JP2003033950A - ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型 - Google Patents

ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型

Info

Publication number
JP2003033950A
JP2003033950A JP2001225870A JP2001225870A JP2003033950A JP 2003033950 A JP2003033950 A JP 2003033950A JP 2001225870 A JP2001225870 A JP 2001225870A JP 2001225870 A JP2001225870 A JP 2001225870A JP 2003033950 A JP2003033950 A JP 2003033950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
mold
hole
worm
gear housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001225870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3857550B2 (ja
Inventor
Hiromasa Takabayashi
宏昌 高林
Nobuyasu Shinbayashi
伸泰 新林
Nobuyuki Imai
信幸 今井
Takashi Tsuda
隆 津田
Takayuki Yoshida
孝行 吉田
Tetsuo Takagishi
哲夫 高岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2001225870A priority Critical patent/JP3857550B2/ja
Publication of JP2003033950A publication Critical patent/JP2003033950A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3857550B2 publication Critical patent/JP3857550B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を減らすことのできるギアハウジン
グの製造方法及びそれに用いられる金型を提供する。 【解決手段】 可動型11に、ホイール収容部15及び
ウォーム収容部16とからなる内部成形部14が突出形
成され、このウォーム収容部16に貫通孔hが形成され
る。この可動型11を固定型12に取り付けて、キャビ
ティCを形成する。そして、ウォーム収容部16の貫通
孔hに中子21を貫通させて、中子21の軸受成形部2
1aをウォーム収容部16からキャビティC内に突出さ
せる。この状態で、キャビティCに溶融材料を流し込
み、この溶融材料を固化させて、ギアハウジングを成形
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングの製造
方法及びこれに用いられる金型に係り、詳しくは、駆動
軸に形成されたウォームと、これに係合するウォームホ
イールとを収容するハウジングの製造方法及びそれに用
いられる金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、図9に示すように、パワーウイ
ンドウ装置やワイパ装置に用いられるモータのギアハウ
ジング50には、略円板形状のウォームホイール51
と、これに噛合するウォーム52aが中央に形成された
駆動軸52とが収容される。この種のギアハウジング5
0は、材料節減のため、複雑な形状の内部空間Sを有し
た複雑な外部形状をしている。この内部空間Sは、ウォ
ームホイール51が収容される第1内部空間S1と駆動
軸52が収容される第2内部空間S2とを連通した形状
をしている。このような複雑な形状をしたギアハウジン
グ50を成形するには、次のような2つの方法が一般的
に知られている。
【0003】1つ目の方法は、図10に示される固定型
53と可動型54とを用いる方法である。この方法にお
ける可動型54には、前記第1内部空間S1を成形する
ためのホイール収容部55と、前記第2内部空間S2の
一部を成形するウォーム収容部56が形成されている。
この可動型54は、固定型53と組み合わさって、固定
型53との間にキャビティCを形成する。このキャビテ
ィC内には、中子57が挿入され、この中子57の先端
が前記ウォーム収容部56に当接される。そして、キャ
ビティC内に溶融材料が流入されて固化されると、軸受
空間部Gを除く内部空間Sを備えたギアハウジング50
が成形される。この軸受空間部Gは、前記駆動軸52の
先端部52bを軸支する空間である。そして、最後に、
この軸受空間部Gが切削加工により形成されて、内部空
間Sを有したギアハウジング50が完成される。
【0004】もう1つの方法は、前記の方法で用いた可
動型54及び中子57の代わりに、図11で示される可
動型58及び中子59を用いる方法である。この可動型
58には、前記の方法で用いた可動型54と異なり、前
記ウォーム収容部56が形成されておらず、前記第1内
部空間S1を形成するホイール収容部60のみが形成さ
れている。また、この方法に用いられる中子59は、前
記第2内部空間S2を形成し、そのため駆動軸52とほ
ぼ同様な形状をしている。そして、図11(b)で示す
ように、可動型54と固定型53とが組み合わさって成
形されたキャビティCに、中子59がホイール収容部6
0の側面60aに当接させた状態で挿入される。次に、
キャビティCに溶融材料が流入されて固化されて、内部
空間Sが形成されたギアハウジング50が成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前者の製造
方法では、ハウジングを成形した後に、軸受空間部Gを
切削加工する必要があり、製造工程が増えることになっ
ていた。
【0006】一方、後者の製造方法では、外部形状の形
成時に内部空間Sが成形されるので、前者の方法と異な
り、ハウジングが成形した後に切削加工する必要はな
い。しかしながら、この場合には、図11(b)で示す
ように、ホイール収容部60の側面60aに略円筒形状
の中子59を当接させるため、側面60aの近傍におい
てバリが発生していた。従って、この製造方法において
は、発生したバリを除去する必要があり、結局、前者の
製造方法と同様に、製造工程が増えることになってい
た。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、バリの発生を抑えて
バリを除去する工程を不要とするとともに、ハウジング
の成形後に、駆動軸の先端部が収容される部分を切削す
る工程を不要として、製造工程を減らすことのできるギ
アハウジングの製造方法及びそれに用いられる金型を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ウォームホイールが収
容される第1内部空間の内部形状を成形する第1金型
と、該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型
と、前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛
合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部
空間の内部形状を成形する中子とを備え、前記第1金型
と前記第2金型とで形成されるキャビティ内に前記中子
を配設して、該キャビティに溶融材料を流入させて該溶
融材料を固化させることにより製造されるギアハウジン
グの製造方法において、前記第1金型には、前記第2内
部空間の一部を形成するウォーム収容部が形成され、該
ウォーム収容部には貫通孔が形成されており、該貫通孔
に前記中子を挿嵌させることにより、前記中子の先端に
形成した若しくは前記貫通孔に収容した軸受成形部を、
前記第1金型から突出させて前記キャビティ内に配設し
たことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のギアハウジングの製造方法において、前記中子を前記
貫通孔に貫通させて、前記中子の先端部を前記第1金型
より突出する前記軸受成形部としたことを要旨とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のギアハウジングの製造方法において、前記中子
は径方向または軸方向に移動可能に保持された移動手段
によって、前記中子が前記貫通孔に嵌合された際の前記
中子の傾きやずれを吸収するように構成したことを要旨
とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、ウォームホイー
ルが収容される第1内部空間の内部形状を成形する第1
金型と、該第1金型と整合して外部形状を成形する第2
金型と、前記第1金型と協働して前記ウォームホイール
に噛合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2
内部空間の内部形状を成形する中子とを備えたギアハウ
ジングの製造に用いられる金型において、前記第1金型
には、前記第2内部空間の一部を収容するウォーム収容
部が形成され、このウォーム収容部には前記中子が嵌挿
される貫通孔が形成されており、該貫通孔に前記中子が
挿嵌されることにより、前記第1金型から突出する軸受
成形部を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のギアハウジングの製造に用いられる金型において、前
記中子は軸形状をしており、該貫通孔に前記中子が貫通
して該中子の先端が前記ウォーム収容部から前記軸受成
形部として前記キャビティ内に突出成形可能とされてい
ることを要旨とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型におい
て、前記中子は、前記貫通孔に嵌合された際の前記中子
の傾きやずれを吸収するように、前記移動手段により前
記中子の径方向または軸方向に移動可能に支持されてい
ることを要旨とする。
【0014】(作用)請求項1及び4に記載の発明によ
れば、中子は、第1金型のウォーム収容部に形成された
貫通孔に挿嵌されて、第1金型と一体化されるので、第
1金型と中子との当接部分に溶融材料が入り込むことが
ほとんどなく、バリの発生を抑制することができる。そ
のため、バリ除去の製造工程を不要にすることができ
る。また、軸受成形部が第1金型から突出されるため、
この軸受成形部によって駆動軸の先端部を軸支する第2
内部空間の軸受部が成形される。すなわち、第1金型と
第2金型とにより形成されるキャビティ内に流し込まれ
た溶融材料によりギアハウジングが成形されると、駆動
軸の先端が収容される第2内部空間の軸受部が成形され
るので、ギアハウジングの成形後に軸受部を形成するた
めの切削加工を行う必要がない。従って、製造工程を減
らすことができる。
【0015】請求項2及び5に記載の発明によれば、中
子が第1金型の貫通孔を貫通し、中子の先端が軸受成形
部として第1金型から突出される。従って、簡単な構成
で、第1金型と中子とを一体化することができるので、
高い圧力を加えても第1金型と中子とがずれ難い。すな
わち、簡単な構成で、ギアハウジングの形状を精度よく
成形することができ、ウォームとウォームホイールとの
軸間ピッチを精度よく製造することができる。
【0016】請求項3及び6に記載の発明によれば、第
1金型に形成された貫通孔の製造誤差や移動手段への中
子の取付誤差などのために、中子が貫通孔と嵌合する時
に、中子に径方向に力が加わる場合には、この力に応じ
て中子が径方向に移動される。すなわち、中子が軸方向
に移動されると中子の傾きやずれが吸収されて、製造誤
差や取付誤差が自動調節されるので、中子に無理な力が
加わることなく、容易に中子を貫通孔に挿嵌させること
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化したギアハウジングの製造に用いられる金型の第
1実施形態について図1〜図4に従って説明する。この
金型により製造されるギアハウジングは、従来例の図9
に示されるギアハウジング50と同一形状のものであ
る。すなわち、ウォームホイール51と、該ウォームホ
イール51に噛合するウォーム52aが形成された駆動
軸52とをそれぞれ収容する第1内部空間S1と第2内
部空間S2とが連通された内部空間Sを有したギアハウ
ジング50である。なお、このギアハウジング50は、
例えば自動車用のパワーウインドウ装置やワイパ装置に
備えられる減速機付きのモータのギアハウジングとして
使用される。
【0018】図1に示すように、ギアハウジング50を
製造する金型10は、第1金型としての可動型11と、
第2金型としての固定型12とを備えている。可動型1
1には、図4(b)に示すように、その上端部に凹部1
3が形成されている。この凹部13より下側の可動型1
1には、図2及び図4(b)に示すように、内部成形部
14が前記固定型12側に突出形成されている。この内
部成形部14は、図1に示すように、略円板形状をした
ホイール収容部15と、このホイール収容部15に一体
形成された略円筒形状のウォーム収容部16とから構成
されている。ホイール収容部15は、前記ウォームホイ
ール51が配設される第1内部空間S1の形状を成形す
る。そして、このホイール収容部15の中心には、図2
に示すように、段付の円筒凹部15aが形成されてい
る。一方、ウォーム収容部16は、前記駆動軸52のウ
ォーム52aが配設される部分の形状、すなわち第2内
部空間S2の一部の形状を成形する。そして、このウォ
ーム収容部16には、貫通孔hが形成されている。
【0019】固定型12には、図4(b)に示すよう
に、その上端部に凹部17が形成されており、この凹部
17は、可動型11の前記凹部13と整合して略直方体
形状のコア収容孔18を形成する。この凹部17よりも
下側の固定型12には、中央に端面部19aを有した外
部形状成形凹部19が形成されている。この外部形状成
形凹部19は、固定型12が可動型11と整合した際
に、ハウジングの肉厚と等しい所定の隙間を介して前記
内部成形部14を覆う。そのため、外部形状成形凹部1
9と内部成形部14との間にキャビティCが形成され
る。
【0020】可動型11には、前記円筒凹部15aの中
央に孔11aが形成されている。この孔11aには、図
2で示すように、入れ子ピン20が貫通しており、同入
れ子ピン20の端部は、固定型12の前記端面部19a
に当接されている。なお、この入れ子ピン20は、図4
に示すように固定型12に可動型11が組み合っていな
い場合においても、常に可動型11の孔11aに組み付
けられている。また、可動型11には、図示しない湯道
が形成されており、この湯道は、キャビティCと外部と
を連通し、ギアハウジング50の溶融材料を外部からキ
ャビティC内に導く。
【0021】前記可動型11の貫通孔hには、図1に示
すように、段付の軸形状をした前記中子21が貫挿され
ている。詳述すると、このウォーム収容部16に形成さ
れた貫通孔hから前記中子21の先端の軸受成形部21
aが突出され、同貫通孔hには同中子21の嵌合部21
bが嵌合されている。更に、この中子21には、嵌合部
21bの基端側に係止部21cが形成されている。この
係止部21cは、その外径が嵌合部21bの外径より大
きくなっており、前記ウォーム収容部16に当接してい
る。更に、中子21には、基端部21dが形成されてい
る。
【0022】中子21は、移動手段としてのスライドコ
ア22に取り付けられている。詳述すると、スライドコ
ア22には段付の貫通孔22aが形成され、この貫通孔
22aには、一対のブッシュ23が嵌合されている。こ
の一対のブッシュ23は、図3に示すように、それぞれ
半円筒形状をした鋼材からなり、円形状をなすように相
互に当接している。この実施形態では、ギアハウジング
50がアルミダイキャストで成形されているため、一対
のブッシュ23は鋼材としたが、例えば合成樹脂製のギ
アハウジングを成形する場合などは、耐熱性のゴムを使
用してもよい。一対のブッシュ23は、図1に示すよう
に、その上端部において中子21の前記基端部21dの
一端部に当接されて中子21を支持しているが、その他
の部分においては所定の空隙24をおいて基端部21d
を挿通している。また、ブッシュ23の下面23aと中
子21の係止部21cとはすきまがあり、型を嵌め込ん
だ際に密着する。
【0023】前記スライドコア22には、図1の下面
に、ウォームホイール51と駆動軸52との間の外形を
形成する略三角柱形状の突部25a及びモータの取付部
分を形成するフランジ部25bが加工されている。これ
ら突部25a及びフランジ部25bは、ギアハウジング
50の外側形状の一部を形成するものである。なお、ス
ライドコア22の上部は、図示しないボルトを介してホ
ルダ26に取り付けられ、図1において上下方向に移動
可能とされており、同ホルダ26が可動型11及び固定
型12に固定されると、同スライドコア22は前記コア
収容孔18に収容される。
【0024】なお、上述した中子21は、前記ブッシュ
23の下面23aがその係止部21cに圧接した状態で
一対のブッシュ23がその外周に取り付けられた後、ス
ライドコア22の貫通孔22aに挿入され、更にこのス
ライドコア22がホルダ26に取り付けられている。す
なわち、図4に示すように固定型12に可動型11が組
み合っていない場合においても、中子21はスライドコ
ア22及びホルダ26と一体化されている。
【0025】次に、上述した金型10を用いたギアハウ
ジング50の製造方法について説明する。まず、鋳造機
(成形機)の型締め動作により、可動型11の内部成形
部14が固定型12の外部形状成形凹部19内に配設さ
れ、可動型11に組み付けられた入れ子ピン20は、先
端を固定型12の端面部19aに当接され、かつ固定型
12の凹部17と可動型11の凹部13とが整合するよ
うに、固定型12に可動型11が当接する。
【0026】この動作に伴い、スライドコア22が取り
付けられたホルダ26が移動されて、スライドコア22
がコア収容孔18に挿通されると、スライドコア22に
取り付けられた中子21は、ウォーム収容部16の貫通
孔hに挿通される。このとき、整合するはずの中子21
と貫通孔hとの位置がずれていた場合には、中子21が
ブッシュ23に支持され、その周囲に空隙24が設けら
れているため、中子21は、貫通孔hの位置に整合する
ように径方向に移動、または必要に応じブッシュ23を
収縮させて若干軸方向に移動して、同貫通孔hに挿入さ
れる。すなわち、中子21の軸受成形部21aが貫通孔
hから突出され、中子21の嵌合部21bは同貫通孔h
に嵌合される。
【0027】従って、可動型11と固定型12により形
成されたキャビティC内において、可動型11と中子2
1とが一体化されて配置された状態となる。そこで、こ
の状態で、例えばアルミニウムまたは合成樹脂などの溶
融材料がキャビティC内に流入される。なお、このと
き、ブッシュ23の下面23aは中子21の係止部21
cに密着しているので、この間には溶融材料が入り込ま
ない。
【0028】その後、この溶融材料が固まることにより
ギアハウジング50が形成される。このとき、ギアハウ
ジング50には、ウォームが形成された駆動軸52の先
端部52bが収容される軸受空間部G(図9を参照)が
形成されている。すなわち、形成されたギアハウジング
50には、軸受空間部Gを有した内部空間Sが形成され
る。
【0029】なお、ギアハウジング50が形成される
と、鋳造機(成形機)の型開き動作と共にスライドコア
22が図1の上方に引き上げられて、中子21が貫通孔
hから引抜かれ、入れ子ピン20と共に可動型が固定型
から外される。
【0030】本実施形態のギアハウジング50の製造に
用いられる金型10によれば、以下のような特徴を得る
ことができる。 (1)本実施形態では、可動型11のウォーム収容部1
6に貫通孔hを形成し、この貫通孔hに中子21を挿嵌
させて、可動型11に中子21を一体化させた。従っ
て、可動型11と中子21との接触部分に溶融材料が入
り込むことがほとんどなく、バリの発生を抑制すること
ができ、バリ除去の製造工程を不要にすることができ
る。また、可動型11のウォーム収容部16から軸受成
形部21aが突出されるため、ギアハウジング50の外
部形状の成形と同時に、駆動軸52の先端部52bが収
容される軸受空間部Gを成形することができる。従っ
て、ギアハウジング50の成形後に、軸受空間部Gを切
削加工する必要がなく、製造工程を減らすことができ
る。
【0031】(2)本実施形態では、中子21が貫通孔
hを貫通し、同中子21の軸受成形部21aが、ウォー
ム収容部16から突出される。すなわち、簡単な構成
で、軸受空間部Gを成形する軸受成形部21aをウォー
ム収容部16から突出させることができるとともに、可
動型11に中子21をより強固に取り付けることができ
る。そのため、高い圧力を加えても、中子21が可動型
11からずれ難く、容易な構成で、成形時の型逃げを抑
えてバリの発生を更に抑制することができる。すなわ
ち、簡単な構成で、ギアハウジングの形状を精度よく成
形することができ、ウォームとウォームホイールとの軸
間ピッチを精度よく製造することができる。
【0032】(3)本実施形態では、中子21は、空隙
24及びブッシュ23を介してスライドコア22に取り
付けた。中子21及び貫通孔hの製造誤差やスライドコ
ア22に対する中子21の取付誤差のために、中子21
がウォーム収容部16の貫通孔hに嵌合する際に、同中
子21が径方向に力を受けた場合には、その受けた力に
よって中子21が径方向に移動する。すなわち、中子の
傾きやずれが吸収されて、製造誤差や取付誤差は、空隙
24及びブッシュ23によって自動調節できる。そのた
め、中子21に無理な力が加わることがなく、容易に、
中子21をウォーム収容部16の貫通孔hに挿嵌させる
ことができる。
【0033】(4)本実施形態では、中子21の係止部
21cは、ブッシュ23の下面23aに当接させたの
で、中子21の係止部21cとブッシュ23の下面23
aとの間に溶融部材が入り込むことが少なく、バリの発
生をより確実に抑制することができる。
【0034】(5)本実施形態では、中子21の中央部
に嵌合部21bより径の大きい係止部21cを設け、こ
の係止部21cをホイール収容部15に当接させた。こ
の係止部21cがウォーム収容部16に当接されること
により、所定の大きさの軸受空間部Gを成形することが
できるとともに、係止部21cとウォーム収容部16の
間に溶融部材が入り込むことが少なく、バリの発生を抑
制することができる。
【0035】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
たギアハウジングの製造に用いられる金型10の第2実
施形態について、図5及び図6に従って説明する。な
お、以下の各実施形態において、上述の実施形態と同様
の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明
は省略する。
【0036】本実施形態における中子31は、上記第1
実施形態の中子21が、その嵌合部21bの途中まで形
成された形状をしている。すなわち、この中子31は、
上記第1実施形態と同様に、嵌合部21b、係止部21
c及び基端部21dを有しているが、軸受成形部21a
が形成されておらず、また嵌合部21bの長さが短くな
っている。
【0037】一方、本実施形態における可動型32に
は、図6(b)で示されるように、内部成形部33が形
成されており、この内部成形部33の先端には、内部成
形部33とは別体の先端部材34が取り付けられてい
る。これら内部成形部33と先端部材34とが整合され
ることにより、可動型32は、上記第1実施形態の内部
成形部14と同様な外部形状の突出部、すなわちホイー
ル収容部15及びウォーム収容部16が一体成形された
突出部を有する。そして、これら内部成形部33及び先
端部材34には、L字形状の凹所がそれぞれ形成され、
これら凹所が整合することにより内孔35が形成され
る。すなわち、この内孔35は、図5及び図6(a)で
示すように、貫通孔hの延在方向と平行な部分と、これ
に直角でこれと貫通孔hとを連通する部分とを有したL
字形状をしている。この内孔35の貫通孔hと平行に延
びる部分には、ばね36が配設され、内孔35の貫通孔
hと直角を成す部分には、押圧部材37が配設されてい
る。この押圧部材37は、その一端部が前記ばね36に
より図5の上方に付勢されており、その他端部は貫通孔
h内に突出している。
【0038】また、本実施形態においては、軸受成形部
材38が貫通孔h内に摺動可能に内嵌されている。この
軸受成形部材38は、前記押圧部材37の他端部に、ピ
ン39を介して固着されて、押圧部材37と一体的に移
動する。そのため、軸受成形部材38は、図6で示すよ
うに、ばね36より押圧部材37が上方に付勢されてい
る状態では、貫通孔hに収容されている。
【0039】従って、本実施形態においては、図6の状
態からスライドコア22がコア収容孔18に挿入され
て、前記中子31の嵌合部21bが貫通孔hに挿嵌され
ると、押圧部材37が、ばね36に抗して図6の下方に
移動する。押圧部材37の移動に伴って軸受成形部材3
8も下方に移動し、軸受成形部材38の先端が貫通孔h
から突出される。従って、本実施形態においても、上記
第1実施形態と同様に、軸受成形部材38の先端が貫通
孔hから突出された状態で、キャビティC内に中子31
が配設される。
【0040】そして、上記実施形態と同様に、中子31
が配設されたキャビティCに、溶融材料が流入され固化
されることにより、ギアハウジング50が成形される。
そして、ギアハウジング50が成形された後には、スラ
イドコア22が図5の上方に引き上げられる。このと
き、付勢されたばね36の復元力により、押圧部材37
及び軸受成形部材38は、図6に示す元の状態に戻り、
貫通孔hから突出していた軸受成形部材38の先端が、
貫通孔h内に引っ込む。そして、入れ子ピン20が抜き
取られた後、可動型32が固定型12から外されて、固
定型12からギアハウジング50が取り出される。
【0041】以上、本実施形態の金型10によれば、上
記実施形態に記載の(1)及び(3)〜(5)と同様な
効果を得ることができる。 (第3実施形態)以下、本発明を具体化したギアハウジ
ングの製造に用いられる金型の第3実施形態について図
7及び図8に従って説明する。
【0042】本実施形態における中子41は、上記第1
実施形態の中子21と同様に、軸受成形部21a、嵌合
部21b、係止部21c及び基端部21dが形成されて
いる。更に、本実施形態の中子41には、その嵌合部2
1bにラック41aが形成されている。
【0043】一方、本実施形態における可動型42に
は、上記第2実施形態と同様に、先端部材34が固着さ
れた内部成形部33が形成されている。本実施形態で
は、これら内部成形部33と先端部材34には、円弧形
状の凹所が形成され、これら凹所が整合することにより
上記内孔35とは形状の異なる扇形の内孔45が形成さ
れる。この内孔45には、ピン46を介してピニオン4
7が配設されている。このピニオン47は、図7に示す
ように、前記中子41が貫通孔hに挿嵌された状態で前
記中子41のラック41aに噛合し、中子41の位置決
めを行う。また、ピニオン47は、図8に示すように、
中子41が貫通孔hに挿嵌されていない状態では、その
最下部の歯47aが貫通孔hに臨んだ状態となってい
る。
【0044】従って、本実施形態において、スライドコ
ア22がキャビティCに挿入されて、中子41が貫通孔
hに挿通されてくると、まず中子41のラック41aの
最下部がピニオン47の最下部の歯47aに係合する。
そして、中子41が下方に移動されるに伴って、ピニオ
ン47が右回りに回転してラック41aと噛合して、中
子41の軸受成形部21aが貫通孔hから突出された状
態となる。すなわち、本実施形態においても、上記実施
形態と同様に、中子41の嵌合部21bが可動型42の
貫通孔hに嵌合し、中子41の軸受成形部21aが同貫
通孔hから突出された状態で、中子41がキャビティC
内に配設される。
【0045】なお、本実施形態においても、ギアハウジ
ング50が成形された後には、ギアハウジング50を金
型10から取り出すために、中子41が上方に移動させ
られて、中子41が可動型42の貫通孔hから抜かれ
る。この場合、中子41の移動に伴って、ピニオン47
が左回りに回転されラック41aとの噛合が解かれて、
図8に示す状態に戻る。
【0046】以上、本実施形態の金型10によれば、上
記実施形態に記載の効果(1)〜(5)の効果を得るこ
とができるとともに、次の効果を得ることができる。 (6)中子41のラック41aがピニオン47に噛合さ
れるので、可動型42に対する中子41の位置決めをよ
り確実に行うことができ、軸受成形部21aを所定の長
さで貫通孔hから突出させることができる。すなわち、
軸受空間部Gの長さを所定の大きさとすることができ
る。
【0047】なお、上記各実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ・上記第1及び第3実施形態においては、中子21,4
1の軸受成形部21a及び嵌合部21bを異なる径にし
たが、これらを同一径にしてもよい。この場合には、中
子21,41の形成が容易に行える。
【0048】・上記各実施形態においては、空隙24が
形成されるようにブッシュ23を介して中子21をスラ
イドコア22に取り付けた。この代わりに、空隙24を
設けないで、ブッシュ23を介してのみスライドコア2
2に中子21を取り付けること。この場合であっても、
ブッシュ23が中子21の径方向の移動を多少許容する
ので、中子21が径方向に移動可能とすることができ
る。
【0049】・上記各実施形態において、ウォームホイ
ール51を収容するホイール収容部55を可動型11に
設けたが、これを固定型12に設け、固定型12を第1
金型とすること。
【0050】次に上記実施形態及び別例から把握できる
技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記
する。 (a)前記中子は、前記弾性部材を介して前記移動手段
に設けられている請求項6に記載にギアハウジングの製
造に用いられる金型。
【0051】従って、この(a)に記載の発明によれ
ば、中子が弾性部材を介して移動手段に取り付けられて
いるので、簡単な構成で、軸部成形中子が受けた力に応
じて径方向に移動可能に支持することができる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、第1金型と中子との接
触部分に、溶融材料が入り込むことがほとんどなく、バ
リの発生を抑制することができ、バリ除去の製造工程を
不要にすることができる。また、軸受成形部によりギア
ハウジングの成形時に駆動軸の先端が収容される内部空
間が形成できるので、ギアハウジングの成形後に、軸受
成形部を切削加工する必要がない。従って、製造工程を
減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における金型の部分断面図。
【図2】 図1における2−2線断面図。
【図3】 図1における3−3線断面図。
【図4】 同実施形態における第1金型に中子が挿嵌さ
れる前の状態の部分断面図であり、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図5】 第2実施形態における第1金型に中子を挿嵌
させた状態の金型の部分断面図。
【図6】 同実施形態における第1金型に中子が挿嵌さ
れる前の状態の部分断面図であり、(a)は正面図、
(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図7】 第3実施形態における第1金型に中子を挿嵌
させた状態の金型の部分断面図。
【図8】 同実施形態における第1金型に中子を挿嵌さ
せる前の状態の金型の部分断面図。
【図9】 製造されるハウジングの斜視図。
【図10】 第1従来例における金型の部分断面図。
【図11】 第2従来例における金属の部分断面図であ
り、(a)は正面図、(b)は(a)におけるb−b線
断面図。
【符号の説明】
h…貫通孔、C…キャビティ、G…軸受空間部、S1…
第1内部空間、S2…第2内部空間、10…金型、1
1,32,42…第1金型としての可動型、12…第2
金型としての固定型、16…ウォーム収容部、21,3
1,41…中子、21a…軸受成形部、22…移動手段
としてのスライドコア、38…軸受成形部としての軸受
成形部材、50…ギアハウジング、51…ウォームホイ
ール、52…駆動軸、52a…ウォーム、52b…先端
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 17/00 B22D 17/00 B 17/22 17/22 C H F16H 57/02 311 F16H 57/02 311 // B29L 31:00 B29L 31:00 (72)発明者 今井 信幸 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 津田 隆 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 吉田 孝行 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 高岸 哲夫 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 3J063 AB03 AC01 BA01 BB03 CA01 CD41 XA22 4E093 NA04 NB01 NB10 QA04 QB07 QD10 VA03 4F202 AG28 AH81 AM33 CA11 CB01 CK11 CK52 CK81

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウォームホイールが収容される第1内部
    空間の内部形状を成形する第1金型と、 該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、 前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合す
    るウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間
    の内部形状を成形する中子とを備え、 前記第1金型と前記第2金型とで形成されるキャビティ
    内に前記中子を配設して、該キャビティに溶融材料を流
    入させて該溶融材料を固化させることにより製造される
    ギアハウジングの製造方法において、 前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を形成する
    ウォーム収容部が形成され、 該ウォーム収容部には貫通孔が形成されており、 該貫通孔に前記中子を挿嵌させることにより、前記中子
    の先端に形成した若しくは前記貫通孔に収容した軸受成
    形部を、前記第1金型から突出させて前記キャビティ内
    に配設したことを特徴とするギアハウジングの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記中子を前記貫通孔に貫通させて、前
    記中子の先端部を前記第1金型より突出する前記軸受成
    形部としたことを特徴とする請求項1に記載のギアハウ
    ジングの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記中子は径方向または軸方向に移動可
    能に保持された移動手段によって、 前記中子が前記貫通孔に嵌合された際の前記中子の傾き
    やずれを吸収するように構成したことを特徴とする請求
    項1又は2に記載のギアハウジングの製造方法。
  4. 【請求項4】 ウォームホイールが収容される第1内部
    空間の内部形状を成形する第1金型と、 該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、 前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合す
    るウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間
    の内部形状を成形する中子とを備えたギアハウジングの
    製造に用いられる金型において、 前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を収容する
    ウォーム収容部が形成され、このウォーム収容部には前
    記中子が嵌挿される貫通孔が形成されており、 該貫通孔に前記中子が挿嵌されることにより、前記第1
    金型から突出する軸受成形部を設けたことを特徴とする
    ギアハウジングの製造に用いられる金型。
  5. 【請求項5】 前記中子は軸形状をしており、 該貫通孔に前記中子が貫通して該中子の先端が前記ウォ
    ーム収容部から前記軸受成形部として前記キャビティ内
    に突出成形可能とされていることを特徴とする請求項4
    に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型。
  6. 【請求項6】 前記中子は、前記貫通孔に嵌合された際
    の前記中子の傾きやずれを吸収するように、前記移動手
    段により前記中子の径方向または軸方向に移動可能に支
    持されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の
    ギアハウジングの製造に用いられる金型。
JP2001225870A 2001-07-26 2001-07-26 ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型 Expired - Lifetime JP3857550B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225870A JP3857550B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001225870A JP3857550B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003033950A true JP2003033950A (ja) 2003-02-04
JP3857550B2 JP3857550B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=19058790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001225870A Expired - Lifetime JP3857550B2 (ja) 2001-07-26 2001-07-26 ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3857550B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1882577A1 (en) * 2006-07-26 2008-01-30 SITI S.p.A. Gearmotor and method for making it

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010255572A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Keihin Corp スロットルボディ半製品の成形用金型装置
CN102950255B (zh) * 2011-08-31 2014-12-17 苏州莱斯豪精密铸造有限公司 一种针棒摇动杆模具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1882577A1 (en) * 2006-07-26 2008-01-30 SITI S.p.A. Gearmotor and method for making it

Also Published As

Publication number Publication date
JP3857550B2 (ja) 2006-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6497041B2 (en) Method of producing resin gear
JPH10181665A (ja) 自転車用中空クランクとその製造方法
JP3944382B2 (ja) ウォームホイール、その成形方法及び成形装置
US6860315B2 (en) Green sand casting method and apparatus
JP2003033950A (ja) ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型
JP4314523B2 (ja) 合成樹脂製ギヤの製造方法
CA2399758A1 (en) Method and apparatus for eliminating a parting line witness mark from a molded part
US7275456B2 (en) Method of production rack guide base body in rack-and-pinion type steering device and rack guide
KR20170080931A (ko) 중공 너클 제조 방법
JP4709562B2 (ja) 鋳造用金型
EP3895826A1 (en) Method for producing shaft, and casting mold assembly
JPH06154952A (ja) 車両用ホイールの鋳造装置
JP5006621B2 (ja) モールド射出成形金型及びそれを用いたモールド射出成形方法
CN218134932U (zh) 汽车用阀体模具
JPS6250641B2 (ja)
JP3900423B2 (ja) 自動車用ナックル
JP2005124255A (ja) モータ回転軸、モータ回転軸のスラスト軸受構造、減速機付きモータ及びモータ回転軸の製造方法
JPH0231262B2 (ja)
JP2004358510A (ja) 二輪車用ホイールの鋳造金型
JP3372885B2 (ja) 鋳造用金型構造
JP5507337B2 (ja) 金型装置及び鋳造方法
JP2004017100A (ja) 車両用ホイールの製造方法
JP2008284955A (ja) 金型装置
KR20180079527A (ko) 중공 너클용 코어
JP2004351989A (ja) 電動パワーステアリング装置及び電動パワーステアリング装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3857550

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term