JP3857550B2 - ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型 - Google Patents

ギアハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングの製造方法及びこれに用いられる金型に係り、詳しくは、駆動軸に形成されたウォームと、これに係合するウォームホイールとを収容するハウジングの製造方法及びそれに用いられる金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、図9に示すように、パワーウインドウ装置やワイパ装置に用いられるモータのギアハウジング50には、略円板形状のウォームホイール51と、これに噛合するウォーム52aが中央に形成された駆動軸52とが収容される。この種のギアハウジング50は、材料節減のため、複雑な形状の内部空間Sを有した複雑な外部形状をしている。この内部空間Sは、ウォームホイール51が収容される第1内部空間S1と駆動軸52が収容される第2内部空間S2とを連通した形状をしている。このような複雑な形状をしたギアハウジング50を成形するには、次のような2つの方法が一般的に知られている。
【0003】
1つ目の方法は、図10に示される固定型53と可動型54とを用いる方法である。この方法における可動型54には、前記第1内部空間S1を成形するためのホイール収容部55と、前記第2内部空間S2の一部を成形するウォーム収容部56が形成されている。この可動型54は、固定型53と組み合わさって、固定型53との間にキャビティCを形成する。このキャビティC内には、中子57が挿入され、この中子57の先端が前記ウォーム収容部56に当接される。そして、キャビティC内に溶融材料が流入されて固化されると、軸受空間部Gを除く内部空間Sを備えたギアハウジング50が成形される。この軸受空間部Gは、前記駆動軸52の先端部52bを軸支する空間である。そして、最後に、この軸受空間部Gが切削加工により形成されて、内部空間Sを有したギアハウジング50が完成される。
【0004】
もう1つの方法は、前記の方法で用いた可動型54及び中子57の代わりに、図11で示される可動型58及び中子59を用いる方法である。この可動型58には、前記の方法で用いた可動型54と異なり、前記ウォーム収容部56が形成されておらず、前記第1内部空間S1を形成するホイール収容部60のみが形成されている。また、この方法に用いられる中子59は、前記第2内部空間S2を形成し、そのため駆動軸52とほぼ同様な形状をしている。そして、図11(b)で示すように、可動型54と固定型53とが組み合わさって成形されたキャビティCに、中子59がホイール収容部60の側面60aに当接させた状態で挿入される。次に、キャビティCに溶融材料が流入されて固化されて、内部空間Sが形成されたギアハウジング50が成形される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前者の製造方法では、ハウジングを成形した後に、軸受空間部Gを切削加工する必要があり、製造工程が増えることになっていた。
【0006】
一方、後者の製造方法では、外部形状の形成時に内部空間Sが成形されるので、前者の方法と異なり、ハウジングが成形した後に切削加工する必要はない。しかしながら、この場合には、図11(b)で示すように、ホイール収容部60の側面60aに略円筒形状の中子59を当接させるため、側面60aの近傍においてバリが発生していた。従って、この製造方法においては、発生したバリを除去する必要があり、結局、前者の製造方法と同様に、製造工程が増えることになっていた。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、バリの発生を抑えてバリを除去する工程を不要とするとともに、ハウジングの成形後に、駆動軸の先端部が収容される部分を切削する工程を不要として、製造工程を減らすことのできるギアハウジングの製造方法及びそれに用いられる金型を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ウォームホイールが収容される第1内部空間の内部形状を成形する第1金型と、該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間の内部形状を成形する中子とを備え、前記第1金型と前記第2金型とで形成されるキャビティ内に前記中子を配設して、該キャビティに溶融材料を流入させて該溶融材料を固化させることにより製造されるギアハウジングの製造方法において、前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を形成するウォーム収容部が形成され、該ウォーム収容部には貫通孔が形成され、前記中子には、前記キャビティ内に中子が配設された場合に前記貫通孔に嵌合される嵌合部が形成されるとともに、該嵌合部の基端側に外径が嵌合部の外径より大きい係止部が形成され、該係止部は、前記嵌合部が貫通孔に嵌合された状態において前記ウォーム収容部に当接するようになっており、前記係止部が前記ウォーム収容部に当接するまで前記中子を前記貫通孔に挿嵌させることにより、前記中子の先端に形成した軸受成形部を、前記第1金型から突出させて前記キャビティ内に配設したことを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のギアハウジングの製造方法において、前記中子を前記貫通孔に貫通させて、前記中子の先端部を前記第1金型より突出する前記軸受成形部としたことを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のギアハウジングの製造方法において、前記中子は径方向または軸方向に移動可能に保持された移動手段によって、前記中子が前記貫通孔に嵌合された際の前記中子の傾きやずれを吸収するように構成したことを要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のギアハウジングの製造方法において、前記移動手段はスライドコアであり、該スライドコアには貫通孔が形成され、該スライドコアの貫通孔にはブッシュが嵌合されており、前記中子は、前記スライドコアの貫通孔に前記ブッシュを介して挿通されて前記スライドコアに保持されるとともに、前記嵌合部が前記ウォーム収容部の貫通孔に嵌合された状態において前記係止部が前記ブッシュに当接するようになっていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、ウォームホイールが収容される第1内部空間の内部形状を成形する第1金型と、該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間の内部形状を成形する中子とを備えたギアハウジングの製造に用いられる金型において、前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を形成するウォーム収容部が形成され、このウォーム収容部には前記中子が嵌挿される貫通孔が形成され、前記中子には、前記第1金型と前記第2金型とで形成されるキャビティ内に中子が配設された場合に前記貫通孔に嵌合される嵌合部が形成されるとともに、該嵌合部の基端側に外径が嵌合部の外径より大きい係止部が形成され、該係止部は、前記嵌合部が貫通孔に嵌合された状態において前記ウォーム収容部に当接するようになっており、前記係止部が前記ウォーム収容部に当接するまで前記中子が前記貫通孔に挿嵌されることにより、前記第1金型から突出する軸受成形部を設けたことを要旨とする。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型において、前記中子は軸形状をしており、該貫通孔に前記中子が貫通して該中子の先端が前記ウォーム収容部から前記軸受成形部として前記キャビティ内に突出成形可能とされていることを要旨とする。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載のギアハウジングの製造に用いられる金型において、前記中子は、前記貫通孔に嵌合された際の前記中子の傾きやずれを吸収するように、移動手段により前記中子の径方向または軸方向に移動可能に支持されていることを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型において、前記移動手段はスライドコアであり、該スライドコアには貫通孔が形成され、該スライドコアの貫通孔にはブッシュが嵌合されており、前記中子は、前記スライドコアの貫通孔に前記ブッシュを介して挿通されて前記スライドコアに保持されるとともに、前記嵌合部が前記ウォーム収容部の貫通孔に嵌合された状態において前記係止部が前記ブッシュに当接するようになっていることを要旨とする。
【0014】
(作用)
請求項1及び4に記載の発明によれば、中子は、第1金型のウォーム収容部に形成された貫通孔に挿嵌されて、第1金型と一体化されるので、第1金型と中子との当接部分に溶融材料が入り込むことがほとんどなく、バリの発生を抑制することができる。そのため、バリ除去の製造工程を不要にすることができる。また、軸受成形部が第1金型から突出されるため、この軸受成形部によって駆動軸の先端部を軸支する第2内部空間の軸受部が成形される。すなわち、第1金型と第2金型とにより形成されるキャビティ内に流し込まれた溶融材料によりギアハウジングが成形されると、駆動軸の先端が収容される第2内部空間の軸受部が成形されるので、ギアハウジングの成形後に軸受部を形成するための切削加工を行う必要がない。従って、製造工程を減らすことができる。
【0015】
請求項2及び5に記載の発明によれば、中子が第1金型の貫通孔を貫通し、中子の先端が軸受成形部として第1金型から突出される。従って、簡単な構成で、第1金型と中子とを一体化することができるので、高い圧力を加えても第1金型と中子とがずれ難い。すなわち、簡単な構成で、ギアハウジングの形状を精度よく成形することができ、ウォームとウォームホイールとの軸間ピッチを精度よく製造することができる。
【0016】
請求項3及び6に記載の発明によれば、第1金型に形成された貫通孔の製造誤差や移動手段への中子の取付誤差などのために、中子が貫通孔と嵌合する時に、中子に径方向に力が加わる場合には、この力に応じて中子が径方向に移動される。すなわち、中子が軸方向に移動されると中子の傾きやずれが吸収されて、製造誤差や取付誤差が自動調節されるので、中子に無理な力が加わることなく、容易に中子を貫通孔に挿嵌させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化したギアハウジングの製造に用いられる金型の第1実施形態について図1〜図4に従って説明する。この金型により製造されるギアハウジングは、従来例の図9に示されるギアハウジング50と同一形状のものである。すなわち、ウォームホイール51と、該ウォームホイール51に噛合するウォーム52aが形成された駆動軸52とをそれぞれ収容する第1内部空間S1と第2内部空間S2とが連通された内部空間Sを有したギアハウジング50である。なお、このギアハウジング50は、例えば自動車用のパワーウインドウ装置やワイパ装置に備えられる減速機付きのモータのギアハウジングとして使用される。
【0018】
図1に示すように、ギアハウジング50を製造する金型10は、第1金型としての可動型11と、第2金型としての固定型12とを備えている。
可動型11には、図4(b)に示すように、その上端部に凹部13が形成されている。この凹部13より下側の可動型11には、図2及び図4(b)に示すように、内部成形部14が前記固定型12側に突出形成されている。この内部成形部14は、図1に示すように、略円板形状をしたホイール収容部15と、このホイール収容部15に一体形成された略円筒形状のウォーム収容部16とから構成されている。ホイール収容部15は、前記ウォームホイール51が配設される第1内部空間S1の形状を成形する。そして、このホイール収容部15の中心には、図2に示すように、段付の円筒凹部15aが形成されている。一方、ウォーム収容部16は、前記駆動軸52のウォーム52aが配設される部分の形状、すなわち第2内部空間S2の一部の形状を成形する。そして、このウォーム収容部16には、貫通孔hが形成されている。
【0019】
固定型12には、図4(b)に示すように、その上端部に凹部17が形成されており、この凹部17は、可動型11の前記凹部13と整合して略直方体形状のコア収容孔18を形成する。この凹部17よりも下側の固定型12には、中央に端面部19aを有した外部形状成形凹部19が形成されている。この外部形状成形凹部19は、固定型12が可動型11と整合した際に、ハウジングの肉厚と等しい所定の隙間を介して前記内部成形部14を覆う。そのため、外部形状成形凹部19と内部成形部14との間にキャビティCが形成される。
【0020】
可動型11には、前記円筒凹部15aの中央に孔11aが形成されている。この孔11aには、図2で示すように、入れ子ピン20が貫通しており、同入れ子ピン20の端部は、固定型12の前記端面部19aに当接されている。なお、この入れ子ピン20は、図4に示すように固定型12に可動型11が組み合っていない場合においても、常に可動型11の孔11aに組み付けられている。また、可動型11には、図示しない湯道が形成されており、この湯道は、キャビティCと外部とを連通し、ギアハウジング50の溶融材料を外部からキャビティC内に導く。
【0021】
前記可動型11の貫通孔hには、図1に示すように、段付の軸形状をした前記中子21が貫挿されている。詳述すると、このウォーム収容部16に形成された貫通孔hから前記中子21の先端の軸受成形部21aが突出され、同貫通孔hには同中子21の嵌合部21bが嵌合されている。更に、この中子21には、嵌合部21bの基端側に係止部21cが形成されている。この係止部21cは、その外径が嵌合部21bの外径より大きくなっており、前記ウォーム収容部16に当接している。更に、中子21には、基端部21dが形成されている。
【0022】
中子21は、移動手段としてのスライドコア22に取り付けられている。詳述すると、スライドコア22には段付の貫通孔22aが形成され、この貫通孔22aには、一対のブッシュ23が嵌合されている。この一対のブッシュ23は、図3に示すように、それぞれ半円筒形状をした鋼材からなり、円形状をなすように相互に当接している。この実施形態では、ギアハウジング50がアルミダイキャストで成形されているため、一対のブッシュ23は鋼材としたが、例えば合成樹脂製のギアハウジングを成形する場合などは、耐熱性のゴムを使用してもよい。一対のブッシュ23は、図1に示すように、その上端部において中子21の前記基端部21dの一端部に当接されて中子21を支持しているが、その他の部分においては所定の空隙24をおいて基端部21dを挿通している。また、ブッシュ23の下面23aと中子21の係止部21cとはすきまがあり、型を嵌め込んだ際に密着する。
【0023】
前記スライドコア22には、図1の下面に、ウォームホイール51と駆動軸52との間の外形を形成する略三角柱形状の突部25a及びモータの取付部分を形成するフランジ部25bが加工されている。これら突部25a及びフランジ部25bは、ギアハウジング50の外側形状の一部を形成するものである。なお、スライドコア22の上部は、図示しないボルトを介してホルダ26に取り付けられ、図1において上下方向に移動可能とされており、同ホルダ26が可動型11及び固定型12に固定されると、同スライドコア22は前記コア収容孔18に収容される。
【0024】
なお、上述した中子21は、前記ブッシュ23の下面23aがその係止部21cに圧接した状態で一対のブッシュ23がその外周に取り付けられた後、スライドコア22の貫通孔22aに挿入され、更にこのスライドコア22がホルダ26に取り付けられている。すなわち、図4に示すように固定型12に可動型11が組み合っていない場合においても、中子21はスライドコア22及びホルダ26と一体化されている。
【0025】
次に、上述した金型10を用いたギアハウジング50の製造方法について説明する。
まず、鋳造機(成形機)の型締め動作により、可動型11の内部成形部14が固定型12の外部形状成形凹部19内に配設され、可動型11に組み付けられた入れ子ピン20は、先端を固定型12の端面部19aに当接され、かつ固定型12の凹部17と可動型11の凹部13とが整合するように、固定型12に可動型11が当接する。
【0026】
この動作に伴い、スライドコア22が取り付けられたホルダ26が移動されて、スライドコア22がコア収容孔18に挿通されると、スライドコア22に取り付けられた中子21は、ウォーム収容部16の貫通孔hに挿通される。このとき、整合するはずの中子21と貫通孔hとの位置がずれていた場合には、中子21がブッシュ23に支持され、その周囲に空隙24が設けられているため、中子21は、貫通孔hの位置に整合するように径方向に移動、または必要に応じブッシュ23を収縮させて若干軸方向に移動して、同貫通孔hに挿入される。すなわち、中子21の軸受成形部21aが貫通孔hから突出され、中子21の嵌合部21bは同貫通孔hに嵌合される。
【0027】
従って、可動型11と固定型12により形成されたキャビティC内において、可動型11と中子21とが一体化されて配置された状態となる。そこで、この状態で、例えばアルミニウムまたは合成樹脂などの溶融材料がキャビティC内に流入される。なお、このとき、ブッシュ23の下面23aは中子21の係止部21cに密着しているので、この間には溶融材料が入り込まない。
【0028】
その後、この溶融材料が固まることによりギアハウジング50が形成される。このとき、ギアハウジング50には、ウォームが形成された駆動軸52の先端部52bが収容される軸受空間部G(図9を参照)が形成されている。すなわち、形成されたギアハウジング50には、軸受空間部Gを有した内部空間Sが形成される。
【0029】
なお、ギアハウジング50が形成されると、鋳造機(成形機)の型開き動作と共にスライドコア22が図1の上方に引き上げられて、中子21が貫通孔hから引抜かれ、入れ子ピン20と共に可動型が固定型から外される。
【0030】
本実施形態のギアハウジング50の製造に用いられる金型10によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)本実施形態では、可動型11のウォーム収容部16に貫通孔hを形成し、この貫通孔hに中子21を挿嵌させて、可動型11に中子21を一体化させた。従って、可動型11と中子21との接触部分に溶融材料が入り込むことがほとんどなく、バリの発生を抑制することができ、バリ除去の製造工程を不要にすることができる。また、可動型11のウォーム収容部16から軸受成形部21aが突出されるため、ギアハウジング50の外部形状の成形と同時に、駆動軸52の先端部52bが収容される軸受空間部Gを成形することができる。従って、ギアハウジング50の成形後に、軸受空間部Gを切削加工する必要がなく、製造工程を減らすことができる。
【0031】
(2)本実施形態では、中子21が貫通孔hを貫通し、同中子21の軸受成形部21aが、ウォーム収容部16から突出される。すなわち、簡単な構成で、軸受空間部Gを成形する軸受成形部21aをウォーム収容部16から突出させることができるとともに、可動型11に中子21をより強固に取り付けることができる。そのため、高い圧力を加えても、中子21が可動型11からずれ難く、容易な構成で、成形時の型逃げを抑えてバリの発生を更に抑制することができる。すなわち、簡単な構成で、ギアハウジングの形状を精度よく成形することができ、ウォームとウォームホイールとの軸間ピッチを精度よく製造することができる。
【0032】
(3)本実施形態では、中子21は、空隙24及びブッシュ23を介してスライドコア22に取り付けた。中子21及び貫通孔hの製造誤差やスライドコア22に対する中子21の取付誤差のために、中子21がウォーム収容部16の貫通孔hに嵌合する際に、同中子21が径方向に力を受けた場合には、その受けた力によって中子21が径方向に移動する。すなわち、中子の傾きやずれが吸収されて、製造誤差や取付誤差は、空隙24及びブッシュ23によって自動調節できる。そのため、中子21に無理な力が加わることがなく、容易に、中子21をウォーム収容部16の貫通孔hに挿嵌させることができる。
【0033】
(4)本実施形態では、中子21の係止部21cは、ブッシュ23の下面23aに当接させたので、中子21の係止部21cとブッシュ23の下面23aとの間に溶融部材が入り込むことが少なく、バリの発生をより確実に抑制することができる。
【0034】
(5)本実施形態では、中子21の中央部に嵌合部21bより径の大きい係止部21cを設け、この係止部21cをホイール収容部15に当接させた。この係止部21cがウォーム収容部16に当接されることにより、所定の大きさの軸受空間部Gを成形することができるとともに、係止部21cとウォーム収容部16の間に溶融部材が入り込むことが少なく、バリの発生を抑制することができる。
【0035】
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化したギアハウジングの製造に用いられる金型10の第2実施形態について、図5及び図6に従って説明する。なお、以下の各実施形態において、上述の実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0036】
本実施形態における中子31は、上記第1実施形態の中子21が、その嵌合部21bの途中まで形成された形状をしている。すなわち、この中子31は、上記第1実施形態と同様に、嵌合部21b、係止部21c及び基端部21dを有しているが、軸受成形部21aが形成されておらず、また嵌合部21bの長さが短くなっている。
【0037】
一方、本実施形態における可動型32には、図6(b)で示されるように、内部成形部33が形成されており、この内部成形部33の先端には、内部成形部33とは別体の先端部材34が取り付けられている。これら内部成形部33と先端部材34とが整合されることにより、可動型32は、上記第1実施形態の内部成形部14と同様な外部形状の突出部、すなわちホイール収容部15及びウォーム収容部16が一体成形された突出部を有する。そして、これら内部成形部33及び先端部材34には、L字形状の凹所がそれぞれ形成され、これら凹所が整合することにより内孔35が形成される。すなわち、この内孔35は、図5及び図6(a)で示すように、貫通孔hの延在方向と平行な部分と、これに直角でこれと貫通孔hとを連通する部分とを有したL字形状をしている。この内孔35の貫通孔hと平行に延びる部分には、ばね36が配設され、内孔35の貫通孔hと直角を成す部分には、押圧部材37が配設されている。この押圧部材37は、その一端部が前記ばね36により図5の上方に付勢されており、その他端部は貫通孔h内に突出している。
【0038】
また、本実施形態においては、軸受成形部材38が貫通孔h内に摺動可能に内嵌されている。この軸受成形部材38は、前記押圧部材37の他端部に、ピン39を介して固着されて、押圧部材37と一体的に移動する。そのため、軸受成形部材38は、図6で示すように、ばね36より押圧部材37が上方に付勢されている状態では、貫通孔hに収容されている。
【0039】
従って、本実施形態においては、図6の状態からスライドコア22がコア収容孔18に挿入されて、前記中子31の嵌合部21bが貫通孔hに挿嵌されると、押圧部材37が、ばね36に抗して図6の下方に移動する。押圧部材37の移動に伴って軸受成形部材38も下方に移動し、軸受成形部材38の先端が貫通孔hから突出される。従って、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、軸受成形部材38の先端が貫通孔hから突出された状態で、キャビティC内に中子31が配設される。
【0040】
そして、上記実施形態と同様に、中子31が配設されたキャビティCに、溶融材料が流入され固化されることにより、ギアハウジング50が成形される。そして、ギアハウジング50が成形された後には、スライドコア22が図5の上方に引き上げられる。このとき、付勢されたばね36の復元力により、押圧部材37及び軸受成形部材38は、図6に示す元の状態に戻り、貫通孔hから突出していた軸受成形部材38の先端が、貫通孔h内に引っ込む。そして、入れ子ピン20が抜き取られた後、可動型32が固定型12から外されて、固定型12からギアハウジング50が取り出される。
【0041】
以上、本実施形態の金型10によれば、上記実施形態に記載の(1)及び(3)〜(5)と同様な効果を得ることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化したギアハウジングの製造に用いられる金型の第3実施形態について図7及び図8に従って説明する。
【0042】
本実施形態における中子41は、上記第1実施形態の中子21と同様に、軸受成形部21a、嵌合部21b、係止部21c及び基端部21dが形成されている。更に、本実施形態の中子41には、その嵌合部21bにラック41aが形成されている。
【0043】
一方、本実施形態における可動型42には、上記第2実施形態と同様に、先端部材34が固着された内部成形部33が形成されている。本実施形態では、これら内部成形部33と先端部材34には、円弧形状の凹所が形成され、これら凹所が整合することにより上記内孔35とは形状の異なる扇形の内孔45が形成される。この内孔45には、ピン46を介してピニオン47が配設されている。このピニオン47は、図7に示すように、前記中子41が貫通孔hに挿嵌された状態で前記中子41のラック41aに噛合し、中子41の位置決めを行う。また、ピニオン47は、図8に示すように、中子41が貫通孔hに挿嵌されていない状態では、その最下部の歯47aが貫通孔hに臨んだ状態となっている。
【0044】
従って、本実施形態において、スライドコア22がキャビティCに挿入されて、中子41が貫通孔hに挿通されてくると、まず中子41のラック41aの最下部がピニオン47の最下部の歯47aに係合する。そして、中子41が下方に移動されるに伴って、ピニオン47が右回りに回転してラック41aと噛合して、中子41の軸受成形部21aが貫通孔hから突出された状態となる。すなわち、本実施形態においても、上記実施形態と同様に、中子41の嵌合部21bが可動型42の貫通孔hに嵌合し、中子41の軸受成形部21aが同貫通孔hから突出された状態で、中子41がキャビティC内に配設される。
【0045】
なお、本実施形態においても、ギアハウジング50が成形された後には、ギアハウジング50を金型10から取り出すために、中子41が上方に移動させられて、中子41が可動型42の貫通孔hから抜かれる。この場合、中子41の移動に伴って、ピニオン47が左回りに回転されラック41aとの噛合が解かれて、図8に示す状態に戻る。
【0046】
以上、本実施形態の金型10によれば、上記実施形態に記載の効果(1)〜(5)の効果を得ることができるとともに、次の効果を得ることができる。
(6)中子41のラック41aがピニオン47に噛合されるので、可動型42に対する中子41の位置決めをより確実に行うことができ、軸受成形部21aを所定の長さで貫通孔hから突出させることができる。すなわち、軸受空間部Gの長さを所定の大きさとすることができる。
【0047】
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1及び第3実施形態においては、中子21,41の軸受成形部21a及び嵌合部21bを異なる径にしたが、これらを同一径にしてもよい。この場合には、中子21,41の形成が容易に行える。
【0048】
・上記各実施形態においては、空隙24が形成されるようにブッシュ23を介して中子21をスライドコア22に取り付けた。この代わりに、空隙24を設けないで、ブッシュ23を介してのみスライドコア22に中子21を取り付けること。この場合であっても、ブッシュ23が中子21の径方向の移動を多少許容するので、中子21が径方向に移動可能とすることができる。
【0049】
・上記各実施形態において、ウォームホイール51を収容するホイール収容部55を可動型11に設けたが、これを固定型12に設け、固定型12を第1金型とすること。
【0050】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a)前記中子は、前記弾性部材を介して前記移動手段に設けられている。
【0051】
従って、この(a)に記載の発明によれば、中子が弾性部材を介して移動手段に取り付けられているので、簡単な構成で、軸部成形中子が受けた力に応じて径方向に移動可能に支持することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、第1金型と中子との接触部分に、溶融材料が入り込むことがほとんどなく、バリの発生を抑制することができ、バリ除去の製造工程を不要にすることができる。また、軸受成形部によりギアハウジングの成形時に駆動軸の先端が収容される内部空間が形成できるので、ギアハウジングの成形後に、軸受成形部を切削加工する必要がない。従って、製造工程を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態における金型の部分断面図。
【図2】 図1における2−2線断面図。
【図3】 図1における3−3線断面図。
【図4】 同実施形態における第1金型に中子が挿嵌される前の状態の部分断面図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図5】 第2実施形態における第1金型に中子を挿嵌させた状態の金型の部分断面図。
【図6】 同実施形態における第1金型に中子が挿嵌される前の状態の部分断面図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【図7】 第3実施形態における第1金型に中子を挿嵌させた状態の金型の部分断面図。
【図8】 同実施形態における第1金型に中子を挿嵌させる前の状態の金型の部分断面図。
【図9】 製造されるハウジングの斜視図。
【図10】 第1従来例における金型の部分断面図。
【図11】 第2従来例における金属の部分断面図であり、(a)は正面図、(b)は(a)におけるb−b線断面図。
【符号の説明】
h…貫通孔、C…キャビティ、G…軸受空間部、S1…第1内部空間、S2…第2内部空間、10…金型、11,32,42…第1金型としての可動型、12…第2金型としての固定型、16…ウォーム収容部、21,31,41…中子、21a…軸受成形部、22…移動手段としてのスライドコア、38…軸受成形部としての軸受成形部材、50…ギアハウジング、51…ウォームホイール、52…駆動軸、52a…ウォーム、52b…先端部。

Claims (8)

  1. ウォームホイールが収容される第1内部空間の内部形状を成形する第1金型と、
    該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、
    前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間の内部形状を成形する中子とを備え、
    前記第1金型と前記第2金型とで形成されるキャビティ内に前記中子を配設して、該キャビティに溶融材料を流入させて該溶融材料を固化させることにより製造されるギアハウジングの製造方法において、
    前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を形成するウォーム収容部が形成され、該ウォーム収容部には貫通孔が形成され、
    前記中子には、前記キャビティ内に中子が配設された場合に前記貫通孔に嵌合される嵌合部が形成されるとともに、該嵌合部の基端側に外径が嵌合部の外径より大きい係止部が形成され、該係止部は、前記嵌合部が貫通孔に嵌合された状態において前記ウォーム収容部に当接するようになっており、
    前記係止部が前記ウォーム収容部に当接するまで前記中子を前記貫通孔に挿嵌させることにより、前記中子の先端に形成した軸受成形部を、前記第1金型から突出させて前記キャビティ内に配設したことを特徴とするギアハウジングの製造方法。
  2. 前記中子を前記貫通孔に貫通させて、前記中子の先端部を前記第1金型より突出する前記軸受成形部としたことを特徴とする請求項1に記載のギアハウジングの製造方法。
  3. 前記中子は径方向または軸方向に移動可能に保持された移動手段によって、
    前記中子が前記貫通孔に嵌合された際の前記中子の傾きやずれを吸収するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のギアハウジングの製造方法。
  4. 前記移動手段はスライドコアであり、該スライドコアには貫通孔が形成され、該スライドコアの貫通孔にはブッシュが嵌合されており、
    前記中子は、前記スライドコアの貫通孔に前記ブッシュを介して挿通されて前記スライドコアに保持されるとともに、前記嵌合部が前記ウォーム収容部の貫通孔に嵌合された状態において前記係止部が前記ブッシュに当接するようになっていることを特徴とする請求項3に記載のギアハウジングの製造方法
  5. ウォームホイールが収容される第1内部空間の内部形状を成形する第1金型と、
    該第1金型と整合して外部形状を成形する第2金型と、
    前記第1金型と協働して前記ウォームホイールに噛合するウォームが形成された駆動軸を収容する第2内部空間の内部形状を成形する中子とを備えたギアハウジングの製造に用いられる金型において、
    前記第1金型には、前記第2内部空間の一部を形成するウォーム収容部が形成され、このウォーム収容部には前記中子が嵌挿される貫通孔が形成され、
    前記中子には、前記第1金型と前記第2金型とで形成されるキャビティ内に中子が配設された場合に前記貫通孔に嵌合される嵌合部が形成されるとともに、該嵌合部の基端側に外径が嵌合部の外径より大きい係止部が形成され、該係止部は、前記嵌合部が貫通孔に嵌合された状態において前記ウォーム収容部に当接するようになっており、
    前記係止部が前記ウォーム収容部に当接するまで前記中子が前記貫通孔に挿嵌されることにより、前記第1金型から突出する軸受成形部を設けたことを特徴とするギアハウジングの製造に用いられる金型。
  6. 前記中子は軸形状をしており、
    該貫通孔に前記中子が貫通して該中子の先端が前記ウォーム収容部から前記軸受成形部として前記キャビティ内に突出成形可能とされていることを特徴とする請求項に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型。
  7. 前記中子は、前記貫通孔に嵌合された際の前記中子の傾きやずれを吸収するように、移動手段により前記中子の径方向または軸方向に移動可能に支持されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型。
  8. 前記移動手段はスライドコアであり、該スライドコアには貫通孔が形成され、該スライドコアの貫通孔にはブッシュが嵌合されており、
    前記中子は、前記スライドコアの貫通孔に前記ブッシュを介して挿通されて前記スライドコアに保持されるとともに、前記嵌合部が前記ウォーム収容部の貫通孔に嵌合された状態において前記係止部が前記ブッシュに当接するようになっていることを特徴とする請求項7に記載のギアハウジングの製造に用いられる金型。
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