JP2003032659A - 有料放送デコード装置、有料放送課金サーバ、有料放送課金方法、及び有料放送課金プログラム - Google Patents

有料放送デコード装置、有料放送課金サーバ、有料放送課金方法、及び有料放送課金プログラム

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JP2003032659A JP2001212004A JP2001212004A JP2003032659A JP 2003032659 A JP2003032659 A JP 2003032659A JP 2001212004 A JP2001212004 A JP 2001212004A JP 2001212004 A JP2001212004 A JP 2001212004A JP 2003032659 A JP2003032659 A JP 2003032659A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者が事前に有料放送提供事業者と契約行
為をすることなく、自由に番組を視聴することが可能な
有料放送デコード装置を提供する。 【解決手段】 スクランブル処理が施された有料放送番
組の信号をデコードする有料放送デコード装置であっ
て、所望の番組を特定するために、番組提供者IDと番
組IDを入力する入力手段と、入力手段によって入力さ
れた番組提供者IDと番組IDを含む番組購入要求を加
入者線が無線である電話の携帯端末を介して送信し、要
求した番組のデコード情報を受信する送受信手段と、デ
コード情報を使用して有料放送番組の信号をデコードし
て出力する放送信号出力手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送される番組に
対してスクランブル処理が施されている信号のデコード
処理を行うとともに、デコード処理を行ったことに対す
る課金の処理を行う有料放送デコード装置、有料放送課
金サーバ、有料放送課金方法、及び有料放送課金プログ
ラムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
有料放送のテレビ番組については、放送事業者と月ぎめ
での契約締結を行うことが多く、ほとんど見ないような
利用者でも、月額定額料の支払いが必要であるという問
題がある。これは、有料放送提供事業者が請求書等を発
行するために、個人を特定するための契約が前提であっ
たこと、視聴の都度課金するには、センタとの通信など
を行う必要があったために困難であった。
【0003】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、視聴者が事前に有料放送提供事業者と契約行
為をすることなく、自由に番組を視聴することができ、
有料放送提供事業者に代わり、課金を代行し、プリぺイ
ドによる即時決済や移動体通信事業者に請求を依頼する
ことが可能な有料放送デコード装置、有料放送課金サー
バ、有料放送課金方法、及び有料放送課金プログラムを
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、スクランブル処理が施された有料放送番組の信号を
デコードする有料放送デコード装置であって、前記有料
放送デコード装置は、所望の番組を特定するために、番
組提供者IDと番組IDを入力する入力手段と、前記入
力手段によって入力された番組提供者IDと番組IDを
含む番組購入要求を電話の通信回線を介して送信し、要
求した番組のデコード情報を受信する送受信手段と、前
記デコード情報を使用して前記有料放送番組の信号をデ
コードして出力する放送信号出力手段とを備えたことを
特徴とする。
【0005】請求項2に記載の発明は、スクランブル処
理が施された有料放送番組の信号をデコードするための
デコード情報を送信するとともに、このデコード情報を
送信することに対する課金処理を行う有料放送課金サー
バであって、前記有料放送課金サーバは、電話の通信回
線を介して番組提供者IDと番組IDを含む番組購入要
求を受信する要求受信手段と、前記番組提供者IDと番
組IDに基づいて、有料放送事業者システムを特定する
情報を取得する第1の特定情報取得手段と、特定した有
料放送事業者システムに対して該当する番組のデコード
情報を要求し、要求したデコード情報と番組料金を取得
するデコード情報取得手段と、取得した前記デコード情
報を、前記通信回線を介して送信するデコード情報送信
手段と、前記電話の発信電話番号を取得する電話番号取
得手段と、取得した前記電話番号に基づいて、前記電話
の通信事業者システムを特定する情報を取得する第2の
特定情報取得手段と、特定した通信事業者システムに対
して前記番組料金の請求を行う料金請求手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】請求項3に記載の発明は、スクランブル処
理が施された有料放送番組の信号をデコードする有料放
送デコード方法であって、前記有料放送デコード方法
は、所望の番組を特定するために、番組提供者IDと番
組IDを入力する入力過程と、前記入力された番組提供
者IDと番組IDを含む番組購入要求を電話の通信回線
を介して送信し、要求した番組のデコード情報を受信す
る送受信過程と、前記デコード情報を使用して前記有料
放送番組の信号をデコードして出力する放送信号出力過
程とを有することを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の発明は、スクランブル処
理が施された有料放送番組の信号をデコードするための
デコード情報を送信するとともに、このデコード情報を
送信することに対する課金処理を行う有料放送課金方法
であって、前記有料放送課金方法は、 電話の通信回線
を介して番組提供者IDと番組IDを含む番組購入要求
を受信する要求受信過程と、前記番組提供者IDと番組
IDに基づいて、有料放送事業者システムを特定する情
報を取得する第1の特定情報取得過程と、特定した有料
放送事業者システムに対して該当する番組のデコード情
報を要求し、要求したデコード情報と番組料金を取得す
るデコード情報取得過程と、取得した前記デコード情報
を、前記通信回線を介して送信するデコード情報送信過
程と、前記電話の発信電話番号を取得する電話番号取得
過程と、取得した前記電話番号に基づいて、前記電話の
通信事業者システム特定する情報を取得する第2の特定
情報取得過程と、特定した通信事業者システムに対して
前記番組料金の請求を行う料金請求過程とを有すること
を特徴とする。
【0008】請求項5に記載の発明は、スクランブル処
理が施された有料放送番組の信号をデコードする有料放
送デコードプログラムであって、前記有料放送デコード
プログラムは、所望の番組を特定するために、番組提供
者IDと番組IDを入力する入力処理と、前記入力され
た番組提供者IDと番組IDを含む番組購入要求を電話
の通信回線を介して送信し、要求した番組のデコード情
報を受信する送受信処理と、前記デコード情報を使用し
て前記有料放送番組の信号をデコードして出力する放送
信号出力処理とをコンピュータに行わせることを特徴と
する。
【0009】請求項6に記載の発明は、スクランブル処
理が施された有料放送番組の信号をデコードするための
デコード情報を送信するとともに、このデコード情報を
送信することに対する課金処理を行う有料放送課金プロ
グラムであって、前記有料放送課金プログラムは、電話
の通信回線を介して番組提供者IDと番組IDを含む番
組購入要求を受信する要求受信処理と、前記番組提供者
IDと番組IDに基づいて、有料放送事業者システムを
特定する情報を取得する第1の特定情報取得処理と、特
定した有料放送事業者システムに対して該当する番組の
デコード情報を要求し、要求したデコード情報と番組料
金を取得するデコード情報取得処理と、取得した前記デ
コード情報を、前記通信回線を介して送信するデコード
情報送信処理と、前記電話の発信電話番号を取得する電
話番号取得処理と、取得した前記電話番号に基づいて、
前記電話の通信事業者システム特定する情報を取得する
第2の特定情報取得処理とをコンピュータに行わせるこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
有料放送デコード装置、有料放送課金サーバを図面を参
照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。この図において、符号1は、有料放送の番
組を受像するテレビである。符号2は、携帯端末を接続
するアダプタを有し、接続した携帯電話を用い、サーバ
に接続する機能と、スクランブル処理がされた信号をデ
コードする為のデコード情報を入手し、視聴可能とする
有料放送デコード装置である。符号3は、衛星放送から
送信されるスクランブル信号を受信するパラボラアンテ
ナである。符号4は、加入者線に無線通信を用いた電話
の携帯端末である。符号5は、携帯端末4が属する移動
通信事業者が有する基地局である。符号6は、携帯端末
4が属する移動通信事業者の通信網であり、ここでは、
移動通信事業者網と称する。符号7は、有料放送の信号
をデコードするデコード情報を与えた者に対して課金を
行う有料放送課金サーバである。符号8は、有線による
通信を行うための専用線である。符号9、10、11
は、異なる有料放送事業者が管理運用する有料放送事業
者システムであり、専用線8にそれぞれ接続される。符
号12は、携帯端末4が属する移動通信事業者の管理す
る移動通信事業者システムである。なお、有料放送課金
サーバ7は、移動通信事業者でもなく、有料放送事業者
でもない業者が管理運用するものである。また、専用線
8は、セキュアな通信ができれば専用線でなくてもよ
く、例えば、インターネット網、IP−VPN、MPL
S等であってもよい。
【0011】次に、図2を参照して、図1に示す有料放
送デコード装置2の構成を説明する。図2は、図1に示
す有料放送デコード装置2の構成を示すブロック図であ
る。図2において、符号21は、所望の有料放送番組を
特定するための番組ID及び番組提供者IDを入力する
入力部である。符号22は、携帯端末4を接続して、サ
ーバとデータ通信を行う送受信部である。符号23は、
パラボラアンテナ3を介してスクランブル信号を受信す
る信号受信部である。符号24は、送受信部22を介し
て取得したデコード情報に基づいて、スクランブル信号
をデコードしてテレビ1へ出力する信号出力部である。
【0012】次に、図3を参照して、図1に示す有料放
送課金サーバ7の構成を説明する。図3は、図1に示す
有料放送課金サーバ7の構成を示すブロック図である。
図3において、符号71は、移動通信事業者網6を介し
て、有料放送デコード装置2との間で通信を行う送受信
部である。符号72は、番組提供者IDに基づいて有料
放送事業者システムのアドレスを割り出す有料放送事業
者システム割り出し部である。符号73は、有料放送事
業者システム9〜11のいずれかからデコード情報を取
得するデコード情報取得部である。符号74は、発信電
話番号表示サービスを利用して携帯端末4の電話番号を
取得する電話番号取得部である。符号75は、取得した
電話番号に基づいて移動通信事業者システム12を割り
出す移動通信事業者システム割り出し部である。符号7
6は、デコード情報を与えた者に対する料金請求を行う
料金請求部である。符号77は、専用線8を介して、有
料放送事業者システム9〜11、または移動通信事業者
システム12との間で通信を行う送受信部である。
【0013】次に、図4を参照して、有料放送の番組を
購入する動作を説明する。図4は、有料放送の番組を購
入する動作を示すシーケンス図である。まず、番組を視
聴することを希望する利用者は、有料放送デコード装置
2の携帯アダプタに携帯端末4を接続する(ステップS
1)。そして、利用者は、入力部21より所望の番組を
提供する番組提供者IDと番組IDを入力する(ステッ
プS2)。入力部21より入力された番組提供者IDと
番組IDは、送受信部22へ通知される。これを受け
て、送受信部22は、有料放送課金サーバ7へ接続する
アクセスポイントの電話番号をダイヤルして、携帯端末
4を有料放送課金サーバ7へ接続する。そして、番組提
供者IDと番組IDを含む番組購入要求を送信する(ス
テップS3)。
【0014】この番組購入要求は、有料放送課金サーバ
7の送受信部71によって受信される(ステップS
4)。続いて、送受信部71は、番組購入要求に含まれ
る番組提供者IDを有料放送事業者システム割り出し部
72へ通知し、番組IDをデコード情報取得部73へ通
知する。これを受けて、有料放送事業者システム割り出
し部72は、予め番組提供者IDと有料放送事業者シス
テムのアドレスとが関連付けられた情報を参照して、通
知された番組提供者IDに対応するアドレスを割り出し
て取得する(ステップS5)。一方、電話番号取得部7
4は、発信電話番号表示サービスを利用して携帯端末4
の電話番号を取得し(ステップS5)、その結果を移動
通信事業者システム割り出し部75へ通知する。
【0015】次に、有料放送事業者システム割り出し部
72は、取得したアドレスをデコード情報取得部73へ
通知する。これを受けてデコード情報取得部73は、通
知されたアドレスのサーバ(有料放送事業者システム9
〜11のいずれか)に対して、番組IDを含むデコード
情報要求を送受信部77を介して送信する。ここでは、
デコード情報要求を送信したサーバを有料放送事業者シ
ステム9であるものとする。
【0016】これを受けて、有料放送事業者システム9
は、受信したデコード情報要求に含まれる番組IDに対
応するデコード情報を検索して取得する(ステップS
6)。そして、有料放送事業者システム9は、この検索
によって得られたデコード情報とこの番組の料金を有料
放送課金サーバ7へ送信する。
【0017】これらの情報は、送受信部77によって受
信され、デコード情報は、デコード情報取得部73へ通
知され、これによってデコード情報取得部73は、デコ
ード情報を取得する(ステップS7)。続いて、デコー
ド情報取得部73は、送受信部71を介して、携帯端末
4に対してデコード情報を送信する。これを受けて、携
帯端末4は、デコード情報を受信(ステップS8)し、
有料放送デコード装置2へ通知する。このデコード情報
は、送受信部22によって受信され、さらに信号出力部
24へ通知される。続いて、信号出力部24は、取得し
たデコード情報を用いてスクランブル信号のデコードを
行い、その出力をテレビ1へ出力する(ステップS
9)。デコード情報は、信号受信部23において常に受
信されるスクランブル信号に有効なわけではなく、購入
した番組のみに有効であるため、購入した番組以外に対
しては、このデコード情報を用いても視聴することはで
きない。
【0018】一方、受信した番組料金は、料金請求部7
6へ通知される。また並行して、移動通信事業者システ
ム割り出し部75は、通知された電話番号の体系から移
動通信事業者システムのアドレスを割り出して取得す
る。そして、移動通信事業者システム割り出し部75
は、取得したサーバ(移動通信事業者システム)のアド
レスを料金請求部76へ通知する。これを受けて、料金
請求部76は、通知されたアドレスに対して、通知され
た番組料金を番組提供料金として課金する料金請求を送
信する(ステップS10)。これを受けて、移動体通信
事業者システム12は、請求された金額を携帯端末4を
所有する利用者に対して、電話料金の一部として課金
し、所定の支払い方法によって支払いを受ける。そし
て、移動体通信事業者は、有料放送課金サーバを管理運
用している業者を介して、支払われた番組提供料金を有
料放送事業者へ支払う。
【0019】このように、携帯端末の発信電話番号を基
に移動体通信事業者にて管理している顧客情報により通
話料とともに番組提供料として請求を行うようにしたた
め、契約行為を行なわくても確実に料金の回収を行うこ
とができる。また、有料放送課金サーバ7は、発信電話
番号と購入したい番組IDを知ることができるが、顧客
の個人情報はないため、個人の特定をすることはできな
い。また、移動体通信事業者は、電話番号と請求金額を
知ることはできるが、購入した番組の内容を知ることは
できない。さらに、有料放送事業者は、要求された購入
番組の内容を知ることができるが、購入者を特定するこ
とはできない。このように役割分担を明確に分けている
ため、視聴者の情報は断片的にしか知りえないために、
高い匿名性を保つことが可能となる。
【0020】次に、図5を参照して、他の実施形態を説
明する。図5は、プリペイドによる支払いを行う場合の
構成を示すブロック図である。図5に示す構成が、図1
に示す構成と異なる点は、有料放送課金サーバ7にプリ
ペイドサーバ78が接続されている点と、入金装置13
が新たに設けられた点である。入金装置13は、携帯端
末4と接続可能であり、入金の度にその金額と携帯端末
の電話番号を有料放送課金サーバ7へ通知するための通
信装置を備える装置である。この入金装置13は、コン
ビニエンスストア等の店舗に設置されるか、または、紙
幣又は硬貨を判別してカウントする検銭装置を備えた自
動販売機や銀行の自動支払機等に内蔵される。また、プ
リペイドサーバ78は、入金装置13から入金された金
額と電話番号を有料放送課金サーバ7を介して取得し、
電話番号と入金された金の金額を関連付けて記憶するサ
ーバである。
【0021】次に、図5を参照して、デコード情報を提
供することに対する支払いをプリペイド(事前支払い)
にする場合の動作を説明する。まず利用者は、入金装置
13が設置されている場所まで携帯端末4を持参し、こ
の携帯端末4を入金装置13に接続する。入金装置13
は、携帯端末4が接続されたことを検出し、金を投入す
るように指示を表示する。これに対して、利用者は金を
投入する。これを受けて、入金装置13は、投入された
金をカウントし、携帯端末4を使用して有料放送課金サ
ーバ7へ投入金額を通知する。
【0022】次に、有料放送課金サーバ7は、通知され
た投入金額と、投入金額の通知に使用された携帯端末4
の電話番号を取得し、この投入金額と電話番号をプリペ
イドサーバ78へ通知する。これを受けて、プリペイド
サーバ78は通知された電話番号と投入金額を内部に記
憶する。一方、入金装置13を管理する者は、入金され
た金額の金を有料放送課金サーバ7を管理運用する業者
へ支払う。
【0023】次に、利用者は、前述した動作によって、
番組購入要求動作を行う。このとき、利用者は、入力部
21より所望の番組を提供する番組提供者IDと番組I
Dを入力するのに加え、プリペイド決済の指定を行う。
そして、プリペイド決済の指定がされた番組購入要求を
受けた有料放送課金サーバ7は、デコード情報を提供す
る度にプリペイドサーバ78へ番組料金を通知する。こ
れを受けて、プリペイドサーバ78は、予め入金された
金額から番組料金に相当する額を減算する。また、有料
放送課金サーバ7を管理運用する業者は、番組料金に相
当する金を有料放送事業者へ支払う。
【0024】このように、入金装置13に携帯端末4を
接続して、事前に番組料金の支払いをしておき、デコー
ド情報を提供する度に、予め支払われた金額から減額す
ることにより、プリペイドによる決済も可能となる。
【0025】なお、前述した説明においては、有料放送
デコード装置2と有料放送課金サーバ7との間を移動通
信によって接続するようにしたが、加入者線が有線の固
定電話であってもよい。この場合も電話番号に基づいて
通信事業者を特定することが可能であるので、有料放送
課金サーバ7は、特別な処理を行うことなく有料放送の
課金処理を行うことが可能である。また、有料放送課金
サーバ7へ受け渡すデコード情報は、オンラインで行な
わず、デコード情報のファイルを郵送等によって事前に
配送しておくようにしてもよい。
【0026】また、図2,3における各処理部の機能を
実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプロ
グラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する
ことによりデコード処理または課金処理を行ってもよ
い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、
OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。ま
た、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利
用している場合であれば、ホームページ提供環境(ある
いは表示環境)も含むものとする。また、「コンピュー
タ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディス
ク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒
体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク
等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み
取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネット
ワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送
信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュー
タシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一
定時間プログラムを保持しているものも含むものとす
る。
【0027】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、有料放送提供事業者と事前に契約行為を行うことな
く、見たいときのみに利用することが可能になるという
効果が得られる。また、加入者線が無線である電話の携
帯端末を使用してデコード情報を取得するようにすれ
ば、有料放送デコード装置を備えたテレビがある外出先
においても利用可能であるという効果も得られる。ま
た、電話の発信電話番号を基に通信事業者にて管理して
いる顧客情報により通話料とともに番組提供料として請
求を行うようにしたため、契約行為を行なわくても確実
に料金の回収を行うことができるという効果が得られ
る。また、役割分担を明確に分けているため、視聴者の
情報は断片的にしか知りえないために、高い匿名性を保
つことが可能になるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】 図1に示す有料放送デコード装置2の構成を
示すブロック図である。
【図3】 図1に示す有料放送課金サーバ7の構成を示
すブロック図である。
【図4】 図1に示す各装置の動作を示すシーケンス図
である。
【図5】 プリペイドによる支払いを行う場合の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・テレビ、 2・・・有料放送デコード装置、 3・・・パラボラアンテナ、 4・・・携帯端末、 5・・・基地局、 6・・・移動通信事業者網、 7・・・有料放送課金サーバ、 8・・・専用線、 9、10、11・・・有料放送事業者システム、 12・・・移動通信事業者システム、 13・・・入金装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 敦 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 入野 康秀 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 小原 信彦 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 (72)発明者 宮本 正明 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コムウェア株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB01 BB10 BC04 BC17 BC20 BC22 BC23 BD02 BD07 BD08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードする有料放送デコード装置であっ
    て、 前記有料放送デコード装置は、 所望の番組を特定するために、番組提供者IDと番組I
    Dを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された番組提供者IDと番組
    IDを含む番組購入要求を電話の通信回線を介して送信
    し、要求した番組のデコード情報を受信する送受信手段
    と、 前記デコード情報を使用して前記有料放送番組の信号を
    デコードして出力する放送信号出力手段と、 を備えたことを特徴とする有料放送デコード装置。
  2. 【請求項2】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードするためのデコード情報を送信する
    とともに、このデコード情報を送信することに対する課
    金処理を行う有料放送課金サーバであって、 前記有料放送課金サーバは、 電話の通信回線を介して番組提供者IDと番組IDを含
    む番組購入要求を受信する要求受信手段と、 前記番組提供者IDと番組IDに基づいて、有料放送事
    業者システムを特定する情報を取得する第1の特定情報
    取得手段と、 特定した有料放送事業者システムに対して該当する番組
    のデコード情報を要求し、要求したデコード情報と番組
    料金を取得するデコード情報取得手段と、 取得した前記デコード情報を、前記通信回線を介して送
    信するデコード情報送信手段と、 前記電話の発信電話番号を取得する電話番号取得手段
    と、 取得した前記電話番号に基づいて、前記電話の通信事業
    者システムを特定する情報を取得する第2の特定情報取
    得手段と、 特定した通信事業者システムに対して前記番組料金の請
    求を行う料金請求手段と、 を備えたことを特徴とする有料放送課金サーバ。
  3. 【請求項3】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードする有料放送デコード方法であっ
    て、 前記有料放送デコード方法は、 所望の番組を特定するために、番組提供者IDと番組I
    Dを入力する入力過程と、 前記入力された番組提供者IDと番組IDを含む番組購
    入要求を電話の通信回線を介して送信し、要求した番組
    のデコード情報を受信する送受信過程と、 前記デコード情報を使用して前記有料放送番組の信号を
    デコードして出力する放送信号出力過程と、 を有することを特徴とする有料放送デコード方法。
  4. 【請求項4】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードするためのデコード情報を送信する
    とともに、このデコード情報を送信することに対する課
    金処理を行う有料放送課金方法であって、 前記有料放送課金方法は、 電話の通信回線を介して番組提供者IDと番組IDを含
    む番組購入要求を受信する要求受信過程と、 前記番組提供者IDと番組IDに基づいて、有料放送事
    業者システムを特定する情報を取得する第1の特定情報
    取得過程と、 特定した有料放送事業者システムに対して該当する番組
    のデコード情報を要求し、要求したデコード情報と番組
    料金を取得するデコード情報取得過程と、 取得した前記デコード情報を、前記通信回線を介して送
    信するデコード情報送信過程と、 前記電話の発信電話番号を取得する電話番号取得過程
    と、 取得した前記電話番号に基づいて、前記電話の通信事業
    者システム特定する情報を取得する第2の特定情報取得
    過程と、 特定した通信事業者システムに対して前記番組料金の請
    求を行う料金請求過程と、 を有することを特徴とする有料放送課金方法。
  5. 【請求項5】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードする有料放送デコードプログラムで
    あって、 前記有料放送デコードプログラムは、 所望の番組を特定するために、番組提供者IDと番組I
    Dを入力する入力処理と、 前記入力された番組提供者IDと番組IDを含む番組購
    入要求を電話の通信回線を介して送信し、要求した番組
    のデコード情報を受信する送受信処理と、 前記デコード情報を使用して前記有料放送番組の信号を
    デコードして出力する放送信号出力処理と、 をコンピュータに行わせることを特徴とする有料放送デ
    コードプログラム。
  6. 【請求項6】 スクランブル処理が施された有料放送番
    組の信号をデコードするためのデコード情報を送信する
    とともに、このデコード情報を送信することに対する課
    金処理を行う有料放送課金プログラムであって、 前記有料放送課金プログラムは、 電話の通信回線を介して番組提供者IDと番組IDを含
    む番組購入要求を受信する要求受信処理と、 前記番組提供者IDと番組IDに基づいて、有料放送事
    業者システムを特定する情報を取得する第1の特定情報
    取得処理と、 特定した有料放送事業者システムに対して該当する番組
    のデコード情報を要求し、要求したデコード情報と番組
    料金を取得するデコード情報取得処理と、 取得した前記デコード情報を、前記通信回線を介して送
    信するデコード情報送信処理と、 前記電話の発信電話番号を取得する電話番号取得処理
    と、 取得した前記電話番号に基づいて、前記電話の通信事業
    者システム特定する情報を取得する第2の特定情報取得
    処理と、 をコンピュータに行わせることを特徴とする有料放送課
    金プログラム。
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