JP2003029569A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003029569A
JP2003029569A JP2001215670A JP2001215670A JP2003029569A JP 2003029569 A JP2003029569 A JP 2003029569A JP 2001215670 A JP2001215670 A JP 2001215670A JP 2001215670 A JP2001215670 A JP 2001215670A JP 2003029569 A JP2003029569 A JP 2003029569A
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fixing
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forming apparatus
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JP2001215670A
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Koichi Suse
浩一 巣瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被転写体(P)の転写用紙の先端部が受ける
衝撃によるジター等の異常画像の発生を防止しても、画
像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型化
で低コストの画像形成装置を提供する。 【解決手段】 トナー像を形成するトナー像形成手段1
と、上記トナー像形成手段で被転写体(P)に形成され
たトナー像を定着位置(F)で加圧して加圧定着する加
圧定着手段2と、上記加圧定着手段とトナー像が形成さ
れた被転写体(P)を加圧、又は、トナー像が形成され
た被転写体(P)から離間する被加圧定着手段3と、上
記加圧定着手段と上記被加圧定着手段を被転写体(P)
の厚さにより被転写体(P)を加圧、又は、被転写体
(P)から離間する加圧力調整手段4とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、詳しくは、被転写体に形成されたトナー像を加圧定
着して画像を形成する複写機、プリンター、ファクシミ
リ装置あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、電子写真式の複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置では、像担持体
の感光体にレーザー光を照射して静電潜像を描き、これ
を現像ユニットでトナー像として被転写体の用紙に転写
し、トナーを加圧しながら加熱溶融して定着する。この
トナー像を被転写体の用紙に定着する方法としては、ヒ
ータを内蔵した加熱定着ローラ、又は、加熱ベルトとそ
れと対になる加圧ローラで挟叉搬送しつつ加圧しながら
加熱して定着する加圧熱ローラ方式、又は、加圧熱ベル
ト方式が一般的に使用されている。然し、この方式で
は、搬送されてきた被転写体(P)の転写用紙が、加熱
定着ローラ、又は、加熱ベルトとそれと対になる加圧ロ
ーラ対のニップ部に進入する際に、ローラ周面に先端部
が接したときに受ける衝撃が、被転写体(P)の転写用
紙の後方のまだ現像中の部分に伝わり、形成される画像
の乱れとして現れ、ジターと言う異常画像が発生してい
た。
【0003】被転写体(P)の転写用紙として厚紙を使
用する場合には、特に衝撃が大きくなるためにジターと
言う異常画像が発生しやすい。そこで、従来の画像形成
装置は、被転写体(P)の転写用紙の厚紙の通紙時の
み、搬送速度を遅くして衝撃を減少させたり、搬送ベル
トを用いた吸引装置を用いて被転写体(P)の転写用紙
の厚紙を吸着して衝撃の伝達を防ぐ方法が用いられたた
め、画像形成の速度が遅く生産性が低下したり、複雑で
大型の装置となっていた。又、被転写体(P)の転写用
紙の厚紙の先端を斜め、又は、円弧状等に裁断して衝撃
を減少させて、ジターと言う異常画像の発生を防ぐ方法
も提案されている(特開平6−266147号の公報を
参照)。然し、この方法は被転写体(P)の転写用紙の
形状を変更するため、後で、被転写体(P)の転写用紙
を追加工する必要があり、給紙ユニットが専用のもので
なくてはならないので、作業工程の増加や装置の専用化
等でコスト高になっていた。従って、従来の画像形成装
置は、定着位置に侵入する際の、被転写体(P)の用紙
の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生
を防止する為に、画像形成の速度が遅く生産性が低下
し、装置が複雑で大型化するだけでなく、作業工程の増
加や装置の専用化等でコスト高にもなると言う不具合が
生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置
は、定着位置に侵入する際の、被転写体(P)の転写用
紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発
生を防止する為に、画像形成の速度が遅く生産性が低下
し、装置が複雑で大型化するだけでなく、作業工程の増
加や装置の専用化等でコスト高にもなると言う問題が発
生していた。そこで本発明の課題は、このような問題点
を解決するものである。即ち、被転写体(P)の転写用
紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発
生を防止しても、画像形成の生産性が低下することなく
装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、被転写体に形成されたトナー
像を加圧定着して画像を形成する画像形成装置におい
て、トナー像を形成するトナー像形成手段と、上記トナ
ー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定着位
置で加圧して加圧定着する加圧定着手段と、上記加圧定
着手段とトナー像が形成された被転写体を加圧、又は、
トナー像が形成された被転写体から離間する被加圧定着
手段と、上記加圧定着手段と上記被加圧定着手段を被転
写体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体から
離間する加圧力調整手段とからなる画像形成装置である
ことを最も主要な特徴とする。請求項2の本発明は、請
求項1に記載の画像形成装置において、加圧定着手段
は、加圧定着ローラである画像形成装置であることを主
要な特徴とする。請求項3の本発明は、請求項1又は2
に記載の画像形成装置において、被加圧定着手段は、加
熱部材である画像形成装置であることを主要な特徴とす
る。請求項4の本発明は、請求項3に記載の画像形成装
置において、加熱部材は、加熱定着ローラである画像形
成装置であることを主要な特徴とする。請求項5の本発
明は、請求項3に記載の画像形成装置において、加熱部
材は、加熱定着ベルトである画像形成装置であることを
主要な特徴とする。請求項6の本発明は、請求項1、
2、3、4又は5に記載の画像形成装置において、加圧
力調整手段は、搬送される定着位置より上流側の被転写
体の厚さにより加圧定着手段と被加圧定着手段を離間し
て、定着位置内への被転写体の進入により上記加圧定着
手段と上記被加圧定着手段で被転写体を加圧して定着す
る画像形成装置であることを主要な特徴とする。
【0006】請求項7の本発明は、請求項1、2、3、
4、5又は6に記載の画像形成装置において、加圧定着
手段が所定の温度以上になってから、加圧定着手段と被
加圧定着手段を離間する画像形成装置であることを主要
な特徴とする。請求項8の本発明は、請求項1、2、
3、4、5、6又は7に記載の画像形成装置において、
加圧力調整手段は、加圧定着手段と被加圧定着手段が被
転写体を多段階の圧力で加圧する画像形成装置であるこ
とを主要な特徴とする。請求項9の本発明は、請求項
1、2、3、4、5、6又は7に記載の画像形成装置に
おいて、加圧力調整手段は、加圧定着手段と被加圧定着
手段が被転写体を無段階の圧力で加圧する画像形成装置
であることを主要な特徴とする。請求項10の本発明
は、請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9に記
載の画像形成装置において、加圧力調整手段は、操作部
で選択された被転写体の厚さにより加圧定着手段と被加
圧定着手段の加圧力を調整する画像形成装置であること
を主要な特徴とする。請求項11の本発明は、請求項
1、2、3、4、5、6、7、8又は9に記載の画像形
成装置において、加圧力調整手段は、通紙される被転写
体の厚さを識別するセンサで識別された被転写体の厚さ
により加圧定着手段と被加圧定着手段の加圧力を調整す
る画像形成装置であることを主要な特徴とする。請求項
12の本発明は、請求項1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10又は11に記載の画像形成装置において、
加圧力調整手段は、送り螺子からなる画像形成装置であ
ることを主要な特徴とする。請求項13の本発明は、請
求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11
又は12に記載の画像形成装置において、加圧力調整手
段は、ソレノイドからなる画像形成装置であることを主
要な特徴とする。請求項14の本発明は、請求項1、
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12
に記載の画像形成装置において、加圧力調整手段は、カ
ム部材からなる画像形成装置であることを主要な特徴と
する。
【0007】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、請求
項1においては、トナー像を形成するトナー像形成手段
で被転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して
加圧定着する加圧定着手段とトナー像が形成された被転
写体を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体から
離間する被加圧定着手段を加圧力調整手段により被転写
体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体から離
間するようにして、定着位置に進入する被転写体の先端
部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を防止
しても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単
で小型化で低コストの画像形成装置を提供することが出
来るようにする。請求項2においては、トナー像を形成
するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像
を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段の加圧
定着ローラとトナー像が形成された被転写体を加圧、又
は、トナー像が形成された被転写体から離間する被加圧
定着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより
被転写体を加圧、又は、被転写体から離間するようにし
て、加圧定着ローラの定着位置に進入する被転写体の先
端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を防
止しても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡
単で小型化で低コストの画像形成装置を提供することが
出来るようにする。請求項3においては、トナー像を形
成するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー
像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とト
ナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が
形成された被転写体から離間する被加圧定着手段の加熱
部材を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転
写体を加圧、又は、被転写体から離間するようにして、
加熱部材の定着位置に進入する被転写体の先端部が受け
る衝撃によるジター等の異常画像の発生を防止しても画
像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型化
で低コストの画像形成装置を提供することが出来るよう
にする。請求項4においては、トナー像を形成するトナ
ー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定着位
置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像が形
成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成された
被転写体から離間する被加圧定着手段の加熱部材の加熱
定着ローラを加圧力調整手段により被転写体の厚さによ
り被転写体を加圧、又は、被転写体から離間するように
して、加熱部材が加熱定着ローラの定着位置に進入する
被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画
像の発生を防止しても画像形成の生産性が低下すること
なく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提
供することが出来るようにする。
【0008】請求項5においては、トナー像を形成する
トナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定
着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像
が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成さ
れた被転写体から離間する被加圧定着手段の加熱部材の
加熱定着ベルトを加圧力調整手段により被転写体の厚さ
により被転写体を加圧、又は、被転写体から離間するよ
うにして、加熱部材が加熱定着ベルトの定着位置に進入
する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異
常画像の発生を防止しても画像形成の生産性が低下する
ことなく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置
を提供することが出来るようにする。請求項6において
は、トナー像を形成するトナー像形成手段で被転写体に
形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定着する
加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体を加圧、
又は、トナー像が形成された被転写体から離間する被加
圧定着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚さによ
り被転写体を加圧、又は、被転写体から離間すると共に
加圧力調整手段は搬送される定着位置より上流側の被転
写体の厚さにより加圧定着手段と被加圧定着手段を離間
して、定着位置内への被転写体の進入により加圧定着手
段と被加圧定着手段で被転写体を加圧して定着するよう
にして、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける
衝撃によるジター等の異常画像の発生を確実に防止して
も画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小
型化で低コストの画像形成装置を提供することが出来る
ようにする。請求項7においては、トナー像を形成する
トナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定
着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像
が形成された被転写体を加圧、又は、離間する被加圧定
着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被
転写体を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体か
ら被転写体から離間すると共に加圧定着手段が所定の温
度以上になってから加圧定着手段と被加圧定着手段を離
間するようにして、加圧定着手段に十分な熱を持たせて
被転写体の転写用紙の定着性を向上させ、定着位置に進
入する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の
異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性が低下す
ることなく装置が簡単で小型化で低コストの高品質の画
像を形成する画像形成装置を提供することが出来るよう
にする。
【0009】請求項8においては、トナー像を形成する
トナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定
着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像
が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成さ
れた被転写体から離間する被加圧定着手段を加圧力調整
手段により被転写体の厚さにより被転写体を加圧、又
は、被転写体から離間すると共に加圧力調整手段は加圧
定着手段と被加圧定着手段が被転写体を多段階の圧力で
加圧するようにして、定着位置に進入する被転写体の先
端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を確
実に防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供する
ことが出来るようにする。請求項9においては、トナー
像を形成するトナー像形成手段で被転写体に形成された
トナー像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手
段とトナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナ
ー像が形成された被転写体から離間する被加圧定着手段
を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転写体
を加圧、又は、被転写体から離間すると共に加圧力調整
手段は加圧定着手段と被加圧定着手段が被転写体を無段
階の圧力で加圧するようにして、定着位置に進入する被
転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像
の発生を更に確実に防止しても画像形成の生産性が低下
することなく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成
装置を提供することが出来るようにする。請求項10に
おいては、トナー像を形成するトナー像形成手段で被転
写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定
着する加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体を
加圧、又は、トナー像が形成された被転写体から離間す
る被加圧定着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚
さにより被転写体を加圧、又は、被転写体から離間する
と共に加圧力調整手段は操作部で選択された被転写体の
厚さにより加圧定着手段と被加圧定着手段の加圧力を調
整するようにして、加圧定着手段と被加圧定着手段対の
間隔を常に最大まで開くのではなく、加圧定着手段と被
加圧定着手段対の定着位置に被転写体の先端が通過後は
直ぐに加圧状態に移行出来るような最適な間隔とするこ
とで、被転写体の先端部付近の定着性を安定させると共
に被転写体の先端から画像形成開始部分までの距離を短
くして、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける
衝撃によるジター等の異常画像の発生を防止しても画像
形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型化で
低コストの画像形成装置を提供することが出来るように
する。
【0010】請求項11においては、トナー像を形成す
るトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を
定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー
像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成
された被転写体から離間する被加圧定着手段を加圧力調
整手段により被転写体の厚さにより被転写体を加圧、又
は、被転写体から離間すると共に加圧力調整手段は通紙
される被転写体の厚さを識別するセンサで識別された被
転写体の厚さにより加圧定着手段と被加圧定着手段の加
圧力を調整するようにして、加圧定着手段と被加圧定着
手段対の間隔を常に最大まで開くのではなく、定着位置
に被転写体の先端が通過後は直ぐに自動的に加圧状態に
移行出来るような最適な間隔で、被転写体の先端部付近
の定着性を安定させると共に被転写体の先端から画像形
成開始部分までの距離を短くして、定着位置に進入する
被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画
像の発生を防止しても画像形成の生産性が低下すること
なく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提
供することが出来るようにする。請求項12において
は、トナー像を形成するトナー像形成手段で被転写体に
形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定着する
加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体を加圧、
又は、トナー像が形成された被転写体から離間する被加
圧定着手段を送り螺子からなる加圧力調整手段により被
転写体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体か
ら離間するようにして、加圧定着手段の加圧力を無段階
に調整することが出来るから、定着位置に進入する被転
写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の
発生を更に確実に防止しても画像形成の生産性が低下す
ることなく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装
置を提供することが出来るようにする。請求項13にお
いては、トナー像を形成するトナー像形成手段で被転写
体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定着
する加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体を加
圧、又は、トナー像が形成された被転写体から離間する
被加圧定着手段をソレノイドからなる加圧力調整手段に
より被転写体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転
写体から離間するようにして、加圧定着手段の加圧力を
簡単な構造で低コストで多段階に調整することが出来る
から、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝
撃によるジター等の異常画像の発生を確実に防止しても
画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型
化で低コストの画像形成装置を提供することが出来るよ
うにする。請求項14においては、トナー像を形成する
トナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定
着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像
が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成さ
れた被転写体から離間する被加圧定着手段をカム部材か
らなる加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転
写体を加圧、又は、被転写体から離間するようにして、
加圧定着手段の加圧力を無段階に調整することが出来る
から、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝
撃によるジター等の異常画像の発生を更に確実に防止し
ても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で
小型化で低コストの画像形成装置を提供することが出来
るようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1において、被転写体
(P)の転写用紙に形成されたトナー像を加圧定着して
画像を形成する画像形成装置0は、トナー像を形成する
トナー像形成手段1と、上記トナー像形成手段1で被転
写体(P)の転写用紙に形成されたトナー像を定着位置
(F)で加圧して加圧定着する加圧定着手段2の加圧定
着ローラ2aと、上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロ
ーラ2aとトナー像が形成された被転写体(P)の転写
用紙を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体
(P)の転写用紙から離間する被加圧定着手段3の加熱
部材3aの加熱定着ローラ3a1と、加圧定着ローラ2
aと加熱定着ローラ3a1を、被転写体(P)の転写用
紙の厚さにより、被転写体(P)の転写用紙を加圧、又
は、被転写体(P)の転写用紙から離間する加圧力調整
手段4とからなり、被転写体(P)の転写用紙の先端部
が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を防止し
ても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で
小型化で低コストである。上記トナー像形成手段1に
は、所定の速度で図示の矢印A方向に回転駆動される像
担持体1aのドラム形状の感光体が設けられており、上
記像担持体1aのドラム形状の感光体の周囲には帯電チ
ャージャ1b、光書き込みユニット1c、現像ユニット
1d、転写チャージャ1e、分離チャージャ1f等が配
置されている。
【0012】上記像担持体1aのドラム形状の感光体
は、上記帯電チャージャ1bにより一様に帯電され、上
記光書き込みユニット1cによって図示しない画像処理
部からの画像信号に基づいて静電潜像を形成され、上記
現像ユニット1dによってトナー像を現像される。給紙
トレイ1gの給紙トレイ1g1、又は、給紙トレイ1g2
より搬送路1iに送り出された被転写体(P)の転写用
紙は、レジストローラ1hを経由して上記転写チャージ
ャ1eにより、上記像担持体1aのドラム形状の感光体
上のトナー像を転写され、上記分離チャージャ1fによ
り上記像担持体1aのドラム形状の感光体より分離さ
れ、定着位置(F)における加圧定着ローラ2aと加熱
定着ローラ3a1によって加圧されながら加熱されて、
トナーを溶融、定着される。被転写体(P)の転写用紙
が搬送される上記搬送路1i上には給紙センサ1j、レ
ジストセンサ1k、排紙センサ1lの各センサが設けら
れており、被転写体(P)の転写用紙の進行状況を把握
することができる。上記加圧定着手段2の上記加圧定着
ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3a
の上記加熱定着ローラ3a1対の間隔を常に最大まで開
くのではなく、上記レジストセンサ1k以前に用紙厚検
知センサ6を設け、被転写体(P)の転写用紙の給紙開
始後、上記用紙厚検知センサ6の通過時に被転写体
(P)の転写用紙の用紙厚を求めて、この用紙厚に余裕
分を加えた値、若しくは、それ以上で選択可能な最も近
い値を、自動的に上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロ
ーラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの
上記加熱定着ローラ3a1対の離間間隔とするようにな
っている。上記用紙厚検知センサ6は、ローラ対6aで
被転写体(P)の転写用紙を挟叉し、上記ローラ対6a
の変位を測定する方法や、被転写体(P)の転写用紙に
光を照射し、その透過光を測定する方法等で被転写体
(P)の転写用紙の厚さ検知が行なわれる。又は、上記
給紙トレイ1gの各上記給紙トレイ1g1と上記給紙ト
レイ1g2毎に、被転写体(P)の転写用紙の用紙厚さ
を予め設定して、操作部5において、数段階から選択し
て、又は、直接に被転写体(P)の転写用紙の厚さを入
力するようにして、上記操作部5からの入力により上記
加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧
定着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3
1対の離間間隔とするようにしても良い。
【0013】図2において、上記被加圧定着手段3の上
記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1は、図示の
矢印B方向に回動可能に保持され、その表面をPFA、
PTFE等の耐熱離型層でコーティングし、内部に熱源
3a11を有する。上記熱源3a11には、ハロゲンヒータ
やニクロム線の赤外線ヒータ等を用いる。上記被加圧定
着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a
1と対をなす上記加圧定着手段2の加圧定着ローラ2a
は、図示の矢印C方向に回動可能に保持され、表面がシ
リコンゴムの耐熱ゴム層で構成される。上記被加圧定着
手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1
と上記加圧定着手段2の加圧定着ローラ2aは、それぞ
れ温度検知手段3a12と温度検知手段2a1を備えてお
り、上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記加
熱定着ローラ3a1と上記加圧定着手段2の加圧定着ロ
ーラ2aの温度がそれぞれ適正な値となるように、図示
しない制御装置によって上記熱源3a11による与熱を制
御するようになっている。上記加圧定着手段2の上記加
圧定着ローラ2aは、軸2a2の両端を、上記加圧力調
整手段4の加圧レバー4dにより図示の矢印D方向に押
し上げることで、上記被加圧定着手段3の上記加熱部材
3aの上記加熱定着ローラ3a1に加圧される。上記加
圧力調整手段4の上記加圧レバー4dは、その一端を軸
4d1により回転自在に支持し、他端にスプリング4d2
を掛けて図示の矢印D方向の上方へ回動付勢されてい
る。そして、上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3a
の上記加熱定着ローラ3a 1は、図示しないモータによ
って図示の矢印B方向に回転駆動され、未定着画像を形
成された被転写体(P)の転写用紙を搬送しつつ加圧し
ながら加熱されてトナーを溶融、定着して高品質の画像
を形成する上記画像形成装置0を提供することが出来る
ようになっている。
【0014】図3は他の実施形態の要部構成図であり、
上記加圧力調整手段4は、図示しない側板に沿って図示
の矢印G方向の上下動可能に設けたブラケット4a1
有する。上記加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2a
を加圧する上記スプリング4d 2の他端は、上記ブラケ
ット4a1に連結されている。上記ブラケット4a1
は、上下方向に雌ねじを切った孔4a11が設けられてお
り、送り螺子4aと噛み合わされている。上記送り螺子
4aは、加圧モータ4a2によって歯車列4a3を介して
回転駆動される。更に、図示しない側板にはフォトセン
サ4a4が設けられており、上記加圧定着手段2の上記
加圧定着ローラ2aの加圧力が基準と定めた値になった
時に、上記ブラケット4a1によって上記フォトセンサ
4a4(フォトインタラプタ)がONされるように調整
されている。つまり、ブラケットの上下動の過程でフォ
トセンサが遮蔽されたときに、フォトセンサはONして
加圧力が基準値になったことを制御部に報知する。上記
加圧モータ4a2を回転駆動すると、上記送り螺子4a
と雌ねじ状の孔4a11にて噛み合っている上記ブラケッ
ト4a1は、上記送り螺子4aの正逆回転に従い上下動
する。上記ブラケット4a1が上方に移動すれば上記ス
プリング4d2による付勢力が強まり、上記加圧定着手
段2の上記加圧定着ローラ2aはより強く、上記被加圧
定着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3
1に押しつけられる。逆に、上記ブラケット4a1を下
方に移動すれば、上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロ
ーラ2aから上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3a
の上記加熱定着ローラ3a1への加圧力は弱まり、やが
て離間する。これによって、上記加圧定着手段2の上記
加圧定着ローラ2aの加圧力を無段階に調整することが
出来るから、定着位置(F)に進入する被転写体(P)
の転写用紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常
画像の発生を更に確実に防止しても画像形成の生産性が
低下することなく装置が簡単で小型化で低コストの上記
画像形成装置0を提供することが出来るようになった。
【0015】図4は本発明の制御系の一例を示すブロッ
ク図であり、上記画像形成装置0の制御部0aは、主に
各種の処理動作を行うCPU0a1、タイマ/カウンタ
0a2、制御用プログラムを固定的に記憶したROM0
3、各種情報を一時記憶するRAM0a4、I/Oユニ
ット0a5等から構成されている。そして、上記I/O
ユニットa5には、上記像担持体1aのドラム形状の感
光体、上記現像ユニット1d、上記加圧定着手段2の上
記加圧定着ローラ2aや上記被加圧定着手段3の上記加
熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1等を回動駆動す
る各駆動モータ、上記給紙センサ1j、上記レジストセ
ンサ1kや排紙センサ1l等が接続されている。
【0016】図5は本発明の一実施形態にかかる装置の
制御手順を示すフローチャートであり、上記加圧定着手
段2の上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3
の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1等から
なる定着位置(F)に進入する被転写体(P)の転写用
紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発
生を防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの上記画像形成装置0を提
供する為の制御フローである。即ち、上記加圧力調整手
段4は上記制御部0aによって、画像の形成が指示され
開始すると(ステップ1)、上記レジストセンサ1k以
前の上記搬送路1iに設けた被転写体(P)の転写用紙
の厚さを検知する用紙厚検知センサ、又は、上記操作部
5で被転写体(P)の転写用紙の厚さを指定する方法
で、被転写体(P)の転写用紙の給紙開始と共に使用さ
れる被転写体(P)の転写用紙が厚紙かどうか判断して
(ステップ2)、被転写体(P)の転写用紙が厚紙でな
ければ終了するが、被転写体(P)の転写用紙が厚紙で
あれば、被転写体(P)の転写用紙の先端の上記レジス
トセンサ1kの通過によりONしたかどうかを判断して
(ステップ3)、上記タイマー/カウント0a2のカウ
ントをスタートして開始して(ステップ4)、予め決定
された定着位置(F)での上記加圧定着手段2の上記加
圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部
材3aの上記加熱定着ローラ3a1間の、被転写体
(P)の転写用紙が定着位置(F)の入り口を通過する
までに上記加圧モータ4a2による上記加圧定着手段2
の上記加圧定着ローラ2aの離間を完了させる為に、上
記加圧モータ4a2の動作終了までにかかる時間を計算
し、定着位置(F)を通過する予定の時間より少なくと
もその時間分だけ早く上記加圧モータ4a2の動作を開
始するように、離間開始位置までの時間をカウントした
後(ステップ5)、上記加圧モータ4a2を駆動して定
着位置(F)での上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロ
ーラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの
上記加熱定着ローラ3a1対を離間させて(ステップ
6)、被転写体(P)の転写用紙が上記加圧定着手段2
の上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上
記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1対の定着位
置(F)入口を通過する時間までカウントした後(ステ
ップ7)、再び上記加圧モータ4a2を駆動して上記加
圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧定
着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a
1対を加圧状態にして(ステップ8)、終了するように
なっている。
【0017】図6において、上記加圧定着手段2の上記
加圧定着ローラ2aに十分な熱を持たせて被転写体
(P)の転写用紙の定着性を向上させ、上記加圧定着手
段2の上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3
の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1等から
なる定着位置(F)に進入する被転写体(P)の転写用
紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発
生を防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの高品質の画像を形成する
上記画像形成装置0を提供する為に、上記加圧力調整手
段4は上記制御部0aによって、画像の形成が指示され
開始すると(ステップ9)、上記レジストセンサ1k以
前の上記搬送路1iに設けた被転写体(P)の転写用紙
の厚さを検知する用紙厚検知センサ、又は、操作部5で
被転写体(P)の転写用紙の厚さを指定する方法で、被
転写体(P)の転写用紙の給紙開始とともに使用される
被転写体(P)の転写用紙が厚紙かどうか判断して(ス
テプ10)、被転写体(P)の転写用紙が厚紙でなけれ
ば終了するが、被転写体(P)の転写用紙が厚紙であれ
ば、その時点での上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロ
ーラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの
上記加熱定着ローラ3a1対の温度を上記温度検知手段
2a1と上記温度検知手段3a12で取得して(ステップ
11)、上記温度検知手段2a1と上記温度検知手段3
12で取得した上記加圧定着手段2の上記加圧定着ロー
ラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上
記加熱定着ローラ3a1対の温度と所定の目標温度より
温度上昇に必要な時間を計算し(ステップ12)、上記
レジストセンサ1kを出てからの時間を引いて上記レジ
ストローラ1hでの待ち時間として設定し(ステップ1
3)、上記タイマー/カウント0a2をスタートして待
ち時間から減算を開始して(ステップ14)、被転写体
(P)の転写用紙先端の上記レジストセンサ1kの通過
によりONしたかどうかを判断して(ステップ15)、
上記レジストローラ1hでの待ち時間が残っているかど
うかを判断して(ステップ16)、上記レジストローラ
1hでの待ち時間が残りが無ければ(ステップ4)へ、
上記レジストローラ1hでの待ち時間が残りが有れば上
記レジストローラ1hを停止して(ステップ17)、上
記レジストローラ1hでの待ち時間のカウンタが終了か
を判断して(ステップ18))、この待ち時間の間、上
記加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2aと上記被加
圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ
3a1対を加圧状態で回転させ、待ち時間が終了した
ら、上記レジストローラ1hの回転駆動を開始して(ス
テップ19)、(ステップ4)へ継続して終了する。
【0018】図7において、上記加圧定着手段2の上記
加圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱
部材3aの上記加熱定着ローラ3a1対の間隔を常に最
大まで開くのではなく、上記加圧定着手段2の上記加圧
定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上記加熱部材
3aの上記加熱定着ローラ3a1対の定着位置(F)に
被転写体(P)の転写用紙の先端が通過後は直ぐに加圧
状態に移行出来るような最適な間隔とすることで、被転
写体(P)の転写用紙の先端部付近の定着性を安定させ
ると共に被転写体(P)の転写用紙の先端から画像形成
開始部分までの距離を短くして、上記加圧定着手段2の
上記加圧定着ローラ2aと上記被加圧定着手段3の上記
加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1等からなる定
着位置(F)に進入する被転写体(P)の転写用紙の先
端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を防
止しても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡
単で小型化で低コストの上記画像形成装置0を提供する
為に、上記加圧力調整手段4は上記制御部0aによっ
て、画像の形成が指示され開始すると(ステップ2
0)、数段階からの選択、又は、直接に用紙厚を入力す
るようにして、上記操作部5において上記給紙トレイ1
gの各給紙トレイ1g1と給紙トレイ1g2毎に被転写体
(P)の転写用紙の用紙厚さを設定して取得し(ステッ
プ21)、被転写体(P)の転写用紙の給紙開始後、上
記操作部5で設定されて取得した被転写体(P)の転写
用紙の用紙厚が所定の厚さ以上の厚紙かどうかを判断し
て(ステップ22)、被転写体(P)の転写用紙が厚紙
でなければ終了するが、被転写体(P)の転写用紙が厚
紙であれば、被転写体(P)の転写用紙の用紙厚に余裕
分を加えた値、若しくは、それ以上で選択可能な最も近
い値を離間間隔として上記加圧モータ4a2を駆動する
加圧力を決定して(ステップ23)、(ステップ3)又
は(ステップ11)に継続して終了する。
【0019】図8のフローにおいて、加圧定着ローラ2
aと加熱定着ローラ3a1対の間隔を常に最大まで開く
のではなく、定着位置(F)に被転写体(P)の転写用
紙の先端が通過後は直ぐに自動的に加圧状態に移行出来
るような最適な間隔で、被転写体(P)の転写用紙の先
端部付近の定着性を安定させると共に被転写体(P)の
転写用紙の先端から画像形成開始部分までの距離を短く
して、上記加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2aと
上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定
着ローラ3a1等からなる定着位置(F)に進入する被
転写体(P)の転写用紙の先端部が受ける衝撃によるジ
ター等の異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性
が低下することなく装置が簡単で小型化で低コストの上
記画像形成装置0を提供する。このため、上記加圧力調
整手段4は上記制御部0aによって、画像の形成が指示
され開始すると(ステップ24)、上記レジストセンサ
1k以前に設けた上記用紙厚検知センサ6で、被転写体
(P)の転写用紙の給紙開始後、上記用紙厚検知センサ
6の通過時に被転写体(P)の転写用紙の用紙厚を測定
して取得する(ステップ25)。被転写体(P)の転写
用紙の給紙開始後、上記用紙厚検知センサ6で測定して
取得した被転写体(P)の転写用紙の用紙厚が所定の厚
さ以上の厚紙かどうかを判断して(ステップ26)、被
転写体(P)の転写用紙が厚紙でなければ終了するが、
被転写体(P)の転写用紙が厚紙であれば、被転写体
(P)の転写用紙の用紙厚に余裕分を加えた値、若しく
は、それ以上で選択可能な最も近い値を離間間隔として
上記加圧モータ4a2を駆動する加圧力を決定して(ス
テップ27)、(ステップ3)又は(ステップ11)に
継続して終了する。
【0020】図9に示した他の実施形態の定着装置おい
て、上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの加熱定
着ベルト3a2は、内部に熱源3a21を有して、駆動保
持部材3a23と従動保持部材3a24によって図示の矢印
H方向に回動可能に保持されている。上記熱源3a21
は、ハロゲンヒータやニクロム線の赤外線ヒータ等を用
いる。上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記
加熱定着ベルト3a2と対をなす上記加圧定着手段2の
加圧定着ローラ2aは、図示の矢印I方向に回動可能に
保持され、表面がシリコンゴムの耐熱ゴム層で構成され
る。上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記加
熱定着ベルト3a2と上記加圧定着手段2の加圧定着ロ
ーラ2aは、それぞれ温度検知手段3a22と上記温度検
知手段2a1を備えており、加熱定着ベルト3a2と加圧
定着ローラ2aの温度がそれぞれ適正な値となるよう
に、図示しない制御装置によって上記熱源3a 21による
与熱を制御するようになっている。加圧定着ローラ2a
は、上記軸2a2の両端を、上記加圧力調整手段4の上
記加圧レバー4dにより図示の矢印J方向に押し上げる
ことで、上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上
記加熱定着ベルト3a2に加圧される。上記加圧力調整
手段4の上記加圧レバー4dは、その一端を上記軸4d
1により回転自在に支持し、他端に上記スプリング4d2
を掛けて図示の矢印K方向の上方へ回動付勢してある。
そして、加熱定着ベルト3a2は、上記駆動保持部材3
23の図示しないモータによって図示の矢印H方向に回
動駆動され、未定着画像を形成された被転写体(P)の
転写用紙を搬送しつつ少ない熱容量で十分に加熱され、
加圧しながらトナーを溶融、定着して高品質の画像を形
成する上記画像形成装置0を提供することが出来るよう
になっている。
【0021】図10に示した他の実施形態の定着装置に
おいて、上記加圧力調整手段4は、ソレノイド4bを有
し、上記ソレノイド4bのプランジャ4b1が図示の矢
印(L)方向に上下動するようになっている。上記加圧
定着手段2の上記加圧定着ローラ2aを加圧する上記ス
プリング4d 2の他端は、上記プランジャ4bに連結
されている。上記プランジャ4bが上方に移動すれ
ば、上記スプリング4d2による付勢力が強まり、上記
加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2aはより強く、
上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記加熱定
着ローラ3a1に押しつけられる。逆に、上記プランジ
ャ4b1が下方に移動すれば、上記加圧定着手段2の上
記加圧定着ローラ2aから上記被加圧定着手段3の上記
加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1への加圧力は
弱まり、やがて離間する。これによって、上記加圧定着
手段2の上記加圧定着ローラ2aの加圧力を、簡単な構
造で低コストで多段階に調整することが出来るから、定
着位置(F)に進入する被転写体(P)の転写用紙の先
端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を確
実に防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの上記画像形成装置0を提
供することが出来るようになった。
【0022】図11に示した他の実施形態に係る定着装
置において、上記加圧力調整手段4は、カム部材4cを
有し、上記カム部材4cが図示の矢印(M)方向に回動
すると、ブラケット4c1が図示の矢印(O)方向へ上
下動するようになっている。上記加圧定着手段2の上記
加圧定着ローラ2aを加圧する上記スプリング4d 2
他端は、上記ブラケット4c1に連結されている。上記
ブラケット4c1が上方に移動すれば、上記スプリング
4d2による付勢力が強まり、上記加圧定着手段2の上
記加圧定着ローラ2aはより強く、上記被加圧定着手段
3の上記加熱部材3aの上記加熱定着ローラ3a1に押
しつけられる。逆に、上記ブラケット4c1が下方に移
動すれば、上記加圧定着手段2の上記加圧定着ローラ2
aから上記被加圧定着手段3の上記加熱部材3aの上記
加熱定着ローラ3a1への加圧力は弱まり、やがて離間
する。これによって、上記加圧定着手段2の上記加圧定
着ローラ2aの加圧力を、無段階に調整することが出来
るから、定着位置(F)に進入する被転写体(P)の転
写用紙の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像
の発生を更に確実に防止しても画像形成の生産性が低下
することなく装置が簡単で小型化で低コストの上記画像
形成装置0を提供することが出来るようになった。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、トナー像を形成
するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像
を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナ
ー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形
成された被転写体から離間する被加圧定着手段を加圧力
調整手段により被転写体の厚さにより被転写体を加圧、
又は、被転写体から離間するようにしたので、定着位置
に進入する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター
等の異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性が低
下することなく装置が簡単で小型化で低コストの画像形
成装置を提供することが出来るようになった。請求項2
の発明によれば、トナー像を形成するトナー像形成手段
で被転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して
加圧定着する加圧定着手段の加圧定着ローラとトナー像
が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成さ
れた被転写体から離間する被加圧定着手段を加圧力調整
手段により被転写体の厚さにより被転写体を加圧、又
は、被転写体から離間するようにしたので、加圧定着ロ
ーラの定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝
撃によるジター等の異常画像の発生を防止しても画像形
成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型化で低
コストの画像形成装置を提供することが出来るようにな
った。請求項3の発明によれば、トナー像を形成するト
ナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像を定着
位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナー像が
形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形成され
た被転写体から離間する被加圧定着手段の加熱部材を加
圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転写体を加
圧、又は、被転写体から離間するようにしたので、加熱
部材の定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝
撃によるジター等の異常画像の発生を防止しても画像形
成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型化で低
コストの画像形成装置を提供することが出来るようにな
った。
【0024】請求項4の発明によれば、トナー像を形成
するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像
を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナ
ー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形
成された被転写体から離間する被加圧定着手段の加熱部
材の加熱定着ローラを加圧力調整手段により被転写体の
厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体から離間す
るようにしたので、加熱部材が加熱定着ローラの定着位
置に進入する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジタ
ー等の異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性が
低下することなく装置が簡単で小型化で低コストの画像
形成装置を提供することが出来るようになった。請求項
5の発明によれば、トナー像を形成するトナー像形成手
段で被転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧し
て加圧定着する加圧定着手段とトナー像が形成された被
転写体を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体か
ら離間する被加圧定着手段の加熱部材の加熱定着ベルト
を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転写体
を加圧、又は、被転写体から離間するようにしたので、
加熱部材が加熱定着ベルトの定着位置に進入する被転写
体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発
生を防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供する
ことが出来るようになった。請求項6の発明によれば、
トナー像を形成するトナー像形成手段で被転写体に形成
されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧
定着手段とトナー像が形成された被転写体を加圧、又
は、トナー像が形成された被転写体から離間する被加圧
定着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚さにより
被転写体を加圧、又は、被転写体から離間すると共に加
圧力調整手段は搬送される定着位置より上流側の被転写
体の厚さにより加圧定着手段と被加圧定着手段を離間し
て、定着位置内への被転写体の進入により加圧定着手段
と被加圧定着手段で被転写体を加圧して定着するように
したので、定着位置に進入する被転写体の先端部が受け
る衝撃によるジター等の異常画像の発生を確実に防止し
ても画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で
小型化で低コストの画像形成装置を提供することが出来
るようになった。
【0025】請求項7の発明によれば、トナー像を形成
するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー像
を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とトナ
ー像が形成された被転写体を加圧、又は、離間する被加
圧定着手段を加圧力調整手段により被転写体の厚さによ
り被転写体を加圧、又は、トナー像が形成された被転写
体から被転写体から離間すると共に加圧定着手段が所定
の温度以上になってから加圧定着手段と被加圧定着手段
を離間するようにしたので、加圧定着手段に十分な熱を
持たせて被転写体の転写用紙の定着性を向上させ、定着
位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジ
ター等の異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性
が低下することなく装置が簡単で小型化で低コストの高
品質の画像を形成する画像形成装置を提供することが出
来るようになった。請求項8の発明によれば、トナー像
を形成するトナー像形成手段で被転写体に形成されたト
ナー像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段
とトナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー
像が形成された被転写体から離間する被加圧定着手段を
加圧力調整手段により被転写体の厚さにより被転写体を
加圧、又は、被転写体から離間すると共に加圧力調整手
段は加圧定着手段と被加圧定着手段が被転写体を多段階
の圧力で加圧するようにしたので、定着位置に進入する
被転写体の先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画
像の発生を確実に防止しても画像形成の生産性が低下す
ることなく装置が簡単で小型化で低コストの画像形成装
置を提供することが出来るようになった。請求項9の発
明によれば、トナー像を形成するトナー像形成手段で被
転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧
定着する加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体
を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体から離間
する被加圧定着手段を加圧力調整手段により被転写体の
厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体から離間す
ると共に加圧力調整手段は加圧定着手段と被加圧定着手
段が被転写体を無段階の圧力で加圧するようにしたの
で、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝撃
によるジター等の異常画像の発生を更に確実に防止して
も画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小
型化で低コストの画像形成装置を提供することが出来る
ようになった。
【0026】請求項10の発明によれば、トナー像を形
成するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー
像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とト
ナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が
形成された被転写体から離間する被加圧定着手段を加圧
力調整手段により被転写体の厚さにより被転写体を加
圧、又は、被転写体から離間すると共に加圧力調整手段
は操作部で選択された被転写体の厚さにより加圧定着手
段と被加圧定着手段の加圧力を調整するようにしたの
で、加圧定着手段と被加圧定着手段対の間隔を常に最大
まで開くのではなく、加圧定着手段と被加圧定着手段対
の定着位置に被転写体の先端が通過後は直ぐに加圧状態
に移行出来るような最適な間隔とすることで、被転写体
の先端部付近の定着性を安定させると共に被転写体の先
端から画像形成開始部分までの距離を短くして、定着位
置に進入する被転写体の先端部が受ける衝撃によるジタ
ー等の異常画像の発生を防止しても画像形成の生産性が
低下することなく装置が簡単で小型化で低コストの画像
形成装置を提供することが出来るようになった。請求項
11の発明によれば、トナー像を形成するトナー像形成
手段で被転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧
して加圧定着する加圧定着手段とトナー像が形成された
被転写体を加圧、又は、トナー像が形成された被転写体
から離間する被加圧定着手段を加圧力調整手段により被
転写体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体か
ら離間すると共に加圧力調整手段は通紙される被転写体
の厚さを識別するセンサで識別された被転写体の厚さに
より加圧定着手段と被加圧定着手段の加圧力を調整する
ようにしたので、加圧定着手段と被加圧定着手段対の間
隔を常に最大まで開くのではなく、定着位置に被転写体
の先端が通過後は直ぐに自動的に加圧状態に移行出来る
ような最適な間隔で、被転写体の先端部付近の定着性を
安定させると共に被転写体の先端から画像形成開始部分
までの距離を短くして、定着位置に進入する被転写体の
先端部が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を
防止しても画像形成の生産性が低下することなく装置が
簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供すること
が出来るようになった。
【0027】請求項12の発明によれば、トナー像を形
成するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー
像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とト
ナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が
形成された被転写体から離間する被加圧定着手段を送り
螺子からなる加圧力調整手段により被転写体の厚さによ
り被転写体を加圧、又は、被転写体から離間するように
したので、加圧定着手段の加圧力を無段階に調整するこ
とが出来るから、定着位置に進入する被転写体の先端部
が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を更に確
実に防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供する
ことが出来るようになった。請求項13の発明によれ
ば、トナー像を形成するトナー像形成手段で被転写体に
形成されたトナー像を定着位置で加圧して加圧定着する
加圧定着手段とトナー像が形成された被転写体を加圧、
又は、トナー像が形成された被転写体から離間する被加
圧定着手段をソレノイドからなる加圧力調整手段により
被転写体の厚さにより被転写体を加圧、又は、被転写体
から離間するようにしたので、加圧定着手段の加圧力を
簡単な構造で低コストで多段階に調整することが出来る
から、定着位置に進入する被転写体の先端部が受ける衝
撃によるジター等の異常画像の発生を確実に防止しても
画像形成の生産性が低下することなく装置が簡単で小型
化で低コストの画像形成装置を提供することが出来るよ
うになった。請求項14の発明によれば、トナー像を形
成するトナー像形成手段で被転写体に形成されたトナー
像を定着位置で加圧して加圧定着する加圧定着手段とト
ナー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が
形成された被転写体から離間する被加圧定着手段をカム
部材からなる加圧力調整手段により被転写体の厚さによ
り被転写体を加圧、又は、被転写体から離間するように
したので、加圧定着手段の加圧力を無段階に調整するこ
とが出来るから、定着位置に進入する被転写体の先端部
が受ける衝撃によるジター等の異常画像の発生を更に確
実に防止しても画像形成の生産性が低下することなく装
置が簡単で小型化で低コストの画像形成装置を提供する
ことが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置を説
明する説明図である。
【図2】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の主
要部を説明する拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部を説明する拡大図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部を説明するブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態例を示す画像形成装置の他
の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置
の主要部の動作を説明するフローチャートである。
【図9】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装置
の主要部を説明する拡大図である。
【図10】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装
置の主要部を説明する拡大図である。
【図11】本発明の他の実施の形態例を示す画像形成装
置の主要部を説明する拡大図である。
【符号の説明】
0 画像形成装置、0a 制御部、0a1 CPU、0
2 タイマー/カウンタ、0a3 ROM、0a4
AM、0a5 I/Oユニット 1 トナー像形成手段、1a 像担持体、1b 帯電チ
ャージャ、1c 光書き込みユニット、1d 現像ユニ
ット、1e 転写チャージャ、1f 分離チャージャ、
1g 給紙トレイ、1g1 給紙トレイ、1g2 給紙ト
レイ、1h レジストローラ、1i 搬送路、1j 給
紙センサ、1k レジストセンサ 1l 排紙センサ 2 加圧定着手段、2a 加圧定着ローラ、2a1
度検知手段、2a2 軸 3 被加圧定着手段、3a 加熱部材、3a1 加熱定
着ローラ、3a11 熱源、3a12 温度検知手段、3a
2 加熱定着ベルト、3a21 熱源、3a22 温度検
知手段、3a23 駆動保持部材、3a24 従動保持部
材、4 加圧力調整手段、4a 送り螺子、4a1
ラケット、4a11 孔、4a2 加圧モータ、4a3
車列、4a4 フォトセンサ4b ソレノイド、4b1
プランジャ、4c カム部材、4c1 ブラケット、4
d 加圧レバー、4d1 軸、4d2 スプリング 5 操作部 6 用紙厚検知センサ、6a ローラ対

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被転写体に形成されたトナー像を加圧定
    着して画像を形成する画像形成装置において、トナー像
    を形成するトナー像形成手段と、上記トナー像形成手段
    で被転写体に形成されたトナー像を定着位置で加圧して
    加圧定着する加圧定着手段と、上記加圧定着手段とトナ
    ー像が形成された被転写体を加圧、又は、トナー像が形
    成された被転写体から離間する被加圧定着手段と、上記
    加圧定着手段と上記被加圧定着手段を被転写体の厚さに
    より被転写体を加圧、又は、被転写体から離間する加圧
    力調整手段とからなることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、加圧定着手段は、加圧定着ローラであることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像形成装置に
    おいて、被加圧定着手段は、加熱部材であることを特徴
    とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、加熱部材は、加熱定着ローラであることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の画像形成装置におい
    て、加熱部材は、加熱定着ベルトであることを特徴とす
    る画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5に記載の画
    像形成装置において、加圧力調整手段は、搬送される定
    着位置より上流側の被転写体の厚さにより加圧定着手段
    と被加圧定着手段を離間して、定着位置内への被転写体
    の進入により上記加圧定着手段と上記被加圧定着手段で
    被転写体を加圧して定着することを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6に記載
    の画像形成装置において、加圧定着手段が所定の温度以
    上になってから、加圧定着手段と被加圧定着手段を離間
    することを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載の画像形成装置において、加圧力調整手段は、加圧
    定着手段と被加圧定着手段が被転写体を多段階の圧力で
    加圧することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載の画像形成装置において、加圧力調整手段は、加圧
    定着手段と被加圧定着手段が被転写体を無段階の圧力で
    加圧することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の画像形成装置において、加圧力調整手
    段は、操作部で選択された被転写体の厚さにより加圧定
    着手段と被加圧定着手段の加圧力を調整することを特徴
    とする画像形成装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9に記載の画像形成装置において、加圧力調整手
    段は、通紙される被転写体の厚さを識別するセンサで識
    別された被転写体の厚さにより加圧定着手段と被加圧定
    着手段の加圧力を調整することを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11に記載の画像形成装置において、
    加圧力調整手段は、送り螺子からなることを特徴とする
    画像形成装置。
  13. 【請求項13】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11又は12に記載の画像形成装置にお
    いて、加圧力調整手段は、ソレノイドからなることを特
    徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11又は12に記載の画像形成装置にお
    いて、加圧力調整手段は、カム部材からなることを特徴
    とする画像形成装置。
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