を用いて説明す
る。図6は、無菌ノズル1′の上下の中間部を省略した
一部を断面とした側面図を示し、図7は図6の上部を左
から視た側断面図を示し、図8は図7のF-F断面図を
示し、図9はプラグロッドの動作を示す図である。これ
らの図に示されるように、充填ノズル1′は、該充填ノ
ズルを一体に纏めている外筒10´を有する。外筒1
0′は、該外筒を形成する上部外筒11′を除いて、充
填ノズル1の中間外筒12及び下部外筒13と同じもの
を有する。外筒11′は、長さ及び肉厚が充填ノズル1
のものより大きくなっていて、その側壁には、区間A〜
B及びC〜D(図6参照)の直線部と、両区間を繋ぐ区
間B〜Cの逆S字形の曲線部より成る溝カム11a′と
を備えている。上部外筒11′の上部にはサーボシリン
ダ14′が取付けられている。上下に伸縮するサーボシ
リンダ14′のロッド14a′は上部外筒11′内に収
容されている。ロッド14a′の先端には、T字形溝を
備えた継手金具15′を回転自在に支承するスイベル継
手60が螺着されている。サーボシリンダ14′はロッ
ド14a′の先端を任意位置で停止させることができ、
可変速で移動可能である。
【0014】プラグロッド20は、その上端に設けたT
字形突起をスイベル継手60の継手金具15′のT字形
溝に係合させることにより、サーボシリンダ14′のロ
ッド14a′に回転自在に連結されている。T字形突起
の下側には、カムフォロワ61を有する回転駆動リング
62が割リングを介して2本のねじによって取付けられ
ている。カムフォロワ61は、上部外筒11′のカム溝
11a′に嵌装されて案内され、プラグロッド20がサ
ーボシリンダ14′によって上下に移動するときに、直
線及び回転の運動を規制している。カム溝11a′の区
間B〜Cの曲線部は、緩やかに傾斜を強めた後、緩やか
に戻る近似の正弦曲線となっている。この曲線部に沿っ
てプラグロッド20が回転し、その回転角度θ(図8
参)は60゜程度である。
【0015】上記構成の充填ノズル1′の作用を図9を
参照しながら説明する。図9は、サーボシリンダ14′
が同じ速度でロッド14a′を伸縮させた時のプラグロ
ッド20の動作を示す図である。同図において、時間t
0でカムフォロワ61がストローク位置Cにあるときに
は、プラグロッド20の下部のプラグ部20bの下端
は、下部外筒13の下端と一致していて図1に示す待機
状態となっている。
【0016】充填を開始するためには、まず、サーボシ
リンダ14′のロッド14a′のストロークを縮めて時
間t1でカムフォロワ61をB位置に移す。すると、プ
ラグ部20bは円周方向に角度θだけ回転しながら上昇
し、B位置ではプラグ部20bの下端は開口孔13hの
上側に一致し、図2に示す状態と同じ充填中の状態とな
る。この状態で充填液の充填を行い、充填を終えた時間
2からサーボシリンダ14′のロッド14a′のスト
ロークを伸ばして、カムフォロワ61を時間t 3までス
トローク位置Cを経由して位置D側寄りに移動させる。
時間t3の位置Cまでは、プラグ部20bは円周方向に
回転しながら下降して、前述のように、プラグ部20b
の下端が下部外筒13の下端と一致する。次いで、位置
Cを越えて真っすぐ下降して位置D側に移動すると、プ
ラグ部20bの下端は下部外筒13の下端より下側に距
離h(図6参照)、例えば4〜5mm程度突出する。さら
に、プラグ部20bの下端が位置Cまで真っすぐ引戻
し、引続いて時間t4まで複数回(図では2回)その突
出及び引戻しを繰り返す。この後、時間t4〜t5の間
に、プラグ部20bの下端中央の細孔20hとエア吹出
管17とから、それらの内外から空気を吹出して付着し
た充填液を吹飛ばす。次いで、容器40を送出して、時
間t5のところで次の充填サイクルに戻る。時間t0とt
5の間の時間Tcは、1回の充填に要するサイクルタイム
で、例えば1.5秒程度である。なお、図9では、サー
ボシリンダ14′の駆動速度を常時一定としたが、速度
を変えて時間を調節するようにしても良い。
【0017】時間t6に示すストローク位置Aは、カム
フォロワ61が最上限の位置に移動しており、図3に示
す状態と同じような洗浄回路を形成する状態にあること
を示している。なお、上記した無菌充填ノズル1を用い
ることにより、プラグロッド20を回転させながら下降
させてプラグ部20bと下部外筒13とで形成されるピ
ストン弁を閉じ、さらに、プラグ部20bの下端を下部
外筒13の下端から突出させて元に戻す動作を複数回繰
返した後、内外からエアによる吹払いを行う方法を実施
することができる。この方法は、請求項6に記載された
無菌充填方法に対応するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の無菌充填ノズルによって次の効
果が得られる。 (1)従来より行われていた充填作業後の人手による分
解洗浄作業を、該ノズルを分解することなく自動で行う
ことができるので、洗浄作業の効率を高めることができ
る。 (2)充填液の充填通路の開閉弁を、プラグロッドを用
いて構成した、充填液の流れ方向と直角の弁である、い
わゆるピストン弁としているので、従来の流れ平行弁の
ように閉弁時に固形物を上下から挟んで止められること
がなくなり、固形物を含む充填液の充填に好適である。 (3)充填液の開閉弁を、上下動とともに回転を行うプ
ラグロッドを用いて構成した弁とした場合には、充填液
入口管の開口孔とプラグロッドの先端で形成する切断刃
の相対速度を大きくすることができる。したがって、プ
ラグロッドによる固形物の切断を効果的に行うことがで
き、固形物を挟んでプラグロッドの動作を留めてしまう
ような不具合が発生することを確実に防止することがで
きる。
【0019】(4)充填液の開閉弁を、上下動とにとも
に回転を行うプラグロッドを用いて構成した弁とした場
合には、この充填液の開閉弁を閉じると、小内径部とプ
ラグロッドの間に残る充填液が円周方向に広がるので、
充填液が円周の特定部分に片寄って集まって液垂れを助
長するような不具合が生じることを防止することができ
る。 (5)充填終了時にノズル下端に付着する充填液を中心
部及び外周部の両方からエアで吹き払うようにしている
ので、充填液の後垂れによる不具合の発生を完全に防止
することができる。 (6)水封式シールを用い支持構造や付属機器のついた
上下動する充填ノズルの上部を無菌室外に出す構成とし
ているので、無菌室を小さくすることができるととも
に、無菌室内で使用するクリーンエアの量を削減でき、
しかも、コストの低減に寄与することができる。 (7)請求項6に記載の方法によれば、小内径部とプラ
グロッドの間に残る充填液を円周方向に均一に広げ、さ
らにプラグロッドを下方に突出させた後元に戻す動作を
複数回繰り返して、該ノズル内の隙間に残った充填液を
しごき出すことができるので、後垂れを無くすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無菌充填ノズルの待機中の縦断面図で
ある。
【図2】本発明の無菌充填ノズルが充填中の状態にある
様子を示す縦断面図である。
【図3】本発明の無菌充填ノズルが洗浄中の状態にある
様子を示す縦断面図である。
【図4】図1に示した無菌充填ノズルの上半分を示す拡
大図である。
【図5】図1に示した無菌充填ノズルの下半分を示す拡
大図である。
【図6】無菌充填ノズルの上部及び下部の一部を断面に
して示す側面図である。
【図7】図6に示した無菌充填ノズルの上部を左から視
た様子を示す縦断面図である。
【図8】図7におけるF-F線断面図である。
【図9】プラグロッドの動作を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 無菌充填ノズル 11 上部外筒 12 中間外筒 12c リニアベアリング 12d 蒸気入口管 13 下部外筒 13a 大内径部 13b 中内径部 13c 小内径部 13e エア入口管 13f 充填液入口管 13g 充填液注入口 14 サーボシリンダ 14a ロッド 16 仕切筒 16a フランジ 17 エア吹出管 17a エア入口管 20 プラグロッド 20a 摺動筒部 20b プラグ部 20c 摺動弁部 20d ロッド部 20e ロッド部 20f パッキン 20g パッキン 20h 細孔 30 天板 31 深溝トラフ 32 覆蓋 32a カーテン部 1′ 無菌充填ノズル 11′ 上部外筒 11a′ カム溝 60 スイベル継手 61 カムフォロワ 62 回転駆動リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 洋三 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道1番地 三菱重工業株式会社産業機器事業部内 Fターム(参考) 3E055 AA01 AA10 DA03 DA06 DA10 FA01 3E079 AA08 AB09 BB01 BB05 DD06 EE02 EE12 GG04 3E118 AA07 AB16 CA05 CA07 CA14 EA02 EA07 FA01 FA02 FA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒と、該外筒内を上下摺動するプラグ
    ロッドと、該外筒の下端に充填液注入口を備えた無菌充
    填ノズルであって、 上記外筒にフラッシングエア入口管と充填液入口管を設
    け、 上記プラグロッドと上記外筒とにより上記フラッシング
    エア入口管の開閉弁を形成するとともに、上記外筒と上
    記プラグロッドとにより上記充填液入口管を開閉するピ
    ストン弁を形成し、 上記プラグロッドを下降させて上記充填液注入口を閉じ
    る際には、上記ピストン弁付近に付着した充填液を上記
    プラグロッドの下端で掻き落すとともに、上記フラッシ
    ングエア入口管から供給されるエアによって上記外筒に
    付着した充填液を吹き飛ばすことを特徴とする無菌充填
    ノズル。
  2. 【請求項2】 中間外筒及び下部外筒を含む外筒と、該
    外筒の中心部を上下摺動するプラグロッドと、該下部外
    筒の下端に充填液注入口を備えた無菌充填ノズルであっ
    て、 上記中間外筒には薄肉内筒と蒸気入口管を設け、 上記下部外筒を大内径部と中内径部と小内径部とから形
    成し、該大内径部に蒸気出口管を設け、該中内径部にフ
    ラッシングエア入口管を設け、該小内径部に充填液入口
    管を設け、 上記下部外筒の下端部には、エア入口管を備えた筒状の
    エア吹出管を設け、 上記プラグロッドを摺動筒部と摺動弁部とプラグ部とを
    備えた構成とし、該摺動筒部と上記中間外筒の薄肉内筒
    とによりラビリンス通路を形成し、該摺動弁部と上記中
    内径部とにより上記フラッシングエア入口管の開閉弁を
    形成し、該プラグ部と上記小内径部とにより上記充填液
    入口管を開閉するピストン弁を形成し、 上記プラグロッドを最下位置に移動させたときには、上
    記充填液注入口が上記プラグ部で閉じられるとともに、
    上記ピストン弁付近に付着した充填液を上記プラグロッ
    ドの下端で掻き落し、上記プラグロッドを中間位置に位
    置させたときには、上記充填液注入口が開かれて、充填
    液を上記充填液注入口を通じて供給できる状態となると
    ともに、上記フラッシングエア入口管から供給されるエ
    アによって上記外筒の下端付近に付着した充填液を吹き
    飛ばすことを特徴とする無菌充填ノズル。
  3. 【請求項3】 無菌の環境下で口栓を持たない不定形の
    容器に固形物を含む充填液の一定量を充填する無菌充填
    ノズルであって、 上部にサーボシリンダが固設され、該サーボシリンダの
    ロッドを収容する上部外筒と、上部にリニアベアリング
    と下部にフランジによって上下を仕切り上方に伸びる薄
    肉筒及び該フランジの上側に蒸気入口管を備えた中間外
    筒と、 上から大、中、小の内径部をこの順に備え、上記大内径
    部の下部に蒸気出口管を備え、上記中内径部の下部にフ
    ラッシングエア入口管を備え、上記小内径部の中間部に
    充填液入口管を備えた下部外筒と、 上記下部外筒の下端部の外周に螺着され該下部外筒の外
    周部と相俟って環状のエア通路を形成し、エア入口管を
    備えたエア吹出管と、 上端部が上記サーボシリンダのロッドと連結され、上部
    に外周部が上記リニアベアリングと滑嵌合し下側が下方
    に開く薄肉筒となった摺動筒部を備え、中間部の下側寄
    りにパッキンを備えた摺動弁部を備え、下部にパッキン
    を備えたプラグ部を備えたプラグロッドとから成り、 上記プラグロッド上部の摺動筒部の薄肉筒と上記中間外
    筒の薄肉筒でラビリンス通路を形成し、上記摺動弁部と
    上記下部外筒の中内径部とを滑合させて、上記摺動弁部
    が大内径部内に移動したときに開く開閉弁を形成し、 上記プラグ部と上記小内径部を滑嵌合させて充填液入口
    管と相俟ってピストン弁を形成し、 上記プラグ部内にエア通路を設け、 上記プラグロッドが下限位置にあるときは上記プラグ部
    は上記充填液入口管を閉じ、上記プラグロッドが中間位
    置にあるときは上記充填液入口管を開き、上記プラグロ
    ッドが上限位置にあるときは上記プラグ部は上記下部外
    筒の中内径部に位置し、上記摺動弁部は上記大内径部に
    移動して上記中間外筒及び下部外筒と上記プラグロッド
    との間全体に隙間ができるように構成したことを特徴と
    する無菌充填ノズル。
  4. 【請求項4】 上記サーボシリンダを任意の指定位置で
    停止できるものとし、上記上部外筒の側壁に軸方向に沿
    って上下に配設され、円周方向の位置を異にする2つの
    直線部と、該2つの直線部を繋ぐ近似正弦曲線とより成
    るカム溝を設け、上記プラグロッドの上端をスイベル継
    手を介して回転自在に上記サーボシリンダのロッドの下
    端と連結するとともに、該プラグロッドの上部にカムフ
    ォロワを有する回転駆動リングを固設し、該カムフォロ
    ワアを上記上部外筒のカム溝に嵌装して、プラグロッド
    が上下動して上記ピストン弁を開閉するときに円周方向
    に回転するようにし、さらに、上記プラグロッドが最下
    限に下がったときには上記プラグロッドの下端が上記下
    部外筒の下端より下に突出するように構成したことを特
    徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無菌充填ノズ
    ル。
  5. 【請求項5】上記下部外筒の上部に覆蓋を気密に固設
    し、該覆蓋の外周端部に設けた垂直に垂れ下がる環状の
    カーテン部の下端を無菌室の天板の開口部の周囲に設け
    た深溝トラフ中を循環する殺菌液の中に上下動自由に挿
    入して無菌室の内外を密封することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の無菌充填ノズル。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の無菌充填
    ノズルを用いて、上記プラグロッドを下降させて上記ピ
    ストン弁を閉じるときに該プラグロッドを円周方向に回
    転させ、次いで、該プラグロッドの下端を上記下部外筒
    の下端より下側に若干突出させた後元に戻す動作を複数
    回繰返し、この後、上記プラグロッドの下端の細孔及び
    上記下部外筒の下端のエア吹出管からエアを吹出すこと
    を特徴とする無菌充填方法。
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