JP2003032931A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2003032931A
JP2003032931A JP2001210779A JP2001210779A JP2003032931A JP 2003032931 A JP2003032931 A JP 2003032931A JP 2001210779 A JP2001210779 A JP 2001210779A JP 2001210779 A JP2001210779 A JP 2001210779A JP 2003032931 A JP2003032931 A JP 2003032931A
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motor
soft magnetic
resin
stator
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JP2001210779A
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Takayuki Nishio
孝幸 西尾
Yasuhiko Iriyama
恭彦 入山
Akira Omatsuzawa
亮 大松澤
Hiroshi Haizuka
弘 灰塚
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ全体として渦電流損失が充分に低減さ
れ、しかも製造コストも低減されてなるモータを提供す
る。 【解決手段】 ロータヨーク21が、軟磁性混合物を絶
縁性樹脂によって結合してなる樹脂結合型軟質磁性体と
されてなるモータである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータに関する。
さらに詳しくは、モータ全体として渦電流損失が低減さ
れ、かつ製造コストも低減されてなるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すようなステータ1
01に設けられたコア101a、101a、…に駆動コ
イル101b、101b、…が巻回されているコア付モ
ータ(以下、単にモータという)M´においては、ステ
ータ101に発生する渦電流を抑制して渦電流損失を低
減するために、ステータ101を積層構造とすることが
なされている。
【0003】具体的には、所定形状に打ち抜かれた所要
枚数の珪素鋼板を積層・加圧一体化し、粉体塗装や樹脂
塗装によって絶縁・防錆処理を施した後、コア101a
に駆動コイル101bを巻回している。それがため、工
数が非常に多く高コストとなり、しかも積層浮きや積層
ずれなどにより均質な製品が得られないという問題が生
じている。また、制御周波数の高い高速回転モータにお
いて渦電流を十分に抑制するためには、積層する珪素鋼
板の板厚を相当薄くする必要があるが、かかる薄板を所
定精度で製造するのは実際上困難であるという問題もあ
る。
【0004】そこで、かかる問題を解決すべく従来より
種々の提案がなされている。
【0005】例えば、特開平4−58753号公報に
は、樹脂に鉄粉を混入した複合材によりステータを一体
成形する発明が提案されており、また特開平7−235
410号公報には、前記特開平4−58753号公報の
発明の有する問題点をも解決すべく、表面を絶縁化した
球状鉄粉を樹脂によって結合した樹脂結合型軟質磁性体
によりステータを一体的に射出成形する発明が提案され
ている。
【0006】しかして、特開平7−235410号公報
に提案されている発明によれば、ステータ101に発生
する渦電流を抑制し損失低減を図ることができるが、モ
ータM´全体としてみれば渦電流損失の低減が十分にな
されているとは言い難い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、モータ全体とし
て渦電流損失が充分に低減され、しかも製造コストも低
減されてなるモータを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のモータは、ロー
タヨークが、軟磁性混合物を絶縁性樹脂によって結合し
てなる樹脂結合型軟質磁性体とされてなることを特徴と
する。
【0009】本発明のモータにおいては、ステータが、
軟磁性混合物を絶縁性樹脂によって結合してなる樹脂結
合型軟質磁性体とされてなるのが好ましい。
【0010】また、本発明のモータにおいては、ロータ
ヨークおよび永久磁石が、例えば圧縮成形、射出成形な
どにより一体成形されてなるのが好ましい。
【0011】さらに、本発明のモータにおいては、永久
磁石が前記ロータヨーク内に配設されていてもよい。
【0012】さらに、本発明のモータにおいては、ロー
タの回転軸が、ロータの軸心にインサート成形されてな
るのが好ましい。
【0013】さらに、本発明のモータにおいては、ロー
タがインナーロータとされ、かつ該ロータが磁石カバー
を備え、前記磁石カバーが、軟磁性混合物を絶縁性樹脂
によって結合した樹脂結合型軟質磁性体からなるのが好
ましい。
【0014】さらに、本発明のモータにおいては、前記
軟磁性混合物がFe−9.5%Si−5.5%Al合金
粉末とFe−6.5%Si合金粉末とを所定割合で混合
したものとされるのが好ましい。
【0015】
【作用】本発明は前記のごとく構成されているので、モ
ータ全体として渦電流の発生を抑制し渦電流損失の低減
を図ることができ、しかも製造コストも低減される。
【0016】本発明の好ましい形態によれば、モータ全
体として渦電流の発生をさらに抑制し渦電流損失の低減
を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
【0018】実施形態1 本発明の実施形態1に係るモータの断面図を図1に示
す。このモータMは、図1に示すように、ステータ10
の内側でロータ20が回転するインナーロータ型のモー
タとされる。
【0019】ステータ10は、円筒状のステータヨーク
11と、ステータヨーク11内周面円周方向に所定間
隔、例えば40°ピッチで軸心に向けて設けられた概略
T字状の9個のコア(突極)12、12、…とを備え、こ
のコア12、12、…に駆動コイル13、13、…が巻
回されている。また、ステータ10は、コア12先端面
とロータ20外周面との間に所定の隙間(以下、ギャッ
プという)、例えば0.2mm程度のギャップが生じる
ように、ロータ20の外径に対応させてそのサイズが調
整されている。
【0020】このステータ10は、具体的には、高い絶
縁性を有しており渦電流の発生を抑制できることから、
軟磁性混合物を絶縁性樹脂によって結合した樹脂結合型
軟質磁性体を圧縮成形や射出成形することにより、ステ
ータヨーク11およびコア12、12、…を一体成形し
たものとされる。
【0021】前記樹脂結合型軟質磁性体は、例えば特願
2000−303484号に記載された樹脂結合型軟質
磁性体とされる。すなわち、前記樹脂結合型軟質磁性体
は、例えば水アトマイズ法により製造された粒度100
メッシュ(タイラー篩)以下の、Fe−9.5%Si−
5.5%Al合金粉末とFe−6.5%Si合金粉末と
を所定割合で混合して得られる軟磁性混合物を絶縁性樹
脂によって結合したものとされる。
【0022】駆動コイル13は、3相の駆動コイル、す
なわちU相駆動コイル13U、V相駆動コイル13Vお
よびW相駆動コイル13Wからなり、図1における時計
回り方向に、U相駆動コイル13Uの隣にV相駆動コイ
ル13Vが配設され、V相駆動コイル13Vの隣にW相
駆動コイル13Wが配設され、W相駆動コイル13Wの
隣にU相駆動コイル13Uが配設されるように突極1
2、12、…に巻回されている。
【0023】ロータ20は、円筒状のロータヨーク21
と、ロータヨーク21外周面円周方向に所定間隔を設け
て配設された偶数個、例えば4個の永久磁石22、2
2、…と、永久磁石22、22、…に外嵌されて永久磁
石22、22、…が遠心力で外れるのを防止する磁石カ
バー23と、ロータ20の軸心においてロータヨーク2
1、永久磁石22および磁石カバー23と一体的に回転
する回転軸24とを備えてなる。
【0024】ロータヨーク21は、前記樹脂結合型軟質
磁性体を円筒状体に成形したものとされる。
【0025】永久磁石22は、内周面および外周面が円
筒面とされており、その内周面はロータヨーク21外周
面と一体化される一方、その外周面には隣接する永久磁
石22、22と異なる極性の磁極が着磁されている。
【0026】磁石カバー23は、前記樹脂結合型軟質磁
性体を永久磁石22の外径より若干大きい内径を有する
薄肉の円筒状体に成形したものとされ、永久磁石22、
22、22、…に外嵌されてその内周面が永久磁石2
2、22、22、…の外周面に固着されている。また、
回転軸24は、ロータヨーク21の内径より若干小さい
外径を有するものとされる。
【0027】しかして、ロータ20は、ロータヨーク2
1および永久磁石22、22、22、…を射出成形によ
り一体成形するとともに回転軸24をインサート成形
し、永久磁石22、22、22、…の外周面に所定の着
磁を施した後、別途射出成形しておいた磁石カバー23
を永久磁石22、22、22、…に外嵌・固着すること
により得られる。
【0028】このように、この実施形態1によれば、ス
テータ10だけでなくロータヨーク21および磁石カバ
ー23にも、高い絶縁性を有する樹脂結合型軟質磁性体
が使用されているため、モータM全体として渦電流の発
生を充分に抑制し、それにより渦電流による損失低減を
充分に図ることができる。また、ステータ10を一体成
形し、さらにロータヨーク21および永久磁石22、2
2、22、…を射出成形により一体成形するとともに回
転軸24をインサート成形することとされているため、
製造工数が著しく減少し製造コストが大幅に低減され
る。
【0029】実施形態2 本発明の実施形態2に係るモータの断面図を図2に示
し、このモータM1は、実施形態1のモータMのロータ
20を改変して埋め込み磁石型ロータとしてなるもので
ある。
【0030】具体的には、本実施形態のロータ20A
は、図2に示すように、実施形態1と同様の樹脂結合型
軟質磁性体からなる円筒状のロータヨーク21Aと、ロ
ータヨーク21A内に所定間隔、例えば90°ピッチで
放射状に埋設された4個の永久磁石22A、22A、…
と、ロータ20Aの軸心においてロータヨーク21Aお
よび永久磁石22Aと一体的に回転する回転軸24Aと
を備えてなる。
【0031】永久磁石22Aは、断面長方形状で、その
ロータ20Aの周方向に対向する2側面には相互に異な
る極性の磁極が着磁されている。また、永久磁石22
A、22Aは、ロータ20Aの周方向に隣接する側面が
同極性となるようにロータヨーク21Aに埋設されてい
る。
【0032】しかして、ロータ20Aは、ロータヨーク
21Aを射出成形するとともに、所定の着磁が施された
永久磁石22A、22A、…および回転軸24Aをイン
サート成形することにより得られる。
【0033】このように、この実施形態2においても、
実施形態1と同様に、ロータヨーク21Aに高い絶縁性
を有する樹脂結合型軟質磁性体が使用されているため、
モータM1全体として渦電流の発生を充分に抑制し損失
低減を図ることができる。また、ロータヨーク21Aを
射出成形するとともに、永久磁石22Aおよび回転軸2
4Aをインサート成形することとされているため、製造
工数が著しく減少し製造コストが大幅に低減される。
【0034】なお、実施形態2のその余の構成および作
用・効果は実施形態1と同様とされている。
【0035】実施形態3 本発明の実施形態3に係るモータの断面図を図3に示
す。このモータM2は、図3に示すように、ステータ3
0の外側でロータ40が回転するアウターロータ型のモ
ータとされる。
【0036】ステータ30は、円筒状のステータヨーク
31と、ステータヨーク31外周面円周方向に所定間
隔、例えば40°ピッチで放射状に設けられた概略T字
状の9個のコア32、32、…とを備え、このコア3
2、32、…にU相駆動コイル33U、V相駆動コイル
33VおよびW相駆動コイル33Wが実施形態1と同様
の巻き順で巻回されている。このステータ30も、実施
形態1と同様の樹脂結合型軟質磁性体を圧縮成形や射出
成形することにより、ステータヨーク31およびコア3
2、32、…を一体成形したものとされる。
【0037】ロータ40は、円筒状のロータヨーク41
と、その外周面がロータヨーク41内周面と一体化され
た円筒状の永久磁石42と、ロータ40の軸心において
ロータヨーク41および永久磁石42と一体的に回転す
る回転軸44とを備えてなるものとされる。
【0038】ロータヨーク41は、前記樹脂結合型軟質
磁性体を円筒状体に成形したものとされる。
【0039】永久磁石42は、その内周面とステータ3
0の前記コア32先端面との間に所定のギャップ、例え
ば0.2mm程度のギャップが生じるようにその内径が
調整されている。また、その内周面には周方向に所定間
隔で交互に異なる極性の磁極が偶数個、例えば30°ピ
ッチで12個着磁されている。
【0040】回転軸44は、ロータ40の一方の開口端
をふさぐようにロータヨーク41と一体的に形成された
蓋部材43の中心に固定されて、ロータヨーク41およ
び永久磁石42と一体的に回転可能とされている。ここ
で、蓋部材43は、前記樹脂結合型軟質磁性体から成る
ものとされ、また回転軸44の直径は、ステータヨーク
31の内径よりも小さくされている。
【0041】しかして、ロータ40は、ロータヨーク4
1、永久磁石42および蓋部材43を射出成形により一
体成形するとともに回転軸44をインサート成形した
後、永久磁石42の内周面に所定の着磁を施すことによ
り得られる。
【0042】このように、この実施形態3においても、
実施形態1と同様に、ステータ30だけでなくロータヨ
ーク41にも、高い絶縁性を有する樹脂結合型軟質磁性
体が使用されているため、モータM2全体として渦電流
の発生を充分に抑制し損失低減を図ることができる。ま
た、ステータ30を一体成形し、さらにロータヨーク4
1、永久磁石42および蓋部材43を射出成形により一
体成形するとともに回転軸44をインサート成形するこ
ととされているため、製造工数が著しく減少し製造コス
トが大幅に低減される。
【0043】
【実施例】以下、本発明をより具体的な実施例に基づい
てより具体的に説明する。
【0044】実施例1および比較例1 実施例1としてFe−9.5%Si−5.5%Al合金
粉末(A)とFe−6.5%Si合金粉末(B)とを
(A):(B)=30(重量%):70(重量%)の混
合割合で混合した軟磁性混合物に、2重量%の水ガラス
および0.5重量%のステアリン酸亜鉛を配合して混練
し、その混練物(樹脂結合型軟質磁性体)を13t/c
2(1275MPa)の圧力でプレス成形(圧縮成
形)し、800℃で熱処理して製造した磁石カバーを使
用して実施形態1のモータMを試作するとともに、比較
例1として磁石カバーにステンレスを使用して実施形態
1と同様に構成されたインナーロータ型モータを試作し
た。
【0045】この実施例1および比較例1の各モータの
無負荷損失を測定したところ、実施例1のモータの無負
荷損失の方が比較例1のモータよりも10%低いもので
あった。すなわち、磁石カバーに高い絶縁性を有する前
記樹脂結合型軟質磁性体を使用することにより、渦電流
の発生が抑制されモータの無負荷損失(渦電流損失)が低
減されることが確認された。
【0046】実施例2および比較例2 実施例2として実施例1と同様の樹脂結合型軟質磁性体
を13t/cm2の圧力でプレス成形し、800℃で熱
処理して製造したステータを使用して実施形態3のモー
タM2を試作するとともに、比較例2として所定形状の
珪素鋼板を所要枚数積層・加圧一体化して製造したステ
ータを使用して実施形態3と同様に構成されたアウター
ロータ型モータを試作した。
【0047】この実施例2および比較例2の各モータに
ついて、その制御周波数を変化させて損失を測定したと
ころ、制御周波数が3kHzを超える領域において、実
施例2のモータの損失の方が比較例2のモータよりも低
くなった。すなわち、高い絶縁性を有する樹脂結合型軟
質磁性体からなるステータを使用した本実施例2のモー
タによれば、積層珪素鋼板からなるステータを使用した
比較例2のモータにおいては渦電流の抑制が困難であっ
た、制御周波数が3kHzを超えるような高速回転域に
おいても、渦電流の発生を抑制できることが確認され
た。
【0048】以上、本発明を実施形態および実施例に基
づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態および
実施例に限定されるものではなく、種々改変が可能であ
る。例えば、実施形態および実施例においては、駆動コ
イルの相数は3相とされているが、これに限定されるも
のではなく、単相とされてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ロータヨークを高い絶縁性を有する樹脂結合型軟質磁性
体が使用されているため、渦電流の発生を抑制して渦電
流による損失低減を図ることができるという優れた効果
が得られる。
【0050】また、本発明の好ましい形態によれば、ス
テータも高い絶縁性を有する樹脂結合型軟質磁性体が使
用されているため、モータ全体として渦電流の発生を抑
制して渦電流による損失低減を図ることができるという
優れた効果が得られる。
【0051】さらに、本発明の別の好ましい形態によれ
ば、ロータヨークおよび永久磁石を一体成形しているの
で、製造工数が著しく減少し製造コストが大幅に低減さ
れるという優れた効果が得られる。
【0052】さらに、本発明の別の好ましい形態によれ
ば、磁石カバーにも高い絶縁性を有する樹脂結合型軟質
磁性体が使用されているため、モータ全体として渦電流
損失がより一層低減されるという優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るモータの断面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態2に係るモータの断面図であ
る。
【図3】本発明の実施形態3に係るモータの断面図であ
って、同(a)は軸方向と直交する方向の断面図を示し、
同(b)は軸方向の要部断面図を示す。
【図4】従来のモータの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10、30 ステータ 11、31 ステータヨーク 12、32 コア 13、33 駆動コイル 20、40 ロータ 21、41 ロータヨーク 22、42 永久磁石 23 磁石カバー 24、44 回転軸 M モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大松澤 亮 愛知県名古屋市南区大同町二丁目30番地 大同特殊鋼株式会社技術開発研究所内 (72)発明者 灰塚 弘 岐阜県中津川市茄子川1642番地の144 株 式会社ダイドー電子内 Fターム(参考) 5H621 BB07 BB10 GA01 GA04 HH01 JK03 5H622 CA02 CA05 CA13 CB04 DD06 PP18 PP20 QA02 QA03 QA10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータヨークが、軟磁性混合物を絶縁性
    樹脂によって結合してなる樹脂結合型軟質磁性体とされ
    てなることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 ステータが、軟磁性混合物を絶縁性樹脂
    によって結合してなる樹脂結合型軟質磁性体とされてな
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 ロータヨークおよび永久磁石が、一体成
    形されてなることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  4. 【請求項4】 一体成形が圧縮成形または射出成形とさ
    れてなることを特徴とする請求項3記載のモータ。
  5. 【請求項5】 永久磁石が、前記ロータヨーク内に配設
    されてなることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  6. 【請求項6】 ロータの回転軸が、ロータの軸心にイン
    サート成形されてなることを特徴とする請求項3記載の
    モータ。
  7. 【請求項7】 ロータがインナーロータとされ、かつ該
    ロータが磁石カバーを備え、前記磁石カバーが、軟磁性
    混合物を絶縁性樹脂によって結合した樹脂結合型軟質磁
    性体からなることを特徴とする請求項1記載のモータ。
  8. 【請求項8】 前記軟磁性混合物がFe−9.5%Si
    −5.5%Al合金粉末とFe−6.5%Si合金粉末
    とを所定割合で混合したものとされてなることを特徴と
    する請求項1、2または7記載のモータ。
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