JP2003033938A - 型内成形装置及び型内成形用金型並びに発泡樹脂粒子成形体の製造方法 - Google Patents

型内成形装置及び型内成形用金型並びに発泡樹脂粒子成形体の製造方法

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JP2003033938A
JP2003033938A JP2001226134A JP2001226134A JP2003033938A JP 2003033938 A JP2003033938 A JP 2003033938A JP 2001226134 A JP2001226134 A JP 2001226134A JP 2001226134 A JP2001226134 A JP 2001226134A JP 2003033938 A JP2003033938 A JP 2003033938A
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Akira Kamiyama
亮 神山
Tadashi Yuzawa
忠 湯沢
Noriyuki Ohashi
宣幸 大橋
Toru Yamaguchi
徹 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、加熱による寸法精度の低下が小さ
く、長期間使用してもバリ状突起が発生することがな
く、しかも成型サイクルが短い発泡樹脂粒子成形体製造
用の型内成形装置、及び発泡樹脂粒子成形体製造用の型
内成形用金型、並びに発泡樹脂粒子成形体の製造方法を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の型内成形装置は、発泡樹脂粒子
成形体を型内成形により得るためのキャビティーを形成
する凹金型と凸金型とを、インナープレートを介して成
形装置本体に取付けてなる型内成形装置において、前記
凹金型と凸金型とがブリネル硬さ100以上、引張り強
さ260MPa以上のアルミニウム合金鋳物からなり、
且つ、少なくとも前記凹金型が、その外側周縁の一部が
インナープレートに突き当たるように取付けられること
により、凹金型の面方向への膨張がインナープレートに
て抑制されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡樹脂粒子成形
体製造用の型内成形装置、及び発泡樹脂粒子成形体製造
用の型内成形用金型、並びに発泡樹脂粒子成形体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡樹脂粒子を金型内に充填し、蒸気等
の加熱媒体により発泡樹脂粒子を加熱して相互に融着せ
しめる発泡樹脂粒子成形体の製造方法が広く行なわれて
いる。該方法によれば、ポリスチレン系樹脂、ポリエチ
レン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂等からなる発泡樹脂
粒子を用いて、複雑な形状の成形体を容易に得ることが
できる。このようにして得られる発泡樹脂粒子成形体の
具体例としては、例えば各種緩衝材、自動車等の車両用
内装材等がある。
【0003】上記発泡樹脂粒子成形体の製造方法は、図
8に示すように、主に凹金型と凸金型とが成形用キャビ
ティーを形成する組合せ金型を用い、該金型のキャビテ
ィー内に発泡樹脂粒子を密に充填した後、発泡樹脂粒子
を加熱するための蒸気をキャビティー内に導入すること
によって行われる。即ち、蒸気をキャビティー内に導入
すると、該蒸気によって加熱され軟化した発泡樹脂粒子
は、膨張して相互に融着するとともにキャビティーの形
状が賦形されるので、該キャビティーの形状が賦形され
た成形体を冷却後、金型から取り出せば、目的とする形
状が付与された発泡樹脂粒子成形体を得ることができ
る。
【0004】上記発泡樹脂粒子の型内成形においては、
軟化点が高いポリプロピレン系樹脂からなる発泡樹脂粒
子を成形する場合であっても、従来はポリスチレン系樹
脂の型内成形に用いられるアルミニウム合金鋳物からな
る金型を前提として肉厚を厚くしただけのものが用いら
れてきた。即ち、軟化点が高いポリプロピレン系発泡樹
脂粒子の型内成形を行なうには、高圧の蒸気を用いなけ
ればならないので金型の耐圧を強化しなければならない
が、従来はポリスチレン系樹脂の型内成形に用いられる
金型の厚みを厚くすることで対応していた。具体的に
は、ポリスチレン系発泡樹脂粒子成形用の金型の厚みが
10〜11mmで足りるのに対し、ポリプロピレン系発
泡樹脂粒子成形用の金型の厚みは15mmであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリス
チレン系発泡樹脂粒子成形用金型の厚みを厚くしただけ
の金型は熱膨張率が大きく、当初は設計どおりの寸法精
度を有していても、発泡樹脂粒子成形体の成形を行なっ
ているうちに金型が変形して寸法精度が悪くなり、凹金
型と凸金型とが滑らかに嵌合しなくなる結果、両金型が
引っかかって(以下、ガジリという。)その一部が削り
取られたり、両金型の間において隙間が発生するという
欠点を有していた。このように繰り返して加熱されるこ
とにより寸法精度が悪くなった金型を用いて発泡樹脂粒
子成形体の製造を続けると、両金型のガジリ部分の補修
が必要になったり、蒸気で加熱されて膨張する発泡樹脂
粒子の一部分が金型間の隙間に侵入するという現象が起
き、この結果、得られた発泡成形体表面には隙間状のバ
リ状突起が形成されるという問題が生じていた。
【0006】バリ状突起が形成された発泡樹脂粒子成形
体は、そのままでは外観や機能が低下することから、手
作業で取除くための作業量や費用は多大なものであっ
た。また、バリ状突起の発生がひどくなった場合にも、
金型の補修を行なわなければならず、そのための費用、
生産効率の低下は多大なものであった。更に、金型自体
の寿命も短いという弊害もあった。
【0007】本発明は上記問題を解決すべくなされたも
のであって、加熱による寸法精度の低下が小さく、長期
間使用してもバリ状突起が発生することがなく、しかも
成型サイクルが短い発泡樹脂粒子成形体製造用の型内成
形装置、及び発泡樹脂粒子成形体製造用の型内成形用金
型、並びに発泡樹脂粒子成形体の製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、(1)発
泡樹脂粒子成形体を型内成形により得るためのキャビテ
ィーを形成する凹金型と凸金型とを、インナープレート
を介して成形装置本体に取付けてなる型内成形装置にお
いて、前記凹金型と凸金型とがブリネル硬さ100以
上、引張り強さ260MPa以上のアルミニウム合金鋳
物からなり、且つ、少なくとも前記凹金型が、その外側
周縁の一部がインナープレートに突き当たるように取付
けられることにより、凹金型の面方向への膨張がインナ
ープレートにて抑制されていることを特徴とする型内成
形装置、(2)発泡樹脂粒子成形体を型内成形により得
るための金型であって、該金型がブリネル硬さ100以
上、引張り強さ260MPa以上のアルミニウム合金鋳
物からなることを特徴とする型内成形用金型、(3)ア
ルミニウム合金鋳物が、銅0.7〜1.5重量%、珪素
8.5〜15重量%、マグネシウム0.7〜1.5重量
%、鉄0.2〜0.9重量%、ニッケル0.8〜2.5
重量%を含有するアルミニウム合金鋳物であることを特
徴とする前記(2)記載の型内成形用金型、(4)発泡
樹脂粒子成形体の基材樹脂がポリオレフィン系樹脂から
なることを特徴とする前記(2)又は(3)記載の型内
成形用金型、(5)ポリオレフィン系樹脂がポリプロピ
レン系樹脂であることを特徴とする前記(4)記載の型
内成形用金型、(6)金型の厚みが12mm以下である
ことを特徴とする前記(4)又は(5)記載の型内成形
用金型、(7)発泡樹脂粒子成形体を型内成形により得
るためのキャビティーを形成する凹金型と凸金型とを、
インナープレートを介して成形装置本体に取付けてなる
型内成形装置において、少なくとも前記凹金型が、その
外側周縁の一部がインナープレートに突き当たるように
取付けられることにより、凹金型の面方向への膨張がイ
ンナープレートにて抑制されていることを特徴とする型
内成形装置、(8)前記(1)又は(7)記載の型内成
形装置のキャビティー内に、発泡樹脂粒子又は発泡性非
発泡樹脂粒子を充填して加熱することにより、発泡樹脂
粒子成形体を得ることを特徴とする発泡樹脂粒子成形体
の製造方法、(9)前記(2)〜(6)のいずれかに記
載の型内成形用金型を取付けてなる型内成形装置のキャ
ビティー内に、発泡樹脂粒子又は発泡性非発泡樹脂粒子
を充填して加熱することにより、発泡樹脂粒子成形体を
得ることを特徴とする発泡樹脂粒子成形体の製造方法、
を要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の型内成形装置は、図1に示すように、発
泡樹脂粒子成形体成形用のキャビティー3を形成する凹
金型4と凸金型5とを、インナープレート2を介して成
形装置本体6に取付けてなる型内成形装置1である。
【0010】該型内成形装置1を用いて、発泡樹脂粒子
(以下、発泡粒子という。)を上記キャビティ3ー内に
密に充填した後、蒸気をキャビティー3内に導入して加
熱し、発泡粒子を軟化させて膨張させ、相互に融着させ
てキャビティー3の形状を賦形し、次に冷却して取り出
せば、キャビティー3の形状が付与された発泡樹脂粒子
成形体(以下、発泡成形体という。)を得ることができ
る。
【0011】又、凹金型4と凸金型5がインナープレー
ト2を介して型内成形装置本体6に取付けられているの
で、熱膨張による金型やフレームの損傷を防ぐことがで
き、複数の型内成形用金型を容易に取付けることができ
る。
【0012】尚、図1、図2において、2はインナープ
レートの総称を、2aは凹金型4を装置本体6に取付け
るのに使用するインナープレートを、2bは凸金型5を
装置本体6に取付けるのに使用するインナープレートを
それぞれ示す。
【0013】前記凹金型4と凸金型5、即ち本発明にお
いて使用する型内成形用金型は、ブリネル硬さが100
以上、好ましくは105〜135、引張り強さが260
MPa以上、好ましくは275MPa以上のアルミニウ
ム合金鋳物からなる。かかる型内成形用金型は熱膨張率
が小さく、発泡粒子の型内成形において繰り返して加熱
されても金型が変形しにくいので、凹金型4と凸金型5
の間にガジリや隙間等が発生することが従来のものに比
較して極めて少ない。従って、本発明の型内成形用金型
は、発泡粒子を金型内に充填して加熱することにより発
泡成形体を成形するために使用する成形用金型として好
適なものである。
【0014】但し、本発明の成形用金型は発泡粒子を充
填して成形することに限定されず、発泡性非発泡樹脂粒
子(以下、発泡性樹脂粒子という。)を充填して成形し
てもよい。尚、本明細書における発泡性樹脂粒子とは、
非発泡の樹脂粒子であるが発泡剤を含有し、加熱される
と発泡するものをいう。
【0015】本発明において用いる発泡粒子等の製造方
法は特に制限はないが、例えば、樹脂粒子を物理発泡剤
等と共にオートクレーブ等の密閉容器内において水に分
散させ、樹脂粒子の軟化温度以上の温度に加熱し、樹脂
粒子内に発泡剤を含浸させ、次に、密閉容器内の圧力を
発泡剤の蒸気圧以上の圧力に保持しながら、密閉容器内
の水面下の一旦を開放し、樹脂粒子と水とを同時に容器
内よりも低圧の雰囲気下に放出することによって発泡粒
子を得ることができる。
【0016】本明細書におけるブリネル硬さとは、JI
S Z2243−1981により求められる値であり、
鋼球圧子として直径10mm、試験荷重9.807k
N、硬さ記号HBS(又はHBW)(10/1000)
のものを用いることとする。
【0017】本明細書における引張り強さとは、JIS
Z2241−1980により求められる値である。
【0018】前記アルミニウム合金鋳物とは、アルミニ
ウムと銅、珪素、マグネシウム、鉄、ニッケル、亜鉛、
マンガン、クロム、チタン等の合金を鋳型を使用して成
形した金属材料をいう。本発明において用いるアルミニ
ウム合金鋳物は、銅0.7〜1.5重量%、珪素8.5
〜15重量%、マグネシウム0.7〜1.5重量%、鉄
0.2〜0.9重量%、ニッケル0.8〜2.5重量%
を含有するアルミニウム合金鋳物であることが好まし
く、銅1.0〜1.3重量%、珪素10.0〜13.0
重量%、マグネシウム0.9〜1.3重量%、鉄0.3
〜0.6重量%、ニッケル0.9〜1.3重量%を含有
するアルミニウム合金鋳物であることがより好ましい。
かかる配合のアルミニウム合金鋳物を用いると、ブリネ
ル硬さが100以上、引張り強さが260MPa以上の
アルミニウム合金鋳物を、一般的な焼き入れ条件(約5
20℃、水冷)、焼戻し条件(約170℃、約16時
間)にて比較的容易に得ることができる。
【0019】但し、本発明は上記組成のアルミニウム合
金鋳物に限定するものではなく、これ以外の組成であっ
ても焼き入れ温度などの焼き入れ条件や焼戻し温度、焼
き戻し時間などの焼戻し条件を適宜設定して結晶の成長
を制御することによりブリネル硬さ、引張り強さが上記
範囲に調整されたアルミニウム合金鋳物を用いることも
できる。
【0020】本発明において用いる発泡粒子又発泡性樹
脂粒子の基材樹脂に制限はなく、例えば、ポリスチレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンターポリ
マー、スチレン−ブタジエンコポリマー、ハイインパク
トポリスチレンなどのスチレン系重合体や、ポリ塩化ビ
ニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーなどの塩化ビ
ニル系重合体や、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹
脂、ポリブチレンサクシネート、ポリカプロラクトン、
β−ヒドロキシ酪酸及びその共重合体、ポリ乳酸、ポリ
ビニルアルコール、変成デンプン等の生分解生プラスチ
ックの1種又は2種以上の混合物等を用いることができ
る。
【0021】これらの樹脂の中でも、ポリオレフィン系
樹脂を基材樹脂とする発泡粒子等は、ポリスチレン系樹
脂を基材樹脂とする発泡粒子と比較すると、より高温で
の加熱成形条件で型内成形することが要求される。従っ
て、前記アルミニウム合金鋳物からなる本発明の型内成
形用金型は、ポリオレフィン系樹脂を基材樹脂とする発
泡粒子の成形において使用すると、金型間のガジリや隙
間等の課題を改善する効果が顕著に現れるため、本発明
の型内成形用金型はポリオレフィン系樹脂を基材樹脂と
する発泡粒子の成形用のものとして好ましいものであ
る。
【0022】上記ポリオレフィン系樹脂としては、例え
ばエチレン−ブテンランダムコポリマー、エチレン−ブ
テンブロックコポリマー、エチレン−プロピレンブロッ
クコポリマー、エチレン−プロピレンランダムコポリマ
ー、エチレン−プロピレン−ブテンランダムターポリマ
ー、ホモポリプロホピレンなどのポリプロピレン系樹
脂、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低
密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、
エチレン−メチルメタクリレートコポリマー、エチレン
−メタクリル酸コポリマーの分子間を金属イオンで架橋
したアイオノマー系樹脂などのポリエチレン系樹脂やポ
リブテン−1、ポリペンテン、エチレン−アクリル酸−
無水マレイン酸ターポリマーなどが挙げられる。
【0023】上記ポリオレフィン系樹脂を基材樹脂とす
る発泡粒子の中でも、最も高温の加熱条件にて型内成形
されるものはポリプロピレン系樹脂を基材樹脂とする発
泡粒子である。従って、前記アルミニウム合金鋳物から
なる本発明の型内成形用金型は、ポリプロピレン系樹脂
を基材樹脂とする発泡粒子の型内成型において、金型間
のガジリや隙間等の課題を改善する効果が顕著に現れる
ため、本発明の型内成形用金型は、ポリプロピレン系樹
脂を基材樹脂とする発泡粒子の成形用のものとしてより
好ましいものである。
【0024】前記ポリプロピレン系樹脂等ポリオレフィ
ン系樹脂を基材樹脂とする発泡成形体の型内成形に用い
る型内成形用金型においては、型内成形用金型の厚み
(具体的には、前記凹金型4及び凸金型5の厚み)が1
2mm以下であることが好ましく、9〜12mmである
ことがより好ましい。ブリネル硬さ、引張り強さが前記
特定範囲内のアルミニウム合金鋳物を用いて、型内成形
用金型が形成されていれば、金型の厚みが12mm以下
であっても、ポリプロピレン系樹脂等からなる発泡粒子
を加熱型内成形するのに必要な水蒸気圧に耐えることで
きる。しかも厚みが15mmの従来の金型に比較する
と、厚みが薄い分熱容量が小さいので、短い冷却時間で
成形可能となり、成形サイクルが向上する。
【0025】本明細書における前記金型の厚みは、金型
が発泡粒子と接触する面積が最も広い部分における最も
薄い部分の厚みをいい、例えば、図1の凹金型4の面1
1、凸金型5の面12における最も薄い部分の厚みをい
う。
【0026】本発明の型内成形装置においては、図1に
示すように、少なくとも前記凹金型4が、その外側周縁
の一部がインナープレート2に突き当たるように取付け
られることにより、凹金型4の面方向への膨張がインナ
ープレート2にて抑制されている。従って、本発明の型
内装置1は長期間の使用により繰り返して加熱されても
金型の面方向への膨張が抑制されるため、加熱変形量が
少ないので、凹金型4と凸金型5との間に隙間が発生す
ることが少ない。尚、図1においては、A面において凹
金型4の外側周縁の一部がインナープレート2に突き当
たっている。
【0027】本発明においては、金型間の隙間の発生を
より小さくするために、凸金型5の外側周縁の一部もイ
ンナープレート2に突き当たるように取付けられること
により、凸金型5の面方向への膨張もインナープレート
2にて抑制されていることがより好ましい。尚、図1に
おいては、C面において凸金型5の外側周縁の一部がイ
ンナープレート2に突き当たっている。
【0028】上記インナープレート2とは、図2に示す
ように、枠部14と必要に応じて設けられる補助桟15
とからなる部品をいい、図1に示すように、凹金型4及
び凸金型5はインナープレート1を介して成形装置本体
6のフレーム7,8に取付けられる。該インナープレー
ト2は従来から用いられてきた部品であり、インナープ
レート2を用いると、複数の凹金型4及び凸金型5から
なる内成形用金型をフレーム7,8に取付けることがで
き、形状が異なる凹金型4及び凸金型5からなる複数の
型内成形用金型であっても容易に取付けることができ
る。
【0029】本明細書において、前記外側周縁の一部が
インープレート2に突き当たるように取付けられるとい
う構成における一部とは、図3(図1のIII−IIIに沿う
断面図である。但し、ボルト孔は図示しない。)に示す
ように、凹金型4の外側周縁に切欠き13が設けられる
ことにより、凹金型4の外側周縁とインナープレート2
の内側周縁とが接触してはいるが、周縁全体にわたって
は接触していないように突き当てて取付けられることを
いう。上記切欠きが設けられていると、凹金型4が加熱
により面方向に膨張する際に発生する応力が凹金型4や
インナープレート2の一部に集中してかかることがない
ので、凹金型4やインナープレート2に亀裂が入ること
を防止することができる。尚、上記切欠きは、図2に示
すようにインナープレート2の内側周縁に設けてもよ
く、凹金型4の外側周縁とインナープレート2の内側周
縁の両方に設けてもよい。
【0030】本明細書において、前記凹金型4の外側周
縁の一部がインナープレート2に突き当たるように取付
けられるという構成における突き当たるようにとは、図
1、図3、図4(図1の凹金型4とインナープレート2
の接触面A付近の部分拡大図)に示すように、凹金型4
の外側周縁とインナープレート2の内側周縁とが接触面
Aにおいて接触するように、凹金型4がインナープレー
ト2に取付けられることにより、凹金型4の面方向への
膨張がインナープレート2にて抑制されていることをい
う。
【0031】上記のように凹金型4がインナープレート
2aに取付けられていると、凹金型4の面方向への膨張
が制限されるので、成形時に繰り返して加熱されても凹
金型4が面方向に変形しにくいので、凹金型4の加熱寸
法変化量が従来の金型に比較して少ない。
【0032】本発明において、凸金型5が、その外側周
縁の一部がインナープレート2に突き当たるように取付
けられている具体的な手段の例を、図1、5〜7に示
す。図1に示す態様においては、接触面Cにおいて凸金
型5がその外側周縁の一部がインナープレート2bと接
触するように突き当てられるように取付けられており、
図5に示す態様においては、接触面Eにおいて凸金型5
がその外側周縁の一部がインナープレート2bと接触す
るように突き当てられるように取付けられており、図6
に示す態様においては、接触面F,Gにおいて凸金型5
がその外側周縁の一部がインナープレート2bと接触す
るように突き当てられるように取付けられており、図7
に示す態様においては、接触面H,Iにおいて凸金型5
がその外側周縁の一部がインナープレート2bと接触す
るように突き当てられるように取付けられている。
【0033】このように、凸金型5が、その外側周縁の
一部がインナープレート2に突き当たるように取付けら
れることにより、凸金型5の面方向への膨張もインナー
プレート2にて抑制されているので、金型間の加熱寸法
変化がより小さくなる。
【0034】尚、図6に示す態様において、接触面F,
Gのいずれかのみで、凸金型5がその外側周縁の一部が
インナープレート2bと接触するように突き当てられる
ように取付けられている場合や、図7に示す態様におい
て、面H,Iのいずれかのみで、凸金型5がその外側周
縁の一部がインナープレート2bと接触するように突き
当てられるように取付けられている場合も本発明におけ
る、突き当てられるように取付けられている場合に含ま
れる。
【0035】参考のために、図8、図9に従来の成形装
置において、キャビティ3を形成する凹金型4と凸金型
5とが、インナープレート2を介してフレーム7,8に
取付けられている態様を示す。尚、図8は、従来の成形
装置の断面図、図9は、図8における面J付近の部分拡
大図である。
【0036】上記従来の成形装置においては、凹金型4
の外側周縁の一部がインナープレート2に部分的に突き
当てられている接触面が存在しないことから(具体的に
は、面Jにおいて凹金型4の外側周縁とインナープレー
ト2の内側周縁が接触していない。)、凹金型4の面方
向への膨張がインナープレート2にて抑制されないの
で、凹金型4が加熱により面方向に変形することを防ぐ
ことができない。
【0037】本発明の型内成形装置においては、凹金型
4と凸金型5がブリネル硬さ100以上、引張り強さ2
60MPa以上のアルミニウム合金鋳物からなると共
に、前述したように、少なくとも凹金型4が、その外側
周縁の一部がインナープレート2に部分的に突き当たる
ように取付けられることにより、凹金型4の面方向への
膨張がインナープレートにて抑制されている場合に金型
間のガジリや隙間等の発生が最も小さくなる。しかし、
上記の特定の硬さ及び引張り強さを示す金型を使用しな
い場合であっても、少なくとも凹金型4が、その外側周
縁の一部がインナープレート2に部分的に突き当たるよ
うに取付けられることにより、凹金型4の面方向への膨
張がインナープレートにて抑制されていれば、前述した
ように従来の型内成形装置に比較すると金型間のガジリ
や隙間の発生が小さくなる。
【0038】本発明の発泡成形体の製造方法において
は、前記型内成形装置1のキャビティ3内に前記発泡粒
子又は発泡性樹脂粒子を充填して加熱することにより発
泡成形体を成形する。前述したように型内成形装置1
は、成形時に繰り返して加熱されても金型が変形しにく
い型内成形用金型を用いるので、凹金型4と凸金型5の
間にガジリや隙間等が発生することが従来のものに比較
して極めて少ない。従って、本発明方法によれば、得ら
れた発泡成形体表面にはバリ状突起が形成されるという
ことが従来の方法に比較して極めて少ないので、品質に
優れた発泡成形体を安定して製造することができる。
【0039】本発明の発泡成形体の製造方法において
は、前記型内成形用金型を取付けてなる型内成形装置1
のキャビティ3内に発泡粒子又は発泡性樹脂粒子を充填
して加熱することにより発泡成形体を成形する。本発明
において用いる型内成形用金型は前述したように、熱膨
張率が小さいアルミニウム合金鋳物からなり、繰返し加
熱されても金型が変形することがなく、製作当初の寸法
精度が維持されるので、凹金型と凸金型との間にガジリ
や隙間等が発生するということが少ない。従って、本発
明方法によれば、得られた発泡成形体表面には隙間状の
バリ状突起が形成されることがなく、優れた発泡成形体
を安定して製造することができる。又、従来の方法と異
なり、バリ状突起を手作業で取除く必要がなく、金型の
補修を行なう必要が小さいのでそのための費用が少なく
なる上に、生産効率が低下することもない。又、従来の
方法に比較して金型の強度が向上しているため、金型の
厚みを薄くできるので、成形サイクルの短縮化を図るこ
とができる。
【0040】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
【0041】実施例1 銅1.26重量%、珪素11.0重量%、マグネシウム
1.05重量%、鉄0.46重量%、ニッケル1.06
重量%、マンガン0.1重量%、チタン0.2重量%を
含有するアルミニウム合金鋳物(ブリネル硬さ110、
引張り強さ290MPa)を用いて縦270mm×横9
38mm×厚み12mmの凹金型と縦269mm×横9
37mm×厚み12mmの凸金型からなる型内成形用金
型を作製した。該金型をインナープレートを用いて、図
1に示すように、凹金型は、その外側周縁部の一部がイ
ンナープレートに部分的に突き当たるように成形機に取
付け、凸金型は図8に示すように従来の方法で取付け
た。
【0042】プロピレン−エチレンランダム共重合体を
基材樹脂とする見掛け密度0.045g/cmの発泡
粒子を用いて発泡成形体を成形し、バリ状突起高さのシ
ョット数による経時変化を測定した。結果を表1に示
す。
【0043】実施例2 実施例1と同様の凹金型と凸金型からなる型内成形用金
型を使用した。該金型をインナープレートを用いて、図
8に示すように、従来の方法で凹金型及び凸金型を成形
機に取付けた。
【0044】プロピレン−エチレンランダム共重合体を
基材樹脂とする見掛け密度0.045g/cmの発泡
粒子を用いて発泡成形体を成形し、バリ状突起高さのシ
ョット数による経時変化を測定した。結果を表1に示
す。
【0045】実施例3 銅0.02重量%、珪素9.3重量%、マグネシウム
0.55重量%、鉄0.24重量%、ニッケル0.01
重量%、マンガン0.35重量%、チタン0.06重量
%を含有するアルミニウム合金鋳物(ブリネル硬さ9
0、引張り強さ250MPa)を用いて縦270mm×
横938mm×厚み14mmの凹金型と縦269mm×
横937mm×厚み14mmの凸金型からなる型内成形
用金型を作製した。該金型をインナープレートを用い
て、図1に示すように、凹金型は、その外側周縁部の一
部がインナープレートに部分的に突き当たるように成形
機に取付け、凸金型は図8に示すように、従来の方法で
取付けた。
【0046】プロピレン−エチレンランダム共重合体を
基材樹脂とする見掛け密度0.045g/cmの発泡
粒子を用いて発泡成形体を成形し、バリ状突起高さのシ
ョット数による経時変化を測定した。結果を表1に示
す。
【0047】比較例1 実施例3と同様の凹金型と凸金型からなる型内成形用金
型を使用した。該金型をインナープレートを用いて、図
8に示すように、従来の方法で凹金型及び凸金型を成形
機に取付けた。
【0048】プロピレン−エチレンランダム共重合体を
基材樹脂とする見掛け密度0.045g/cmの発泡
粒子を用いて発泡成形体を成形し、バリ状突起高さのシ
ョット数による経時変化を測定した。結果を表1に示
す。
【0049】
【表1】 ―:測定せず。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の型内成形
装置は、ブリネル硬さ100以上、引張り強さ260M
Pa以上のアルミニウム合金鋳物からなる前記凹金型と
凸金型とを用い、且つ、少なくとも凹金型が、その外側
周縁部の一部がインナープレートに部分的に突き当たる
ように取付けられることにより、凹金型の面方向への膨
張がインナープレートにて抑制されているので、凹金型
と凸金型の間にガジリや隙間等が発生することが極めて
少ない。従って、得られた発泡成形体表面にはバリ状突
起が形成されるということが、従来のものに比較して少
ない。又、生産効率も向上する。
【0051】本発明の他の態様の型内成形装置は、少な
くとも前記凹金型が、その外側周縁部の一部がインナー
プレートに突き当たるように取付けられることにより、
凹金型の面方向への膨張がインナープレートにて抑制さ
れているので、長期間の使用により繰り返して加熱され
ても金型が変形しないので、凹金型と凸金型との間にガ
ジリや隙間等が発生することが従来の型内成形装置に比
較して少ない。
【0052】本発明の発泡粒子成形体の製造方法は、前
記型内成形装置を用いて該装置のキャビティ内に発泡樹
脂粒子又は発泡性非発泡樹脂粒子を充填して加熱するこ
とにより発泡粒子成形体を成形するので、凹金型と凸金
型の間にガジリや隙間等が発生することが従来のものに
比較して少ない。従って、得られた発泡成形体表面には
バリ状突起が形成されるということが少ない。又、生産
効率も向上する。
【0053】本発明の成形用金型は、ブリネル硬さ10
0以上、引張り強さ260MPa以上のアルミニウム合
金鋳物からなる金型からなり、熱膨張率が小さいので、
成形時に繰り返して加熱されても金型が変形しにくく、
組合せ金型間にガジリや隙間等が発生することが従来の
ものに比較して極めて少ない。従って、発泡粒子を金型
内に充填して加熱することにより発泡成形体を成形する
ために使用する成形用金型として好適なものである。
【0054】本発明の発泡樹脂粒子成形体の製造方法
は、前記型内成形用金型を取付けてなる型内成形装置の
キャビティ内に発泡樹脂粒子又は発泡性非発泡樹脂粒子
を充填して加熱することにより発泡樹脂粒子成形体を成
形するので、繰返し加熱されても金型が変形することが
なく製作当初の寸法精度が維持され、組合せ金型間にガ
ジリや隙間等が発生するということがない。従って、得
られた発泡成形体表面にはバリ状突起が形成されること
がなく、優れた発泡成形体を安定して製造することがで
きる。又、従来の型内成形用金型と異なり、バリ状突起
を手作業で取除く必要がなく、金型の補修を行なう必要
がないのでそのための費用が不用な上に、生産効率が低
下することもない。又、従来の型内成形用金型と異なり
ポリオレフィン系樹脂からなる発泡樹脂粒子又は発泡性
非発泡樹脂粒子を加熱成形する場合であっても、金型の
厚みを12mm以下にすることができるので、成形サイ
クルが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明型内成形装置の断面図である。
【図2】インナープレートの斜視図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1の接触面A付近の部分拡大図である。
【図5】本発明型内成形装置において、凸金型がインナ
ープレートを用いてフレームに取付けられた状態の一例
を示す部分拡大図である。
【図6】本発明型内成形装置において、凸金型がインナ
ープレートを用いてフレームに取付けられた状態の一例
を示す部分拡大図である。
【図7】本発明型内成形装置において、凸金型がインナ
ープレートを用いてフレームに取付けられた状態の一例
を示す部分拡大図である。
【図8】従来の型内成形装置の断面図である。
【図9】従来の型内成形装置において、凹金型がインナ
ープレートを用いてフレームに取付けられた状態を示す
部分拡大図である。
【符号の説明】
1 型内成形装置 2 インナープレート 3 キャビティー 4 凹金型 5 凸金型 6 成形装置本体 7 フレーム 8 フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯沢 忠 栃木県鹿沼市さつき町5番地 有限会社ア イテック内 (72)発明者 大橋 宣幸 栃木県鹿沼市さつき町5番地 有限会社ア イテック内 (72)発明者 山口 徹 栃木県鹿沼市さつき町5番地 株式会社ジ ェイエスピー鹿沼第二工場内 Fターム(参考) 4F212 AA03 AA11 AG20 AJ02 AJ11 UA01 UB01 UL07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡樹脂粒子成形体を型内成形により得
    るためのキャビティーを形成する凹金型と凸金型とを、
    インナープレートを介して成形装置本体に取付けてなる
    型内成形装置において、前記凹金型と凸金型とがブリネ
    ル硬さ100以上、引張り強さ260MPa以上のアル
    ミニウム合金鋳物からなり、且つ、少なくとも前記凹金
    型が、その外側周縁の一部がインナープレートに突き当
    たるように取付けられることにより、凹金型の面方向へ
    の膨張がインナープレートにて抑制されていることを特
    徴とする型内成形装置。
  2. 【請求項2】 発泡樹脂粒子成形体を型内成形により
    得るための金型であって、該金型がブリネル硬さ100
    以上、引張り強さ260MPa以上のアルミニウム合金
    鋳物からなることを特徴とする型内成形用金型。
  3. 【請求項3】 アルミニウム合金鋳物が、銅0.7〜
    1.5重量%、珪素8.5〜15重量%、マグネシウム
    0.7〜1.5重量%、鉄0.2〜0.9重量%、ニッ
    ケル0.8〜2.5重量%を含有するアルミニウム合金
    鋳物であることを特徴とする請求項2記載の型内成形用
    金型。
  4. 【請求項4】 発泡樹脂粒子成形体の基材樹脂がポリオ
    レフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項2又は
    3記載の型内成形用金型。
  5. 【請求項5】 ポリオレフィン系樹脂がポリプロピレン
    系樹脂であることを特徴とする請求項4記載の型内成形
    用金型。
  6. 【請求項6】 金型の厚みが12mm以下であることを
    特徴とする請求項4又は5記載の型内成形用金型。
  7. 【請求項7】 発泡樹脂粒子成形体を型内成形により得
    るためのキャビティーを形成する凹金型と凸金型とを、
    インナープレートを介して成形装置本体に取付けてなる
    型内成形装置において、少なくとも前記凹金型が、その
    外側周縁の一部がインナープレートに突き当たるように
    取付けられることにより、凹金型の面方向への膨張がイ
    ンナープレートにて抑制されていることを特徴とする型
    内成形装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は7記載の型内成形装置のキ
    ャビティー内に、発泡樹脂粒子又は発泡性非発泡樹脂粒
    子を充填して加熱することにより、発泡樹脂粒子成形体
    を得ることを特徴とする発泡樹脂粒子成形体の製造方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項2〜6のいずれかに記載の型内成
    形用金型を取付けてなる型内成形装置のキャビティー内
    に、発泡樹脂粒子又は発泡性非発泡樹脂粒子を充填して
    加熱することにより、発泡樹脂粒子成形体を得ることを
    特徴とする発泡樹脂粒子成形体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102814881A (zh) * 2012-07-26 2012-12-12 苏州市佳腾精密模具有限公司 模具安装框架
JP2015066862A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 Daisen株式会社 発泡成形用金型およびそれを用いた成形方法
CN115625320A (zh) * 2022-12-19 2023-01-20 四川信息职业技术学院 一种减少模具塑性变形量的方法及泡沫铝成型模具

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JP2015066862A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 Daisen株式会社 発泡成形用金型およびそれを用いた成形方法
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