JP2003030824A - 磁気ディスク用グライドヘッドおよびバーニッシュヘッド - Google Patents

磁気ディスク用グライドヘッドおよびバーニッシュヘッド

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JP2003030824A
JP2003030824A JP2001218114A JP2001218114A JP2003030824A JP 2003030824 A JP2003030824 A JP 2003030824A JP 2001218114 A JP2001218114 A JP 2001218114A JP 2001218114 A JP2001218114 A JP 2001218114A JP 2003030824 A JP2003030824 A JP 2003030824A
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slider
rail
magnetic disk
rails
head
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JP2001218114A
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Takeshi Sato
毅志 佐藤
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の2本レールのグライドヘッドでは浮上
量を下げるためにレールの幅を狭くすると検査に時間が
かかるという問題が発生した。また、低浮上量では突起
検出レール近傍への塵埃堆積も多くなりグライドヘッド
としての寿命劣化の原因にもなっている。 【解決手段】 回転する磁気ディスクに対向させるスラ
イダーを有し、磁気ディスクとスライダーとの接触ある
いは衝突を検出する磁気ディスク用グライドヘッドであ
って、前記スライダーは少なくとも1つ以上の突起検出
用レールと、少なくとも1つ以上の浮上用レールと、突
起検出用レール面より一段低く形成された突起検出用レ
ールの一部もしくは全部に接する塵埃排出領域と、浮上
用レール面より一段低く形成された浮上用レールの一部
もしくは全部に接する空気流導路領域と、突起検出用レ
ールまたは浮上用レール面より一段低く形成された領域
よりもさらに低い面内に形成された吸引力発生領域を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスクの製造
検査等に使用されるグライドヘッドおよびバーニッシュ
ヘッドに係るものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク装置に使用される磁気デ
ィスクは、ガラスあるいはアルミニウム等で構成した円
盤状の非磁性材基板を用い、その表面に磁性媒体を成膜
したものである。磁気ヘッドによって情報を記録あるい
は再生する記録媒体として用いられている。グライドヘ
ッドは、磁性媒体の表面における微小な突起物あるいは
異物等を検出するためのセンサーとして、磁気ディスク
の検査工程で用いられている。このグライドヘッドは各
種の構成のものが考案され実用化されている。近年、磁
気ディスクの小径化や高記録密度化に伴って、圧電素子
を搭載したグライドヘッドやヘッド外部にAE(Aco
ustic Emission)センサーを取り付けた
ものが主流となっている。
【0003】図8は、特開平11−16163号公報に
開示されている圧電素子をスライダーに搭載したグライ
ドヘッドの斜視図である。スライダー3は、浮上面(媒
体対向面)に一対のレール4を有する。スライダー3の
側面にある張り出し部3cにおいて、浮上面の反対側に
圧電素子12を固着した構成である。圧電素子12の出
力電圧は上面と下面からリード線10により取り出さ
れ、サスペンション2に設けた絶縁性チューブ11を通
じて外部に出力される。なお、浮上面は、スライダーで
磁気ディスクに対向する側の面を言い、空気流によって
スライダーを支えて浮上させる部位もしくは摺動させる
ため部位を含むものである。
【0004】図9は、圧電素子12を搭載したグライド
ヘッドの動作原理を説明するものである。グライドヘッ
ドのスライダー3は磁気ディスク14の回転に伴う空気
流の作用により浮上し、回転が一定速度に達すると所定
の浮上量hを保ちながら磁気ディスク14上を飛行す
る。空気流はスライダーの流入端3aから流出端3bに
沿って流れる。スライダー3がディスク上の突起物14
bに接触あるいは衝突すると、衝撃波がスライダー3中
を伝播して圧電素子12を振動変形させる。圧電素子1
2の電極に電荷が誘起されるので、リード線10から電
極間電圧を取り出すことにより突起物の検出に用いるこ
とできる。さらに、所定の浮上量hをもつスライダー3
を磁気ディスクの表面で移動すると、浮上量hより高い
突起物あるいは変形した部分にスライダーの浮上面4が
接触(衝突)する。このとき発生する衝撃波と磁気ディ
スクの位置を求めれば、磁気ディスク表面にある規格外
の突起物を検知することができる。
【0005】図10は、ヘッド外部にAEセンサーを搭
載したグライドヘッドの動作原理を説明するものであ
る。図8と同一の部材には、同一の番号を用いた。AE
センサを用いる場合のスライダー3’には、図8の3c
で示される張りだし部に相当する部分は設けられていな
い。スライダー3’は、図8の説明と同様に、磁気ディ
スク14の回転に伴う空気流の作用により浮上し、回転
が一定速度に達すると所定の浮上量hを保ちながら磁気
ディスク14上を飛行する。スライダー3’がディスク
上の突起物14bに接触あるいは衝突すると、その衝撃
波はスライダー3’からスライダー支持体であるサスペ
ンション2を伝播し、サスペンション2を支持する検査
装置側に取り付けられたAEセンサ13で検知される。
AEセンサ13の信号をリード線(図示せず)により取
り出すことにより突起物の検出に用いることできる。こ
の場合も、所定の浮上量hをもつスライダー3’を磁気
ディスクの表面で移動すると、浮上量hより高い突起物
あるいは変形した部分にスライダーの浮上面4が接触
(衝突)する。このとき発生する衝撃力と磁気ディスク
の位置を求めれば、磁気ディスク表面にある規格外の突
起物を検知することができる。
【0006】このような原理で動作するグライドヘッド
の浮上面は2本のレールを形成するのが一般的である。
2本のレールを用いることにより、飛行時の姿勢を安定
に保つことができる。また、2本レールのグライドヘッ
ドの場合、その浮上量は、グライドヘッドの浮揚力を生
じさせているレールの幅を変えることで、比較的容易に
制御でき、検査する磁気ディスクの突起、異物の高さの
規格に応じ、必要なグライドヘッドの設計ができる。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】最近の磁気ディス
ク装置の高容量化と小型化、つまり高記録密度化は猛烈
な勢いで進んでいる。記録密度を上げる為に記録ビット
の大きさはますます小さくなり、それに伴い磁気ヘッド
自体の小型化、磁気ギャップ長の狭小化が進んでいる。
それと並行して、磁気ディスクと磁気ヘッドとの隙間、
即ち磁気ヘッドのスライダーの浮上量は20nm以下ま
で極小化されている。磁気ヘッドスライダーが磁気ディ
スク上を飛行し、情報の記録や再生を行う場合、磁気デ
ィスク表面に磁気ヘッドのスライダーの浮上量より大き
な突起や異物があると、スライダーが磁気ディスクと衝
突を起こし、正確な情報の記録や再生ができない。デー
タの破損やハードディスク装置の故障を引き起こす原因
になる。そのために、磁気ディスク表面の突起や異物は
磁気ヘッドのスライダーの浮上量より小さくする必要が
ある。スライダーの浮上量の極小化に伴って要求され
る、磁気ディスクの突起や異物の大きさのはますます小
さくなる傾向にあり、その要求される大きさは10nm
以下になっている。そのため、磁気ディスク検査用のグ
ライドヘッドもより小さい浮上量のものが必要となって
きた。
【0008】従来の2本レールのグライドヘッドで浮上
量を下げるためには、浮揚力を生じさせているレールの
幅を狭くすることが有効である。しかし、昨今の低浮上
量に対して、砥石を用いる機械的な方法による微小なレ
ール幅加工は限界であり、加えて機械加工で生じた浮上
面上のカケはコンタミの蓄積や排出源となり問題になっ
てきている。
【0009】また、2本レールのグライドヘッドでは、
浮揚力を発生しているレールが磁気ディスク表面の突起
を検出するための検出部でもあるため、磁気ディスク表
面の全面を検査する際には、グライドヘッドをそのレー
ル幅間隔で磁気ディスクの径方向に移動しながら検査す
ることから、レールの幅が狭くなればその分だけグライ
ドヘッドの移動の間隔が小さくなり、検査に時間がかか
るという問題が発生する。
【0010】また、2本レールのグライドヘッドでは、
磁気ディスクが一定の回転数で回転している場合、当然
のことながら周速は内周側より外周側が速い。よって、
同じ長さ、同じレール幅をもつ2本レールのグライドヘ
ッドが磁気ディスク上を飛行する際には、その周速の差
により外周側のレールの浮上量が内周側のレール浮上量
より高くなり、外周側のレールが磁気ディスクの突起物
に衝突した時の衝撃波の方が、内周側のレールが磁気デ
ィスクの突起物に衝突した時の衝撃波より弱くなる。そ
の為に、外周側のレールは突起物の検出感度が悪くなる
という問題点がある。特に低浮上量化により、内周、外
周側レールでの浮上が異なり傾いてヘッドが飛行するこ
とは、スライダー上の最小浮上量が極端に低くなり、場
合によってはディスクへの衝突が発生し、正確な検査は
おろか、ディスクにキズを付けるなどの問題も発生して
きている。
【0011】また、低浮上量化が進むにつれて、ディス
クとヘッドとの間に侵入する塵埃の突起検出レールの浮
上量が最も低い部分近傍への堆積も多くなり、ヘッドの
安定飛行を妨げグライドヘッドとしての寿命劣化の原因
にもなってきた。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク用
グライドヘッドは、回転する磁気ディスクに対向させる
スライダーを有し、前記磁気ディスクと前記スライダー
との接触あるいは衝突を検出する磁気ディスク用グライ
ドヘッドであって、前記スライダーは、少なくとも1つ
以上の突起検出用レールと、少なくとも1つ以上の浮上
用レールと、突起検出用レール面より一段低く形成され
た突起検出用レールの一部もしくは全部に接する塵埃排
出領域と、浮上用レール面より一段低く形成された浮上
用レールの一部もしくは全部に接する空気流導路領域
と、突起検出用レールまたは浮上用レール面より一段低
く形成された領域よりもさらに低い面内に形成された吸
引力発生領域を備えることを特徴とする。
【0013】前記突起検出用レールと浮上用レールはス
ライダーの浮上面(媒体対向面)を構成する。前記浮上
用レールは回転する磁気ディスクの作り出す空気流を受
けてスライダーを浮上させる機能を有する。前記浮上用
レールの一部または全部に接する部分には、空気流を受
け、かつ流れ易いように浮上用レールより一段低く形成
された空気流導路領域を設ける。また、前記突起検出用
レールの一部または全部に接する部分には、流入してく
る塵埃を粉砕し、かつ排出し易いように突起検出用レー
ルより一段低く形成された塵埃排出領域を設ける。ま
た、低浮上量化するためには、浮上面の中央部に突起検
出用レールと浮上用レールの一部もしくは全部に接する
突起検出用レールと浮上用レール面より一段低く形成さ
れた領域からさらに低く形成された吸引力発生領域を設
ける。吸引力発生領域は浮上用レールや空気流導路領域
から流入した空気流が巻き込まれて、スライダーを磁気
ディスクに引き寄せて浮上量を小さくするように機能す
る。浮上用レールでは、突起を検出する機能よりもスラ
イダーを浮上させる機能が主となる。前記突起検出量レ
ールでは浮上用レールよりも浮上する力が小さく、磁気
ディスク上の突起や異物を検出する機能が主となる。
【0014】浮上面において、磁気ディスクの回転によ
る空気流が流れ込む側を流入端とし、空気流が流れ出る
側を流出端とし、流入端と流出端の中間を中央部と称す
る。前記浮上用レールは流入端の近傍から中央部にわた
って設けられる。前記突起検出用レールは前記複数の浮
上用レールよりも流出端側に近接して配置される。本発
明の磁気ディスク用グライドヘッドは、浮上面において
浮上機能と突起検出機能を同一の箇所に集中させず、浮
上機能を主とするレールと突起検出機能を主とするレー
ルに分けることで、グライドヘッドの低浮上量化を図
る。この時、浮上用レールや突起検出レールの形や位
置、さらにその周囲に形成される空気流導路領域や塵埃
排出領域の形や位置をスライダー長手方向中心線に対し
て非対称に配置することにより、ヘッドが内外周での周
速差によって傾いて飛行することを防止でき、ディスク
上の異常突起や塵埃の正確な検査ができる。非対称に配
置することにより傾いて飛行することを防止するとは、
空気流による浮揚力を内外周のレールにおいて均等にす
ることに他ならず、たとえば浮上用レールの流出端方向
へ伸びるレール部分の長さや幅を外周よりも内周側のレ
ールにおいて長くもしくは太くすることによって達成さ
れる。このような突起検出用レールと浮上用レール、お
よび空気流導路領域、塵埃排出領域、吸引力発生領域
は、フォトレジスト技術やイオンミリングに代表される
物理的エッチングで高精度に加工されることで得られ
る。機械的加工を含まない、これら高精度加工を用いる
ことにより、スライダー浮上面にカケの発生は無く、コ
ンタミの蓄積や流出源を無くすことが出来る。
【0015】突起検出レールの周囲には、突起検出レー
ルの流入側に到達した塵埃がレール上に乗り上げること
なく排出させることを目的に,突起検出レールの周囲に
塵埃排出用の領域を設けている。この領域の先端に達し
た塵埃は、段差部分において細かく粉砕され塵埃排出領
域を通ってスライダー後方へ排出される。この領域の幅
は、0.015mm以上0.150mm以下で有ること
が望ましい。0.015mmn未満では、塵埃の排出効
果が十分では無く、浮上中に突起検出レール上に汚れが
発生する。また、0.150mmを超えると、突起検出
レールへの空気流の流れが不安定になり、浮上姿勢が揺
らいでしまいグライドヘッドとしての機能が十分発揮さ
れない。
【0016】上記本発明において、前記突起検出用レー
ルの幅の総計をスライダー幅の1/2以上の構成とする
ことができる。幅とはスライダーの幅と平行な向きにお
ける寸法をいう。もちろん、検出用レールの幅の総計上
限はスライダーの幅で規制される。突起検出用レールの
幅をスライダーの幅の1/2以上にすることにより、従
来の2本レールのグライドヘッドに比べて、検査時間を
短縮することができる。
【0017】さらに、低浮上量化するために形成された
吸引力発生領域は、流入端から入った空気流が単調に流
れて流出することなく、一旦絞られるように吸引力発生
領域のより流出側において内向きに張り出し部分を有す
ることが好ましく、これより効率的に吸引力を発生さ
せ、より一層の低浮上量化が達成出来る。
【0018】浮上用レールと突起検出用レールは、浮上
量や飛行姿勢等の飛行特性と、ディスク上の検査領域や
検査時間の制約等の検査特性から次の様に組み合わせる
ことができる。すなわち、浮上用レール数と突起検出用
レール数が同じ、浮上用レール数が突起検出用レール数
より少ない、浮上用レール数より突起検出用レール数が
多い等、グライドヘッドに求められる特性に合わせて選
択することができる。
【0019】なお、流入端の近傍から中央部にわたって
設けられる浮上用レールは一つとすることが好ましく、
これより流入端側からの塵埃の侵入を防ぐ事能力が高ま
り、突起検出レールを始めとするスライダー面への塵埃
の堆積を更に抑制する事ができる。
【0020】突起や異物との衝突を検出する方法とし
て、圧電素子を用いる場合は、スライダーの側面に張り
出し部を設け、その部分に圧電素子を固着し、衝突力を
電気的な信号に変換し検出することができる。AEセン
サを用いる場合は、スライダー支持体や検査装置本体に
AEセンサを設けることにより、衝突力を電気的な信号
に変換し検出することができる。
【0021】本発明の磁気ディスク検査用ヘッドを、接
触もしくは適切な浮上量を設定することで磁気ディスク
上の異常突起や塵埃を除去するバーニッシュヘッドとし
て使用することができる。この場合、浮上用レールおよ
び突起検出用レールで異常突起や塵埃は除去される。除
去された塵埃は、突起検出用レールの周囲に配された塵
埃排出領域からヘッド後方に排出されることから、ヘッ
ド浮上面に塵埃の堆積を防止できるため、長時間安定し
て使用することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明のグライドヘッドの斜視
図である。このグライドヘッドは、圧電素子12を張り
出し部3cに載せたスライダー3と、スライダー3とリ
ード線10を支えるサスペンション2を備える圧電素子
搭載のグライドヘッド構成とした。スライダー3の一方
の面には、レールや段差面等を設けて浮上面4(媒体対
向面)を構成した。浮上面の流出端近傍には2つの突起
検出用レール5a,5bを設けた。また、突起検出用レ
ール5a,5bの周囲には、塵埃排出領域9a,9bを
設けた。その浮上面の流入端側から中央部にかけては、
1つの浮上用レール6とその周囲に空気流を導く空気流
導路領域8を設けた。スライダーの中央部には空気流を
巻き込み吸引力を発生する吸引力発生領域7を設けた。
吸引力発生領域7は空気流導路領域8の一部である、8
a,8bにより内側に向かって張り出し部分を有するよ
うにした。領域の内側に向かって張り出し部分を有する
ように吸引力発生領域7を形成することにより、図4中
の空気流解析線15が示すように流入端から入った空気
流が単調に流出端へ流れることなく、一旦絞られるよう
になる事によって効率的に吸引力を発生させることによ
り、突起検出用レールの幅を狭くすることなくグライド
ヘッドの浮上量を小さくすることができた。そして、突
起検出用レール5aと5bの幅C1,C2の合計幅は、
スライダーの幅aの1/2よりも大きくした。浮上用レ
ールのスライダー長手方向の長さb1,b2の大きさを
調節することにより、スライダーが内外周速の差により
傾いて飛行することを防いだ。このような形状を持つス
ライダー3は、10m/sの周速に対し流出端部におけ
る浮上量が6nmで飛行し、ヘッドの傾きは1nm以下
であった。スライダーの幅方向には、スライダーよりも
厚さの薄い張り出し部3cを突出させた。その張り出し
部3cの背面の端には圧電素子12を固着させた。圧電
素子12の出力電圧は一対のリード線10によって取り
出され、サスペンション2に設けられた絶縁チューブ1
1を通じて外部に出力させた。このグライドヘッドを用
いたところ、突起や異物の高さが低い要求値の磁気ディ
スクに対し、従来の構成よりも短時間で検査をすること
ができた。さらに、検査中にスライダーとディスク間に
入ってくる塵埃は、突起検出用レールの周囲に配された
塵埃排出領域からヘッド後方に排出されることから、ヘ
ッド浮上面に塵埃の堆積せず、長時間安定して使用する
ことができた。
【0023】図2は、本発明の図1の実施形態に係る平
面図である。同図中、(b)は(a)の平面図をスライ
ダー幅方向に沿ってみた側面図であり、(c)は(a)
をスライダー長さ方向に沿ってみた側面図である。図1
と同様の部材には同じ符号を用いて説明する。突起検出
レール5a,5bとその周辺に配置された塵埃排出領域
9a,9bとの距離kの長さは0.025mmとした。
スライダー3の形状は、スライダーの長さdを1.25
mm、厚さeを0.43mm、スライダー幅aを0.9
5mmとした。これに対して、突起検出用レール幅c
1,c2を0.35mmとし、突起検出用レール5a,
5bの幅c1,c2の寸法の合計幅をスライダー幅aの
1/2以上に設定した。浮上用レールのスライダー長手
方向の長さb1,b2の大きさは、それぞれ0.42m
m、0.40mmとし、内外周速の差によりスライダー
が傾いて飛行することを防いだ。また、浮上面の中央部
に設けた吸引力発生領域7の深さfを2.0μmとし、
空気流導路領域8、および塵埃排出領域9a,9bの深
さgを0.2μmとした。ここで、深さの寸法は、浮上
面6を基準として厚さ方向の深さに相当する。
【0024】図2のスライダーにおいて、浮上面の形状
は物理的エッチング処理により形成した。その工程を説
明する。まず、スライダー用の基板上にフォトレジスト
を塗布し、露光および現像処理を施し、突起検出用レー
ル5a,5bと浮上用レール6を形成する箇所以外の部
分でフォトレジストを除去してレジストマスクを形成し
た。つぎに、イオンミリング装置でミリング加工を行
い、レジストマスク以外の部分を浅い段差の深さに相当
する分だけ削った。つぎに、基板上にもう一度フォトレ
ジストを塗布し、露光および現像処理を施して、突起検
出用レール5a,5bと浮上に寄与するレール6と空気
流導路領域8、および塵埃排出領域9a,9bに相当す
る部分のフォトレジストを残し、他の部分のフォトレジ
ストを除去してレジストマスクを形成した。再度、ミリ
ング加工を行ってレジストマスクを被覆していない部分
を削った。ミリング加工を2度施した部分は吸引力発生
領域7の同じ深さにした。以上の工程で浮上面を形成し
た。そして、スライダーの張り出し部3cを形成し、そ
の幅w=0.5mm、長さl=0.9mm、厚さt=
0.8mmの圧電素子12を固着させた。
【0025】図3は本発明による他のグライドヘッドの
斜視図である。このグライドヘッドは、検査装置側にA
Eセンサを搭載するグライドヘッド構成とした。スライ
ダー3’の一方の面には、図1および図2に示すレール
や段差面等と同一の浮上面4(媒体対向面)を構成し
た。このグライドヘッドを用いたところ、突起や異物の
高さが低い要求値の磁気ディスクに対し、従来の構成よ
りも短時間で検査をすることができた。さらに、検査中
にスライダーとディスク間に入ってくる塵埃は、突起検
出用レールの周囲に配された塵埃排出領域からヘッド後
方に排出されることから、ヘッド浮上面に塵埃の堆積せ
ず、長時間安定して使用することができた。
【0026】図5は他の実施形態を示した斜視図であ
る。図1と同様の部材には同じ符号を用いて説明する。
このグライドヘッドは、圧電素子12を張り出し部3c
に載せたスライダー3と、スライダー3とリード線10
を支えるサスペンション2を備える圧電素子搭載のグラ
イドヘッド構成とした。スライダー3の一方の面には、
レールや段差面等を設けて浮上面4(媒体対向面)を構
成した。浮上面の流出端近傍には1つの突起検出用レー
ル5を設けた。また、突起検出用レール5の周囲には、
塵埃排出領域9を設けた。浮上面の流入端側から中央部
にかけては、1つの浮上用レール6とその周囲に空気流
を導く空気流導路領域8を設けた。スライダーの中央部
には空気流を巻き込み吸引力を発生する吸引力発生領域
7を設けた。吸引力発生領域7は空気流導路領域8の一
部である、8a,8bにより内側に向かって張り出し部
分を有するようにした。そして、突起検出用レール5の
幅Cは、スライダーの幅aの1/2よりも大きくした。
突起検出レール5とその周辺に配置された塵埃排出領域
9との距離kの長さは0.015mmとした。スライダ
ー3の形状は、スライダーの長さdを1.25mm、厚
さeを0.43mm、スライダー幅aを0.95mmと
した。これに対して、突起検出用レール幅cを0.65
mmとした。浮上用レールのスライダー長手方向の長さ
b1,b2の大きさをそれぞれ0.45mm、0.43
mmとすることにより、スライダーが内外周速の差によ
り傾いて飛行することを防いだ。このような形状を持つ
スライダー3は、8m/sの周速に対し流出端部におけ
る浮上量が6nmで飛行し、ヘッドの傾きは1nm以下
であった。スライダーの幅方向には、スライダーよりも
厚さの薄い張り出し部3cを突出させた。その張り出し
部3cの背面の端には圧電素子12を固着させた。圧電
素子12の出力電圧は一対のリード線10によって取り
出され、サスペンション2に設けられた絶縁チューブ1
1を通じて外部に出力させた。このグライドヘッドを用
いたところ、突起や異物の高さが低い要求値の磁気ディ
スクに対し、従来の構成よりも短時間で検査をすること
ができた。さらに、検査中にスライダーとディスク間に
入ってくる塵埃は、突起検出用レールの周囲に配された
塵埃排出領域からヘッド後方に排出されることから、ヘ
ッド浮上面に塵埃の堆積せず、長時間安定して使用する
ことができた。
【0027】図6は他の実施形態を示した斜視図であ
る。図1と同様の部材には同じ符号を用いて説明する。
このグライドヘッドは、圧電素子12を張り出し部3c
に載せたスライダー3と、スライダー3とリード線10
を支えるサスペンション2を備える圧電素子搭載のグラ
イドヘッド構成とした。スライダー3の一方の面には、
レールや段差面等を設けて浮上面4(媒体対向面)を構
成した。浮上面の流出端近傍には2つの突起検出用レー
ル5a,5bを設けた。また、突起検出用レール5a,
5bの周囲には、塵埃排出領域9a,9bを設けた。浮
上面の流入端側から中央部にかけては、2つの浮上用レ
ール6a,6bとその周囲に空気流を導く空気流導路領
域8を設けた。スライダーの中央部には空気流を巻き込
み吸引力を発生する吸引力発生領域7を設けた。吸引力
発生領域7は空気流導路領域8の一部である8a,8b
により内側に向かって張り出し部分を有するようにし
た。そして、突起検出用レール5aと5bの幅C1,C
2の合計幅は、スライダーの幅aの1/2よりも大きく
した。突起検出レール5a,5bとその周辺に配置され
た塵埃排出領域9a,9bとの距離kの長さは0.02
0mmとした。スライダー3の形状は、スライダーの長
さdを1.25mm、厚さeを0.43mm、スライダ
ー幅aを0.95mmとした。これに対して、突起検出
用レール幅c1,c2を0.37mmとした。浮上用レ
ール6aと6bにおいて、6aの面積を6bよりも3%
広くすることにより、スライダーが内外周速の差により
傾いて飛行することを防いだ。このような形状を持つス
ライダー3は、10m/sの周速に対し流出端部におけ
る浮上量が6nmで飛行し、ヘッドの傾きは1nm以下
であった。スライダーの幅方向には、スライダーよりも
厚さの薄い張り出し部3cを突出させた。その張り出し
部3cの背面の端には圧電素子12を固着させた。圧電
素子12の出力電圧は一対のリード線10によって取り
出され、サスペンション2に設けられた絶縁チューブ1
1を通じて外部に出力させた。このグライドヘッドを用
いたところ、突起や異物の高さが低い要求値の磁気ディ
スクに対し、従来の構成よりも短時間で検査をすること
ができた。さらに、検査中にスライダーとディスク間に
入ってくる塵埃は、突起検出用レールの周囲に配された
塵埃排出領域からヘッド後方に排出されることから、ヘ
ッド浮上面に塵埃の堆積せず、長時間安定して使用する
ことができた。
【0028】図7は他の実施形態を示した斜視図であ
る。図1と同様の部材には同じ符号を用いて説明する。
このグライドヘッドは、圧電素子12を張り出し部3c
に載せたスライダー3と、スライダー3とリード線10
を支えるサスペンション2を備える圧電素子搭載のグラ
イドヘッド構成とした。スライダー3の一方の面には、
レールや段差面等を設けて浮上面4(媒体対向面)を構
成した。浮上面の流出端近傍には1つの突起検出用レー
ル5を設けた。また、突起検出用レール5の周囲には、
塵埃排出領域9を設けた。浮上面の流入端側から中央部
にかけては、2つの浮上用レール6a,6bとその周囲
に空気流を導く空気流導路領域8を設けた。スライダー
の中央部には空気流を巻き込み吸引力を発生する吸引力
発生領域7を設けた。吸引力発生領域7は空気流導路領
域8の一部である8a,8bにより内側に向かって張り
出し部分を有するようにした。そして、突起検出用レー
ル5の幅Cは、スライダーの幅aの1/2よりも大きく
した。突起検出レール5とその周辺に配置された塵埃排
出領域9との距離kの長さは0.018mmとした。ス
ライダー3の形状は、スライダーの長さdを1.25m
m、厚さeを0.43mm、スライダー幅aを0.95
mmとした。これに対して、突起検出用レール幅cを
0.55mmとした。浮上用レール6aと6bにおい
て、6aの面積を6bよりも5%広くすることにより、
スライダーが内外周速の差により傾いて飛行することを
防いだ。このような形状を持つスライダー3は、8m/
sの周速に対し流出端部における浮上量が6nmで飛行
し、ヘッドの傾きは1nm以下であった。スライダーの
幅方向には、スライダーよりも厚さの薄い張り出し部3
cを突出させた。その張り出し部3cの背面の端には圧
電素子12を固着させた。圧電素子12の出力電圧は一
対のリード線10によって取り出され、サスペンション
2に設けられた絶縁チューブ11を通じて外部に出力さ
せた。このグライドヘッドを用いたところ、突起や異物
の高さが低い要求値の磁気ディスクに対し、従来の構成
よりも短時間で検査をすることができた。さらに、検査
中にスライダーとディスク間に入ってくる塵埃は、突起
検出用レールの周囲に配された塵埃排出領域からヘッド
後方に排出されることから、ヘッド浮上面に塵埃の堆積
せず、長時間安定して使用することができた。
【0029】図1、図3および図5から7に示した本発
明のグライドヘッドを、回転する磁気ディスクと接触さ
せ突起や異物を除去するバーニッシュヘッドとして用い
た。バーニッシュヘッドはワッフルスライダーと称され
る菱形に溝を設けたものが主に用いられている。菱形に
設けられた溝が除去した突起や異物を排出する能力が高
いためである。このワッフルスライダーと本発明のスラ
イダーを磁気ディスクに接触させ、突起の除去、異物の
除去能力および排出能力を比較したが、各々の能力に差
は見られなかった。これらの事から本発明のグライドヘ
ッドをバーニッシュヘッドとしても使用できることがわ
かった。
【0030】
【発明の効果】浮上に主に寄与するレールと突起や異物
を検出するレールを設けることで、磁気ディスク上の突
起や異物の高さが小さい要求値の磁気ディスクの検査を
短時間に行なえる。また、本発明の磁気ディスク用グラ
イドヘッドは、異物の排出能力が高いため浮上特性が長
時間安定し、グライドヘッドの長寿命化が達成できた。
また、異物の排出能力の高さからバーニッシュヘッドと
しても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明による実施例を示す図である。
【図3】本発明による他の実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明による実施例での空気流を示すシミュレ
ーション図である。
【図5】本発明による実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明による他の実施例を示す斜視図である。
【図7】本発明による他の実施例を示す斜視図である。
【図8】従来のグライドヘッドの構造図である。
【図9】圧電素子を用いるグライドヘッドの動作原理図
である。
【図10】AEセンサを用いるグライドヘッドの動作原
理図である。
【符号の説明】
2 サスペンション、3 スライダー、3' スライダ
ー、3a 流入端、3b 流出端、3c 張り出し部、
4 浮上面、5 突起検出用レール、5a 突起検出用
レール、5b 突起検出用レール、6 浮上用レール、
6a 浮上用レール、6b 浮上用レール、7 吸引力
発生領域、8 空気流導路領域、8a 空気流導路領域
張り出し部、8b 空気流導路領域張り出し部、9 塵
埃排出領域、9a 塵埃排出領域、9b 塵埃排出領
域、10 リード線、11 絶縁チューブ、12 圧電
素子、13 AEセンサ、14 磁気ディスク、14b
突起物、15 空気流の解析線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する磁気ディスクに対向させるスラ
    イダーを有し、前記磁気ディスクと前記スライダーとの
    接触あるいは衝突を検出する磁気ディスク用グライドヘ
    ッドであって、前記スライダーは、少なくとも1つ以上
    の突起検出用レールと、少なくとも1つ以上の浮上用レ
    ールと、突起検出用レール面より一段低く形成された突
    起検出用レールの一部もしくは全部に接する塵埃排出領
    域と、浮上用レール面より一段低く形成された浮上用レ
    ールの一部もしくは全部に接する空気流導路領域と、突
    起検出用レールまたは浮上用レール面より一段低く形成
    された領域よりもさらに低い面内に形成された吸引力発
    生領域を備えることを特徴とする磁気ディスク用グライ
    ドヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、塵埃排出経路である
    突起検出用レールの一部もしくは全部に接する一段低い
    領域の幅が0.015mm以上0.150mm以下であ
    ることを特徴とする磁気ディスク用グライドヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2のいずれかにおいて、
    突起検出用レールのレール幅総計がスライダー幅の1/
    2以上であることを特徴とする磁気ディスク用グライド
    ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし2のいずれかにおいて、
    スライダー内に形成された吸引力発生領域は、その領域
    の内側に向かって張り出し部分を有することを特徴とす
    る磁気ディスク用グライドヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1から4に記載のスライダー若し
    くはスライダー支持体に、スライダーの突起や異物との
    衝突力を検出する圧電素子若しくはAEセンサーを設け
    たことを特徴とする磁気ディスク用グライドヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1から4に記載のスライダーを、
    回転する磁気ディスクと接触させ突起や異物を除去する
    ことを特徴とする磁気ディスク用バーニッシュヘッド。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7164557B2 (en) 2004-02-23 2007-01-16 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv Apparatus for burnishing small asperities and cleaning loose particles from magnetic recording media
WO2008120404A1 (ja) * 2007-03-02 2008-10-09 Hitachi Metals, Ltd. 磁気ディスク用グライドヘッド
WO2008146570A1 (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Hitachi Metals, Ltd. 磁気ディスク用グライドヘッド
US7946156B2 (en) 2007-12-26 2011-05-24 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands, B.V. Glide test heads using heating elements to form a planar detection surface

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