JP2003032760A - リモートコントロールシステム - Google Patents

リモートコントロールシステム

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JP2003032760A
JP2003032760A JP2001210431A JP2001210431A JP2003032760A JP 2003032760 A JP2003032760 A JP 2003032760A JP 2001210431 A JP2001210431 A JP 2001210431A JP 2001210431 A JP2001210431 A JP 2001210431A JP 2003032760 A JP2003032760 A JP 2003032760A
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大祐 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の家電機器の遠隔操作を1台のリモコン
装置で行うような場合に、制御対象を切り替える操作が
必要になること、入力ボタンの数が多くなること、操作
キーと実際の操作との対応が不明瞭になることなど、操
作性が低下する問題があった。 【解決手段】 単一の単純なリモコン装置が発信する信
号の、それぞれの機器での受信状態を機器間で比較する
ことにより、リモコン装置の利用者が現在どの機器に対
してコントロールを行おうとしているのかを判別し、判
別の結果選択された装置のみがコントロールに対応した
処理を実行するような仕組みを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV機器をはじめ
とする家電機器などの遠隔制御に用いられるリモートコ
ントロールシステムに関し、より詳細には、家電ネット
ワークに接続された複数の異なる被制御装置を、単一の
リモコン送信機で操作できるリモートコントロールシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の家電機器などの遠隔操作を
1台のリモコン装置で行うような場合には、あらかじめ
複数の機器に対応する制御情報を持つプリセットリモコ
ン装置や、赤外線コマンドを操作によって記憶させるこ
とができる機能を持つ学習リモコン装置等が用いられて
いる。これらのリモコン装置は、機器毎に専用のリモコ
ン装置が必要になる煩わしさを解消するために用いられ
ているが、制御対象となりうる機器が限定されること、
制御対象の機器を切り替える操作が必要になること、リ
モコン装置に設置される入力ボタンの数が多くなるこ
と、リモコン装置に設置されている操作キーと実際の操
作との対応が不明瞭になることなど、操作性が低下する
問題が残る。
【0003】図6は従来のコンポーネントオーディオに
関するプリセットリモコン装置を用いたリモートコント
ロールシステムの例を示す図である。図6の例における
コンポーネントオーディオは、コントロールアンプ11
0、チューナー120、CDプレーヤ130、MDプレ
ーヤ140の4つの主要機器、および、図示しないスピ
ーカシステムから構成されるものであり、それぞれが必
要に応じて図示しないオーディオケーブルで接続されて
いるものである。このような構成のコンポーネントオー
ディオにおいては、4つの主要機器それぞれに専用のリ
モコン装置を用いることによって各機器の制御を行うこ
とも可能であるが、図6の例におけるコンポーネントオ
ーディオにおいては、機器毎に専用リモコンを取り替え
る不便さを解消するために、4つの機器を統合的にコン
トロールするためのプリセットリモコン装置150と制
御信号線160を備える。
【0004】図7は、図6の例の従来のリモートコント
ロールシステムにおける、制御情報の流れを示すブロッ
ク図である。プリセットリモコン装置150から発信さ
れる遠隔制御信号Rsを受信する遠隔制御信号受信手段
114、遠隔制御信号Rsが指定する制御内容を解釈す
る遠隔制御信号処理手段113、遠隔制御信号処理手段
からの指定により、各機器の制御信号受信手段111、
制御信号受信手段121、制御信号受信手段131、制
御信号受信手段141に対して制御信号Csを発信する
制御信号送信手段112をコントロールアンプ110の
みが持ち、各機器においてはそれぞれの制御信号受信手
段111、制御信号受信手段121、制御信号受信手段
131、制御信号受信手段141が受信した制御信号C
sに対応した制御が実行される。
【0005】このようなシステムによって、4つの機器
の全操作を一つのプリセットリモコン装置150で制御
できるだけでなく、例えばCDプレーヤ130が再生す
る音声をMDプレーヤ140を用いて録音する場合な
ど、機器を連携させて制御することも可能となる。4つ
全ての機器を待機状態にしたい場合にも、プリセットリ
モコン装置150の単一の操作によって各機器を待機状
態にすることも可能である。このようなプリセットリモ
コン装置を用いるリモートコントロールシステムは、単
一のリモコン装置で便利な操作が実現できるものの、4
つの機器それぞれの操作と、さらに、複数の機器を連携
させるための操作のため、リモコン装置に非常に多くの
操作ボタンを設置する必要があり、操作感の低下が避け
られない。
【0006】このような問題を解消するために、例え
ば、特開平10−164673号公報記載の装置のよう
に、被制御装置と情報を送受信し、液晶タッチパネルを
搭載することなどによって、適宜利用者にとって必要と
なる機能のみが提供されるような、よりわかりやすい操
作性を実現する技術が数多く開示されている。さらに近
年では、家電機器それぞれにネットワーク通信手段を設
け、各機器をネットワーク接続して、例えばPCやST
B(Set Top Box)のような、高機能な機器
がネットワークを管理し、ネットワークに接続された各
家電機器の遠隔制御を行うようなシステムも開発されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した、例えば特開
平10−164673号公報記載の装置のような、従来
のリモコン装置、リモートコントロールシステムでは、
リモコン装置自体が複雑となり、専用リモコンのような
直感的な操作感は得にくいなどの問題が残る。あるい
は、家電ネットワークによる、集中操作や、室外からの
遠隔操作を実現するリモートコントロールシステムに関
しては、統合制御や室外からの制御が可能になることが
特徴であるが、現在の各機器専用のリモコン装置のよう
な直感的な操作を実現するような仕組みの提供も必要で
ある。
【0008】本発明は、上述のような、従来のリモート
コントロールシステムにおける問題点を鑑みたものであ
り、家電ネットワークで接続された複数の機器に対し
て、単一の簡素なリモコン装置を用いて、利用者にとっ
て直感的な操作感を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【問題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明のリモートコントロールシステムは、単一
の単純なリモコン装置が発信する信号の、それぞれの機
器での受信状態を機器間で比較することにより、リモコ
ン装置の利用者が現在どの機器に対してコントロールを
行おうとしているのかを判別し、判別の結果選択された
装置のみがコントロールに対応した処理を実行するよう
な仕組みを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、遠隔にあ
る装置を制御するための遠隔制御信号を生成し送信する
遠隔制御装置と、前記遠隔制御信号を受信し、制御動作
を行う複数の被制御装置と、前記複数の制御装置の中か
ら選択対象の被制御装置を選択する被制御装置選択装置
とから構成されるリモートコントロールシステムであっ
て、前記被制御装置は、前記遠隔制御信号の特徴量を抽
出する遠隔制御信号特徴量抽出手段と、前記遠隔制御信
号特徴量抽出手段によって得られた特徴量を前記被制御
装置選択装置に対して送信する特徴量送信手段と、前記
被制御装置選択装置から選択されている被制御装置を示
す被制御装置選択信号を受信し、制御対象として選択さ
れている場合にのみ実行許可を出す被制御装置選択信号
受信手段と、前記被制御装置選択信号受信手段が実行を
許可している時のみ前記遠隔制御信号の内容に従って機
器制御を実行する機器制御手段とを備え、前記被制御装
置選択装置は、前記複数の被制御装置から送信される前
記特徴量を時系列的に比較して制御対象となるべき被制
御装置を選択し、選択した前記被制御装置を示す被制御
装置選択信号を生成して前記複数の被制御装置へ送信す
る被制御装置選択手段を備えたことを特徴とするリモー
トコントロールシステム。であり、ネットワーク接続さ
れた複数の被制御装置それぞれが単一のリモコン装置か
らの制御信号の特徴量を逐次測定し、この情報をネット
ワーク接続された被制御装置選択装置において集計する
ことにより、利用者がどの機器の制御を行おうとしてい
るのかを判断し、この結果、被制御対象であると判断さ
れた被制御装置のみが制御動作を実行する。
【0011】また、被制御装置の選択を行う手段が、単
独の被制御装置選択装置ではなく、被制御装置の少なく
とも一つに内包され、そのうち一つが機能を実行しても
よい。
【0012】本発明の第2の発明は、遠隔にある装置を
制御するための遠隔制御信号を生成し送信する遠隔制御
装置と、前記遠隔制御信号を受信し、被制御装置を制御
するための装置制御信号を生成し前記被制御装置に送信
する機器制御装置と、前記装置制御信号を受信し、機器
制御を行う複数の被制御装置とから構成されるリモート
コントロールシステムであって、前記遠隔制御装置は、
前記機器制御信号を生成し前記機器制御装置に送信する
機器制御信号送信手段と、前記被制御装置を選択するた
めの選択信号を前記複数の被制御装置に送信する選択信
号送信手段とを備え、前記被制御装置は、前記選択信号
の特徴量を抽出して前記機器制御装置に送信する選択信
号特徴量抽出手段と、前記装置制御信号により制御対象
として選択されている場合にのみ前記装置制御信号の内
容に従って機器制御を実行する機器制御手段とを備え、
前記機器制御装置は、前記選択信号の特徴量を時系列的
に比較して、制御対象となるべき被制御装置を選択し、
選択した被制御装置と前記被制御装置を制御する内容を
示す前記装置制御信号を生成して各被制御装置へ送信す
る機器接続制御手段とを備えることを特徴とするリモー
トコントロールシステムであり、リモコン装置は、制御
信号の他に、被制御装置の選択に用いるための選択信号
を送信するものであり、ネットワーク接続された複数の
被制御装置それぞれがリモコン装置が送信する選択信号
に関する特徴量を測定し、この情報をネットワーク接続
された被制御装置選択ノードにおいて集計し、被制御対
象装置の選択を行い、この結果、被制御対象であると判
断された被制御装置のみが制御動作を実行する。リモコ
ン装置が送信する制御信号は、別途ネットワーク接続さ
れた制御信号受信ノードによって受信され、被制御対象
と判断された被制御装置に対して制御信号を送信するも
のである。
【0013】本発明の第3の発明は、第1の発明におい
て遠隔制御装置は、複数選択要求を行うための外部入力
手段を備え、前記複数選択を示す遠隔制御信号を生成し
て各被制御装置へ送信し、前記被制御装置は、前記複数
選択を示す遠隔制御信号を受信したことを被制御装置選
択装置へ通知し、前記被制御装置選択装置は、前記複数
選択を示す被制御装置選択信号を前記各被制御装置へ送
信することを特徴とするリモートコントロールシステム
であり、リモコン装置に複数機器を選択するための外部
入力手段を備え、利用者がこれを操作した場合に、同時
に複数の機器を被制御装置として選択することができ
る。
【0014】本発明の第4の発明は、第1の発明におい
て、遠隔制御装置は、被制御対象を固定するための選択
ロック要求を行うための外部入力手段を備え、前記選択
ロック要求を示す遠隔制御信号を生成して各被制御装置
へ送信し、前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示
す遠隔制御信号を受信したことを被制御装置選択装置へ
通知し、前記被制御装置選択装置は、前記ロック要求を
受けた後一定時間は選択している被制御装置を固定して
被制御装置選択信号を前記各被制御装置へ送信すること
を特徴とするリモートコントロールシステムリモコン装
置に被制御対象の選択をロックするための外部入力手段
を備え、利用者がこれを操作した場合には、操作した時
点での選択をロックすることができる。
【0015】本発明の第5の発明は、第1の発明から第
4の発明において、被制御装置は、被制御対象として選
択された場合に、他の被制御装置に対して機器制御を行
える情報を送信でき、前記他の被制御装置は前記機器制
御を行える情報に対応する機器制御を実行することを特
徴とするリモートコントロールシステムであり、被制御
装置が、被制御対象として選択された場合に、被制御対
象として選択されていない他の被制御装置に対して機器
間で連動した動作を実現することができる。
【0016】本発明の第6の発明は、第1の発明から第
5の発明において、被制御装置は被制御対象として選択
されていることを外部表示する表示装置を備えることを
特徴とするリモートコントロールシステムであり、それ
ぞれの被制御装置が、被制御対象として選択されている
機器を利用者に明示することができる。
【0017】以下、この発明によるリモートコントロー
ルシステムの実施例について、図面を参照して説明す
る。
【0018】(実施の形態1)本実施の形態では、各機
器が単一のリモコン装置からの制御信号の特徴量を逐次
測定し、この情報をネットワーク接続された被制御装置
選択装置において集計することにより、利用者がどの機
器の制御を行おうとしているのかを判断して、被制御対
象であると判断された被制御装置のみが制御動作を実行
する場合について説明する。
【0019】図1は、コンポーネントオーディオ機器に
係るリモートコントロールシステムの機器構成を示すブ
ロック図である。この例においては、図6の構成とほぼ
同じ機器構成をとっている。図1に示すコンポーネント
オーディオは、被制御装置選択装置であるコントロール
アンプ210、被制御装置であるチューナー220、C
Dプレーヤ230、MDプレーヤ240の4つの主要機
器、および、図示しないスピーカシステムから構成され
るものであり、後述する制御信号を通信するための装置
間ネットワーク260で結ばれている。また、それぞれ
が必要に応じて図示しないオーディオケーブルで接続さ
れているものである。ただし、図1の例においては、4
つの主要機器それぞれがリモコン装置250からの遠隔
制御信号Rsを受信する手段を持つ点が図6の例と異な
る。
【0020】このリモートコントロールシステムの動作
を詳細に説明するため、コントロールアンプ210およ
びCDプレーヤ230のみについて、それぞれの持つ機
能を図2に示す。図2は、コントロールアンプ210お
よびCDプレーヤ230がそれぞれ持つ音声信号を扱う
部分については示しておらず、本発明に係るリモートコ
ントロールシステムを実現するための部分についてのみ
示すブロック図である。
【0021】図2において、211は遠隔制御信号受信
部212がデコードした制御内容を被制御装置選択信号
受信部215より実行を許可されている場合のみ実行す
る機器制御部、212、232はリモコン装置250か
ら送信される遠隔制御信号Rsを受信する遠隔制御信号
受信部、213は遠隔制御信号受信部212が受信した
遠隔制御信号Rsの特徴量を抽出する遠隔制御信号特徴
量抽出部、214は遠隔制御信号特徴量抽出部213が
抽出した特徴量を特徴量情報信号Csとして被制御装置
選択部216に送信する特徴量送信部、215は被制御
装置選択部216が生成する被制御装置選択信号Ssを
受信して、機器制御部211に実行許可を出す被制御装
置選択信号受信部、216は特徴量送信部214、特徴
量送信部234より送信される特徴量情報信号Csを集
計し、被制御装置を選択する被制御装置選択部、231
は遠隔制御信号受信部232がデコードした制御内容を
被制御装置選択信号受信部235より実行を許可されて
いる場合のみ実行する機器制御部、233は遠隔制御信
号受信部232が受信した遠隔制御信号Rsの特徴量を
抽出する遠隔制御信号特徴量抽出部、234は遠隔制御
信号特徴量抽出部233が抽出した特徴量を特徴量情報
信号Csとして被制御装置選択部216に送信する特徴
量送信部、235は装置間ネットワーク260を介して
被制御装置選択部216が生成する被制御装置選択信号
Ssを受信して、機器制御部231に実行許可を出す被
制御装置選択信号受信部である。
【0022】コントロールアンプ210およびCDプレ
ーヤ230は、それぞれ被制御装置として同様の機能ブ
ロックを有しているが、コントロールアンプ210につ
いては被制御装置選択部216を持つ。なお、図1にお
けるチューナー220およびMDプレーヤ240のリモ
ートコントロールに関する機能ブロックに関しては、図
2におけるCDプレーヤ230と全く同じ構成をとるも
のとし、同様に装置間ネットワーク260に接続されて
いるものとする。CDプレーヤ230は単純な被制御装
置であり、外部のリモコン装置250から発信される遠
隔制御信号Rsを遠隔制御信号受信部232により受信
する。ここで、遠隔制御信号Rsには赤外線通信を用い
ることとするが、例えば電波のような、他の無線通信手
段も利用可能である。遠隔制御信号受信部232で受信
した遠隔制御信号Rsは、従来の装置と同様に制御指定
の内容をデコードした上で、CDプレーヤ230の主機
能を制御するための機器制御部231にその内容を伝達
する。機器制御部231においては、これを直ちに実行
するのではなく、被制御装置選択信号受信部235より
実行を許可されている場合にのみこれを実行する。遠隔
制御信号特徴量抽出部233においては、遠隔制御信号
受信部232で受信する遠隔制御信号Rsの特徴量を抽
出する。本実施例においては、赤外線信号受信強度を一
定時間毎に抽出するものとする。これについては、前述
したように、遠隔制御信号Rsに赤外線以外を用いた
り、信号強度以外の特徴量を抽出することも考えられ
る。また、特徴量抽出のタイミングは一定時間間隔でな
くともよい。
【0023】特徴量送信部234では、遠隔制御信号特
徴量抽出部233が抽出した特徴量を、装置間ネットワ
ーク260を介して接続されているコントロールアンプ
210の被制御装置選択部216へ、特徴量情報信号C
sとして送信する。被制御装置選択信号受信部235で
は、装置間ネットワーク260を介して被制御装置選択
信号Ssを受信する。被制御装置選択信号Ssは、コン
トロールアンプ210の被制御装置選択部216が生成
し送信する信号であり、ある時点での被制御対象装置を
示している。被制御装置選択信号Ssが被制御対象装置
がCDプレーヤ230であると選択した場合、CDプレ
ーヤ230の被制御装置選択信号受信部235は、被制
御対象装置がCDプレーや230であることを示す被制
御装置選択信号Ssを受信し、機器制御部231に対し
て実行許可を出す。
【0024】リモコン装置250は、従来の赤外線方式
のリモコンと同等のものであるが、ボタン操作が無い場
合にも、一定時間毎に何らかの各装置の制御を伴わない
赤外線信号を発信する必要がある。装置間ネットワーク
260には、図2に示したコントロールアンプ210、
CDプレーヤ230の他に、図示しないが、図1におけ
るチューナー220、MDプレーヤ240も接続されて
おり、これら2つの機器におけるリモートコントロール
システムに係る機能については、図2におけるCDプレ
ーヤ230と全く同じ構成をとるものである。コントロ
ールアンプ210は被制御装置選択機能を含む被制御装
置であり、CDプレーヤ230のような単純な被制御装
置と同様の機能を持つと共に、被制御装置選択部216
を持つ。機器制御部211、遠隔制御信号受信部21
2、遠隔制御信号特徴量抽出部213については、単純
な被制御装置、すなわち、前述したCDプレーヤ230
におけるそれぞれのブロックと全く同じ動作を行う。特
徴量送信部214、被制御装置選択信号受信部215に
ついては、図2の例では装置間ネットワーク260は経
由せず、機器内の被制御装置選択部216と直接、特徴
量情報信号Cs、あるいは被制御装置選択信号Ssを送
受信する点がCDプレーヤ230と異なるが、これにつ
いてはCDプレーヤ230と同様に装置間ネットワーク
260を一旦経由する構成として、動作してもよい。
【0025】被制御装置選択部216は、各装置から装
置間ネットワーク260を介して送信されてくる特徴量
情報信号Csを受信し、時系列的な比較を行う。具体的
には、一定間隔で送信されてくる各機器における遠隔制
御信号Rsの受信信号強度を一定期間記憶し、信号強度
の変化の履歴および絶対値を用いて、現時点で利用者が
リモコン装置250をどの被制御装置に向けているかを
判定する。判定の結果、通常はある時点でたかだか一つ
の被制御装置を被制御対象として選択し、装置間ネット
ワーク260を介して各被制御装置の被制御装置選択信
号受信部に被制御装置選択信号Ssとして通知する。
【0026】以上のような構成のリモートコントロール
システムによれば、利用者がある装置に対して遠隔操作
を行おうとする場合に、その対象となる装置にリモコン
を向ける動作を各装置が連携して認識し、現在利用者が
どの装置にリモコンを向けているのかを判断することに
より、利用者にとって直感的な操作を実現することが可
能となる。
【0027】特に、各装置に外部表示装置、具体的には
発光ダイオードを持たせ、被制御対象として選択されて
いる場合に発光するようにしておけば、利用者は現在ど
の装置が被制御対象として選択されているかを容易に確
認することができ、所望の装置が選択されている場合に
はそこで操作ボタンを押すなどすることが安心して行え
るし、また、所望の装置とは異なる装置が被制御対象と
して選択されているような場合には、リモコンの向きを
調整するなどして所望の装置が選択されるように促すこ
とができ、操作性をより直感的なものにすることができ
る。もちろん、外部表示装置については、装置が持って
いる液晶ディスプレイのような、利用者の視覚に訴える
手段を発光ダイオードの代わりに用いることもできる
し、音声などで知らせる方法であってもよい。
【0028】本実施の形態におけるリモコン装置250
の一例を図3に示す。このリモコン装置250は、あま
り複雑な操作を必要としない、日常的な利用に適したも
のとしており、例えばチューナー220のプリセット設
定や、MDプレーヤ240での録音やタイトル文字列入
力のような、各装置の詳細な制御は対象としないものと
する。この場合、リモコン装置250を簡素な構成とす
ることができ、ボタンの数が多くなってしまう従来のプ
リセットリモコンに比べてより扱いやすいものとするこ
とができる。
【0029】パワーボタン301は、各装置の電源状態
を変化させる操作を指示するための入力手段であり、被
制御対象として選択されている場合にこの入力があった
場合には、待機状態と動作状態とを切り替えることとす
る。セレクトボタン302は、装置によって異なる操作
を実現する入力手段である。コントロールアンプ210
においては、入力ソースの切り替えを実現する。チュー
ナー220においては、受信バンドを切り替える。CD
プレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、
それぞれの装置に具備されているディスプレイの表示内
容を切り替える。再生ボタン303は、コントロールア
ンプ210およびチューナー220においては何もしな
い。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240にお
いては、メディアの再生を開始する。ポーズボタン30
4は、コントロールアンプ210およびチューナー22
0においては何もしない。CDプレーヤ230およびM
Dプレーヤ240においては、メディアの再生を一時停
止する。スキップバックボタン305は、コントロール
アンプ210においては何もしない、チューナー220
においてはプリセット選局されたチューニングをインデ
ックスの降方向に切り替える。CDプレーヤ230およ
びMDプレーヤ240においては、メディアの再生位置
をインデックス一つ分戻す。停止ボタン306は、コン
トロールアンプ210およびチューナー220において
は何もしない、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ
240においては、メディアの再生を停止する。
【0030】スキップフォワードボタン307は、コン
トロールアンプ210においては何もしない、チューナ
ー220においてはプリセット選局されたチューニング
をインデックスの昇方向に切り替える。CDプレーヤ2
30およびMDプレーヤ240においては、メディアの
再生位置をインデックス一つ分進める。ファストバック
ボタン308は、コントロールアンプ210およびチュ
ーナー220においては何もしない。CDプレーヤ23
0およびMDプレーヤ240においては、高速逆方向再
生を行う。ミュートボタン309は、コントロールアン
プ210においては出力音量をミュートする。チューナ
ー220、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ24
0においては何もしない。ファストフォワードボタン3
10は、コントロールアンプ210およびチューナー2
20においては何もしない。CDプレーヤ230および
MDプレーヤ240においては、高速順方向再生を行
う。プラスボタン311は、コントロールアンプ210
においては出力音量をあげる。チューナー220、CD
プレーヤ230およびMDプレーヤ240においては何
もしない。マイナスボタン312は、コントロールアン
プ210においては出力音量を下げる。チューナー22
0、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240にお
いては何もしない。
【0031】ここで、被制御装置選択部216は、通常
はある時点でたかだか一つの被制御装置を被制御対象と
して選択することとしているが、例えば図1における4
つの全ての装置を待機状態にしたい場合など、4回の操
作を繰り返すよりも1回の操作で行いたい場合がある。
これを実現するために、リモコン装置250に、複数の
装置を選択することを利用者が被制御機器選択機能を持
つ被制御装置に対して指示するための入力手段であるマ
ルチ選択ボタン313を備え、同時に、各装置の特徴量
送信部に、特徴量情報のみならず、マルチ選択ボタンが
操作されていることを被制御装置選択機能の被制御装置
選択部216に通知する仕組みを備える。これによっ
て、マルチ選択ボタン313を押しながらリモコンを動
かすと、その動作中に被制御装置選択部216が被制御
対象として選択した装置全てが被制御対象として選択さ
れたままの状態になり、マルチ選択ボタン313の押し
下げを解除した後一定時間の間に限っては同時に複数の
装置を被制御対象として選択するようなことが実現可能
となる。複数の装置が被制御対象として選択されている
状態でリモコン装置250上のパワーボタン301を押
せば選択されている全ての装置を待機状態にすることが
できる。ただし、装置によっては、複数の装置が選択さ
れている状況では機器操作を有効としない方が好ましい
操作がある。本実施例におけるリモートコントロールシ
ステムにおいては、パワーボタン301以外の複数同時
操作はあまり意味をなさない。
【0032】また、さらに操作性を向上させるために、
リモコン装置250に、利用者が一旦選択された被制御
対象を固定することを指示するための入力手段である、
ロックボタン314を備え、同時に、各装置の特徴量送
信部に、特徴量情報のみならず、ロックボタンが操作さ
れていることを被制御装置選択機能の被制御装置選択部
216に通知する仕組みを備える。これによって、所望
の装置を選択している時点でロックボタン314を押す
ことにより、操作後一定時間は、被制御対象を固定する
ような動作を実現することが可能となる。こうすること
により、一旦被制御装置を選択した後は、受光範囲であ
ればリモコンの向きを変化させても選択状況が変化しな
くなり、利用者が選択後にリモコン装置を視認しながら
操作するような場合に発生する誤動作を避けることが可
能となる。
【0033】以上のように、本実施の形態におけるリモ
ートコントロールシステムによれば、複数の機器に対し
て単一の単純なリモコンを用いて、利用者にとって直感
的な操作を実現することが可能となる。
【0034】なお、被制御対象の認識のために、リモコ
ン装置250は一定時間毎に、何らかの、各装置の制御
動作を行わせないような赤外線信号を発信する必要があ
るが、リモコン装置250に動きセンサ等を備えてお
き、利用者がリモコン装置250を動かしたときに発信
を開始するようにして、一定時間動きがなくなった場合
に発信を停止するようにするのが好ましい。
【0035】また、より好ましい構成としては、各装置
の特徴量送信部が発信する特徴量情報信号Csに、遠隔
制御信号の特徴量だけではなく、遠隔制御信号Rsの内
容も含めることとし、また、被制御装置選択部216が
発信する被制御装置選択信号Ssに、被制御対象装置の
選択結果だけではなく、被制御装置を操作するような情
報も含めることとし、これを受信した各装置の被制御装
置選択信号受信部がそれぞれの装置の機器制御部に操作
命令を出すようにして、被制御装置選択機能が、被制御
装置の選択状況と遠隔制御信号Rsとの組み合わせによ
っては、その時点で被制御対象として選択されていない
装置に対しても操作を実現するようなシステムが考えら
れる。
【0036】この構成のシステムによれば、例えばリモ
コン装置250をCDプレーヤ230に向け、CDプレ
ーヤ230が被制御対象として選択されている状態で利
用者がマイナスボタン312を押し下げた場合に、被制
御装置選択部216によりコントロールアンプが音量を
下げるように操作をするようなことが実現可能となる。
【0037】また、本実施の形態では、コンポーネント
オーディオの構成を例に説明を行ったが、もちろん他の
装置構成であってもよいし、ネットワークの形態も通信
が実現できればどのようなものでもよいのはもちろんの
ことである。また、リモコン装置の構成や各操作に対す
る装置の動作についても上記の例に限定するものではな
い。
【0038】(実施の形態2)図4は、本実施の形態の
一実施例であるリモートコントロールシステムの機器構
成を示すブロック図であり、多種多様な家庭用電化製品
がネットワーク接続されているものである。このリモー
トコントロールシステムは、利用者にとっての操作感、
利便性については実施の形態1のリモートコントロール
システムと同様のものを提供するが、システムを構成す
る装置のリモートコントロールに関する動作が異なるも
のである。
【0039】図4において、410はSTB、420は
エアコン、430はテレビ、440はDVD(DVDビ
デオプレーヤ)、450はDVHS、460はPC、4
70はオーディオ、480は照明A、490は照明B、
500は各被制御装置の動作を制御する制御装置であ
る。
【0040】ネットワーク520に接続されている各被
制御装置はネットワーク接続されていることによって完
全な制御や状態監視が可能であることを前提とする。す
なわち、制御装置500によって、離れた場所からエア
コン420の運転を停止することや、制御装置500か
らDVHS450の録画予約が行うことができたり、さ
らには制御装置500を戸外の広域ネットワークにも接
続することにより、外出先から装置の状態監視を行った
り、DVHS450の録画予約をすることが可能であ
る。
【0041】本実施の形態は、このようなネットワーク
接続された複数の電化製品に対して、従来の機器毎に用
意された専用リモコンのような、利用者にとって直感的
な操作を実現するリモコン操作を実現するリモートコン
トロールシステムを提供するものである。
【0042】本実施の形態は、実施の形態1の例とは異
なり、リモコン装置510が発信する赤外線信号は、被
制御装置の選択にのみ使用されるものであり、機器制御
に関する情報は含まない。図4に示すように、リモコン
装置510もネットワーク520に接続する機能を持
ち、機器制御のための遠隔制御信号Rsはネットワーク
を介して制御装置500に送信するものとしている。こ
のとき、リモコン装置510は、無線通信によってネッ
トワーク接続されていることが好ましい。また、他の装
置についても無線通信によるネットワーク接続であって
も構わない。
【0043】図5は、図4の例から、ネットワーク52
0、制御装置500、被制御装置であるDVD440お
よびリモコン装置510のみについて抜き出した図であ
り、リモートコントロール機能に関する詳細を示すブロ
ック図である。
【0044】図5において、440は被制御装置である
DVD、441、501、511はネットワークインタ
フェース、442はネットワークインタフェース441
を介して装置制御信号Tsを受信し、DVD440の主
機能を制御する機器制御部、443はリモコン装置51
0が発振する選択信号Isを受信し、物理的な受信強度
を抽出して特徴量情報信号Csとしてネットワークイン
タフェース441を介して制御装置500に送信する選
択信号特徴量抽出部、500はネットワーク520に接
続されている各電化製品の状態監視や制御を行う制御装
置、504はネットワークインタフェース501を介し
て、それぞれの装置に装置制御信号Tsを発信する接続
機器制御部、510はリモコン装置、515は選択信号
Isを赤外線を用いて送信する選択信号送信部、516
は利用者の操作に対応した遠隔制御信号Rsをネットワ
ークインタフェース511を介して制御装置500に対
して送信する遠隔制御信号送信部、520は各装置間の
通信を実現するための通信路(ネットワーク)である。
【0045】制御装置500は前述したとおり、ネット
ワークに接続されている各電化製品の状態監視や制御を
行う機能を有しており、接続機器制御部504はネット
ワークインタフェース501を介して、それぞれの装置
に装置制御信号Tsを発信する。接続機器制御部504
においては、各被制御装置から送信されてくる、後述す
る特徴量情報信号Csを受信し、時系列的な比較を行
う。具体的には、特徴量情報信号Csを一定期間記憶
し、信号強度の変化の履歴および絶対値を用いて、現時
点で利用者がリモコン装置510をどの被制御装置に向
けているかを判定する。判定の結果、通常はある時点で
たかだか一つの被制御装置を被制御対象として選択し、
制御内容を示す装置制御信号Tsに選択結果を反映す
る。制御装置500は、図示しない入力手段、外部ネッ
トワーク接続インタフェース等を持ち、これらによって
接続機器制御部504に指示を与えることが可能となっ
ていることが望ましい。
【0046】リモコン装置510は、被制御対象装置の
決定のために、指向性を持った、例えば赤外線のような
手段を利用して選択信号Isを送信する機能と、利用者
が意図する制御の内容を含む遠隔制御信号Rsを制御装
置500に対して送信する機能を持つ。選択信号送信部
515は選択信号Isを赤外線を用いて送信する。遠隔
制御信号送信部516は、利用者が図示しない入力手段
を操作することにより、操作に対応した遠隔制御信号R
sをネットワークインタフェース511を介して制御装
置500に対して送信する。DVD440は、被制御装
置であり、選択信号特徴量抽出部443は、リモコン装
置510が発信する選択信号Isを受信し、この物理的
な受信強度を一定時間毎に抽出し、この結果を特徴量情
報信号Csとして、ネットワークインタフェース441
を介して制御装置500に送信する。機器制御部442
は、ネットワークインタフェース441を介して装置制
御信号Tsを受信し、DVD440の主機能を制御す
る。
【0047】なお、図4における各被制御装置、すなわ
ち、STB410、エアコン420、テレビ430、D
VHS450、PC460、オーディオ470、照明A
480および照明B490のリモートコントロールに関
する機能ブロックに関しては、図5におけるDVD44
0と全く同じ構成をとるものとし、同様にネットワーク
520に接続されているものとする。
【0048】以上のような構成によっても、実施の形態
1の例と同様の制御機能を持たせることができ、複数の
機器に対して単一の単純なリモコンを用いて、利用者に
とって直感的な操作を実現することが可能となる。
【0049】特に、このような構成では、複数の装置を
連携させるような操作を制御装置500に全て管理させ
ることができるため、接続機器を増やしたり交換したり
する場合の拡張性や保守性を保持することが用意となる
メリットがある。
【0050】なお、図4の例では、制御装置500を単
独の機器とする構成となっているが、例えば同等の機能
をSTB410等、他の電化製品に持たせるような構成
も可能である。
【0051】また、本実施の形態は図4の構成に限定す
るものではなく、他の装置構成であってもよいし、ネッ
トワークの形態も通信が実現できればどのようなもので
もよいのはもちろんのことである。また、リモコン装置
の構成や各操作に対する装置の動作についても上記の例
に限定するものではない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の機器に対して単一の単純なリモコンを用いて、利
用者にとって直感的な操作を実現することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるリモートコン
トロールシステムの機器構成を示すブロック図
【図2】同リモートコントロールシステムの詳細な構成
を示すブロック図
【図3】同リモートコントロールシステムにおけるリモ
コン装置を示す図
【図4】本発明の実施の形態2におけるリモートコント
ロールシステムの構成を示すブロック図
【図5】同リモートコントロールシステムの詳細な構成
を示すブロック図
【図6】従来のリモートコントロールシステムの構成を
示すブロック図
【図7】従来のリモートコントロールシステムの例を示
すブロック図
【符号の説明】
250、510 リモコン装置 260 装置間ネットワーク 211、231、442 機器制御部 212、232 遠隔制御信号受信部 213、233 遠隔制御信号特徴量抽出部 214、234 特徴量送信部 215、235 被制御装置選択信号受信部 216 被制御装置選択部 313 マルチ選択ボタン 314 ロックボタン 520 ネットワーク 441、501、511 ネットワークインタフェース 443 選択信号特徴量抽出部 504 接続機器制御部 515 選択信号送信部 516 遠隔制御信号送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L061 BB03 5C056 AA01 BA01 BA08 BA10 CA01 CA19 DA01 EA05 5K048 AA04 BA12 CA08 DA02 DB04 DC01 DC03 EA11 EB02 EB10 FB15 FC01 HA01 HA02 HA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔にある装置を制御するための遠隔制
    御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御
    信号を受信し、制御動作を行う複数の被制御装置と、前
    記複数の制御装置の中から選択対象の被制御装置を選択
    する被制御装置選択装置とから構成されるリモートコン
    トロールシステムであって、 前記被制御装置は、前記遠隔制御信号の特徴量を抽出す
    る遠隔制御信号特徴量抽出手段と、前記遠隔制御信号特
    徴量抽出手段によって得られた特徴量を前記被制御装置
    選択装置に対して送信する特徴量送信手段と、前記被制
    御装置選択装置から選択されている被制御装置を示す被
    制御装置選択信号を受信し、制御対象として選択されて
    いる場合にのみ実行許可を出す被制御装置選択信号受信
    手段と、前記被制御装置選択信号受信手段が実行を許可
    している時のみ前記遠隔制御信号の内容に従って機器制
    御を実行する機器制御手段とを備え、 前記被制御装置選択装置は、前記複数の被制御装置から
    送信される前記特徴量を時系列的に比較して制御対象と
    なるべき被制御装置を選択し、選択した前記被制御装置
    を示す被制御装置選択信号を生成して前記複数の被制御
    装置へ送信する被制御装置選択手段を備えたことを特徴
    とするリモートコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 遠隔にある装置を制御するための遠隔制
    御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御
    信号を受信し、制御動作を行う複数の被制御装置とから
    構成されるリモートコントロールシステムであって、 前記被制御装置は、前記遠隔制御信号の特徴量を抽出す
    る遠隔制御信号特徴量抽出手段と、前記遠隔制御信号特
    徴量抽出手段によって得られた特徴量を送信する特徴量
    送信手段と、選択されている被制御装置を示す被制御装
    置選択信号を受信し、制御対象として選択されている場
    合にのみ実行許可を出す被制御装置選択信号受信手段
    と、前記被制御装置選択信号受信手段が実行を許可して
    いる時のみ前記遠隔制御信号の内容に従って機器制御を
    実行する機器制御手段とを備え、 前記複数の被制御装置のうち、少なくとも一つの被制御
    装置は、前記複数の被制御装置から送信される前記特徴
    量を時系列的に比較して制御対象となるべき被制御装置
    を選択し、選択した前記被制御装置を示す被制御装置選
    択信号を生成して前記複数の被制御装置へ送信する被制
    御装置選択手段を備えたことを特徴とするリモートコン
    トロールシステム。
  3. 【請求項3】 遠隔にある装置を制御するための遠隔制
    御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御
    信号を受信し、被制御装置を制御するための装置制御信
    号を生成し前記被制御装置に送信する機器制御装置と、
    前記装置制御信号を受信し、機器制御を行う複数の被制
    御装置とから構成されるリモートコントロールシステム
    であって、 前記遠隔制御装置は、前記機器制御信号を生成し前記機
    器制御装置に送信する機器制御信号送信手段と、前記被
    制御装置を選択するための選択信号を前記複数の被制御
    装置に送信する選択信号送信手段とを備え、 前記被制御装置は、前記選択信号の特徴量を抽出して前
    記機器制御装置に送信する選択信号特徴量抽出手段と、
    前記装置制御信号により制御対象として選択されている
    場合にのみ前記装置制御信号の内容に従って機器制御を
    実行する機器制御手段とを備え、 前記機器制御装置は、前記選択信号の特徴量を時系列的
    に比較して、制御対象となるべき被制御装置を選択し、
    選択した被制御装置と前記被制御装置を制御する内容を
    示す前記装置制御信号を生成して各被制御装置へ送信す
    る機器接続制御手段とを備えることを特徴とするリモー
    トコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 遠隔制御装置は、複数選択要求を行うた
    めの外部入力手段を備え、前記複数選択を示す遠隔制御
    信号を生成して各被制御装置へ送信し、 前記被制御装置は、前記複数選択を示す遠隔制御信号を
    受信したことを被制御装置選択装置へ通知し、 前記被制御装置選択装置は、前記複数選択を示す被制御
    装置選択信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のリモートコント
    ロールシステム。
  5. 【請求項5】 遠隔制御装置は、複数選択要求を行うた
    めの外部入力手段を備え、前記複数選択を示す選択信号
    を生成して各被制御装置へ送信し、 前記被制御装置は、前記複数選択を示す選択信号を受信
    したことを機器制御装置に通知し、 前記機器制御装置は、前記複数選択を示す装置制御信号
    を前記各被制御装置へ送信することを特徴とする請求項
    3に記載のリモートコントロールシステム。
  6. 【請求項6】 遠隔制御装置は、被制御対象を固定する
    ための選択ロック要求を行うための外部入力手段を備
    え、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を生成して
    各被制御装置へ送信し、 前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御
    信号を受信したことを被制御装置選択装置へ通知し、 前記被制御装置選択装置は、前記ロック要求を受けた後
    一定時間は選択している被制御装置を固定して被制御装
    置選択信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴と
    する請求項1、請求項2または4に記載のリモートコン
    トロールシステム。
  7. 【請求項7】 遠隔制御装置は、選択ロック要求を行う
    ための外部入力手段を備え、前記選択ロック要求を示す
    遠隔制御信号を生成して各被制御装置へ送信し、 前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御
    信号を受信したことを機器制御装置へ通知し、 前記機器制御装置は、前記ロック要求を受けた後一定時
    間は選択している被制御装置を固定して装置制御信号を
    前記各被制御装置へ送信することを特徴とする請求項3
    または5に記載のリモートコントロールシステム。
  8. 【請求項8】 被制御装置は、被制御対象として選択さ
    れた場合に、他の被制御装置に対して機器制御を行える
    情報を送信でき、前記他の被制御装置は前記機器制御を
    行える情報に対応する機器制御を実行することを特徴と
    する、請求項1ないし請求項7に記載のリモートコント
    ロールシステム。
  9. 【請求項9】 被制御装置は被制御対象として選択され
    ていることを外部表示する表示装置を備えることを特徴
    とする請求項1ないし請求項8に記載のリモートコント
    ロールシステム。
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