JP2000152349A - 双方向リモートコントロールシステム - Google Patents
双方向リモートコントロールシステムInfo
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- JP2000152349A JP2000152349A JP10315054A JP31505498A JP2000152349A JP 2000152349 A JP2000152349 A JP 2000152349A JP 10315054 A JP10315054 A JP 10315054A JP 31505498 A JP31505498 A JP 31505498A JP 2000152349 A JP2000152349 A JP 2000152349A
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Abstract
選択の切換えスイッチおよびアドレス指定機能を必要と
することなく、1つのリモコン送信機でVTRやテレビ
ジョン等の複数の機器を、ユーザが普通に希望すると思
われる動作を判定して、同じキー操作をしても自動的に
対象の機器や動作を切り替えてリモートコントロールで
きる、操作性のよい当該リモコンシステムを提供する。 【解決手段】 遠隔操作装置100は、複数の被制御機
器の動作状態を知らせる信号の受信信号判別手段102
と遠隔操作装置側送信手段107を有する。受信信号の
判定結果とユーザが選ぶ操作キー106とにより各被制
御機器の状態に応じた制御コマンドを制御コマンド設定
手段113で決定する。遠隔制御信号変更手段104は
遠隔制御信号記憶手段103に記憶された中から制御コ
マンドに対応した遠隔制御信号を得、これを送信手段1
07より送信する。
Description
とする家電機器等の制御に用いられるリモートコントロ
ールシステムに関し、より詳細には、複数の異なる被制
御機器の操作を単一の操作部で制御できる双方向リモー
トコントロールシステムに関する。
では、リモコン送信機により被制御機器であるところの
本体機器を制御するリモートコントロールシステムが一
般に普及している。リモートコントロールシステムが一
般に普及するに従い複数の機器を組み合わせて1つのリ
モコン送信機で制御したいという要求も高まってきてい
る。例えば、ビデオ映像をテレビ画面に再生するととも
に、再生音声をステレオで聞きたいといった要求などが
あるが、通常、複数の機器を制御しようとする場合に
は、各機器に専用のリモコン送信機を個々に操作するこ
とが必要となる。
の筐体に収容することにより必要とするリモコン送信機
の数を減らしたり、あるいはリモコン送信機が有するキ
ー操作部の1つのキーに異なった機種の操作機能を持た
せ、切換スイッチやアドレス指定で機種選択を行なうこ
とで対処しているのが現状である。このようなリモコン
操作システムの一例として、以下のものが知られてい
る。特開平5−153270号公報では、コードレステ
レホンのハンドセットに設けた機能切り替え用のキー操
作により、ハンドセットを電話機の機能、テレビジョン
受信機の遠隔操作機能、テレコントロール機器の遠隔操
作機能等の切り替えを行い、所要のダイヤルキーを押下
すれば、ダイヤル操作に応じて所要のリモコン信号が赤
外線等で発信され、電話機、テレビジョン受信機、テレ
コントロール機器等を遠隔操作することを可能にする技
術が開示されている。
「リモートコントローラ」では、被制御機器からの機器
識別信号を受信して、被制御機器の識別結果に応じて各
操作キーに割り付けるリモコンコードを変更する技術が
記載されている。この場合、被制御機器の識別結果に応
じて各操作キーに割り付けるリモコンコードを変更して
しまうため、接続機器が1台でワイヤード接続されてい
る場合などには適しているが、TVとVTRが同時に接
続されている時には、各操作キーに割り付けるリモコン
コードをテレビジョンのものとするか、VTRのものと
するかの選択が必要である。すなわち、先に示した特開
平5−153270号公報記載の例と同様に、操作した
い機器を選択するキー操作が避けられない。
ン操作システム(特開平5−153270号公報、参
照)は、複数の送信機の機能を1つのリモコン送信機の
筐体に収容しているので筐体が大きくなり、対象とする
機器に対応した操作信号発生部を複数内蔵しているので
回路構成も複雑となり、かつ機器を選択する操作が必要
となるという問題点や、リモコン送信機に機器選択の切
換えスイッチやアドレス指定による機種選択機能を付加
していることから回路構成が複雑となり、かつ操作性が
低下するという問題点を有している。
作キーに割り付けるリモコンコードを変更する場合(特
開平7−46437号公報、参照)も、テレビジョンと
VTRが同時に接続されている時には、各操作キーに割
り付けるリモコンコードをテレビジョンのものとする
か、VTRのものとするかの選択が必要であり操作性の
低下は避けられない。
ールシステムにおける問題点に鑑みてなされたものであ
って、リモコン送信機に複数の送信機の機能や機器選択
の切換えスイッチおよびアドレス指定機能を必要とする
ことなく、1つのリモコン送信機でVTRやテレビジョ
ン等の複数の機器を、ユーザが普通に希望すると思われ
る動作を判定して、同じキー操作をしても自動的に対象
の機器や動作を切り替えてリモートコントロールでき
る、操作性のよい当該リモコンシステムを提供すること
をその目的とする。
解決するための手段を提供するもので、、各請求項の発
明は、以下の技術手段を構成する。請求項1の発明は、
被制御機器の制御要素を遠隔制御するための制御信号を
生成し送信する遠隔操作装置と、該遠隔操作装置からの
制御信号を受信し制御動作を行う手段を備える被制御機
器側制御装置とから成るリモートコントロールシステム
であって、前記遠隔操作装置には、外部入力操作を行う
操作手段と、該操作手段の操作に対応する制御信号を送
信する遠隔操作装置側送信手段と、被制御機器側制御装
置からの情報を受信し、受信した情報を判別する受信信
号判別手段と、前記受信信号判別手段の判定結果に基づ
き前記操作手段に対応して送信する前記制御信号を変更
する遠隔制御信号変更手段と、当該遠隔操作装置全体の
動作の制御を行う制御部とを設け、前記被制御機器側制
御装置には、被制御機器の動作に関する情報を生成する
被制御機器動作関連情報生成手段と、該被制御機器動作
関連情報生成手段で生成された被制御機器動作関連情報
を送信する被制御機器側送信手段と、前記遠隔操作装置
からの制御信号を受信し、受信した情報を判別する受信
信号判別手段と、当該被制御機器側制御装置全体の動作
の制御を行う制御部とを設けたことを特徴とし、双方向
のリモートコントロールシステムをなすものである。
リモートコントロールシステムにおいて、 前記被制御
機器の動作に関する情報を被制御機器の機器識別情報及
び/又は被制御機器の動作状態に関する情報としたこと
を特徴とするものである。
双方向リモートコントロールシステムにおいて、前記被
制御機器が複数である場合、前記遠隔制御信号変更手段
は外部入力操作に対応して送信する前記制御信号を複数
の制御信号に変更することを特徴とするものである。
れかに記載の双方向リモートコントロールシステムにお
いて、前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録
再生装置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記被
制御機器のチャンネル切り替えキーを含むことを特徴と
するものである。
れかに記載の双方向リモートコントロールシステムにお
いて、前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録
再生装置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記被
制御機器の電源オン/オフキーを含むことを特徴とする
ものである。
双方向リモートコントロールシステムにおいて、前記被
制御機器をテレビジョン受信機と映像記録再生装置と
し、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記テレビジョン
受信機と映像記録再生装置の切り替えキーと前記映像記
録再生装置の再生キーを含むことを特徴とするものであ
る。
れかに記載の双方向リモートコントロールシステムにお
いて、前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録
再生装置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記被
制御機器で共有するチャンネル切り替えキーを含み、前
記遠隔操作装置に前記映像記録再生装置からテレビジョ
ン受信機へ接続するチャンネル番号を記憶するチャンネ
ル番号記億手段を設け、前記遠隔制御信号変更手段は前
記操作手段による外部入力操作に対応して送信する前記
制御信号を前記チャンネル番号記億手段に記憶されたチ
ャンネル番号により変更することを特徴とするものであ
る。
リモートコントロールシステムにおいて、前記遠隔操作
装置には、さらに、前記被制御機器の中から特定の被制
御機器を選択する被制御機器選択手段と、該被制御機器
選択手段で選択された特定の被制御機器の機器識別信号
を記憶する機器識別信号記億手段と、各動作条件におけ
る出力すべき制御コマンドを設定する制御コマンド設定
手段と、被制御機器に対する各制御コマンドに対応した
遠隔制御信号コードを収めている遠隔制御信号記億手段
とを設け、前記遠隔制御信号変更手段は前記操作手段に
よる外部入力操作に対応して送信する前記制御信号を前
記遠隔制御信号記億手段に記憶された遠隔制御信号コー
ドにより変更することを特徴とするものである。
双方向リモートコントロールシステムにおいて、前記遠
隔操作装置には、さらに、前記被制御機器の中から特定
の被制御機器を選択する被制御機器選択手段と、前記操
作手段の操作時に、前記被制御機器で接続状態になって
いる台数を記憶する接続台数記億手段と、該接続台数記
億手段における前回の記憶台数と比較して接続状態の台
数が増加したかを判定する接続状態管理手段とを設け、
前記接続状態管理手段が接続状態の台数の増減を判定し
た場合に、前記被制御機器の中から特定の機器を前記被
制御機器選択手段によって選択できることを特徴とする
ものである。
ずれかに記載の双方向リモートコントロールシステムに
おいて、前記遠隔操作装置と前記被制御機器側制御装置
との間の前記制御信号の伝送媒体として有線、赤外線、
音波又は電波のいずれかを用いることを特徴とするもの
である。
いずれかに記載の双方向リモートコントロールシステム
において、前記制御信号の伝送に際し、通信のプロトコ
ルをIrControlによることを特徴とするもので
ある。
いずれかに記載の双方向リモートコントロールシステム
において、前記制御信号の伝送に際し、IEEE139
4デジタルインターフェースを用いることを特徴とする
ものである。
トロールシステムの実施形態の一例を図1乃至図6に基
づいて以下に説明する。図1は、本発明による双方向リ
モートコントロールシステムの実施形態例における遠隔
操作装置の機能ブロック図である。図1において、遠隔
操作装置100は、複数の被制御機器との通信を行うた
め、受信信号判別手段102と遠隔操作装置側送信手段
107を有している。制御部101は、遠隔操作装置1
00の全体のシステム制御をおこなう。実際上、制御動
作を行うために用意される周辺の記憶手段等を含めシス
テムの各々の要素をマイコンで制御するという一般的な
手段を適用できる。通信媒体としては、有線、赤外線、
音波又は電波等が考えられる。また、通信のプロトコル
も、IrControl(旧称IrBus)やIEEE
1394デジタルインターフェース等を用いてもよい。
判定するために受信信号判別手段102があり判定結果
が制御部101に入力される。一方で、被制御機器を操
作するためのコマンドを送信すべくそのための入力手段
として操作部114がある。操作部114の構成として
は、キーボード、ジョイステイック、マウス、音声認識
による命令等の手段が考えられる。本実施形態における
操作部114は、操作キー検出手段105と操作キー1
06で構成したものについて説明する。
り、遠隔制御信号変更手段104において、操作部11
4の操作キー検出手段105により検出した操作キー1
06に対する制御コマンドを、制御コマンド設定手段1
13により決定する。このとき、遠隔制御信号変更手段
104は、被制御機器の登録を行うための機器識別信号
記億手段111、チャンネル番号を記憶するためのチャ
ンネル番号記憶手段112、被制御機器の接続台数を記
憶するための接続台数記憶手段110、複数の被制御機
器の接続状態(接続機器の増減)を管理するための接続
状態管理手段109、機器識別信号記憶手段111によ
って登録された機器から被制御機器を選択する被制御機
器選択手段108からの情報を参照し、これらの状態に
応じた制御コマンド設定手段113のデータに基づいて
送信する制御コマンドを決定することになる。送信する
制御コマンドが決定されると、遠隔制御信号変更手段1
04は遠隔制御信号記憶手段103に記憶された中から
制御コマンドに対応した遠隔制御信号を得ることにな
る。遠隔制御信号記憶手段103は、いわゆるリモコン
コードテーブルに相当する。こうして得られた遠隔制御
信号を遠隔操作装置側送信手段107より送信する。
トロールシステムの実施形態例における被制御機器であ
る本体機器側が備える装置の機能ブロック図である。図
2において、被制御機器200は、遠隔操作装置との通
信を行うため、被制御機器側送信手段201と被制御機
器側受信信号判別手段202を有している。被制御機器
側制御部203は、被制御機器200の全体のシステム
制御をおこなう。受信側に、遠隔操作装置からの信号を
受信し得たデータがどのような制御信号であるかを判定
する被制御機器側受信信号判別手段202があり判定結
果が被制御機器側制御部203に入力される。
レビなのか等の被制御機器の種別を判断するための機器
種別ID及び個々の被制御機器200の判別をするため
の個別IDを含む機器識別信号を生成するための機器識
別信号生成手段204、被制御機器200の動作状態に
関する情報を生成するための動作状態信号生成手段20
5を有している。機器識別信号生成手段204又は動作
状態信号生成手段205によって生成された各信号を遠
隔操作装置への送信信号として被制御機器側送信手段2
01より送信する。被制御機器にはテレビジョン受信機
や、BSチューナ、CSチューナあるいはCATVチュ
ーナなどのいわゆるセットトップボックス等を含めてお
いてもよい。さらに、別のリモートコントロール装置や
PDA(パーソナル情報機器)等であってもよい。
トロールシステムの上記実施形態例における通信手順を
示すフロー図である。このフローでは、遠隔操作装置1
00を双方向リモコンとし、被制御機器200をテレビ
ジョン受信機、映像記録再生機器という複数の被制御機
器とし、システムを動作させた場合の例を示す。また、
図4には、図3に示した通信手順を行う場合の双方向リ
モートコントロールシステムにおける遠隔操作装置(双
方向リモコン)の動作のフローチャートを示しており、
図3、図4中に記載されている各動作ステップS1〜S
12は、各々対応するステップを表している。図1およ
び図2のシステム構成を参照しつつ、図3の通信手順及
び図4のフローに従い行われる双方向リモートコントロ
ールシステムの動作を次に説明する。
は、遠隔操作装置(双方向リモコン)100において操
作キー検出手段105により操作キー106が押下され
たことを検出することで始まり(ステップS1)、遠隔
操作装置100は、複数の被制御機器(テレビジョン受
信機、映像記録再生機器)200からの機器識別信号と
被制御機器の動作状態を知らせる動作状態信号を受信す
るために、動作状態送信要求信号を遠隔操作装置側送信
手段107を介して複数の被制御機器200に向けて送
信する(ステップS2,ステップS6)。各被制御機器
200では、被制御機器側受信信号判別手段202を介
して受信したデータを判定し、動作状態送信要求信号を
受信したことを被制御機器側制御部203に通知する。
これを受け、被制御機器側制御部203では、機器識
別信号生成手段204及び動作状態信号生成手段205
を介して被制御機器側送信手段201から、遠隔操作装
置100に対して動作状態送信応答信号を送信する。
送信応答信号が発信され、これらの動作状態送信応答信
号が衝突する可能性があるが、これを回避する方法とし
ては、動作状態送信応答信号を送信する前後に乱数によ
る送信遅延時間を設ける方法、機器種別毎に遅延時間を
設ける方法、前記両方の方法を合わせた遅延時間の設定
方法等が考えられる。また、電波のようにキャリア周波
数の割り当てが可能な通信媒体を使用し、割り当てたキ
ャリア周波数に同調すれば、他の被制御機器の送信状況
をモニターできるような場合、送信前にキャリアセンス
を行ってから送信する方法も考えられる。また、遠隔操
作装置100の受信信号判別手段102が複数の被制御
機器からの動作状態送信応答信号を同時に受信できる場
合は、光の波長または電波の周波数等を機器毎に変える
ようにして通信する方法も考えられる。以下の例では、
遅延時間を設ける場合について説明する。
信号を送信した後は、各被制御機器200からの動作状
態送信応答信号の受信を待ち受ける(ステップS3,ス
テップS7)が、動作状態送信要求信号の送信は複数の
被制御機器が存在する場合が考えられるので、応答信号
が受信できなくなるまでの間、要求信号の送信を数回繰
り返すことになる。遠隔操作装置100は、被制御機器
200から送信される動作状態送信応答信号を受信信号
判別手段102により受信し、機器識別信号及び動作状
態を判別し受信を終了する(ステップS4,ステップS
8)。
器識別信号を登録し、接続台数記憶手段110に記憶さ
れている接続台数の値についてもこれを変更する(ステ
ップS9)。これをテレビジョン受信機と映像記録再生
機器について行い、制御コマンド設定手段113によ
り、被制御機器の各動作条件における出力すべき制御機
器と制御コマンドの選択を行う(ステップS10)。
ンド設定手段113により選択された内容に基づいて、
遠隔制御信号記憶手段103により選択対象の機器の制
御コマンドを抽出し、対象機器の制御信号を生成する
(ステップS11)。対象機器にテレビジョン受信機を
選択した場合は、遠隔操作装置100からテレビジョン
受信機に向けてTV受信機制御信号が送信され、また、
映像記録再生機器を選択した場合は、遠隔操作装置10
0から映像記録再生機器に向けて、映像記録再生機器制
御信号が送信される(ステップS12)。
る。図5には双方向リモートコントロールシステムの被
制御機器200における機器別の動作状態を知らせるた
めの項目の一実施例を示した。ここでは、テレビジョン
(以下、TVと称する)受信機と映像記録再生機器(以
下、VTRと称する)についてからの6項目に関す
る機器の状態を報告するための項目をあげたが、必要に
応じて、状態の報告内容を増減しても良い。双方向リモ
コン側ではこれらの6項目の状態により被制御機器20
0の動作状態を確認し、制御コマンド設定手段113に
より、選択機器を選んで、これを制御するための制御コ
マンドを設定する。尚、テレビジョン受信機の入力切り
換えの状態の欄の『ビ1』は『ビデオ入力1』のことで
ある。『ビ2』、『ビ3』も同様である。映像記録再生
装置の入力切り換えの状態の棚の『外1』は『外部入力
1』のことである。『外2』も同様である。
れたことを操作キー検出手段で検出した場合、テレビジ
ョン受信機から、例えば、図6に示してあるように、
(、、、、、)=(OFF、TV、4、切断、N
ON、OFF)、VTRから(、、、、、)=(OF
F、TV、5、接続、NON、停止)の動作状態送信応答信号
を受信したとする。ここで、、…などは図5の各
機器の項目を示しており、各々電源や入力切り替えやチ
ャンネル設定などがどういう状態になっているかを図6
中に示している。尚、図6の、…の項目の欄に
『*』が示されている場合は、図5の各機器の項目、
…の状態がどのような場合でも良いということを示
している。この場合、検出されたキーが電源キーの場合
の欄を見ると、受信した動作状態から判断すると『テレ
ビジョン受信機に対する電源ONの制御コマンド』とな
る。従って、双方向リモコンよりテレビジョン受信機に
対して、テレビジョン受信機制御信号にて、電源ONの制
御コマンドが送信される。
が、テレビジョン受信機は(、、、、、)
=(OFF、TV、4、切断、NON、OFF)、VTRは(、、
、、、)=(ON、TV、8、切断、NON、停止)
とすると、図6に示す機器の動作状態に対する双方向リ
モコンから発すべき制御コマンドとその送信先から判断
すると『映像記録再生機器に対する電源OFFの制御コマ
ンド』となる。従って、双方向リモコンより映像記録再
生機器に対して、映像記録再生機器制御信号にて、電源
OFFの制御コマンドが送信される。更に、受信した動作
状態送信応答信号が、テレビジョン受信機は(、、
、、、)=(ON、ビ1、4、接続、NON、OF
F)、VTRは(、、、、、)=(ON、TV、
8、接続、NON、再生)とすると、図6による機器の動
作状態から判断すると『テレビジョン受信機及び映像記
録再生機器に対する電源OFFの制御コマンド』となる。
従って、双方向リモコンよりテレビジョン受信機及び映
像記録再生機器に対して、テレビジョン受信機制御信号
及び映像記録再生機器制御信号にて、双方の機器に対し
て電源OFFの制御コマンドが送信される。このように、
被制御機器200の状態によっては、一つのキー操作に
よって、2つ以上の機器を同時に制御する場合も考えら
れる。
段でチャンネルキー6が押下されたことを検出した場
合、テレビジョン受信機から(、、、、、
)=(ON、TV、4、接続、NON、OFF)、VTRから
(、、、、、)=(0N、外1、6、接
続、NON、停止)の動作状態送信応答信号を受信したと
する。この場合、図6による機器の動作状態を参照する
と、『テレビジョン受信機に対するチャンネル切り換え
コマンド』の設定となる。従って、双方向リモコンより
テレビジョン受信機に対して、テレビジョン受信機制御
信号にて、チャンネル設定のコマンドが送信される。し
かし、受信した動作状態送信応答信号が、テレビジョン
受信機は(、、、、、)=(ON、ビ1、
2、接続、NON、OFF)、VTRは(、、、、、
)=(ON、外1、6、接続、NON、停止)とすると、
図6の機器の動作状態から判断すると『映像記録再生機
器に対するチャンネル切り換えコマンド』となる。従っ
て、双方向リモコンより映像記録再生機器に対して、映
像記録再生機器制御信号にて、チャンネル切り換えコマ
ンドが送信される。
ー、ビデオ停止キーの押下検出の際にも、受信した動作
状態送信応答信号に対して、図6の制御コマンド設定手
段を参照することで、各被制御機器200に対して送信
される制御コマンドが確定される。更に、その制御コマ
ンドは、一つの機器に対する一つのコマンドだけではな
く、状況によっては、複数の機器に対する複数のコマン
ドになる場合もある。また、上記した実施形態では、テ
レビジョン受信機が1台、映像記録再生機器が1台の場
合について説明したが、テレビジョン受信機及び映像記
録再生機器が複数台になる場合、或いは、複数の被制御
機器200を同機能で操作する場合が考えられ、その対
応として、機器の動作状態で判断可能な被制御機器20
0をグループ化して、双方向リモコンの機器識別信号記
億手段111に登録する。こうすることにより、双方向
リモコンを使用する場合、操作キーにて、操作する対象
グループを選択し、機器選択手段108にて、機器識別
信号記憶手段111から対象となるグループの機器を選
択する。
行われるまで、選択された機器を対象として双方向リモ
ートコントロールシステムでの制御動作が行われる。制
御動作はすべて、前記実施例と同様に行う。双方向リモ
コンのあるキーが押下された場合、選択した各機器に対
して、動作状態送信要求信号を送信し、各機器より動作
状態送信応答を受信し、対象グループ毎に設定した制御
コマンド設定手段113と各機器の動作状態を比較し、
選択した機器に対して選択した制御コマンドを送信す
る。更に、この双方向リモコンに接続されている被制御
機器200の台数は接続台数記憶手段110に記憶され
ており、この台数をもとに、接続状態管理手段109に
て各被制御機器200の管理を行っている。従って、新
しく機器が増えた場合、音声ガイド、報知音又はLED
等の表示器、或いは、液晶等の表示部に表示させること
により、リモコン操作者に報知し、対象グループに登録
することができる。被制御機器のグループ登録は、双方
向リモコンの操作キーにより入力し、リモコン操作者が
設定できるようになっている。
かない場合は、自動的に登録することも可能である。登
録に際しては、音声ガイド、確認音、又はLED等の表
示器、或いは、液晶等の表示部に表示させることにより
簡単に登録することができる。更に、テレビジョン受信
機の表示画面に、登録されているグループの各機器の接
続状態を表示し、新規に増えた場合の対象グループヘの
登録や、既に登録されている機器の対象グループの変
更、登録機器の削除等かテレビジョン受信機の表示画面
上で、遠隔操作装置により操作できるようにすることも
可能である。制御コマンド設定手段113は、基本部分
に関しては、双方向リモコンに用意されているかリモコ
ン操作者が登録したり修正したりできるのは言うまでも
ない。
効果がもたらされる。本発明は双方向リモートコントロ
ールシステムを構成し、リモコンと被制御機器間の双方
向通信機能により被制御機器側の機器IDや機器の動作
状態といった動作関連情報をリモコンに送信し、リモコ
ン側では被制御機器動作毎の動作状態を知った上で、ユ
ーザの入力操作に従う各被制御機器における動作を制御
するために必要な制御コマンドを各機器に送信すること
が可能になり、従来技術におけるようにリモコン送信機
に複数の送信機の機能や機器選択の切換えスイッチやア
ドレス指定機能を必要とすることなく、普通にユーザが
希望すると思われる動作を機器の動作状態から判定し
て、複数ある機器のどの機器に対して同じキー操作をし
ても自動的に対象の機器や動作を切り替えて、ユーザの
意向に沿った各機器の操作を簡単に行えるので、リモコ
ン送信機の操作性を大幅に向上することが可能となる。
ロールシステムによれば、複数の機器に対してもそれら
の動作状態から判定して、一キー操作によって各々の機
器に合わせ適切な動作に切り替え操作を実行することが
できる。被制御機器をTVとVTRとした場合に、上記
と同様に、TVとVTRで共用されているチャンネルキ
ー、電源オン/オフキー、再生キー、TV/VTR切り
替えキー等を操作した場合も、動作状態から判定してT
VあるいはVTRの必要とされる側の動作を切り替える
ことができる。TVとVTRをRF結合している場合で
も、こうした動作が可能となる。
ロールシステムにおいては、上述したような構成として
いるので、TVが複数台あるときや、VTRが複数台あ
るときでも、その中からユーザが指定したTV、VTR
で選択的に連係動作することが可能となる。さらに、本
発明に係る双方向リモートコントロールシステムにおい
ては、被制御機器を管理する機能を備えることにより、
新しく機器を接続した場合にはリモコン操作者に報知
し、自動又は手動で、簡単にグループ登録したりするこ
とが可能でユーザを煩わせず、当該リモコン機能を有効
に利用することを可能とする。
通信を行うための伝送媒体、通信プロトコル及び通信イ
ンターフェースを具体化手段として用いることにより本
発明に係る双方向リモートコントロールシステムの実施
化が可能となる。
テムの第一の実施形態における遠隔制御装置の機能ブロ
ック図である。
テムの実施形態例における被制御機器である本体機器側
が備える装置の機能ブロック図である。
テムの実施形態例における通信手順を示すフロー図であ
る。
置(双方向リモコン)の動作のフローチャートである。
テムの実施形態例における被制御機器別の動作状態を知
らせるための項目を示す。
テムにおける被制御機器の動作状態に対し設定される選
択機器と制御コマンドを例示する。
Claims (12)
- 【請求項1】 被制御機器の制御要素を遠隔制御するた
めの制御信号を生成し送信する遠隔操作装置と、該遠隔
操作装置からの制御信号を受信し制御動作を行う手段を
備える被制御機器側制御装置とから成るリモートコント
ロールシステムであって、 前記遠隔操作装置には、外部入力操作を行う操作手段
と、該操作手段の操作に対応する制御信号を送信する遠
隔操作装置側送信手段と、被制御機器側制御装置からの
情報を受信し、受信した情報を判別する受信信号判別手
段と、前記受信信号判別手段の判定結果に基づき前記操
作手段に対応して送信する前記制御信号を変更する遠隔
制御信号変更手段と、当該遠隔操作装置全体の動作の制
御を行う制御部とを設け、 前記被制御機器側制御装置には、被制御機器の動作に関
する情報を生成する被制御機器動作関連情報生成手段
と、該被制御機器動作関連情報生成手段で生成された被
制御機器動作関連情報を送信する被制御機器側送信手段
と、前記遠隔操作装置からの制御信号を受信し、受信し
た情報を判別する受信信号判別手段と、当該被制御機器
側制御装置全体の動作の制御を行う制御部とを設けたこ
とを特徴とする双方向リモートコントロールシステム。 - 【請求項2】 請求項1記載の双方向リモートコントロ
ールシステムにおいて、 前記被制御機器の動作に関する情報を被制御機器の機器
識別情報及び/又は被制御機器の動作状態に関する情報
としたことを特徴とする双方向リモートコントロールシ
ステム。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の双方向リモートコ
ントロールシステムにおいて、 前記被制御機器が複数である場合、前記遠隔制御信号変
更手段は外部入力操作に対応して送信する前記制御信号
を複数の制御信号に変更することを特徴とする双方向リ
モートコントロールシステム。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の双方
向リモートコントロールシステムにおいて、 前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録再生装
置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記被制御機
器のチャンネル切り替えキーを含むことを特徴とする双
方向リモートコントロールシステム。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の双方
向リモートコントロールシステムにおいて、 前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録再生装
置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記被制御機
器の電源オン/オフキーを含むことを特徴とする双方向
リモートコントロールシステム。 - 【請求項6】 請求項1又は2記載の双方向リモートコ
ントロールシステムにおいて、 前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録再生装
置とし、前記遠隔操作装置の操作手段に、前記テレビジ
ョン受信機と映像記録再生装置の切り替えキーと前記映
像記録再生装置の再生キーを含むことを特徴とする双方
向リモートコントロールシステム。 - 【請求項7】 請求項1乃至3のいずれかに記載の双方
向リモートコントロールシステムにおいて、 前記被制御機器をテレビジョン受信機と映像記録再生装
置とし、前記遠隔操作装置の操作手段にさらに前記被制
御機器で共有するチャンネル切り替えキーを設け、前記
遠隔操作装置にさらに前記映像記録再生装置からテレビ
ジョン受信機へ接続するチャンネル番号を記憶するチャ
ンネル番号記億手段を設け、前記遠隔制御信号変更手段
は前記操作手段による外部入力操作に対応して送信する
前記制御信号を前記チャンネル番号記億手段に記憶され
たチャンネル番号により変更することを特徴とする双方
向リモートコントロールシステム。 - 【請求項8】 請求項2記載の双方向リモートコントロ
ールシステムにおいて、 前記遠隔操作装置にさらに前記被制御機器の中から特定
の被制御機器を選択する被制御機器選択手段と、該被制
御機器選択手段で選択された特定の被制御機器の機器識
別信号を記憶する機器識別信号記億手段と、各動作条件
における出力すべき制御コマンドを設定する制御コマン
ド設定手段と、被制御機器に対する各制御コマンドに対
応した遠隔制御信号コードを収めている遠隔制御信号記
億手段とを設け、前記遠隔制御信号変更手段は前記操作
手段による外部入力操作に対応して送信する前記制御信
号を前記遠隔制御信号記億手段に記憶された遠隔制御信
号コードにより変更することを特徴とする双方向リモー
トコントロールシステム。 - 【請求項9】 請求項2又は8記載の双方向リモートコ
ントロールシステムにおいて、 前記遠隔操作装置にさらに前記被制御機器の中から特定
の被制御機器を選択する被制御機器選択手段と、前記操
作手段の操作時に、前記被制御機器で接続状態になって
いる台数を記憶する接続台数記億手段と、該接続台数記
億手段における前回の記憶台数と比較して接続状態の台
数の増減を判定する接続状態管理手段とを設け、前記接
続状態管理手段が接続状態の台数の増減を判定した場合
に、前記被制御機器の中から特定の機器を前記被制御機
器選択手段によって選択できることを特徴とする双方向
リモートコントロールシステム。 - 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の双
方向リモートコントロールシステムにおいて、 前記遠隔操作装置と前記被制御機器側制御装置との間の
前記制御信号の伝送媒体として有線、赤外線、音波又は
電波のいずれかを用いることを特徴とする双方向リモー
トコントロールシステム。 - 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
双方向リモートコントロールシステムにおいて、 前記制御信号の伝送に際し、通信のプロトコルをIrC
ontrolによることを特徴とする双方向リモートコ
ントロールシステム。 - 【請求項12】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
双方向リモートコントロールシステムにおいて、 前記制御信号の伝送に際し、IEEE1394デジタル
インターフェースを用いることを特徴とする双方向リモ
ートコントロールシステム。
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