JP2003032168A - 無線受信装置及び無線受信方法 - Google Patents

無線受信装置及び無線受信方法

Info

Publication number
JP2003032168A
JP2003032168A JP2001212313A JP2001212313A JP2003032168A JP 2003032168 A JP2003032168 A JP 2003032168A JP 2001212313 A JP2001212313 A JP 2001212313A JP 2001212313 A JP2001212313 A JP 2001212313A JP 2003032168 A JP2003032168 A JP 2003032168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wave power
path
power
iscp
rscp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001212313A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kanemoto
英樹 金本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001212313A priority Critical patent/JP2003032168A/ja
Publication of JP2003032168A publication Critical patent/JP2003032168A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスの信頼性を考慮して干渉波電力を測
定して、高精度なSIR測定を行うこと。 【解決手段】 希望波電力測定部104a〜104cで
求められたRSCP電力を用いて、それぞれ干渉波電力
測定部105a〜105cでISCP成分が求められ
る。重み付け制御部108a〜108cでは、それぞれ
パス毎の信頼性を考慮した重み付けが決定される。重み
係数が乗算されたパス毎のISCP電力は、合成部10
7で合成されて、乗算器110に出力される。総RSC
P電力は、逆数生成部111でその逆数が求められ、乗
算器110に出力される。乗算器110では、合成部1
07で合成された総ISCP電力に総RSCP電力の逆
数が乗算される。全体のRSCP電力及び全体のISC
P電力は、SIR算出部112に出力され、SIR算出
部112においてSIRが算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信システムにおいて使用される無線受信装置及び無線受
信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体通信システムのアクセス方式とし
て注目を集めているCDMA(Code Division Multiple
Access)では、受信局が受ける干渉量によってシステ
ム容量が制限される。システム容量を確保するために
は、干渉を低く抑える、すなわち他局の送信電力をでき
るだけ低く抑える必要がある。
【0003】そのため、CDMAにおいては、受信信号
の品質に応じて送信電力を増減する送信電力制御(TP
C)が必須の技術となる。この送信電力制御において、
受信信号の品質を図る尺度としては、受信希望信号電力
対干渉電力比、すなわちSIR(Signal to Interferen
ce Ratio)が一般に用いられる。システムに与える干渉
を最小にして、システム容量を確保するためには、受信
信号のSIRを正確に測定して、正確な送信電力制御を
行う必要がある。
【0004】従来検討されているSIRの測定方式とし
ては、RAKE合成後SIR測定方式とRAKE合成前
SIR測定方式がある。どちらも受信信号に埋め込まれ
ている既知シンボルを用いてSIRを測定する方式であ
る。
【0005】具体的には、RAKE合成後SIR測定方
式では、既知シンボルに対するRAKE合成後の信号を
用い、既知シンボルを平均して希望信号電力(RSC
P:Received Signal Code Power)とし、その平均シン
ボルから各RAKE合成シンボルとの分散を求めて、そ
の分散値を干渉信号電力(ISCP:Interference Sig
nal Code Power)とし、RSCPとISCPの比率をS
IRとする。
【0006】RAKE合成後SIR測定方式を数式を用
いて説明する。まず、受信信号を用いて同期検波及びR
AKE合成を行う。このとき、パス毎の同期検波係数h
[p].i,h[p].qは、シンボル毎逆拡散値を象限補正
することにより、下記式(1),式(2)により求める
ことができる。
【数1】
【数2】
【0007】RAKE合成後の既知シンボルをRx
[n].i,Rx[n].qすると、下記式(3),式(4)
により、
【数3】
【数4】 となる。
【0008】次に、RSCPを算出する。スロット毎の
RSCPの測定結果rscpは、RAKE合成後の既知
シンボルの平均として、下記式(5),式(6)により
求めることができる。
【数5】
【数6】
【0009】これにより、RSCPの測定結果は、下記
式(7)により、
【数7】 となる。
【0010】次に、ISCPを測定する。ISCP成分
issi[n].i,issi[n].qは、RAKE合成後
の既知シンボルと、そのスロット毎の平均との差分か
ら、式(8),式(9)により求めることができる。
【数8】
【数9】
【0011】これにより、スロット毎のISCPの測定
結果の電力は、下記式(10)により求めることができ
る。
【数10】
【0012】次に、SIRを算出する。式(2)及び式
(3)により求めたRSCP及びISCPを用いてSI
Rは、下記式(11),式(12)により求めることが
できる。
【数11】
【数12】
【0013】一方、RAKE前SIR測定方式では、R
AKE合成前の既知シンボルの逆拡散値を用い、各パス
毎に既知シンボルの逆拡散値の平均及びその平均からの
逆拡散値の分散を求め、パス毎の平均値の和を希望信号
電力(RSCP)とし、パス毎の分散の平均を干渉信号
電力(ISCP)とし、RSCPとISCPの比率をS
IRとする。
【0014】図4は、RAKE合成前SIR測定方式で
ある従来の無線受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0015】無線信号は、アンテナ401を介して無線
受信部402で受信される。無線受信部402では、受
信された信号に対して所定の無線受信処理(例えば、ダ
ウンコンバートやA/D変換など)を行って、無線受信
処理後の信号を逆拡散器403a〜403cに出力す
る。
【0016】逆拡散器403a〜403cでは、送信側
で使用した拡散コードを用いて無線受信処理後の信号に
対して逆拡散処理を行い、逆拡散処理後の信号をそれぞ
れ希望波電力測定部404a〜404cに出力する。
【0017】希望波電力測定部404a〜404cに出
力する前に、逆拡散処理後の信号について象限補正を行
う。各パスの象限補正後の既知シンボルをSx[n]
[p].i,Sx[n][p].q(n=1〜N)とすると、下記
式(13),式(14)により、
【数13】
【数14】 となる。
【0018】希望波電力測定部404a〜404cで
は、象限補正された信号についてRSCPを測定する。
この場合、象限補正後の既知シンボルの平均をrscp
[p].i,rscp[p].qとすると、下記式(15),
式(16)により、
【数15】
【数16】 となる。これにより、スロット毎、パス毎のRSCP
は、下記式(17)により、
【数17】 となる。
【0019】パス毎のRSCP測定電力は、合成部40
7に出力され、合成部407においてその和が下記式
(18)により求められる。
【数18】
【0020】希望波電力測定部404a〜404cの出
力であるパス毎のRSCPは、それぞれ干渉波電力測定
部405a〜405cに出力される。干渉波電力測定部
405a〜405cでは、象限補正後の既知シンボル
と、そのスロット毎の平均(パス毎のRSCP)との差
分より、ISCP成分が求められる。すなわち、ISC
P成分であるiscp[n][p].i,iscp[n][p].
qは、下記式(19),式(20)により求めることが
できる。
【数19】
【数20】
【0021】これにより、スロット毎、パス毎のISC
Pは、下記式(21),式(22)により、
【数21】
【数22】
【0022】パス毎のISCPは、合成部406に出力
され、合成部406において、下記式(23)により、
パス毎のISCPが加えられ、総ISCPが乗算器40
8に出力される。乗算器408では、総ISCPをパス
数で割って、その平均値が求められ、全体のISCPと
して得られる。
【数23】
【0023】全体のRSCP及び全体のISCPは、S
IR算出部409に出力され、SIR算出部409にお
いて上記式(11),式(12)により、SIRが算出
される。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】SIR測定に基づくク
ローズドループ型送信電力制御では、SIR測定から送
信電力制御コマンド送信までの遅延が性能劣化の原因と
なるため、高速なSIR測定が要求される。RAKE合
成後SIR測定方式では、SIR測定においてRAKE
合成のための同期検波処理式(1)〜式(4)が必要と
なり、高速なSIR測定を行うためには、処理の負担が
増大してしまうという問題がある。
【0025】一方、RAKE合成前SIR測定方式で
は、SIR測定において同期検波処理は必要ないもの
の、干渉信号電力について、単純にパス間の成分の平均
としている(式(22))ので、パスそれぞれの信頼性
が反映されないという問題がある。
【0026】すなわち、RSCPの小さいパスでは、そ
もそもパスの割り当て位置の信頼性が低い場合が多く、
パス位置が正しい位置からずれている場合は、SIR測
定を行ったとしても正しい出力は得られないことがあ
る。さらに、RSCPが小さいパスは、雑音の影響を大
きく受けているため、SIR測定値自体の信頼性も低
い。このような信頼性の低いパスを含めてSIR測定を
行った場合、パス間の電力の和をとるRSCPについて
は、信頼性が低いパスの寄与は小さいため影響は小さい
と考えられるが、ISCPについては、パス数による平
均をとるため、信頼性の低いパスが多いほど、ISCP
は実際よりも大きく測定されることが多くなる。
【0027】したがって、受信信号からパスの位置を探
すパスサーチ機能の性能、あるいは伝搬路状態によって
SIR測定結果(平均値のずれ、分散の大きさなど)が
変化してしまうという欠点がある。
【0028】この問題について詳細に説明する。パスサ
ーチ及びフィンガ割り当てからSIR測定の動作の例を
以下に示す。受信信号から図5に示すような遅延プロフ
ァイルを得て、パス4は正しいパス位置から外れた場所
に割り当てられたとする。遅延プロファイルに現れるピ
ークは、希望波信号の遅延波によるものであり、それ以
外の雑音(干渉)電力は基本的に遅延プロファイル中は
一定である。このとき、それぞれのパスで計算したRS
CP,ISCPの電力を図6に示す。
【0029】パス1及びパス2については、RSCP
(希望波信号電力)が十分に大きいため、雑音(干渉信
号)の影響が少なく、それぞれのRSCPとISCP
(干渉信号電力)が正しく測定される。ここでは、IS
CPの電力は、遅延プロファイル中は一定で2と仮定し
ている。
【0030】これに対して、パス3及びパス4について
は、RSCPが小さいため、干渉信号の影響を大きく受
けてしまい、測定されるISCPの値は大きくなり、さ
らにISCP測定値のばらつきも大きくなってしまう。
【0031】ここで、従来のISCPを平均化する方法
では、パス毎に得られたISCPをパス数で平均化する
ため、以下のように求まる。 ISCP=(2+2+3+4)/4 =2.75
【0032】本来のISCPは2であるにもかかわら
ず、パス3及びパス4のようなRSCPが小さくISC
P測定値に信頼性のないパスまでも単純に平均に加えて
いるため、平均後のISCPは高くなってしまう。
【0033】例えば、受信信号からパス位置を探すパス
サーチ機能の性能、あるいは伝搬路環境によって、上記
のように正しいパス位置以外にパスが割り当てられるこ
とがある場合、RSCP以外の電力を多く受信するた
め、測定されたISCPと本来のISCPの乖離がより
大きくなり、測定SIRが実際より劣化してしまう。
【0034】さらに、そのSIR測定結果を用いて行わ
れるTPCの性能も変化し、最終的にTPC誤差の増大
により、品質を満足するために必要となる送信電力の増
大を招くことになる。したがって、無線システムにあた
える干渉を増大させ、システム容量を減少させるという
問題がある。
【0035】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、パスの信頼性を考慮して干渉波電力を測定して、
高精度なSIR測定を行うことができる無線受信装置及
び無線受信方法を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の無線受信装置
は、受信信号に対して拡散コードを用いて逆拡散処理を
することによりパス毎の逆拡散信号を出力する逆拡散手
段と、前記逆拡散信号を用いてパス毎の希望波電力を求
める希望波電力測定手段と、前記逆拡散信号を用いてパ
ス毎の干渉波電力を測定する干渉波電力測定手段と、パ
ス毎の前記干渉波電力に対して重み付け制御を行う重み
付け制御手段と、パス毎の希望波電力及び重み付け制御
したパス毎の干渉波電力を用いて希望波電力対干渉波電
力比を算出する希望波電力対干渉波電力比算出手段と、
を具備する構成を採る。
【0037】この構成によれば、パス毎の干渉波電力に
重み付けを行うことによって、雑音の影響を大きく受け
ているパスからの計算値の重みを小さくできるので、干
渉波電力の測定値のばらつきを抑えることができ、干渉
波電力をより正確に測定することができ、高精度のSI
R測定を行うことができる。
【0038】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、重み付け制御手段が、パス毎の希望波電力を重み係
数とする構成を採る。
【0039】この構成によれば、希望波信号電力が小さ
く信頼性が低いパスの干渉波電力について干渉波電力の
測定値に対する寄与を小さく抑えて、高精度なSIR測
定を行うことができる。
【0040】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、重み付け制御手段が、パス毎のチャネル推定値の大
きさを重み係数とする構成を採る。
【0041】この構成によれば、スロット毎に求めてい
る希望波電力でなく、複数スロットに渡る平均化を行っ
たチャネル推定値を用いることで、より雑音の影響を低
減した確からしい重み付け平均を行うことができ、干渉
波電力の測定をより正確に行うことができ、高精度のS
IR測定を行うことができる。
【0042】本発明の無線受信装置は、上記構成におい
て、算出された希望波電力対干渉波電力比を用いて送信
電力制御を行う送信電力制御手段を具備する構成を採
る。
【0043】この構成によれば、高精度のSIR測定に
より、高精度の送信電力制御を行うことが可能となる。
【0044】本発明の無線基地局装置は、上記無線受信
装置を備えたことを特徴とする。また、本発明の通信端
末装置は、上記無線受信装置を備えたことを特徴とす
る。これらの構成によれば、高精度のSIR測定を行う
ことができ、最適なTPC制御を行うことができる。し
たがって、システムに与える干渉を低減でき、システム
容量を増大させることができる。
【0045】本発明の無線受信方法は、受信信号に対し
て拡散コードを用いて逆拡散処理をすることによりパス
毎の逆拡散信号を出力する逆拡散工程と、前記逆拡散信
号を用いてパス毎の希望波電力を求める希望波電力測定
工程と、前記希望波電力を用いてパス毎の干渉波電力を
測定する干渉波電力測定工程と、パス毎の前記干渉波電
力に対して重み付け制御を行う重み付け制御工程と、パ
ス毎の希望波電力及び重み付け制御したパス毎の干渉波
電力を用いて希望波電力対干渉波電力比を算出する希望
波電力対干渉波電力比算出工程と、を具備する構成を採
る。
【0046】この方法によれば、信頼性が低いパスの干
渉波電力について干渉波電力の測定値に対する寄与を小
さく抑えて、高精度な希望波電力対干渉波電力比の測定
を行うことができる。
【0047】本発明の無線受信方法は、上記方法におい
て、重み付け制御工程で、パス毎の希望波電力を重み係
数とする。
【0048】この方法によれば、パス毎の干渉波電力に
重み付けを行うことによって、雑音の影響を大きく受け
ているパスからの計算値の重みを小さくできるので、干
渉波電力の測定値のばらつきを抑えることができ、干渉
波電力をより正確に測定することができ、高精度のSI
R測定を行うことができる。
【0049】本発明の無線受信方法は、上記方法におい
て、重み付け制御工程で、パス毎のチャネル推定値を重
み係数とする。
【0050】この方法によれば、スロット毎に瞬時に求
めている希望波電力でなく、複数スロットに渡る平均化
を行ったチャネル推定値を用いることで、より雑音の影
響を低減した確からしい重み付け平均を行うことがで
き、干渉波電力の測定をより正確に行うことができ、高
精度のSIR測定を行うことができる。
【0051】本発明の無線受信方法は、上記方法におい
て、算出された希望波電力対干渉波電力比を用いて送信
電力制御を行う送信電力制御工程を具備する。
【0052】この方法によれば、高精度のSIR測定に
より、高精度の送信電力制御を行うことが可能となる。
【0053】
【発明の実施の形態】本発明者は、同期検波処理を必要
としないRAKE合成前SIR測定方式の干渉波電力の
測定においてパス毎の信頼性が考慮されていないことに
着目し、パス毎の信頼性を考慮した重み付けを行うこと
により、精度良く干渉波電力を算出できることを見出し
本発明をするに至った。
【0054】すなわち、本発明の骨子は、SIR測定の
干渉信号電力測定において、干渉波電力に対してパスの
信頼性を考慮した重み付けを行うことにより、信頼性が
低いパスのISCPについてISCPの測定値に対する
寄与を小さく抑えて、高精度なSIR測定を行うことで
ある。
【0055】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態では、パスの信頼性を考
慮した重みとしてRSCPを用いてSIR測定を行う場
合について説明する。
【0056】図1は、本発明の実施の形態1に係る無線
受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図1に
おいては、パスが3つである場合の構成について記載し
ているが、パス数については特に制限がないので、各構
成要素数はパス数に応じて適宜変更することが可能であ
る。
【0057】送信側から送信された無線信号は、アンテ
ナ101を介して無線受信部102で受信される。無線
受信部102では、受信された信号に対して所定の無線
受信処理(例えば、ダウンコンバートやA/D変換な
ど)を行って、無線受信処理後の信号を逆拡散器103
a〜103cに出力する。
【0058】逆拡散器103a〜103cでは、送信側
で使用した拡散コードを用いて無線受信処理後の信号に
対して逆拡散処理を行い、逆拡散処理後の信号をそれぞ
れ希望波電力測定部104a〜104cに出力する。
【0059】希望波電力測定部104a〜104cで
は、象限補正された信号についてパス毎にRSCPを測
定する。パス毎のRSCP測定電力は、合成部109に
出力され、合成部109においてその和が求められる。
求められた和(全体のRSCP)は、SIR算出部11
2に出力されると共に、逆数生成部111に出力され
る。
【0060】希望波電力測定部104a〜104cの出
力であるパス毎のRSCPは、それぞれ干渉波電力測定
部105a〜105cに出力されると共に重み付け制御
部108a〜108cに出力される。
【0061】干渉波電力測定部105a〜105cで
は、象限補正後の既知シンボルと、そのスロット毎の平
均(パス毎のRSCP)との差分より、パス毎のISC
P成分が求められる。パス毎のISCPは、それぞれ乗
算器106に出力される。
【0062】重み付け制御部108a〜108cでは、
パス毎の信頼性を考慮した重み付けを決定し、決定した
重み付けを乗算器106に出力する。乗算器106で
は、パス毎のISCPに対して、パス毎の信頼性を考慮
した重み付けを乗算し、乗算後のISCPを合成部10
7にそれぞれ出力する。
【0063】合成部107においては、重み付けされた
パス毎のISCPが加えられ、総ISCPが得られ、そ
の総ISCPが乗算器110に出力される。乗算器11
0では、総ISCPに対して、逆数生成部111で生成
された1/RSCPが乗算される。これにより、全体の
ISCPが得られる。全体のRSCP及び全体のISC
Pは、SIR算出部112に出力され、SIR算出部1
12においてSIRが算出される。
【0064】次に、上記構成を有する無線受信装置にお
いて本発明に係るRAKE合成前SIR測定を行う場合
について説明する。
【0065】まず、アンテナ101を介して受信された
無線信号は、所定の無線受信処理がなされた後に、逆拡
散器103a〜103cにおいて、送信側で使用した拡
散コードを用いて逆拡散処理され、それぞれパス毎に希
望波電力測定部104a〜104cに出力される。
【0066】希望波電力測定部104a〜104cに出
力する前に、逆拡散処理後の信号について象限補正を行
う。各パスの象限補正後の既知シンボルをSx[n]
[p].i,Sx[n][p].q(n=1〜N)とすると、上記
式(13),式(14)により求められる。
【0067】希望波電力測定部104a〜104cで
は、象限補正された信号についてRSCPを測定する。
この場合、象限補正後の既知シンボルの平均をrscp
[p].i,rscp[p].qとすると、上記式(15),
式(16)により求められる。スロット毎、パス毎のR
SCPは、上記式(17)により求められる。
【0068】希望波電力測定部104a〜104cの出
力であるパス毎のRSCPは、それぞれ干渉波電力測定
部105a〜105cに出力される。干渉波電力測定部
105a〜105cでは、象限補正後の既知シンボル
と、そのスロット毎の平均(パス毎のRSCP)との差
分より、ISCP成分が求められる。すなわち、ISC
P成分は、上記式(19),式(20)により求めるこ
とができる。これにより、スロット毎、パス毎のISC
Pは、上記式(21),式(22)により求められる。
【0069】また、パス毎のRSCP測定電力は、合成
部109に出力され、合成部109においてその和が上
記式(18)により求められる。このようにして求めら
れた全体のRSCPは、SIR算出のために、SIR算
出部112に出力される。
【0070】また、パス毎のRSCP測定電力は、重み
付け制御部108a〜108cにパス毎にそれぞれ出力
される。重み付け制御部108a〜108cでは、それ
ぞれパス毎の信頼性を考慮した重み付けが決定される。
ここでは、パス毎のRSCPを重み係数として用いる。
すなわち、RSCPが大きければ大きな重み係数とな
り、RSCPが小さければ小さな重み係数となる。
【0071】このように決定された重み係数、すなわち
パス毎のRSCPは、乗算器106で重み係数としてパ
ス毎のISCPに乗算される。この場合、あるパスのI
SCPには、そのパスのRSCPが重み係数として乗算
される。重み係数が乗算されたパス毎のISCPは、合
成部107で合成されて、乗算器110に出力される。
【0072】合成部109で合成された総RSCPは、
逆数生成部111でその逆数が求められ、その逆数が乗
算器110に出力される。乗算器110では、合成部1
07で合成された総ISCPに総RSCPの逆数が乗算
される。このように、重み付けされた総ISCPを総R
SCPで割ることによって、重みの合計を1にし、総R
SCPに占めるそのパスのRSCPの比率で重み付けを
行った値が求められる。これを全体のISCPとする。
【0073】全体のRSCP及び全体のISCPは、S
IR算出部112に出力され、SIR算出部112にお
いて上記式(11),式(12)により、SIRが算出
される。このSIR値を目標SIR値と比較し、その比
較結果に基づいて送信電力制御ビットを生成する、いわ
ゆる送信電力制御が行われる。
【0074】本実施の形態では、干渉波電力測定部10
5a〜105cからの出力(パス毎のISCP)から全
体のISCPを求めるまでに、パス間でISCPを平均
化する際に、パスのRSCPを重み係数として乗算し、
さらに、全体のISCPを総RSCPで割っている。こ
れにより、重みの合計を1にし、全体のRSCPに占め
るそのパスのRSCPの比率で重み付けを行っている。
これは、下記式(24)により求めることができる。
【数24】
【0075】このように全体のRSCPに占めるそのパ
スのRSCPの比率で重み付けを行った場合、図5に示
す遅延プロファイルからRSCP及びISCPの電力を
求めると図2に示すようになる。すなわち、ISCP
は、RSCPの大きさ応じた大きさになっている。具体
的には、RSCPが最も大きい、すなわちパスの信頼性
が最も高いパス1のISCPが一番大きくなっており、
RSCPが最も小さい、すなわちパスの信頼性が最も低
いパス4のISCPが一番小さくなっている。
【0076】このように、他のパスに比較してRSCP
が小さく信頼性が低いパスから計算されるISCPにつ
いては、RSCPに比例した小さな重みを乗算すること
によって、ISCPの測定値に対する寄与を小さく抑え
ることができる。また、RSCPが大きく信頼性が高い
パスから計算されるISCPについては、大きな重みを
乗算することにいよって、ISCPの測定値の信頼性を
高めることができる。
【0077】このように重み付けを行うことにより、パ
ス1〜パス4のすべてのパスについては、RSCP(希
望波信号電力)に対して雑音(干渉信号)の影響が少な
くすることができ、RSCPが小さいために、干渉信号
の影響を大きく受けて、測定されるISCPの値が大き
くなることを防止できる。これにより、RSCPとIS
CPを正しく測定することができる。
【0078】ここで、上述した環境と同じ条件におい
て、本実施の形態の方法で重み付けを行ってRSCP、
ISCPを求めると、 RSCP=5+4+2+1 =12 ISCP=(2×5+2×4+3×2+4×1) =2.3 となる。
【0079】このように、従来の平均化方式では、2.
75となり、本来のISCP2から大きく乖離した測定
値となっていたのに対して、このRSCPで重み付けす
ることより正しい測定を行うことができる。
【0080】本実施の形態によれば、パス毎のISCP
に重み付けを行うことによって、雑音の影響を大きく受
けているパスからの計算値の重みを小さくできるので、
ISCP測定値のばらつきを抑えることができ、ISC
Pをより正確に測定することができ、高精度のSIR測
定を行うことができる。これにより、パスサーチ性能の
優劣や伝搬路によるSIR測定性能の変化を抑えること
ができ、最適なTPC制御を行うことができる。したが
って、システムに与える干渉を低減でき、システム容量
を増大させることができる。
【0081】(実施の形態2)本実施の形態では、パス
の信頼性を考慮した重みとして同期検波係数(チャネル
推定値)を用いてSIR測定を行う場合について説明す
る。
【0082】図3は、本発明の実施の形態2に係る無線
受信装置の構成を示すブロック図である。図3におい
て、図1と同じ部分については図1と同じ符号を付して
その詳細な説明は省略する。なお、図3においては、パ
スが3つである場合の構成について記載しているが、パ
ス数については特に制限がないので、各構成要素数はパ
ス数に応じて適宜変更することが可能である。
【0083】図3に示す無線受信装置においては、図1
における重み付け制御部108a〜108cおよび逆数
生成部111の代わりに、逆拡散信号を用いて各パスの
チャネル推定を行うチャネル推定部301a〜301c
と、チャネル推定部301a〜301cで求められたチ
ャネル推定値を用いて総チャネル推定値電力を算出する
チャネル推定値総電力算出部302とを備えている。
【0084】次に、上記構成を有する無線受信装置にお
いて本発明に係るRAKE合成前SIR測定を行う場合
について説明する。
【0085】受信信号からパス毎の希望波電力及び干渉
波電力を求める工程までは実施の形態1と同じである。
【0086】パス毎のRSCP測定電力は、合成部10
9に出力され、合成部109においてその和が上記式
(18)により求められる。このようにして求められた
全体のRSCPは、SIR算出のために、SIR算出部
112に出力される。
【0087】逆拡散器103a〜103cの出力である
逆拡散信号は、チャネル推定部301a〜301cにパ
ス毎にそれぞれ出力される。チャネル推定部301a〜
301cでは、それぞれパス毎のチャネル推定値が求め
られる。
【0088】このように求められたチャネル推定値は、
乗算器106で重み係数としてパス毎のISCPに乗算
される。この場合、あるパスのISCPには、そのパス
のチャネル推定値の大きさ,すなわち電力が重み係数と
して乗算される。重み係数が乗算されたパス毎のISC
Pは、合成部107で合成されて、乗算器110に出力
される。
【0089】チャネル推定部301a〜301cで求め
られたチャネル推定値は、すべてチャネル推定値総電力
算出部302に出力される。チャネル推定値総電力算出
部302では、各パスのチャネル推定値からチャネル推
定値総電力を求める。このチャネル推定値総電力は、乗
算器110に出力される。
【0090】乗算器110では、合成部107で合成さ
れた総ISCPに総チャネル推定値電力が乗算される。
このように、チャネル推定値電力が乗算されて重み付け
された総ISCPをチャネル推定値総電力で割ることに
よって、重みの合計を1にし、チャネル推定値総電力に
占めるそのパスのチャネル推定値電力の比率で重み付け
を行った値が求められる。これを全体のISCPとす
る。
【0091】全体のRSCP及び全体のISCPは、S
IR算出部112に出力され、SIR算出部112にお
いて上記式(11),式(12)により、SIRが算出
される。このSIR値を目標SIR値と比較し、その比
較結果に基づいて送信電力制御ビットを生成する、いわ
ゆる送信電力制御が行われる。
【0092】本実施の形態では、干渉波電力測定部10
5a〜105cからの出力(パス毎のISCP)から全
体のISCPを求めるまでに、パス間でISCPを平均
化する際に、パスのチャネル推定値電力を重み係数とし
て乗算し、さらに、全体のISCPをチャネル推定値総
電力で割っている。これにより、重みの合計を1にし、
全体のチャネル推定値に占めるそのパスのチャネル推定
値電力の比率で重み付けを行っている。これは、下記式
(25)により求めることができる。
【数25】
【0093】なお、上記式(25)では、送信電力制御
コマンドなどの制御情報の復調などに用いるチャネル推
定値を用いているが、複数の既知シンボルを平均化して
求め、情報シンボルの復調に用いるチャネル推定値を用
いても良い。また、チャネル推定値の算出方法はこれに
限定されない。
【0094】このように本実施の形態によれば、スロッ
ト毎に求めているRSCPでなく、複数スロットに渡る
平均化を行ったチャネル推定値を用いることで、より雑
音の影響を低減した確からしい重み付け平均を行うこと
ができ、ISCPの測定をより正確に行うことができ、
高精度なSIR測定を行うことができる。これにより、
パスサーチ性能の優劣や伝搬路によるSIR測定性能の
変化を抑えることができ、最適なTPC制御を行うこと
ができる。したがって、システムに与える干渉を低減で
き、システム容量を増大させることができる。
【0095】本発明は上記実施の形態1,2に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
SIR測定に使用するパス数は上記実施の形態1,2に
限定されない。また、上記計算に使用した数値などはこ
れに限定されるものではない。
【0096】本発明は、ディジタル無線通信システム、
特にCDMA方式のシステムにおける無線基地局装置及
び通信端末装置に搭載することができる。これにより、
高精度のSIR測定を行うことができ、最適なTPC制
御を行うことができる。したがって、システムに与える
干渉を低減でき、システム容量を増大させることができ
る。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線受信装
置及び無線受信方法は、パスの信頼性を考慮してパス毎
の干渉波電力に重み付けを行うので、精度良く干渉波電
力を測定することができ、高精度なSIR測定を行うこ
とができる。これにより、パスサーチ性能の優劣や伝搬
路によるSIR測定性能の変化を抑えることができ、最
適なTPC制御を行うことができる。したがって、シス
テムに与える干渉を低減でき、システム容量を増大させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る無線受信装置にお
けるパス毎の電力を示す図
【図3】本発明の実施の形態2に係る無線受信装置の構
成を示すブロック図
【図4】従来の無線受信装置の構成を示すブロック図
【図5】遅延プロファイルを示す図
【図6】従来の無線受信装置におけるパス毎の電力を示
す図
【符号の説明】
101 アンテナ 102 無線受信部 103a〜103c 逆拡散器 104a〜104c 希望波電力測定部 105a〜105c 干渉波電力測定部 106,110 乗算器 107,109 合成部 108a〜108c 重み付け制御部 111 逆数生成部 112 SIR算出部 301a〜301c チャネル推定部 302 チャネル推定値総電力算出部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号に対して拡散コードを用いて逆
    拡散処理をすることによりパス毎の逆拡散信号を出力す
    る逆拡散手段と、前記逆拡散信号を用いてパス毎の希望
    波電力を求める希望波電力測定手段と、前記逆拡散信号
    を用いてパス毎の干渉波電力を測定する干渉波電力測定
    手段と、パス毎の前記干渉波電力に対して重み付け制御
    を行う重み付け制御手段と、パス毎の希望波電力及び重
    み付け制御したパス毎の干渉波電力を用いて希望波電力
    対干渉波電力比を算出する希望波電力対干渉波電力比算
    出手段と、を具備することを特徴とする無線受信装置。
  2. 【請求項2】 重み付け制御手段は、パス毎の希望波電
    力を重み係数とすることを特徴とする請求項1記載の無
    線受信装置。
  3. 【請求項3】 重み付け制御手段は、パス毎のチャネル
    推定値の大きさを重み係数とすることを特徴とする請求
    項1記載の無線受信装置。
  4. 【請求項4】 算出された希望波電力対干渉波電力比を
    用いて送信電力制御を行う送信電力制御手段を具備する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の無線受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の無線受信装置を備えたことを特徴とする無線基地局装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の無線受信装置を備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
  7. 【請求項7】 受信信号に対して拡散コードを用いて逆
    拡散処理をすることによりパス毎の逆拡散信号を出力す
    る逆拡散工程と、前記逆拡散信号を用いてパス毎の希望
    波電力を求める希望波電力測定工程と、前記希望波電力
    を用いてパス毎の干渉波電力を測定する干渉波電力測定
    工程と、パス毎の前記干渉波電力に対して重み付け制御
    を行う重み付け制御工程と、パス毎の希望波電力及び重
    み付け制御したパス毎の干渉波電力を用いて希望波電力
    対干渉波電力比を算出する希望波電力対干渉波電力比算
    出工程と、を具備することを特徴とする無線受信方法。
  8. 【請求項8】 重み付け制御工程において、パス毎の希
    望波電力を重み係数とすることを特徴とする請求項7記
    載の無線受信方法。
  9. 【請求項9】 重み付け制御工程において、パス毎のチ
    ャネル推定値を重み係数とすることを特徴とする請求項
    7記載の無線受信方法。
  10. 【請求項10】 算出された希望波電力対干渉波電力比
    を用いて送信電力制御を行う送信電力制御工程を具備す
    ることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに
    記載の無線受信方法。
JP2001212313A 2001-07-12 2001-07-12 無線受信装置及び無線受信方法 Pending JP2003032168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001212313A JP2003032168A (ja) 2001-07-12 2001-07-12 無線受信装置及び無線受信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001212313A JP2003032168A (ja) 2001-07-12 2001-07-12 無線受信装置及び無線受信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003032168A true JP2003032168A (ja) 2003-01-31

Family

ID=19047494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001212313A Pending JP2003032168A (ja) 2001-07-12 2001-07-12 無線受信装置及び無線受信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003032168A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003090372A1 (fr) * 2002-04-19 2003-10-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif et procede de mesure de rapport signal/brouillage
US6826411B2 (en) 2002-06-27 2004-11-30 Interdigital Technology Corporation Low power interference signal code power (ISCP) measurement
WO2006088259A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Nec Corporation Measuring signal quality
US7492750B2 (en) 2001-09-18 2009-02-17 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus employed in a user equipment for interference signal code power and noise variance estimation
WO2009047910A1 (ja) * 2007-10-11 2009-04-16 Panasonic Corporation 無線通信移動局装置および通信品質情報生成方法
US7738902B2 (en) 2003-06-13 2010-06-15 Fujitsu Limited Transmission power control method

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7492750B2 (en) 2001-09-18 2009-02-17 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus employed in a user equipment for interference signal code power and noise variance estimation
US8300520B2 (en) 2001-09-18 2012-10-30 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus employed in a user equipment for interference signal code power and noise variance estimation
WO2003090372A1 (fr) * 2002-04-19 2003-10-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif et procede de mesure de rapport signal/brouillage
US6826411B2 (en) 2002-06-27 2004-11-30 Interdigital Technology Corporation Low power interference signal code power (ISCP) measurement
US7536208B2 (en) 2002-06-27 2009-05-19 Interdigital Technology Corporation Low power interference signal code power (ISCP) measurement
US7738902B2 (en) 2003-06-13 2010-06-15 Fujitsu Limited Transmission power control method
WO2006088259A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Nec Corporation Measuring signal quality
US7969939B2 (en) 2005-02-21 2011-06-28 Nec Corporation Measuring signal quality
WO2009047910A1 (ja) * 2007-10-11 2009-04-16 Panasonic Corporation 無線通信移動局装置および通信品質情報生成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1723744B1 (en) A method and apparatus for received signal quality estimation
US7782987B2 (en) Method and apparatus for received signal quality estimation
JP4782781B2 (ja) 無線受信機におけるsir推定
US6711384B2 (en) Apparatus and method for controlling communications based on moving speed
WO2003088522A1 (fr) Dispositif recepteur a antenne reseau adaptative et procede d'etalonnage de reseau d'antennes
JP2001333002A (ja) 移動通信システムにおける送信アンテナウェイト推定方法および移動通信端末
JPH11251962A (ja) セルラーシステムと移動携帯機、基地局装置、及び最適パス検出方法とその装置
JP2007519300A (ja) Rake受信機におけるフィンガの配置方法及び装置
JP2007501548A (ja) ユーザー端末がキャリア周波数偏移を推定する方法と装置
JP2000049689A (ja) 干渉信号電力測定方法
JP2991196B1 (ja) Cdma受信方法および受信機
EP1032138A2 (en) Reception path search method and searcher circuit of cdma reception device
JP3559030B2 (ja) 無線受信装置及びsir算出方法
JPH11340884A (ja) ダイバーシチ受信下での信号合成方法及び装置
JP3308962B2 (ja) 無線受信装置および無線受信方法
EP0966110A2 (en) Finger receiver unit capable of tracking a quick variation of a delay profile
JP2003032168A (ja) 無線受信装置及び無線受信方法
WO2001020832A1 (fr) Recepteur amcr
CN103583004A (zh) 用于确定信噪比的方法和装置
US6404757B1 (en) Reception method and apparatus in CDMA system
EP1065802B1 (en) Transmission power control method and apparatus by measuring the Eb/No of a weighted signals' combination
KR20030044067A (ko) 수신기 및 수신 방법
JP2000091973A (ja) Rake合成回路
JP2002344383A (ja) 希望波電力対干渉波電力比測定装置、希望波電力対干渉波電力比測定方法、及び希望波電力対干渉波電力比測定プログラム
JP2005012386A (ja) Sir推定方法および受信装置