JP2003029218A - 平面導波路型光デバイス - Google Patents

平面導波路型光デバイス

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JP2003029218A JP2001213823A JP2001213823A JP2003029218A JP 2003029218 A JP2003029218 A JP 2003029218A JP 2001213823 A JP2001213823 A JP 2001213823A JP 2001213823 A JP2001213823 A JP 2001213823A JP 2003029218 A JP2003029218 A JP 2003029218A
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Manabu Shiozaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学特性に関して良好な偏波依存性を有して
いて、製造時間が短く、かつ機械的強度の強い平面導波
路型光デバイスを提供する。 【解決手段】 平面導波路型光デバイス1は、基板10
0と、基板上に形成されたクラッド70内に埋設された
2本の光導波路10、20と、光導波路10、20を両
端の位置で結合させる2つの光結合部50、60と、光
結合部50、60に結合する光入力部4、光出力部5を
有する。クラッド70の表面には、光導波路10に沿っ
て設けられ光導波路の光路長を調整する薄膜ヒーター1
10が配置されている。薄膜ヒーター110の近辺に、
光導波路10と平行して光伝搬作用を有しない光導波路
30をクラッド70内に埋設し、同時にクラッド70の
表面に光導波路30を加熱する薄膜ヒーター130を光
導波路30に沿って配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平面導波路型光デバ
イスに関し、特に熱光学位相シフタを用いた平面導波路
型光デバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】波長多重(WDM)光通信は、複数の光
源から出射された波長1.55μm帯の多波長の信号光
を1本の光ファイバ伝送路に一括して伝送させ、波長毎
に割り振られた受光器で受信することにより大容量・高
速の光通信を行うものである。WDM光通信システムに
おいては、複数の光源から出射された信号光を1本の光
ファイバに合波させるための光合波器、および1本の光
ファイバ内を伝搬する多波長の信号光を複数の受光器に
分波させる光分波器が必要とされる。また、受光器で正
常に受光するためには、受光器に到達する多波長の信号
光それぞれのパワーは互いにほぼ等しいことが要求され
るので、多波長の信号光それぞれにおける光パワーを等
化にするための光減衰器が必要とされる。
【0003】光合分波器および光減衰器等の光デバイス
においては、波長可変選択、透過波長幅可変、光減衰量
可変等の機能が付加できれば、その適用範囲が広げられ
る。例えば、特開平5−323246公報「光合分波
器」には、平面導波路から形成されるアレイ導波路型回
折格子(Arrayed Waveguide Grating、以下AWG)
で、アレイ状光導波路の上部に薄膜ヒーターからなる熱
光学位相シフタを取り付けることによって波長可変選択
機能を付加する技術が記載されている。また、文献「K.
Hattori, et al., "All-PLC-based optical ADM with
high isolation andpolarization independent level e
qualizer", in Proc. ECOC'98, 1998, pp.327-328」に
は、平面導波路から形成されるマッハツェンダ干渉計
で、干渉計における光導波路の上部に薄膜ヒーターから
なる熱光学位相シフタを取り付けて光路の温度を調整す
ることによって各光結合部の間の光路長差を制御し、光
減衰量を可変に制御する技術が記載されている。
【0004】コアおよびクラッドから構成される光導波
路において、クラッド表面に薄膜ヒーターからなる熱光
学位相シフタが取り付けられた場合、コアとクラッドと
の熱膨張係数の違いに起因して、光導波路には上下方向
の熱応力が生じやすい。光導波路に上下方向の熱応力が
生じた場合、光導波路の上下方向と横方向とで屈折率に
差異(複屈折)が発生する。そのため、熱光学位相シフ
タを有する平面導波路型光デバイスでは、光学特性の偏
波依存性が大きくなりやすい。これに対して、例えば、
文献「2001年電子情報通信学会総合大会C−3−6
4(予稿集P.229)PLC型可変減衰器の低PDL
化」には、導波路の両側に熱応力開放用の溝を設けて偏
波依存性損失(Polarization Dependent Loss、以下P
DL)を低減しようとする技術が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、導波路
の両側に熱応力開放用の溝を設けてPDLを低減させよ
うとする技術においては、以下のような問題点を有して
いる。導波路の両側に加工される溝は、熱応力を十分に
開放させるためには、クラッド表面からクラッドと基板
との境界付近までの深さを持たせる必要がある。一般的
な光回路においては、この深さはおおよそ20〜50μ
mである。通常、溝加工はクラッド形成後のエッチング
によって行われるが、上記のような深さの加工は、通常
のエッチング速度から考えて5〜10時間程度の多大な
時間を要してしまう。また、加工後のクラッド表面に
は、細長い導波路部が露出してしまうために、その部分
で機械的強度が弱くなってしまい、破断しやすい状況が
発生する。
【0006】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、光学特性に関して良好な偏波依存性
を有していて、製造時間が短く、かつ機械的強度の強い
平面導波路型光デバイスを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板と、基板
に設けられた複数の光導波路と、それぞれが光入出力部
を有すると共に複数の光導波路を結合させる2つの光結
合部と、光導波路の少なくとも一部に設けられ光導波路
の光路長を調整する熱光学位相シフタとを具備する平面
導波路型光デバイスであって、光導波路の光路長を調整
する熱光学位相シフタの近辺には、光伝搬作用を有しな
い光導波路および光伝搬作用を有しない光導波路の少な
くとも一部を加熱する熱光学位相シフタとが配置されて
いることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る平面導波路型光デバイ
スにおいて、光導波路の光路長を調整する熱光学位相シ
フタの加熱温度と比例させて、光伝搬作用を有しない光
導波路の少なくとも一部を加熱する熱光学位相シフタの
加熱温度を制御するのが好適である。
【0009】ここで、光伝搬作用を有しない光導波路と
は、光パワーが伝搬している光導波路と実質的に光結合
していなく、かつ光パワー伝搬の働きを有しない光導波
路を意味する。
【0010】上記の光導波路の光路長を調整する熱光学
位相シフタの近辺に、光伝搬作用を有しない光導波路お
よび光伝搬作用を有しない光導波路の少なくとも一部を
加熱する熱光学位相シフタとを配置することによって、
光路長を調整する熱光学位相シフタに起因する熱応力か
ら生じる複屈折を、光伝搬作用を有しない光導波路の少
なくとも一部を加熱する熱光学位相シフタによる熱応力
によって打ち消すことが可能となる。これによって、熱
応力に起因するPDLの劣化が抑制される。
【0011】また、光導波路の両側に溝を設けるような
エッチング加工を行わないので、多大な加工時間を要し
たり、機械的強度が弱くなったりする問題が生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明にお
いて同じ部分には同じ番号を付して重複する説明を省略
する。
【0013】図1(A)、(B)は、本発明に係る第一
の実施形態である平面導波路型光デバイス1の構成図で
ある。図1(A)は、全体平面図である。平面導波路型
光デバイス1は、基板100と、基板上に形成されたク
ラッド70内に埋設された2本の光導波路10、20
と、光導波路10、20を両端の位置で結合させる2つ
の光結合部50、60と、これらの光結合部50、60
に結合する光入力部4、光出力部5を有する。クラッド
70の表面には、光導波路10に沿って設けられ光導波
路の光路長を調整する薄膜ヒーター110が配置されて
いる。この薄膜ヒーター110の近辺には、光導波路1
0と平行して光伝搬作用を有しない光導波路30がクラ
ッド70内に埋設され、同時にクラッド70の表面に光
導波路30を加熱する薄膜ヒーター130が光導波路3
0に沿って配置されている。図1(B)は、図1(A)
の線分AA’における拡大断面図である。
【0014】ここで、薄膜ヒーター110および130
において、それぞれの加熱温度を上げた場合の光導波路
10が薄膜ヒーターに起因する熱応力によって被る複屈
折をシミュレーション計算で求めた結果を図2に示す。
光導波路10は、薄膜ヒーター110の加熱によって負
の複屈折、薄膜ヒーター130の加熱によって正の複屈
折を受けることがわかる。光導波路10がそれぞれの薄
膜ヒーターから受ける複屈折の符号が反対となる定性的
な理由は、薄膜ヒーター110の加熱の場合、上下方向
の温度分布のために光導波路10には縦方向の熱応力が
働くのに対して、薄膜ヒーター130の加熱の場合、光
導波路30の熱膨張を通して光導波路10には横方向の
熱応力が支配的となるためである。また、薄膜ヒーター
110または130の加熱温度と比例して、複屈折の絶
対値が大きくなっている。
【0015】薄膜ヒーター110の加熱温度Tのみ上
昇させるだけでは光導波路10の複屈折は正に大きくな
ってしまい、それに伴いPDLも増大してしまう。薄膜
ヒーター110の加熱温度Tと比例して、薄膜ヒータ
ー130の加熱温度Tを上昇させれば、光導波路10
の複屈折の増加分を低減させることができる。図1の構
成の平面導波路型光デバイス1においては、T=2.
33×Tの関係を保ちながら温度調整を行えば、複屈
折を零に維持することができる。これによって、PDL
の劣化を抑制することが可能となる。
【0016】図3(A)、(B)は、本発明に係る第二
の実施形態である平面導波路型光デバイス2の構成図で
ある。図3(A)は、全体平面図である。平面導波路型
光デバイス2は、基板100と、基板上に形成されたク
ラッド70内に平行に埋設された2本の光導波路10、
20と、これらの光導波路10、20を両端の位置で結
合させる2つの光結合部50、60と、これらの光結合
部50、60に結合する光入力部4、光出力部5を有す
る。クラッド70の表面には、光導波路10、20に沿
って設けられ光導波路10、20の光路長を調整する薄
膜ヒーター110、120が配置されている。これらの
薄膜ヒーター110、120の近辺には、光伝搬作用を
有しない光導波路30、40がクラッド70内に埋設さ
れ、同時にクラッド70の表面に光導波路30、40を
加熱する薄膜ヒーター130、140が配置されてい
る。図3(B)は、図3(A)の線分AA’における拡
大断面図である。
【0017】本発明に係る第一の実施形態と同様に、薄
膜ヒーター110の加熱温度Tと比例して、薄膜ヒー
ター130の加熱温度Tを上昇させれば、光導波路1
0の複屈折の増加分を低減させることができる。また、
薄膜ヒーター120の加熱温度Tと比例して、薄膜ヒ
ーター140の加熱温度Tを上昇させれば、光導波路
20の複屈折の増加分を低減させることができる。これ
によって、マッハツェンダ干渉計を有する平面導波路型
光デバイス2におけるPDLの劣化を抑制することが可
能となる。
【0018】図4(A)、(B)は、本発明に係る第三
の実施形態である平面導波路型光デバイス3の構成図で
ある。図4(A)は、全体平面図である。平面導波路型
光デバイス3は、基板100と、基板上に形成されたク
ラッド70内に埋設された複数のアレイ状光導波路21
0、211〜220、アレイ状光導波路210、211
〜220を両端の位置で結合させる2つのスラブ導波路
250、260と、スラブ導波路250、260に結合
する光入力部4、光出力部5〜9からなるアレイ導波路
型回折格子を有する。なお、図4においては、複数のア
レイ状光導波路210、211および220を表示して
いるが、実際には必要に応じてより多くのアレイ状光導
波路が設けられる。また、光入出力部についても同様
に、4、5および9以外にも複数の光入出力部が設けら
れる。クラッド70の表面には、光導波路210、21
1〜220に沿って設けられ光導波路の光路長を調整す
る薄膜ヒーター310、311〜320が配置されてい
る。薄膜ヒーター310、311〜320の近辺には、
光伝搬作用を有しない光導波路230、231〜240
がクラッド70内に埋設され、同時に光導波路230、
231〜240を加熱する薄膜ヒーター330、331
〜340が配置されている。図4(B)は、図4(A)
の線分AA’における拡大断面図である。
【0019】薄膜ヒーター310、311〜320の加
熱温度Tと比例して、薄膜ヒーター330、331〜
340の加熱温度Tを上昇させれば、光導波路21
0、211〜220の複屈折の増加分を低減させること
ができる。これによって、アレイ導波路型回折格子を有
する平面導波路型光デバイス3におけるPDLの劣化を
抑制できる。
【0020】図1、図3においては、光結合部としてY
分岐を用いたマッハツェンダ干渉計を有する平面導波路
型光デバイスに関して説明したが、本発明の内容はこれ
に限定されることなく、例えば、方向性結合器を用いた
マッハツェンダ干渉計等にも適用可能である。
【0021】また、図3においてはアレイ状光導波路お
よびスラブ導波路を有する平面導波路型光デバイスに関
して説明したが、本発明の内容はこれに限定されること
なく、複数の光導波路と、複数の光導波路をそれぞれ異
なる位置で結合させる2つの光結合部を有する平面導波
路型光デバイスに適用可能である。
【0022】本発明の平面導波路型光デバイスの作製
は、例えば以下のように実施される。石英ガラス基板の
上に、厚み7μm程度で比屈折率差0.45%程度のG
eOが添加されたコア層を成膜した後、フォトリソグ
ラフィー・反応性イオンエッチングによって、図1或い
は図3または図4で示すようなコア形状パターンを加工
する。次に、厚み30μm程度のクラッド層を成膜す
る。その後に、クラッド層の上部全体にクロム薄膜を蒸
着した後に、フォトリソグラフィー・反応性イオンエッ
チングによって、光導波路の上部に薄膜ヒーターを形成
する。最後に、基板をチップ形状に切断して平面導波路
型光デバイスが得られる。薄膜ヒーターの加熱温度は、
薄膜ヒーターに通電させる電流または電圧を調整するこ
とによって制御することができる。
【0023】上記の作製方法のように、光伝搬作用を有
しない光導波路およびその光導波路を加熱する薄膜ヒー
ターは、光伝搬作用を有する主要な光導波路およびその
光導波路の光路長を調整する薄膜ヒーターと同時に形成
できるために、余分な作製工程を必要としない。
【0024】使用する導波路基板は、石英ガラス以外に
も上層にガラス薄膜が成膜されたシリコン、アルミナ、
または多成分ガラス等が適用可能である。また、コアお
よびクラッドから構成される光導波路の材質として石英
系ガラスの他に、半導体系またはポリマー系でも構わな
い。また、薄膜ヒーターの材質として、クロム以外にも
窒化タンタル等が使用される。
【0025】本発明は、上記の実施形態に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。実施形態では熱
光学位相シフタとして薄膜ヒーターを用いたが、薄膜ヒ
ーターに替えてペルチェ素子などであっても良い。
【0026】また、本発明は、光パワーの減衰量または
光パワーの波長依存性を変えたりする平面導波路型光デ
バイスに限定されるものではなく、光パワーの切り替え
等の機能を有する平面導波路型光デバイスであっても良
い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、光学特性に関して良好
な偏波依存性を有していて、製造時間が短く、かつ機械
的強度の強い平面導波路型光デバイスが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明に係る第一の実施形態である
平面導波路型光デバイス1の構成を示す全体平面図であ
る。(B)は(A)の線分AA’における拡大断面図で
ある。
【図2】図1において、熱光学位相シフタ110、13
0の加熱温度と光導波路10における複屈折との関係を
示すグラフである。
【図3】(A)は、本発明に係る第二の実施形態である
平面導波路型光デバイス2の構成を示す全体平面図であ
る。(B)は(A)の線分AA’における拡大断面図で
ある。
【図4】(A)は、本発明に係る第三の実施形態である
平面導波路型光デバイス3の構成を示す全体平面図であ
る。(B)は(A)の線分AA’における拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1、2、3:平面導波路型光デバイス 4:光入力部 5〜9:光出力部 10、20:光導波路 30、40:光伝搬作用を有しない光導波路 50、60:光結合部 70:クラッド部 100:基板 101:マッハツェンダ干渉計 102:アレイ導波路型回折格子 110、120、130、140:薄膜ヒーター(熱光
学位相シフタ) 210〜220:アレイ状光導波路 230〜240:光伝搬作用を有しないアレイ状光導波
路 250、260:スラブ導波路 310〜320、330〜340:薄膜ヒーター(熱光
学位相シフタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広瀬 智財 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 塩崎 学 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H047 KA04 KA12 LA12 LA16 LA18 NA01 PA03 PA21 PA24 QA04 QA07 RA08 TA21 TA44 2H079 AA06 AA12 BA03 CA04 DA17 EA05 EB27 HA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板に設けられた複数の光導
    波路と、それぞれが光入出力部を有すると共に該複数の
    光導波路を結合させる2つの光結合部と、該2つの光結
    合部の間の前記光導波路の少なくとも一部に設けられ該
    光導波路の光路長を調整する熱光学位相シフタとを具備
    する平面導波路型光デバイスであって、前記光導波路の
    光路長を調整する熱光学位相シフタの近辺には、光伝搬
    作用を有しない光導波路および該光伝搬作用を有しない
    光導波路の少なくとも一部を加熱する熱光学位相シフタ
    とが配置されていることを特徴とする平面導波路型光デ
    バイス。
  2. 【請求項2】 基板上に2本の光導波路および該2本の
    光導波路をそれぞれ異なる位置で結合させる2つの光結
    合部からなるマッハツェンダ干渉計が設けられ、前記2
    本の光導波路の少なくとも一方に設けられ該光導波路の
    光路長を調整する熱光学位相シフタとを具備する平面導
    波路型光デバイスであって、前記マッハツェンダ干渉計
    の外側には、前記光導波路の光路長を調整する熱光学位
    相シフタに隣接して、光伝搬作用を有しない光導波路お
    よび該光伝搬作用を有しない光導波路の少なくとも一部
    を加熱する熱光学位相シフタとが配置されていることを
    特徴とする平面導波路型光デバイス。
  3. 【請求項3】 基板上に複数のアレイ状光導波路および
    該アレイ状光導波路をそれぞれ異なる位置で結合させる
    2つのスラブ導波路からなるアレイ導波路型回折格子が
    設けられ、前記アレイ状光導波路に設けられ該アレイ状
    光導波路の光路長を調整する熱光学位相シフタとを具備
    する平面導波路型光デバイスであって、前記アレイ状光
    導波路の光路長を調整する熱光学位相シフタに隣接し
    て、光伝搬作用を有しないアレイ状光導波路および該光
    伝搬作用を有しないアレイ状光導波路の少なくとも一部
    を加熱する熱光学位相シフタとが配置されていることを
    特徴とする平面導波路型光デバイス。
  4. 【請求項4】 前記光導波路の光路長を調整する熱光学
    位相シフタの加熱温度と比例させて、前記光伝搬作用を
    有しない光導波路の少なくとも一部を加熱する熱光学位
    相シフタの加熱温度を制御することを特徴とする請求項
    1ないし3記載の平面導波路型光デバイス。
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