JP2003030330A - 在宅医療管理システム - Google Patents

在宅医療管理システム

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JP2003030330A
JP2003030330A JP2001211725A JP2001211725A JP2003030330A JP 2003030330 A JP2003030330 A JP 2003030330A JP 2001211725 A JP2001211725 A JP 2001211725A JP 2001211725 A JP2001211725 A JP 2001211725A JP 2003030330 A JP2003030330 A JP 2003030330A
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home medical
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Tetsuo Nakamura
哲生 中村
Tsutomu Komine
勉 小峰
Yutaka Kido
豊 木戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要在宅医療患者と要在宅介護者専用の医療管
理システムを提供する。 【解決手段】 老人その他の要医療患者の在宅医療管理
システムにおいて、診療所の在宅患者の管理用データベ
ースシステムとナンバーディスプレイサービスとを融合
し、在宅家族からの電話通信による患者の緊急時の連絡
先・紹介元病院・薬歴・看護記録・訪問日等の情報を瞬
時に映像管理し、更に在宅医療管理システムの基本デー
タが在宅医療管理の修正・追加・照会からなりデータ入
力により患者データ・各種帳票・データ集計・データ履
歴・会計(レセプト)までを同一システムで管理しかつ
着信時に発信元の電話番号から患者データを呼び出すシ
ステムとデータベースシステムとを融合させて緊急時に
該当する患者データの閲覧を可能としたことを特徴とす
る在宅医療管理システムの提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療処理のソフト
ウェアによる管理システムに関するが、詳しくは要在宅
医療患者や要在宅介護者などの在宅医療を対象にした管
理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の医療関連システムとしては、例え
ば特開平7−262276号の医療事務処理システムや
特開2000−40193号の福祉サービスシステムな
どが開示されている。従来の医療事務処理システムは、
病院の診療データ入力を効率化するため、オーダ実施部
門システムにおいて入力された検査・診察・処置等の診
療データがデータ通信回線を介し本体に入力され蓄積さ
れる方法で医療事務を処理するシステムである。すなわ
ち、従来方式によるシステムは会計処理端末により患者
ごとに診療データをチェックして会計用のデータとして
登録し直して画面に表示されるデータを設定できるよう
になっている。例えば、他の診療科における診療データ
を表示するか否かなどを設定できるので、チェックの際
の必要なデータが得られてチェックの効率化を図ること
ができる。また、診療科・保険種別などを確認要求項目
として登録できるので、必要な項目が不明のデータの誤
入力を防止することができる。更に、従来システムの具
体的な方法について図13によって説明すれば、このシ
ステムは医療事務会計システムとオーダエントリーシス
テムの2つのシステムからなっている。医療会計事務シ
ステムは、CPU・メモリ・ハードディスク・入出力コ
ントローラなどからなる本体と、この本体に接続された
新患者登録端末と会計処理端末とからなっている。ま
た、オーダエントリーシステムはCPU・メモリ・ハー
ドディスク・入出力コントローラなどからなるサーバ
と、このサーバに接続されたオーダ受付端末とオーダ実
施部門システムとからなっている。そして、本体とサー
バはデータ通信回線で接続されている。一方、医療事務
会計システムの新患者登録端末は病院の受付に備えられ
ており、初めて来院した患者の属性(患者IDコード・
住所・氏名・診療科・保険者番号・その他)の登録を行
ない、また総合病院において特定の診療科に初めて受診
する患者や従来とは異なる保険で受診する患者の属性に
ついての入力も通常この新患者登録端末において行な
う。このように入力された患者属性データは、本来内の
ハードディスクに記憶される。また、患者属性データは
データ通信回線によりサーバにも送られてサーバ内のハ
ードディスクにも記憶される。更に、オーダエントリー
システムでは、医師の指示に基づき当該患者に対する診
療指示内容がオーダ受付端末より入力されてサーバのハ
ードディスク内に記憶される。また、オーダ実施部門シ
ステムはサーバ内のハードディスク内に記録された指示
内容を表示又は印刷する。このようにして実施できた診
療行為については、オーダ実施システム内の入力端末か
ら実施済みの入力がなされ、実施した処理についてのオ
ーダ実施データがサーバ内のハードディスク内に記憶さ
れるとともにデータ通信回線を通じて本体に供給されて
本体内のハードディスクに記憶される。更に、会計処理
端末では本体のハードディスク内におけるオーダエント
リーシステムから送られてきた患者のオーダ実施データ
を患者の属性データと共に画面上に表示されて内容を確
認しながら医療事務会計処理プログラムにデータを転送
し、この医療事務会計処理プログラムにて患者ごとに診
療データを記録して患者本人への負担金額請求書を作成
したり診療報酬明細書を作成する。
【0003】一方、従来の福祉サービスシステムは入手
や手間をかけることなく各一人暮し老人が病気などで寝
込んでいたりすでに亡くなっていたりしたとき、これを
確実に検知して自治体の職員や周辺の住民に知らせて適
切な対処をとらせるシステムである。このシステムは、
CATV配信装置により各CATV受診装置の電源オン
/オフを検知するとともにサービス処理装置により電源
オン/オフ内容を分析して朝なのにCATV受信装置が
つけられておらず昼夜を問わずにCATV受信装置がつ
けっぱなして通常の受信形態と異なる受信が行われてい
るとき、これを検知して表示部上に一人暮らし老人など
に何らかの異常が発生したことを表示する方法である。
更に、従来システムの具体的な方法について図14によ
って説明すれば、この福祉サービスシステムは予め決め
られたエリア内にある各家庭に映像信号を配信するCA
TV配信装置と同軸ケーブル又は光ファイバーケーブル
などによって構成され、更にエリア内にある各家庭とC
ATV配信装置とを接続する信号ケーブルとエリア内に
居住する各家庭毎に配置されており、チャネルが選択さ
れたときに映像要求を出してCATV配信装置から送信
される映像信号を受信して映像を表示する複数のCAT
V受信装置とCATV配信装置の映像配信内容に基づ
き、各家庭にいる一人暮しの老人などの活動状態などを
分析するサービス処理装置とを備えている。この福祉サ
ービスシステムでは、各CATV受信装置からの映像要
求に基づきCATV配信装置によって各CATV受信装
置に映像信号を配信する一方、サービス処理装置によっ
て各CATV受信装置の受信状態を監視する。更に、C
ATV配信装置は信号ケーブルを介して各CATV受信
装置からの映像要求が供給されたとき画像データベース
に登録されている各映像信号又はスタジオなどから出力
される各映像信号のうち映像要求に応じた映像信号を選
択して、これを信号ケーブル上に送出して映像要求があ
ったCATV受信装置に供給する映像配信部と、この映
像配信部から各CATV受信装置に配信されている映像
信号の送信内容に基づき、各家庭毎の利用状況を検出し
て統計処理・料金精算処理などを行ない各映像毎の利用
率情報や各家庭毎の料金精算情報などをサービス処理装
置に供給する受信検出部とを備えている。また、各CA
TV受信装置は各家庭の住人や一人暮しの老人などによ
って電源オン/オフ操作やチャネル選択操作が行なわれ
たとき、これに応じた映像要請を生成してCATV配信
装置に供給するチャネル選択部とこのチャネル選択部か
ら出力される映像要求を取り込んで通信ケーブル上に送
出し、CATV配信装置に供給するとともにCATV配
信装置から映像信号が送出されているとき、通信ケーブ
ルを介してこれを取り込む映像受信部とこの映像受信部
で受信されている映像信号を取り込んで、TV信号を生
成する映像表示処理部とこの映像表示処理部から出力さ
れるTV信号を取り込んで番組の内容を画面表示すると
ともにスピーカから音声を出力するCATV受像機とを
備えている。更に、サービス処理装置はCATV配信装
置から出力される各映像毎の利用率情報や各家庭毎の料
金精算情報などを受信するデータ受信部と、このデータ
受信部によって受信された各映像毎の利用率情報や各家
庭毎の料金精算情報などに基づき各映像毎の利用率を計
算する処理・各家庭毎の料金を精算する処理・各CAT
V受信装置の電源オン/オフ状態を検知する処理など
や、この処理結果とルールデータに予め登録されている
ルールと比較して朝なのにCATV受信装置がつけられ
ていないで昼夜を問わずにCATV受信装置がつけっぱ
なしにされているなど通常の受信形態と異なる受信が行
われているときやこれを検知する処理などを行う情報処
理部とこの情報処理部から出力される処理結果に基づき
各映像毎の利用率・各家庭毎の料金精算・各家庭内にい
る一人暮しの老人などの活動状態などを表示する表示部
とを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のシス
テムは、病院内部のみの医療事務処理システムと一人暮
しの老人や要介護者などの在宅の患者や介護者の状況を
一方的に病院等に送信する福祉サービスシステムであ
り、いずれのシステムも病院側の効率化を図るためのシ
ステムでもある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであって、老人その他の
要医療患者の在宅医療管理システムにおいて診療所の在
宅患者の管理用データベースシステムとナンバーディス
プレイサービスとを融合し在宅家族からの電話通信によ
る患者の緊急時の連絡先・紹介元病院・薬歴・看護記録
・訪問日等の情報を瞬時に映像管理することを特徴とす
る在宅医療管理システムの提供にあり、また在宅医療管
理システムの基本データが在宅医療管理の修正・追加・
照会からなりデータ入力により患者データ・各種帳票・
データ集計・データ履歴・会計(レセプト)までを同一
システムで管理しかつ着信時に発信元の電話番号から患
者データを呼び出すシステムとデータベースシステムと
を融合させて緊急時に該当する患者データの閲覧を可能
とした在宅医療管理システムの提供にあり、また在宅医
療修正・追加・照会の基本データが受付番号・地域コー
ド・管理番号とからなり各番号が自動採番機能により確
定しかつ患者の検索が受付番号から検索される在宅医療
管理システムの提供にあり、また診療報酬明細書が訪問
実績表より入力されたデータを閲覧しかつ医師・看護婦
・理学療法士・栄養士・准看護婦・薬剤師等の実績から
算定される在宅医療管理システムの提供にあり、更に在
宅医療実績表がカレンダー入力を使用しながら医師・看
護婦・理学療法士・栄養士・准看護婦・薬剤師等の実績
を入力して会計(レセプト)へ反映される在宅医療管理
システムの提供にある。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、老人その他
の要医療患者の在宅医療管理システムにおいて診療所の
在宅患者の管理用データベースシステムとナンバーディ
スプレイサービスとを融合し在宅家族からの電話通信に
よる患者の緊急時の連絡先・紹介元病院・薬歴・看護記
録・訪問日等の情報を瞬時に映像管理することを特徴と
する在宅医療管理システムであり、また在宅医療管理シ
ステムの基本データが在宅医療管理の修正・追加・照会
からなりデータ入力により患者データ・各種帳票・デー
タ集計・データ履歴・会計(レセプト)までを同一シス
テムで管理しかつ着信時に発信元の電話番号から患者デ
ータを呼び出すシステムとデータベースシステムとを融
合させて緊急時に該当する患者データの閲覧を可能とし
た在宅医療管理システムであり、また在宅医療修正・追
加・照会の基本データが受付番号・地域コード・管理番
号とからなり各番号が自動採番機能により確定しかつ患
者の検索が受付番号から検索される在宅医療管理システ
ムであり、また診療報酬明細書が訪問実績表より入力さ
れたデータを閲覧しかつ医師・看護婦・理学療法士・栄
養士・准看護婦・薬剤師等の実績から算定される在宅医
療管理システムであり、更に在宅医療実績表がカレンダ
ー入力を使用しながら医師・看護婦・理学療法士・栄養
士・准看護婦・薬剤師等の実績を入力して会計(レセプ
ト)へ反映される在宅医療管理システムであるから、家
族から診療所に電話をかけると診療所のシステムにつな
がり着信時に瞬時にして患者の情報をコンピュータに映
し出すことができる。例えば、緊急時に患者の家族がパ
ニックをおこして名前を言わないようなケースにもいち
早く対応が可能となり、また同一番号で患者登録してい
る場合でも選択画面により特定の患者の情報をコンピュ
ータに映し出すことができる。特に、基本データが在宅
医療管理修正・追加・照会であるから次画面で詳細デー
タに移るきわめてシンプルな構造になっている。また日
常業務で在宅医療実績表に対して訪問した実績を入力す
ると月1度のレセプト期間に会計→診療報酬明細表(レ
セプト)の画面上で訪問回数等の把握もでき、更に前月
データを複製して当月データとしてその内容を修正する
機能も有している。
【0007】
【実施例】以下、図面に従って、本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の在宅医療管理システムを示
したフローチャートである。本発明の在宅医療管理シス
テムは、在宅患者の管理用データベースシステムとナン
バーディスプレイサービスとを融合させたシステムであ
る。具体的には、家族から診療所に電話をかけてくると
診療所内のシステムにつながり、その着信時に瞬時に患
者の情報をコンピュータに映し出すことのできるシステ
ムである。例えば、緊急時に患者の家族がパニックをお
こして名前を言わないようなケースにもいち早く対応が
可能となり、また同一番号で患者登録している場合でも
選択画面により特定の患者の情報をコンピュータに映し
出すことができる。
【0008】このような本発明システムの基本データ
は、在宅医療管理修正・追加・照会であり、次画面で詳
細データに移るきわめてシンプルな構造になっている。
また、日常業務で在宅医療実績表に対して訪問した実績
を入力すると、月1度のレセプト期間に会計→診療報酬
明細表(レセプト)の画面上で訪問回数等の把握もでき
るようになっている。また前月データを複製して当月デ
ータとして内容を修正する機能があるから、その機能に
よりデータ入力が軽減(データを多少修正するだけで可
能)させることができる。なお、レセプト機能は度重な
る点数制度の変更を考慮して半自動化されている。
【0009】更に本発明の在宅医療管理システムは、入
力により患者データ参照・各種帳票・データ集計・デー
タ履歴の参照・レセプトまで同一システムで管理が可能
となり、また着信時の発信元電話番号から患者データを
呼び出すシステム(CTI)とデータベースシステムと
の融合により、緊急時の際にスタッフが該当する患者デ
ータをすぐ閲覧することができる。また病名・患者家族
の緊急時の連絡先・紹介元病院・薬歴・看護記録・訪問
日など患者の家族がパニックをおこしても、名前も言わ
ないケースにも対応できるとともに他の患者と間違える
こともない。また、同性同名の患者が居ても間違うこと
が無いばかりか、在宅患者数がどんなに増加しても患者
の管理が容易である。また、患者が名前を言う前に声を
聞いただけで患者の名前を言うことができるため、患者
からの信頼度が向上するばかりか診療所のサービスの向
上にもつながる。
【0010】次に、図2乃至図11を参考にしながら本
発明の在宅医療管理システムの具体例を説明する。まず
在宅医療管理メニューは、メインパネル・データ入力・
データ管理・終了の順で操作して現在の患者人数を表示
する。その際のデータ入力では、在宅管理である修正・
追加・照会の画面へ送信され帳票管理では帳票メニュー
へ送信されてメインパネルへ戻る。次に、在宅医療修正
・追加・照会では患者の基本データが画面に映し出され
る。その際の受付番号は、地域コード3ケタ+管理番号
(4ケタ連番)からなり、その番号は自動採番機能によ
り確定される。また、患者の検索には受付番号検索から
患者名(カナ)又は患者の住所により検索が可能とな
る。また、診療報酬明細書は訪問実績表により入力され
たデータを閲覧して医師・看護婦・理学療法士・栄養士
・准看護婦・薬剤師の実績が入力される。その際、非表
示画面を押すと右側の入力済みの結果を左側に転記する
画面が表示される。また、主治医の意見は主治医意見書
画面で表示される、とともに表・裏印刷が可能となる。
また、在宅医療実績表示は、前記の在宅医療修正・追加
・照会の訪問日が表示されて、そこにカレンダー入力を
使用しながら医師・看護婦・理学療法士・栄養士・准看
護婦・薬剤師の実績が入力され、更に会計(レセプト)
へ反映される。また、訪問看護記録表は訪問看護記録表
が作成された画面で表示される。また、訪問看護ステー
ション情報は担当ナースや曜日毎にその他の施設の入力
が可能になっている。また、理学療法士指示書は画面で
表示されるとともに印刷される。また、在宅医療計画表
はカレンダーと使用した入力とが可能となり、医師や看
護婦のみ対応した計画表を作成して画面で表示される。
なお、データ管理はマスタデータなどの管理画面で表示
される。
【0011】次に、図12の在宅医療管理システムフロ
ーチャートによって、本発明の表示プログラムについて
説明する。まず在宅患者からの電話がCTIシステムに
受信される。その際、CTIシステムに該当する患者が
入力されていれば患者が選択されるが、入力されていな
ければCTIシステム側で該担当者なしと表示される。
ついで、患者が選択されたならば在宅管理修正・追加・
照会とその他画面に送信される。一方、外部メディアに
て保管(7世代)されているリストアシステム及びBK
UPシステムと在宅OBとがシステム管理されており、
その在宅DBと在宅管理修正・追加・照会及びその他画
面とはそれぞれリアル更新されるように構成されてい
る。
【0012】この点、従来の医療事務処理システムのフ
ローチャートによれば、該当患者のオーダ実施データを
1件読み込みデータ終了を判定し、終了でなかった場合
には、表示条件が一致するかを判定する。例えば、他科
データの表示を行わない場合であれば、他科のデータは
表示の必要はないため表示条件不一致で戻る。一方、表
示条件が一致した場合にはオーダ実施データをメモリ上
に保存するとともにOFFマーク情報をセットする。そ
して、マーク条件が一致しているかを判定し、一致して
いる場合にはONマーク情報をセットしてから戻る。こ
のようにして、表示すべきオーダ実施データがマークと
ともにメモリ上にセットされる。そして、データの終了
が判定された場合にはメモリ上の保存データを基に順次
マーク、データを表示することによって、マーク及び実
施された診療データが表示されるように構成されてい
る。このように従来の処理システムが複雑で手間ひまが
かかるのに対して、本発明の処理システムは簡素化され
ておりシンプルである。
【0013】
【発明の効果】本発明は、老人その他の要医療患者の在
宅医療管理システムにおいて診療所の在宅患者の管理用
データベースシステムとナンバーディスプレイサービス
とを融合し在宅家族からの電話通信による患者の緊急時
の連絡先・紹介元病院・薬歴・看護記録・訪問日等の情
報を瞬時に映像管理することを特徴とする在宅医療管理
システムであり、また在宅医療管理システムの基本デー
タが在宅医療管理の修正・追加・照会からなりデータ入
力により患者データ・各種帳票・データ集計・データ履
歴・会計(レセプト)までを同一システムで管理しかつ
着信時に発信元の電話番号から患者データを呼び出すシ
ステムとデータベースシステムとを融合させて緊急時に
該当する患者データの閲覧を可能とした在宅医療管理シ
ステムであり、また在宅医療修正・追加・照会の基本デ
ータが受付番号・地域コード・管理番号とからなり各番
号が自動採番機能により確定しかつ患者の検索が受付番
号から検索される在宅医療管理システムであり、また診
療報酬明細書が訪問実績表より入力されたデータを閲覧
しかつ医師・看護婦・理学療法士・栄養士・准看護婦・
薬剤師等の実績から算定される在宅医療管理システムで
あり、更に在宅医療実績表がカレンダー入力を使用しな
がら医師・看護婦・理学療法士・栄養士・准看護婦・薬
剤師等の実績を入力して会計(レセプト)へ反映される
在宅医療管理システムであるから、従来の管理システム
では得られない次のような多くの効果を有する。 ア、データ入力により患者データ参照・各種帳票・デー
タ集計・データ履歴の参照・レセプトまでを同一システ
ムで管理することが可能となる。 イ、着信時に発信元の電話番号から患者データを呼び出
すシステム(CTI)とデータベースシステムとを融合
することにより、緊急時の電話の際やスタッフが該当す
る患者データをすぐ閲覧することができる。 ウ、病名・患者家族の緊急時の連絡先・紹介元病院・薬
歴・看護記録・訪問日など患者の家族がパニックをおこ
しても、また名前を言わないケースにも対応することが
できる。更に、他の患者と間違えることは全くなくな
る。 エ、同姓同名の患者が居ても間違うことが無く、また在
宅患者数がどんなに増加しても患者の管理が容易とな
る。 オ、患者が名前を言う前に声を聞いただけでこちらから
患者の名前を言うことができるため、患者からの信頼度
も向上するとともに診療所のサービスも向上することに
なる。
【0014】以上のようなシステム上の効果を有するの
で、次のような在宅医療管理システムの課題を解決する
効果も有している。 ア、在宅療養中の患者の緊急増悪時に緊急の往診を必要
とする場合、必ずしも主治医が近隣にいるとは限らず連
携医師の往診によって迅速な対応が可能となる。 イ、自宅での治療継続が不能となった場合には速やかな
入院治療を要する。その場合、在宅主治医は迅速に入院
先の医師に患者の病態の経過・服薬中の薬の内容・治療
内容などを連絡しなければならない。本発明のソフトウ
ェアを用いたシステムによれば、電子カルテ情報を診療
所と後方支援病院で共有化することによって速やかに適
切な治療を開始することが可能となる。特に、患者の重
症化や長期入院といったデメリットを防ぐという効果が
期待できる。 ウ、在宅医療の標準化を推進することが可能となる。在
宅医療のデータを分析や評価を通じて、在宅医療のEB
Mの整備を確立することができる。 エ、在宅医療の安全性や信頼性を向上させることができ
る。医療機関側のインシデント事例のみならず、介護機
関及び家族介護を含めた問題点を検討して総合的に在宅
療養を推進することが可能となる。 オ、在宅医療の研究や教育面の不備を補なって、将来的
にはより進化し充実した在宅医療を可能とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の在宅医療管理システムを示した構成フ
ローチャート。
【図2】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図3】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図4】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図5】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図6】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図7】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図8】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図9】本発明システムの具体的なデータ入力の仕様。
【図10】本発明システムの具体的なデータ入力の仕
様。
【図11】本発明システムの具体的なデータ入力の仕
様。
【図12】本発明システムのフローチャート。
【図13】従来のシステムを示した構成フローチャー
ト。
【図14】従来のシステムを示した構成フローチャー
ト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 豊 東京都千代田区隼町2番12号 藤和半蔵門 コープ601号室株式会社エムイーネット内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 老人その他の要医療患者の在宅医療管理
    システムにおいて、診療所の在宅患者の管理用データベ
    ースシステムとナンバーディスプレイサービスとを融合
    し、在宅家族からの電話通信による患者の緊急時の連絡
    先・紹介元病院・薬歴・看護記録・訪問日等の情報を瞬
    時に映像管理することを特徴とする在宅医療管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 在宅医療管理システムの基本データが在
    宅医療管理の修正・追加・照会からなり、データ入力に
    より患者データ・各種帳票・データ集計・データ履歴・
    会計(レセプト)までを同一システムで管理し、かつ着
    信時に発信元の電話番号から患者データを呼び出すシス
    テムとデータベースシステムとを融合させて緊急時に該
    当する患者データの閲覧を可能とした請求項1記載の在
    宅医療管理システム。
  3. 【請求項3】 在宅医療修正・追加・照会の基本データ
    が受付番号・地域コード・管理番号とからなり、各番号
    が自動採番機能により確定しかつ患者の検索が受付番号
    から検索される請求項1記載の在宅医療管理システム。
  4. 【請求項4】 診療報酬明細書が、訪問実績表より入力
    されたデータを閲覧しかつ医師・看護婦・理学療法士・
    栄養士・准看護婦・薬剤師等の実績から算定される請求
    項2記載の在宅医療管理システム。
  5. 【請求項5】 在宅医療実績表が、カレンダー入力を使
    用しながら医師・看護婦・理学療法士・栄養士・准看護
    婦・薬剤師等の実績を入力して会計(レセプト)へ反映
    される請求項2記載の在宅医療管理システム。
JP2001211725A 2001-07-12 2001-07-12 在宅医療管理システム Pending JP2003030330A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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