JP2003034175A - 運輸システム - Google Patents

運輸システム

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JP2003034175A
JP2003034175A JP2001219599A JP2001219599A JP2003034175A JP 2003034175 A JP2003034175 A JP 2003034175A JP 2001219599 A JP2001219599 A JP 2001219599A JP 2001219599 A JP2001219599 A JP 2001219599A JP 2003034175 A JP2003034175 A JP 2003034175A
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automobiles
vehicle
car
driver
trailer
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JP2001219599A
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Kiyouhan Ikeda
教範 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自家用車で旅行するに際し、長時間の運転に
よる多大な肉体的・精神的疲労や高速道路走行の危険性
をなくし、かつ経済的で安心して目的地で運転すること
を可能とする運輸システムを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 自動車4を6台積載することができる貨
物スペースからなるトレーラー5と、その自動車の運転
者等が乗車できる乗客用キャビン2を備える牽引車輌3
とからなる自動車搬送車輌1を用い、自動車とその運転
者等を所望目的地若しくは目的地近くの所定地域まで搬
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の自動車を
運転者あるいは運転者と該運転者の家族等とともに専用
車輌に載せて目的地若しくは目的地近くの所定地域まで
搬送する新たな運輸システムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車による旅行は、目的地等での行動
範囲が拡がり多彩な楽しみ方が可能となることから多く
の人が利用している。しかしその旅行が、数百キロを超
えるような長距離旅行となると、ガソリン代・高速道路
利用料金は負担できても、長時間の運転による多大な肉
体的・精神的疲労や、高速道路走行の危険性からためら
われることも多く、特に高齢者等にあっては困難なこと
であった。そこで、旅客を自動車ごと搬送するフェリー
ボート、いわゆるカーフェリーを利用する方法や、旅客
が列車や飛行機で移動し到着地でレンタカーを利用する
方法が増えつつある。このカーフェリーは、一度に多く
の自動車と旅客を搬送することができる便宜なシステム
であり、また列車や飛行機とレンタカーを利用する方法
は急ぎの旅行に適したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのカー
フェリーは、大型船が海上を、陸上と比較するとかなり
低速で航行することから運行に長時間を要し、そのため
急ぎの旅行には利用できず、また大型の連絡船を用いる
ことから停泊・寄港できる港はある程度限定され、行き
先も特定の沿岸地域に限られるものであった。
【0004】また、旅客が列車や飛行機で移動し到着地
でレンタカーを利用する方法にあっては、行程を短時間
とすることができ、かつ鉄道駅や空港という港よりも広
い範囲を行き先にすることができる便宜さはあるもの
の、レンタカーを借りる費用もかかるとともに、運転し
慣れた自家用車でなく不慣れなレンタカーを利用するこ
とには利用者にとってかなりのためらいがあった。
【0005】そこで本発明にあっては、自家用車で旅行
するに際し、長時間の運転による多大な肉体的・精神的
疲労や高速道路走行の危険性をなくし、かつ費用的にも
経済的であり安心して目的地で運転することを可能とす
る新規な運輸システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の運輸システムは、複数台の自動車と該自動
車の運転者等を搬送手段により所望目的地若しくは所望
目的地近くまで搬送することを特徴とするものである。
【0007】また、搬送手段は自動車を複数台積載する
ことができる貨物スペースと、その自動車の運転者等が
乗車できる乗客スペースを備える自動車搬送車輌とした
ことを特徴とするものである。
【0008】また、自動車搬送車輌は、運転席を備える
乗客スペースに対して貨物スペースを連結自在とするこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の運輸システムにつ
いて図面に基づいて説明する。図1は本発明の運輸シス
テムに用いる自動車搬送用車輌を表している。この自動
車搬送用車輌1は、運転席2と乗客用キャビン2とから
なる乗客スペースを構成する牽引車輌3と、6台の自動
車4を積載可能な貨物スペースであるトレーラー5とか
ら構成されている。
【0010】このトレーラー5については、従来自動車
工場と自動車ディーラーとの間などで自動車の搬送用に
用いられているものをそのまま利用するものであり、国
道、高速道路等を特別な許認可の必要なく牽引されて走
行できるものである。本実施例にあっては、6台の自動
車を積載するトレーラー5を用いるが、当然のことなが
らこれ以外の台数であってもよいものである。また牽引
車輌3は、積載する6台の自動車4の運転者及び同乗者
を乗せるための適宜な広さの乗客用キャビン2を備えて
いる。そして牽引車輌3は、トレーラー5を連結自在と
する構造である。
【0011】このような構成からなる自動車搬送用車輌
1を用いて行う運輸システムとしては、まず自家用車で
遠距離旅行をしたい人が、運輸システムの受付センター
に電話等で希望日の所望目的地行きの便を予約する。そ
して、自動車搬送用車輌1が待ち受けるターミナルに利
用者が自動車で乗り着ける。勿論、家族等運転者以外の
同乗者がいてもよいものである。このようにして同一地
方に向かう6台の自動車4を、降車の順番を考慮して順
にトレーラー5に積載固定し、旅客は乗客用キャビン2
に乗り込む。自動車と乗客を積んだ自動車搬送用車輌1
は、高速道路等を利用し目的地を目指して高速で走行す
る。
【0012】目的地に着いた自動車搬送用車輌1は、利
用者毎に降車地が異なる場合には1台ずつ希望する場所
で自動車を降ろしてゆき、また6台まとめて広いターミ
ナル等で降車させることとしてもよいものである。
【0013】牽引車輌3の乗客スペースとしては、十数
人分のスペースを確保することは物理的に困難であるの
で、多くの同乗者がいる場合には自動車搬送用車輌1と
乗客用のマイクロバスを併走させることとしてもよいも
のである。
【0014】このような運輸システムによれば、各利用
者の個人的負担は大幅に軽減されるとともに、仮にその
料金を通常の自動車の高速道路走行に掛かるガソリン代
に高速道路代を加えた額の2倍程度に設定したとして
も、レンタカー代や金銭に代えられない安心さを考慮す
ると、他の手段にない優位性から需要は多くかつ採算性
も十分なものとなると思われる。
【0015】また、自動車搬送車輌1を、牽引車輌3に
対してトレーラー5を連結自在な構造とするで、機動性
のある牽引車輌3は到着地でトレーラー5を直ぐに切り
離すとともに、出発用のトレーラーを連結して直ぐに出
発することができるものである。すなわち、トレーラー
5から自動車を降車させるのに要する時間を待つという
無駄がなくなり、スムースな運行を行うことが可能であ
る。
【0016】
【発明の効果】しかして本発明の運輸システムによれ
ば、複数台の自動車を1台の搬送手段に積載して走行す
ることから、自動車走行に掛かるガソリン代は勿論のこ
と、高速道路代についても大型車1台分で済み、極めて
経済的かつエコロジカルな陸のカーフェリーとも言える
新たな運輸システムとすることができる。また、利用者
にとってはなによりも長時間の運転による多大な肉体的
・精神的疲労や高速道路走行の危険性の心配がなく、安
心して自家用車での長距離旅行を楽しめるものである。
【0017】また、搬送手段は自動車を複数台積載する
ことができる貨物スペースと、その自動車の運転者等が
乗車できる乗客スペースを備える自動車搬送車輌とする
ことで、運転者等は乗客スペースで快適な旅行を楽しむ
ことができ、特に運転者にあっては通常運転に専念する
ことで味わうことができない景色、旅情あるいは家族団
欒等を充分に堪能することができるものである。
【0018】また、自動車搬送車輌を、運転席を備える
乗客スペースに対して貨物スペースを連結自在とするこ
とで、トレーラーから自動車を降車させるのに要する時
間を待つという無駄がなく、到着地でトレーラーを切り
離すとともに出発用のトレーラーを連結して直ぐに出発
することができるというスムースな運行を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運輸システムに用いる自動車搬送車輌
の説明図である。
【符号の説明】
1 自動車搬送車輌 2 乗客用キャビン 3 牽引車輌 4 自動車 5 トレーラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台の自動車と該自動車の運転者等を
    搬送手段により所望目的地若しくは所望目的地近くまで
    搬送することを特徴とする運輸システム。
  2. 【請求項2】 搬送手段は自動車を複数台積載すること
    ができる貨物スペースと、その自動車の運転者等が乗車
    できる乗客スペースを備える自動車搬送車輌としたこと
    を特徴とする請求項1記載の運輸システム。
  3. 【請求項3】 自動車搬送車輌は、運転席を備える乗客
    スペースに対して貨物スペースを連結自在とすることを
    特徴とする請求項2記載の運輸システム。
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