JP2003029186A - 走査光学装置及び画像形成装置 - Google Patents
走査光学装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003029186A JP2003029186A JP2001219747A JP2001219747A JP2003029186A JP 2003029186 A JP2003029186 A JP 2003029186A JP 2001219747 A JP2001219747 A JP 2001219747A JP 2001219747 A JP2001219747 A JP 2001219747A JP 2003029186 A JP2003029186 A JP 2003029186A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- collimator
- scanning optical
- light source
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 走査光学系においては光源装置とコンデンサ
レンズをネジ嵌合により相対的な位置調整を行っている
が、ネジのバックラッシュにより位置が安定しないと言
う問題がある。 【解決手段】 光源装置３９と一体化される主胴４００
の前端部に３本の爪部４１０Ａを設けた壁面部４１０を
一体に形成し、爪部４１０Ａの弾性により主胴４００に
螺合するコリメータレンズ３３の鏡枠３３１の前面を常
時所定の強さをもって押圧する構成とし、鏡枠３３１の
回転によりコリメータレンズ３３を光軸方向に前進、後
退させて位置調整を行い、さらに爪部４１０Ａの押圧力
により鏡枠３３１を調整された回転位置に保持出来るよ
うにする。
レンズをネジ嵌合により相対的な位置調整を行っている
が、ネジのバックラッシュにより位置が安定しないと言
う問題がある。 【解決手段】 光源装置３９と一体化される主胴４００
の前端部に３本の爪部４１０Ａを設けた壁面部４１０を
一体に形成し、爪部４１０Ａの弾性により主胴４００に
螺合するコリメータレンズ３３の鏡枠３３１の前面を常
時所定の強さをもって押圧する構成とし、鏡枠３３１の
回転によりコリメータレンズ３３を光軸方向に前進、後
退させて位置調整を行い、さらに爪部４１０Ａの押圧力
により鏡枠３３１を調整された回転位置に保持出来るよ
うにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光の走査に
より感光体上に潜像を形成する走査光学装置と、該走査
光学装置を使用して画像の露光を行う画像形成装置に関
する。
より感光体上に潜像を形成する走査光学装置と、該走査
光学装置を使用して画像の露光を行う画像形成装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】走査光学装置の主たる光学系は図２に示
す例の如くレーザ光源３９、偏向器３６と結像レンズ３
８とから構成されていて、レーザ光源３９より出射され
るレーザ光はコリメータレンズ３３において略平行な光
束の光ビームとして出光し、偏向器３６により主走査方
向に偏向されｆθレンズ３７によって等速の走査速度と
なり、結像レンズ３８を介して被走査面である感光体上
に結像されて潜像として形成される。
す例の如くレーザ光源３９、偏向器３６と結像レンズ３
８とから構成されていて、レーザ光源３９より出射され
るレーザ光はコリメータレンズ３３において略平行な光
束の光ビームとして出光し、偏向器３６により主走査方
向に偏向されｆθレンズ３７によって等速の走査速度と
なり、結像レンズ３８を介して被走査面である感光体上
に結像されて潜像として形成される。
【０００３】レーザ光を略平行な光束の光ビームとする
にはレーザ光源３９に対するコリメータレンズ３３の位
置調整を必要とし、その目的から一般的には図４に示す
如くレーザ光源３９を取り付けた支持板３９１とコリメ
ータレンズ３３を支持する鏡枠３３１を螺合する主胴４
００とを一体化した上で走査光学装置本体に取り付け、
支持板３９１と鏡枠３３１の間にコイル状の圧縮バネ４
０２を介在させてその弾力により鏡枠３３１を光軸方向
に押圧することにより鏡枠３３１の螺合部に生ずるバッ
クラッシュを解消し、遊びのない正確な位置を保持する
方法がとられている。
にはレーザ光源３９に対するコリメータレンズ３３の位
置調整を必要とし、その目的から一般的には図４に示す
如くレーザ光源３９を取り付けた支持板３９１とコリメ
ータレンズ３３を支持する鏡枠３３１を螺合する主胴４
００とを一体化した上で走査光学装置本体に取り付け、
支持板３９１と鏡枠３３１の間にコイル状の圧縮バネ４
０２を介在させてその弾力により鏡枠３３１を光軸方向
に押圧することにより鏡枠３３１の螺合部に生ずるバッ
クラッシュを解消し、遊びのない正確な位置を保持する
方法がとられている。
【０００４】しかし圧縮バネ４０２は鏡枠３３１に接す
る端部に折り曲げ加工を要することもあって部品費が嵩
み、また組み込み挿入工数を要することもあり好ましい
方法ではない。
る端部に折り曲げ加工を要することもあって部品費が嵩
み、また組み込み挿入工数を要することもあり好ましい
方法ではない。
【０００５】一方鏡枠３３１に対する押圧個所が１個所
のみで全周をバランス良く押圧出来ないので鏡枠３３１
が不安定であり、さらに鏡枠３３１を圧縮バネ４０２の
コイルの巻き方向に逆らって回転する場合回転が不円滑
となって微細な調整が出来ないという問題もある。
のみで全周をバランス良く押圧出来ないので鏡枠３３１
が不安定であり、さらに鏡枠３３１を圧縮バネ４０２の
コイルの巻き方向に逆らって回転する場合回転が不円滑
となって微細な調整が出来ないという問題もある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これ等の点
を解決して改良した結果、特に部品を必要とせず、コリ
メータレンズの位置調整が円滑にかつ確実に実施され、
同時にその位置に保持することの出来る走査光学装置お
よびかかる走査光学装置を用いることによって、常に安
定して感光体上に結像し、走査が行われて良好な画像が
得られる画像形成装置の提供を目的としたものである。
を解決して改良した結果、特に部品を必要とせず、コリ
メータレンズの位置調整が円滑にかつ確実に実施され、
同時にその位置に保持することの出来る走査光学装置お
よびかかる走査光学装置を用いることによって、常に安
定して感光体上に結像し、走査が行われて良好な画像が
得られる画像形成装置の提供を目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体レー
ザの光源と該光源の発生するレーザ光を入射して略平行
光とするコリメータレンズと該コリメータレンズを通過
する光ビームを整形する光ビーム整形板とから成るコリ
メータ部と、前記コリメータ部により形成される光ビー
ムを主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器により
偏向される光ビームを被走査面上に結像する結像レンズ
とから構成される走査光学装置において、前記コリメー
タ部は光源を支持する支持板又は該支持板に固設した主
胴が弾性部材を一体に成形すると共に前記主胴にはコリ
メータレンズを支持する鏡枠を光軸方向に調整可能に螺
合していて、鏡枠に当接する前記弾性部材の付勢により
前記コリメータレンズを調整位置に保持することを特徴
とする走査光学装置（請求項１に係わる発明）、および
像形成体と該像形成体に対向する走査光学装置を有し、
前記走査光学装置により前記像形成体に光走査により像
露光を行う画像形成装置において、前記走査光学装置は
半導体レーザの光源と該光源の発生するレーザ光を入射
して略平行光とするコリメータレンズと該コリメータレ
ンズを通過する光ビームを整形する光ビーム整形板とか
ら成るコリメータ部と、前記コリメータ部により形成さ
れる光ビームを主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏
向器により偏向される光ビームを被走査面上に結像する
結像レンズとから構成されていて、前記コリメータ部は
光源を支持する支持板又は該支持板に固設した主胴が弾
性部材を一体に成形すると共に前記主胴にはコリメータ
レンズを支持する鏡枠を光軸方向に調整可能に螺合して
いて、鏡枠に当接する前記弾性部材の付勢により前記コ
リメータレンズを調整位置に保持するようにした走査光
学装置を備える画像形成装置（請求項２に係わる発明）
によって達成される。
ザの光源と該光源の発生するレーザ光を入射して略平行
光とするコリメータレンズと該コリメータレンズを通過
する光ビームを整形する光ビーム整形板とから成るコリ
メータ部と、前記コリメータ部により形成される光ビー
ムを主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏向器により
偏向される光ビームを被走査面上に結像する結像レンズ
とから構成される走査光学装置において、前記コリメー
タ部は光源を支持する支持板又は該支持板に固設した主
胴が弾性部材を一体に成形すると共に前記主胴にはコリ
メータレンズを支持する鏡枠を光軸方向に調整可能に螺
合していて、鏡枠に当接する前記弾性部材の付勢により
前記コリメータレンズを調整位置に保持することを特徴
とする走査光学装置（請求項１に係わる発明）、および
像形成体と該像形成体に対向する走査光学装置を有し、
前記走査光学装置により前記像形成体に光走査により像
露光を行う画像形成装置において、前記走査光学装置は
半導体レーザの光源と該光源の発生するレーザ光を入射
して略平行光とするコリメータレンズと該コリメータレ
ンズを通過する光ビームを整形する光ビーム整形板とか
ら成るコリメータ部と、前記コリメータ部により形成さ
れる光ビームを主走査方向に偏向する偏向器と、前記偏
向器により偏向される光ビームを被走査面上に結像する
結像レンズとから構成されていて、前記コリメータ部は
光源を支持する支持板又は該支持板に固設した主胴が弾
性部材を一体に成形すると共に前記主胴にはコリメータ
レンズを支持する鏡枠を光軸方向に調整可能に螺合して
いて、鏡枠に当接する前記弾性部材の付勢により前記コ
リメータレンズを調整位置に保持するようにした走査光
学装置を備える画像形成装置（請求項２に係わる発明）
によって達成される。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明に係わる走査光学装置とそ
れを使用して像露光を行うカラー画像形成装置の実施例
を図１ないし図３によって説明する。
れを使用して像露光を行うカラー画像形成装置の実施例
を図１ないし図３によって説明する。
【０００９】図１に示すカラー画像形成装置は、タンデ
ム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の
画像形成部１０Ｙ，１０Ｍ，１０Ｃ，１０Ｋと、中間転
写ユニット７と、給紙搬送手段及び定着手段２４とから
成る。画像形成装置本体（以下、装置本体と称す）Ａの
上部には、原稿画像読み取り装置ＳＣが配置されてい
る。
ム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の
画像形成部１０Ｙ，１０Ｍ，１０Ｃ，１０Ｋと、中間転
写ユニット７と、給紙搬送手段及び定着手段２４とから
成る。画像形成装置本体（以下、装置本体と称す）Ａの
上部には、原稿画像読み取り装置ＳＣが配置されてい
る。
【００１０】イエロー色の画像を形成する画像形成部１
０Ｙは、像担持体（感光体）１Ｙの周囲に配置された帯
電手段２Ｙ、露光手段３Ｙ、現像手段４Ｙ、一次転写手
段５Ｙ、クリーニング手段６Ｙを有する。マゼンタ色の
画像を形成する画像形成部１０Ｍは、像担持体（感光
体）１Ｍ、帯電手段２Ｍ、露光手段３Ｍ、現像手段４
Ｍ、一次転写手段５Ｍ、クリーニング手段６Ｍを有す
る。シアン色の画像を形成する画像形成部１０Ｃは、像
担持体（感光体）１Ｃ、帯電手段２Ｃ、露光手段３Ｃ、
現像手段４Ｃ、一次転写手段５Ｃ、クリーニング手段６
Ｃを有する。黒色画像を形成する画像形成部１０Ｋは、
像担持体（感光体）１Ｋ、帯電手段２Ｋ、露光手段３
Ｋ、現像手段４Ｋ、一次転写手段５Ｋ、クリーニング手
段６Ｋを有する。各画像形成部１０では、帯電、露光、
現像が行われて、像担持体１上に各色の画像が形成され
る。
０Ｙは、像担持体（感光体）１Ｙの周囲に配置された帯
電手段２Ｙ、露光手段３Ｙ、現像手段４Ｙ、一次転写手
段５Ｙ、クリーニング手段６Ｙを有する。マゼンタ色の
画像を形成する画像形成部１０Ｍは、像担持体（感光
体）１Ｍ、帯電手段２Ｍ、露光手段３Ｍ、現像手段４
Ｍ、一次転写手段５Ｍ、クリーニング手段６Ｍを有す
る。シアン色の画像を形成する画像形成部１０Ｃは、像
担持体（感光体）１Ｃ、帯電手段２Ｃ、露光手段３Ｃ、
現像手段４Ｃ、一次転写手段５Ｃ、クリーニング手段６
Ｃを有する。黒色画像を形成する画像形成部１０Ｋは、
像担持体（感光体）１Ｋ、帯電手段２Ｋ、露光手段３
Ｋ、現像手段４Ｋ、一次転写手段５Ｋ、クリーニング手
段６Ｋを有する。各画像形成部１０では、帯電、露光、
現像が行われて、像担持体１上に各色の画像が形成され
る。
【００１１】中間転写ユニット７は、複数のローラによ
り巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレス
ベルト状の中間転写体７０を有する。
り巻回され、回動可能に支持された半導電性エンドレス
ベルト状の中間転写体７０を有する。
【００１２】画像形成部１０Ｙ，１０Ｍ，１０Ｃ，１０
Ｋより形成された各色の画像は、一次転写手段５Ｙ，５
Ｍ，５Ｃ，５Ｋにより、回動する中間転写体７０上に同
期がとられて逐次重ね合わせて転写されて、合成された
カラー画像が形成される。給紙カセット２０内に収容さ
れた記録媒体（以下、用紙と称す）Ｐは、給紙手段２１
により給紙され、複数の中間ローラ２２Ａ，２２Ｂ，２
２Ｃ，２２Ｄ、レジストローラ２３を経て、二次転写手
段５Ａに搬送され、用紙Ｐ上に重ね合わされたカラー画
像が一括転写される。カラー画像が転写された用紙Ｐ
は、定着手段２４により定着処理され、排紙ローラ２５
に挟持されて機外の排紙トレイ２６上に載置される。
Ｋより形成された各色の画像は、一次転写手段５Ｙ，５
Ｍ，５Ｃ，５Ｋにより、回動する中間転写体７０上に同
期がとられて逐次重ね合わせて転写されて、合成された
カラー画像が形成される。給紙カセット２０内に収容さ
れた記録媒体（以下、用紙と称す）Ｐは、給紙手段２１
により給紙され、複数の中間ローラ２２Ａ，２２Ｂ，２
２Ｃ，２２Ｄ、レジストローラ２３を経て、二次転写手
段５Ａに搬送され、用紙Ｐ上に重ね合わされたカラー画
像が一括転写される。カラー画像が転写された用紙Ｐ
は、定着手段２４により定着処理され、排紙ローラ２５
に挟持されて機外の排紙トレイ２６上に載置される。
【００１３】一方、二次転写手段５Ａにより用紙Ｐにカ
ラー画像を転写した後、用紙Ｐを曲率分離した中間転写
体７０は、クリーニング手段６Ａにより残留トナーが除
去される。
ラー画像を転写した後、用紙Ｐを曲率分離した中間転写
体７０は、クリーニング手段６Ａにより残留トナーが除
去される。
【００１４】画像形成処理中、一次転写手段５Ｋは常
時、感光体１Ｋに圧接している。他の一次転写手段５
Ｙ，５Ｍ，５Ｃはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対
応する感光体１Ｙ，１Ｍ，１Ｃに圧接する。
時、感光体１Ｋに圧接している。他の一次転写手段５
Ｙ，５Ｍ，５Ｃはカラー画像形成時にのみ、それぞれ対
応する感光体１Ｙ，１Ｍ，１Ｃに圧接する。
【００１５】二次転写手段５Ａは、ここを用紙Ｐが通過
して二次転写が行われる時にのみ、中間転写体７０に圧
接する。
して二次転写が行われる時にのみ、中間転写体７０に圧
接する。
【００１６】次に、図２により、露光手段を詳しく説明
する。各露光手段たる走査光学装置３Ｙ、３Ｍ、３Ｃ、
３Ｋは機構的に同様につき走査光学装置３Ｙを例に説明
する。走査光学装置３Ｙに形成した走査光学装置本体３
１には光学部品等が固定されている。走査光学装置は半
導体レーザーの光源装置３９から出射される発散光はコ
リメーターレンズ３３により平行光束化される。平行光
は開口絞り３４によって断面形状が整形され、副走査方
向のみパワーを持つ第１シリンドリカルレンズ３５で副
走査方向のみ収束し、偏向器３６等の傾き補正用の第２
シリンドリカルレンズ３８を通り図１に示す感光体１の
被走査面上に光スポットとして集光し、とｆθレンズ３
７と偏向器３６によって等速的に被走査面上を走査す
る。
する。各露光手段たる走査光学装置３Ｙ、３Ｍ、３Ｃ、
３Ｋは機構的に同様につき走査光学装置３Ｙを例に説明
する。走査光学装置３Ｙに形成した走査光学装置本体３
１には光学部品等が固定されている。走査光学装置は半
導体レーザーの光源装置３９から出射される発散光はコ
リメーターレンズ３３により平行光束化される。平行光
は開口絞り３４によって断面形状が整形され、副走査方
向のみパワーを持つ第１シリンドリカルレンズ３５で副
走査方向のみ収束し、偏向器３６等の傾き補正用の第２
シリンドリカルレンズ３８を通り図１に示す感光体１の
被走査面上に光スポットとして集光し、とｆθレンズ３
７と偏向器３６によって等速的に被走査面上を走査す
る。
【００１７】保持部材１５は走査光学装置本体３１上に
固定された走査光学装置を３点支持法により保持する。
第１支持部４０は光源装置３９からの光線を偏向する偏
向器３６と、感光体１（図１）の被走査面上との間の光
軸Ｌ２の近傍にあり、保持部材１５に対して走査光学装
置本体３１を任意方向に回動自在に支持する。第２支持
部４３は保持部材１５に対し垂直方向に位置調整可能に
走査光学装置を支持する。
固定された走査光学装置を３点支持法により保持する。
第１支持部４０は光源装置３９からの光線を偏向する偏
向器３６と、感光体１（図１）の被走査面上との間の光
軸Ｌ２の近傍にあり、保持部材１５に対して走査光学装
置本体３１を任意方向に回動自在に支持する。第２支持
部４３は保持部材１５に対し垂直方向に位置調整可能に
走査光学装置を支持する。
【００１８】また、第３支持部４７は、保持部材１５に
対して走査光学装置本体３１を第１支持部４０を中心に
水平方向に位置調整可能に支持する。
対して走査光学装置本体３１を第１支持部４０を中心に
水平方向に位置調整可能に支持する。
【００１９】以上の３点の各支持部の調整により各走査
光学装置３は対向するそれぞれの感光体１（像担持体）
に正しく対向され、各走査光学装置による主走査方向の
正確な像露光位置と方向が設定され、各走査光学装置３
は各感光体面（像担持体面）に対し次のようにして走査
を行うレーザ光の結像位置の調整が行われる。
光学装置３は対向するそれぞれの感光体１（像担持体）
に正しく対向され、各走査光学装置による主走査方向の
正確な像露光位置と方向が設定され、各走査光学装置３
は各感光体面（像担持体面）に対し次のようにして走査
を行うレーザ光の結像位置の調整が行われる。
【００２０】前記の光源装置３９、コリメータレンズ３
３および開口絞り３４は図３（ａ）の断面図に示すよう
な調整されて一体に構成されたコリメータ部として走査
光学装置本体３１に組み込まれている。
３および開口絞り３４は図３（ａ）の断面図に示すよう
な調整されて一体に構成されたコリメータ部として走査
光学装置本体３１に組み込まれている。
【００２１】光源装置３９はネジ止めにより支持板３９
１に取り付けられ、コリメータレンズ３３は接着剤によ
り鏡枠３３１に取り付けられて、鏡枠３３１は主胴４０
０の内部に螺合により光軸方向に移動可能に支持され
る。また光ビーム整形板たる開口絞り３４はコリメータ
レンズ３３の後方、主胴４００の後端部に圧入により取
り付けられていて、前記の支持板３９１と主胴４００が
防塵を兼ねるリング状の遮光部材４０１を挟み一対のボ
ルトにより一体化されている。
１に取り付けられ、コリメータレンズ３３は接着剤によ
り鏡枠３３１に取り付けられて、鏡枠３３１は主胴４０
０の内部に螺合により光軸方向に移動可能に支持され
る。また光ビーム整形板たる開口絞り３４はコリメータ
レンズ３３の後方、主胴４００の後端部に圧入により取
り付けられていて、前記の支持板３９１と主胴４００が
防塵を兼ねるリング状の遮光部材４０１を挟み一対のボ
ルトにより一体化されている。
【００２２】前記の主胴４００は弾性に富む黒色の合成
樹脂により成形されていて、その前端部に図３（ｂ）の
正面図に示すような円形の壁面部４１０が一体に形成さ
れている。
樹脂により成形されていて、その前端部に図３（ｂ）の
正面図に示すような円形の壁面部４１０が一体に形成さ
れている。
【００２３】前記の壁面部４１０には先端に立ち上がり
部を有する３本の弾性状の爪部４１０Ａが放射状に等角
度に形成されていて、前記の爪部４１０Ａの各立ち上が
り部が後述するコリメータレンズ３３の位置調整の範囲
内において常に鏡枠３３１の前端面を適度の強さで押圧
している。
部を有する３本の弾性状の爪部４１０Ａが放射状に等角
度に形成されていて、前記の爪部４１０Ａの各立ち上が
り部が後述するコリメータレンズ３３の位置調整の範囲
内において常に鏡枠３３１の前端面を適度の強さで押圧
している。
【００２４】前記の一体化されたコリメータ部は主胴４
００を支持体３９１に取り付けることによって走査光学
装置本体３１に装着され、鏡枠３３１を回転することに
よって内部に固定されたコリメータレンズを光軸方向に
移動しつつ出光するレーザ光の感光体面上に結像するピ
ント状態の調整が行われる。
００を支持体３９１に取り付けることによって走査光学
装置本体３１に装着され、鏡枠３３１を回転することに
よって内部に固定されたコリメータレンズを光軸方向に
移動しつつ出光するレーザ光の感光体面上に結像するピ
ント状態の調整が行われる。
【００２５】この場合鏡枠３３１は前記の爪部４１０Ａ
の押圧によって常に螺合ネジの一方方向に付勢されてお
り、従って調整中いわゆるネジのバックラッシュによる
位置変動がなく遊びのない状態で調整がなされ、また調
整後には押圧力によって調整位置に自動的に安定して保
持されることとなる。
の押圧によって常に螺合ネジの一方方向に付勢されてお
り、従って調整中いわゆるネジのバックラッシュによる
位置変動がなく遊びのない状態で調整がなされ、また調
整後には押圧力によって調整位置に自動的に安定して保
持されることとなる。
【００２６】上記説明した実施例においては、コリメー
タレンズ３３を保持した鏡枠３３１に、主胴４００に設
けた弾性をもった爪部４１０Ａが付勢された状態で当接
する構成について説明したが、本発明はかかる構成に限
定されるものではなく、光源装置３９を固設した支持板
３９１に複数に当配された弾性をもった爪部を設け、調
整を行った鏡枠３３１の前側端面に付勢された状態で当
接する構成とすることも可能であって、かかる構成によ
っても上記実施例におけると全く同じ効果を奏すること
となる。
タレンズ３３を保持した鏡枠３３１に、主胴４００に設
けた弾性をもった爪部４１０Ａが付勢された状態で当接
する構成について説明したが、本発明はかかる構成に限
定されるものではなく、光源装置３９を固設した支持板
３９１に複数に当配された弾性をもった爪部を設け、調
整を行った鏡枠３３１の前側端面に付勢された状態で当
接する構成とすることも可能であって、かかる構成によ
っても上記実施例におけると全く同じ効果を奏すること
となる。
【００２７】
【発明の効果】本発明により、部品の点数ならびに組立
の工数を節減しながら走査光学系を構成する光学部品が
バランス良く安定して保持され、振動によってもピント
状態が変動することがなくなった。また円滑かつ微細な
位置調整が可能となってその結果高性能な走査光学装置
が実現され、さらにかかる走査光学装置を画像形成装置
に組み込むことによって、画質やカラーバランスに優れ
た画像形成装置も提供されることとなった。
の工数を節減しながら走査光学系を構成する光学部品が
バランス良く安定して保持され、振動によってもピント
状態が変動することがなくなった。また円滑かつ微細な
位置調整が可能となってその結果高性能な走査光学装置
が実現され、さらにかかる走査光学装置を画像形成装置
に組み込むことによって、画質やカラーバランスに優れ
た画像形成装置も提供されることとなった。
【図１】本発明の画像形成装置の断面構成図。
【図２】本発明の走査光学装置の光学系の平面図。
【図３】本発明による走査光学系の要部断面図及び要部
正面図。
正面図。
【図４】従来技術による走査光学系の要部断面図。
１ 感光体
２ 帯電手段
３ 走査光学装置（露光手段）
４ 現像手段
５ １次転写手段
５Ａ ２次転写手段
７ 中間転写ユニット
２０ 給紙カセット
３３ コリメータレンズ
３４ 開口絞り
３５ 第１シリンドリカルレンズ
３６ 偏向器
３７ ｆθレンズ
３８ 結像レンズ（第２シリンドリカルレンズ）
３９ 光源装置（レーザ光源）
３３１ 鏡枠
３９１ 支持板
４００ 主胴
４１０ 壁面部
４１０Ａ 爪部
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 2C362 AA26 AA40 AA43 AA45 AA48
BA82 BA84 BA86 BA90 DA03
2H043 AB02 AB10 AB18 AB30 AB36
2H045 AA01 BA02 CA03 CB41 DA02
5C072 AA03 BA13 BA15 BA20 HA02
HA08 HA13
Claims (2)
- 【請求項１】 半導体レーザの光源と該光源の発生する
レーザ光を入射して略平行光とするコリメータレンズと
該コリメータレンズを通過する光ビームを整形する光ビ
ーム整形板とから成るコリメータ部と、前記コリメータ
部により形成される光ビームを主走査方向に偏向する偏
向器と、前記偏向器により偏向される光ビームを被走査
面上に結像する結像レンズとから構成される走査光学装
置において、前記コリメータ部は光源を支持する支持板
又は該支持板に固設した主胴が弾性部材を一体に成形す
ると共に前記主胴にはコリメータレンズを支持する鏡枠
を光軸方向に調整可能に螺合していて、鏡枠に当接する
前記弾性部材の付勢により前記コリメータレンズを調整
位置に保持することを特徴とする走査光学装置。 - 【請求項２】 像形成体と該像形成体に対向する走査光
学装置を有し、前記走査光学装置により前記像形成体に
光走査により像露光を行う画像形成装置において、前記
走査光学装置は半導体レーザの光源と該光源の発生する
レーザ光を入射して略平行光とするコリメータレンズと
該コリメータレンズを通過する光ビームを整形する光ビ
ーム整形板とから成るコリメータ部と、前記コリメータ
部により形成される光ビームを主走査方向に偏向する偏
向器と、前記偏向器により偏向される光ビームを被走査
面上に結像する結像レンズとから構成されていて、前記
コリメータ部は光源を支持する支持板又は該支持板に固
設した主胴が弾性部材を一体に成形すると共に前記主胴
にはコリメータレンズを支持する鏡枠を光軸方向に調整
可能に螺合していて、鏡枠に当接する前記弾性部材の付
勢により前記コリメータレンズを調整位置に保持するよ
うにした走査光学装置を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219747A JP2003029186A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 走査光学装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001219747A JP2003029186A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 走査光学装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003029186A true JP2003029186A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19053690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001219747A Pending JP2003029186A (ja) | 2001-07-19 | 2001-07-19 | 走査光学装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003029186A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009288506A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Brother Ind Ltd | 光源装置およびその製造方法 |
| CN102455476A (zh) * | 2010-10-28 | 2012-05-16 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 镜座及具有该镜座的镜头模组 |
| JP2013007778A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-10 | Canon Inc | 光ビーム出射装置、該光ビーム出射装置を備える光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置 |
| CN103885150A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-25 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种快速装、卸防水镜头盖装置 |
| CN104111512A (zh) * | 2013-04-17 | 2014-10-22 | 佳能株式会社 | 具有可退避透镜的镜筒和摄像设备 |
-
2001
- 2001-07-19 JP JP2001219747A patent/JP2003029186A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009288506A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Brother Ind Ltd | 光源装置およびその製造方法 |
| JP4661905B2 (ja) * | 2008-05-29 | 2011-03-30 | ブラザー工業株式会社 | 光源装置の製造方法 |
| US8414730B2 (en) | 2008-05-29 | 2013-04-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light source device and manufacturing method thereof |
| US8789982B2 (en) | 2008-05-29 | 2014-07-29 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Light source device and manufacturing method thereof |
| CN102455476A (zh) * | 2010-10-28 | 2012-05-16 | 鸿富锦精密工业（深圳）有限公司 | 镜座及具有该镜座的镜头模组 |
| JP2013007778A (ja) * | 2011-06-22 | 2013-01-10 | Canon Inc | 光ビーム出射装置、該光ビーム出射装置を備える光走査装置及び該光走査装置を備える画像形成装置 |
| CN104111512A (zh) * | 2013-04-17 | 2014-10-22 | 佳能株式会社 | 具有可退避透镜的镜筒和摄像设备 |
| US9411126B2 (en) | 2013-04-17 | 2016-08-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Lens barrel having retractable lens, and image pickup apparatus |
| CN103885150A (zh) * | 2014-03-28 | 2014-06-25 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种快速装、卸防水镜头盖装置 |
| CN103885150B (zh) * | 2014-03-28 | 2016-09-21 | 中国科学院光电技术研究所 | 一种快速装、卸防水镜头盖装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7505187B2 (en) | Optical scanning unit and image forming apparatus | |
| JP2006350251A (ja) | 光走査装置・画像形成装置 | |
| EP1724625B1 (en) | Optical scanning unit and image forming apparatus | |
| JP2004012596A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
| JP5196733B2 (ja) | 光学走査装置 | |
| US7379222B2 (en) | Optical scanning unit and image forming apparatus | |
| JP2003029186A (ja) | 走査光学装置及び画像形成装置 | |
| US5018806A (en) | Image forming apparatus | |
| US10914940B2 (en) | Scanning optical device | |
| JP2003075702A (ja) | 走査光学装置及びカラー画像形成装置 | |
| JP5104430B2 (ja) | 走査光学装置 | |
| JP4340558B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
| JP4661880B2 (ja) | カラー画像形成装置 | |
| US8532513B2 (en) | Image forming apparatus | |
| US20060017995A1 (en) | Optical scanning device and color imaging apparatus | |
| JP2000162499A (ja) | 結像レンズ系および記録光学装置 | |
| JP2004101912A (ja) | 光走査光学系および光走査装置および画像形成装置 | |
| JP4546118B2 (ja) | 光走査装置及びそれを用いたカラー画像形成装置 | |
| JP2001088351A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPH07219063A (ja) | ズームレンズ装置 | |
| JP2006259578A (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
| JP2014035537A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
| JP2005189791A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
| JP2011081249A (ja) | レーザ走査光学装置及び画像形成装置 | |
| JPH08234124A (ja) | 電子写真装置 |