JP2012065130A - 補聴器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】両耳装用が適用された用補聴器で、リモコンを用いて片側のみ設定変更を行う場合においても操作性を良くすることを目的とする。
【解決手段】前記補聴器それぞれには、前記リモコンもしくは、左右の前記補聴器間で無線通信を行う通信部と、前記リモコンと自身の補聴器の距離を算出する受信エリア判定部と、他方の補聴器で算出した距離を取得する他方受信エリア取得部と、前記受信エリア判定部で算出した距離と、前記他方受信エリア取得部で取得した距離から、前記リモコンからの制御コマンドを実行するか否かを判定する受信エリア比較部を有する構成としたことで、リモコンを目的の補聴器に近づけて操作するだけで、容易にその補聴器のみの制御が可能となり、リモコンの操作性を高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、リモコンを用いて制御を行う両耳装用に適用した補聴器に関する。
近年の補聴器は小型化が進んでいるため、補聴器本体に備えられた操作ボタンでは、それ自体が小さな物となり、操作性が著しく損なわれてしまう。そこで、補聴器本体とは別に、適度な大きさのリモコンを用意し、そのリモコンを操作することによって、補聴器本体のボリュームや環境モードの設定変更等の操作性良くする補聴器システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−247798号公報
この補聴器システムを両耳装用の補聴器に適用した場合、両方の補聴器に同じ設定(ボリューム値や、環境モード等)を行う場合には特に問題は発生しないが、片方の補聴器に対してのみ設定変更を行いたい場合には、制御したい側の補聴器を指定するためのボタンをリモコン本体に設けることが考えられるが、その場合、部品点数の増加によるコスト的に不利になり、また、そのボタン操作による手間が増えるため操作性が悪くなる。
そこで、本発明の補聴器は、左右の補聴器のうち、リモコンを用いて片側のみ設定変更を行う場合においても操作性を良くすることを目的とする。
そしてこの目的を達成するために、両耳装用に適用した補聴器と、それらの補聴器の制御を行うリモコンからなる補聴器システムにおいて、前記リモコンには、操作者が操作を行うための操作部と、このリモコンの全体の制御や、前記操作から前記補聴器を制御するためのコマンドを生成する制御部と、このコマンドを前記補聴器に無線送信するための通信部を備え、前記補聴器それぞれには、前記リモコンもしくは、左右の前記補聴器間で無線通信を行う通信部と、前記リモコンと自身の補聴器の距離を算出する受信エリア判定部と、他方の補聴器で算出した距離を取得する他方受信エリア取得部と、前記受信エリア判定部で算出した距離と、前記他方受信エリア取得部で取得した距離から、前記リモコンからの制御コマンドを実行するか否かを判定する受信エリア比較部を有する構成とすることで、リモコンを目的の補聴器に近づけて操作するだけで、容易にその補聴器のみの制御が可能になり、これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、両耳に装着して使用する補聴器と、その補聴器の制御を行うリモコンからなる補聴器システムにおいて、前記リモコンには、操作者が操作を行うための操作部と、このリモコンの全体の制御や、前記操作から前記補聴器を制御するためのコマンドを生成する制御部と、このコマンドを前記補聴器に無線送信するための通信部を備え、前記補聴器それぞれには、前記リモコンもしくは、左右の前記補聴器間で無線通信を行う通信部と、前記リモコンと自身の補聴器の距離を算出する受信エリア判定部と、他方の補聴器で算出した距離を取得する他方受信エリア取得部と、前記受信エリア判定部で算出した距離と、前記他方受信エリア取得部で取得した距離から、前記リモコンからの制御コマンドを実行するか否かを判定する受信エリア比較部を有する構成とすることで、操作性を向上することができる。
すなわち、リモコンを目的の補聴器に近づけて操作するだけで、容易にその補聴器のみの制御が可能となるため、このリモコンの操作性を高めることができるのである。
本発明の実施の形態における使用状態説明図 (a)補聴器ブロック図 (b)リモコンブロック図 通信部11のブロック図 無線コマンド制御部のブロック図 変換テーブル説明図 リモコン操作時のフローチャート (a)リモコン操作位置の説明図 (b)リモコン操作位置の説明図
以下に、本発明の一実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の補聴器システムの使用状況を説明する図である。補聴器1aと補聴器1bは両耳装用に適用した補聴器であり、補聴器1a、1b間は無線通信2で接続されている。これらは、例えば補聴器1aの補聴器本体でボリューム変更を行った場合、無線通信2を通じて、補聴器1aのボリュームが変更された事を補聴器1bに送信し、補聴器1bはこれを受けてボリュームを変更する。このような、両耳間で補聴器のパラメータを連携し、操作性を向上させる事を両耳連携と呼ぶ。また、リモコン3と、補聴器1a、1bそれぞれが無線通信4で接続されている。リモコン3には、補聴器1a、1bのボリュームを操作するための音量調整操作部5が備えられており、この音量調整操作部5を操作することにより、無線通信4を通じて補聴器1a、1bのボリュームが変更されることになる。
次に、図2(a)、図2(b)を用いて、補聴器1a、1bとリモコン3のブロック図を説明する。図2(a)は補聴器1a、1bのブロック図であるが、補聴器1a、1bの回路ブロックは同じものであるため、ここでは、片側の補聴器1aを代表して説明する。
補聴器1aは、周囲の音を集音し電気信号に変換するためのマイクロフォン6と、マイクロフォン6からの信号をデジタル信号に変換するA/D変換器7と、そのデジタル信号に対して補聴処理を行う補聴処理部8と、補聴処理部8から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器9と、そのアナログ信号を音として空気振動に変換するレシーバ10とからなり、通常の補聴器としての機能を発揮する。なお、D/A変換器9は、PWM(Pulse Width Modulation)やPDM(Pulse Densith Modulation)等のデジタルアナログ変換システムも含む。
さらに補聴器1aは、補聴器1bとの無線通信2や、リモコン3との無線通信4を行うための通信部11と、その無線通信2及び無線通信4から、コマンドの解析をした後、補聴器の制御を行う無線コマンド制御部12を備える。無線通信2と無線通信4のパケット情報の中には、送信元である補聴器1bや、リモコン3などの機器識別情報が組み込まれており、無線コマンド制御部12はそれら機器識別情報を元に、補聴器1bからの無線通信か、リモコン3からの無線通信かを適切に判断し処理することができる。この機器識別情報を活用すれば、今後無線機器が増えた場合でも容易に対応することができる。
次に、図2(b)を用いてリモコン3のブロック図を説明する。リモコン3は、補聴器1a、1bのボリューム値を変更するための音量調整操作部5と、音量調整操作部5からの信号を、補聴器1a、1bに無線信号として送信するためのパケット信号を生成する制御部13と、制御部13で生成されたパケット信号を無線信号4として出力する通信部14を備えている。
音量調整部5は、例えば補聴器のボリュームを上げるためのボタンと、補聴器のボリュームを下げるためのボタン(図1参照)を有する。制御部13は、どちらのボタンが操作されたのかを判断し、補聴器1a、1bのボリュームを制御するための制御信号と、送信元がリモコン3である機器識別情報を組み込んだパケット信号を生成する。そして、通信部14は、ここで出来上がったパケット信号を無線信号4として送信を行う。
次に、図3を用いて通信部11の詳細なブロック図を説明する。通信部11は、アンテナ15とAGC16(Automatic Gain Control)とゲイン保存用メモリ17とA/D変換器18と受信器24と送信器25を備えている。本実施の形態では、無線通信を磁気通信の場合で説明する。アンテナ15は磁界を受信するためにコイルを用いている。
受信時は、コイル周囲の磁界が変化すると、その変化量に応じてコイルに流れる電流量が変化する。受信器24は、無線通信効率を向上するために送信側であらかじめ変調された信号に対する復調回路や、コイルに流れる電流変化分を効率良く取り出すための共振回路等の受信回路を有し、コイルに流れる電流量を電圧値に変換してAGC16に出力する。
AGC16は、受信器出力信号のレベルと、A/D変換器18によりデジタル信号に変換されたAGC16の出力信号のレベルを比較し、AGC16の出力信号のレベルが常に所定のレベルになるように制御を行う。この制御により通信距離の変化によってアンテナ15で受信する信号の大きさが変化しても、A/D変換器18が持つダイナミックレンジに対して常に一定の信号レベルでデジタル信号への変換を行うことができるため、受信信号の品質を保つことができる。このデジタル信号は無線コマンド制御部12に送られる。ここで、AGC16の制御に用いられるゲイン値は、ゲイン保存用メモリ17に保存される。このゲイン値は、無線コマンド制御部12から読み出すことが可能である。
送信時は、無線コマンド制御部12から所望のパケット構成を持つ送信データが出力される。送信器25では、受信器24が持つ復調回路に応じた方式による変調を行い、アンテナ15に出力する。このとき、通信距離を伸ばすために任意の送信電圧で変調された送信データを出力することが可能である。
次に、図4を用いて受信時における無線コマンド制御部12の詳細なブロック図を説明する。送信時における無線コマンド制御部12の動作は、送信データを上述した所望のパケット構成に変換して通信部11に出力するのみであるため、詳細な説明を省略する。なお、図4では受信動作に関するブロックのみ、記載する。
受信時において無線コマンド制御部12は、通信部11から出力されたデジタル信号をコマンド判定部19に入力し、そのデジタル信号に含まれるパケット情報から送信元の機器やコマンド種別を判定する。送信元の機器とは、上述のとおり、リモコンであったり相手側補聴器であったりする。コマンド判定部19で、リモコン3からの無線信号を受信したと判断した場合には、受信エリア判定部20aにてリモコン3との距離を判定する。距離の判定にはメモリ21に保存されている、変換テーブルを用いる。
変換テーブルは、例えば図5に示すとおり、機器間の距離を、0cm〜10cm(エリアA)、11cm以上(エリアB)の二段階に分け、それら距離に応じたAGC16へのゲイン値を対応付けしている。エリアAの範囲を10cm以内とした理由として、顔の横幅(両耳間の距離)は人それぞれ異なるが、平均すると約16cmとなり、片側の補聴器にリモコンを近づけたときに、反対側の補聴器がそのエリアAに入らない距離としたものである。
磁界の強さは、送信側と受信側の距離によって異なり、その距離が近いと磁界が強く、遠いと磁界が弱くなる。この磁界の強さに応じて、アンテナ15で生成される電流も、磁界が強いと電流が多く流れ、磁界が弱いと少ない電流が流れることになる。そこで、AGC16では、送信側と受信側の距離の差によって変化する受信電流の差を吸収するための制御が行われるが、この時のAGC16で設定されるゲイン値としては、電流が小さいほど大きいゲイン値で増幅度を大きくし、電流が大きいほど小さいゲイン値で増幅度を小さくするものである。
つまり、AGC16に設定するゲイン値から、リモコン3と補聴器1a間の距離を対応付けすることができ、変換テーブルは、そのゲイン値とエリアを対応付けしたものである。
また、受信エリア判定部20aは、算出した補聴器1aのエリアをコマンド判定部19を経由して、通信部11から補聴器1bに送信すると共に、受信エリア比較部22に補聴器1aのエリア情報を送る。
また、コマンド判定部19で、他方の補聴器1bからの無線信号を受信したと判断した場合には、他方受信エリア取得部20bに受信したパケット情報を送り、他方受信エリア取得部20bでそのパケット情報から補聴器1bのエリア情報を抽出した後、そのエリア情報を受信エリア比較部に送る。
受信エリア比較部22は、受信エリア判定部20aと他方受信エリア取得部20bとから送られたエリア情報を元に、リモコン3で送られてきたボリューム情報を反映させるか否かを判断し、必要であれば、ボリューム決定部23で補聴器1aのボリューム変更を行う。
次に、図6、図7を用いて、実際の使用状態を例に取りながら、処理の流れを説明する。まず、図7(a)のように、リモコン3を補聴器1aに近づけた状態で、リモコン3でボリューム操作を行う場合を考える。補聴器1aの処理としては、リモコン3からのコマンドを補聴器1aが受信(S100)する。その後、左右の補聴器間で無線通信が確立され情報交換が行える状態、つまり両耳連携が適用されているか否かを判断(S101)する。
両耳連携が有効であれば、リモコン3からのコマンドか否かを判断(S102)し、リモコン3からのコマンドであれば、受信レベルから受信エリアに変換(S103)する。そして、相手側補聴器1bに補聴器1aの受信エリアを送信すると共に、相手側補聴器1bの受信エリアを受信(S104)する。図7(a)の状態では、補聴器1aの受信エリアがエリアAに入っているため(S105)、補聴器1aのボリューム値を変更(S107)し、処理を終了(S108)する。
一方、補聴器1bの処理としては、S100〜S104は補聴器1aと同じ処理の流れになるが、補聴器1bの受信エリアがエリアBに入っているため(S105)、補聴器1aのエリアを確認し(S106)、そこで補聴器1aがエリアAと判断できるため、補聴器1bはコマンドの実行は行わず処理を終了する。
すなわち、図7(a)の状態においては、リモコン3からのボリューム変更を、補聴器1aのみに反映することができるのである。
次に、図7(b)のように、リモコン3が補聴器1aと1bの略中間位置にある状態で、リモコン3のボリューム操作を行う場合で考える。なおS100〜S104は上述と同じであるため説明は省略する。
補聴器1aの処理としては、補聴器1aの受信エリアがエリアBに入っているため(S105)、相手側補聴器1bのエリアを確認し(S106)、そこで相手側補聴器1bもエリアBと判断できるため、補聴器1aはボリューム値を変更(S107)し、処理を終了(S108)する。
一方、補聴器1bの処理としては、補聴器1bの受信エリアがエリアBに入っているため(S105)、補聴器1aのエリアを確認し(S106)、そこで補聴器1aがエリアBと判断できるため、補聴器1bはボリューム値を変更(S107)し、処理を終了(S108)する。
すなわち、図7(b)においては、リモコン3からのボリューム変更を、補聴器1aと補聴器1bの両方に反映することができるのである。
なお、本実施の形態1では、リモコンコマンドとしてボリューム変更を例にとって説明したが、補聴器のモード変更等の操作にも用いることができる。
また、本実施の形態1では、受信強度をゲイン値に対応付けした上で距離に換算しているが、アンテナ15に流れる電流や、受信器24から出力される電圧値を距離に換算する構成としても良い。
また、本実施の形態1では、受信強度をゲイン値に対応付けした上で距離に換算しているが、受信強度そのものを比較対象とする構成としても良い。
また、本実施の形態1では、無線通信として磁気通信を例にとって説明したが、これに限定されるものではなく、その他通信技術一般に応用できるものである。
以上のように本発明は、両耳に装着して使用する補聴器と、その補聴器の制御を行うリモコンからなる補聴器システムにおいて、前記リモコンには、操作者が操作を行うための操作部と、このリモコンの全体の制御や、前記操作から前記補聴器を制御するためのコマンドを生成する制御部と、このコマンドを前記補聴器に無線送信するための通信部を備え、前記補聴器それぞれには、前記リモコンもしくは、左右の前記補聴器間で無線通信を行う通信部と、前記リモコンと自身の補聴器の距離を算出する受信エリア判定部と、他方の補聴器で算出した距離を取得する他方受信エリア取得部と、前記受信エリア判定部で算出した距離と、前記他方受信エリア取得部で取得した距離から、前記リモコンからの制御コマンドを実行するか否かを判定する受信エリア比較部を有する構成とすることで、操作性を向上することができる。
なお、本実施の形態1では、リモコンコマンドとしてボリューム変更を例にとって説明したが、補聴器のモード変更等の操作にも用いることができる。
すなわち、リモコンを目的の補聴器に近づけて操作するだけで、容易にその補聴器のみの制御が可能となるため、このリモコンの操作性を高めることができるのである。
1a 補聴器
1b 補聴器
2 無線通信
3 リモコン
4 無線通信
5 音量調整操作部
6 マイクロフォン
7 A/D変換器
8 補聴処理部
9 D/A変換器
10 レシーバ
11 通信部
12 無線コマンド制御部
13 制御部
14 通信部
15 アンテナ
16 AGC(Automatic Gain Control)
17 ゲイン保存用メモリ
18 A/D変換器
19 コマンド判定部
20a 受信エリア判定部
20b 他方受信エリア取得部
21 メモリ
22 受信エリア比較部
23 ボリューム決定部
24 受信器
25 送信器

Claims (8)

  1. 両耳に装着して使用する補聴器と、その補聴器の制御を行うリモコンからなる補聴器システムにおいて、
    前記リモコンには、
    操作者が操作を行うための操作部と、
    このリモコンの全体の制御や、前記操作から前記補聴器を制御するためのコマンドを生成する制御部と、
    このコマンドを前記補聴器に無線送信するための通信部を備え、
    前記補聴器それぞれには、
    前記リモコンもしくは、左右の前記補聴器間で無線通信を行う通信部と、
    前記リモコンと自身の補聴器の位置情報を算出する受信エリア判定部と、
    他方の補聴器で算出した位置情報を取得する他方受信エリア取得部と、
    前記受信エリア判定部で算出した位置情報と、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報から、前記リモコンからの制御コマンドを実行するか否かを判定する受信エリア比較部を有する補聴器システム。
  2. 前記補聴器に備えられた通信部には、受信信号のゲインをコントロールするAGCと、そのAGCに設定されたゲイン値を保存するメモリを備えた請求項1に記載の補聴器システム。
  3. 前記受信エリア判定部は、前記メモリに保存されている前記ゲイン値から、前記リモコンと前記補聴器間の位置情報を算出する請求項1に記載の補聴器システム。
  4. 前記受信エリア判定部は、前記ゲイン値と位置情報の関係をテーブルとして保存するメモリと接続されている請求項1に記載の補聴器システム。
  5. 前記テーブルは、前記距離を少なくとも二つ以上の領域として前記ゲイン値と対応付けしている請求項4に記載の補聴器システム。
  6. 前記受信エリア比較部は、前記受信エリア判定部で算出した位置情報と、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報が、前記テーブルで定義された領域と同じ場合には、左右の補聴器の両方とも前記制御コマンドを実行する請求項4に記載の補聴器システム。
  7. 前記受信エリア比較部は、前記受信エリア判定部で算出した位置情報と、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報のうち、前記受信エリア判定部で算出した位置情報が、前記テーブルで定義された最も近い領域に位置し、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報が、前記テーブルで定義された最も近い領域より遠い領域に位置している場合には、自身の補聴器でのみ前記制御コマンドを実行する請求項4に記載の補聴器システム。
  8. 前記受信エリア比較部は、前記受信エリア判定部で算出した位置情報と、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報のうち、前記他方受信エリア取得部で取得した位置情報が、前記テーブルで定義された最も近い領域に位置し、前記受信エリア判定部で算出した位置情報が、前記テーブルで定義された最も近い領域より遠い領域に位置している場合には、自身の補聴器では前記制御コマンドを実行しない請求項4に記載の補聴器システム。
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