JP2003032896A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JP2003032896A
JP2003032896A JP2001216912A JP2001216912A JP2003032896A JP 2003032896 A JP2003032896 A JP 2003032896A JP 2001216912 A JP2001216912 A JP 2001216912A JP 2001216912 A JP2001216912 A JP 2001216912A JP 2003032896 A JP2003032896 A JP 2003032896A
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hydrogen
electric
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JP2001216912A
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Shoichiro Tsutsumi
正一郎 堤
Toshio Kihara
俊夫 木原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車に搭載した燃料電池の有効利用を図る
ことができる建物を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の建物1は、自動車2に搭載され
た自動車走行用の燃料電池3から電力の供給を受け入れ
可能になされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力が電気機器に
供給される建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開2000−22
4770号公報記載の建物は、それぞれ異なる方法で直
流電力を発生させる複数系統の直流電力発生手段と、直
流電力を蓄える蓄電手段と、外部電力供給手段から交流
電流が供給される電気機器と、直流電力発生手段及び蓄
電手段と電気機器との間に設けられ直流電力を交流電力
に変換する電力制御手段とを備える。電力制御手段は、
直流電力発生手段や蓄電手段から電力を電気機器に供給
していずれかの手段で必要な電力を確保し、かつ、直流
電力発生手段や外部電力供給手段から蓄電手段に電力を
供給して必要時に蓄電手段で蓄えられた電力を電気機器
に供給する。
【0003】前記直流電力発生手段は、燃料電池発電手
段、太陽光発電手段、風力発電手段、燃焼エネルギー発
電手段とを備えて構成されている。前記蓄電手段は、電
気自動車に搭載された自動車用バッテリーと、建物内外
に設置された建物用バッテリーとの少なくとも2系統を
備えて構成されている。この構成では、自動車用バッテ
リーに蓄えられた電力は電気自動車を運転するためだけ
でなく、住宅内部の電気機器のためにも利用されること
となり、電力の広範な利用を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載の建物においては、燃料電池発電手段は、建物の
敷地内に配置されており、蓄電手段は、電気自動車に搭
載された自動車用バッテリーと、建物内に設置された建
物用バッテリーである。すなわち、上記発電手段は自動
車に搭載せず、建物に配置されたものであるから、自動
車に電力を供給して蓄電するものであった。自動車用バ
ッテリーに蓄電された電力は使用により枯渇し、不使用
でも自然放電により減少するので長期使用に適さなかっ
た。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであって、自動車に搭載した電源装
置の有効利用を図ることができる建物を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
燃料電池が自動車走行用として自動車に搭載され、該燃
料電池から電力の供給を受け入れ可能になされているこ
とを特徴とする建物である。
【0007】上記燃料電池とは、正極に酸素または空
気、負極に水素,メタノール,炭化水素などの燃料を用
い、これら反応物を外部から補給し、生成物(H2 O,
CO2など)を逐次外部に除去して連続的に長く使える
ようにした気体電池の一種であって、閉じた系内で電池
反応を行う普通の化学電池と異なり、反応物,生成物を
通過させて化学エネルギーから電気エネルギーへの変換
を受け持つ一種のエネルギー変換器である。
【0008】自動車に搭載された上記燃料電池の燃料の
化学的形態としては、下記のいずれでもよい。また、こ
の化学的形態のまま建物から自動車へ燃料を移送するも
のとしてもよい。また、建物や自動車で、これらの形態
間で変換させてもよい。 1)水素;水素ガス等。 2)水素を貯蔵・放出可能な水素貯蔵合金。例えば、L
a−Ni系合金、Ti−Fe系合金等。 3)水と反応し、水素を放出可能な無機ハイドライド。
例えば、ボロンハイドライド+水=ボロンオキサイド+
水素、ナトリウムハイドライド+水=ナトリウムオキサ
イド+水素、水素化リチウム+水=水酸化リチウム+水
素、水素化カルシウム+水=水酸化カルシウム+水素
等。 4)水素を貯蔵・放出可能な水素貯蔵有機化合物。例え
ば、シクロヘキサン=ベンゼン+水素、デカリン=ナフ
タレン+水素、メタノール=蟻酸メチル+水素等。 5)水素原子を有し、直接燃料電池で電気エネルギーを
取り出せる有機化合物または混合物。例えば、メタン、
エタン、メタノール、エタノール、天然ガス、石炭ガス
化ガス等。 6)水素原子を有し、改質器により水素を発生させるも
の。水素原子を有するものとして、上記4)の有機化合
物の他に、上記5)の各種有機化合物等。
【0009】上記1)〜4)では、水の電気分解等で水
素等の燃料を生成する等の燃料生成装置を自動車に備え
るものとすると、自動車に電力等のエネルギーを供給す
ることにより燃料を自動車に貯蔵でき、建物から自動車
に燃料を移送する必要がなくなる。但し、発電の際に生
じる水を再利用できない場合は、燃料の代わりに水を移
送する必要がある。上記5)は、燃料電池の直接の燃料
に有機化合物又は混合物を用いるため、副生成物や不純
物対策が必要となり、燃料電池本体の構造が複雑にな
り、保守も難しくなる。上記1)〜4)及び6)は、燃
料電池の直接の燃料に水素ガスを用いるので、燃料電池
の構造が簡単になり、保守などが容易になり好適であ
る。上記6)は、自動車に改質器を必要とするが、その
分燃料が水素ガスに限定されず、適宜な燃料供給所(既
存のガソリンスタンドも可)で燃料を供給できて好まし
い。上記1)〜4)などの水素の貯蔵手段を備えていれ
ば、改質器で生成した水素や自動車外から供給された水
素を貯蔵でき、好ましい。
【0010】化学的形態の変換を建物で行うと、次のよ
うに更に好ましいものとなる。建物が改質器を備えてい
ると、上記1)〜4)のいずれかの形態で自動車に燃料
(特に水素ガス)を移送・供給できるので、自動車に改
質器が不要となり、各種の燃料を使用可能としながら、
自動車の構造を簡単にできる。建物が、水の電気分解等
で水素等の燃料を生成する等の燃料生成装置を備えてい
ると、建物に供給する原料物質を水にでき、他の用途に
も使える水源を利用できる上に、建物への燃料供給ライ
ンが不要なため、安全性が高い。
【0011】建物への原料の供給と、上記建物から自動
車への燃料の供給の組み合わせとして、好適なものは次
のものである。なお、いずれの場合でも、自動車に改質
器や水素貯蔵手段があると好ましい。 ア)外部から建物へ水素ガスラインが敷かれ、建物から
自動車へ水素ガスを供給する。(各手段を簡単にでき
る。) イ)建物は、水の電気分解等で水素等の燃料を生成する
等の燃料生成装置を備えている。外部から建物へ水とエ
ネルギーを供給し、建物では水の電気分解により水素ガ
スを生成する。副産物の酸素ガスは、外部に単純に放出
するか、酸素需要者に移送する。生成した水素ガスを建
物から自動車に供給する。(水の供給手段は安全性が高
く、既にかなり普及している。建物に太陽電池や風力発
電等の自然エネルギーを電気に変換する手段があれば、
燃料の調達の必要性がなくなる。) ウ)外部から建物に供給された燃料を、建物に備えられ
た改質器により改質し、水素ガスを生成させる。生成し
た水素ガスを建物から自動車に供給する。(各種の燃料
を使用可能としながら、自動車に改質器が不要となり、
自動車の構造を簡単にできる。) エ)外部から建物に供給された燃料を、建物から自動車
に供給する。自動車ではこの燃料をそのまま又は自動車
に備えられた改質器により改質して燃料電池の燃料とし
て用いる。 オ)外部から建物へ水とエネルギーを供給し、これらを
自動車に供給する。自動車は、水の電気分解等で水素等
の燃料を生成する等の燃料生成装置を備えている。自動
車では、水の電気分解により水素ガスを生成する。副産
物の酸素ガスは、そのまま排出するか、貯蔵するか、建
物に接続している場合は建物に移送し、建物から酸素需
要者に移送する。(自動車の外では燃料を扱わないので
安全性が高い。)
【0012】上記ア)〜エ)では、自動車に貯蔵できる
燃料の量に上限があるに対して、任意の量の燃料を建物
に貯蔵できるので、好ましい。
【0013】燃料電池の燃料を建物から自動車に移送す
る際の手段は、燃料の形態にもよるが、下記のいずれで
もよい。 a)パイプによる移送;気体(水素ガス、メタン、エタ
ン、天然ガス、石炭ガス化ガス等)、液体(メタノー
ル、エタノール、シクロヘキサン、デカリン等)粉体等
の流動する燃料を建物と自動車との間に接続したパイプ
で移送する。 b)容器による移送;流動する燃料又はそれ以外の流動
しない燃料をタンク、ボンベ等の容器に収容して移送す
る。 上記a)のように、流動する燃料をパイプにより移送す
ると、自動車から建物へ電力を供給しながら自動車のエ
ネルギー保有量を確保できるので、好適である。上記
b)の場合、移送した容器がそのまま自動車での燃料貯
蔵容器を兼ねてもよい。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の建
物において、燃料電池に水素を供給する水素供給手段が
建物側に設けられていることを特徴とする。尚、水素供
給手段は、水素源となる燃料形態で供給する手段であっ
てもよい。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の建物において、太陽光発電装置または風力発電装
置から電力の供給を併せて受け入れ可能になされている
ことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明は、外部電力供給手段
から交流電力が供給される電気機器と、自動車に搭載さ
れた自動車走行用の燃料電池から供給される直流電力を
交流電力に変換する電力制御手段を備え、電力制御手段
および外部電力供給手段のいずれの系統からも電気機器
に電力を供給可能になされていることを特徴とする建物
である。
【0017】請求項5記載の発明は、請求項4記載の建
物において、前記電力制御手段が、太陽光発電装置また
は風力発電装置から供給される直流電力を併せて受け入
れ可能になされていることを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明は、請求項4記載の建
物において、太陽光発電装置または風力発電装置によっ
て発電された電力を蓄える蓄電手段を備え、前記電力制
御手段が該蓄電手段から供給される直流電力を併せて受
け入れ可能になされていることを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明は、請求項6記載の建
物において、前記蓄電手段に蓄えられた電力が余剰とな
る場合に電力会社の送電線へ送り返して売電できるよう
になされていることを特徴とする。
【0020】(作用)請求項1記載の建物は、自動車に
搭載された自動車走行用の燃料電池から電力の供給を受
け入れ可能になされているので、上記燃料電池を、外出
時は自動車の走行に利用し、帰宅時には建物側へ電力を
供給するために利用でき、燃料電池の有効利用を図るこ
とができる。
【0021】請求項2記載の建物は、さらに、燃料電池
に送る水素を供給する水素供給手段が建物側に設けられ
ているので、その分自動車の総重量を軽くできる。この
際、自動車の走行に必要な分だけの水素を一時貯蔵する
一時貯蔵手段を自動車に搭載しておけば、自動車の走行
に支障はない。
【0022】請求項3記載の建物は、さらに、太陽光発
電装置または風力発電装置から電力の供給を併せて受け
入れ可能になされているので、燃料電池から十分な電力
を供給できなくても、太陽光や風力等の自然エネルギー
を利用して不足の電力を供給できる。
【0023】請求項4記載の建物は、外部電力供給手段
から交流電力が供給される電気機器と、自動車に搭載さ
れた自動車走行用の燃料電池から供給される直流電力を
交流電力に変換する電力制御手段を備え、電力制御手段
および外部電力供給手段のいずれの系統からも電気機器
に電力を供給可能になされているので、帰宅時には燃料
電池を電気機器への電力供給に利用でき、外出時に自動
車を利用しても、電気機器への電力の供給が途絶えるこ
とはない。
【0024】請求項5記載の建物は、さらに、前記電力
制御手段が、太陽光発電装置または風力発電装置から供
給される直流電力を併せて受け入れ可能になされている
ので、燃料電池から十分な電力を供給できなくても、太
陽光や風力等の自然エネルギーを利用して不足の電力を
供給できる。あるいは、太陽光や風力等の自然エネルギ
ーを利用して十分な電力を供給できなくても、燃料電池
から不足の電力を供給できる。
【0025】請求項6記載の建物は、太陽光発電装置ま
たは風力発電装置によって発電された電力を蓄える蓄電
手段を備え、前記電力制御手段が該蓄電手段から供給さ
れる直流電力を併せて受け入れ可能になされているの
で、太陽光発電装置または風力発電装置の発電が天候次
第で途絶えることがあっても、蓄電手段に既に蓄えた電
力で燃料電池からの電力を補って電気機器に供給でき
る。
【0026】請求項7記載の建物は、さらに、前記蓄電
手段に蓄えられた電力が余剰となる場合に電力会社の送
電線へ送り返して売電できるようになされているので、
外部電力供給手段から供給される電力の使用量を少なく
でき、経済効果がある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
一実施の形態であって、電力会社等の外部電力供給手段
から交流電力が電気機器に供給される建物の説明図であ
る。図1において、1は建物であって、この建物1は、
電力会社等の外部電力供給手段6から交流電力を受電盤
7にて受け入れ、受電盤7から分電盤8に送り、分電盤
8にて分配した交流電力の供給を受ける複数の電気機器
10、10を備えている。
【0028】上記本実施例の建物1は、自動車2に搭載
された自動車走行用の燃料電池3から電力の供給を受け
入れ可能な受電設備31を備えるとともに、屋根上に搭
載された太陽光発電装置4と、建物敷地内に設置された
風力発電装置5とからも電力の供給を併せて受け入れ可
能になされている。上記燃料電池3は、水素と酸素との
電気化学的な反応により電力を取り出すものであって、
燃料電池が自動車走行用として自動車に搭載されてお
り、この燃料電池3に水素を供給する水素供給手段30
は自動車2側に設けられている。
【0029】上記建物1は、上記した外部電力供給手段
6から交流電力が供給される電気機器10、10を備え
るとともに、自動車2に搭載された自動車走行用の燃料
電池3から供給される直流電力を交流電力に変換する電
力制御手段9を備えており、この電力制御手段9が、太
陽光発電装置4と風力発電装置5から供給される直流電
力を併せて受け入れ可能になされている。太陽光発電装
置4によって発電された直流電力は、接続器41を経て
上記電力制御手段9の入力側に送られる。そして、風力
発電装置5と燃料電池3とから送られる直流電力ととも
に、電力制御手段9によって交流電力に変換され、変換
された交流電力は電力制御手段9の出力側から分電盤8
に供給される。そして、上記電力制御手段9および外部
電力供給手段6のいずれの系統からも各電気機器10、
10に交流電力を供給可能になされている。なお、直流
電力を交流に変換せずに、建物内で直流電力を利用でき
るようにしてもよい。
【0030】(実施例の作用)上記したように、本実施
例の建物1は、自動車2に搭載された自動車走行用の燃
料電池3から電力の供給を受け入れ可能になされている
ので、上記燃料電池3を、外出時は自動車2の走行に利
用し、帰宅時には建物1側へ電力を供給するために利用
でき、燃料電池3の有効利用を図ることができる。
【0031】上記建物1は、さらに、燃料電池3から供
給される直流電力を交流電力に変換する電力制御手段9
を備え、電力制御手段9および外部電力供給手段6のい
ずれの系統からも電気機器10に電力を供給可能になさ
れているので、帰宅時には燃料電池3を電気機器10へ
の電力供給に利用でき、外出時に自動車2を利用して
も、電気機器10への電力の供給が途絶えることはな
い。
【0032】さらに、前記電力制御手段9が、太陽光発
電装置4と風力発電装置5とから供給される直流電力を
併せて受け入れ可能になされているので、燃料電池3か
ら十分な電力を供給できなくても、太陽光や風力等の自
然エネルギーを利用して不足の電力を供給できる。ある
いは、天候等の影響を受けて太陽光や風力等の自然エネ
ルギーを利用して十分な電力を供給できない場合には、
燃料電池3から不足の電力を供給できる。
【0033】図2は、図1の変形例であって、さらに蓄
電手段を備えた建物の説明図である。本変形例において
は、図1で示した前記実施例の建物1において、太陽光
発電装置4と風力発電装置5とによって発電された直流
電力を蓄える蓄電手段11を備えており、前記電力制御
手段9がこの蓄電手段11から供給される直流電力を併
せて受け入れ可能になされている。
【0034】そして、上記建物1は、前記蓄電手段11
に蓄えられた直流電力が余剰となる場合に電力制御手段
9を経て電力会社の送電線へ送り返して売電できるよう
になされている。
【0035】上記変形例に示した建物1は、太陽光発電
装置4と風力発電装置5とによって発電された電力を蓄
える蓄電手段11を備え、前記電力制御手段9がこの蓄
電手段11から供給される直流電力を併せて受け入れ可
能になされているので、太陽光発電装置4と風力発電装
置5の発電が天候次第で途絶えることがあっても、蓄電
手段11に既に蓄えた電力で燃料電池3からの電力を補
って電気機器10、10に供給できる。
【0036】さらに、前記蓄電手段11に蓄えられた電
力が余剰となる場合には、電力会社の送電線へ送り返し
て売電できるようになされているので、外部電力供給手
段6から供給される電力の使用量を少なくでき、経済効
果がある。
【0037】図3〜図6は、本発明の別の実施の形態で
あって、図3は水素供給手段が建物側に設けられた建物
の説明図であり、図4は水素供給手段が高圧水素ボンベ
であることを示す説明図であり、図5と図6は別の水素
供給手段を示す説明図である。本実施の形態における建
物1においては、図3に示すように、燃料電池3に水素
を供給する水素供給手段30が建物1側に設けられてい
るものであって、他は前記実施の形態と同じである。従
って、前記実施の形態と同じものには同符号を付け、異
なるものだけ別符号を付けて説明する。32は水素供給
経路であって、この水素供給経路32を通って水素が燃
料電池3に供給される。
【0038】上記水素供給手段30として、図4に示す
ものは、高圧水素ガスボンベ301を使用したものであ
り、減圧弁302で適宜の圧力に減圧して水素供給経路
32を通って燃料電池3に水素が供給される。
【0039】図5に示す水素供給手段30は、改質器3
03により炭化水素化合物(都市ガス)を水蒸気改質し
て水素を発生させるものである。改質器303で発生さ
せた水素は減圧弁305にて所定圧に維持されるととも
に、流量調節弁306にて燃料電池3の発電量に見合っ
た流量に調節される。上記の水素供給手段30(建物
側)から燃料電池3(自動車側)に水素を送る水素供給
路32の建物1側には、水素貯蔵合金等を収納した水素
貯蔵タンク304を備えるようにしている。
【0040】図6に示す水素供給手段30は、水素貯蔵
・供給装置の一例であって、水素と反応して、その水素
を貯蔵する芳香族化合物307(例えば、ベンゼン)か
らなる水素貯蔵体と、水素を放出して上記芳香族化合物
307に変化するケミカルハイドライド308(例え
ば、シクロヘキサン)からなる水素供給体との間におけ
る水素付加反応または脱水素反応を利用して水素の貯蔵
または供給を行うものである。
【0041】本実施の形態の建物1によると、さらに、
燃料電池3に水素を供給する水素供給手段30が建物1
側に設けられているので、その分自動車2の総重量を軽
くできる。この際、自動車2の走行に必要な分だけの水
素を一時貯蔵する一時貯蔵手段を自動車2に搭載してお
けば、自動車2の走行に支障はない。
【0042】図7〜図9は、本発明の他の実施の形態で
あって、図7は建物側に設けられた水素供給手段の説明
図であり、図8は建物側に設けられた燃料生成装置の説
明図であり、図9は建物側に設けられた燃料供給手段と
自動車側に設けられた改質器の説明図である。本実施の
形態における建物1においては、自動車2に搭載された
燃料電池3に水素等の燃料を供給する燃料供給手段が建
物1側に設けられているものであって、他は前記実施の
形態と同じである。従って、前記実施の形態と同じもの
には同符号を付け、異なるものだけ別符号を付けて説明
する。
【0043】図7においては、外部から建物1へ水素ガ
スライン309が敷かれ、建物1から自動車2に搭載さ
れた燃料電池3に水素を水素供給路32を通って供給す
る。上記によると、燃料電池3に水素を供給する手段を
簡単にできる。
【0044】図8においては、建物1は、水の電気分解
等で水素等の燃料を生成する燃料生成装置310を備え
ている。外部から建物1へ水と電気エネルギーを供給
し、建物では、水の電気分解により水素ガスを生成す
る。副産物の酸素ガスは、外部に単純に放出するか、酸
素需要者に移送する。生成した水素ガスは水素供給路3
2を通って建物1から自動車2に供給する。上記による
と、水の供給手段は安全性が高く、既にかなり普及して
いる。建物1に太陽電池や風力発電等の自然エネルギー
を電気に変換する手段があれば、燃料の調達の必要性が
なくなる。
【0045】図9においては、外部から建物1に供給さ
れた燃料を、燃料供給手段311により燃料供給ライン
312を経て自動車2に供給する。自動車2では、この
燃料をそのまま又は自動車2に備えた改質器303によ
り改質して燃料電池3の燃料として用いる。
【0046】上記図7〜図9に示したものにおいては、
自動車2に貯蔵できる燃料の量に上限があるのに対し
て、任意の量の燃料を建物1に貯蔵できるので、好まし
い。
【0047】図10は、本発明の他の実施の形態であっ
て、自動車側に設けられた燃料生成装置の説明図であ
る。図10においては、燃料生成装置310が自動車2
側に設けられたものであって、外部から建物1へ水とエ
ネルギーを供給する。これらを水供給手段313とエネ
ルギー供給手段314により自動車2に供給する。自動
車2は、水の電気分解等で水素等の燃料を生成する燃料
生成装置310を備えている。副産物の酸素ガスは、そ
のまま放出するか、貯蔵するか、建物1に建物1に移送
し、建物1から酸素需要者に移送する。上記によると、
自動車2の外では燃料を扱わないので安全性が高い。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の建物は、燃料電池を、外
出時は自動車の走行に利用し、帰宅時には建物側へ電力
を供給するために利用でき、燃料電池の有効利用を図る
ことができる。
【0049】請求項2記載の建物は、さらに、水素供給
手段が建物側に設けられているので、その分自動車の総
重量を軽くできる。
【0050】請求項3記載の建物は、さらに、燃料電池
から十分な電力を供給できなくても、太陽光や風力等の
自然エネルギーを利用して不足の電力を供給できる。
【0051】請求項4記載の建物は、帰宅時には燃料電
池を電気機器への電力供給に利用でき、外出時に自動車
を利用しても、電気機器への電力の供給が途絶えること
はない。
【0052】請求項5記載の建物は、さらに、燃料電池
から十分な電力を供給できない場合、太陽光や風力等の
自然エネルギーを利用して不足の電力を補える。あるい
は、太陽光や風力等の自然エネルギーを利用して十分な
電力を供給できない場合、燃料電池から不足の電力を補
える。
【0053】請求項6記載の建物は、太陽光発電装置ま
たは風力発電装置の発電が天候次第で途絶えることがあ
っても、蓄電手段に既に蓄えた電力で燃料電池からの電
力を補って電気機器に供給できる。
【0054】請求項7記載の建物は、さらに、前記蓄電
手段に蓄えられた電力が余剰となる場合に電力会社の送
電線へ送り返して売電できるようになされているので、
外部電力供給手段から供給される電力の使用料を少なく
でき、経済効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であって、電力会社等の
外部電力供給手段から交流電力が電気機器に供給される
建物の説明図である。
【図2】図1の変形例であって、さらに蓄電手段を備え
た建物の説明図である。
【図3】本発明の別の実施の形態であって、水素供給手
段が建物側に設けられた建物の説明図である。
【図4】水素供給手段が高圧水素ボンベであることを示
す説明図である。
【図5】別の水素供給手段を示す説明図である。
【図6】他の水素供給手段を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態であって、建物側に設
けられた水素供給手段の説明図である。
【図8】建物側に設けられた燃料生成装置の説明図であ
る。
【図9】建物側に設けられた燃料供給手段と自動車側に
設けられた改質器の説明図である。
【図10】本発明の他の実施の形態であって、自動車側
に設けられた燃料生成装置の説明図である。
【符号の説明】
1 建物 2 自動車 3 燃料電池 30 水素供給手段 4 太陽光発電装置 5 風力発電装置 6 外部電力供給手段 9 電力制御手段 10 電気機器 11 蓄電手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5F051 JA17 KA05 5G066 HB02 HB06 HB07 HB09 JA07 JB03 5H027 AA02 BA13 DD01 DD03 MM27 5H030 AS01 AS11 BB01 BB07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料電池が自動車走行用として自動車に
    搭載され、該燃料電池から電力の供給を受け入れ可能に
    なされていることを特徴とする建物。
  2. 【請求項2】 燃料電池に水素を供給する水素供給手段
    が建物側に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載の建物。
  3. 【請求項3】 太陽光発電装置または風力発電装置から
    電力の供給を併せて受け入れ可能になされていることを
    特徴とする請求項1または2記載の建物。
  4. 【請求項4】 外部電力供給手段から交流電力が供給さ
    れる電気機器と、自動車に搭載された自動車走行用の燃
    料電池から供給される直流電力を交流電力に変換する電
    力制御手段を備え、電力制御手段および外部電力供給手
    段のいずれの系統からも電気機器に電力を供給可能にな
    されていることを特徴とする建物。
  5. 【請求項5】 前記電力制御手段が、太陽光発電装置ま
    たは風力発電装置から供給される直流電力を併せて受け
    入れ可能になされていることを特徴とする請求項4記載
    の建物。
  6. 【請求項6】 太陽光発電装置または風力発電装置によ
    って発電された電力を蓄える蓄電手段を備え、前記電力
    制御手段が該蓄電手段から供給される直流電力を併せて
    受け入れ可能になされていることを特徴とする請求項4
    記載の建物。
  7. 【請求項7】 前記蓄電手段に蓄えられた電力が余剰と
    なる場合に電力会社の送電線へ送り返して売電できるよ
    うになされていることを特徴とする請求項6記載の建
    物。
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