JP2004253008A - 医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム - Google Patents

医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 医療業における地域面分業の実施、定着および発展を促し、患者に対する調剤薬局のサービスの品質向上を実現することである。
【解決手段】 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置(A,B,C)又は複数の患者宅にそれぞれ設置された患者端末装置(a,b,c)のいずれかが、院外処方箋データ及び服用時刻コール依頼データを入力して調剤薬局端末装置へ送信し、当該調剤薬局端末装置が、前記いずれかの病医院端末装置または患者端末装置から院外処方箋データ及び服用時刻コール依頼データを受信し、受信した院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻と服用期間のデータを入力して記憶装置に記憶し、当該服用時刻から所定の時間前の時刻である発信時刻を設定し、前記服用期間中は当該発信時刻と自装置がシステム時刻として保持している現在時刻を比較して当該発信時刻に到達するごとに前記服用時刻コール依頼データに含まれる患者の電話番号に前記院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻である旨を通知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、医薬分業において調剤薬局の地域面分業を広く実施するシステムに関する。
従来医薬分業においては、病医院と調剤薬局が一対一で分業するマンツーマン分業が主流であり、地域面分業に移行するための特別な方法は発達していない。
従来の医薬分業業態では、医師が安心して広く地域内に院外処方箋を発行できるような地域面での調剤薬局の応需体制が確立されておらず、どうしてもマンツーマン分業業態に頼らざるを得なかった。また、ほとんどがマンツーマン分業であるため、病医院が院外処方箋を発行しても、患者が調剤薬局を自由に選択することや、さらにかかりつけの調剤薬局を持つという習慣が定着しない傾向にあるという問題点があった。
本発明は上記問題点を解決することを目的としており、さらに調剤薬局へ来局できない患者に対する調剤、患者に薬の服用時刻を通知するための方法、地域面分業化の進展に伴い発生する各調剤薬局の薬剤備蓄問題の解消、患者が複数の調剤薬局を利用した場合の薬剤の服用に関するリスク管理、調剤薬局が多数の病医院の医師の処方箋を応需するようになるため、同じ薬剤でも各医師の診療方針により異なる場合がある薬剤情報書の服薬指導内容を適正に患者に伝達する方法、地域面分業の下で多対多の関係になる病医院と調剤薬局の連携の強化、調剤薬局間で調剤過誤・副作用・薬害等の問題事例や薬の安全性に関する情報を共有することによる薬剤によるトラブルの事前防止など、病医院・患者・調剤薬局および調剤薬局相互間の情報の伝達を促進することにより、地域面分業の実施、定着および発展を促し、患者に対する調剤薬局のサービスの品質向上を実現することを目的としている。
病医院が発行する院外処方箋を、患者が地域の希望する調剤薬局に伝送することを可能にし、患者が能動的に調剤薬局を選択する機会と手段を提供する。
また、何らかの事情で患者が調剤薬局に来られない場合、宅配依頼を調剤薬局に伝達し患者に薬剤を届ける手段を提供する。
また、患者が薬を確実に服用するため服用時刻を通知する必要がある場合に、服用時刻を通知する手段を提供する。
各調剤薬局の薬剤の備蓄情報を調剤薬局間で共有して備蓄薬剤を相互に融通できるようにし、地域面分業の進展に伴い、多数の病医院に対応することになるために発生する薬剤備蓄問題の解消の手段を提供する。
各調剤薬局の患者情報を共有し、患者の薬歴などの情報を各調剤薬局から参照できるようにし、重複投与の防止など薬剤のリスクマネジメント強化の手段を提供する。
地域面分業化により多数の医師の発行する処方箋を応需することになるが、調剤薬局が患者に渡す薬剤情報書に記述する服薬指導内容が各医師の診療方針などにより用法・用量などが異なる場合があるので、医師の診療意図に沿ってより適切な内容を表示する手段を提供する。
調剤薬局が病医院に対して応需報告を実施することにより、患者がどの調剤薬局を利用したか、各調剤薬局が一定期間にその病医院の処方箋を何件応需したか、その病医院に対する疑義照会の記録などの情報を医師に伝達する。この応需報告により、面分業下で多対多の関係になる病医院と調剤薬局との連携強化を図る手段を提供する。
また、患者から薬剤の服用報告を病医院の医師および調剤薬局に提出してもらうことにより、服薬状況の情報を病医院と調剤薬局へフィードバックする手段を提供する。
調剤過誤・副作用・薬害等の問題事例や薬の安全性に関する情報を調剤薬局間で共有し、各調剤薬局の薬剤師が参照し問題の発生を予防することにより、薬物療法のリスクマネージメントに寄与する手段を提供する。
以上のようにして地域面分業の実施を促進するとともに、患者に対する調剤薬局のサービスの品質向上を促し、地域面分業の定着および発展を実現する。
本発明によりマンツーマン分業から地域面分業へ移行することが容易になる。
処方箋を患者の希望する調剤薬局に伝送することができるようになるので、患者の自宅に近いとか信頼が置けるなどの理由で患者の選んだ調剤薬局で薬を調剤してもらってもよいということを啓蒙することになり、かかりつけの調剤薬局を患者が持つという習慣が普及しやすくなる。また、予め処方箋を調剤薬局に伝送しておけば調剤待ち時間を短縮するメリットがあり、そのことによっても処方箋伝送の利用を促し地域面分業の定着を促進する。
さらに、調剤薬局へ来局できない患者へ薬剤を宅配することにより、調剤薬局の選択肢をさらに広げることができる。
患者に服用時刻を通知することで薬の飲み忘れを防ぐことができ、薬物療法の効果を高めると共に調剤薬局と医師および患者との信頼関係を強めることができる。
また、面分業が進むことにより各調剤薬局は多数の医療機関の処方箋に対応するため備蓄薬剤の種類を増やさなければならないが、調剤薬局間相互で各調剤薬局の備蓄薬剤情報を共有し薬剤を融通しあうことによりこの問題を解消し、地域面分業促進における調剤薬局側の障害を緩和することができる。
患者情報を共有することで、初めて来局した患者についての他の調剤薬局での過去の薬歴を参照することもでき、薬の飲み合わせや配合禁忌等についてのより確実な薬のリスクマネジメントができるようになる。
薬剤情報書の服薬指導文を医師の意図に合わせて表現することにより、医師の処方の意図が患者に確実に伝わることになり、医師や患者の調剤薬局に対する信頼を得ることができる。
調剤薬局が応需した患者について病医院に対して応需報告を実施することで、面分業下で多対多の関係になる個々の病医院と個々の調剤薬局とのそれぞれの連携強化を図ることができる。
また医師は薬剤情報書と服用報告で、調剤された薬と実際に患者が薬を服用した履歴を見ることができ、医師の処方した情報が調剤薬局から患者を通じて医師に戻り処方した結果を確認できる。そのため複数の調剤薬局に処方箋を発行することになっても調剤薬局との信頼関係を維持することができる。また調剤薬局も、服用報告を見ることにより患者の服用履歴をチェックすることができる。
このように、応需報告と服用報告を実施することにより、医師・調剤薬局・患者間の薬物療法の有効性と安全性を高めながら信頼関係を築くことができる。
各調剤薬局間で調剤過誤等の問題事例や薬の安全性にかかわる情報を共有することで各薬剤師が問題事例などを参照し、予め同じような調剤過誤・副作用・薬害などを起こさないよう予防措置を取ることができ、地域面分業下で問われる各薬剤師の薬物療法のリスクマネジメント力の向上もたらし、より安全な調剤を行い地域面での全体的な調剤薬局の信頼性の向上をもたらす。
以上述べてきたようにして、地域面分業を推進する上で障害となる事項を取り除き、地域面分業の実施を促進し浸透させることができるようになる。
尚、以下の全ての実施の形態において、基本的にはサーバが調剤した薬剤の患者への引渡しを調剤薬局端末装置に促す手段を有するが、それ以外にも調剤薬局端末装置自身が患者への引渡しを促す手段を有していても良い。
まず、本発明の実施の形態を説明する前に、本発明の課題とする地域面分業実施の促進についてどのような手段をもって解決するのかを、図1に示した。図1には複数の手段とそれら手段を実施したときに得られる効果が示されている。以下、それらの手段がどのように構成されているのか一つずつ具体的に説明する。
尚、調剤薬局と病医院を行政単位または地理的な地域のグループごとに、以下のような方法により地域情報ネットワーク化し、その地域の設定には、備蓄薬剤の配送または受け取り範囲を考慮するものとする。
以下、本発明の第1の実施の形態について図2及び図3を参照して詳細に説明する。複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれが有線または無線のネットワークで接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)はそれぞれPC等の情報処理装置またはFAX装置である。
まず病医院(例えばA)の医師は、印刷装置を使用して発行された院外処方箋の本通(発行書面)を患者に手渡しするが、この本通は病医院に設置された病医院端末装置Aに印刷する機能があればそれで印刷された発行書面ものでもよく、以下の全ての実施の形態において上記と同様とする。
次に患者または医師は、病医院Aに設置された病医院端末装置Aを用いて、前記院外処方箋のデータを入力し(ステップS101)、当該患者が希望する調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aに院外処方箋データを送信する(ステップS102)。
ここで、院外処方箋は、病医院端末装置Aと調剤薬局端末装置aがそれぞれFAX装置である場合にはFAXデータ、病医院端末装置と調剤薬局端末装置がそれぞれPC等の情報処理装置である場合には、JPEG、GIF、TIFF等の電子データ形式の画像データ、テキストデータのいずれかの形式で送信される。
例えば、病医院端末装置がPC等の情報処理装置である場合には、コンピュータを病医院に設置し、患者またはその看護者もしくは病医院の担当者はその病医院に設置されているコンピュータを操作し、処方箋イメージを画像フォーマットとしてコンピュータにスキャナなどで取り込む。それから患者の希望する調剤薬局に処方箋の電子データを送信する。送信する伝送経路はインターネット等のネットワークもしくは公衆回線などを利用する。
尚、以下の第2及び第3の実施の形態においても、病医院端末装置と調剤薬局端末装置がそれぞれFAX装置である場合にはFAXデータ、病医院端末装置と調剤薬局端末装置がそれぞれPC等の情報処理装置である場合には、JPEG、GIF、TIFF等の電子データ形式の画像データ、MML(Medical Mark-up Language)などの医療用データ形式、テキストデータのいずれかの形式で送信されるものとする。
一方、調剤薬局では、調剤薬局端末装置が、病医院端末装置から送信された院外処方箋データを受信する(ステップS103)。前記調剤薬局端末装置は、受信した院外処方箋データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データに基づいて該当薬剤を調剤するよう促す旨を当該調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、当該読み出された院外処方箋データと患者が持参した院外処方箋の本通との照合を促す旨を調剤薬局端末装置のモニタに表示させる。
両者を照合し(ステップS104)、照合の結果、一致した場合(ステップS104でYes)には、当該院外処方箋に基づいて調剤した薬剤を患者に渡すよう促す旨を前記モニタに表示させ、前記調剤薬局が前記調剤した薬剤を患者に渡す(ステップS105)。一致しない場合(ステップS104でNo)には、その旨を病医院端末装置に送信(ステップS106)し、病医院端末装置は処方箋のデータをチェックし(ステップS108)、再度データを入力する(ステップS101)。
例えば、調剤薬局端末装置がPC等の情報処理装置である場合には、調剤薬局は自店舗のコンピュータで処方箋の電子データを受信し、受信した電子データの処方箋の内容は紙にプリントアウトするかもしくはコンピュータのモニタ画面上で確認する。薬剤師はその受信した電子データの処方箋に基づき調剤し、患者が来局したときに病医院が発行した処方箋本通と引き換えに調剤した薬剤を引渡す。
尚、本実施の形態の第1の変形例として、複数の病医院と複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、ある病医院の病医院端末装置は、アライアンスに所属する複数の調剤薬局の内のいずれかの調剤薬局端末装置にのみ院外処方箋データを送信することができ、逆に、ある調剤薬局の調剤薬局端末装置は、アライアンスに所属する複数の病医院の内のいずれかの病医院端末装置からのみ院外処方箋データを受信することができるようにすることもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について図4及び図5を参照して詳細に説明する。複数の病医院に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと複数の患者宅に設置された患者端末装置(A,B)に有線または無線のネットワークで接続されている。病医院端末装置と調剤薬局端末装置、患者端末装置はそれぞれPC等の情報処理装置またはFAX装置である。
まず医師は、院外処方箋の本通(紙)を患者に手渡しする。次に患者は、患者宅に設置された患者端末装置(A,B)に処方箋データを入力し(ステップS201)、患者端末装置から患者が希望する調剤薬局の調剤薬局端末装置に院外処方箋データを送信する(ステップS202)。
調剤薬局では、調剤薬局端末装置において患者端末装置から送信された院外処方箋データを受信し(ステップS203)、受信した院外処方箋データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データに基づいて該当薬剤を調剤するよう促す旨を当該調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、当該読み出された院外処方箋データと患者が提示する院外処方箋の本通とを照合することを促す旨を前記調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、調剤薬局では、患者端末装置から送信された院外処方箋と患者が提示する院外処方箋の本通とを照合する(ステップS204)。一致した場合(ステップS204でYes)には、前記調剤薬局端末装置は、当該院外処方箋の本通と引き替えに調剤した薬剤を患者に渡すことを促す旨を前記モニタに表示させ、前記調剤薬局が当該院外処方箋の本通と引き替えに前記調剤した薬剤を患者に渡す(ステップS205)。具体的には、調剤薬局は自店舗のコンピュータで処方箋の電子データを受信し、受信した処方箋の電子データは紙にプリントアウトするかもしくはコンピュータのモニタ画面上で確認する。
院外処方箋は、上記第1の実施の形態と同様にFAXデータ、JPEG等の画像データ、テキストデータのいずれかの形式で送信され、送信する伝送経路はインターネット等のネットワークもしくは公衆回線などを利用する。
尚、本実施の形態の第1の変形例を以下に述べる。患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋データと該患者に関する配送先情報が記録された宅配依頼書データとが患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信される。調剤薬局では、調剤薬局端末装置において患者端末装置から送信された院外処方箋データ及び宅配依頼書データを受信する。調剤薬局端末装置は、当該受信した院外処方箋データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データに従って、調剤薬局が患者端末装置から送信された院外処方箋に基づいて調剤することを促す旨を前記調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、前記受信した宅配依頼書データを読み出して、当該読み出された宅配依頼書データに従って、前記調剤した薬剤を患者宅へ配送することを促す旨を前記調剤薬局端末装置のモニタに表示させる。患者宅にて前記読み出された院外処方箋データと患者が提示する院外処方箋の本通とを照合することを促す旨を前記モニタに表示させ、一致した場合、当該院外処方箋の本通と引き替えに薬剤を患者に渡すようにしてもよい。
又、本実施の形態の第2の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とでアライアンスが組織され、前記患者端末装置は、アライアンスに所属する複数の調剤薬局の内のいずれかの調剤薬局端末装置にのみ前記院外処方箋データ及び前記宅配依頼データを送信することができ、逆に、アライアンスに所属する調剤薬局の調剤薬局端末装置のみが、前記患者端末装置から前記院外処方箋データ及び前記宅配依頼データを受信することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図6及び図7を参照して説明する。複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと複数の患者宅(A,B)に設置された患者端末装置(A,B)のそれぞれが有線または無線のネットワークで接続されている。病医院端末装置と調剤薬局端末装置、患者端末装置はそれぞれPC等の情報処理装置またはFAX装置である。
まず医師は、院外処方箋データを入力する(ステップS301)する。その後、院外処方箋の本通(紙)を患者に手渡しする。次に患者または医師は、病医院に設置された病医院端末装置から患者が希望する調剤薬局の調剤薬局端末装置に院外処方箋データと服用時刻コール依頼書データとを送信する(ステップS302)(薬剤の宅配を依頼する場合には宅配依頼書データも送信する)。
調剤薬局では、調剤薬局端末装置において病医院端末装置から送信された院外処方箋データ及び服用時刻コール依頼書データを受信する(ステップS303)。調剤薬局端末装置は、当該受信した院外処方箋データ及び服用時刻コール依頼書データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データに従って、調剤薬局が患者端末装置から送信された院外処方箋データに基づいて調剤することを促す旨を前記調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、当該読み出された院外処方箋データと患者が持参した院外処方箋の本通との照合を促す旨を調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、調剤薬局は、前記病医院端末装置から送信された院外処方箋データと患者が提示する院外処方箋の本通とを照合する(ステップS304)。一致した場合(ステップS304でYes)には、前記調剤薬局端末装置は、当該院外処方箋の本通と引き替えに調剤した薬剤を患者に渡すことを促す旨を前記モニタに表示させ、前記調剤薬局は、当該院外処方箋の本通と引き替えに調剤した薬剤を患者に渡す(ステップS306)。併せて宅配依頼書を受信した場合には、前記受信した宅配依頼書データを読み出して、当該読み出された宅配依頼書データに従って、前記調剤した薬剤を患者宅へ配送することを促す旨を前記調剤薬局端末装置のモニタに表示させる。患者宅にて前記読み出された院外処方箋データと患者が提示する院外処方箋の本通とを照合することを促す旨を前記モニタに表示させ、一致した場合、当該院外処方箋の本通と引き替えに薬剤を患者に渡す。その後、病医院端末装置から送信された服用時刻コール依頼書データに従って、前記調剤された薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするよう促す旨を前記モニタに表示させ、調剤薬局は当該適切な服用時刻に患者にコールする(ステップS307)。尚、以下の全ての実施の形態において、当該院外処方箋と患者が持参等した院外処方箋の本通との照合において一致しない場合にはすべて上記第2の実施の形態と同じ処理がなされる。具体的にはステップ305では上記した図5の丸数字のA以降の処理に移る。以下の実施の形態ですべて同じであるので以下ではこの部分の説明は省略する。
院外処方箋と服用時刻コール依頼書(と宅配依頼書)は、上記実施の形態と同様にFAXデータ、JPEG等の画像データ、テキストデータのいずれかの形式で送信され、コールは電話や電子メールで行われる。
尚、上記した服用時刻コールについては、医師が、服用前に服用時刻を通知する必要があると判断した患者について、服用時刻コール依頼書を送信するか、あるいは薬局に来局時に患者が服用時刻コールを希望する場合に服用時刻コール依頼書を送信する。服用時刻コール依頼書には患者の氏名、電話番号、電子メールアドレスなどを記入する。調剤薬局の担当者は患者の服用期間中患者が薬剤を服用すべき時間に約10分から20分先立ち、患者に電話し服用時刻を通知する。服用時刻コール依頼書の送信は患者の自宅など病医院以外からでもよい。
上記実施の形態について、さらに具体的に説明する。図6において、患者またはその看護者もしくは病医院(例えばA)の担当医師は、画像データで送信する場合、服用時刻コール依頼書を病医院端末装置Aにスキャナなどで取り込み、テキストデータの場合は病医院端末装置Aから入力しておく。服用時刻コール依頼書または同データには患者の氏名、電話番号、電子メールアドレスなどを含める。調剤薬局(例えばa)の薬剤師は調剤薬局端末装置aからその患者の服用時刻と服用期間を入力する。服用コール依頼書が画像データのときは、患者の電話番号、電子メールアドレスなども調剤薬局端末装置に入力する。調剤薬局端末装置aはその服用期間と服用時刻の日時を装置内の記憶装置に保存し、服用期間中保存した服用時刻から発信のリードタイム(約10分から20分程度を予め設定しておく)を差し引いた時刻を発信時刻とし、その発信時刻と現在時刻(コンピュータのシステム時刻)とを常時比較し、現在時刻が発信時刻になったら自動的に患者の電話番号に公衆回線でコールする。患者側が受話状態になったら、コンピュータの合成音声もしくは予め録音された音声で、薬の服用を促す文章と服薬時刻とを読み上げる。
なお本実施の形態の変形例として、患者が病医院端末装置からは調剤薬局端末装置へ院外処方箋データと服用時刻コール依頼書データ(と宅配依頼書)とを送信せず、その代わりに患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋の本通のデータと服用時刻コール依頼書(と宅配依頼書)のデータとを患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信し、当該受信された院外処方箋データに基づいて調剤した薬剤を患者が持参した院外処方箋の本通と引き替える(第1の実施の形態)か、宅配依頼書に従って患者宅へ配送するか(第2の実施の形態)のいずれかの方法で患者に渡し、その後、患者端末装置から送信された服用時刻コール依頼書に従って、調剤した薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするようにしてもよい。データ受信から薬剤の引渡しまでのモニタ表示させる制御は上記同様なのでここでは省略する。
また本実施の形態の第2の変形例として、複数の病医院と複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、ある病医院の病医院端末装置は、アライアンスに所属する複数の調剤薬局の内のいずれかの調剤薬局端末装置にのみ院外処方箋と服用時刻コール依頼書(と宅配依頼書)とを送信することができ、逆に、ある調剤薬局の調剤薬局端末装置は、アライアンスに所属する複数の病医院の内のいずれかの病医院端末装置からのみ院外処方箋と服用時刻コール依頼書(と宅配依頼書)とを受信することができるようにすることもできる。
次に、本発明の第4の実施の形態について図8及び図9を参照して説明する。複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと備蓄情報管理サーバ10とがインターネット等のネットワークを介して接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)、備蓄情報管理サーバ10はそれぞれPC等の情報処理装置である。備蓄情報管理サーバ10は、各調剤薬局(a,b,c)の薬剤の備蓄情報を管理する機能を有する。
各調剤薬局端末装置(a,b,c)は、一定期間毎に装置を設置している自調剤薬局(a,b,c)の薬剤の備蓄情報を備蓄情報管理サーバ10に送信して管理情報を更新させる。この送信された備蓄情報はその都度備蓄情報データベース11に記憶保存される。
まず、病医院(例えばA)の医師は、院外処方箋データを作成し(ステップ400)、院外処方箋の本通(紙)を患者に手渡しする。次に患者または医師は、院外処方箋データを入力し(ステップ401)、病医院Aに設置された病医院端末装置Aから患者が希望する調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aに院外処方箋データを送信する(ステップ402)。尚、薬剤の宅配を依頼する場合には宅配依頼書、薬剤の服用時刻コールを依頼する場合には服用時刻コール依頼書データも送信する。
調剤薬局aは、調剤薬局端末装置において病医院端末装置から送信された院外処方箋データを受信し(ステップ403)、当該受信した院外処方箋で指定された薬剤を自調剤薬局が備蓄しているか否かを判定し(ステップ404)、備蓄していないと判定した場合(ステップ404でNo)には備蓄情報管理サーバの管理情報を読み出して参照し(ステップ405)、当該薬剤を備蓄している他の調剤薬局(例えばb)を認識し(ステップ406でYes)、当該調剤薬局bの調剤薬局端末装置bへ当該薬剤の提供依頼データを送信する(ステップ407)。当該薬剤を備蓄している他の調剤薬局(例えばb)が認識できない場合には、問屋等から当該薬剤を調達する。
調剤薬局端末装置bは調剤薬局端末装置aから送信された薬剤の提供依頼データを受信する(ステップ408)。調剤薬局端末装置bは受信した薬剤の提供依頼データを受け、調剤薬局bが当該薬剤の引渡しを手配するよう促す旨を調剤薬局端末装置bのモニタに表示させ、調剤薬局bは当該薬剤の引渡しを手配し(ステップ409)、要求元である調剤薬局aの調剤薬局端末装置aに対して費用請求データを送信する(ステップ410)。尚、調剤薬局bの調剤薬局aへの当該薬剤の引渡しは、調剤薬局bが宅配便等を依頼して調剤薬局aに配送するか、調剤薬局aの局員が直接、調剤薬局bに取りに来てもよい。
調剤薬局aの調剤薬局端末装置aは、病医院端末装置から送信された院外処方箋データを受信する。調剤薬局端末装置aは、受信した院外処方箋データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データに基づいて該当薬剤を調剤するよう促す旨を当該調剤薬局端末装置のモニタに表示させ、当該読み出された院外処方箋データと患者が提示する院外処方箋の本通との照合を促す旨を調剤薬局端末装置のモニタに表示させる。当該調剤薬局は当該受信された院外処方箋と患者が提示する院外処方箋の本通とを照合し(ステップS412)、一致した場合(ステップS412でYes)には調剤薬局bから提供された薬剤で調剤する。調剤した薬剤を当該院外処方箋の本通と引き替えに患者に渡すよう促す旨を前記モニタに表示させ、当該院外処方箋の本通と引き替えに患者に渡す(ステップS413)。併せて宅配依頼書を受信した場合は宅配依頼書に従って患者宅へ配送して患者に渡す。尚、その後、服用時刻コールを依頼されている場合には服用時刻コール依頼書データに従って、調剤した薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするよう促す旨を前記モニタに表示させ、服用時刻コールをしてもよい。
上記した第4の実施の形態は調剤薬局の薬剤の備蓄情報を地域の調剤薬局間で共有し備蓄薬剤を相互に融通を図るという目的を達成するための実施形態である。本実施の形態は、具体的にはコンピュータのクライアントアンドサーバシステムにて運用される。備蓄情報管理サーバ10には備蓄情報データベース11が置かれ、クライアントは各調剤薬局のコンピュータにインストールする。クライアントは調剤薬局で使用されているレセプトコンピュータで管理されている薬剤の入庫・出庫・使用量データより薬剤の在庫データを抽出し、公衆回線やインターネット等のネットワークを利用して備蓄情報管理サーバ10にアクセスし在庫データを備蓄情報管理サーバ10に転送する。備蓄情報管理サーバ10は各調剤薬局のクライアントから転送された在庫データを備蓄情報データベース11に保管する。在庫データの更新は定期的に自動的に実行される。備蓄情報を参照する場合は、クライアントは公衆回線やインターネット等のネットワークを利用して備蓄情報管理サーバ10にアクセスし、備蓄情報データベース11から必要な備蓄薬剤の所在情報を取得し該当する備蓄薬剤のコード、名称、備蓄薬局名、電話番号などの情報を画面に表示する。薬剤師はその備蓄薬剤の所在情報の中で、最も適当な備蓄薬局から薬剤を入手する。
なお本実施の形態の第1の変形例として、患者が病医院端末装置からは調剤薬局端末装置へ院外処方箋データと宅配依頼書データと服用時刻コール依頼書データを送信せず、その代わりに患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋の本通と宅配依頼書と服用時刻コール依頼書とを送信データとして患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信するようにしてもよい。
また本実施の形態の第2の変形例として、病医院端末装置または患者端末装置から調剤薬局端末装置へ院外処方箋データを送信する際に、当該院外処方箋に指定された薬剤を当該調剤薬局が調剤可能か否かを備蓄情報管理サーバの管理情報を参照することにより判定し、調剤可能と判定した場合には当該調剤薬局端末装置に院外処方箋データを送信し、調剤不可と判定した場合には患者に他の調剤薬局を指定させるようにし、さらに調剤薬局端末装置で院外処方箋データを受信した調剤薬局が指定された薬剤を備蓄しておらず調剤できない場合、又は複数の病医院端末装置から院外処方箋が送信されるので、備蓄情報管理サーバの管理情報を参照した時点で備蓄があっても、その後他の病医院端末装置から送信された院外処方箋に従って調剤してしまって備蓄が無くなってしまう可能性がある場合には備蓄情報管理サーバの管理情報の参照を促し、当該薬剤を調剤できる調剤薬局を認識するよう促し、その認識結果に基づいて患者に当該調剤薬局を紹介するようにすることもできる。
また本実施の形態の第3の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、備蓄薬剤提供依頼データを受けた当該組織された調剤薬局の調剤薬局端末装置は、アライアンスに所属する他の複数の調剤薬局の内のいずれかの調剤薬局端末装置に対してのみ備蓄薬剤の提供を行うことができ、逆に、当該依頼をした調剤薬局の調剤薬局端末装置は、アライアンスに所属する他の複数の調剤薬局のいずれかの調剤薬局端末装置からのみ当該備蓄薬剤の提供を受けることができる。この形態は、地域内の各調剤薬局の備蓄負担を軽減するために調剤薬局間で薬剤を融通し合うことを基本形態としますが、融通し合いたくない調剤薬局がある場合も考えられるので、それをあらかじめ回避できるようにしたものである。
次に、本発明の第5の実施の形態について図10及び図11を参照して説明する。複数の病医院に設置された病医院端末装置のそれぞれと複数の調剤薬局に設置された調剤薬局端末装置のそれぞれと副作用情報管理サーバ20とがインターネット等のネットワークで接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)、副作用情報管理サーバ20はそれぞれPC等の情報処理装置である。副作用情報管理サーバ20は、各調剤薬局(a,b,c)の患者の副作用情報を管理する機能を有する。
副作用情報管理サーバ20は、患者毎の副作用情報(少なくとも患者名と副作用情報とを含む。その他、住所、性別、年齢、保険種別、保険番号等を含めても良い)を管理する。医師又は薬剤師は、当該患者の副作用の情報を入手した場合、当該副作用情報を病医院端末装置(A,B,C)又は調剤薬局端末装置(a,b,c)から副作用情報管理サーバ20に送信して副作用情報として登録させる。
本実施の形態は、地域の各調剤薬局の患者の副作用情報を共有する実施形態であり、コンピュータのクライアントアンドサーバシステムにて運用される。クライアントは各調剤薬局のコンピュータにインストールする。副作用情報は副作用情報管理サーバ20で一元的に管理され、各調剤薬局のクライアントは公衆回線やインターネット等のネットワークを利用して副作用情報管理サーバ20にアクセスし、副作用情報データベース21に対し患者の副作用情報を登録したり、参照したりする。また、必要な場合は、この副作用情報管理サーバ20を病医院の医師も参照できるようにコンピュータ及びクライアントを配備する。
まず、病医院(例えばA)の医師によって、院外処方箋が作成され、入力される(ステップS500,501)と、病医院端末装置Aは、副作用情報データベース21に格納された当該患者の副作用情報を読み出して参照するよう促す旨を病医院端末装置Aのモニタに表示させ、副作用情報データベース21から読み出された当該患者の副作用情報に基づいて、処方しようとしている薬剤が患者の副作用対象となっているか否かを判定する(ステップS503)。副作用対象となっている場合(ステップS502,ステップS503でYes)には副作用対象でない他の薬剤の選択(ステップS504)と、再度の処方箋入力(ステップS501)を促す。副作用対象となっていない場合(ステップS503でNo)には、病医院Aに設置された病医院端末装置Aから当該院外処方箋データを患者が希望する調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aに送信され(ステップS505)、その本通(紙)が患者に手渡される。尚、薬剤の宅配を依頼する場合には宅配依頼書データ、薬剤の服用時刻コールを依頼する場合には服用時刻コール依頼書データも送信される。
調剤薬局aにおいて、調剤薬局端末装置aが病医院端末装置Aから送信された院外処方箋データを受信する(ステップS506)。調剤薬局端末装置aは、受信した院外処方箋データを読み出して、当該読み出された院外処方箋データで指定された薬剤が患者の副作用対象となっているか否かをデータベース21の副作用情報を参照することにより判定する(ステップS507)。これによって病医院側とのダブルチェックが可能となる。副作用対象となっている場合には当該院外処方箋を記入した病医院の病医院端末装置Aへ、医師に対する疑義照会のため、当該院外処方箋データの送信を促す旨を調剤薬局端末装置aのモニタに表示させ、内容修正要/不要・再送信を促し、副作用対象となっていない場合には当該院外処方箋に従って薬剤の調剤を促す旨を前記モニタに表示させ、患者が持参した院外処方箋の本通と引き替えるか、宅配依頼書に従って患者宅へ配送するかのいずれかの方法で患者に渡すよう促す旨を前記モニタに表示させる。その後、服用時刻コールを依頼されている場合には服用時刻コール依頼書に従って、調剤した薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするよう促す旨を前記モニタに表示させてもよい。
なお本実施の形態の第1の変形例として、患者が病医院端末装置からは調剤薬局端末装置へ院外処方箋と宅配依頼書と服用時刻コール依頼書とを送信せず、その代わりに患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋の本通と宅配依頼書と服用時刻コール依頼書を送信データとして患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信してもよい。
また本実施の形態の第2の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、当該組織された病医院及び調剤薬局の端末装置のみが、前記副作用情報データベースから副作用情報を読み出して、指定された薬剤が当該患者の副作用対象となっているか否かについて判定することができ、判定後の更新登録された最新の副作用情報を入手することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態について図12及び図13を参照して説明する。複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと薬歴情報管理サーバ30とがインターネット等のネットワークで接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)、薬歴情報サーバ30はそれぞれPC等の情報処理装置である。薬歴情報管理サーバ30は、患者の薬歴情報を管理する機能を有する。
各調剤薬局(a,b,c)は、調剤薬局端末装置(a,b,c)において患者名と当該患者に院外処方箋に基づいて調剤した薬剤との情報を対応づけて薬歴情報管理サーバ30に送信して薬歴情報(少なくとも患者名と薬歴情報とを含む。その他、住所、性別、年齢、保険種別、保険番号等を含めても良い)として薬歴情報データベース31に登録保存させる。
本実施の形態は、地域の各調剤薬局の患者の薬歴情報を共有する実施形態であり、コンピュータのクライアントアンドサーバシステムにて運用される。クライアントは各調剤薬局のコンピュータにインストールする。薬歴情報は薬歴情報管理サーバ30で一元的に管理され、各調剤薬局のクライアントは公衆回線やインターネット等のネットワークを利用して薬歴情報管理サーバ30にアクセスし、薬歴情報データベース31に対し患者の薬歴情報を登録したり、参照したりする。また必要な場合は、この薬歴情報データベース31を病医院の医師も参照できるようにコンピュータおよびクライアントを配備する。
まず、病医院(例えばA)の医師は、院外処方箋が作成され、入力される(ステップS600,601)と、病医院端末装置Aは、薬歴情報管理サーバ30に格納された薬歴情報の読み出しを促す旨を病医院端末装置Aのモニタに表示させ、薬歴情報管理サーバ30から読み出された薬歴情報に基づいて、これから処方しようとしている薬剤が、患者が他の病院(例えばB)から処方された薬剤と重複していないか、または他の病院(例えばC)から処方された薬剤と同時に服用させてはいけない薬剤でないかどうか判定する(ステップS602,S603)。処方してはいけない薬剤を処方しようとしている場合には他の薬剤を処方することを検討し、特に問題がない場合には、病医院Aに設置された病医院端末装置Aから患者が希望する調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aに院外処方箋データが送信され(ステップS605)、病医院端末装置Aから調剤薬局端末装置aに院外処方箋データを送信された場合にはその本通(紙)は患者に手渡される。尚、薬剤の宅配を依頼する場合には宅配依頼書データ、薬剤の服用時刻コールを依頼する場合には服用時刻コール依頼書データも送信される。
調剤薬局端末装置aは、指定された薬剤が、患者が他の病院B,Cから処方された薬剤と重複していないか、または他の病院B,Cから処方された薬剤と同時に服用させてはいけない薬剤でないかを調剤薬局aに薬歴情報データベース31の薬歴情報を参照することにより判定する(ステップS607)。これによって、病院側とのダブルチェックが可能となる。調剤してはいけない薬剤が指定されている場合(ステップS607でYes)には、医師に対する疑義照会のため、院外処方箋を記入した病院の端末装置へ当該院外処方箋データの送信を促す旨を調剤薬局端末装置aのモニタに表示させ、内容修正要/不要・再送信(ステップS608)を促し、特に問題がない場合(ステップS607でNo)には当該院外処方箋に従って薬剤を調剤し、患者が持参した院外処方箋の本通と引き替えるか、宅配依頼書に従って患者宅へ配送するかのいずれかの方法で患者に渡す(ステップS612)よう促す旨を調剤薬局端末装置aのモニタに表示させる。
その後、服用時刻コールを依頼されている場合には服用時刻コール依頼書に従って、調剤した薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするよう促す旨を前記モニタに表示させてもよい。そして調剤薬局において、調剤薬局端末装置は、患者名と当該患者に院外処方箋に基づいて調剤した薬剤との情報を対応づけた薬歴情報を薬歴情報管理サーバ30に送信して当該薬歴情報を登録させる。
尚、薬歴情報については病医院に公開する実施の形態と公開しない実施の形態の両方を想定することにします。
なお本実施の形態の第1の変形例として、患者が病医院端末装置からは調剤薬局端末装置へ院外処方箋データと宅配依頼書データと服用時刻コール依頼書データとを送信せず、その代わりに患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋の本通と宅配依頼書と服用時刻コール依頼書とを送信データとして患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信するようにしてもよい。
また本実施の形態の第2の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、当該組織された病医院及び調剤薬局の端末装置のみが、前記薬歴情報データベースから薬歴情報を読み出して、指定された薬剤が他の病医院及び他の調剤薬局から処方された薬剤と重複しているか否かについて判定することができ、判定後の更新登録された最新の薬歴情報を入手することができる。
さらに本実施の形態の第3の変形例として、病医院端末装置からの薬歴情報管理サーバへのアクセスを許さず、当該薬歴情報管理サーバへは調剤薬局端末装置からのみアクセスできるようにすることもできる(現状では薬歴簿を病医院の医師に公開していないため)。この場合、患者の薬歴は調剤薬局のみが単独でチェックし、調剤してはいけない薬剤が指定されている場合には院外処方箋を記入した病院へ、医師に対する疑義照会のため当該受信した院外処方箋を返信して、内容修正要/不要・再送信させる。
次に、本発明の第7の実施の形態について、図14及び図15を参照して説明する。本形態は、薬剤情報書に記述する服薬指導内容を医師の診療意図に沿ってより適切な内容を表示できるようにするという目的を達成する実施の形態である。複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと服薬指導情報管理サーバ40とがインターネット等のネットワークで接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)、服薬指導情報管理サーバ40はそれぞれPC等の情報処理装置である。服薬指導情報管理サーバ40は、薬剤の服薬指導情報、すなわち調剤薬局が調剤した薬剤とともに患者に手渡す薬剤情報書に記載される情報を管理する機能を有する。
ここで、薬剤毎の標準の服薬指導情報は予め服薬指導情報管理サーバ40に登録されている。
ここで、薬剤ごとの標準の服薬指導文は紙等にリスト化され、その紙等のリストは病医院の医師に提示され、内容の承認を得る必要がある。ただし、医師が標準の服薬指導文以外のものを希望する場合は、その医師の希望する服薬指導文を別途用意しその医師の承認を得る。その医師又はその医師から承認を得たリストを受領した薬剤師は、病医院端末装置又は調剤薬局端末装置から服薬指導情報管理サーバ40に当該標準以外の服薬指導情報を送信し、医師名と薬剤名と当該標準以外の服薬指導情報とを関連づけて登録する。
ここで、地域の病医院の各医師により承認された標準の服薬指導文の全リストを紙等で作成し、該リストが各調剤薬局に配付される。またその地域の病医院の医師が希望した標準以外の服薬指導文を病医院ごとの医師別にリストにしたものも紙等で地域の各調剤薬局に配付される。薬剤師はそのリストにより服薬指導文の内容を作成する。このように、承認された標準の服薬指導文をリスト化すれば、診療科、用法に沿った適切な服薬指導文を薬剤情報書に表現することができる。以下に、そのような服薬指導内容を適切に患者に伝達するシステムについて具体的に説明する。
図14において、まず、医師は、院外処方箋を記入してその本通(紙)を患者に手渡しする。次に患者または医師は、病医院(例えばA)に設置された病医院端末装置Aから患者が希望する調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aに院外処方箋データを送信する(ステップS702)。尚、薬剤の宅配を依頼する場合には宅配依頼書データ、薬剤の服用時刻コールを依頼する場合には服用時刻コール依頼書データも送信する。
病院から院外処方箋を受信した調剤薬局(例えばa)の調剤薬局端末装置aは、当該院外処方箋に従って薬剤を調剤するとともに、当該薬剤について院外処方箋を作成した医師による選択された標準以外の服薬指導情報が登録していないかを服薬指導情報管理サーバ40を参照することにより判定する(ステップS704)。標準以外の服薬指導情報が登録されている場合(ステップS704でYes)には当該標準以外の服薬指導情報を読み出して(ステップS706)、標準以外の服薬指導情報が登録されていない場合(ステップS704でNo)には当該薬剤に係る標準の服薬指導情報を服薬指導情報管理サーバ40から読み出して(ステップS705)、薬剤情報書に印刷する(ステップS707)。調剤した薬剤と薬剤情報書は、患者が持参した院外処方箋の本通と引き替えるか、宅配依頼書に従って患者宅へ配送するかのいずれかの方法で患者に渡すよう促す旨を調剤薬局端末装置aのモニタに表示させ、調剤した薬剤と薬剤情報書は、上記いずれかの方法で患者に渡す(ステップS708)。尚、その後、服用時刻コールを依頼されている場合には、服用時刻コール依頼書データに従って、調剤した薬剤の適切な服用時刻に患者にコールするよう促す旨を調剤薬局端末装置aのモニタに表示させてもよい。
尚、薬剤情報書に記載される服薬指導情報について、薬剤毎の標準の服薬指導情報は予め服薬指導情報管理サーバに登録しておくが、医師によっては標準以外の服薬指導情報を用いる場合があるので、その場合には、医師又はその医師から承認を得たリストを受領した薬剤師が病医院端末装置又は調剤薬局端末装置から当該標準以外の服薬指導情報を服薬指導情報管理サイトに送信して、医師名と薬剤名と当該標準以外の服薬指導情報とを対応づけて登録させるようにします。
なお本実施の形態の第1の変形例として、患者が病医院端末装置からは調剤薬局端末装置へ院外処方箋データと宅配依頼書データと服用時刻コール依頼書データを送信せず、その代わりに患者が自宅へ持ち帰った院外処方箋の本通と宅配依頼書と服用時刻コール依頼書を送信データとして患者端末装置から調剤薬局端末装置へ送信するようにしてもよい。
また本実施の形態の第2の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、当該組織された調剤薬局の端末装置のみが、前記服薬指導情報データベースから服薬指導情報を読み出して、当該院外処方箋を作成した前記組織された病医院の医師が標準以外の服薬指導情報を登録しているか否かについて前記服薬指導情報データベースを参照して判定することができる。
本発明の第8の実施の形態について図16及び図17を参照して説明する。本実施の形態は、応需報告書を参照することにより情報のフィードバックが容易にでき、病院と調剤薬局の連携を図るという目的を達成するための実施の形態である。まず、応需報告に必要な報告すべき項目を網羅した書式を標準化する。各調剤薬局はそのマニュアルと書式により応需報告を実施する。患者がどの調剤薬局を利用したかを病医院に通知するために、初めて調剤薬局に来局した患者については随時応需報告をする。また、各調剤薬局が一定期間にその病医院の処方箋を何件応需したか、その病医院に対する疑義照会の記録などの情報を定期的に応需報告を実施し医師に伝達する。以下、具体例をもって説明する。
図9において、複数の病医院(A,B,C)に設置された病医院端末装置(A,B,C)のそれぞれと複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと応需報告管理サーバ50がインターネット等のネットワークで接続されている。病医院端末装置(A,B,C)と調剤薬局端末装置(a,b,c)、応需報告管理サーバ50はそれぞれPC等の情報処理装置である。応需報告管理サーバ50は、応需報告、すなわち患者の調剤薬局が病医院端末装置から送信された院外処方箋に従って薬剤を調剤した調剤実績の情報を管理する機能を有する。応需報告管理サーバ50は、応需報告を登録した際に、当該応需報告に係る病医院の病医院端末装置へ応需報告を登録した旨をEメールまたはFAXにて通知する。病医院は、任意の時点において、応需報告管理サーバ50にアクセスして自病院に係る調剤実績情報を読み出し、日付毎、患者毎等に編集して出力することができる。
本実施の形態は、クライアントアンドサーバシステムで運用する。サーバ50には応需報告データベース51を置く。調剤薬局と病医院にはコンピュータにそれぞれ専用のクライアントをインストールしておく。応需報告は、日付、病医院名、患者名、調剤内容等を関連づけて作成され(ステップS800)、各調剤薬局の調剤薬局端末装置から応需報告管理サーバ50へ送信され(ステップS801)、登録される(ステップS803)。調剤薬局の薬剤師は、定期的に応需報告をサーバ50に登録する(ステップS803)。サーバ50は定期の応需報告が登録された場合、該当する病医院端末装置(A,B,C)に定期的に応需報告通知を送信する(ステップS804)。病医院の医師は、病医院端末装置に応需報告通知が受信されたら(ステップS805)、クライアントからサーバ50に登録された定期応需報告を参照する(ステップS806)。また、調剤薬局ははじめて来局した患者については、来局時に随時応需報告をサーバ50に登録する(ステップS803)。
サーバ50は随時応需報告が登録された場合(ステップS803)も、その都度該当する病医院の端末装置に随時応需報告の通知を送信する(ステップS804)。病医院の端末装置に随時応需報告が受信されたら(ステップS805)、クライアントからサーバ50に登録された随時応需報告を参照する(ステップS806)。
なお本実施の形態の第1の変形例として、前記複数の病医院と前記複数の調剤薬局とがアライアンスを組織し、当該組織された調剤薬局の端末装置のみが、前記応需報告データベースに前記応需報告の登録をし、当該応需報告に係る病医院の病医院端末装置への応需報告の登録した旨の通知することができ、
当該組織された各病医院の端末装置のみが、任意の時点において、前記応需報告管理サーバにアクセスして自病院に係る調剤実績情報を読み出し、日付毎、患者毎等に編集して出力することができる。
次に、本発明の第9の実施の形態について図18及び19を参照して説明する。本実施の形態は、調剤過誤・副作用・薬害等の問題事例や薬の安全性にかかわる情報を調剤薬局間で共有する形態であり、調剤過誤・副作用・薬害等の問題事例や薬の安全性にかかわる情報を調剤薬局間で共有して各調剤薬局の薬剤師が参照し、問題の発生を予防するという目的を達成できる。
図18において、複数の調剤薬局(a,b,c)に設置された調剤薬局端末装置(a,b,c)のそれぞれと調剤安全性情報管理サーバ60とがインターネット等のネットワークで接続されている。調剤薬局端末装置(a,b,c)と調剤安全性情報管理サーバ60とはそれぞれPC等の情報処理装置である。
調剤安全性情報は、各調剤薬局が自局で調剤した薬剤に関して発生した調剤過誤、副作用、薬害等の問題事例や薬の安全性に係る情報であり、日付、調剤薬局名、薬剤名と調剤過誤情報などを関連づけて調剤薬局端末装置から調剤安全性情報管理サーバ60に送信され、調剤安全性情報データベース61に登録される。
本実施の形態は、コンピュータのクライアントアンドサーバシステム(図5)にて運用される。調剤安全性情報管理サーバ60には問題事例・安全性情報に関する調剤安全性情報データベース61を置く。クライアントは各調剤薬局のコンピュータにインストールする。各薬剤師はクライアントを操作し、公衆回線やインターネット等のネットワークを経由して調剤安全性情報管理サーバ60にアクセスし、薬の安全性にかかわる情報を送信し(ステップS902)、受信された(ステップS903)当該情報は調剤安全性情報データベース61に登録保存される(ステップS904)。
また匿名にて自己もしくは第三者の問題事例データの登録を行う。調剤安全性情報管理サーバ60は各調剤薬局の端末装置(クライアント)から送信された(ステップS902)問題事例データや薬の安全性にかかわる情報のデータを調剤安全性情報データベース61に保存する(ステップS905)。各薬剤師はクライアントを操作し公衆回線やインターネット等のネットワークを経由してサーバにアクセスし、調剤安全性情報データベース61を読み出して(ステップS906)閲覧し他の薬剤師が登録した問題事例や薬の安全性にかかわる情報などを参照し(ステップS907)、予めそのような問題事例が起こらないような処置をする。
また、各調剤薬局は、調剤薬局端末装置から調剤安全性情報管理サーバにアクセスして薬剤名等で調剤安全性情報をサーチして読み出し、編集出力する。この場合、調剤薬局名は読み出せないことにする。これは、調剤薬局名を公表するようにすると情報が提供されなくなる恐れがあるためである。
又、本実施の形態の第1の変形例として、複数の調剤薬局がアライアンスを組織し、アライアンスに所属する調剤薬局の調剤薬局端末装置のみが調剤安全性情報管理サーバにアクセスできるようにすることもできる。
最後に、本発明の第10の実施の形態について説明する。このシステムは患者の薬の服用状況を病医院と調剤薬局にフィードバックする手段を提供し、コンピュータのクライアントアンドサーバシステムにて運用される。
患者端末装置、調剤薬局端末装置および病医院端末装置のそれぞれと、服用報告WWWサーバはインターネットなどのネットワークで接続される。服用報告WWWサーバは服用報告管理サーバに接続されており、患者端末装置、調剤薬局端末装置および病医院端末装置のそれぞれからの要求に応じて、服用報告データベースに対し患者の服用報告データを登録したり参照したりする。
患者は薬を服用した後、患者端末装置(コンピュータもしくは携帯端末など)よりWWWブラウザ(クライアント)で服用報告WWWサーバにアクセスし、服用報告の内容をWWWプラウザの画面から入力し、服周報告データを服用報告WWWサーバに送信する。服用報告WWWサーバは服用報告管理サーバに服用報告データと登録要求を送信し、服用報告管理サーバは、服用報告WWWサーバから受信した該服用報告データを服用報告データベースに登録する。
病医院の医師および調剤薬局の薬剤師は、それぞれの端末装置にインストールされているWWWブラウザ(クライアント)により、服用報告WWWサーバにアクセスし、患者名などで服用報告データの検索要求を服用報告WWWサーバに送信する。服用報告WWWサーバは服用報告管理サーバに対し該検索要求を送信し、服用報告管理サーバは服用報告データベースに対し該検索を実行し、抽出した該患者名などに該当する服用報告データを、服用報告WWWサーバに送信する。服用報告WWWサーバは服用報告管理サーバから受信した該抽出された服用報告データを病医院もしくは調剤薬局の端末装置に送信する。病医院もしくは調剤薬局の端末装置は受信した該服用報告データを端末装置の画面に表示し、医師または薬剤師はその服用履歴を参照する。
また本実施の形態の第1の変形例として、服用報告管理サーバが、服用報告デークペース内に患者の薬の服用時刻や服用期間のデータを有し、その服用時刻から一定時間経過後も服用報告データが未登録もしくは服用済みとなっていない患者の端末装置に対して、薬剤の服用を促すか、もしくは服用報告データの登録を促すメッセージを送信するようにすることもできる。
以上の第1から第10の実施形態により地域面分業を促進し、患者に対する調剤薬局のサービスの品質向上を促し、地域面分業の定着および発展を実現する。
地域面分業実施のための手段と効果を示した図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態を示す図である。 本発明の第4の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態を示す図である。 本発明の第5の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態を示す図である。 本発明の第6の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第7の実施の形態を示す図である。 本発明の第7の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第8の実施の形態を示す図である。 本発明の第8の実施の形態を説明するフローチャートである。 本発明の第9の実施の形態を示す図である。 本発明の第9の実施の形態を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 備蓄情報管理サーバ
11 備蓄情報データベース
20 副作用情報管理サーバ
21 副作用情報データベース
30 薬歴情報管理サーバ
31 薬歴情報データベース
40 服薬指導情報管理サーバ
41 服薬指導情報データベース
50 応需報告管理サーバ
51 応需報告データベース
60 調剤安全性情報管理サーバ
61 調剤安全性情報データベース

Claims (12)

  1. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、複数の患者宅にそれぞれ設置された患者端末装置と、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記病医院端末装置または前記患者端末装置のいずれかは、
    院外処方箋データ及び少なくとも患者の電話番号の情報を含む服用時刻コール依頼データを入力して前記調剤薬局端末装置へ送信し、
    前記調剤薬局端末装置は、
    前記病医院端末装置または前記患者端末装置のいずれかから前記院外処方箋データ及び少なくとも患者の電話番号の情報を含む服用時刻コール依頼データを受信し、受信した院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻と服用期間のデータを入力して記憶装置に記憶し、当該服用時刻から所定の時間前の時刻である発信時刻を設定し、前記服用期間中は当該発信時刻と自装置がシステム時刻として保持している現在時刻を比較して当該発信時刻に到達するごとに前記服用時刻コール依頼データに含まれる患者の電話番号に前記院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻である旨を通知する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  2. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置または複数の患者宅にそれぞれ設置された患者端末装置のいずれかから院外処方箋データ及び少なくとも患者の電話番号の情報を含む服用時刻コール依頼データを受信し、受信した院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻と服用期間のデータを入力して記憶装置に記憶し、当該服用時刻から所定の時間前の時刻である発信時刻を設定し、前記服用期間中は当該発信時刻と自装置がシステム時刻として保持している現在時刻を比較して当該発信時刻に到達するごとに前記服用時刻コール依頼データに含まれる患者の電話番号に前記院外処方箋データに係る薬剤の服用時刻である旨を通知する
    ことを特徴とする調剤薬局端末装置。
  3. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、調剤薬局毎の薬剤の備蓄情報を備蓄情報データベースに記憶して管理する備蓄情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記調剤薬局端末装置は、
    自調剤薬局端末装置を設置している調剤薬局が扱う薬剤の備蓄情報を記憶領域に記憶して管理し、一定時間毎に当該備蓄情報を前記備蓄情報管理サーバに送信して前記備蓄情報データベースに記憶させ、
    前記病医院端末装置は、
    前記備蓄情報管理サーバが前記備蓄情報データベースに記憶している各調剤薬局の薬剤の備蓄情報を読み出して参照し、処方しようとする薬剤を備蓄している調剤薬局を特定し、特定した調剤薬局が設置している調剤薬局端末装置へ当該薬剤に係る院外処方箋データを送信する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  4. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、調剤薬局毎の薬剤の備蓄情報を備蓄情報データベースに記憶して管理する備蓄情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記調剤薬局端末装置は、
    自調剤薬局端末装置を設置している調剤薬局が扱う薬剤の備蓄情報を記憶領域に記憶して管理し、一定時間毎に当該備蓄情報を前記備蓄情報管理サーバに送信して前記備蓄情報データベースに記憶させ、
    前記病医院端末装置から前記院外処方箋データを受信し、当該院外処方箋データに係る薬剤を備蓄しているか前記記憶領域を検索して判定し、備蓄していないと判定した場合には、前記備蓄情報管理サーバが前記備蓄情報データベースに記憶している各調剤薬局の薬剤の備蓄情報を読み出して参照し、前記院外処方箋データに係る薬剤を備蓄している他の調剤薬局を特定し、当該他の調剤薬局が設置している他の調剤薬局端末装置へ当該薬剤の提供依頼データを送信する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  5. 自装置を設置している調剤薬局が扱う薬剤の備蓄情報を記憶領域に記憶して管理し、一定時間毎に当該備蓄情報を備蓄情報管理サーバに送信して備蓄情報データベースに記憶させ、複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置から院外処方箋データを受信し、当該院外処方箋データに係る薬剤を備蓄しているか前記記憶領域を検索して判定し、備蓄していないと判定した場合には、前記備蓄情報管理サーバが前記備蓄情報データベースに記憶している各調剤薬局の薬剤の備蓄情報を読み出して参照し、前記院外処方箋データに係る薬剤を備蓄している他の調剤薬局を特定し、当該他の調剤薬局が設置している他の調剤薬局端末装置へ当該薬剤の提供依頼データを送信する
    ことを特徴とする調剤薬局端末装置。
  6. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、患者毎の薬剤に係る副作用情報を副作用情報データベースに記憶して管理する副作用情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記調剤薬局端末装置または前記病医院端末装置のいずれかは、
    患者の薬剤に係る副作用情報を前記副作用情報管理サーバに送信して前記副作用情報データベースに記憶させ、
    前記病医院端末装置は、
    院外処方箋データが入力されると、前記副作用情報管理サーバが前記副作用情報データベースに記憶している各患者の薬剤に係る副作用情報を読み出し、前記入力された院外処方箋データに指定された薬剤が当該院外処方箋データに係る患者の副作用情報に含まれているか判定し、副作用情報に含まれていると判定した場合には、副作用対象でない他の薬剤を処方する院外処方箋データの入力を促す旨をモニタに表示する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  7. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、患者毎の薬剤に係る副作用情報を副作用情報データベースに記憶して管理する副作用情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記調剤薬局端末装置または前記病医院端末装置のいずれかは、
    患者の薬剤に係る副作用情報を前記副作用情報管理サーバに送信して前記副作用情報データベースに記憶させ、
    前記調剤薬局端末装置は、
    前記病医院端末装置から前記院外処方箋データを受信すると、前記副作用情報管理サーバが前記副作用情報データベースに記憶している各患者の薬剤に係る副作用情報を読み出し、受信した院外処方箋データに係る薬剤が当該院外処方箋データに係る患者の副作用情報に含まれているか判定し、副作用情報に含まれていると判定した場合には、その旨を当該院外処方箋データを送信した前記病医院端末装置へ送信する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  8. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置から院外処方箋データを受信すると、副作用情報管理サーバが副作用情報データベースに記憶している各患者の薬剤に係る副作用情報を読み出し、受信した院外処方箋データに係る薬剤が当該院外処方箋データに係る患者の副作用情報に含まれているか判定し、副作用情報に含まれていると判定した場合には、その旨を当該院外処方箋データを送信した前記病医院端末装置へ送信する
    ことを特徴とする調剤薬局端末装置。
  9. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、患者毎の薬歴情報を薬歴情報データベースに記憶して管理する薬歴情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記調剤薬局端末装置は、
    前記病医院端末装置から受信した前記院外処方箋データに基づいて薬剤を調剤した際に、その薬剤の調剤の内容を当該院外処方箋データに係る患者の薬歴情報として前記薬歴情報管理サーバに送信して前記薬歴情報データベースに記憶させ、
    前記病医院端末装置から前記院外処方箋データを受信すると、前記薬歴情報管理サーバが前記薬歴情報データベースに記憶している各患者の薬歴情報を読み出し、受信した院外処方箋データに係る薬剤が当該患者に対して他の調剤薬局から処方された薬剤と重複しているかまたは同時に服用してはいけない薬剤であるか判定し、他の調剤薬局から処方された薬剤と重複しているまたは同時に服用してはいけない薬剤であると判定した場合には、その旨を当該院外処方箋データを送信した前記病医院端末装置へ送信する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  10. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置から受信した院外処方箋データに基づいて薬剤を調剤した際に、その薬剤の調剤の内容を当該院外処方箋データに係る患者の薬歴情報として薬歴情報管理サーバに送信して薬歴情報データベースに記憶させ、前記病医院端末装置から前記院外処方箋データを受信すると、前記薬歴情報管理サーバが前記薬歴情報データベースに記憶している各患者の薬歴情報を読み出し、受信した院外処方箋データに係る薬剤が当該患者に対して他の調剤薬局から処方された薬剤と重複しているかまたは同時に服用してはいけない薬剤であるか判定し、他の調剤薬局から処方された薬剤と重複しているまたは同時に服用してはいけない薬剤であると判定した場合には、その旨を当該院外処方箋データを送信した前記病医院端末装置へ送信する
    ことを特徴とする調剤薬局端末装置。
  11. 複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置と、予め薬剤毎の標準の服薬指導情報を服薬指導情報データベースに記憶して管理する服薬指導情報管理サーバと、複数の調剤薬局に設置される調剤薬局端末装置とが通信ネットワークを介して接続される医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステムにおいて、
    前記病医院端末装置または前記調剤薬局端末装置のいずれかは、
    前記服薬指導情報データベースに予め記憶されている標準の服薬指導情報とは異なる標準以外の服薬指導情報を医師名および薬剤名と対応づけて前記服薬指導情報管理サーバに送信して前記服薬指導情報データベースに登録させ、
    前記調剤薬局端末装置は、
    前記病医院端末装置から前記院外処方箋データを受信すると、受信した院外処方箋データに指定されている医師名かつ薬剤名に係る標準以外の服薬指導情報が前記服薬指導情報データベースに登録されているか判定し、登録されていると判定した場合には当該標準以外の服薬指導情報を前記服薬指導情報データベースから読み出して印刷装置に印刷し、登録されていないと判定した場合には受信した院外処方箋データに指定されている薬剤名に係る標準の服薬指導情報を前記服薬指導情報データベースから読み出して前記印刷装置に印刷する
    ことを特徴とする医薬分業に係る地域面分業ネットワークシステム。
  12. 服薬指導情報データベースに予め記憶されている標準の服薬指導情報とは異なる標準以外の服薬指導情報を医師名および薬剤名と対応づけて服薬指導情報管理サーバに送信して当該服薬指導情報データベースに登録させ、複数の病医院にそれぞれ設置された病医院端末装置から院外処方箋データを受信すると、受信した院外処方箋データに指定されている医師名かつ薬剤名に係る標準以外の服薬指導情報が前記服薬指導情報データベースに登録されているか判定し、登録されていると判定した場合には当該標準以外の服薬指導情報を前記服薬指導情報データベースから読み出して印刷装置に印刷し、登録されていないと判定した場合には受信した院外処方箋データに指定されている薬剤名に係る標準の服薬指導情報を前記服薬指導情報データベースから読み出して前記印刷装置に印刷する
    ことを特徴とする調剤薬局端末装置。

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