JP2003032852A - 高防水グロメット - Google Patents

高防水グロメット

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JP2003032852A
JP2003032852A JP2001206788A JP2001206788A JP2003032852A JP 2003032852 A JP2003032852 A JP 2003032852A JP 2001206788 A JP2001206788 A JP 2001206788A JP 2001206788 A JP2001206788 A JP 2001206788A JP 2003032852 A JP2003032852 A JP 2003032852A
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grommet
plate member
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pressing
mounting panel
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JP2001206788A
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Kazuharu Kondo
一治 近藤
Shintaro Suzuki
慎太郎 鈴木
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高水圧にも対応可能な高防水性を確保しなが
ら、車体パネルへの取付け作業性の良い高防水グロメッ
トを提供する。 【解決手段】 本発明の高防水グロメット40は、弾性
材により形成されて貫通孔62に取付けられるグロメッ
ト本体41と、取付け時に取付けパネルPに対してグロ
メット本体41を押圧する押圧部材51と、取付けパネ
ルPの貫通孔62の近傍に押圧部材51を係合するため
のフック61,61を備えている。押圧部材51は、押
圧力を略均等にグロメット本体41に伝えるためのプレ
ート部材52と、フック61,61に係合してプレート
部材52とともにグロメット本体41を取付けパネルP
に押圧するスプリングロック55からなる。また、グロ
メット本体41は、押圧部材55を係止するための係止
リブ44を備えている。更にプレート部材52とスプリ
ングロック55を一体に保持するための保持部54が、
プレート部材52に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
使用されるワイヤハーネスを車体パネルに取付けること
で車体パネルの貫通孔における高防水性を確保する高防
水グロメットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高防水グロメットとしては、図4
及び図5に示すように、弾性グロメット及びブラケット
の挿通孔にボルトを挿通して、ワイヤハーネスを挿通す
る貫通孔を設けたパネルPにボルト締めにより固定され
るものがある。
【0003】図4に示すように、グロメット1は、グロ
メット本体2と、該グロメット本体2に被嵌されるブラ
ケット10とから構成されている。グロメット本体2
は、ゴム材からなり、ワイヤハーネスWを挿通して保持
する筒部3と、該筒部3と一体に成型されたパネル接合
用のフランジ部4とを有している。該フランジ部4に
は、筒部3を中心に対向した位置にボルト31(図5参
照)を挿通する一対の挿通孔5,5が形成されている。
【0004】ブラケット10は、金属又は樹脂材からな
り、2分割されてブラケット半体11,21から構成さ
れている。ブラケット半体11は、フランジ部4より若
干大きくフランジ部4が収容される収容部12と、筒部
3の半周を覆う半筒部13とからなる。収容部12の半
筒部13を中心にして対向した位置には、挿通孔14,
14が形成されている。また、ブラケット半体21は、
ブラケット半体11の収容部12より若干小さい収容部
22と、筒部3の半周を覆う半筒部23とからなる。収
容部22の半筒部23を中心にして対向した位置には、
挿通孔24,24が形成されている。
【0005】次に、ブラケット10を用いてグロメット
1をパネルPに固定する手順を説明する。まず、グロメ
ット本体2のフランジ部4をブラケット半体21の収容
部22に収容すると共に、筒部3の半周を半筒部23で
覆う。次に、フランジ部4を収容したブラケット半体2
1の収容部22の外側からブラケット半体11の収容部
12を装着すると共に、筒部3の残りの半周部分を半筒
部13で覆う。その後、図5に示すように、グロメット
1をパネルPの図示していない貫通孔の設けられた取付
け位置に接合させ、挿通孔5,24,14(図4参照)
を挿通させたボルト31にナット32を螺合し、締め付
けることによりグロメット1がパネルPに固定される。
これにより、筒部3を挿通したワイヤハーネスWは、防
水された状態でパネルPを挿通して、所定箇所に配索さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にグロメット1をパネルPに固定する際、グロメット1
はボルト31及びナット32によってパネルPに押圧さ
れた状態で固定される。これによりグロメット1の防水
性を確保することができるが、ボルト31を挿通孔5,
24,14に挿通させて、更にナット32を螺合させな
ければならないため、取付け時の作業性の向上を妨げて
いるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、高水圧にも対応可能な高防水性を確保し
ながら、車体パネルへの取付け作業性の良い高防水グロ
メットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の請求項1に係る高防水グロメットは、取付け
パネルに形成された貫通孔に取付けられ、前記取付けパ
ネルとの間をシールして防水を図るグロメットであっ
て、弾性材により形成されて前記貫通孔に取付けられる
グロメット本体と、取付け時に前記取付けパネルに対し
て該グロメット本体を押圧する押圧部材と、前記取付け
パネルの前記貫通孔の近傍に前記押圧部材を係合するた
めの係合部が設けられていることを特徴とする。
【0009】上記構成の高防水グロメットによれば、グ
ロメット本体の上から押圧部材を係合部に係合させるこ
とによってグロメット本体が取付けパネルの貫通孔近傍
に強い押圧力で当接されるので、単純な取付け作業で高
い防水性を確保することができる。
【0010】また、上記目的を達成するための本発明の
請求項2に係る高防水グロメットは、請求項1記載の高
防水グロメットであって、前記グロメット本体が、前記
押圧部材を係止するための係止部を備えていることを特
徴とする。
【0011】前記構成の高防水グロメットによれば、押
圧部材をグロメット本体の係止部に係止することができ
るので、押圧部材とグロメット本体を一体として取り扱
うことができ、車体パネルへのグロメット取付け作業が
容易になる。
【0012】また、上記目的を達成するための本発明の
請求項3に係る高防水グロメットは、請求項1または2
記載の高防水グロメットであって、前記押圧部材が、押
圧力を略均等に前記グロメット本体に伝えるためのプレ
ート部材と、前記係合部に係合して前記プレート部材と
ともに前記グロメット本体を前記取付けパネルに押圧す
るスプリングロックからなることを特徴とする。
【0013】前記構成の高防水グロメットによれば、ス
プリングロックが取付けパネルの係合部に係合すること
で、スプリングロックのばね性を利用してグロメット本
体を取付けパネルに対して強く押圧することができる。
また、プレート部材を設けることにより、スプリングロ
ックの押圧力がプレート部材を介してグロメット本体に
略均等に伝わるので、グロメット本体を取付けパネルに
対して円周方向に略均等に押圧し、強固に固定させるこ
とができる。これにより、グロメットの高い防水性を得
ることができる。
【0014】更に、上記目的を達成するための本発明の
請求項4に係る高防水グロメットは、請求項3記載の高
防水グロメットであって、前記プレート部材と前記スプ
リングロックを一体に保持するための保持部が、少なく
とも前記プレート部材または前記スプリングロックに備
えられていることを特徴とする。
【0015】前記構成の高防水グロメットによれば、保
持部がプレート部材に設けられる場合は、保持部によっ
てスプリングロックがプレート部材に保持されるので、
スプリングロックとプレート部材を一体の押圧部材とす
ることができる。これにより、スプリングロックとプレ
ート部材が一体となって、グロメット本体への組み付け
作業を容易に行うことができる。なお、保持部がスプリ
ングロックに設けられていても良く、この場合はスプリ
ングロックがプレート部材を保持して、保持部がプレー
ト部材に設けられる場合と同様の効果を得ることができ
る。また、保持部がプレート部材とスプリングロックの
両方に設けられていても良く、この場合はプレート部材
とスプリングロックをより強固に一体化させることがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る高防水グロメ
ットの一実施形態を図1〜3に基づいて説明する。図1
は本発明の高防水グロメットの一実施形態を示す分解斜
視図、図2は図1における取付けパネルにグロメットを
取付けた状態を示す斜視図、図3は図2におけるX−X
線での縦断面図である。
【0017】図1に示すように、本実施形態の高防水グ
ロメット40は、グロメット本体41と、プレート部材
52とスプリングロック55からなる押圧部材51と、
取付けパネルPに突設された係合部である2つのフック
61,61から構成されている。
【0018】グロメット本体41は、ゴム材からなり、
ワイヤハーネスWを挿通するワイヤハーネス挿通穴45
を形成し、ワイヤハーネスWを保持する筒部42と、取
付けパネルPとの接合用に設けられた略円形の横断面形
状を有するフランジ部43がワイヤハーネス挿通穴45
の同軸上に一体成型されている。筒部42のフランジ部
43近傍部位には、プレート部材52をフランジ部43
に面接触状態で係止させるための係止部である係止リブ
44が円環状に設けられている。また、図3に示すよう
に、フランジ部43の取付けパネルPと接合する接合面
48には、ワイヤハーネス挿通穴45の外周に、貫通孔
62の内径と略等しい外径を有する円筒状のガイド部4
6が形成されている。更に、フランジ部43の接合面4
8の外縁部には2本の円環状のリブからなるシール部4
7,47が設けられている。なお、係止リブ44は、円
環状に設けられる必要はなく、複数の突部からなってい
ても良い。即ち、後述のようにプレート部材52をフラ
ンジ部43の図中上面に面接触させた状態に係止するも
のであれば良い。また、シール部47は2本に限定する
ものではなく、1本〜数本あれば良い。但し、本数が多
いほどシール性は向上する。
【0019】図1に示すように、プレート部材52は、
金属又は樹脂材からなり、グロメット本体41のフラン
ジ部43と略等しい外径を有する平面円盤状に形成さ
れ、中心部にはグロメット本体41の筒部42の外径よ
り大きくかつ係止リブ44の外径より小さい内径を有す
る挿通孔53が設けられている。また、図中上方の面に
はスプリングロック55を保持するための鉤状の保持部
54が、4箇所に略均等な間隔で、溶接または接着、あ
るいは切り起こしによって突設されている。プレート部
材52は、グロメット本体41のフランジ部43が略円
形状であるのに対応して略円形状に形成され、グロメッ
ト取付け時においてはフランジ部43の上面と面接触す
る。そのため、プレート部材52からフランジ部43に
伝わる押圧力が円周方向に略均等に作用する。なお、保
持部54は、上記のように4箇所に設けられる形態に限
定されるものではない。つまり、スプリングロック55
を保持することができれば良く、形状及び設置数を問わ
ない。
【0020】スプリングロック55は、金属材からな
り、略円周形状からなる押圧部56と、後述する取付け
パネルPに突設された2つのフック61,61にそれぞ
れ係合する第1係合部57及び第2係合部58が押圧部
56を中心とする対向位置に形成されている。押圧部5
6は、グロメット本体41のフランジ部43が略円形状
であるのに対応して略円周形状に形成されている。その
ため、スプリングロック55からフランジ部43に伝わ
る押圧力が円周方向に略均等に作用する。グロメット4
0の取付け作業時において、第1係合部57は一方のフ
ック61に係合してグロメット本体41を貫通孔62に
位置決めする。第2係合部58はもう一方のフック61
に係合して、グロメット本体41を貫通孔62に固定さ
せる。また、第2係合部58には中央部にスリットが設
けられ、フック61が係合しやすいようになっている。
更に、第1係合部57及び第2係合部58をフック6
1,61に係合させる際に掴む掴み部59が、第2係合
部58の外方に延設されている。また、スプリングロッ
ク55の全体がグロメット本体41と反対方向に略一定
の曲率で湾曲している。この湾曲により、スプリングロ
ック55をフック61,61に係合した状態でスプリン
グロック55の全体が弾性変形して取付けパネルP側に
強い付勢力を発生させる。また、スプリングロック55
の全体が湾曲せずに平面状に構成される場合もある。こ
の場合においても、グロメット取付け時にはフック6
1,61に係合した状態でスプリングロック55の全体
が弾性変形して取付けパネルP側に付勢力を発生させ
る。
【0021】取付けパネルPには、ワイヤハーネスWと
ともにガイド部46を嵌合する貫通孔62が略円形に設
けられている。更に、取付けパネルPの貫通孔62の近
傍にスプリングロック55を係合するための鉤状のフッ
ク61,61が貫通孔62を中心とする対向位置に溶接
等により突設されている。
【0022】次に、本実施形態の高防水グロメット40
におけるグロメット本体41と押圧部材51の組み付け
手順について説明する。まず、押圧部材51を一体にす
るために、スプリングロック55の第1係合部57及び
第2係合部58が図中上方に反った姿勢で押圧部56の
外縁をプレート部材52上面の4箇所の保持部54に内
方から保持させる。この時、押圧部56が内方へ撓むの
で、作業を容易にしている。
【0023】一体となった押圧部材51をグロメット本
体41に組み付けるには、プレート部材52の挿通孔5
3を図中上方からグロメット本体41の筒部42に挿通
させ、係止リブ44を乗り越えさせてプレート部材52
の下面がフランジ部43の上面に面接触するまで押し込
む。これにより、係止リブ44がプレート部材52をグ
ロメット本体41に係止し、保持部54がスプリングロ
ック55をプレート部材52に保持することができるの
で、予め押圧部材51とグロメット本体41を一体に組
み付けておくことができ、取付けパネルPへの取付け作
業を容易に行うことができる。
【0024】更に、本実施形態の高防水グロメット40
の取付けパネルPへの取付け手順について図1〜3に基
づいて説明する。まず、スプリングロック55、プレー
ト部材52と一体に組み付けられたグロメット本体41
のガイド部46を、取付けパネルPの貫通孔62に嵌合
する。この際、ガイド部46の外径は貫通孔62と略等
しいため、ガイド部46は貫通孔62への位置決め作用
を持ち、グロメット本体41を貫通孔62に嵌合させる
のを容易にしている。
【0025】次に、グロメット本体41を貫通孔62へ
嵌合した後、まずスプリングロック55の掴み部59を
掴んで、第1係合部57を、一方のフック61に係合さ
せる。次に掴み部59を掴んだまま取付けパネルPに向
かって押し下げる。そして、スプリングロック55のば
ね性を利用してフランジ部43を取付けパネルPに向か
って強く押圧しながら、第2係合部58をもう一方のフ
ック61に係合させる。これにより、グロメット本体4
1が貫通孔62に強固に固定される。
【0026】また、本実施形態では、上記と別の手順に
よっても高防水グロメット40の取付けパネルPへの取
付けを行うことができる。以下にその手順を説明する。
まず、グロメット本体41、プレート部材52と一体に
組み付けられたスプリングロック55の第1係合部57
を、一方のフック61に係合させる。これにより、グロ
メット本体41が貫通孔62に対して略位置決めされ
る。
【0027】次に、掴み部59を掴んだまま取付けパネ
ルPに向かって押し下げて、ガイド部46を取付けパネ
ルPの貫通孔62に嵌合させる。この際、ガイド部46
の外径は貫通孔62と略等しいため、ガイド部46は貫
通孔62への位置決め作用を持ち、グロメット本体41
を貫通孔62に嵌合させるのを容易にしている。グロメ
ット本体41を貫通孔62へ嵌合した後、更に掴み部5
9を取付けパネルPに向かって押し下げる。そして、ス
プリングロック55のばね性を利用してフランジ部43
を取付けパネルPに向かって強く押圧しながら、第2係
合部58をもう一方のフック61に係合させる。これに
より、グロメット本体41が貫通孔62に固定される。
【0028】上述したように本実施形態の高防水グロメ
ット40は、スプリングロック55とプレート部材52
とグロメット本体41を予め一体に組み付けておくこと
ができる。従って、取付けパネルPへの取付け作業が容
易になる。また、第1係合部57と第2係合部58をそ
れぞれのフック61,61に一連の動作で係合させるこ
とができるので、取付けパネルPへの取付け作業が更に
容易になる。
【0029】また、スプリングロック55のばね性を利
用してフランジ部43を取付けパネルPに対して強く押
圧することができ、グロメット本体41のシール部47
が取付けパネルPに強く当接し、高防水性を確保するこ
とができる。しかも、スプリングロック55の押圧部5
6が略円周形状からなるとともに、プレート部材52が
略円形状に形成されてフランジ部43の上面と面接触す
る。そのため、スプリングロック55の押圧力がプレー
ト部材52を介して略均等にグロメット本体41に伝わ
るので、グロメット本体41を取付けパネルPに対して
円周方向に略均等に押圧しながら固定させることができ
る。従って、グロメット40の高い防水性を得ることが
できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1記
載の高防水グロメットによれば、グロメット本体の上か
ら押圧部材を係合部に係合させることによってグロメッ
ト本体が取付けパネルの貫通孔近傍に強い押圧力で当接
されるので、単純な取付け作業で高い防水性を確保する
ことができる。更に、請求項2記載の高防水グロメット
によれば、押圧部材をグロメット本体の係止部に係止す
ることができるので、押圧部材とグロメット本体を一体
として取り扱うことができ、車体パネルへのグロメット
取付け作業が容易になる。
【0031】また、請求項3記載の高防水グロメットに
よれば、スプリングロックが取付けパネルの係合部に係
合することで、スプリングロックのばね性を利用してグ
ロメット本体を取付けパネルに対して強く押圧すること
ができる。また、プレート部材を設けることにより、ス
プリングロックの押圧力がプレート部材を介してグロメ
ット本体に略均等に伝わるので、グロメット本体を取付
けパネルに対して円周方向に略均等に押圧し、強固に固
定させることができる。これにより、グロメットの高い
防水性を得ることができる。更に、請求項4記載の高防
水グロメットによれば、保持部によってプレート部材と
スプリングロックが一体に保持されるので、スプリング
ロックとプレート部材が一体の押圧部材となって、グロ
メット本体への組み付け作業を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高防水グロメットの一実施形態を示す
分解斜視図である。
【図2】図1における取付けパネルにグロメットを取付
けた状態を示す斜視図である。
【図3】図2におけるX−X線での縦断面図である。
【図4】従来の防水グロメットを示す分解斜視図であ
る。
【図5】図4におけるグロメットをパネルに取付けた状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
40 高防水グロメット 41 グロメット本体 42 筒部 43 フランジ部 44 係止リブ(係止部) 46 ガイド部 47 シール部 51 押圧部材 52 プレート部材 54 保持部 55 スプリングロック 56 押圧部 57 第1係合部 58 第2係合部 59 掴み部 61 フック(係合部) 62 貫通孔 P 取付けパネル W ワイヤハーネス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G016 CG26 DA12 5G052 AA05 HA02 HA06 HA22 5G357 DA02 DB03 DC12 DD01 DD05 DE03 5G363 AA01 BA02 CB08 DC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付けパネルに形成された貫通孔に取付
    けられ、前記取付けパネルとの間をシールして防水を図
    るグロメットにおいて、弾性材により形成されて前記貫
    通孔に取付けられるグロメット本体と、取付け時に前記
    取付けパネルに対して該グロメット本体を押圧する押圧
    部材と、前記取付けパネルの前記貫通孔の近傍に前記押
    圧部材を係合するための係合部が設けられていることを
    特徴とする高防水グロメット。
  2. 【請求項2】 前記グロメット本体が、前記押圧部材を
    係止するための係止部を備えていることを特徴とする請
    求項1記載の高防水グロメット。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材が、押圧力を略均等に前記
    グロメット本体に伝えるためのプレート部材と、前記係
    合部に係合して前記プレート部材とともに前記グロメッ
    ト本体を前記取付けパネルに押圧するスプリングロック
    からなることを特徴とする請求項1または2記載の高防
    水グロメット。
  4. 【請求項4】 前記プレート部材と前記スプリングロッ
    クを一体に保持するための保持部が、少なくとも前記プ
    レート部材または前記スプリングロックに備えられてい
    ることを特徴とする請求項3記載の高防水グロメット。
JP2001206788A 2001-07-06 2001-07-06 高防水グロメット Abandoned JP2003032852A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013038986A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット
JP7491764B2 (ja) 2020-07-27 2024-05-28 矢崎総業株式会社 プロテクタユニット

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