JP2001290890A

JP2001290890A - 医療情報検索システム及びその制御方法、記憶媒体

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Publication number: JP2001290890A
Application number: JP2000102523A
Authority: JP
Inventors: Iku Yokoshima; 郁横島
Original assignee: Terumo Corp
Current assignee: Terumo Corp
Priority date: 2000-04-04
Filing date: 2000-04-04
Publication date: 2001-10-19

Abstract

(57)【要約】【課題】医療スタッフの知識レベル毎の医療情報を適
切に共有、管理することができ、かつ管理されている医
療情報を効率良く検索することができる医療情報検索シ
ステムを提供する。【解決手段】端末５００は、医療情報管理サーバ１０
０へ使用する医療スタッフの種類を通知する。また、医
療情報管理サーバ１００が記憶する医療情報データを管
理する医療情報管理データベース７００から所望の医療
情報データを検索するための検索条件を入力し、その検
索条件に対応する医療情報データを医療情報管理サーバ
１００から受信する。一方、医療情報管理サーバ１００
は、端末５００から医療スタッフの種類と検索条件を受
信する。次に、医療スタッフの種類毎に対応する検索イ
ンデックスと医療情報データを関連付けて医療情報管理
データベース７００に記憶管理する。次に、医療スタッ
フの種類に基づいて、検索条件に対応する医療情報デー
タを医療情報管理データベース７００から検索する。そ
して、検索された医療情報データを端末５００へ送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続されたサーバ端末と複数のクライアント端末間
で医療情報データを検索する医療情報検索システム及び
その制御方法、コンピュータ可読メモリに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】現在、糖尿病患者は６９０万人（１９９
８年厚生省推計）いると言われており、今後さらに増加
する傾向にある。一方、その治療体制はというと糖尿病
の専門医（医学部で内分泌疾患を専門とする研究室の出
身で、かつ日本糖尿病学会が認定した医師）は、わずか
３０００人ほどしかいないと言われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そのため、深刻な専門
医不足と一般医の糖尿病治療への認識の低さが、糖尿病
治療の問題点として指摘されてきた。また、糖尿病治療
は医師だけではなく、栄養師・看護婦・薬剤師・検査技
師等の医療スタッフの連携が必要であるといったいわゆ
る「チーム医療」はかかせないもので、こういった医療
スタッフの治療情報の共有及び専門医と一般医の連携を
効率よく行うことが要求されている。

【０００４】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、医療スタッフの知識レベル毎の医療情報を適
切に共有、管理することができ、かつ管理されている医
療情報を効率良く検索することができる医療情報検索シ
ステム及びその制御方法、記憶媒体を提供することを目
的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による医療情報検索システムは以下の構成を
備える。即ち、ネットワークを介して接続されたサーバ
端末と複数のクライアント端末間で医療情報データを検
索する医療情報検索システムであって、前記複数のクラ
イアント端末それぞれは、前記サーバ端末へクライアン
ト端末を使用する医療スタッフの種類を送信する第１送
信手段と、前記サーバ端末が記憶する医療情報データを
管理する医療情報管理データベースから所望の医療情報
データを検索するための検索条件を入力する入力手段
と、前記検索条件に対応する医療情報データを前記サー
バ端末から受信する第１受信手段と、前記サーバ端末
は、前記クライアント端末から前記医療スタッフの種類
と前記検索条件を受信する第２受信手段と、前記医療ス
タッフの種類毎に対応する検索インデックスと医療情報
データを関連付けて前記医療情報管理データベースに記
憶管理する記憶手段と、前記医療スタッフの種類に基づ
いて、前記検索条件に対応する医療情報データを前記医
療情報管理データベースから検索する検索手段と、前記
検索手段で検索された医療情報データを前記クライアン
ト端末へ送信する第２送信手段とを備える。

【０００６】また、好ましくは、前記第１送信手段は、
更に、前記医療情報管理データベースへの登録対象の新
規の医療情報データを送信可能とする。

【０００７】また、好ましくは、前記記憶手段は、前記
第２受信手段によって受信した前記新規の医療情報デー
タと、該新規の医療情報データの送信元であるクライア
ント端末を使用する医療スタッフに対応する検索インデ
ックスを関連付けて前記医療情報管理データベースに記
憶管理する。

【０００８】また、好ましくは、前記第１送信手段は、
更に、前記医療情報管理データベースへの登録対象の新
規の医療情報データの内容を示す識別情報を送信可能と
する。

【０００９】また、好ましくは、前記記憶手段は、前記
第２受信手段によって受信した前記新規の医療情報デー
タと、該新規の医療情報データの前記識別情報に対応す
る検索インデックスとを関連づけて前記医療情報管理デ
ータベースに記憶管理する。

【００１０】また、好ましくは、前記検索手段は、前記
第２受信手段によって受信した前記医療スタッフの種類
と前記検索条件と前記識別情報に基づいて、該検索条件
に対応する医療情報データを前記医療情報管理データベ
ースから検索する。

【００１１】また、好ましくは、前記医療スタッフの種
類は、少なくとも医師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査
技師を含む。

【００１２】また、好ましくは、前記医療情報データ
は、糖尿病治療に関する情報である。

【００１３】上記の目的を達成するための本発明による
医療情報検索システムの制御方法は以下の構成を備え
る。即ち、ネットワークを介して接続されたサーバ端末
と複数のクライアント端末間で医療情報データを検索す
る医療情報検索システムの制御方法であって、前記サー
バ端末へクライアント端末を使用する医療スタッフの種
類を送信する第１送信工程と、前記サーバ端末が記憶す
る医療情報データを管理する医療情報管理データベース
から所望の医療情報データを検索するための検索条件を
入力する入力工程と、前記検索条件に対応する医療情報
データを前記サーバ端末から受信する第１受信工程と、
前記クライアント端末から前記医療スタッフの種類と前
記検索条件を受信する第２受信工程と、前記医療スタッ
フの種類毎に対応する検索インデックスと医療情報デー
タを関連付けて前記医療情報管理データベースに記憶管
理する記憶工程と、前記医療スタッフの種類に基づい
て、前記検索条件に対応する医療情報データを前記医療
情報管理データベースから検索する検索工程と、前記検
索工程で検索された医療情報データを前記クライアント
端末へ送信する第２送信工程とを備える。

【００１４】上記の目的を達成するための本発明による
記憶媒体は以下の構成を備える。即ち、ネットワークを
介して接続されたサーバ端末と複数のクライアント端末
間で医療情報データを検索する医療情報検索システムの
制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読
メモリであって、前記サーバ端末へクライアント端末を
使用する医療スタッフの種類を送信する第１送信工程の
プログラムコードと、前記サーバ端末が記憶する医療情
報データを管理する医療情報管理データベースから所望
の医療情報データを検索するための検索条件を入力する
入力工程のプログラムコードと、前記検索条件に対応す
る医療情報データを前記サーバ端末から受信する第１受
信工程のプログラムコードと、前記クライアント端末か
ら前記医療スタッフの種類と前記検索条件を受信する第
２受信工程のプログラムコードと、前記医療スタッフの
種類毎に対応する検索インデックスと医療情報データを
関連付けて前記医療情報管理データベースに記憶管理す
る記憶工程のプログラムコードと、前記医療スタッフの
種類に基づいて、前記検索条件に対応する医療情報デー
タを前記医療情報管理データベースから検索する検索工
程のプログラムコードと、前記検索工程で検索された医
療情報データを前記クライアント端末へ送信する第２送
信工程のプログラムコードとを備える。

【００１５】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。

【００１６】本発明の概要としては、医療機器（尿素測
定器、血糖測定器、体脂肪計、血圧計）から出力可能な
医療情報データを、医療機関（個人病院、大学病院、基
幹病院等）で管理されるパーソナルコンピュータ等の端
末に出力し記憶する。また、医療機関内で管理される端
末群を相互に接続するネットワーク上に医療情報データ
を管理する医療情報管理サーバを構築し、その医療情報
管理サーバへ各端末に記憶された医療情報データを登
録、管理する。このような構成によって、医療情報管理
サーバとそれに接続可能な各端末間で医療情報データの
共有、利用、受信、閲覧を可能にする。

【００１７】以下の実施形態では、特に、糖尿病治療の
大原則である血糖コントロールのための検査に使用する
ＳＭＢＧ（Self Monitering of Blood Glucose：患
者が自宅で１日に複数回測定する自己測定した血糖値）
と呼ばれる簡易血糖測定器で測定された血糖値を端末に
取り込む。そして、取り込んだ血糖値を含む医療情報デ
ータ（グラフ等の画像及び数値、患者に関する患者情
報、治療に関する治療情報等）を医療情報管理サーバに
登録、管理し、情報共有を行う場合を例に挙げて説明す
る。

【００１８】また、本発明に適用することが可能な糖尿
病治療に関する情報以外の医療情報の例としては、尿素
値に基づく人工透析のスケジューリング等を管理するた
めの透析治療に関する情報、体脂肪値、血圧値等の測定
値に基づく患者の健康状態等を管理するための一般治療
に関する情報等がある。

【００１９】図１は本実施形態の医療情報管理システム
の概略構成を示す図である。

【００２０】２０１、２０２、２０３は病院や医院に設
置されている端末群であり、各端末は、簡易血糖測定器
で測定された血糖値等の医療情報データを取り込むこと
が可能である。また、取り込んだ医療情報データをサー
バ２００に送信したり、サーバ２００で管理されている
医療情報データを必要に応じて閲覧、受信することがで
きる。

【００２１】２００はサーバであり、ネットワークを介
して端末２０１、２０２、２０３から送信されくる医療
情報データを一旦保持し、定期的に医療情報管理サーバ
１０２に登録、更新する。また、医療情報管理サーバ１
００のミラーサーバの役割を果たし、医療情報管理サー
バ１００で管理されている医療情報データと同じデータ
を管理する。また、要求に応じて医療情報データ等の各
種データを端末２０１、２０２、２０３に送信する。ま
た、サーバ３００ともネットワークを介して接続されて
おり、データの送受信を可能とし、サーバ３００のプロ
キシサーバとして用いることも可能である。

【００２２】そして、端末２０１、２０２、２０３、サ
ーバ２００によって、所定の医師会イントラネットが構
築されている。また、この所定の医師会イントラネット
には、アクセス権が認められた端末やサーバのみが接続
可能となっている。

【００２３】尚、ここでは、１つの医師会イントラネッ
トだけを示しているが、これ以外にも上記のような構成
を有する複数種類の医師会イントラネットが存在しても
構わないことは言うまでもない。

【００２４】３０１、３０２、３０３はある大学病院内
の各医師に割り当てられた端末群であり、各端末は、簡
易血糖測定器で測定された血糖値等の医療情報データを
取り込むことが可能である。また、取り込んだ医療情報
データをサーバ３００に送信したり、サーバ３００で管
理されている医療情報データを必要に応じて閲覧、受信
することができる。

【００２５】３００はサーバであり、ネットワークを介
して端末３０１、３０２、３０３から送信されくる医療
情報データを一旦保持し、定期的に医療情報管理サーバ
１０２に登録、更新する。また、医療情報管理サーバ１
００のミラーサーバの役割を果たし、医療情報サーバ１
００で管理されている医療情報データと同じデータを管
理する。また、要求に応じて医療情報データ等の各種デ
ータを端末３０１、３０２、３０３に送信する。また、
サーバ２００ともネットワークを介して接続されてお
り、データの送受信を可能とし、サーバ２００のプロキ
シサーバとして用いることも可能である。

【００２６】そして、端末３０１、３０２、３０３、サ
ーバ３００によって、ある大学病院イントラネットが構
築されている。また、この大学病院イントラネットに
は、アクセス権が認められた端末やサーバのみが接続可
能となっている。

【００２７】尚、ここでは、１つの大学病院イントラネ
ットだけを示しているが、これ以外にも上記のような構
成を有する複数種類の大学病院イントラネットが存在し
ても構わないことは言うまでもない。

【００２８】２００は少なくともＦＴＰサーバ機能及び
ＷＥＢサーバ機能を有する医療情報管理サーバであり、
サーバ２００、サーバ３００、基幹病院内に設置されて
いる端末１０１、１０２、各種医師会イントラネット、
各種大学病院イントラネットとネットワークを介して接
続されており、接続されるサーバや端末から送信されて
くる医療情報データを登録、管理する。また、要求に応
じて医療情報データを要求先のサーバや端末に送信す
る。

【００２９】１０１、１０２はそれぞれ基幹病院内に設
置されている端末であり、各端末は、簡易血糖測定器で
測定された血糖値等の医療情報データを取り込むことが
可能である。また、取り込んだ医療情報データを医療情
報管理サーバ１００に送信したり、医療情報管理サーバ
１００で管理されている医療情報データを必要に応じて
閲覧、受信することができる。

【００３０】尚、上記の端末群１０１、１０２、２０
１、２０２、２０３、３０１、３０２、３０３、医療情
報管理サーバ１００、サーバ２００、３００の各種端末
を相互に接続するネットワークは、各端末間のネットワ
ークを構成する物理的なラインであり、通常はツイスト
ペアケーブル、同軸ケーブルや光ファイバなどを用いた
専用回線で構成される。あるいは、コストを低減するた
めに、公衆回線をあたかも専用回線のように扱う技術で
あるＶＰＮ（Virtual Private Network）またはＶＳＰ
Ｎ（Virtual Secure Private Network）で構成しても良
い。

【００３１】また、上記の端末群１０１、１０２、２０
１、２０２、２０３、３０１、３０２、３０３は、医療
情報管理サーバ１００、サーバ２００、３００に対する
クライアント端末として機能し、これに対し、医療情報
管理サーバ１００、サーバ２００、３００はサーバ端末
として機能する。更に、これら各種端末は、汎用コンピ
ュータで実現されており、必要に応じて専用のハードウ
ェアやプログラムを搭載している。

【００３２】以下、図１の医療情報管理システムを構成
する各種端末に利用可能な情報処理装置の構成につい
て、図２を用いて説明する。

【００３３】図２は本実施形態の医療情報管理システム
で利用可能な情報処理装置のの構成を示すブロック図で
ある。

【００３４】図２において、ＣＰＵ１００１はメインバ
ス１００７を介して情報処理装置１０００全体の制御を
実行するとともに、情報処理装置１０００の外部に接続
される入力装置１０１１（例えば、イメージスキャナ、
記憶装置、ネットワーク回線を介して接続される他の情
報処理装置、電話回線を介して接続されるファクシミリ
等）を入力Ｉ／Ｆ（インタフェース）１００４を介して
制御する。また、情報処理装置１０００の外部に接続さ
れる出力装置１０１２（例えば、プリンタ、モニタ、ネ
ットワーク回線を介して接続される他の情報処理装置、
電話回線を介して接続されるファクシミリ等）を出力Ｉ
／Ｆ１００５を介して制御する。また、ＣＰＵ１００１
は、ＫＢＤＩ／Ｆ（キーボードインタフェース）１００
６を介して入力部（例えば、ポインティングデバイス１
０２３やキーボード１０２４やペン１０２５）から入力
された指示に従って、各種処理を実行する。更に、入力
装置１０１１より入力された画像データや、ポインティ
ングデバイス１０２３やキーボード１０２４やペン１０
２５による操作に応じた画像を表示する表示部１０３０
をビデオＩ／Ｆ（インタフェース）１０２８を介して制
御する。

【００３５】ＲＯＭ１００２は、ＣＰＵ１００１の各種
制御を実行する各種制御プログラムを記憶している。Ｒ
ＡＭ１００３は、ＣＰＵ１００１によりＯＳや本発明を
実現するための制御プログラムを含むその他の制御プロ
グラムがロードされ実行される。また、制御プログラム
を実行するために用いられる各種作業領域、一時待避領
域として機能する。また、ポインティングデバイス１０
２３やキーボード１０２４やペン１０２５の操作に応じ
て生成される画像を、一旦、保持するＶＲＡＭ（不図
示）が構成されている。

【００３６】また、本発明を実現するための制御プログ
ラムを含むその他の制御プログラムを構成するプログラ
ムコードをＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体に記憶し、これを
ＲＡＭ１００３にロードして実行することも可能であ
る。

【００３７】上述したように、現存の糖尿病治療では、
専門医を除いて、糖尿病治療に関する自分の知識レベル
を正確に把握している医療スタッフはごく稀である。そ
のため、適切な知識に基づいた糖尿病治療が行われるこ
とは非常に少なく、患者も医療スタッフも気付かないう
ちに病態が悪化するケースがあると指摘する専門医は多
い。そして、患者が専門施設に転院した時には、合併症
で（神経症、腎症、網膜症等）で、専門医でも患者のＱ
ＯＬ（Quarilty Of Life）を確保することが困難になる
ケースが多く、糖尿病医療全体が悪循環に陥っている。

【００３８】そこで、医療スタッフの医療情報の共有及
び専門医と一般医の連携を効率よく行うために、上述の
各種端末に利用可能な情報処理装置には、医療情報デー
タをネットワーク上で送受信可能にするプログラムを搭
載する。

【００３９】特に、医療情報管理サーバ１００に接続さ
れている端末では、昨今の患者プライバシー保護の観点
から自端末上では、送信対象の医療情報データに含まれ
る患者名は表示されるが、ネットワーク上に送信する場
合には強制的に秘匿する機能を有する。また、医療情報
管理サーバ１００で実現されるＷＥＢサーバ上で公開さ
れる医療情報データを管理する、例えば、糖尿病治療情
報ＨＰ（ホームページ）を閲覧するためのブラウザを有
する。また、医療情報管理サーバ１００に接続要求する
場合には、端末を使用する知識レベルが異なる医療スタ
ッフ（医師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査技師等）の
種類を通知する。

【００４０】一方、医療情報管理サーバ１００は、接続
されている各種端末を介して多くの医療スタッフが効率
良く情報共有できるようにするために、ＷＥＢサーバを
構築して、そのＷＥＢサーバ上で上記糖尿病治療情報Ｈ
Ｐを管理する。また、糖尿病治療情報ＨＰは、単に医療
情報データを公開するのではなく、医療スタッフの種類
に応じて、医療情報データの公開内容を制御する。加え
て、ＣＧＩ（Common Gateway Interface）プログラムを
利用した掲示板・チャット、メーリングリスト等の技術
を導入して医療スタッフ間で情報交換を行えるように構
成されている。更に、医療情報データの送受信は、例え
ば、ＦＴＰサーバを導入して、端末と医療情報管理サー
バ１００間でＦＴＰ送受信を行う。この場合、端末を使
用している医療スタッフの種類に応じて、医療情報デー
タのＦＴＰ送受信の可否を制御する。

【００４１】次に、本実施形態の医療情報管理システム
の動作の具体例について、図３を用いて説明する。

【００４２】図３は本実施形態の医療情報管理システム
の動作の具体例を示す図である。

【００４３】このような構成の下、医療情報管理サーバ
１００で管理されている糖尿病治療情報ＨＰ３０００に
対し、一般医３００２は、端末を介して医療情報データ
を登録する（Ｓ３００１）。専門医３００９は、糖尿病
治療情報ＨＰ３０００に登録された医療情報データを端
末を介して閲覧し（Ｓ３０１０）、そして、閲覧した医
療情報データに対する適切な治療アドバイスを医療情報
データとして糖尿病治療情報ＨＰ３０００に登録する
（Ｓ３００９）。

【００４４】一方、一般医３００２は、糖尿病治療情報
ＨＰ３０００に登録した医療情報データに対する専門医
３００９からの治療アドバイスを端末を介して閲覧す
る。これにより、一般医３００２は、その治療アドバイ
スに基づいて、実際の患者に対しても適切な治療を施す
ことができ、また同様な事例に対する適切な治療法の学
習を行うことができる。

【００４５】また、このネットワーク上でのやり取りを
その他の一般医３００６やその他の医療スタッフにも利
用可能とする。これにより、同様の知識不足に悩む医師
は、端末を介して治療等に関する質問・経験を医療情報
データとして糖尿病治療情報ＨＰ３０００に登録し（Ｓ
３００４）、それに対する治療アドバイスや情報を学習
することができる（Ｓ３００７）。つまり、医療スタッ
フの間で広く知識を共有し、また場合によってはこのや
り取りに参加し自らの疑問点や経験を発言すれば、個々
がもっている疑問点や経験を、そのネットワーク全体で
解決し、共有することができる。

【００４６】尚、糖尿病治療情報ＨＰ３０００は、秘匿
性を必要とする内容であるため、糖尿病治療情報ＨＰ３
０００へのアクセスは、予め認証を受けたユーザあるい
は端末からのアクセスのみを受け付けるように構成され
ている。

【００４７】次に、糖尿病治療情報ＨＰ３０００の詳細
構成について、図４を用いて説明する。

【００４８】図４は本実施形態の糖尿病治療情報ＨＰの
詳細構成を示す図である。

【００４９】糖尿病治療情報ＨＰ３０００には、大きく
分けて、医療情報管理サーバ１００で管理されている医
療情報データを表示する領域４００と、医療情報管理サ
ーバ１００を介して通信可能な端末間で掲示板・チャッ
ト、メーリングリスト等を実現するＣＧＩプログラムに
よる領域４０４を有している。領域４００には、医療情
報データ中のテキストデータを表示するテキスト領域４
０１、４０３と、グラフ、表、写真等の画像データを表
示する画像領域４０２が構成されている。そして、医療
情報管理サーバ１００は、受信した医療情報データの内
容を解析し、その解析結果に基づいて、糖尿病治療情報
ＨＰ３０００を構築する。また、上述したように、糖尿
病治療情報ＨＰ３０００を閲覧している医療スタッフ
（医師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査技師等）に応じ
て、表示内容が制御されるように、糖尿病治療情報ＨＰ
３０００を構成するデータに対する端末からのアクセス
を制御する。

【００５０】次に、本実施形態の医療情報管理システム
を構成する端末と医療情報管理サーバの主要な機能構成
について、図５を用いて説明する。

【００５１】図５は本実施形態の医療情報管理システム
を構成する端末と医療情報管理サーバの主要な機能構成
を示す図である。

【００５２】端末５００は、上述した各種端末群１０
１、１０２、２０１、２０２、２０３、３０１、３０
２、３０３と同様の端末である。端末５００において、
５００ａは制御部であり、端末５００で実行される各種
処理を制御する。５００ｂはＦＴＰ送受信部であり、医
療情報データのＦＴＰ送受信を行う。尚、医療情報管理
サーバ１００への接続要求を行う場合には、端末５００
を使用する医療スタッフの種類を通知する。５００ｃは
医療情報データ読込部であり、記憶部５００ｅに記憶さ
れた医療情報データ５００ｆを読込、保持する。５００
ｄは表示部であり、医療情報データ読込部５００ｃで保
持された医療情報データに対し、ユーザの指示に従って
加工、編集し、グラフ表示、統計表示等の表示を行う。
５００ｅは記憶部であり、医療情報管理サーバ１００か
ら受信した医療情報データを格納したり、各種データの
作業領域、一次退避領域として機能する。５００ｆはブ
ラウザであり、医療情報管理サーバ上のＷＥＢサーバ１
００ｂで公開される糖尿病治療情報ＨＰ３０００を閲
覧、データのダウンロード、掲示板利用、チャット、メ
ール転送等を行う。

【００５３】医療情報管理サーバ１００において、１０
０ｄは制御部であり、医療情報管理サーバ１００で実行
される各種処理を制御する。１００ａはＦＴＰサーバで
あり、端末５００を使用する医療スタッフの種類に基づ
いて、端末５００から医療情報データをＦＴＰ受信し記
憶部１００ｃに記憶したり、記憶部１００ｃで記憶され
ている医療情報データを端末５００へＦＴＰ送信する等
の制御を行う。１００ｂはＷＥＢサーバであり、記憶部
１００ｃに記憶された医療情報データに基づく糖尿病治
療情報ＨＰ３０００を構築し、端末５００を使用する医
療スタッフの種類に基づいて、糖尿病治療情報ＨＰ３０
００を構成するデータの端末５００からのアクセスを制
御する。１００ｃは記憶部であり、端末５００から受信
した医療情報データを格納したり、各種データの作業領
域、一次退避領域として機能する。また、ＷＥＢサーバ
１００ｂ上で公開する糖尿病治療情報ＨＰ３０００を構
築するための設定ファイルを記憶する。

【００５４】次に、本実施形態の医療情報管理システム
１００で実行される処理について、図６を用いて説明す
る。

【００５５】図６は本実施形態の医療情報管理システム
で実行される処理を示すフローチャートである。

【００５６】尚、本フローチャートは、端末５００と医
療情報管理サーバ１００間で実行される処理を示す。

【００５７】まず、ステップＳ１０１で、端末５００
は、医療情報管理サーバ１００に対する接続要求を行
う。また、端末５００を使用する医療スタッフの種類を
通知する。ステップＳ１０２で、医療情報管理サーバ１
００は、接続要求を行った端末５００に対する認証を行
い、認証が成功したか否かを判定する。尚、ここでは、
端末５００に医療情報管理サーバ１００に対するアクセ
ス権が与えられているものとする。認証が失敗した場合
（ステップＳ１０２でＮＯ）、認証が成功するまで、ス
テップＳ１０２を繰り返す。あるいは、所定回数までに
認証が成功しない場合には、接続要求を拒否するように
しても良い。一方、認証が成功した場合（ステップＳ１
０２でＹＥＳ）、ステップＳ１０３に進む。

【００５８】ステップ１０３において、端末５００から
要求されるイベント内容を判定する。

【００５９】イベント内容が糖尿病治療情報ＨＰ３００
０の閲覧要求である場合、ステップＳ１０４に進み、医
療情報管理サーバ１００は、端末５００を使用する医療
スタッフの種類に基づいて、糖尿病治療情報ＨＰ３００
０を構成するデータに対する端末５００からのアクセス
を制御する。

【００６０】また、イベント内容が医療情報データの送
信要求である場合、ステップＳ１０５に進み、端末５０
０を使用する医療スタッフの種類に基づいて、端末５０
０からＦＴＰ送信されてくる医療情報データを医療情報
管理サーバ１００に登録する。この際、端末５００は、
送信対象の医療情報データに、患者名等の秘匿性を必要
とする情報が含まれる場合には、その情報を秘匿して医
療情報データをＦＴＰ送信する。

【００６１】また、イベント内容が医療情報データの受
信要求である場合、ステップＳ１０６に進み、端末５０
０を使用する医療スタッフの種類に基づいて、端末５０
０が要求する医療情報データを医療情報管理サーバ１０
０から検索し、端末５００へＦＴＰ送信する。

【００６２】また、イベント内容が糖尿病治療情報ＨＰ
３０００内での掲示板・チャット・メールの利用要求で
ある場合、端末５００を使用する医療スタッフの種類に
基づいて、その利用要求に応じた糖尿病治療情報ＨＰ３
０００を構成するデータに対する端末５００からのアク
セスと、糖尿病治療情報ＨＰ３０００に組み込まれてい
るＣＧＩプログラムを制御する。

【００６３】上記イベント内容に応じた処理が完了した
後、ステップＳ１０７において、端末５００から医療情
報管理サーバ１００に対する切断要求があるか否かを判
定する。切断要求がない場合（ステップＳ１０７でＮ
Ｏ）、ステップＳ１０３に戻る。一方、切断要求がある
場合（ステップＳ１０７でＹＥＳ）、処理を終了する。

【００６４】上述した糖尿病治療情報ＨＰ３０００で
は、医療管理情報サーバ１００に接続されている端末同
士で情報交換を行うことができるが、この情報交換の内
容をデータベース化することにより過去の情報から有用
なものを見つけることが可能になる。しかし、情報量が
多くなればなるほど、探し出すのに時間を要する。そこ
で、本実施形態では、それぞれの医療スタッフが必要と
する項目を分類し、知識レベルに応じた検索機能を持っ
た医療情報管理データベースを構築する。以下、この医
療情報管理データベースを実現するための機能構成につ
いて、図７を用いて説明する。

【００６５】図７は本実施形態の医療情報管理システム
で実現される医療情報管理データベースの機能構成を示
す図である。

【００６６】図７において、７００は医療情報管理デー
タベースであり、医療情報管理サーバ１００内の記憶部
１００ｃ内に構築され、ＦＴＰサーバ１００ａで受信し
た医療データを、医療情報データの送信者の種類（医療
スタッフの種類）に基づいて管理する。医療情報管理デ
ータベース７００は、テキストデータや画像データから
構成される医療情報データを記憶し、例えば、症例を提
供した施設のＨＴＭＬファイルと、糖尿病治療情報ＨＰ
３０００の領域４０４に入力された質問・回答等の内容
の情報ファイルをそれぞれ１つのオブジェクトとしてデ
ータベースに格納する。

【００６７】７１０はＤＢＭＳ（Data Base Management
System）であり、医療情報管理データベース７００で
管理される医療情報データへアクセスする可能性がある
医療スタッフの種類や治療法等の検索インデックスを用
意しておき、医療情報管理データベース７００で管理さ
れる医療情報データの検索／追加／更新等の管理を行
う。検索インデックスとしては、図７に示すように、医
師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査技師の各医療スタッ
フ向けの医師向け７１１、栄養士向け、看護婦向け７１
３、薬剤師向け７１４、検査技師向け７１５と、各医療
スタッフが行う治療法として、運動療法７１６、食事療
法７１７、薬剤療法７１８があり、また、薬剤療法７１
８は、更に、経口剤療法７１８ａ、インスリン療法７１
８ｂに細分化されている。また、その他７１９がある。

【００６８】上記の例における医療情報データベース７
００の構成を示すと、図８のようになる。つまり、各医
療スタッフの種類毎に各治療法における症例と質疑を管
理するように構成されている。図８中の「●」は、医師
が経口剤治療法の医療情報データを医療情報管理サーバ
１００に送信し、医療情報管理データベース７００に登
録された様子を示している。

【００６９】医療管理サーバ１００にアクセスを要求す
る医療スタッフの種類が通知されると、端末を使用する
医療スタッフの画面には、各医療スタッフの種類に応じ
て医療情報管理ＨＰ３０００が構成されて表示される。
例えば、医療情報管理ＨＰ３０００には、ＤＢＭＳ７１
０で管理される検索インデックスに基づいて、治療法分
類インデックスが表示される。これは、医療スタッフの
種類がどのようなものであっても、同じ治療法の検索イ
ンデックスに基づく画面が端末に表示されるが、その中
身はそれぞれの知識レベルで表示順位が異なっている。

【００７０】具体的には、栄養士向けの検索インデック
スに基づく画面から食事療法に関する情報を検索する場
合、その検索対象はまず同じ栄養士が提供した食事療法
に関する症例ＨＴＭＬファイルと、質疑内容に対する情
報ファイルに行われる。このように構成すれば、検索対
象が限定されるので検索時間を短縮することができ、端
末を使用する医療スタッフの知識レベルに応じた医療情
報データを入手できる。また、その中に必要とする医療
情報データがない場合や他の種類の医療スタッフの提供
した医療情報データが必要な場合は、異なる種類の医療
スタッフによって提供された医療情報データに対し検索
を行うことが可能である。この場合、例えば、所定の種
類の医療スタッフによって提供された医療情報データに
対し検索を行ったり、医療情報管理データベース７００
で管理されている全医療情報データに対する全検索を行
ったり、知識レベルが下位方向の種類の医療スタッフに
よって提供された医療情報データだけを検索可能とする
ような条件付き検索を行うこともできる。

【００７１】上述したように、各医療スタッフが医療情
報管理サーバ１００にアクセスする際に医療スタッフの
種類を通知する。そして、上記データベースを利用する
にあたっては、医療情報管理ＨＰ３０００に入力される
医療情報データや医療管理サーバ１００に送信する医療
情報データが、例えば、患者に行う治療法であるのか、
症例に関することであるのか、質疑内容のことであるの
かを医療情報管理サーバ１００が識別できるようにする
ために、医療情報管理ＨＰ３０００には医療情報データ
の内容を示す識別情報を医療情報管理サーバ１００へ通
知する。この通知方法は、医療情報管理ＨＰ３０００上
に専用のメニューを構成したり、ソフト的に医療情報デ
ータの内容を解析し、対応する識別情報を通信手順の中
で自動的に医療情報データに組み込まれるように構成し
ても良い。そして、医療情報管理サーバ１００は、通知
された医療スタッフの種類と医療情報データの内容を示
す識別情報に基づいて、ＤＢＭＳ７１０を制御して識別
情報に対応する検索インデックスと医療情報データとを
関連付けて医療情報管理データベース７００に登録す
る。

【００７２】次に、医療情報管理データベース７００に
対する医療情報データの検索あるいは登録処理につい
て、図９を用いて説明する。

【００７３】図９は本実施形態の医療情報管理データベ
ースに対する医療情報データの検索あるいは登録処理を
示すフローチャートである。

【００７４】尚、この処理は、上述の図６のステップＳ
１０３の別処理として実行されるものとする。

【００７５】まず、ステップＳ２０１で、端末５００か
ら要求されるイベント内容が医療情報データの検索ある
いは登録であるかを判定する。

【００７６】ステップＳ２０１で、医療情報データの検
索である場合、ステップＳ２０２に進み、端末５００か
ら検索条件を入力する。この検索条件の入力が完了する
と、ただちに医療情報管理サーバ１００に送信される。
次に、ステップＳ２０３で、医療情報管理サーバ１００
は、入力された検索条件と既に通知されている端末５０
０を使用する医療スタッフの種類に基づいて、ＤＢＭＳ
７１０で管理される検索インデックスを参照し、検索条
件と医療スタッフの種類に関連する検索インデックスが
示す医療情報管理データベース７００の医療情報データ
群から、その検索条件と医療スタッフの種類に対応する
医療情報データを検索する。そして、その検索結果に基
づいて、検索された医療情報データを端末５００に送信
する。あるいは、その検索された医療情報データが糖尿
病治療情報ＨＰ３０００に表示されるようにその構成を
制御する。その後、ステップＳ２０８に進む。

【００７７】一方、ステップＳ２０１で、医療情報デー
タの登録である場合、ステップＳ２０５に進み、端末５
００から登録対象の医療情報データの内容を示す識別情
報を入力する。次に、ステップＳ２０６で、入力した識
別情報と一緒に対応する医療情報データが医療情報管理
サーバ１００に送信される。ステップＳ２０７で、医療
情報管理サーバ１００のＤＢＭＳ７１０は、受信した識
別情報と医療情報データから、その識別情報に対応する
検索インデックスと医療情報データとを関連付けて医療
情報管理データベース７００に登録する。また、対応す
る検索インデックスが存在しない場合には、新規に検索
インデックスを作成し、その検索インデックスと医療情
報データとを関連付けて医療情報管理データベース７０
０に登録する。その後、ステップＳ２０８に進む。

【００７８】ステップＳ２０８で、端末５００から要求
されるイベント内容が医療情報データの検索あるいは登
録の終了であるかを判定する。医療情報データの検索あ
るいは登録のいずれかである場合、ステップＳ２０１に
戻り、上記の処理を行う。特に、２回目以降の検索を行
う場合は、前回の検索結果からの絞り込み検索を行うよ
うに構成しても良いし、検索条件をリセットして新規の
検索を行うように構成しても良い。また、医療情報デー
タの登録は、一括して複数の医療情報データを登録でき
るように構成しても良い。

【００７９】一方、ステップＳ２０８で、医療情報デー
タの検索及び登録の終了である場合、処理を終了する。

【００８０】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、医療スタッフの知識レベルと医療情報データの内容
を示す識別情報に基づく検索インデックスと医療情報デ
ータを関連付けて登録、管理する。これにより、入力さ
れた検索条件に対応する検索インデックスに関連付けら
れている医療情報データを優先的に検索を行うので、よ
り効率的に医療情報データを検索することができる。ま
た、医療情報データを閲覧する場合に、医療スタッフの
種類に応じて、その表示内容を制御するので、医療スタ
ッフの知識レベルに応じてより適切な医療情報データの
共有を図ることができる。

【００８１】上述の内容は、本発明の一実施形態を説明
したに過ぎず、本発明の範囲及び精神から逸脱しない範
囲で当業者によって、変形かつ／あるいは変更が実行さ
れることは言うまでもない。

【００８２】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
医療スタッフの知識レベル毎の医療情報を適切に共有、
管理することができ、かつ管理されている医療情報を効
率良く検索することができる医療情報検索システム及び
その制御方法、記憶媒体を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施形態の医療情報管理システムの概略構成
を示す図である。

【図２】本実施形態の医療情報管理システムで利用可能
な情報処理装置の構成を示すブロック図である。

【図３】本実施形態の医療情報管理システムの動作の具
体例を示す図である。

【図４】本実施形態の糖尿病治療情報ＨＰの詳細構成を
示す図である。

【図５】本実施形態の医療情報管理システムを構成する
端末と医療情報管理サーバの主要な機能構成を示す図で
ある。

【図６】本実施形態の医療情報管理システムで実行され
る処理を示すフローチャートである。

【図７】本実施形態の医療情報管理システムで実現され
る医療情報管理データベースの機能構成を示す図であ
る。

【図８】本実施形態の医療情報管理データベースの構成
例を示す図である。

【図９】本実施形態の医療情報管理データベースに対す
る医療情報データの検索あるいは登録処理を示すフロー
チャートである。

【符号の説明】

１００医療情報管理サーバ１００ａＦＴＰサーバ１００ｂＷＥＢサーバ１００ｃ記憶部１００ｄ制御部５００端末５００ａ制御部５００ｂＦＴＰ送受信部５００ｃデータ読込部５００ｄ表示部５００ｅ記憶部５００ｆブラウザ

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ネットワークを介して接続されたサーバ
端末と複数のクライアント端末間で医療情報データを検
索する医療情報検索システムであって、前記複数のクライアント端末それぞれは、前記サーバ端末へクライアント端末を使用する医療スタ
ッフの種類を送信する第１送信手段と、前記サーバ端末が記憶する医療情報データを管理する医
療情報管理データベースから所望の医療情報データを検
索するための検索条件を入力する入力手段と、前記検索条件に対応する医療情報データを前記サーバ端
末から受信する第１受信手段と、前記サーバ端末は、前記クライアント端末から前記医療スタッフの種類と前
記検索条件を受信する第２受信手段と、前記医療スタッフの種類毎に対応する検索インデックス
と医療情報データを関連付けて前記医療情報管理データ
ベースに記憶管理する記憶手段と、前記医療スタッフの種類に基づいて、前記検索条件に対
応する医療情報データを前記医療情報管理データベース
から検索する検索手段と、前記検索手段で検索された医療情報データを前記クライ
アント端末へ送信する第２送信手段とを備えることを特
徴とする医療情報検索システム。
【請求項２】前記第１送信手段は、更に、前記医療情
報管理データベースへの登録対象の新規の医療情報デー
タを送信可能とすることを特徴とする請求項１に記載の
医療情報検索システム。
【請求項３】前記記憶手段は、前記第２受信手段によ
って受信した前記新規の医療情報データと、該新規の医
療情報データの送信元であるクライアント端末を使用す
る医療スタッフに対応する検索インデックスを関連付け
て前記医療情報管理データベースに記憶管理することを
特徴とする請求項２に記載の医療情報検索システム。
【請求項４】前記第１送信手段は、更に、前記医療情
報管理データベースへの登録対象の新規の医療情報デー
タの内容を示す識別情報を送信可能とすることを特徴と
する請求項１に記載の医療情報検索システム。
【請求項５】前記記憶手段は、前記第２受信手段によ
って受信した前記新規の医療情報データと、該新規の医
療情報データの前記識別情報に対応する検索インデック
スとを関連づけて前記医療情報管理データベースに記憶
管理することを特徴とする請求項４に記載の医療情報検
索システム。
【請求項６】前記検索手段は、前記第２受信手段によ
って受信した前記医療スタッフの種類と前記検索条件と
前記識別情報に基づいて、該検索条件に対応する医療情
報データを前記医療情報管理データベースから検索する
ことを特徴とする請求項５に記載の医療情報検索システ
ム。
【請求項７】前記医療スタッフの種類は、少なくとも
医師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査技師を含むことを
特徴とする請求項１に記載の医療情報検索システム。
【請求項８】前記医療情報データは、糖尿病治療に関
する情報であることを特徴とする請求項１に記載の医療
情報検索システム。
【請求項９】ネットワークを介して接続されたサーバ
端末と複数のクライアント端末間で医療情報データを検
索する医療情報検索システムの制御方法であって、前記サーバ端末へクライアント端末を使用する医療スタ
ッフの種類を送信する第１送信工程と、前記サーバ端末が記憶する医療情報データを管理する医
療情報管理データベースから所望の医療情報データを検
索するための検索条件を入力する入力工程と、前記検索条件に対応する医療情報データを前記サーバ端
末から受信する第１受信工程と、前記クライアント端末から前記医療スタッフの種類と前
記検索条件を受信する第２受信工程と、前記医療スタッフの種類毎に対応する検索インデックス
と医療情報データを関連付けて前記医療情報管理データ
ベースに記憶管理する記憶工程と、前記医療スタッフの種類に基づいて、前記検索条件に対
応する医療情報データを前記医療情報管理データベース
から検索する検索工程と、前記検索工程で検索された医療情報データを前記クライ
アント端末へ送信する第２送信工程とを備えることを特
徴とする医療情報検索システムの制御方法。
【請求項１０】前記第１送信工程は、更に、前記医療
情報管理データベースへの登録対象の新規の医療情報デ
ータを送信可能とすることを特徴とする請求項９に記載
の医療情報検索システムの制御方法。
【請求項１１】前記記憶工程は、前記第２受信工程に
よって受信した前記新規の医療情報データと、該新規の
医療情報データの送信元であるクライアント端末を使用
する医療スタッフに対応する検索インデックスを関連付
けて前記医療情報管理データベースに記憶管理すること
を特徴とする請求項１０に記載の医療情報検索システム
の制御方法。
【請求項１２】前記第１送信工程は、更に、前記医療
情報管理データベースへの登録対象の新規の医療情報デ
ータの内容を示す識別情報を送信可能とすることを特徴
とする請求項９に記載の医療情報検索システムの制御方
法。
【請求項１３】前記記憶工程は、前記第２受信工程に
よって受信した前記新規の医療情報データと、該新規の
医療情報データの前記識別情報に対応する検索インデッ
クスとを関連づけて前記医療情報管理データベースに記
憶管理することを特徴とする請求項１２に記載の医療情
報検索システムの制御方法。
【請求項１４】前記検索工程は、前記第２受信工程に
よって受信した前記医療スタッフの種類と前記検索条件
と前記識別情報に基づいて、該検索条件に対応する医療
情報データを前記医療情報管理データベースから検索す
ることを特徴とする請求項１３に記載の医療情報検索シ
ステムの制御方法。
【請求項１５】前記医療スタッフの種類は、少なくと
も医師・栄養師・看護婦・薬剤師・検査技師を含むこと
を特徴とする請求項９に記載の医療情報検索システムの
制御方法。
【請求項１６】前記医療情報データは、糖尿病治療に
関する情報であることを特徴とする請求項９に記載の医
療情報検索システムの制御方法。
【請求項１７】ネットワークを介して接続されたサー
バ端末と複数のクライアント端末間で医療情報データを
検索する医療情報検索システムの制御のプログラムコー
ドが格納された記憶媒体であって、前記サーバ端末へクライアント端末を使用する医療スタ
ッフの種類を送信する第１送信工程のプログラムコード
と、前記サーバ端末が記憶する医療情報データを管理する医
療情報管理データベースから所望の医療情報データを検
索するための検索条件を入力する入力工程のプログラム
コードと、前記検索条件に対応する医療情報データを前記サーバ端
末から受信する第１受信工程のプログラムコードと、前記クライアント端末から前記医療スタッフの種類と前
記検索条件を受信する第２受信工程のプログラムコード
と、前記医療スタッフの種類毎に対応する検索インデックス
と医療情報データを関連付けて前記医療情報管理データ
ベースに記憶管理する記憶工程のプログラムコードと、前記医療スタッフの種類に基づいて、前記検索条件に対
応する医療情報データを前記医療情報管理データベース
から検索する検索工程のプログラムコードと、前記検索工程で検索された医療情報データを前記クライ
アント端末へ送信する第２送信工程のプログラムコード
とを備えることを特徴とする記憶媒体。