JP4608823B2 - リモートコントロールシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、AV機器をはじめとする家電機器などの遠隔制御に用いられるリモートコントロールシステムに関し、より詳細には、家電ネットワークに接続された複数の異なる被制御装置を、単一のリモコン送信機で操作できるリモートコントロールシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の家電機器などの遠隔操作を1台のリモコン装置で行うような場合には、あらかじめ複数の機器に対応する制御情報を持つプリセットリモコン装置や、赤外線コマンドを操作によって記憶させることができる機能を持つ学習リモコン装置等が用いられている。これらのリモコン装置は、機器毎に専用のリモコン装置が必要になる煩わしさを解消するために用いられているが、制御対象となりうる機器が限定されること、制御対象の機器を切り替える操作が必要になること、リモコン装置に設置される入力ボタンの数が多くなること、リモコン装置に設置されている操作キーと実際の操作との対応が不明瞭になることなど、操作性が低下する問題が残る。
【0003】
図6は従来のコンポーネントオーディオに関するプリセットリモコン装置を用いたリモートコントロールシステムの例を示す図である。図6の例におけるコンポーネントオーディオは、コントロールアンプ110、チューナー120、CDプレーヤ130、MDプレーヤ140の4つの主要機器、および、図示しないスピーカシステムから構成されるものであり、それぞれが必要に応じて図示しないオーディオケーブルで接続されているものである。このような構成のコンポーネントオーディオにおいては、4つの主要機器それぞれに専用のリモコン装置を用いることによって各機器の制御を行うことも可能であるが、図6の例におけるコンポーネントオーディオにおいては、機器毎に専用リモコンを取り替える不便さを解消するために、4つの機器を統合的にコントロールするためのプリセットリモコン装置150と制御信号線160を備える。
【0004】
図7は、図6の例の従来のリモートコントロールシステムにおける、制御情報の流れを示すブロック図である。プリセットリモコン装置150から発信される遠隔制御信号Rsを受信する遠隔制御信号受信手段114、遠隔制御信号Rsが指定する制御内容を解釈する遠隔制御信号処理手段113、遠隔制御信号処理手段からの指定により、各機器の制御信号受信手段111、制御信号受信手段121、制御信号受信手段131、制御信号受信手段141に対して制御信号Csを発信する制御信号送信手段112をコントロールアンプ110のみが持ち、各機器においてはそれぞれの制御信号受信手段111、制御信号受信手段121、制御信号受信手段131、制御信号受信手段141が受信した制御信号Csに対応した制御が実行される。
【0005】
このようなシステムによって、4つの機器の全操作を一つのプリセットリモコン装置150で制御できるだけでなく、例えばCDプレーヤ130が再生する音声をMDプレーヤ140を用いて録音する場合など、機器を連携させて制御することも可能となる。4つ全ての機器を待機状態にしたい場合にも、プリセットリモコン装置150の単一の操作によって各機器を待機状態にすることも可能である。このようなプリセットリモコン装置を用いるリモートコントロールシステムは、単一のリモコン装置で便利な操作が実現できるものの、4つの機器それぞれの操作と、さらに、複数の機器を連携させるための操作のため、リモコン装置に非常に多くの操作ボタンを設置する必要があり、操作感の低下が避けられない。
【0006】
このような問題を解消するために、例えば、特開平10−164673号公報記載の装置のように、被制御装置と情報を送受信し、液晶タッチパネルを搭載することなどによって、適宜利用者にとって必要となる機能のみが提供されるような、よりわかりやすい操作性を実現する技術が数多く開示されている。さらに近年では、家電機器それぞれにネットワーク通信手段を設け、各機器をネットワーク接続して、例えばPCやSTB(Set Top Box)のような、高機能な機器がネットワークを管理し、ネットワークに接続された各家電機器の遠隔制御を行うようなシステムも開発されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した、例えば特開平10−164673号公報記載の装置のような、従来のリモコン装置、リモートコントロールシステムでは、リモコン装置自体が複雑となり、専用リモコンのような直感的な操作感は得にくいなどの問題が残る。あるいは、家電ネットワークによる、集中操作や、室外からの遠隔操作を実現するリモートコントロールシステムに関しては、統合制御や室外からの制御が可能になることが特徴であるが、現在の各機器専用のリモコン装置のような直感的な操作を実現するような仕組みの提供も必要である。
【0008】
本発明は、上述のような、従来のリモートコントロールシステムにおける問題点を鑑みたものであり、家電ネットワークで接続された複数の機器に対して、単一の簡素なリモコン装置を用いて、利用者にとって直感的な操作感を提供することを目的とするものである。
【0009】
【問題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明のリモートコントロールシステムは、単一の単純なリモコン装置が発信する信号の、それぞれの機器での受信状態を機器間で比較することにより、リモコン装置の利用者が現在どの機器に対してコントロールを行おうとしているのかを判別し、判別の結果選択された装置のみがコントロールに対応した処理を実行するような仕組みを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の発明は、遠隔にある装置を制御するための遠隔制御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御信号を受信し、制御動作を行う複数の被制御装置と、前記複数の制御装置の中から選択対象の被制御装置を選択する被制御装置選択装置とから構成されるリモートコントロールシステムであって、前記被制御装置は、前記遠隔制御信号の特徴量を抽出する遠隔制御信号特徴量抽出手段と、前記遠隔制御信号特徴量抽出手段によって得られた特徴量を前記被制御装置選択装置に対して送信する特徴量送信手段と、前記被制御装置選択装置から選択されている被制御装置を示す被制御装置選択信号を受信し、制御対象として選択されている場合にのみ実行許可を出す被制御装置選択信号受信手段と、前記被制御装置選択信号受信手段が実行を許可している時のみ前記遠隔制御信号の内容に従って機器制御を実行する機器制御手段とを備え、前記被制御装置選択装置は、前記複数の被制御装置から送信される前記特徴量を時系列的に比較して制御対象となるべき被制御装置を選択し、選択した前記被制御装置を示す被制御装置選択信号を生成して前記複数の被制御装置へ送信する被制御装置選択手段を備えたことを特徴とするリモートコントロールシステム。であり、ネットワーク接続された複数の被制御装置それぞれが単一のリモコン装置からの制御信号の特徴量を逐次測定し、この情報をネットワーク接続された被制御装置選択装置において集計することにより、利用者がどの機器の制御を行おうとしているのかを判断し、この結果、被制御対象であると判断された被制御装置のみが制御動作を実行する。
【0011】
また、被制御装置の選択を行う手段が、単独の被制御装置選択装置ではなく、被制御装置の少なくとも一つに内包され、そのうち一つが機能を実行してもよい。
【0012】
本発明の第2の発明は、遠隔にある装置を制御するための遠隔制御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御信号を受信し、被制御装置を制御するための装置制御信号を生成し前記被制御装置に送信する機器制御装置と、前記装置制御信号を受信し、機器制御を行う複数の被制御装置とから構成されるリモートコントロールシステムであって、前記遠隔制御装置は、前記機器制御信号を生成し前記機器制御装置に送信する機器制御信号送信手段と、前記被制御装置を選択するための選択信号を前記複数の被制御装置に送信する選択信号送信手段とを備え、前記被制御装置は、前記選択信号の特徴量を抽出して前記機器制御装置に送信する選択信号特徴量抽出手段と、前記装置制御信号により制御対象として選択されている場合にのみ前記装置制御信号の内容に従って機器制御を実行する機器制御手段とを備え、前記機器制御装置は、前記選択信号の特徴量を時系列的に比較して、制御対象となるべき被制御装置を選択し、選択した被制御装置と前記被制御装置を制御する内容を示す前記装置制御信号を生成して各被制御装置へ送信する機器接続制御手段とを備えることを特徴とするリモートコントロールシステムであり、リモコン装置は、制御信号の他に、被制御装置の選択に用いるための選択信号を送信するものであり、ネットワーク接続された複数の被制御装置それぞれがリモコン装置が送信する選択信号に関する特徴量を測定し、この情報をネットワーク接続された被制御装置選択ノードにおいて集計し、被制御対象装置の選択を行い、この結果、被制御対象であると判断された被制御装置のみが制御動作を実行する。リモコン装置が送信する制御信号は、別途ネットワーク接続された制御信号受信ノードによって受信され、被制御対象と判断された被制御装置に対して制御信号を送信するものである。
【0013】
本発明の第3の発明は、第1の発明において遠隔制御装置は、複数選択要求を行うための外部入力手段を備え、前記複数選択を示す遠隔制御信号を生成して各被制御装置へ送信し、前記被制御装置は、前記複数選択を示す遠隔制御信号を受信したことを被制御装置選択装置へ通知し、前記被制御装置選択装置は、前記複数選択を示す被制御装置選択信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴とするリモートコントロールシステムであり、リモコン装置に複数機器を選択するための外部入力手段を備え、利用者がこれを操作した場合に、同時に複数の機器を被制御装置として選択することができる。
【0014】
本発明の第4の発明は、第1の発明において、遠隔制御装置は、被制御対象を固定するための選択ロック要求を行うための外部入力手段を備え、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を生成して各被制御装置へ送信し、前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を受信したことを被制御装置選択装置へ通知し、前記被制御装置選択装置は、前記ロック要求を受けた後一定時間は選択している被制御装置を固定して被制御装置選択信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴とするリモートコントロールシステムリモコン装置に被制御対象の選択をロックするための外部入力手段を備え、利用者がこれを操作した場合には、操作した時点での選択をロックすることができる。
【0015】
本発明の第5の発明は、第1の発明から第4の発明において、被制御装置は、被制御対象として選択された場合に、他の被制御装置に対して機器制御を行える情報を送信でき、前記他の被制御装置は前記機器制御を行える情報に対応する機器制御を実行することを特徴とするリモートコントロールシステムであり、被制御装置が、被制御対象として選択された場合に、被制御対象として選択されていない他の被制御装置に対して機器間で連動した動作を実現することができる。
【0016】
本発明の第6の発明は、第1の発明から第5の発明において、被制御装置は被制御対象として選択されていることを外部表示する表示装置を備えることを特徴とするリモートコントロールシステムであり、それぞれの被制御装置が、被制御対象として選択されている機器を利用者に明示することができる。
【0017】
以下、この発明によるリモートコントロールシステムの実施例について、図面を参照して説明する。
【0018】
(実施の形態1)
本実施の形態では、各機器が単一のリモコン装置からの制御信号の特徴量を逐次測定し、この情報をネットワーク接続された被制御装置選択装置において集計することにより、利用者がどの機器の制御を行おうとしているのかを判断して、被制御対象であると判断された被制御装置のみが制御動作を実行する場合について説明する。
【0019】
図1は、コンポーネントオーディオ機器に係るリモートコントロールシステムの機器構成を示すブロック図である。この例においては、図6の構成とほぼ同じ機器構成をとっている。図1に示すコンポーネントオーディオは、被制御装置選択装置であるコントロールアンプ210、被制御装置であるチューナー220、CDプレーヤ230、MDプレーヤ240の4つの主要機器、および、図示しないスピーカシステムから構成されるものであり、後述する制御信号を通信するための装置間ネットワーク260で結ばれている。また、それぞれが必要に応じて図示しないオーディオケーブルで接続されているものである。ただし、図1の例においては、4つの主要機器それぞれがリモコン装置250からの遠隔制御信号Rsを受信する手段を持つ点が図6の例と異なる。
【0020】
このリモートコントロールシステムの動作を詳細に説明するため、コントロールアンプ210およびCDプレーヤ230のみについて、それぞれの持つ機能を図2に示す。図2は、コントロールアンプ210およびCDプレーヤ230がそれぞれ持つ音声信号を扱う部分については示しておらず、本発明に係るリモートコントロールシステムを実現するための部分についてのみ示すブロック図である。
【0021】
図2において、211は遠隔制御信号受信部212がデコードした制御内容を被制御装置選択信号受信部215より実行を許可されている場合のみ実行する機器制御部、212、232はリモコン装置250から送信される遠隔制御信号Rsを受信する遠隔制御信号受信部、213は遠隔制御信号受信部212が受信した遠隔制御信号Rsの特徴量を抽出する遠隔制御信号特徴量抽出部、214は遠隔制御信号特徴量抽出部213が抽出した特徴量を特徴量情報信号Csとして被制御装置選択部216に送信する特徴量送信部、215は被制御装置選択部216が生成する被制御装置選択信号Ssを受信して、機器制御部211に実行許可を出す被制御装置選択信号受信部、216は特徴量送信部214、特徴量送信部234より送信される特徴量情報信号Csを集計し、被制御装置を選択する被制御装置選択部、231は遠隔制御信号受信部232がデコードした制御内容を被制御装置選択信号受信部235より実行を許可されている場合のみ実行する機器制御部、233は遠隔制御信号受信部232が受信した遠隔制御信号Rsの特徴量を抽出する遠隔制御信号特徴量抽出部、234は遠隔制御信号特徴量抽出部233が抽出した特徴量を特徴量情報信号Csとして被制御装置選択部216に送信する特徴量送信部、235は装置間ネットワーク260を介して被制御装置選択部216が生成する被制御装置選択信号Ssを受信して、機器制御部231に実行許可を出す被制御装置選択信号受信部である。
【0022】
コントロールアンプ210およびCDプレーヤ230は、それぞれ被制御装置として同様の機能ブロックを有しているが、コントロールアンプ210については被制御装置選択部216を持つ。なお、図1におけるチューナー220およびMDプレーヤ240のリモートコントロールに関する機能ブロックに関しては、図2におけるCDプレーヤ230と全く同じ構成をとるものとし、同様に装置間ネットワーク260に接続されているものとする。CDプレーヤ230は単純な被制御装置であり、外部のリモコン装置250から発信される遠隔制御信号Rsを遠隔制御信号受信部232により受信する。ここで、遠隔制御信号Rsには赤外線通信を用いることとするが、例えば電波のような、他の無線通信手段も利用可能である。遠隔制御信号受信部232で受信した遠隔制御信号Rsは、従来の装置と同様に制御指定の内容をデコードした上で、CDプレーヤ230の主機能を制御するための機器制御部231にその内容を伝達する。機器制御部231においては、これを直ちに実行するのではなく、被制御装置選択信号受信部235より実行を許可されている場合にのみこれを実行する。遠隔制御信号特徴量抽出部233においては、遠隔制御信号受信部232で受信する遠隔制御信号Rsの特徴量を抽出する。本実施例においては、赤外線信号受信強度を一定時間毎に抽出するものとする。これについては、前述したように、遠隔制御信号Rsに赤外線以外を用いたり、信号強度以外の特徴量を抽出することも考えられる。また、特徴量抽出のタイミングは一定時間間隔でなくともよい。
【0023】
特徴量送信部234では、遠隔制御信号特徴量抽出部233が抽出した特徴量を、装置間ネットワーク260を介して接続されているコントロールアンプ210の被制御装置選択部216へ、特徴量情報信号Csとして送信する。被制御装置選択信号受信部235では、装置間ネットワーク260を介して被制御装置選択信号Ssを受信する。被制御装置選択信号Ssは、コントロールアンプ210の被制御装置選択部216が生成し送信する信号であり、ある時点での被制御対象装置を示している。被制御装置選択信号Ssが被制御対象装置がCDプレーヤ230であると選択した場合、CDプレーヤ230の被制御装置選択信号受信部235は、被制御対象装置がCDプレーや230であることを示す被制御装置選択信号Ssを受信し、機器制御部231に対して実行許可を出す。
【0024】
リモコン装置250は、従来の赤外線方式のリモコンと同等のものであるが、ボタン操作が無い場合にも、一定時間毎に何らかの各装置の制御を伴わない赤外線信号を発信する必要がある。装置間ネットワーク260には、図2に示したコントロールアンプ210、CDプレーヤ230の他に、図示しないが、図1におけるチューナー220、MDプレーヤ240も接続されており、これら2つの機器におけるリモートコントロールシステムに係る機能については、図2におけるCDプレーヤ230と全く同じ構成をとるものである。コントロールアンプ210は被制御装置選択機能を含む被制御装置であり、CDプレーヤ230のような単純な被制御装置と同様の機能を持つと共に、被制御装置選択部216を持つ。機器制御部211、遠隔制御信号受信部212、遠隔制御信号特徴量抽出部213については、単純な被制御装置、すなわち、前述したCDプレーヤ230におけるそれぞれのブロックと全く同じ動作を行う。特徴量送信部214、被制御装置選択信号受信部215については、図2の例では装置間ネットワーク260は経由せず、機器内の被制御装置選択部216と直接、特徴量情報信号Cs、あるいは被制御装置選択信号Ssを送受信する点がCDプレーヤ230と異なるが、これについてはCDプレーヤ230と同様に装置間ネットワーク260を一旦経由する構成として、動作してもよい。
【0025】
被制御装置選択部216は、各装置から装置間ネットワーク260を介して送信されてくる特徴量情報信号Csを受信し、時系列的な比較を行う。具体的には、一定間隔で送信されてくる各機器における遠隔制御信号Rsの受信信号強度を一定期間記憶し、信号強度の変化の履歴および絶対値を用いて、現時点で利用者がリモコン装置250をどの被制御装置に向けているかを判定する。判定の結果、通常はある時点でたかだか一つの被制御装置を被制御対象として選択し、装置間ネットワーク260を介して各被制御装置の被制御装置選択信号受信部に被制御装置選択信号Ssとして通知する。
【0026】
以上のような構成のリモートコントロールシステムによれば、利用者がある装置に対して遠隔操作を行おうとする場合に、その対象となる装置にリモコンを向ける動作を各装置が連携して認識し、現在利用者がどの装置にリモコンを向けているのかを判断することにより、利用者にとって直感的な操作を実現することが可能となる。
【0027】
特に、各装置に外部表示装置、具体的には発光ダイオードを持たせ、被制御対象として選択されている場合に発光するようにしておけば、利用者は現在どの装置が被制御対象として選択されているかを容易に確認することができ、所望の装置が選択されている場合にはそこで操作ボタンを押すなどすることが安心して行えるし、また、所望の装置とは異なる装置が被制御対象として選択されているような場合には、リモコンの向きを調整するなどして所望の装置が選択されるように促すことができ、操作性をより直感的なものにすることができる。もちろん、外部表示装置については、装置が持っている液晶ディスプレイのような、利用者の視覚に訴える手段を発光ダイオードの代わりに用いることもできるし、音声などで知らせる方法であってもよい。
【0028】
本実施の形態におけるリモコン装置250の一例を図3に示す。このリモコン装置250は、あまり複雑な操作を必要としない、日常的な利用に適したものとしており、例えばチューナー220のプリセット設定や、MDプレーヤ240での録音やタイトル文字列入力のような、各装置の詳細な制御は対象としないものとする。この場合、リモコン装置250を簡素な構成とすることができ、ボタンの数が多くなってしまう従来のプリセットリモコンに比べてより扱いやすいものとすることができる。
【0029】
パワーボタン301は、各装置の電源状態を変化させる操作を指示するための入力手段であり、被制御対象として選択されている場合にこの入力があった場合には、待機状態と動作状態とを切り替えることとする。セレクトボタン302は、装置によって異なる操作を実現する入力手段である。コントロールアンプ210においては、入力ソースの切り替えを実現する。チューナー220においては、受信バンドを切り替える。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、それぞれの装置に具備されているディスプレイの表示内容を切り替える。再生ボタン303は、コントロールアンプ210およびチューナー220においては何もしない。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、メディアの再生を開始する。ポーズボタン304は、コントロールアンプ210およびチューナー220においては何もしない。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、メディアの再生を一時停止する。スキップバックボタン305は、コントロールアンプ210においては何もしない、チューナー220においてはプリセット選局されたチューニングをインデックスの降方向に切り替える。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、メディアの再生位置をインデックス一つ分戻す。停止ボタン306は、コントロールアンプ210およびチューナー220においては何もしない、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、メディアの再生を停止する。
【0030】
スキップフォワードボタン307は、コントロールアンプ210においては何もしない、チューナー220においてはプリセット選局されたチューニングをインデックスの昇方向に切り替える。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、メディアの再生位置をインデックス一つ分進める。ファストバックボタン308は、コントロールアンプ210およびチューナー220においては何もしない。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、高速逆方向再生を行う。ミュートボタン309は、コントロールアンプ210においては出力音量をミュートする。チューナー220、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては何もしない。ファストフォワードボタン310は、コントロールアンプ210およびチューナー220においては何もしない。CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては、高速順方向再生を行う。プラスボタン311は、コントロールアンプ210においては出力音量をあげる。チューナー220、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては何もしない。マイナスボタン312は、コントロールアンプ210においては出力音量を下げる。チューナー220、CDプレーヤ230およびMDプレーヤ240においては何もしない。
【0031】
ここで、被制御装置選択部216は、通常はある時点でたかだか一つの被制御装置を被制御対象として選択することとしているが、例えば図1における4つの全ての装置を待機状態にしたい場合など、4回の操作を繰り返すよりも1回の操作で行いたい場合がある。これを実現するために、リモコン装置250に、複数の装置を選択することを利用者が被制御機器選択機能を持つ被制御装置に対して指示するための入力手段であるマルチ選択ボタン313を備え、同時に、各装置の特徴量送信部に、特徴量情報のみならず、マルチ選択ボタンが操作されていることを被制御装置選択機能の被制御装置選択部216に通知する仕組みを備える。これによって、マルチ選択ボタン313を押しながらリモコンを動かすと、その動作中に被制御装置選択部216が被制御対象として選択した装置全てが被制御対象として選択されたままの状態になり、マルチ選択ボタン313の押し下げを解除した後一定時間の間に限っては同時に複数の装置を被制御対象として選択するようなことが実現可能となる。複数の装置が被制御対象として選択されている状態でリモコン装置250上のパワーボタン301を押せば選択されている全ての装置を待機状態にすることができる。ただし、装置によっては、複数の装置が選択されている状況では機器操作を有効としない方が好ましい操作がある。本実施例におけるリモートコントロールシステムにおいては、パワーボタン301以外の複数同時操作はあまり意味をなさない。
【0032】
また、さらに操作性を向上させるために、リモコン装置250に、利用者が一旦選択された被制御対象を固定することを指示するための入力手段である、ロックボタン314を備え、同時に、各装置の特徴量送信部に、特徴量情報のみならず、ロックボタンが操作されていることを被制御装置選択機能の被制御装置選択部216に通知する仕組みを備える。これによって、所望の装置を選択している時点でロックボタン314を押すことにより、操作後一定時間は、被制御対象を固定するような動作を実現することが可能となる。こうすることにより、一旦被制御装置を選択した後は、受光範囲であればリモコンの向きを変化させても選択状況が変化しなくなり、利用者が選択後にリモコン装置を視認しながら操作するような場合に発生する誤動作を避けることが可能となる。
【0033】
以上のように、本実施の形態におけるリモートコントロールシステムによれば、複数の機器に対して単一の単純なリモコンを用いて、利用者にとって直感的な操作を実現することが可能となる。
【0034】
なお、被制御対象の認識のために、リモコン装置250は一定時間毎に、何らかの、各装置の制御動作を行わせないような赤外線信号を発信する必要があるが、リモコン装置250に動きセンサ等を備えておき、利用者がリモコン装置250を動かしたときに発信を開始するようにして、一定時間動きがなくなった場合に発信を停止するようにするのが好ましい。
【0035】
また、より好ましい構成としては、各装置の特徴量送信部が発信する特徴量情報信号Csに、遠隔制御信号の特徴量だけではなく、遠隔制御信号Rsの内容も含めることとし、また、被制御装置選択部216が発信する被制御装置選択信号Ssに、被制御対象装置の選択結果だけではなく、被制御装置を操作するような情報も含めることとし、これを受信した各装置の被制御装置選択信号受信部がそれぞれの装置の機器制御部に操作命令を出すようにして、被制御装置選択機能が、被制御装置の選択状況と遠隔制御信号Rsとの組み合わせによっては、その時点で被制御対象として選択されていない装置に対しても操作を実現するようなシステムが考えられる。
【0036】
この構成のシステムによれば、例えばリモコン装置250をCDプレーヤ230に向け、CDプレーヤ230が被制御対象として選択されている状態で利用者がマイナスボタン312を押し下げた場合に、被制御装置選択部216によりコントロールアンプが音量を下げるように操作をするようなことが実現可能となる。
【0037】
また、本実施の形態では、コンポーネントオーディオの構成を例に説明を行ったが、もちろん他の装置構成であってもよいし、ネットワークの形態も通信が実現できればどのようなものでもよいのはもちろんのことである。また、リモコン装置の構成や各操作に対する装置の動作についても上記の例に限定するものではない。
【0038】
(実施の形態2)
図4は、本実施の形態の一実施例であるリモートコントロールシステムの機器構成を示すブロック図であり、多種多様な家庭用電化製品がネットワーク接続されているものである。このリモートコントロールシステムは、利用者にとっての操作感、利便性については実施の形態1のリモートコントロールシステムと同様のものを提供するが、システムを構成する装置のリモートコントロールに関する動作が異なるものである。
【0039】
図4において、410はSTB、420はエアコン、430はテレビ、440はDVD(DVDビデオプレーヤ)、450はDVHS、460はPC、470はオーディオ、480は照明A、490は照明B、500は各被制御装置の動作を制御する制御装置である。
【0040】
ネットワーク520に接続されている各被制御装置はネットワーク接続されていることによって完全な制御や状態監視が可能であることを前提とする。すなわち、制御装置500によって、離れた場所からエアコン420の運転を停止することや、制御装置500からDVHS450の録画予約が行うことができたり、さらには制御装置500を戸外の広域ネットワークにも接続することにより、外出先から装置の状態監視を行ったり、DVHS450の録画予約をすることが可能である。
【0041】
本実施の形態は、このようなネットワーク接続された複数の電化製品に対して、従来の機器毎に用意された専用リモコンのような、利用者にとって直感的な操作を実現するリモコン操作を実現するリモートコントロールシステムを提供するものである。
【0042】
本実施の形態は、実施の形態1の例とは異なり、リモコン装置510が発信する赤外線信号は、被制御装置の選択にのみ使用されるものであり、機器制御に関する情報は含まない。図4に示すように、リモコン装置510もネットワーク520に接続する機能を持ち、機器制御のための遠隔制御信号Rsはネットワークを介して制御装置500に送信するものとしている。このとき、リモコン装置510は、無線通信によってネットワーク接続されていることが好ましい。また、他の装置についても無線通信によるネットワーク接続であっても構わない。
【0043】
図5は、図4の例から、ネットワーク520、制御装置500、被制御装置であるDVD440およびリモコン装置510のみについて抜き出した図であり、リモートコントロール機能に関する詳細を示すブロック図である。
【0044】
図5において、440は被制御装置であるDVD、441、501、511はネットワークインタフェース、442はネットワークインタフェース441を介して装置制御信号Tsを受信し、DVD440の主機能を制御する機器制御部、443はリモコン装置510が発振する選択信号Isを受信し、物理的な受信強度を抽出して特徴量情報信号Csとしてネットワークインタフェース441を介して制御装置500に送信する選択信号特徴量抽出部、500はネットワーク520に接続されている各電化製品の状態監視や制御を行う制御装置、504はネットワークインタフェース501を介して、それぞれの装置に装置制御信号Tsを発信する接続機器制御部、510はリモコン装置、515は選択信号Isを赤外線を用いて送信する選択信号送信部、516は利用者の操作に対応した遠隔制御信号Rsをネットワークインタフェース511を介して制御装置500に対して送信する遠隔制御信号送信部、520は各装置間の通信を実現するための通信路(ネットワーク)である。
【0045】
制御装置500は前述したとおり、ネットワークに接続されている各電化製品の状態監視や制御を行う機能を有しており、接続機器制御部504はネットワークインタフェース501を介して、それぞれの装置に装置制御信号Tsを発信する。接続機器制御部504においては、各被制御装置から送信されてくる、後述する特徴量情報信号Csを受信し、時系列的な比較を行う。具体的には、特徴量情報信号Csを一定期間記憶し、信号強度の変化の履歴および絶対値を用いて、現時点で利用者がリモコン装置510をどの被制御装置に向けているかを判定する。判定の結果、通常はある時点でたかだか一つの被制御装置を被制御対象として選択し、制御内容を示す装置制御信号Tsに選択結果を反映する。制御装置500は、図示しない入力手段、外部ネットワーク接続インタフェース等を持ち、これらによって接続機器制御部504に指示を与えることが可能となっていることが望ましい。
【0046】
リモコン装置510は、被制御対象装置の決定のために、指向性を持った、例えば赤外線のような手段を利用して選択信号Isを送信する機能と、利用者が意図する制御の内容を含む遠隔制御信号Rsを制御装置500に対して送信する機能を持つ。選択信号送信部515は選択信号Isを赤外線を用いて送信する。遠隔制御信号送信部516は、利用者が図示しない入力手段を操作することにより、操作に対応した遠隔制御信号Rsをネットワークインタフェース511を介して制御装置500に対して送信する。DVD440は、被制御装置であり、選択信号特徴量抽出部443は、リモコン装置510が発信する選択信号Isを受信し、この物理的な受信強度を一定時間毎に抽出し、この結果を特徴量情報信号Csとして、ネットワークインタフェース441を介して制御装置500に送信する。機器制御部442は、ネットワークインタフェース441を介して装置制御信号Tsを受信し、DVD440の主機能を制御する。
【0047】
なお、図4における各被制御装置、すなわち、STB410、エアコン420、テレビ430、DVHS450、PC460、オーディオ470、照明A480および照明B490のリモートコントロールに関する機能ブロックに関しては、図5におけるDVD440と全く同じ構成をとるものとし、同様にネットワーク520に接続されているものとする。
【0048】
以上のような構成によっても、実施の形態1の例と同様の制御機能を持たせることができ、複数の機器に対して単一の単純なリモコンを用いて、利用者にとって直感的な操作を実現することが可能となる。
【0049】
特に、このような構成では、複数の装置を連携させるような操作を制御装置500に全て管理させることができるため、接続機器を増やしたり交換したりする場合の拡張性や保守性を保持することが用意となるメリットがある。
【0050】
なお、図4の例では、制御装置500を単独の機器とする構成となっているが、例えば同等の機能をSTB410等、他の電化製品に持たせるような構成も可能である。
【0051】
また、本実施の形態は図4の構成に限定するものではなく、他の装置構成であってもよいし、ネットワークの形態も通信が実現できればどのようなものでもよいのはもちろんのことである。また、リモコン装置の構成や各操作に対する装置の動作についても上記の例に限定するものではない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の機器に対して単一の単純なリモコンを用いて、利用者にとって直感的な操作を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるリモートコントロールシステムの機器構成を示すブロック図
【図2】同リモートコントロールシステムの詳細な構成を示すブロック図
【図3】同リモートコントロールシステムにおけるリモコン装置を示す図
【図4】本発明の実施の形態2におけるリモートコントロールシステムの構成を示すブロック図
【図5】同リモートコントロールシステムの詳細な構成を示すブロック図
【図6】従来のリモートコントロールシステムの構成を示すブロック図
【図7】従来のリモートコントロールシステムの例を示すブロック図
【符号の説明】
250、510 リモコン装置
260 装置間ネットワーク
211、231、442 機器制御部
212、232 遠隔制御信号受信部
213、233 遠隔制御信号特徴量抽出部
214、234 特徴量送信部
215、235 被制御装置選択信号受信部
216 被制御装置選択部
313 マルチ選択ボタン
314 ロックボタン
520 ネットワーク
441、501、511 ネットワークインタフェース
443 選択信号特徴量抽出部
504 接続機器制御部
515 選択信号送信部
516 遠隔制御信号送信部
Claims (2)
- 遠隔にある装置を制御するための遠隔制御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御信号を受信し、被制御装置を制御するための装置制御信号を生成し前記被制御装置に送信する機器制御装置と、前記装置制御信号を受信し、機器制御を行う複数の被制御装置とから構成されるリモートコントロールシステムであって、
前記遠隔制御装置は、前記機器制御信号を生成し前記機器制御装置に送信する機器制御信号送信手段と、前記被制御装置を選択するための選択信号を前記複数の被制御装置に送信する選択信号送信手段とを備え、
前記被制御装置は、前記選択信号の特徴量を抽出して前記機器制御装置に送信する選択信号特徴量抽出手段と、前記装置制御信号により制御対象として選択されている場合にのみ前記装置制御信号の内容に従って機器制御を実行する機器制御手段とを備え、
前記機器制御装置は、前記選択信号の特徴量を時系列的に比較して、制御対象となるべき被制御装置を選択し、選択した被制御装置と前記被制御装置を制御する内容を示す前記装置制御信号を生成して各被制御装置へ送信する機器接続制御手段とを備え、
前記遠隔制御装置は、さらに選択ロック要求を行うための外部入力手段を備え、
前記遠隔制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を生成して各被制御装置へ送信し、
前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を受信したことを機器制御装置へ通知し、
前記機器制御装置は、前記ロック要求を受けた後一定時間は選択している被制御装置を固定して装置制御信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴とするリモートコントロールシステム。 - 遠隔にある装置を制御するための遠隔制御信号を生成し送信する遠隔制御装置と、前記遠隔制御信号を受信し、制御動作を行う複数の被制御装置と、前記複数の制御装置の中から選択対象の被制御装置を選択する被制御装置選択装置とから構成されるリモートコントロールシステムであって、
前記被制御装置は、前記遠隔制御信号の特徴量を抽出する遠隔制御信号特徴量抽出手段と、前記遠隔制御信号特徴量抽出手段によって得られた特徴量を前記被制御装置選択装置に対して送信する特徴量送信手段と、前記被制御装置選択装置から選択されている被制御装置を示す被制御装置選択信号を受信し、制御対象として選択されている場合にのみ実行許可を出す被制御装置選択信号受信手段と、前記被制御装置選択信号受信手段が実行を許可している時のみ前記遠隔制御信号の内容に従って機器制御を実行する機器制御手段とを備え、
前記被制御装置選択装置は、前記複数の被制御装置から送信される前記特徴量を時系列的に比較して制御対象となるべき被制御装置を選択し、選択した前記被制御装置を示す被制御装置選択信号を生成して前記複数の被制御装置へ送信する被制御装置選択手段を備え、
前記遠隔制御装置は、被制御対象を固定するための選択ロック要求を行うための外部入力手段を備え、
前記遠隔制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を生成して各被制御装置へ送信し、
前記被制御装置は、前記選択ロック要求を示す遠隔制御信号を受信したことを被制御装置選択装置へ通知し、
前記被制御装置選択装置は、前記ロック要求を受けた後一定時間は選択している被制御装置を固定して被制御装置選択信号を前記各被制御装置へ送信することを特徴とするリモートコントロールシステム。
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