JP2003029775A - 音声応答する自動車音響操作装置 - Google Patents

音声応答する自動車音響操作装置

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JP2003029775A
JP2003029775A JP2001208927A JP2001208927A JP2003029775A JP 2003029775 A JP2003029775 A JP 2003029775A JP 2001208927 A JP2001208927 A JP 2001208927A JP 2001208927 A JP2001208927 A JP 2001208927A JP 2003029775 A JP2003029775 A JP 2003029775A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車音響装置と連接されて使用者が音響装
置を操作する時に、即時応答して音声提示し(例えば、
CD選択時に、選定するCDがなんであるかを告知する
か、或いは放送局選択時にその放送局がどの放送局であ
るかを告知する)、使用者がその選択が正確であるか否
かを確認できない不便さを防止する、音声応答する自動
車音響操作装置を提供すること。 【解決手段】 音声録放ユニット、音声記録ユニット、
提示語記録ユニット、マイクロホン、第1音声処理回
路、第2音源選択ユニット、ミキサ及び第2音声処理ユ
ニットで組成され、自動車音響装置に連接されて、使用
者にパーソナライズされ敏捷性のある自動車音響装置の
操作を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種の音声応答す
る自動車音響操作装置を提供し、特に、使用者が使用者
が自動車音響装置を操作する時に使用者が自分で先に録
音した提示語によりその使用者の操作結果に応答し、こ
れにより使用者が自動車音響装置の動作を即時了解でき
ずに操作に不便である欠点を防止した、音声応答する自
動車音響操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車は人々の生活中、不可欠の交通工
具であり、車で過ごす時間が極めて高い比率を有するよ
うになった。このため、自動車の設計と生産も、初期の
交通工具から、休息や旅行、ビジネス等の機能を有する
ものにと変わってきた。自動車の内部配置は、クーラ
ー、音響装置等があり、自動車音響装置は、使用者に即
時情報とリラックス効果を提供する重要なアクセサリで
ある。しかし、我々が自動車音響装置を使用する時、最
も困ることは、操作上、即時の応答確認が行えないこと
である。図1は、一般に周知の自動車音響装置のシステ
ムブロック図である。それは、音響制御ユニットA3、
ディスプレイユニットA1、第1ヒューマンマシンイン
タフェースA2、FM/AMユニットA4、録音テープ
放送ユニットA5、CD放送ユニットA6、第1音源選
択ユニットA7及び若干のスピーカA8で組成される。
このような自動車音響装置Aが提供できる機能に、FM
/AMの放送受信、録音テープ或いはCD等の放送があ
るが、使用時に、いずれか一つのCD或いはある放送局
を選択しても、即時にこのCD或いは放送局が自分が思
っていたものであるか否かを即時確認できないために、
ある時間歌や司会者の声を聞いた後でなければ、自分の
選択操作が正確であったか否かを知ることができないこ
とがよくある。もしさらに次のCD或いは放送局を選択
しても、またある時間を待ってこれを反復しなければな
らず、運転の注意力分散と操作上の不都合をもたらし
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
の欠点を鑑み、音声で自動車音響装置の操作に応答する
ことにより、使用者が若干の提示語を予め録音し、使用
者が操作時の応答に対応できるようにし、有効に、操作
時に即時確認できない欠点を解決できるようにする。
【0004】即ち、本発明の主要な目的は、一種の音声
応答する自動車音響操作装置を提供することにあり、そ
れは、使用者が自動車音響装置を操作する時に、即時に
且つ快速に選択した項目を確認が自己の思っていたのも
のであるか否かを確認でき、これにより便利で且つパー
ソナライズされた自動車音響操作を提供する装置である
ものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、音声
録放ユニット、音声記録ユニット、提示語記録ユニッ
ト、第2音源選択ユニット、ミキサ、マイクロホン、第
1音声処理ユニット及び第2音声処理ユニットで組成さ
れ、該音声録放ユニットは、自動車音響装置の音響制御
ユニットと連接されて、自動車音響装置の降音と静音を
制御し、並びに提示語記録ユニット、音声記録ユニット
及び第2音源選択ユニットを制御し、使用者が説明音声
或いは提示語を録音或いは放送するのに供され、該音声
記録ユニットは、使用者の操作をガイドするガイド音声
を保存し、該提示語記録ユニットは、使用者が録音した
音声データを暫時保存し、該第2音源選択ユニットは音
声記録ユニット或いは提示語記録ユニットの音声信号出
力を制限し、該ミキサは、第2音源選択ユニットの出力
音声信号を、自動車音響装置の出力する音声信号と混合
し並びにスピーカより放送し、該マイクロホンは使用者
が音声信号を入力するのに供され、該第1音声処理ユニ
ットは、入力音声処理を行い、該第2音声処理ユニット
は、第2音源選択ユニットの出力する音声信号を処理の
後、スピーカより出力し、自動車音響装置機能選択或い
はCD選択時に、音声で操作に応答することをその特徴
とする、音声応答する自動車音響操作装置としている。
請求項2の発明は、前記音声応答する自動車音響操作装
置において、自動車の舵取り盤或いはその他の適当な部
分に別に第2ヒューマンマシンインタフェースが設けら
れたことを特徴とする、請求項1に記載の音声応答する
自動車音響操作装置としている。請求項3の発明は、前
記音声応答する自動車音響操作装置において、赤外線リ
モートコントロールユニットが増設され、この赤外線リ
モートコントロールユニットが、赤外線受信ユニットと
赤外線発射ユニットを含むことを特徴とする、請求項1
に記載の音声応答する自動車音響操作装置としている。
請求項4の発明は、前記音声応答する自動車音響操作装
置において、ミキサの代わりに切り換えスイッチが使用
されたことを特徴とする、請求項1に記載の音声応答す
る自動車音響操作装置としている。請求項5の発明は、
前記音声応答する自動車音響操作装置において、ミキサ
の代わりに外部スピーカが使用されたことを特徴とす
る、請求項1に記載の音声応答する自動車音響操作装置
としている。
【0006】
【発明の実施の形態】図2は本発明の具体的実施例のシ
ステムブロック図である。本発明は、音声録放ユニッ
ト、音声記録ユニット、提示語記録ユニット、第2音源
選択ユニット、ミキサ、マイクロホン、第1音声処理ユ
ニット及び第2音声処理ユニットで組成されている。
【0007】そのうち、音声録放ユニットB1は、自動
車音響装置の音響制御ユニットE3と連接されて、自動
車音響装置Eの降音と静音を制御し、並びに提示語記録
ユニットB3、音声記録ユニットB2及び第2音源選択
ユニットB4を制御し、使用者が説明音声或いは提示語
を録音或いは放送するのに供される。
【0008】音声記録ユニットB2は、使用者操作をガ
イドするガイド音声を保存し、ガイド音声、操作説明な
どの音声の録音を含む。
【0009】提示語記録ユニットB3は、使用者が録音
した音声データを暫時保存する。第2音源選択ユニット
B4は音声録放ユニットB1の制御を受けて音声記録ユ
ニットB2或いは提示語記録ユニットB3の音声信号出
力を制限する。
【0010】ミキサB5は、第2音源選択ユニットB4
の出力音声信号を、自動車音響装置Eの出力する音声信
号と混合し並びに自動車音響装置EのスピーカE2より
放送する。
【0011】マイクロホンB6は使用者が音声信号を入
力するのに供される。
【0012】第1音声処理ユニットB7は、ひずみ除
去、雑音除去、エコー除去その他の入力音声処理を行
う。
【0013】第2音声処理ユニットB8は、第2音源選
択ユニットB4の出力する音声信号を処理(音声増幅、
雑音除去など出力音声の処理)の後、ミキサB5を透過
して自動車音響装置EのスピーカE2より出力する。
【0014】以上のユニットで組成され、使用者が自動
車音響装置を操作する時に、反復して試聴して確認せず
とも、即刻現在行った選択が自分の選択したかったもの
であるか否かを知ることができるようにする。
【0015】図2、3に示されるのは、本発明の具体的
実施例のシステムブロック図及び録音動作フローチャー
トであり、使用者が本発明に予め提示語音声を録音した
い時には、以下のステップを以て行う。 1.使用者が自動車音響装置Eの第1ヒューマンマシン
インタフェースE1を利用して本発明の提示語録音機能
を起動する。 2.音声録放ユニットB1が自動車音響装置Eを制御し
暫時静音或いは降音し、並びに音声記録ユニットB2よ
り音声案内データ中の対応する記録提示語を取り出す動
作を行い、このほか、さらに第2音源選択ユニットB4
を制御して音声記録ユニットB2の案内音声を出力でき
るようにし、使用者に、記録提示音声を提示し案内する
(例えば、「マイクロホンでCD或いは放送局を言って
下さい」のような提示音声)。 3.使用者が音声入力を完成すると、音声記録ユニット
B2が使用者に対して第1ヒューマンマシンインタフェ
ースE1の確認キーを押すように要求する案内音声を出
力する。 4.使用者が第1ヒューマンマシンインタフェースE1
の確認キーを押すか押さないかに係わらず、いずれも録
音オンオフの判断を行う。 5.もし使用者が第1ヒューマンマシンインタフェース
E1の確認キーを押していなければ、音声記録ユニット
B2が案内音声を出力し、使用者に第1ヒューマンマシ
ンインタフェースE1を利用し録音オフとするか否かを
確認するよう要求し、もし使用者が録音オフを押せば、
使用者がすでに録音を完成したことを表示し、並びに録
音作業を終了する。反対の場合は、即ち、使用者が現在
録音した提示語に不満があることを表示し、ゆえに、ス
テップ2の提示語録音に戻る。 6.もし使用者が第1ヒューマンマシンインタフェース
E1の確認キーを押したら、音声記録ユニットB2が案
内音声を出力し、使用者に第1ヒューマンマシンインタ
フェースE1を利用し録音オフの確定を要求する。もし
使用者が録音オフを押すと、使用者が録音を完成したこ
とを表示し、並びに録音作業を終了する。反対の場合
は、使用者が更に使用者が続いて次のCD或いは次の放
送局の録音を行うか否かの判定を行う。 7.音声記録ユニットB2が案内音声を出力して使用者
に第1ヒューマンマシンインタフェースE1で次のCD
或いは放送局を選択するよう要求し、並びに使用者に提
示語を録音するか否かの確認を要求し、もし使用者が録
音を選択すると、ステップ2を重複し、否であればオー
バータイムの判断に進入する。 8.オーバータイムの判断中、使用者がそれ以上提示語
録音をしたくない時は、直接ステップ8にジャンプし、
反対であれば、選択した放送局或いはCDが使用者の録
音したいものでないことを表示し、本発明はある時間待
った後に、ステップ7を重複して行う。 9.終了。
【0016】以上のフローは使用者が本発明を利用し提
示語を予め録音するステップである。本発明は使用者が
自動車音響装置を操作する時、以下の動作で使用者の操
作に応答する(図4参照)。 1.開始。 2.使用者が第1ヒューマンマシンインタフェースE1
を利用し本発明を起動したか否かを判断し、もしイエス
であれば起動し以下を実行する。 3.使用者が第1ヒューマンマシンインタフェースE1
を利用しCD或いは放送局を選択したかを判断する。 4.使用者が第1ヒューマンマシンインタフェースE1
を利用しCD或いは放送局を選択していなかった時は、
ステップ3を重複し、反対の場合は、音声録放ユニット
B1が該CD或いは放送局に対応する録音音声を検索す
る。 5.もし音声録放ユニットB1が検索して録音音声がな
かった時は、音声録放ユニットB1が案内音声を出力し
(ブザー音或いは記録がないことを示す提示語)た後、
第2ステップを重複する。反対の場合は、提示語記録ユ
ニットB3より対応する記録音声を捜し出す。 6.音声録放ユニットB1が制御信号を出力し自動車音
響装置を降音或いは静音させ、且つ第2音源選択ユニッ
トB4の出力音声ソースを提示語記録ユニットB3より
出力させる。 7.第2音声処理ユニットB8が、音声信号を処理後
に、ミキサを透過し自動車音響装置のスピーカに出力さ
せる。
【0017】以上は本発明の完全な動作フローであり、
これにより周知の自動車音響装置の操作上の欠点を解決
する。このほか、図5に示されるのは本発明の第2実施
例表示図であり、使用者に第1ヒューマンマシンインタ
フェースの操作上の不都合がある場合に合わせ、自動車
の舵取り盤或いはその他の適当な位置に、第2ヒューマ
ンマシンインタフェースCが設けられ、該第2ヒューマ
ンマシンインタフェースCはキーアレイ或いは回転つま
みとされ、使用者が制御命令を入力するのに供される。
【0018】図6は本発明の第3実施例表示図である。
第1或いは第2ヒューマンマシンインタフェースによる
自動車音響装置の操作は自動車の前部座席に座る人にと
っては便利であるが、後部座席の人或いは第2ヒューマ
ンマシンインタフェースを取り付ける適当な場所がない
場合には、赤外線リモートコントロールユニットD1を
増設することができる。この赤外線リモートコントロー
ルユニットDは、赤外線受信ユニットD1と赤外線発射
ユニットD2を具え、使用者が赤外線リモートコントロ
ール方式で本装置或いは自動車音響装置或いは本発明を
操作するのに供される。
【0019】最後に図7、8に示されるように、本発明
のミキサの代わりに、切り換えスイッチCH或いは増設
された外部スピーカSPを採用可能で、これにより車の
型式と使用者の要求に合わせることができる。
【0020】
【発明の効果】総合すると、本発明は構造が簡単で、有
効に、周知の自動車音響装置の即時確認不能の欠点を解
決し、大幅に使用者が自動車音響装置を操作する時間を
短縮し、また走行の安全を確保する機能も有している。
【0021】なお、以上の説明は、本発明の好ましい実
施例に係るものであり、本発明の実施の範囲を限定する
ものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或い
は改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】周知の自動車音響装置のシステムブロック図で
ある。
【図2】本発明の具体的実施例表示図である。
【図3】本発明の録音動作フローチャートである。
【図4】本発明の放送動作フローチャートである。
【図5】本発明の第2実施例表示図である。
【図6】本発明の第3実施例表示図である。
【図7】本発明の第4実施例表示図である。
【図8】本発明の第5実施例表示図である。
【符号の説明】
A、E 自動車音響装置 A1 ディスプレイユニット A2、E1 第1ヒューマンマシンインタフェース A3 音響制御ユニット A4 FM/AMユニット A5 録音テープ放送ユニット A6 CD放送ユニット A7 第1音源選択ユニット A8、E2 スピーカ B1 音声録放ユニット B2 音声記録ユニット B3 提示語記録ユニット B4 第2音源選択ユニット B5 ミキサ B6 マイクロホン B7 第1音声処理ユニット B8 第2音声処理ユニット C 第2ヒューマンマシンインタフェース D2 赤外線発射ユニット D1 赤外線受信ユニット SP 外部スピーカ CH 切り換えスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声録放ユニット、音声記録ユニット、
    提示語記録ユニット、第2音源選択ユニット、ミキサ、
    マイクロホン、第1音声処理ユニット及び第2音声処理
    ユニットで組成され、 該音声録放ユニットは、自動車音響装置の音響制御ユニ
    ットと連接されて、自動車音響装置の降音と静音を制御
    し、並びに提示語記録ユニット、音声記録ユニット及び
    第2音源選択ユニットを制御し、使用者が説明音声或い
    は提示語を録音或いは放送するのに供され、 該音声記録ユニットは、使用者の操作をガイドするガイ
    ド音声を保存し、 該提示語記録ユニットは、使用者が録音した音声データ
    を暫時保存し、 該第2音源選択ユニットは音声記録ユニット或いは提示
    語記録ユニットの音声信号出力を制限し、 該ミキサは、第2音源選択ユニットの出力音声信号を、
    自動車音響装置の出力する音声信号と混合し並びにスピ
    ーカより放送し、 該マイクロホンは使用者が音声信号を入力するのに供さ
    れ、 該第1音声処理ユニットは、入力音声処理を行い、 該第2音声処理ユニットは、第2音源選択ユニットの出
    力する音声信号を処理の後、スピーカより出力し、 自動車音響装置機能選択或いはCD選択時に、音声で操
    作に応答することをその特徴とする、音声応答する自動
    車音響操作装置。
  2. 【請求項2】 前記音声応答する自動車音響操作装置に
    おいて、自動車の舵取り盤或いはその他の適当な部分に
    別に第2ヒューマンマシンインタフェースが設けられた
    ことを特徴とする、請求項1に記載の音声応答する自動
    車音響操作装置。
  3. 【請求項3】 前記音声応答する自動車音響操作装置に
    おいて、赤外線リモートコントロールユニットが増設さ
    れ、この赤外線リモートコントロールユニットが、赤外
    線受信ユニットと赤外線発射ユニットを含むことを特徴
    とする、請求項1に記載の音声応答する自動車音響操作
    装置。
  4. 【請求項4】 前記音声応答する自動車音響操作装置に
    おいて、ミキサの代わりに切り換えスイッチが使用され
    たことを特徴とする、請求項1に記載の音声応答する自
    動車音響操作装置。
  5. 【請求項5】 前記音声応答する自動車音響操作装置に
    おいて、ミキサの代わりに外部スピーカが使用されたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の音声応答する自動車
    音響操作装置。
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