JPH08186957A - モータファンの組立方法 - Google Patents
モータファンの組立方法Info
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- JPH08186957A JPH08186957A JP32877894A JP32877894A JPH08186957A JP H08186957 A JPH08186957 A JP H08186957A JP 32877894 A JP32877894 A JP 32877894A JP 32877894 A JP32877894 A JP 32877894A JP H08186957 A JPH08186957 A JP H08186957A
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- Japan
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- brush
- shroud housing
- motor fan
- unit
- commutator
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車のラジエータ等の熱交換器
の冷却に用いられるモータファンの組立方法に関し、治
具用としてのキャップ材を用いずにブラシをコンミュテ
ータ上に組み付けることを目的とする。 【構成】 ブラシ用ベースプレート7の取付孔9とシュ
ラウド用ハウジング13の長孔15Aに螺子部材20を
挿通してブラシユニット6にシュラウド用ハウジング1
3を組み付け、各ブラシ押さえ部16の径方向外側にブ
ラシ11をそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部16の
外周面16Aにブラシ11をバネ12で弾性的に押圧
し、複数のブラシ押さえ部16の内側に、該ブラシ押さ
え部16の内周面16Bと隙間Cを隔てて円筒状のコン
ミュテータ26を挿入し、シュラウド用ハウジング13
とブラシユニット6の周方向への相対的な変位により、
複数のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周
方向でずらす。
の冷却に用いられるモータファンの組立方法に関し、治
具用としてのキャップ材を用いずにブラシをコンミュテ
ータ上に組み付けることを目的とする。 【構成】 ブラシ用ベースプレート7の取付孔9とシュ
ラウド用ハウジング13の長孔15Aに螺子部材20を
挿通してブラシユニット6にシュラウド用ハウジング1
3を組み付け、各ブラシ押さえ部16の径方向外側にブ
ラシ11をそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部16の
外周面16Aにブラシ11をバネ12で弾性的に押圧
し、複数のブラシ押さえ部16の内側に、該ブラシ押さ
え部16の内周面16Bと隙間Cを隔てて円筒状のコン
ミュテータ26を挿入し、シュラウド用ハウジング13
とブラシユニット6の周方向への相対的な変位により、
複数のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周
方向でずらす。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のラジエータ等
の熱交換器の冷却に用いられるモータファンの組立方法
に関する。
の熱交換器の冷却に用いられるモータファンの組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車では、ラジエータ等の熱
交換器を冷却するため、ファンとモータを一体にしたモ
ータファンがエンジンルームに組み込まれ、用いられて
いる。かかるモータファンとして種々の構造のものがあ
るが、特開平5−3646号公報に示すモータファンで
は、組立時にバネで径内方に押圧される複数のブラシの
突出を規制するために、治具用としてのキャップが用い
られている。
交換器を冷却するため、ファンとモータを一体にしたモ
ータファンがエンジンルームに組み込まれ、用いられて
いる。かかるモータファンとして種々の構造のものがあ
るが、特開平5−3646号公報に示すモータファンで
は、組立時にバネで径内方に押圧される複数のブラシの
突出を規制するために、治具用としてのキャップが用い
られている。
【0003】かかる組立方法と同様の考え方が用いられ
た構造のモータファンの一例として、図16,図17に
示すものが知られている。図において、符号101はモ
ータファンを示す。このモータファン101は、ファン
102を有し、ファン102のボス部103の凹部10
3A内にフラットモータ104が組み込まれている。
た構造のモータファンの一例として、図16,図17に
示すものが知られている。図において、符号101はモ
ータファンを示す。このモータファン101は、ファン
102を有し、ファン102のボス部103の凹部10
3A内にフラットモータ104が組み込まれている。
【0004】フラットモータ104はシャフト105を
有し、そのシャフト105の一端がボス部103に固定
されている。シャフト105を支持する軸受105Aに
ケーシング106が設けられ、ケーシング106には磁
石107が固定されるとともに、磁石107から軸方向
で所定の距離を隔ててブラシユニット108が固定され
ている。
有し、そのシャフト105の一端がボス部103に固定
されている。シャフト105を支持する軸受105Aに
ケーシング106が設けられ、ケーシング106には磁
石107が固定されるとともに、磁石107から軸方向
で所定の距離を隔ててブラシユニット108が固定され
ている。
【0005】ブラシユニット108は、ブラシ用ベース
プレート108A上に複数のバネ108Bで径内方に複
数のブラシ108Cを押圧してなる。シャフト105に
は、ロータ109及びコンミュテータ110が一体に設
けられ、ロータ109及びコンミュテータ110はシャ
フト105により回転するようになっている。なお、符
号105Bはシャフト105の他端を支持する軸受であ
る。
プレート108A上に複数のバネ108Bで径内方に複
数のブラシ108Cを押圧してなる。シャフト105に
は、ロータ109及びコンミュテータ110が一体に設
けられ、ロータ109及びコンミュテータ110はシャ
フト105により回転するようになっている。なお、符
号105Bはシャフト105の他端を支持する軸受であ
る。
【0006】しかして、上記の如き構成のモータファン
101を組み立てる際には、図17に示すように、シャ
フト105,ロータ109,コンミュテータ110,軸
受105A,軸受105Bからなるロータユニット11
1と、ブラシユニット108を有してなるヨークユニッ
ト112とが組み立てられている。ヨークユニット11
2には円筒状のキャップ材113が組み込まれ、キャッ
プ材113の径方向外側にブラシ108Cをそれぞれ位
置させて該キャップ材113の外周面113Aにブラシ
108Cをバネ108Bで弾性的に押圧するようになっ
ている。これにより、ブラシ108Cが径内方に突出す
ることが防止され、ロータユニット111のコンミュテ
ータ110をヨークユニット112に組み込むことが可
能になる。
101を組み立てる際には、図17に示すように、シャ
フト105,ロータ109,コンミュテータ110,軸
受105A,軸受105Bからなるロータユニット11
1と、ブラシユニット108を有してなるヨークユニッ
ト112とが組み立てられている。ヨークユニット11
2には円筒状のキャップ材113が組み込まれ、キャッ
プ材113の径方向外側にブラシ108Cをそれぞれ位
置させて該キャップ材113の外周面113Aにブラシ
108Cをバネ108Bで弾性的に押圧するようになっ
ている。これにより、ブラシ108Cが径内方に突出す
ることが防止され、ロータユニット111のコンミュテ
ータ110をヨークユニット112に組み込むことが可
能になる。
【0007】そして、ロータユニット111のコンミュ
テータ110を、ヨークユニット112のキャップ材1
13内に挿入し、キャップ材113を軸方向に沿って抜
き取ることにより、バネ108Bの弾性力によりブラシ
108Cがコンミュテータ110上に押圧される。
テータ110を、ヨークユニット112のキャップ材1
13内に挿入し、キャップ材113を軸方向に沿って抜
き取ることにより、バネ108Bの弾性力によりブラシ
108Cがコンミュテータ110上に押圧される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のモー
タファンの組立方法にあっては、ロータユニット111
をヨークユニット112に組み付ける際、ブラシ108
Cの径内方への突出を規制するため、治具としてキャッ
プ材113が必要となる。そのため、キャップ材113
のブラシ108Cの内側への挿入作業、及び、キャップ
材113の使用後におけるブラシ108Cとコンミュテ
ータ110の間からの該キャップ材113の抜き出し作
業を必要とし、モータファン101の組立作業が面倒と
なる。
タファンの組立方法にあっては、ロータユニット111
をヨークユニット112に組み付ける際、ブラシ108
Cの径内方への突出を規制するため、治具としてキャッ
プ材113が必要となる。そのため、キャップ材113
のブラシ108Cの内側への挿入作業、及び、キャップ
材113の使用後におけるブラシ108Cとコンミュテ
ータ110の間からの該キャップ材113の抜き出し作
業を必要とし、モータファン101の組立作業が面倒と
なる。
【0009】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、治具用としてのキャップ
材を用いずにブラシをコンミュテータ上に組み付けるこ
とができるモータファンを提供することである。
なされたもので、その目的は、治具用としてのキャップ
材を用いずにブラシをコンミュテータ上に組み付けるこ
とができるモータファンを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の取付孔
を有するブラシ用ベースプレート上にバネで径内方に押
圧される複数のブラシを設けてブラシユニットを構成
し、シュラウド用ハウジングに前記ブラシにそれぞれ対
応する複数のブラシ押さえ部を円形状に配設するととも
に前記取付孔にそれぞれ対応する複数の長孔を設け、ブ
ラシ用ベースプレートの取付孔とシュラウド用ハウジン
グの長孔に螺子部材を挿通してブラシユニットにシュラ
ウド用ハウジングを組み付け、各ブラシ押さえ部の径方
向外側にブラシをそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部
の外周面にブラシをバネで弾性的に押圧し、複数のブラ
シ押さえ部の内側に、該ブラシ押さえ部の内周面と隙間
を隔てて円筒状のコンミュテータを挿入し、シュラウド
用ハウジングとブラシユニットの周方向への相対的な変
位により、複数のブラシ押さえ部をそれぞれブラシから
周方向でずらすことを特徴とする。
を有するブラシ用ベースプレート上にバネで径内方に押
圧される複数のブラシを設けてブラシユニットを構成
し、シュラウド用ハウジングに前記ブラシにそれぞれ対
応する複数のブラシ押さえ部を円形状に配設するととも
に前記取付孔にそれぞれ対応する複数の長孔を設け、ブ
ラシ用ベースプレートの取付孔とシュラウド用ハウジン
グの長孔に螺子部材を挿通してブラシユニットにシュラ
ウド用ハウジングを組み付け、各ブラシ押さえ部の径方
向外側にブラシをそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部
の外周面にブラシをバネで弾性的に押圧し、複数のブラ
シ押さえ部の内側に、該ブラシ押さえ部の内周面と隙間
を隔てて円筒状のコンミュテータを挿入し、シュラウド
用ハウジングとブラシユニットの周方向への相対的な変
位により、複数のブラシ押さえ部をそれぞれブラシから
周方向でずらすことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、複数の取付孔を有するブラ
シ用ベースプレート上にバネで径内方に押圧される複数
のブラシを設けてブラシユニットが構成され、シュラウ
ド用ハウジングに前記ブラシにそれぞれ対応する複数の
ブラシ押さえ部を円形状に配設するとともに前記取付孔
にそれぞれ対応する複数の長孔が設けられ、ブラシ用ベ
ースプレートの取付孔とシュラウド用ハウジングの長孔
に螺子部材を挿通してブラシユニットにシュラウド用ハ
ウジングが組み付けられ、各ブラシ押さえ部の径方向外
側にブラシをそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部の外
周面にブラシがバネで弾性的に押圧され、複数のブラシ
押さえ部の内側に、該ブラシ押さえ部の内周面と隙間を
隔てて円筒状のコンミュテータが挿入され、シュラウド
用ハウジングとブラシユニットの周方向への相対的な変
位により、複数のブラシ押さえ部がそれぞれブラシから
周方向でずらされる。
シ用ベースプレート上にバネで径内方に押圧される複数
のブラシを設けてブラシユニットが構成され、シュラウ
ド用ハウジングに前記ブラシにそれぞれ対応する複数の
ブラシ押さえ部を円形状に配設するとともに前記取付孔
にそれぞれ対応する複数の長孔が設けられ、ブラシ用ベ
ースプレートの取付孔とシュラウド用ハウジングの長孔
に螺子部材を挿通してブラシユニットにシュラウド用ハ
ウジングが組み付けられ、各ブラシ押さえ部の径方向外
側にブラシをそれぞれ位置させて該ブラシ押さえ部の外
周面にブラシがバネで弾性的に押圧され、複数のブラシ
押さえ部の内側に、該ブラシ押さえ部の内周面と隙間を
隔てて円筒状のコンミュテータが挿入され、シュラウド
用ハウジングとブラシユニットの周方向への相対的な変
位により、複数のブラシ押さえ部がそれぞれブラシから
周方向でずらされる。
【0012】これにより、コンミュテータにブラシが押
圧状態て摺接される。また、ブラシ押さえ部は、コンミ
ュテータの挿入用に用いるられるが、モータファンの内
部に埋め殺しになり、取り外す必要はない。
圧状態て摺接される。また、ブラシ押さえ部は、コンミ
ュテータの挿入用に用いるられるが、モータファンの内
部に埋め殺しになり、取り外す必要はない。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図15は請求項1記載の発明に係わ
るモータファンの組立方法を示す。図1はモータファン
の組立方法の工程系統図を示す。
明する。図1ないし図15は請求項1記載の発明に係わ
るモータファンの組立方法を示す。図1はモータファン
の組立方法の工程系統図を示す。
【0014】図において、第1工程S1はブラシユニッ
トの準備工程、第2工程S2はブラシユニットとシュラ
ウド用ハウジングの組付工程、第3工程S3はブラシユ
ニット,シュラウド用ハウジング,磁石,シュラウドの
組付工程、第4工程S4はシャフト取付工程、第5工程
S5はロータユニット組付工程、第6工程S6はシュラ
ウド用ハウジングの変位工程、第7工程S7はヨーク組
付工程を示す。
トの準備工程、第2工程S2はブラシユニットとシュラ
ウド用ハウジングの組付工程、第3工程S3はブラシユ
ニット,シュラウド用ハウジング,磁石,シュラウドの
組付工程、第4工程S4はシャフト取付工程、第5工程
S5はロータユニット組付工程、第6工程S6はシュラ
ウド用ハウジングの変位工程、第7工程S7はヨーク組
付工程を示す。
【0015】上記の工程により、図15に示すモータフ
ァンが組み立てられる。図15において、符号1は本実
施例に係わるモータファンを示す。このモータファン1
は、ファン2のボス部3に形成された孔部3A内にフラ
ットモータ4を組み込み、このフラットモータ4のロー
タ5により、ファン2を直接回転する構造になってお
り、固定側Xと回転側Yとから構成されている。以下、
モータファン1の組立方法の工程を説明する。
ァンが組み立てられる。図15において、符号1は本実
施例に係わるモータファンを示す。このモータファン1
は、ファン2のボス部3に形成された孔部3A内にフラ
ットモータ4を組み込み、このフラットモータ4のロー
タ5により、ファン2を直接回転する構造になってお
り、固定側Xと回転側Yとから構成されている。以下、
モータファン1の組立方法の工程を説明する。
【0016】第1工程S1はブラシユニットの準備工程
で、図2,図3に示される。図に示すように、ブラシユ
ニット6が準備される。ブラシユニット6は、ブラシ用
ベースプレート7を有している。ブラシ用ベースプレー
ト7は樹脂製の平板に構成され、3つの突起部8,8,
8を有している。各突起部8にそれぞれ取付孔9が形成
されている。
で、図2,図3に示される。図に示すように、ブラシユ
ニット6が準備される。ブラシユニット6は、ブラシ用
ベースプレート7を有している。ブラシ用ベースプレー
ト7は樹脂製の平板に構成され、3つの突起部8,8,
8を有している。各突起部8にそれぞれ取付孔9が形成
されている。
【0017】ブラシ用ベースプレート7の上には、4つ
の断面4角形状のブラシホルダー10,10,10,1
0が突設され、4つのブラシホルダー10,10,1
0,10は十字状に対向している。各ブラシホルダー1
0内にブラシ11がそれぞれ径方向移動可能に保持さ
れ、各ブラシ11はそれぞれブラシホルダー10内にそ
れぞれ内蔵されたバネ12により径内方に付勢されてい
る。各ブラシ11には、それぞれ電流を供給するための
電線11Aが接続されている。
の断面4角形状のブラシホルダー10,10,10,1
0が突設され、4つのブラシホルダー10,10,1
0,10は十字状に対向している。各ブラシホルダー1
0内にブラシ11がそれぞれ径方向移動可能に保持さ
れ、各ブラシ11はそれぞれブラシホルダー10内にそ
れぞれ内蔵されたバネ12により径内方に付勢されてい
る。各ブラシ11には、それぞれ電流を供給するための
電線11Aが接続されている。
【0018】第2工程S2はブラシユニットとシュラウ
ド用ハウジングの組付工程で、図4ないし図6に示され
る。図4に示すように、シュラウド用ハウジング13
は、その中央に位置するリング部14と、リング部14
に一体に放射状に設けられた複数のステー15(本実施
例では3本)と、リング部14に突設された複数の湾曲
板状のブラシ押さえ部16(本実施例では4箇所)とを
有している。上述したブラシユニット6の複数のブラシ
11にそれぞれ複数のブラシ押さえ部16が対応してお
り、ブラシ押さえ部16は円形状に配列されている。リ
ング部14の中心には、リング部14を貫通して円筒部
17が設けられている。各ステー15には円周方向に沿
って長孔15Aがそれぞれ形成されている。各長孔15
Aはブラシ用ベースプレート7の取付孔9にそれぞれ対
応している。なお、図中、実線の位置,二点鎖線の位置
は、後述する第6工程S6(シュラウド用ハウジングの
変位工程)におけるブラシ用ベースプレート7の変位前
の状態、変位後の状態を示す。
ド用ハウジングの組付工程で、図4ないし図6に示され
る。図4に示すように、シュラウド用ハウジング13
は、その中央に位置するリング部14と、リング部14
に一体に放射状に設けられた複数のステー15(本実施
例では3本)と、リング部14に突設された複数の湾曲
板状のブラシ押さえ部16(本実施例では4箇所)とを
有している。上述したブラシユニット6の複数のブラシ
11にそれぞれ複数のブラシ押さえ部16が対応してお
り、ブラシ押さえ部16は円形状に配列されている。リ
ング部14の中心には、リング部14を貫通して円筒部
17が設けられている。各ステー15には円周方向に沿
って長孔15Aがそれぞれ形成されている。各長孔15
Aはブラシ用ベースプレート7の取付孔9にそれぞれ対
応している。なお、図中、実線の位置,二点鎖線の位置
は、後述する第6工程S6(シュラウド用ハウジングの
変位工程)におけるブラシ用ベースプレート7の変位前
の状態、変位後の状態を示す。
【0019】上記の構成のシュラウド用ハウジング13
が図5に示す二点鎖線の位置でブラシユニット6に組み
付けられる。この時、ブラシユニット6のブラシ11
は、図5,図6に示すように、シュラウド用ハウジング
13上のブラシ押さえ部16により規制され、ブラシ押
さえ部16の外周面16Aにブラシ11がバネ12で弾
性的に押圧される。
が図5に示す二点鎖線の位置でブラシユニット6に組み
付けられる。この時、ブラシユニット6のブラシ11
は、図5,図6に示すように、シュラウド用ハウジング
13上のブラシ押さえ部16により規制され、ブラシ押
さえ部16の外周面16Aにブラシ11がバネ12で弾
性的に押圧される。
【0020】第3工程S3はブラシユニット,シュラウ
ド用ハウジング,磁石,シュラウドの組付工程で、図7
ないし図9に示される。図7に示すように、磁石用ヨー
ク18には永久磁石19が接着剤により固定されてい
る。この永久磁石19は、図8に示すように、複数のN
極19AとS極19Bを交互に配列してなる。磁石用ヨ
ーク18のブラシ用ベースプレート7側の面には、螺子
部材20が固定されている。
ド用ハウジング,磁石,シュラウドの組付工程で、図7
ないし図9に示される。図7に示すように、磁石用ヨー
ク18には永久磁石19が接着剤により固定されてい
る。この永久磁石19は、図8に示すように、複数のN
極19AとS極19Bを交互に配列してなる。磁石用ヨ
ーク18のブラシ用ベースプレート7側の面には、螺子
部材20が固定されている。
【0021】螺子部材20はブラシ用ベースプレート7
の突起部8の取付孔9,シュラウド用ハウジング13の
長孔15A及びシュラウド21の取付部21Aの取付孔
部21Bを挿通しており、これがナット20Aで仮締め
されることにより、シュラウド21に、シュラウド用ハ
ウジング13,ブラシ用ベースプレート7,磁石用ヨー
ク18上の永久磁石19が組み付けられる。
の突起部8の取付孔9,シュラウド用ハウジング13の
長孔15A及びシュラウド21の取付部21Aの取付孔
部21Bを挿通しており、これがナット20Aで仮締め
されることにより、シュラウド21に、シュラウド用ハ
ウジング13,ブラシ用ベースプレート7,磁石用ヨー
ク18上の永久磁石19が組み付けられる。
【0022】この状態では、各ブラシ押さえ部16の径
外側位置にブラシ11がそれぞれ位置され、該ブラシ押
さえ部16の外周面16Aにブラシ11をバネ12で弾
性的に押圧した状態となっている。第4工程S4はシャ
フト取付工程で、図10に示される。図に示すように、
この工程では、シュラウド用ハウジング13の円筒部1
7にシャフト22が挿入され、このシャフト22の一端
22Aが、円筒部17の端部17Aに圧入される。
外側位置にブラシ11がそれぞれ位置され、該ブラシ押
さえ部16の外周面16Aにブラシ11をバネ12で弾
性的に押圧した状態となっている。第4工程S4はシャ
フト取付工程で、図10に示される。図に示すように、
この工程では、シュラウド用ハウジング13の円筒部1
7にシャフト22が挿入され、このシャフト22の一端
22Aが、円筒部17の端部17Aに圧入される。
【0023】第5工程S5はロータユニット組付工程
で、図11,図12に示される。図示のように、ロータ
ユニット23は、軸受24,24と、軸受24,24に
支持された円筒体25と、この円筒体25上に固定され
た円筒状のコンミュテータ26と、コンミュテータ26
に固定され、且つ、エポキシ樹脂材中に巻線を埋め込ん
で偏平形状に構成されたロータ5と、ロータ5に固定さ
れたファン2とで構成されている。そして、ロータ5の
外周部に形成された環状フランジ部5Bは、ファン2の
ボス部3に埋設されてロータ5とボス部3は一体結合さ
れている。
で、図11,図12に示される。図示のように、ロータ
ユニット23は、軸受24,24と、軸受24,24に
支持された円筒体25と、この円筒体25上に固定され
た円筒状のコンミュテータ26と、コンミュテータ26
に固定され、且つ、エポキシ樹脂材中に巻線を埋め込ん
で偏平形状に構成されたロータ5と、ロータ5に固定さ
れたファン2とで構成されている。そして、ロータ5の
外周部に形成された環状フランジ部5Bは、ファン2の
ボス部3に埋設されてロータ5とボス部3は一体結合さ
れている。
【0024】上述の構成のロータユニット23が、シャ
フト22に組み付けられると、複数のブラシ押さえ部1
6の内側に、該ブラシ押さえ部16の内周面16Bと隙
間Cを隔てて円筒状のコンミュテータ26が挿入され
る。第6工程S6はシュラウド用ハウジングの周方向へ
の変位工程で、図13,図14に示される。
フト22に組み付けられると、複数のブラシ押さえ部1
6の内側に、該ブラシ押さえ部16の内周面16Bと隙
間Cを隔てて円筒状のコンミュテータ26が挿入され
る。第6工程S6はシュラウド用ハウジングの周方向へ
の変位工程で、図13,図14に示される。
【0025】図13に示すように、周方向への変位前の
位置Fにあるシュラウド用ハウジング13を周方向(矢
印方向D)の方向に回すと、長孔15Aの端部が螺子部
材20に当たり、シュラウド用ハウジング13は変位後
の位置Rとなる。これにより、シュラウド用ハウジング
13の各ブラシ押さえ部16がそれぞれブラシ11から
周方向でずらされる。従って、ブラシ11はブラシ押さ
え部16による規制が解除され、バネ12の付勢力で径
内方に向けて押し出され、コンミュテータ26にブラシ
11の先端11Bが押圧状態て摺接する。この時、ブラ
シ押さえ部16の内周面16Bと円筒状のコンミュテー
タ26は隙間Cを隔てている。そして、螺子部材20が
ナット20Aで本締めされる。
位置Fにあるシュラウド用ハウジング13を周方向(矢
印方向D)の方向に回すと、長孔15Aの端部が螺子部
材20に当たり、シュラウド用ハウジング13は変位後
の位置Rとなる。これにより、シュラウド用ハウジング
13の各ブラシ押さえ部16がそれぞれブラシ11から
周方向でずらされる。従って、ブラシ11はブラシ押さ
え部16による規制が解除され、バネ12の付勢力で径
内方に向けて押し出され、コンミュテータ26にブラシ
11の先端11Bが押圧状態て摺接する。この時、ブラ
シ押さえ部16の内周面16Bと円筒状のコンミュテー
タ26は隙間Cを隔てている。そして、螺子部材20が
ナット20Aで本締めされる。
【0026】第7工程S7はヨーク組付工程で、図15
に示される。図15に示すように、シャフト22の他端
22Bにヨーク27が固定される。ヨーク27は、鉄製
のリング状板材で構成され、その周縁27Aとボス部3
の孔部3Aの内周面3Bとの間に隙間が形成される。こ
こで、鉄製のヨーク27は永久磁石19からの磁界を成
立させるためのものであり、鉄製のヨーク27が無い
と、永久磁石19からの磁界がロータ5に到達しない。
ヨーク27には、円形状凹部27Bが形成されている。
に示される。図15に示すように、シャフト22の他端
22Bにヨーク27が固定される。ヨーク27は、鉄製
のリング状板材で構成され、その周縁27Aとボス部3
の孔部3Aの内周面3Bとの間に隙間が形成される。こ
こで、鉄製のヨーク27は永久磁石19からの磁界を成
立させるためのものであり、鉄製のヨーク27が無い
と、永久磁石19からの磁界がロータ5に到達しない。
ヨーク27には、円形状凹部27Bが形成されている。
【0027】しかして、本実施例においては、上記のブ
ラシ用ベースプレート7,シュラウド用ハウジング1
3,シャフト22,ヨーク27,ブラシ11,磁石用ヨ
ーク18に固定された永久磁石19は固定側Xを構成す
る。また、軸受24,24を除いたロータユニット23
の部分は回転側Yを構成する。そして、電流が1つのブ
ラシ11を介してコンミュテータ26に流れ、さらに、
ロータ5の巻線を通って他のブラシ11に流れる。これ
により、永久磁石19からの磁界の影響力を受けて回転
側Yのロータ5が回転する。ロータ5の回転はファン2
に伝達される。
ラシ用ベースプレート7,シュラウド用ハウジング1
3,シャフト22,ヨーク27,ブラシ11,磁石用ヨ
ーク18に固定された永久磁石19は固定側Xを構成す
る。また、軸受24,24を除いたロータユニット23
の部分は回転側Yを構成する。そして、電流が1つのブ
ラシ11を介してコンミュテータ26に流れ、さらに、
ロータ5の巻線を通って他のブラシ11に流れる。これ
により、永久磁石19からの磁界の影響力を受けて回転
側Yのロータ5が回転する。ロータ5の回転はファン2
に伝達される。
【0028】また、ヨーク27がシャフト22に固定さ
れ、ヨーク27とロータ5が分離しているので、ロータ
5が回転しても、ヨーク27が回転することなく、従っ
て、ヨーク27での渦電流の発生が防止されている。以
上の如き構成によれば、シュラウド用ハウジング13と
ブラシユニット6の周方向への相対的な変位により、複
数のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周方
向でずらすと、ブラシ押さえ部16をブラシ11からシ
フトしてコンミュテータ26にブラシ11を押圧状態で
摺接させることができる。そして、モータファン1の構
造上必要な部品であるシュラウド用ハウジング13に従
来のキャップ材に相当する機能のブラシ押さえ部16を
設け、モータファン1の組立後、ブラシ押さえ部16を
モータファン1の内部に埋め殺しにできる。従って、従
来例の如きブラシの組立用としてのキャップ材を不要に
できる。それに伴って、キャップ材のブラシのセット作
業、及び、抜き出し作業を不要にでき、モータファンの
組立作業を簡単にできる。
れ、ヨーク27とロータ5が分離しているので、ロータ
5が回転しても、ヨーク27が回転することなく、従っ
て、ヨーク27での渦電流の発生が防止されている。以
上の如き構成によれば、シュラウド用ハウジング13と
ブラシユニット6の周方向への相対的な変位により、複
数のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周方
向でずらすと、ブラシ押さえ部16をブラシ11からシ
フトしてコンミュテータ26にブラシ11を押圧状態で
摺接させることができる。そして、モータファン1の構
造上必要な部品であるシュラウド用ハウジング13に従
来のキャップ材に相当する機能のブラシ押さえ部16を
設け、モータファン1の組立後、ブラシ押さえ部16を
モータファン1の内部に埋め殺しにできる。従って、従
来例の如きブラシの組立用としてのキャップ材を不要に
できる。それに伴って、キャップ材のブラシのセット作
業、及び、抜き出し作業を不要にでき、モータファンの
組立作業を簡単にできる。
【0029】なお、本実施例においては、シュラウド用
ハウジング13を周方向へ変位させることにより、複数
のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周方向
でずらすようになっているが、ブラシ用ベースプレート
7を回すことにより、複数のブラシ押さえ部16をそれ
ぞれブラシ11から周方向でずらすこともできる。
ハウジング13を周方向へ変位させることにより、複数
のブラシ押さえ部16をそれぞれブラシ11から周方向
でずらすようになっているが、ブラシ用ベースプレート
7を回すことにより、複数のブラシ押さえ部16をそれ
ぞれブラシ11から周方向でずらすこともできる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シュラウド用ハウジングとブラシユニットの周方向への
相対的な変位により、複数のブラシ押さえ部をそれぞれ
ブラシから周方向でずらすと、ブラシ押さえ部がブラシ
からシフトしてブラシ押さえ部をブラシからシフトして
コンミュテータにブラシを押圧状態で摺接させることが
できる。そして、モータファンの構造上必要な部品であ
るシュラウド用ハウジングに従来のキャップ材に相当す
る機能のブラシ押さえ部を設け、モータファンの組立
後、ブラシ押さえ部をモータファンの内部に埋め殺しに
できる。従って、従来例の如きブラシの組立用としての
キャップ材を不要にでき、それに伴って、キャップ材の
ブラシのセット作業、及び、抜き出し作業を不要にで
き、モータファンの組立作業を簡単にできる。
シュラウド用ハウジングとブラシユニットの周方向への
相対的な変位により、複数のブラシ押さえ部をそれぞれ
ブラシから周方向でずらすと、ブラシ押さえ部がブラシ
からシフトしてブラシ押さえ部をブラシからシフトして
コンミュテータにブラシを押圧状態で摺接させることが
できる。そして、モータファンの構造上必要な部品であ
るシュラウド用ハウジングに従来のキャップ材に相当す
る機能のブラシ押さえ部を設け、モータファンの組立
後、ブラシ押さえ部をモータファンの内部に埋め殺しに
できる。従って、従来例の如きブラシの組立用としての
キャップ材を不要にでき、それに伴って、キャップ材の
ブラシのセット作業、及び、抜き出し作業を不要にで
き、モータファンの組立作業を簡単にできる。
【図1】請求項1記載の実施例に係わるモータファンの
組立方法の工程系統図である。
組立方法の工程系統図である。
【図2】ブラシユニットの正面図である。
【図3】図2のI−I断面図である。
【図4】シュラウド用ハウジングの正面図である。
【図5】ブラシユニットとシュラウド用ハウジングの組
付け状態を示す示す正面図である。
付け状態を示す示す正面図である。
【図6】図5のII−II断面図である。
【図7】ブラシユニット,シュラウド用ハウジング,磁
石,シュラウドの組付工程を示し、図5のII−II断面に
相当する断面図である。
石,シュラウドの組付工程を示し、図5のII−II断面に
相当する断面図である。
【図8】磁石の正面図である。
【図9】図7のK方向矢視図である。
【図10】シャフト取付工程を示し、図5のII−II断面
に相当する断面図である。
に相当する断面図である。
【図11】ロータ組付工程におけるシュラウド用ハウジ
ングの回転前の状態を示し、図5のII−II断面に相当す
る断面図である。
ングの回転前の状態を示し、図5のII−II断面に相当す
る断面図である。
【図12】ファンのボス部とロータの接合状態を示す断
面図である。
面図である。
【図13】ロータ組付工程におけるシュラウド用ハウジ
ングの回転後のブラシユニットの正面図である。
ングの回転後のブラシユニットの正面図である。
【図14】図13のIII −III 断面で切断した断面図で
ある。
ある。
【図15】ヨーク取付工程を示し、図13のIII −III
断面に相当する断面図である。
断面に相当する断面図である。
【図16】従来のモータファンの断面図である。
【図17】従来のモータファンの組立工程における断面
図である。
図である。
1 モータファン 6 ブラシユニット 7 ブラシ用ベースプレート 9 取付孔 11 ブラシ 12 バネ 13 シュラウド用ハウジング 15A 長孔 16 ブラシ押さえ部 16A 外周面 16B 内周面 20 螺子部材 26 コンミュテータ C 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 克浩 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニック株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の取付孔(9)を有するブラシ用ベ
ースプレート(7)上にバネ(12)で径内方に押圧さ
れる複数のブラシ(11)を設けてブラシユニット
(6)を構成し、 シュラウド用ハウジング(13)に前記ブラシ(11)
にそれぞれ対応する複数のブラシ押さえ部(16)を円
形状に配設するとともに前記取付孔(9)にそれぞれ対
応する複数の長孔(15A)を設け、 ブラシ用ベースプレート(7)の取付孔(9)とシュラ
ウド用ハウジング(13)の長孔(15A)に螺子部材
(20)を挿通してブラシユニット(6)にシュラウド
用ハウジング(13)を組み付け、各ブラシ押さえ部
(16)の径方向外側にブラシ(11)をそれぞれ位置
させて該ブラシ押さえ部(16)の外周面(16A)に
ブラシ(11)をバネ(12)で弾性的に押圧し、 複数のブラシ押さえ部(16)の内側に、該ブラシ押さ
え部(16)の内周面(16B)と隙間(C)を隔てて
円筒状のコンミュテータ(26)を挿入し、 シュラウド用ハウジング(13)とブラシユニット
(6)の周方向への相対的な変位により、複数のブラシ
押さえ部(16)をそれぞれブラシ(11)から周方向
でずらすことを特徴とするモータファンの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32877894A JPH08186957A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | モータファンの組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32877894A JPH08186957A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | モータファンの組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186957A true JPH08186957A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18214029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32877894A Pending JPH08186957A (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | モータファンの組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08186957A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999059234A1 (de) * | 1998-05-11 | 1999-11-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Kommutatormotor mit montage-rückhalterung der bürsten |
JP2003032943A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Asmo Co Ltd | ブラシ装置の支持構造 |
EP1940010A1 (de) * | 2006-12-29 | 2008-07-02 | Robert Bosch Gmbh | Kommutatormotor und Verfahren zur Montage eines Kommutatormotors |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP32877894A patent/JPH08186957A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999059234A1 (de) * | 1998-05-11 | 1999-11-18 | Siemens Aktiengesellschaft | Kommutatormotor mit montage-rückhalterung der bürsten |
US6333580B1 (en) | 1998-05-11 | 2001-12-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Commutator motor with a retention device for retaining a brush during assembly |
JP2003032943A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-31 | Asmo Co Ltd | ブラシ装置の支持構造 |
JP4718052B2 (ja) * | 2001-07-17 | 2011-07-06 | アスモ株式会社 | ブラシ装置の支持構造 |
EP1940010A1 (de) * | 2006-12-29 | 2008-07-02 | Robert Bosch Gmbh | Kommutatormotor und Verfahren zur Montage eines Kommutatormotors |
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