JP2003030615A - タ グ - Google Patents
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- JP2003030615A JP2003030615A JP2001215956A JP2001215956A JP2003030615A JP 2003030615 A JP2003030615 A JP 2003030615A JP 2001215956 A JP2001215956 A JP 2001215956A JP 2001215956 A JP2001215956 A JP 2001215956A JP 2003030615 A JP2003030615 A JP 2003030615A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】データキャリアシステムを利用したタグにおい
て、視認可能な物品情報を表示可能にしたタグを提供す
る。 【解決手段】視認可能な物品情報を表示するための表示
シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデータ記憶
及び/又は演算部を有し、物品情報を記憶し、記憶され
た情報を外部リーダライタとの通信するデータ記憶素子
を有するシートを積層したことを特徴とするタグであ
る。
て、視認可能な物品情報を表示可能にしたタグを提供す
る。 【解決手段】視認可能な物品情報を表示するための表示
シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデータ記憶
及び/又は演算部を有し、物品情報を記憶し、記憶され
た情報を外部リーダライタとの通信するデータ記憶素子
を有するシートを積層したことを特徴とするタグであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品等に付与され
ているタグに関するものである。更に詳しくは、送受信
部とデータ記憶及び/又は演算部を有し、外部のリーダ
ライタと通信することにより物品情報を読み取るタグに
関する。
ているタグに関するものである。更に詳しくは、送受信
部とデータ記憶及び/又は演算部を有し、外部のリーダ
ライタと通信することにより物品情報を読み取るタグに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品等に付与されているタグ情報
を自動的に読み取って識別するためのシステムとして、
バーコード方式が利用されている。近年、ICカードな
どで利用されているデータキャリアシステムは、大量の
情報を扱うことができ、耐環境性に優れ、しかも遠隔読
み出しが可能などの利点を有するものであり、タグとし
ての応用が検討されつつある。一般にデータキャリアシ
ステムは、アンテナなどの送受信部とICチップなどの
データ記憶及び/又は演算部を有し、外部のリーダライ
タと非接触の状態で情報をやりとりするものである。
を自動的に読み取って識別するためのシステムとして、
バーコード方式が利用されている。近年、ICカードな
どで利用されているデータキャリアシステムは、大量の
情報を扱うことができ、耐環境性に優れ、しかも遠隔読
み出しが可能などの利点を有するものであり、タグとし
ての応用が検討されつつある。一般にデータキャリアシ
ステムは、アンテナなどの送受信部とICチップなどの
データ記憶及び/又は演算部を有し、外部のリーダライ
タと非接触の状態で情報をやりとりするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、データキャ
リアシステムを利用したタグにおいて、視認可能な物品
情報を表示可能にしたタグを提供する。
リアシステムを利用したタグにおいて、視認可能な物品
情報を表示可能にしたタグを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)視認可
能な物品情報を表示するための表示シート、該表示シー
トの裏面に、送受信部とデータ記憶及び/又は演算部か
らなり、物品情報を記憶し、記憶された情報を外部リー
ダライタとの通信するデータ記憶素子を有するシート
(以下、単にデータ記憶素子を有するシート、又はイン
レットシートともいう)を積層したことを特徴とするタ
グである。
能な物品情報を表示するための表示シート、該表示シー
トの裏面に、送受信部とデータ記憶及び/又は演算部か
らなり、物品情報を記憶し、記憶された情報を外部リー
ダライタとの通信するデータ記憶素子を有するシート
(以下、単にデータ記憶素子を有するシート、又はイン
レットシートともいう)を積層したことを特徴とするタ
グである。
【0005】(2)表示シートとデータ記憶素子を有す
るシートが、ホットメルト接着剤を介して一体化されて
いる(1)記載のタグである。 (3)表示シートとデータ記憶素子を有するシートが、
熱可塑性樹脂を溶融押出することにより一体化されてい
る(1)記載のタグである。 (4)データ記憶素子を有するシートのデータ記憶及び
/又は演算部が、表示シートと対向するように積層され
ている(1)〜(3)記載のタグである。
るシートが、ホットメルト接着剤を介して一体化されて
いる(1)記載のタグである。 (3)表示シートとデータ記憶素子を有するシートが、
熱可塑性樹脂を溶融押出することにより一体化されてい
る(1)記載のタグである。 (4)データ記憶素子を有するシートのデータ記憶及び
/又は演算部が、表示シートと対向するように積層され
ている(1)〜(3)記載のタグである。
【0006】(5)視認可能な物品情報を表示するため
の表示シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデー
タ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報を記憶し、
記憶された情報を外部リーダライタとの通信するデータ
記憶素子を有するシートを擬似接着したことを特徴とす
るタグである。
の表示シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデー
タ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報を記憶し、
記憶された情報を外部リーダライタとの通信するデータ
記憶素子を有するシートを擬似接着したことを特徴とす
るタグである。
【0007】(6)表示シートとデータ記憶素子を有す
るシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出することにより擬
似接着された(5)記載のタグである。 (7)データ記憶素子を有するシートのデータ記憶及び
/又は演算部が、表示シートと対向するように積層され
ている(5)又は(6)記載のタグである。
るシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出することにより擬
似接着された(5)記載のタグである。 (7)データ記憶素子を有するシートのデータ記憶及び
/又は演算部が、表示シートと対向するように積層され
ている(5)又は(6)記載のタグである。
【0008】(8)表示シートの視認可能な物品情報を
表示が、プリンタによる記録である(1)〜(7)記載
のタグである。 (9)複数のタグがつながった状態で表示シートに物品
情報を表示し、個々のタグに切断された(1)〜(8)
に記載のタグである。
表示が、プリンタによる記録である(1)〜(7)記載
のタグである。 (9)複数のタグがつながった状態で表示シートに物品
情報を表示し、個々のタグに切断された(1)〜(8)
に記載のタグである。
【0009】(10)(1)〜(9)の何れか一に記載
のタグのデータ記憶素子を有するシート面に、被着体に
貼着可能にする粘着剤層と、粘着剤層を保護するための
剥離用シートを持ち、剥離用シートが粘着剤層から剥離
することが可能であることを特徴とするタグである。
のタグのデータ記憶素子を有するシート面に、被着体に
貼着可能にする粘着剤層と、粘着剤層を保護するための
剥離用シートを持ち、剥離用シートが粘着剤層から剥離
することが可能であることを特徴とするタグである。
【0010】
【発明の実施の形態】視認可能な物品情報を表示するた
めの表示シートとしては、紙、合成紙、フィルム、不織
布などのシート状支持体であり、表面に視認可能な物品
情報を表示したものである。物品情報は、印刷機或いは
プリンタで形成するとよい。特に、感熱記録方式、熱転
写記録方式、インクジェット記録方式、電子写真記録方
式などのプリンタで記録することは、タグの少量生産に
適しているので好ましい。なお、この場合、表示シート
は各種プリンタの記録適性を有する記録層を形成するこ
とが好ましい。また、各タグで共通項目を印刷し、可変
情報をプリンタで記録するとよい。
めの表示シートとしては、紙、合成紙、フィルム、不織
布などのシート状支持体であり、表面に視認可能な物品
情報を表示したものである。物品情報は、印刷機或いは
プリンタで形成するとよい。特に、感熱記録方式、熱転
写記録方式、インクジェット記録方式、電子写真記録方
式などのプリンタで記録することは、タグの少量生産に
適しているので好ましい。なお、この場合、表示シート
は各種プリンタの記録適性を有する記録層を形成するこ
とが好ましい。また、各タグで共通項目を印刷し、可変
情報をプリンタで記録するとよい。
【0011】一方、データ記憶素子を有するシートとし
ては、特に限定するものではなく、略平板状の送受信部
(アンテナ部)と、該送受信部と接続されたデータ記憶
及び/又は演算部とを少なくとも有するシートが使用で
きる。このようなデータ記憶素子としては、ICカード
などで実用化されているICモジュールが適宜使用でき
る。
ては、特に限定するものではなく、略平板状の送受信部
(アンテナ部)と、該送受信部と接続されたデータ記憶
及び/又は演算部とを少なくとも有するシートが使用で
きる。このようなデータ記憶素子としては、ICカード
などで実用化されているICモジュールが適宜使用でき
る。
【0012】送受信部としては、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂から
なる厚さ20〜100μmの絶縁性シートや、紙、合成
紙、ガラス繊維含浸エポキシ積層板等に、銀や銅等のワ
イヤーからなるコイルを貼り付ける方法、銅やアルミニ
ウム等をコイル状にエッチングする方法、導電性インキ
等を用いてコイル状に印刷したコイル状アンテナや、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどの樹脂や、紙、合成紙、ガラス繊維含浸エポキ
シ積層板等からなる絶縁性シートに、導電性インキ等を
用いて印刷、あるいは銅やアルミニウム等の金属を蒸着
した板状アンテナ等が使用できる。また、データ記憶及
び/又は演算部としては各種ICチップが使用できる。
このほか、コンデンサーなどを配置することも適宜可能
である。最近、絶縁性シートに導電性インキ等を用いて
印刷し、ICチップと組み合わせたデータ記憶素子がモ
トローラ社からBiStatixという商品名で提案さ
れているが、このデータ記憶素子も本発明では適用でき
る。また、データ記憶素子は、樹脂フィルム、樹脂板な
どで保護したり、カード状に固定化してもよい。
レート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの樹脂から
なる厚さ20〜100μmの絶縁性シートや、紙、合成
紙、ガラス繊維含浸エポキシ積層板等に、銀や銅等のワ
イヤーからなるコイルを貼り付ける方法、銅やアルミニ
ウム等をコイル状にエッチングする方法、導電性インキ
等を用いてコイル状に印刷したコイル状アンテナや、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチ
レンなどの樹脂や、紙、合成紙、ガラス繊維含浸エポキ
シ積層板等からなる絶縁性シートに、導電性インキ等を
用いて印刷、あるいは銅やアルミニウム等の金属を蒸着
した板状アンテナ等が使用できる。また、データ記憶及
び/又は演算部としては各種ICチップが使用できる。
このほか、コンデンサーなどを配置することも適宜可能
である。最近、絶縁性シートに導電性インキ等を用いて
印刷し、ICチップと組み合わせたデータ記憶素子がモ
トローラ社からBiStatixという商品名で提案さ
れているが、このデータ記憶素子も本発明では適用でき
る。また、データ記憶素子は、樹脂フィルム、樹脂板な
どで保護したり、カード状に固定化してもよい。
【0013】本発明(1)は、視認可能な物品情報を表
示するための表示シート、該表示シートの裏面に、送受
信部とデータ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報
を記憶し、記憶された情報を外部リーダライタとの通信
するデータ記憶素子を有するシートを積層したことを特
徴とするタグである。
示するための表示シート、該表示シートの裏面に、送受
信部とデータ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報
を記憶し、記憶された情報を外部リーダライタとの通信
するデータ記憶素子を有するシートを積層したことを特
徴とするタグである。
【0014】積層する方法は、表示シートとデータ記憶
素子を有するシートが手作業で剥がれることのない積層
であれば特に限定するものではなく、例えば、.表示
シートとデータ記憶素子を有するシートの間に接着剤を
介して圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子
を有するシートの間に粘着剤を介して圧着する方法、
.表示シートとデータ記憶素子を有するシートの間に
溶融した熱可塑性樹脂を挟み込んで圧着する方法、.
表示シートとデータ記憶素子を有するシートを積層し、
接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを介在させないで熱
圧着する方法など挙げられる。
素子を有するシートが手作業で剥がれることのない積層
であれば特に限定するものではなく、例えば、.表示
シートとデータ記憶素子を有するシートの間に接着剤を
介して圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子
を有するシートの間に粘着剤を介して圧着する方法、
.表示シートとデータ記憶素子を有するシートの間に
溶融した熱可塑性樹脂を挟み込んで圧着する方法、.
表示シートとデータ記憶素子を有するシートを積層し、
接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを介在させないで熱
圧着する方法など挙げられる。
【0015】.接着剤を用いる方法としては、公知の
接着剤が使用でき、特にホットメルト接着剤が好適であ
る。ホットメルト接着剤としてはベースポリマー別にポ
リエステルまたはエチレン酢酸ビニル共重合体またはポ
リアミドまたは熱可塑性ゴムを主成分とするものなどが
挙げられ、これにロジン、ロジン誘導体、ピネン系樹脂
等の粘着付与剤とポリエチレンワックス、パラフィンワ
ックス等のワックス類と各種可塑剤、充填剤、熱安定剤
などが添加されて調製される。ポリエステル系は、例え
ばテレフタル酸、エチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、イソフタル酸、セバシン酸、ドデカン酸、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール等の中から選ば
れる成分の共重合体などであり、ポリアミド系はダイマ
ー酸とジアミンの重縮合反応による生成物、熱可塑性ゴ
ム系はポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンの
ブロック共重合体などが挙げられる。その他シート状接
着剤以外でも、製造工程に応じたポットライフが確保で
きれば、熱硬化型、紫外線硬化型、2液硬化型、湿気硬
化型など公知の接着剤を塗布することなどで使用するこ
とが可能である。
接着剤が使用でき、特にホットメルト接着剤が好適であ
る。ホットメルト接着剤としてはベースポリマー別にポ
リエステルまたはエチレン酢酸ビニル共重合体またはポ
リアミドまたは熱可塑性ゴムを主成分とするものなどが
挙げられ、これにロジン、ロジン誘導体、ピネン系樹脂
等の粘着付与剤とポリエチレンワックス、パラフィンワ
ックス等のワックス類と各種可塑剤、充填剤、熱安定剤
などが添加されて調製される。ポリエステル系は、例え
ばテレフタル酸、エチレングリコール、テトラメチレン
グリコール、イソフタル酸、セバシン酸、ドデカン酸、
ポリテトラメチレンエーテルグリコール等の中から選ば
れる成分の共重合体などであり、ポリアミド系はダイマ
ー酸とジアミンの重縮合反応による生成物、熱可塑性ゴ
ム系はポリスチレン−ポリブタジエン−ポリスチレンの
ブロック共重合体などが挙げられる。その他シート状接
着剤以外でも、製造工程に応じたポットライフが確保で
きれば、熱硬化型、紫外線硬化型、2液硬化型、湿気硬
化型など公知の接着剤を塗布することなどで使用するこ
とが可能である。
【0016】.粘着剤を用いる方法としては、アクリ
ル系、ゴム系、ビニルエーテル系、ウレタン系等の公知
の粘着剤が使用できる。予め、表示シートの裏面に粘着
剤層を形成しておき、データ記憶素子を有するシートと
貼り合せるとよい。粘着剤としては、一体化した表示シ
ートとデータ記憶素子を有するシートが手作業で剥がれ
ない程度の粘着力を有する粘着剤を用いるとよい。粘着
剤層は通常、5〜50μm、好ましくは7〜30μmの
厚さで形成される。粘着剤層は必要に応じて粘着付与
剤、架橋剤、顔料、紫外線吸収剤、防錆剤等の助剤を添
加しても良い。
ル系、ゴム系、ビニルエーテル系、ウレタン系等の公知
の粘着剤が使用できる。予め、表示シートの裏面に粘着
剤層を形成しておき、データ記憶素子を有するシートと
貼り合せるとよい。粘着剤としては、一体化した表示シ
ートとデータ記憶素子を有するシートが手作業で剥がれ
ない程度の粘着力を有する粘着剤を用いるとよい。粘着
剤層は通常、5〜50μm、好ましくは7〜30μmの
厚さで形成される。粘着剤層は必要に応じて粘着付与
剤、架橋剤、顔料、紫外線吸収剤、防錆剤等の助剤を添
加しても良い。
【0017】.溶融した熱可塑性樹脂を用いる方法と
しては、表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
溶融状態の熱可塑性樹脂を用いて押し出しラミネートす
るとよい。この場合、表示シートと熱可塑性樹脂、デー
タ記憶素子を有するシートと熱可塑性樹脂の密着性を高
める為に、表示シートやデータ記憶素子を有するシート
の熱可塑性樹脂と接する面に、プレラミネート層(予め
熱可塑性樹脂をラミネートした層を形成すること)、易
接着層、アンカーコート層、コロナ処理などを施すこと
もでき、また好ましい。
しては、表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
溶融状態の熱可塑性樹脂を用いて押し出しラミネートす
るとよい。この場合、表示シートと熱可塑性樹脂、デー
タ記憶素子を有するシートと熱可塑性樹脂の密着性を高
める為に、表示シートやデータ記憶素子を有するシート
の熱可塑性樹脂と接する面に、プレラミネート層(予め
熱可塑性樹脂をラミネートした層を形成すること)、易
接着層、アンカーコート層、コロナ処理などを施すこと
もでき、また好ましい。
【0018】.接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを
介在させないで熱圧着する方法としては、例えば、デー
タ記憶素子を有するシートとして、非結晶性ポリエステ
ル(例えばPET−G)を用い、熱圧着することによ
り、非結晶性ポリエステルが溶融し表示シートと積層一
体化する方法がある。
介在させないで熱圧着する方法としては、例えば、デー
タ記憶素子を有するシートとして、非結晶性ポリエステ
ル(例えばPET−G)を用い、熱圧着することによ
り、非結晶性ポリエステルが溶融し表示シートと積層一
体化する方法がある。
【0019】図面を用いて説明すると、.の方法で形
成したタグは図1、.の方法で形成したタグは図2、
.の方法で形成したタグは図3、.の方法で形成し
たタグは図4に示す層構成となる。
成したタグは図1、.の方法で形成したタグは図2、
.の方法で形成したタグは図3、.の方法で形成し
たタグは図4に示す層構成となる。
【0020】タグ1は、表示シート用支持体2の片面に
記録層3を有する表示シート4、データ記憶素子用シー
ト5に、送受信部(例えばアンテナ)6、データ記憶及
び/又は演算部(例えばICチップ)7を有するデータ
記憶素子有するシート8を、接着剤9(図1)、粘着剤
10(図2)、熱可塑性樹脂11(図3)を介して積
層、あるいは介さず積層(図4)した構成である。
記録層3を有する表示シート4、データ記憶素子用シー
ト5に、送受信部(例えばアンテナ)6、データ記憶及
び/又は演算部(例えばICチップ)7を有するデータ
記憶素子有するシート8を、接着剤9(図1)、粘着剤
10(図2)、熱可塑性樹脂11(図3)を介して積
層、あるいは介さず積層(図4)した構成である。
【0021】なお、データ記憶素子について説明する
と、図5のように、データ記憶素子用シート22に、銅
やアルミニウムをコイル状に形成した送受信部23とデ
ータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)24を有する
電磁誘導タイプのデータ記憶素子21や、図6のよう
に、シート26に、導電性インクを印刷により形成した
送受信部27とデータ記憶及び/又は演算部(ICチッ
プ)28を有する静電結合タイプのデータ記憶素子25
も適用できる。このようなタグは、視認可能な表示を有
し、且つ、物品情報をリーダーライタで読み取り可能な
タグとなる。
と、図5のように、データ記憶素子用シート22に、銅
やアルミニウムをコイル状に形成した送受信部23とデ
ータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)24を有する
電磁誘導タイプのデータ記憶素子21や、図6のよう
に、シート26に、導電性インクを印刷により形成した
送受信部27とデータ記憶及び/又は演算部(ICチッ
プ)28を有する静電結合タイプのデータ記憶素子25
も適用できる。このようなタグは、視認可能な表示を有
し、且つ、物品情報をリーダーライタで読み取り可能な
タグとなる。
【0022】本発明(2)は、表示シートとデータ記憶
素子を有するシートが、ホットメルト接着剤を介して一
体化されている(1)記載のタグである。上記の表示シ
ートとデータ記憶素子の一体化方法として、ホットメル
ト接着剤を介して積層することが、最も、強固に一体化
でき好ましい。例えば、図7に示すように表示シートと
データ記憶素子の間にシート状のホットメルト接着剤を
挟み込み、熱圧着するとよい。
素子を有するシートが、ホットメルト接着剤を介して一
体化されている(1)記載のタグである。上記の表示シ
ートとデータ記憶素子の一体化方法として、ホットメル
ト接着剤を介して積層することが、最も、強固に一体化
でき好ましい。例えば、図7に示すように表示シートと
データ記憶素子の間にシート状のホットメルト接着剤を
挟み込み、熱圧着するとよい。
【0023】本発明(3)は、表示シートとデータ記憶
素子を有するシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出するこ
とにより一体化されている(1)記載のタグである。こ
の方法は、連続した大量のタグを効率的に製造すること
ができるので好ましい。例えば、図8に示すように、表
示シートとデータ記憶素子の間に熱可塑性樹脂を溶融押
出するとよい。なお、表示シートが感熱記録シートのよ
うに熱に弱いシートの場合、該シートが冷却ロールに接
するようにして積層するとよい。
素子を有するシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出するこ
とにより一体化されている(1)記載のタグである。こ
の方法は、連続した大量のタグを効率的に製造すること
ができるので好ましい。例えば、図8に示すように、表
示シートとデータ記憶素子の間に熱可塑性樹脂を溶融押
出するとよい。なお、表示シートが感熱記録シートのよ
うに熱に弱いシートの場合、該シートが冷却ロールに接
するようにして積層するとよい。
【0024】本発明(4)は、データ記憶素子を有する
シートのデータ記憶及び/又は演算部が、表示シートと
対向するように積層されている(1)〜(3)記載のタ
グである。データ記憶及び/又は演算部(ICチップ)
が、表示シートと対向するように積層されると、データ
記憶及び/又は演算部が表示シートに被われる構造とな
るので、外部からの圧力に対して強いタグとなる。ま
た、表示シートおよびデータ記憶素子を有するシートの
支持体として、フィルムや合成紙、ラミネート紙などの
水が浸透しないシートを使用すると、内部に配置したデ
ータ記憶及び/又は演算部は、外部からの水分の浸透を
防ぐことができ、好ましい。
シートのデータ記憶及び/又は演算部が、表示シートと
対向するように積層されている(1)〜(3)記載のタ
グである。データ記憶及び/又は演算部(ICチップ)
が、表示シートと対向するように積層されると、データ
記憶及び/又は演算部が表示シートに被われる構造とな
るので、外部からの圧力に対して強いタグとなる。ま
た、表示シートおよびデータ記憶素子を有するシートの
支持体として、フィルムや合成紙、ラミネート紙などの
水が浸透しないシートを使用すると、内部に配置したデ
ータ記憶及び/又は演算部は、外部からの水分の浸透を
防ぐことができ、好ましい。
【0025】本発明(5)は、視認可能な物品情報を表
示するための表示シート、該表示シートの裏面に、送受
信部とデータ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報
を記憶し、記憶された情報を外部リーダライタとの通信
するデータ記憶素子を有するシートを擬似接着したこと
を特徴とするタグである。
示するための表示シート、該表示シートの裏面に、送受
信部とデータ記憶及び/又は演算部からなり、物品情報
を記憶し、記憶された情報を外部リーダライタとの通信
するデータ記憶素子を有するシートを擬似接着したこと
を特徴とするタグである。
【0026】本発明でいう擬似接着とは、通常の状態で
は表示シートとデータ記憶素子は接着されており、人が
手で両者を剥がそうとすると、容易に剥離することが可
能な接着状態をいう。積層する方法は、表示シートとデ
ータ記憶素子が積層され、手作業で表示シートとデータ
記憶素子が剥がれる方法であれば特に限定するものでは
なく、例えば、.表示シートとデータ記憶素子を有す
るシートの間に接着剤を介して圧着する方法、.表示
シートとデータ記憶素子を有するシートの間に粘着剤を
介して圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子
を有するシートの間に溶融した熱可塑性樹脂を挟み込ん
で圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子を有
するシートを積層し、接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂な
どを介在させないで熱圧着する方法など挙げられる。
は表示シートとデータ記憶素子は接着されており、人が
手で両者を剥がそうとすると、容易に剥離することが可
能な接着状態をいう。積層する方法は、表示シートとデ
ータ記憶素子が積層され、手作業で表示シートとデータ
記憶素子が剥がれる方法であれば特に限定するものでは
なく、例えば、.表示シートとデータ記憶素子を有す
るシートの間に接着剤を介して圧着する方法、.表示
シートとデータ記憶素子を有するシートの間に粘着剤を
介して圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子
を有するシートの間に溶融した熱可塑性樹脂を挟み込ん
で圧着する方法、.表示シートとデータ記憶素子を有
するシートを積層し、接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂な
どを介在させないで熱圧着する方法など挙げられる。
【0027】.接着剤を用いる方法としては、公知の
接着剤が使用でき、特に三つ折り葉書などで使用されて
いるゴム系接着剤、アクリル系接着剤に澱粉やシリカな
どの顔料を接着力コントロール剤として配合した接着剤
を使用した擬似接着が、接着及び安定した手作業による
剥離が可能なため好ましい。
接着剤が使用でき、特に三つ折り葉書などで使用されて
いるゴム系接着剤、アクリル系接着剤に澱粉やシリカな
どの顔料を接着力コントロール剤として配合した接着剤
を使用した擬似接着が、接着及び安定した手作業による
剥離が可能なため好ましい。
【0028】.粘着剤を用いる方法としては、アクリ
ル系、ゴム系、ビニルエーテル系、ウレタン系等の公知
の粘着剤を使用して擬似接着を形成できる。予め、表示
シートの裏面に粘着剤層を形成しておき、データ記憶素
子と貼り合せるとよい。粘着剤としては、表示シートと
データ記憶素子が手作業で剥がれる程度の粘着力を有す
る粘着剤を用いるとよい。例えば粘着性微球体を用いた
り、再剥離型の粘着剤を用いるとよい。データ記憶素子
のデータ記憶及び/又は演算部(所謂ICチップ)が粘
着剤層と接する場合、粘着剤は溶剤型或いはホットメル
ト型の粘着剤の使用が好ましい。エマルジョン型の粘着
剤は、粘着剤層中に水分を含むので、データ記憶及び/
又は演算部に悪影響を及ぼすおそれがある。
ル系、ゴム系、ビニルエーテル系、ウレタン系等の公知
の粘着剤を使用して擬似接着を形成できる。予め、表示
シートの裏面に粘着剤層を形成しておき、データ記憶素
子と貼り合せるとよい。粘着剤としては、表示シートと
データ記憶素子が手作業で剥がれる程度の粘着力を有す
る粘着剤を用いるとよい。例えば粘着性微球体を用いた
り、再剥離型の粘着剤を用いるとよい。データ記憶素子
のデータ記憶及び/又は演算部(所謂ICチップ)が粘
着剤層と接する場合、粘着剤は溶剤型或いはホットメル
ト型の粘着剤の使用が好ましい。エマルジョン型の粘着
剤は、粘着剤層中に水分を含むので、データ記憶及び/
又は演算部に悪影響を及ぼすおそれがある。
【0029】.溶融した熱可塑性樹脂を用いる方法と
しては、表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
溶融状態の熱可塑性樹脂を用いて押し出しラミネートす
ることにより擬似接着を形成してもよい。例えば、デー
タ記憶素子或いは表示シートがポリエステル系樹脂(例
えばPET)で形成されている場合、熱可塑性樹脂とし
てポリエチレンを用いて積層すると、両者の極性が異な
る為にその界面から剥離が可能となる。また、データ記
憶素子及び表示シートと近い極性の熱可塑性樹脂を用い
て接合する場合でも、溶融温度を、通常の溶融押し出し
ラミネート法で使用される温度よりも20〜40℃程度
低い温度で溶融押し出しすると、剥離が可能となる。ま
た、表示シート或いはデータ記憶素子の接合する面に離
型剤層を形成することもできる。剥離を安定して行うた
めに、表示シートの接合する面に、予め熱可塑性樹脂を
ラミネートした層(プレラミネート層)を形成すること
ができる。
しては、表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
溶融状態の熱可塑性樹脂を用いて押し出しラミネートす
ることにより擬似接着を形成してもよい。例えば、デー
タ記憶素子或いは表示シートがポリエステル系樹脂(例
えばPET)で形成されている場合、熱可塑性樹脂とし
てポリエチレンを用いて積層すると、両者の極性が異な
る為にその界面から剥離が可能となる。また、データ記
憶素子及び表示シートと近い極性の熱可塑性樹脂を用い
て接合する場合でも、溶融温度を、通常の溶融押し出し
ラミネート法で使用される温度よりも20〜40℃程度
低い温度で溶融押し出しすると、剥離が可能となる。ま
た、表示シート或いはデータ記憶素子の接合する面に離
型剤層を形成することもできる。剥離を安定して行うた
めに、表示シートの接合する面に、予め熱可塑性樹脂を
ラミネートした層(プレラミネート層)を形成すること
ができる。
【0030】.接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを
介在させないで熱圧着する方法としては、例えば、デー
タ記憶素子を有するシートとして、非結晶性ポリエステ
ル(例えばPET−G)を用い、弱い熱圧着することに
より、非結晶性ポリエステルが溶融し表示シートと積層
され且つ剥離可能にする方法がある。
介在させないで熱圧着する方法としては、例えば、デー
タ記憶素子を有するシートとして、非結晶性ポリエステ
ル(例えばPET−G)を用い、弱い熱圧着することに
より、非結晶性ポリエステルが溶融し表示シートと積層
され且つ剥離可能にする方法がある。
【0031】図面を用いて説明すると、.の方法で形
成したタグは図1、の方法で形成したタグは図2、
の方法で形成したタグは図3、の方法で形成したタグ
は図4に示す層構成となる。タグ1は、表示シート用支
持体2の片面に記録層3を有する表示シート4、データ
記憶素子用シート5に、送受信部(例えばアンテナ)
6、データ記憶及び/又は演算部(例えばICチップ)
7を有するデータ記憶素子8を、接着剤9(図1)、粘
着剤10(図2)、熱可塑性樹脂11(図3)を介して
積層、あるいは介さず積層(図4)した構成である。
成したタグは図1、の方法で形成したタグは図2、
の方法で形成したタグは図3、の方法で形成したタグ
は図4に示す層構成となる。タグ1は、表示シート用支
持体2の片面に記録層3を有する表示シート4、データ
記憶素子用シート5に、送受信部(例えばアンテナ)
6、データ記憶及び/又は演算部(例えばICチップ)
7を有するデータ記憶素子8を、接着剤9(図1)、粘
着剤10(図2)、熱可塑性樹脂11(図3)を介して
積層、あるいは介さず積層(図4)した構成である。
【0032】なお、データ記憶素子を説明すると、図5
のように、データ記憶素子用シート22に、銅やアルミ
ニウムをコイル状に形成した送受信部23とデータ記憶
及び/又は演算部(ICチップ)24を有する電磁誘導
タイプのデータ記憶素子21や、図6のように、シート
26に、導電性インクを印刷により形成した送受信部2
7とデータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)28を
有する静電結合タイプのデータ記憶素子25も適用でき
る。
のように、データ記憶素子用シート22に、銅やアルミ
ニウムをコイル状に形成した送受信部23とデータ記憶
及び/又は演算部(ICチップ)24を有する電磁誘導
タイプのデータ記憶素子21や、図6のように、シート
26に、導電性インクを印刷により形成した送受信部2
7とデータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)28を
有する静電結合タイプのデータ記憶素子25も適用でき
る。
【0033】このようなタグは、視認可能な表示を有
し、且つ、物品情報をリーダーライタで読み取り可能な
タグとなる。そして、使用後は、データ記憶素子を表示
シートから剥離可能であるので、データ記憶素子を回収
することが可能なタグである。
し、且つ、物品情報をリーダーライタで読み取り可能な
タグとなる。そして、使用後は、データ記憶素子を表示
シートから剥離可能であるので、データ記憶素子を回収
することが可能なタグである。
【0034】本発明(6)は、表示シートとデータ記憶
素子を有するシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出するこ
とにより積層され、且つ表示シートとデータ記憶素子を
有するシートが剥離可能である(5)記載のタグであ
る。上記の表示シートとデータ記憶素子の擬似接着する
方法として、熱可塑性樹脂を溶融押出することにより積
層することが、積層状態が良好で、且つ、安定した剥離
が可能あるので好ましい。例えば、図8に示すように、
表示シートとデータ記憶素子の間に熱可塑性樹脂を溶融
押出するとよい。なお、表示シートが感熱記録シートの
ように熱に弱いシートの場合、該シートが冷却ロールに
接するようにして積層するとよい。また、剥離を安定し
て行うために、表示シートの接合する面に、予め熱可塑
性樹脂をラミネートした層(プレラミネート層)を形成
することができ、好ましい。
素子を有するシートが、熱可塑性樹脂を溶融押出するこ
とにより積層され、且つ表示シートとデータ記憶素子を
有するシートが剥離可能である(5)記載のタグであ
る。上記の表示シートとデータ記憶素子の擬似接着する
方法として、熱可塑性樹脂を溶融押出することにより積
層することが、積層状態が良好で、且つ、安定した剥離
が可能あるので好ましい。例えば、図8に示すように、
表示シートとデータ記憶素子の間に熱可塑性樹脂を溶融
押出するとよい。なお、表示シートが感熱記録シートの
ように熱に弱いシートの場合、該シートが冷却ロールに
接するようにして積層するとよい。また、剥離を安定し
て行うために、表示シートの接合する面に、予め熱可塑
性樹脂をラミネートした層(プレラミネート層)を形成
することができ、好ましい。
【0035】本発明(7)は、データ記憶素子のデータ
記憶及び/又は演算部が、表示シートと対向するように
積層されている(5)又は(6)記載のタグである。デ
ータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)が、表示シー
トと対向するように積層されると、データ記憶及び/又
は演算部が表示シートに被われる構造となるので、外部
からの圧力に対して強いタグとなる。また、表示シート
およびデータ記憶素子を有するシートの支持体として、
フィルムや合成紙、ラミネート紙などの水が浸透しない
シートを使用すると、内部に配置したデータ記憶素子及
び/又は演算部は、外部からの水分の浸透を防ぐことが
でき、好ましい。
記憶及び/又は演算部が、表示シートと対向するように
積層されている(5)又は(6)記載のタグである。デ
ータ記憶及び/又は演算部(ICチップ)が、表示シー
トと対向するように積層されると、データ記憶及び/又
は演算部が表示シートに被われる構造となるので、外部
からの圧力に対して強いタグとなる。また、表示シート
およびデータ記憶素子を有するシートの支持体として、
フィルムや合成紙、ラミネート紙などの水が浸透しない
シートを使用すると、内部に配置したデータ記憶素子及
び/又は演算部は、外部からの水分の浸透を防ぐことが
でき、好ましい。
【0036】本発明(8)は、表示シートの視認可能な
物品情報を表示が、プリンタによる記録である(1)〜
(7)記載のタグである。感熱記録方式、熱転写記録方
式、インクジェット記録方式、電子写真記録方式などの
プリンタで記録することは、タグの少量生産に適してい
るので好ましい。また、各タグで共通項目を印刷し、可
変情報をプリンタで記録することもできる。
物品情報を表示が、プリンタによる記録である(1)〜
(7)記載のタグである。感熱記録方式、熱転写記録方
式、インクジェット記録方式、電子写真記録方式などの
プリンタで記録することは、タグの少量生産に適してい
るので好ましい。また、各タグで共通項目を印刷し、可
変情報をプリンタで記録することもできる。
【0037】本発明(9)は、複数のタグがつながった
状態で表示シートに物品情報を表示し、個々のタグに切
断された(1)〜(8)に記載のタグである。つながっ
た状態とは、ロール状に巻き取られた状態、或いはZ字
状に折りたたまれた状態であり、例えばプリンタ内に格
納され、記録後タグに切断して使用される。独立したタ
グに比べ、連続したタグは、プリンタ内で紙詰まりが少
なく、またタグへの余計な圧力がかかりにくいので好ま
しい。
状態で表示シートに物品情報を表示し、個々のタグに切
断された(1)〜(8)に記載のタグである。つながっ
た状態とは、ロール状に巻き取られた状態、或いはZ字
状に折りたたまれた状態であり、例えばプリンタ内に格
納され、記録後タグに切断して使用される。独立したタ
グに比べ、連続したタグは、プリンタ内で紙詰まりが少
なく、またタグへの余計な圧力がかかりにくいので好ま
しい。
【0038】本発明(10)は、(1)〜(9)の何れ
か一に記載のタグのデータ記憶素子を有するシート面
に、被着体に貼着可能にする粘着剤層と、粘着剤層を保
護するための剥離用シートを持ち、剥離用シートが粘着
剤層から剥離することが可能であることを特徴とするタ
グである。例えば、図10のように、前記のタグが粘着
剤層15と剥離用シート14を持ち、剥離用シート14
が粘着剤層15から剥離することを特徴とする粘着剤層
付きタグ16である。
か一に記載のタグのデータ記憶素子を有するシート面
に、被着体に貼着可能にする粘着剤層と、粘着剤層を保
護するための剥離用シートを持ち、剥離用シートが粘着
剤層から剥離することが可能であることを特徴とするタ
グである。例えば、図10のように、前記のタグが粘着
剤層15と剥離用シート14を持ち、剥離用シート14
が粘着剤層15から剥離することを特徴とする粘着剤層
付きタグ16である。
【0039】粘着剤層は、粘着剤を塗工して形成する。
粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、ビニルエーテル
系、ウレタン系等の公知の粘着剤が使用できる。予め、
基材の片面に粘着剤層を形成しておき、タグと貼り合せ
るとよい。粘着剤としては、一体化したタグと粘着剤層
とが、剥がれない程度の粘着力を有する粘着剤を用いる
とよい。粘着剤層は通常、5〜50μm、好ましくは7
〜30μmの厚さで形成される。粘着剤層は必要に応じ
て粘着付与剤、架橋剤、顔料、紫外線吸収剤等の助剤を
添加しても良い。さらに、剥離用シートは、紙、フィル
ム、合成紙等、特に素材は選ばないが、粘着剤と剥離出
来れば良い。例えば、剥離用シートの表面に剥離剤層を
形成することが、安定した剥離ができるので好ましい。
粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、ビニルエーテル
系、ウレタン系等の公知の粘着剤が使用できる。予め、
基材の片面に粘着剤層を形成しておき、タグと貼り合せ
るとよい。粘着剤としては、一体化したタグと粘着剤層
とが、剥がれない程度の粘着力を有する粘着剤を用いる
とよい。粘着剤層は通常、5〜50μm、好ましくは7
〜30μmの厚さで形成される。粘着剤層は必要に応じ
て粘着付与剤、架橋剤、顔料、紫外線吸収剤等の助剤を
添加しても良い。さらに、剥離用シートは、紙、フィル
ム、合成紙等、特に素材は選ばないが、粘着剤と剥離出
来れば良い。例えば、剥離用シートの表面に剥離剤層を
形成することが、安定した剥離ができるので好ましい。
【0040】本発明(11)は、前記(10)の粘着剤
層付きタグを被着体に貼付したタグである。物品、包装
物などの被着体に貼付することにより、被着体に情報を
保持せしめることができる。なお、本発明のタグは、磁
気記録層やバーコードなどを設けることも可能である。
層付きタグを被着体に貼付したタグである。物品、包装
物などの被着体に貼付することにより、被着体に情報を
保持せしめることができる。なお、本発明のタグは、磁
気記録層やバーコードなどを設けることも可能である。
【0041】
【実施例】以下に、図1、図9、図10に記載のタグを
実施例の代表例として示し、本発明をより具体的に説明
する。もちろん本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。また、特に断らない限り実施例中の部およ
び%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
実施例の代表例として示し、本発明をより具体的に説明
する。もちろん本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。また、特に断らない限り実施例中の部およ
び%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
【0042】実施例1
図1に示すタグについて説明する。
(1)データ記憶素子を有するシートの作成
厚さ188μmのPETフィルム5(製品名:UP2
W、帝人ディュポン社製)を使用した。このフィルムに
厚さ35μm銅箔アンテナ回路6をエッチング法で形成
した。さらに、高さ20μmの接続用バンプ(図略)を
印刷したICチップ7(4mm×4mm、250μm厚
さ)を厚さ50μmの異方導電性フィルム接着剤(製品
名:FC161A、日立化成製)(図略)を用いて前記
アンテナ回路の端子部に接続してデータ記憶素子を有す
るシート(インレットシート)8を得た。
W、帝人ディュポン社製)を使用した。このフィルムに
厚さ35μm銅箔アンテナ回路6をエッチング法で形成
した。さらに、高さ20μmの接続用バンプ(図略)を
印刷したICチップ7(4mm×4mm、250μm厚
さ)を厚さ50μmの異方導電性フィルム接着剤(製品
名:FC161A、日立化成製)(図略)を用いて前記
アンテナ回路の端子部に接続してデータ記憶素子を有す
るシート(インレットシート)8を得た。
【0043】(2)表示シートの作成
厚さ50μmのPETフィルム2(製品名:帝人テトロ
ンフィルムGE、帝人デュポン製)の片面に、アンカー
層(図略)としてポリエステル樹脂(ポリメントSK−
1000、日本触媒製)を2g/m2塗工し、下記の組
成からなるインク受容層用塗液を乾燥後の厚みが20μ
mとなるように塗布乾燥してインク受容層3を形成し表
示シート4を得た。 「インク受容層用組成」 ・非晶質シリカ(ファインシールX−37、トクヤマ製) 100部 ・ポリビニルアルコール(GL−03、JSR製) 20部 ・シリル変性ポリビニルアルコール (PVA R−1130、クラレ製) 15部
ンフィルムGE、帝人デュポン製)の片面に、アンカー
層(図略)としてポリエステル樹脂(ポリメントSK−
1000、日本触媒製)を2g/m2塗工し、下記の組
成からなるインク受容層用塗液を乾燥後の厚みが20μ
mとなるように塗布乾燥してインク受容層3を形成し表
示シート4を得た。 「インク受容層用組成」 ・非晶質シリカ(ファインシールX−37、トクヤマ製) 100部 ・ポリビニルアルコール(GL−03、JSR製) 20部 ・シリル変性ポリビニルアルコール (PVA R−1130、クラレ製) 15部
【0044】(3)タグの作成
表示シート4のインク受容層3とは反対側の面に、厚さ
200μmのシート状ホットメルト接着剤9(製品名:
アロンメルトPES−111EEW、東亞合成製)、得
られたデータ記憶素子を有するシート8を積層した。こ
の積層物を熱プレス装置を用いて熱プレスした。圧縮用
金属板として圧縮用金属板(厚さ1mm、SUS304
製、川崎製鉄社製)を使用し、120℃まで昇温し、圧
力300kPaで圧着した。圧着後、冷却したのち、イ
ンクジェットプリンタで記録を行い、タグの形状に打抜
き、タグ1を得た。
200μmのシート状ホットメルト接着剤9(製品名:
アロンメルトPES−111EEW、東亞合成製)、得
られたデータ記憶素子を有するシート8を積層した。こ
の積層物を熱プレス装置を用いて熱プレスした。圧縮用
金属板として圧縮用金属板(厚さ1mm、SUS304
製、川崎製鉄社製)を使用し、120℃まで昇温し、圧
力300kPaで圧着した。圧着後、冷却したのち、イ
ンクジェットプリンタで記録を行い、タグの形状に打抜
き、タグ1を得た。
【0045】(4)評価
得られたタグは、表示シート4とデータ記憶素子を有す
るシート8は剥離不可能な状態で密着していた。また、
インクジェットプリンタでの記録も可能であり、記録は
鮮明であった。更に、リーダーライタでのデータのやり
取りも可能であった。
るシート8は剥離不可能な状態で密着していた。また、
インクジェットプリンタでの記録も可能であり、記録は
鮮明であった。更に、リーダーライタでのデータのやり
取りも可能であった。
【0046】実施例2
図9に示すタグについて説明する。
(1)データ記憶素子を有するシートの作成
厚さ188μmのPETフィルム5(製品名:UP2
W、帝人ディュポン社製)を使用した。このフィルムに
厚さ35μm銅箔アンテナ回路6をエッチング法で形成
した。さらに、高さ20μmの接続用バンプを印刷した
ICチップ7(4mm×4mm、250μm厚さ)を厚
さ50μmの異方導電性フィルム接着剤(図略)(製品
名:FC161A、日立化成製)を用いて前記アンテナ
回路の端子部に接続してデータ記憶素子を有するシート
(インレットシート)8を得た。
W、帝人ディュポン社製)を使用した。このフィルムに
厚さ35μm銅箔アンテナ回路6をエッチング法で形成
した。さらに、高さ20μmの接続用バンプを印刷した
ICチップ7(4mm×4mm、250μm厚さ)を厚
さ50μmの異方導電性フィルム接着剤(図略)(製品
名:FC161A、日立化成製)を用いて前記アンテナ
回路の端子部に接続してデータ記憶素子を有するシート
(インレットシート)8を得た。
【0047】(2)表示シートの作成
米坪78g/m2の感熱記録紙(厚さ80μm)の感熱
記録層3とは反対側の面(支持体面)2に、ポリエチレ
ン樹脂(商品名 ミラソン16P、三井石油化学工業社
製)の層12をTダイにて、エクストル−ジョンラミネ
ート法で、樹脂温度350℃、冷却ロールと圧着ロール
のニップ圧を5kg/cm2に設定して、ラミ厚が10
μm、感熱記録紙とポリエチレン樹脂の再剥離が起きな
いようにしっかりとラミネート処理(プレラミネーショ
ン)を施し表示シート4を得た。
記録層3とは反対側の面(支持体面)2に、ポリエチレ
ン樹脂(商品名 ミラソン16P、三井石油化学工業社
製)の層12をTダイにて、エクストル−ジョンラミネ
ート法で、樹脂温度350℃、冷却ロールと圧着ロール
のニップ圧を5kg/cm2に設定して、ラミ厚が10
μm、感熱記録紙とポリエチレン樹脂の再剥離が起きな
いようにしっかりとラミネート処理(プレラミネーショ
ン)を施し表示シート4を得た。
【0048】(3)タグの製造
次いで、得られたデータ記憶素子を有するシートにポリ
エチレン樹脂(商品名ミラソン16P、三井石油化学工
業社製)の層13をTダイにて、エクストル−ジョンラ
ミネート法で、樹脂温度300℃、冷却ロールと圧着ロ
ールのニップ圧を1kg/cm2に設定して、ラミ厚が
10μmとなるように施すと同時に先にプレラミネーシ
ョン処理を施した該表示シート4のポリエチレン樹脂層
側がポリエチレン樹脂層12に接するようにに冷却ロー
ルと圧着ロール部にて貼合して、データ記憶素子とポリ
エチレン層との間で剥離可能な擬似接着状態のタグの連
続物を得た。冷却したのち、サーマルプリンタで記録を
行い、タグの形状に打抜き、タグ1を得た。
エチレン樹脂(商品名ミラソン16P、三井石油化学工
業社製)の層13をTダイにて、エクストル−ジョンラ
ミネート法で、樹脂温度300℃、冷却ロールと圧着ロ
ールのニップ圧を1kg/cm2に設定して、ラミ厚が
10μmとなるように施すと同時に先にプレラミネーシ
ョン処理を施した該表示シート4のポリエチレン樹脂層
側がポリエチレン樹脂層12に接するようにに冷却ロー
ルと圧着ロール部にて貼合して、データ記憶素子とポリ
エチレン層との間で剥離可能な擬似接着状態のタグの連
続物を得た。冷却したのち、サーマルプリンタで記録を
行い、タグの形状に打抜き、タグ1を得た。
【0049】(4)評価
得られたタグは、表示シート4の熱可塑性樹脂層12と
データ記憶素子を有するシート上の熱可塑性樹脂層13
が剥離可能な状態で接着していた。また、サーマルプリ
ンタでの記録も可能であり、記録は鮮明であった。更
に、リーダーライタでのデータのやり取りも可能であっ
た。
データ記憶素子を有するシート上の熱可塑性樹脂層13
が剥離可能な状態で接着していた。また、サーマルプリ
ンタでの記録も可能であり、記録は鮮明であった。更
に、リーダーライタでのデータのやり取りも可能であっ
た。
【0050】実施例3
図10に示すタグを説明する。
(1)粘着剤層付きタグの作成
予め、剥離用シートとなるグラシン片面ポリラミ剥離紙
14(商品名:84GPS,王子製紙社製)の剥離剤塗
工面に粘着剤(商品名:アクロナールYJ−8655D
B,BASFディスパージョン社製)を乾燥重量で20
g/m2となるように塗布し、乾燥させて粘着剤層15
を形成した後、実施例2で作成したタグ1と貼り合わ
せ、粘着剤層付きタグ16を得た。
14(商品名:84GPS,王子製紙社製)の剥離剤塗
工面に粘着剤(商品名:アクロナールYJ−8655D
B,BASFディスパージョン社製)を乾燥重量で20
g/m2となるように塗布し、乾燥させて粘着剤層15
を形成した後、実施例2で作成したタグ1と貼り合わ
せ、粘着剤層付きタグ16を得た。
【0051】(2)評価
得られた粘着剤層付きタグは、サーマルプリンタでの記
録が可能であり、記録は鮮明であった。更に、リーダー
ライタでのデータのやり取りも可能であった。さらに、
表示シート4とデータ記憶素子を有するシート8が剥離
可能な状態で接着しており、さらに、(1)で貼合した
剥離用シートは容易に粘着剤と剥離し、粘着剤層付きタ
グは被着体に貼付することが可能であった。
録が可能であり、記録は鮮明であった。更に、リーダー
ライタでのデータのやり取りも可能であった。さらに、
表示シート4とデータ記憶素子を有するシート8が剥離
可能な状態で接着しており、さらに、(1)で貼合した
剥離用シートは容易に粘着剤と剥離し、粘着剤層付きタ
グは被着体に貼付することが可能であった。
【0052】
【発明の効果】このようなタグは、データ記憶素子が、
外部のリーダーライターと非接触でデータを通信するこ
とができるので、バーコードなどでは管理できなかった
物流管理、販売管理などに優れた効果が得られる。
外部のリーダーライターと非接触でデータを通信するこ
とができるので、バーコードなどでは管理できなかった
物流管理、販売管理などに優れた効果が得られる。
【図1】表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
接着剤で積層した本発明のタグの一例である。
接着剤で積層した本発明のタグの一例である。
【図2】表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
粘着剤で積層した本発明のタグの一例である。
粘着剤で積層した本発明のタグの一例である。
【図3】表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
熱可塑性樹脂の溶融押出により積層した本発明のタグの
一例である。
熱可塑性樹脂の溶融押出により積層した本発明のタグの
一例である。
【図4】表示シートとデータ記憶素子を有するシートを
接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを介在させないで熱
圧着した本発明のタグの一例である。
接着剤、粘着剤、熱可塑性樹脂などを介在させないで熱
圧着した本発明のタグの一例である。
【図5】電磁誘導タイプのデータ記憶素子を説明する図
である。
である。
【図6】静電結合タイプのデータ記憶素子を説明する図
である。
である。
【図7】表示シートとデータ記憶素子を有するシート
を、シート状ホットメルト接着剤を用いて積層するタグ
の製造例を説明する図である。
を、シート状ホットメルト接着剤を用いて積層するタグ
の製造例を説明する図である。
【図8】表示シートとデータ記憶素子を有するシート
を、熱可塑性樹脂を溶融押出により積層するタグの製造
例を説明する図である。
を、熱可塑性樹脂を溶融押出により積層するタグの製造
例を説明する図である。
【図9】表示シートとデータ記憶素子を有するシート
を、熱可塑性樹脂を溶融押出により積層したタグを説明
する図である。
を、熱可塑性樹脂を溶融押出により積層したタグを説明
する図である。
【図10】図9に示すタグに粘着剤層と剥離用シートを
積層する粘着剤層付きタグの例を説明する図である。
積層する粘着剤層付きタグの例を説明する図である。
1:タグ
2:表示シート用支持体
3:記録層
4:表示シート
5:データ記憶素子用シート
6:送受信部(例えばアンテナ)
7:データ記憶及び/又は演算部(例えばICチップ)
8:データ記憶素子を有するシート(インレットシー
ト) 9:接着剤 10:粘着剤 11:熱可塑性樹脂 12:熱可塑性樹脂 13:熱可塑性樹脂 14:剥離用シート 15:粘着剤(貼着用) 16:粘着剤付きタグ 21:データ記憶素子 22:データ記憶素子用シート 23:銅やアルミニウムをコイル状に形成した送受信部 24:データ記憶及び/又は演算部(ICチップ) 25:データ記憶素子 26:データ記憶素子用シート 27:導電性インクを印刷により形成した送受信部 28:データ記憶及び/又は演算部(ICチップ) 31:表示シート 32:記録層面(表示面) 33:支持体面(非表示面) 34:表示シート供給手段 35:データ記憶素子連続体 36:送受信部 37:データ記憶及び/又は演算部 38:データ記憶素子供給手段 39:シート状のホットメルト接着剤 40:シート状のホットメルト接着剤供給手段 41:熱圧着手段 42:巻き取り手段 43:タグ連続体 51:表示シート 52:記録層面(表示面) 53:支持体面(非表示面) 54:表示シート供給手段 55:データ記憶素子連続体 56:送受信部 57:データ記憶及び/又は演算部 58:データ記憶素子供給手段 59:熱可塑性樹脂 60:熱可塑性樹脂供給手段(押出ダイ) 61:圧着ロール 62:冷却ロール 63:巻き取り手段 64:タグ連続体
ト) 9:接着剤 10:粘着剤 11:熱可塑性樹脂 12:熱可塑性樹脂 13:熱可塑性樹脂 14:剥離用シート 15:粘着剤(貼着用) 16:粘着剤付きタグ 21:データ記憶素子 22:データ記憶素子用シート 23:銅やアルミニウムをコイル状に形成した送受信部 24:データ記憶及び/又は演算部(ICチップ) 25:データ記憶素子 26:データ記憶素子用シート 27:導電性インクを印刷により形成した送受信部 28:データ記憶及び/又は演算部(ICチップ) 31:表示シート 32:記録層面(表示面) 33:支持体面(非表示面) 34:表示シート供給手段 35:データ記憶素子連続体 36:送受信部 37:データ記憶及び/又は演算部 38:データ記憶素子供給手段 39:シート状のホットメルト接着剤 40:シート状のホットメルト接着剤供給手段 41:熱圧着手段 42:巻き取り手段 43:タグ連続体 51:表示シート 52:記録層面(表示面) 53:支持体面(非表示面) 54:表示シート供給手段 55:データ記憶素子連続体 56:送受信部 57:データ記憶及び/又は演算部 58:データ記憶素子供給手段 59:熱可塑性樹脂 60:熱可塑性樹脂供給手段(押出ダイ) 61:圧着ロール 62:冷却ロール 63:巻き取り手段 64:タグ連続体
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(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
G09F 3/10 G06K 19/00 H
Fターム(参考) 2C005 MA01 MB10 NA08 NA09 NB03
PA02 RA03
5B035 AA00 BA05 BB09 CA06 CA23
5C084 AA03 AA09 BB33 CC34 DD07
EE01 EE07 GG07 GG09 GG52
GG61 GG71
Claims (10)
- 【請求項1】視認可能な物品情報を表示するための表示
シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデータ記憶
及び/又は演算部を有し、物品情報を記憶し、記憶され
た情報を外部リーダライタとの通信するデータ記憶素子
を有するシートを積層したことを特徴とするタグ。 - 【請求項2】表示シートとデータ記憶素子を有するシー
トが、ホットメルト接着剤を介して一体化されている請
求項1記載のタグ。 - 【請求項3】表示シートとデータ記憶素子を有するシー
トが、熱可塑性樹脂を介して一体化されている請求項1
記載のタグ。 - 【請求項4】データ記憶素子を有するシートのデータ記
憶及び/又は演算部が、表示シートと対向するように積
層されている請求項1〜3のいずれか一項に記載のタ
グ。 - 【請求項5】視認可能な物品情報を表示するための表示
シート、該表示シートの裏面に、送受信部とデータ記憶
及び/又は演算部からなり、物品情報を記憶し、記憶さ
れた情報を外部リーダライタとの通信するデータ記憶素
子を有するシートを擬似接着したことを特徴とするタ
グ。 - 【請求項6】表示シートとデータ記憶素子を有するシー
トが、熱可塑性樹脂を溶融押出することにより擬似接着
された請求項5記載のタグ。 - 【請求項7】データ記憶素子を有するシートのデータ記
憶及び/又は演算部が、表示シートと対向するように積
層されている請求項5または6に記載のタグ。 - 【請求項8】表示シートの視認可能な物品情報を表示
が、プリンタによる記録である請求項1〜7のいずれか
一項に記載のタグ。 - 【請求項9】複数のタグがつながった状態で表示シート
に物品情報を記憶し、個々のタグに切断された請求項1
〜8の何れか1項に記載のタグ。 - 【請求項10】請求項1〜9の何れか一項に記載のタグ
のデータ記憶素子を有するシート面に、被着体に貼着可
能にする粘着剤層と、粘着剤層を保護するための剥離用
シートを持ち、剥離用シートが粘着剤層から剥離するこ
とが可能であることを特徴とするタグ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001215956A JP2003030615A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | タ グ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001215956A JP2003030615A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | タ グ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003030615A true JP2003030615A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19050495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001215956A Pending JP2003030615A (ja) | 2001-07-16 | 2001-07-16 | タ グ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003030615A (ja) |
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-
2001
- 2001-07-16 JP JP2001215956A patent/JP2003030615A/ja active Pending
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