JP2003032943A - ブラシ装置の支持構造 - Google Patents

ブラシ装置の支持構造

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JP2003032943A JP2001216599A JP2001216599A JP2003032943A JP 2003032943 A JP2003032943 A JP 2003032943A JP 2001216599 A JP2001216599 A JP 2001216599A JP 2001216599 A JP2001216599 A JP 2001216599A JP 2003032943 A JP2003032943 A JP 2003032943A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラシ装置の傾斜を防止し、ブラシ装置の振動
を吸収することができるブラシ装置の支持構造を提供す
る。 【解決手段】基板14は3つの固定箇所K1〜K3にて
モータハウジング17にフローティング支持されてい
る。基板14に固定される2本のリード線18により挟
まれる位置に設けられた固定箇所K1に対して、固定箇
所K2,K3は該固定箇所K1の中心及び基板14の中
心を通る中心線L1の両側に設けられている。また、固
定箇所K2,K3は、基板14の中心に対して固定箇所
K1とのなす角度がそれぞれ105°となるよう中心線
L1の両側に設けられている。ブラシボックス13は、
中心線L1の両側に基板14の中心に対して固定箇所K
1と45°をなす場所及び固定箇所K1と135°をな
す場所にそれぞれ設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電動モータに
おけるブラシ装置に係り、詳しくはブラシ装置の支持構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の直流電動モータの要部平
面図である。図5は、同じく直流電動モータの図4にお
けるB−B線要部断面図である。電動モータのブラシ装
置50は、モータ整流子(コンミテータ)51に摺接す
るブラシ52と、該ブラシ52の収容保持するブラシボ
ックス53と、該ブラシボックス53を固定する基板5
4とを備えている。前記基板54は、絶縁材(樹脂等)
にて形成され、モータハウジング55に固定されてい
る。この場合、コンミテータ51が回転したとき、ブラ
シ52とコンミテータ51間の摩擦力が不安定であるこ
とや、コンミテータ51のセグメント間段差とブラシ5
2との衝突等により、ブラシ52が自励振動を起こし、
この自励振動が基板54を介してモータハウジング55
に伝達される。その振動がさらにモータヨーク56(図
5に示す)に伝達され、モータヨーク56がスピーカと
なって異音が発生するという問題点があった。
【0003】そこで、電動パワーステアリングモータな
どのような車室内に配置されるモータでは、ブラシ52
の振動がモータハウジング55に伝達されることを抑制
する(つまりモータの異音発生を防止する)ために、前
記基板54をゴム等の防振部材57を介してモータハウ
ジング55にフローティング支持する。つまり、図5及
び図7に示すように、前記基板54は、2つの防振ゴム
57を介してネジ58にて2箇所K4,K5でモータハ
ウジング55に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4及び図
6に示すように、基板54の2つの固定箇所K4,K5
は該基板54の中心を通る直線(中心線)L0上に設け
られている。つまり、固定箇所K4,K5は、基板54
の中心に対して互いに180°をなして対向するように
設けられている。また、1つの固定箇所K4は、前記各
ブラシ52に給電するための2本のリード線59が接続
され前記基板54に固定された2つの接続端子60の間
に設けられている。つまり、2本のリード線59は、該
固定箇所K4を挟んで前記基板54に固定された2つの
接続端子60に接続されている。
【0005】そのため、リード線59に外力が加わった
(特に一方のリード線59に加わった外力が他方より大
きい)場合、その外力は前記接続端子60を介して前記
基板54に作用する。そして、前記基板54は、その外
力によって前記両固定箇所K4,K5を通る直線L0を
中心線として回動(傾斜)する恐れがあった。その基板
54の傾きにより該基板54上に固定された各ブラシ5
2も傾斜してしまい、各ブラシ52と前記コンミテータ
51との接触状態が変化してしまう。これは、モータの
整流に悪影響に与え、モータの回転ムラの原因となると
いう問題点があった。
【0006】また、基板54は2箇所だけでフローティ
ング支持されているため、前記両固定箇所K4,K5を
通る中心線L0と直交する方向の基板54両側の振動を
該2箇所のフローティング支持構造にて吸収しにくいと
いう問題点があった。
【0007】さらに、前記各ブラシボックス53は、前
記各固定箇所K4,K5から離れて配置されているた
め、前記ブラシ52がモータ回転方向側のブラシボック
ス53の壁を叩くことによって発生する振動を吸収でき
ないという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、ブラシ装置の傾斜を防止
し、ブラシ装置の振動を吸収することができるブラシ装
置の支持構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、基板がその支持部に設
けられた防振部材を介してモータハウジングにフローテ
ィング支持されるブラシ装置の支持構造において、前記
支持部は、前記基板に固定される一対の外部電力供給線
に挟まれる位置に設けられた第1のフローティング支持
部と、該第1のフローティング支持部の中心及び前記基
板の中心を通る中心線の両側にそれぞれ1つ以上設けら
れた第2及び第3のフローティング支持部とを有してい
ることを要旨とする。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記第2及び第3の
フローティング支持部は、前記中心線中心線を対称軸と
する位置に設けられていることを要旨とする。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のブラシ装置の支持構造において、前記第2及び
第3のフローティング支持部は、前記基板の中心に対し
て前記第1のフローティング支持部とのなす角度が12
0°以下となるよう前記中心線の両側に1つずつ設けら
れていることを要旨とする。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のブラシ装置の支持構造において、前記第2及び第3の
フローティング支持部は、前記基板の中心に対して前記
第1のフローティング支持部とのなす角度が90°以上
となるよう設けられていることを要旨とする。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のブラシ装置の支持構造において、複数のブラシを保持
する複数のブラシボックスが、前記中心線の両側に前記
基板の中心に対して前記第1のフローティング支持部と
45°をなす場所及び前記第1のフローティング支持部
と135°をなす場所にそれぞれ設置されていることを
要旨とする。
【0014】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
基板に固定される一対の外部電力供給線に挟まれる位置
に設けられた第1のフローティング支持部に対して、第
2及び第3のフローティング支持部は該第1のフローテ
ィング支持部の中心及び基板の中心を通る中心線の両側
にそれぞれ1つ以上設けられている。従って、外部電力
供給線から第1のフローティング支持部の両側に作用さ
れる外力は第2及び第3のフローティング支持部により
受け止められ、その外力によって基板が第1のフローテ
ィング支持部の中心及び基板の中心を通る中心線を回動
中心として回動(傾斜)することは防止される。
【0015】また、基板は3つ以上のフローティング支
持部にてモータハウジングにフローティング支持されて
いるため、基板の中心を通る同一の直線上に配置された
2つのフローティング支持部を有した従来技術に比べ
て、ブラシ装置の振動が3つ以上のフローティング支持
部によって吸収される。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、第2及び
第3のフローティング支持部は、第1のフローティング
支持部の中心及び基板の中心を通る中心線の両側に該中
心線に対して対称するよう設けられている。従って、外
部電力供給線から第1のフローティング支持部の両側に
作用される外力は第2及び第3のフローティング支持部
により均等に受け止められる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、第2及び
第3のフローティング支持部は、基板の中心に対して第
1のフローティング支持部とのなす角度が120°以下
となるよう中心線の両側に1つずつ設けられている。従
って、第2及び第3のフローティング支持部は、より第
1のフローティング支持部に近づくように設けられるこ
とから、外部電力供給線から第1のフローティング支持
部の両側に作用される外力が有効に受け止められる。ま
た、基板は3つのフローティング支持部にてフローティ
ング支持されることから、ブラシ装置の低コストが図れ
る。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、第2及び
第3のフローティング支持部は、基板の中心に対して第
1のフローティング支持部とのなす角度が90°以上と
なるよう設けられている。従って、請求項3に記載の発
明の作用に加えて、第2及び第3のフローティング支持
部が第1のフローティング支持部に近づきすぎることに
よってブラシ装置全体の振動に対する吸収効果を損なう
ことが防止される。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、第2のフ
ローティング支持部と第1のフローティング支持部との
間には1つのブラシボックスが設置され、第3のフロー
ティング支持部と第1のフローティング支持部との間に
は1つのブラシボックスが設置される。また、第2のフ
ローティング支持部と第3のフローティング支持部との
間には2つのブラシボックスが設置される。従って、い
ずれのブラシボックスはフローティング支持部とのなす
角度は45°以内に設置されるため、ブラシ振動(つま
りブラシ装置の振動)は各フローティング支持部により
効果的に吸収される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1〜図3に従って説明する。図1はブラシ装置
の要部平面図である。図2はブラシ及びブラシボックス
を外したブラシ装置の要部平面図である。図3はブラシ
装置の図2におけるA−A線断面図である。
【0021】ブラシ装置11は、モータ整流子(図示せ
ず)に摺接する複数(4個)のブラシ12と、各ブラシ
12の収容保持する複数(4個)のブラシボックス13
と、各ブラシボックス13を固定する基板14とを備え
ている。前記基板14は、絶縁材(樹脂等)にて形成さ
れ、支持部に設けられた防振部材としての防振ゴム15
を介してネジ16にてモータハウジング17にフローテ
ィング支持されている。
【0022】本実施形態では、前記支持部は、3つのフ
ローティング支持部としての固定箇所K1〜K3を有
し、前記基板14は、各固定箇所K1〜K3において3
つのネジ16にて3つの防振ゴム15を介して前記モー
タハウジング17に支持されている。
【0023】第1のフローティング支持部としての固定
箇所K1は、2本の外部電力供給線としてのリード線1
8が接続された2つの接続片19の間に設けられてい
る。接続片19は、前記基板14に固着されている。第
2及び第3フローティング支持部としての固定箇所K
2,K3は、固定箇所K1の中心及び基板14の中心を
通る直線(中心線)L1の両側に、該中心線L1に対し
て対称的に設けられている。図1及び図2に示すよう
に、固定箇所K2,K3は、基板14の中心に対してそ
れぞれ固定箇所K1と105°をなすよう中心線L1の
両側に設けられている。つまり、固定箇所K2と固定箇
所K1とのなす角度が105°となり、固定箇所K3と
固定箇所K1とのなす角度が105°となっている。
【0024】また、図1に示すように、前記ブラシ12
を収容保持したブラシボックス13は、中心線L1の両
側に基板14の中心に対して固定箇所K1と45°をな
す場所及び前記固定箇所K1と135°をなす場所にそ
れぞれ設けられている。これにより、4つのブラシ12
は、互いに90°をなして設置される。
【0025】以下、本実施形態のブラシ装置の支持構造
の特徴を記載する。 (1) 基板14に固定される2本のリード線18に挟
まれる位置に設けられた固定箇所K1に対して、固定箇
所K2,K3は該固定箇所K1の中心及び基板14の中
心を通る中心線L1の両側に設けられている。従って、
リード線18から固定箇所K1の両側に作用される外力
は固定箇所K2,K3により受け止められ、その外力に
よって基板14が固定箇所K1の中心及び基板14の中
心を通る中心線L1を回動中心として回動(傾斜)する
ことは防止される。その結果、基板14の傾きにより各
ブラシ12とモータ整流子との接触状態が変化すること
を防止でき、モータの回転ムラ等の問題点を解消でき
る。
【0026】(2) 基板14は3つの固定箇所K1〜
K3にてモータハウジング17にフローティング支持さ
れている。従って、基板の中心を通る同一の直線上に設
けられた2つの固定箇所を有した従来技術に比べて、ブ
ラシ装置11の振動が3つの固定箇所K1〜K3によっ
て吸収される。その結果、ブラシ装置11の振動を有効
に吸収することができ、ブラシ装置11のコスト増を抑
制することができる。
【0027】(3) 固定箇所K2,K3は、基板14
の中心に対して固定箇所K1とのなす角度がそれぞれ1
05°となるよう中心線L1の両側に設けられている。
従って、固定箇所K2,K3は、中心線L1の両側に該
中心線L1に対して対称するよう設けられているため、
リード線18から固定箇所K1の両側に作用される外力
は固定箇所K2,K3により均等に受け止められる。
【0028】また、固定箇所K2,K3は、基板14の
中心に対して固定箇所K1とのなす角度が120°以下
となっているため、固定箇所K2,K3は、より固定箇
所K1に近づくように設けられ、リード線18から固定
箇所K1の両側に作用される外力が有効に受け止められ
る。
【0029】さらに、固定箇所K2,K3は、基板14
の中心に対して固定箇所K1とのなす角度が90°以上
となっているため、固定箇所K2,K3が固定箇所K1
に近づきすぎることによってブラシ装置11全体の振動
に対する吸収効果を損なうことが防止される。
【0030】(4) ブラシボックス13は、中心線L
1の両側に基板14の中心に対して固定箇所K1と45
°をなす場所及び固定箇所K1と135°をなす場所に
それぞれ設けられている。また、固定箇所K2,K3
は、基板14の中心に対して固定箇所K1とのなす角度
が90°以上120°以下となっている。従って、いず
れのブラシボックス13はどちらかの固定箇所とのなす
角度は45°以内に設置されるため、各ブラシ12の振
動は対応する固定箇所(K1〜K3)により効果的に吸
収される。その結果、ブラシ装置11の振動を有効に吸
収することができる。
【0031】なお、実施形態は上記に限らず、例えば以
下のように変更してもよい。 ○第2のフローティング支持部としての固定箇所K2と
第3のフローティング支持部としての固定箇所K3を、
それぞれ2つ以上設けて実施してもよい。
【0032】○基板14の中心に対して固定箇所K2,
K3と固定箇所K1とのなす角度を90°〜120°以
内の105°以外の角度にしてもよい。 ○防振部材15として、ゴムに代えて樹脂材料を用いて
もよい。
【0033】○本発明を4ブラシ以外の電動モータに具
体化して実施してもよい。次に上記実施形態及び別例か
ら把握できる技術的思想について以下に追記する。
【0034】(1)前記第2及び第3のフローティング
支持部(K2,K3)は、前記基板(14)の中心に対
して前記第1のフローティング支持部(K1)とのなす
角度が105°となるよう前記中心線(L1)の両側に
1つずつ設けられていることを特徴とする請求項3又は
4に記載のブラシ装置の支持構造。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜請求
項5に記載の発明によれば、ブラシ装置の傾斜を防止
し、ブラシ装置の振動を吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のブラシ装置の要部平面図。
【図2】ブラシ及びブラシボックスを外したブラシ装置
の要部平面図。
【図3】ブラシ装置の図2におけるA−A線断面図。
【図4】従来のブラシ装置の要部平面図。
【図5】従来のブラシ装置の図4におけるB−B線要部
断面図。
【図6】ブラシ及びブラシボックスを外した従来のブラ
シ装置の要部平面図。
【図7】従来のブラシ装置の図6におけるC−C線要部
断面図。
【符号の説明】
11…ブラシ装置、12…ブラシ、13…ブラシボック
ス、14…基板、15…防振部材としての防振ゴム、1
7…モータハウジング、18…外部電力供給線としての
リード線、K1…第1のフローティング支持部としての
固定箇所、K2…第2のフローティング支持部としての
固定箇所、K3…第3のフローティング支持部としての
固定箇所、L1…中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉浦 彰 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 (72)発明者 山下 祐司 静岡県湖西市梅田390番地 アスモ 株式 会社内 Fターム(参考) 5H605 AA04 AA05 BB05 BB09 CC03 CC07 EA27 GG06 GG21 5H613 AA03 AA06 BB15 BB26 GA14 GB02 GB17 PP02 SS06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(14)がその支持部に設けられた
    防振部材(15)を介してモータハウジング(17)に
    フローティング支持されるブラシ装置の支持構造におい
    て、 前記支持部は、前記基板(14)に固定される一対の外
    部電力供給線(18)に挟まれる位置に設けられた第1
    のフローティング支持部(K1)と、該第1のフローテ
    ィング支持部(K1)の中心及び前記基板(14)の中
    心を通る中心線(L1)の両側にそれぞれ1つ以上設け
    られた第2及び第3のフローティング支持部(K2,K
    3)とを有していることを特徴とするブラシ装置の支持
    構造。
  2. 【請求項2】 前記第2及び第3のフローティング支持
    部(K2,K3)は、前記中心線(L1)中心線(L
    1)を対称軸とする位置に設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載のブラシ装置の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記第2及び第3のフローティング支持
    部(K2,K3)は、前記基板(14)の中心に対して
    前記第1のフローティング支持部(K1)とのなす角度
    が120°以下となるよう前記中心線(L1)の両側に
    1つずつ設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のブラシ装置の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記第2及び第3のフローティング支持
    部(K2,K3)は、前記基板(14)の中心に対して
    前記第1のフローティング支持部(K1)とのなす角度
    が90°以上となるよう設けられていることを特徴とす
    る請求項3に記載のブラシ装置の支持構造。
  5. 【請求項5】 複数のブラシ(12)を保持する複数の
    ブラシボックス(13)が、前記中心線(L1)の両側
    に前記基板(14)の中心に対して前記第1のフローテ
    ィング支持部(K1)と45°をなす場所及び前記第1
    のフローティング支持部(K1)と135°をなす場所
    にそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項4に
    記載のブラシ装置の支持構造。
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