JP2003028933A - 半導体装置のテストモード制御回路 - Google Patents

半導体装置のテストモード制御回路

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JP2003028933A
JP2003028933A JP2001217231A JP2001217231A JP2003028933A JP 2003028933 A JP2003028933 A JP 2003028933A JP 2001217231 A JP2001217231 A JP 2001217231A JP 2001217231 A JP2001217231 A JP 2001217231A JP 2003028933 A JP2003028933 A JP 2003028933A
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Yasuhisa Takeyama
泰久 武山
Nobuaki Otsuka
伸朗 大塚
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数種類のテストモードを任意の順番で実施
することができる半導体装置のテストモード制御回路を
提供する。 【解決手段】 直列に接続されたn×m個のレジスタか
らなるシフトレジスタと、n×m個のレジスタの一端の
レジスタへデータを入力イするための入力端子と、総て
のレジスタに接続されたクロック信号線と、n×m個の
レジスタの他端のレジスタからデータを出力するための
出力端子とを有する。n個のレジスタに保持されている
n個のデータによって1つのテストモードが特定され
る。クロック信号線は、レジスタに保持されているデー
タを隣接する次のレジスタへ移動する為のクロック信号
を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置のテスト
モード制御回路に関わり、特に、パッケージに封入され
た後に種々の動作試験を実施する為のテストモードを制
御する為の電子回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置においては、通常の動作モー
ドとは別に、半導体装置の様々な動作性能の試験を実施
する為のテストモードが設けられているのが一般的であ
る。
【0003】半導体装置の中でも、特に高速動作が要求
されるメモリ等の集積回路においては寄生抵抗や寄生容
量などの影響が無視できない為、最終製品と同様の専用
パッケージに封入した状態で、AC特性などの動作試験
を行うことが必要不可欠である。ウェハ状態の半導体装
置においては、パッケージとは無関係にテスト専用のパ
ッドを設けることができるため、様々な条件のテストモ
ードを任意の順番で行うことができる。しかし、高密度
にパッケージングされた後においては、パッケージから
導出されるピンの総数が制限されるため、自由度の高い
テストモードの制御が困難であった。従来のテストモー
ド制御方式の3つの事例を以下に示す。
【0004】まず、図5に示すように、パッケージから
2つのテスト専用ピン(NU1、NU2)が導出されて
いる場合、高電圧レベル(Hレベル)と低電圧レベル
(Lレベル)との組合せにより4つのモードを特定する
ことができる。このうち、NU1及びNU2が共にLレ
ベルのモードは通常の動作モードを示すため、残りの3
つのモードによりテストモード1、2、3をそれぞれ特
定することができる。
【0005】また、図6に示すように、1つのテスト専
用ピンNUを介して外部からテストモードを特定する為
の情報をシフトレジスタ内に取り込む。シフトレジスタ
はテスト専用ピンNUに直列に接続された複数のレジス
タ52からなる。シフトレジスタ内のデータの受け渡し
はクロック信号(CK)で制御される。シフトレジスタ
内のデータをデコーダ54で組合せ、このデータの組合
せによってテストモードの種類や条件を規定する。
【0006】更に、半導体装置内にBIST(Bult-in
Self Test)等を設けた場合は、図7に示すように、シ
フトレジスタを構成する各レジスタ55に、常に決まっ
た初期値が与えられているようにする。クロック信号C
Kにより、シフトレジスタ内のデータを受け渡すと同時
に、シフトレジスタ内のデータが順番に出力され、その
データをコマンドなどに利用したテストを実施すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図5に示したテストモ
ード制御方式では、テスト専用に割り当てられるピンの
数はパッケージのピン総数の制約から少数(2つ)に限
定されてしまう。これに伴い、実施可能なテストモード
の種類も少数(3通り)に限定されてしまう。
【0008】図6に示したテストモード制御方式では、
シフトレジスタ内のデータの組合せにより、単一のテス
トモード内において同時に設定可能な複数の動作条件を
設定することができる。しかし、複数の異なる種類のテ
ストモードを連続して実施することができない。
【0009】図7に示したテストモード制御方式では、
シフトレジスタの構成全体で考えたとき、データの並び
は常に決まった初期値として与えられる一通りだけであ
る。そのため、実施されるテストモードのシーケンス
(順番)は一通りだけとなり、実施可能なテストモード
の種類が限定されてしまい、自由度の高いテストモード
の制御が困難であった。
【0010】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するために成されたものであり、その目的は、複数種
類のテストモードを任意の順番で実施することができる
半導体装置のテストモード制御回路を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる半導体装置のテストモード制御回路
は、通常の動作モードとは別に、所定の動作試験を実施
する為のテストモードを有する半導体装置のテストモー
ド制御回路であって、直列に接続されたn×m個のレジ
スタから少なくとも構成されたシフトレジスタと、n×
m個のレジスタの一端に位置するレジスタへデータを入
力する為の入力端子と、シフトレジスタを構成する総て
のレジスタに接続されたクロック信号線と、n×m個の
レジスタの他端に位置するレジスタからデータを出力す
る為の出力端子とを有する。
【0012】ここで、n個のレジスタに保持されている
n個のデータによって1つのテストモードが特定され
る。入力端子を介してデータをレジスタへ入力すること
ができる。クロック信号線は、レジスタに保持されてい
るデータを隣接する次のレジスタへ移動する為のクロッ
ク信号を供給する。出力端子を介してデータをレジスタ
から出力することができる。なお、n及びmは任意の自
然数である。
【0013】本発明にかかる半導体装置のテストモード
制御回路は、通常の動作モードとは別に、所定の動作試
験を実施する為のテストモードを有する半導体装置のテ
ストモード制御回路であって、直列に接続されたn×m
個の第1のレジスタから少なくとも構成された第1のシ
フトレジスタと、第1のシフトレジスタの一端に位置す
る第1のレジスタへ第1のデータを入力する為の入力端
子と、第1のシフトレジスタを構成する総ての第1のレ
ジスタに接続された第1のクロック信号線と、直列に接
続されたm個の第2のレジスタから構成された第2のシ
フトレジスタと、n個の第1のレジスタ及び1つの第2
のレジスタに接続されたm個のデータ変換回路と、第2
のシフトレジスタを構成する総ての第2のレジスタに接
続された第2のクロック信号線と、第2のシフトレジス
タの一端に位置する第2のレジスタから第2のデータを
出力する為の出力端子とを有する。
【0014】ここで、n個の第1のレジスタに保持され
ているn個の第1のデータにより1つのテストモードが
特定される。入力端子を介して第1のデータを第1のレ
ジスタへ入力することができる。第1のクロック信号線
は、第1のレジスタに保持されている第1のデータを隣
接する他の第1のレジスタへ移動する為の第1のクロッ
ク信号を供給する。m個の第2のレジスタに保持されて
いるm通りの第2のデータによりm種類のテストモード
が特定される。データ変換回路は、n個の第1のレジス
タに保持されている第1のデータを、1つの第2のレジ
スタに保持される第2のデータへ変換する機能を有す
る。第2のクロック信号線は、第2のレジスタに保持さ
れている第2のデータを隣接する他の第2のレジスタへ
移動する為の第2のクロック信号を供給する。出力端子
を介して第2のデータを第2のレジスタから出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。図面の記載において同一あるいは
類似部分には同一あるいは類似な符号を付している。た
だし、図面は模式的なものであり、各構成要素の形状又
は大きさ、及び構成要素間を接続する配線の配置などは
現実のものとは異なる場合があることに留意すべきであ
る。
【0016】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
係る半導体装置は、通常の動作モードとは別に、所定の
動作試験を実施する為のテストモードにおいて動作させ
ることができる半導体装置であり、特に、高速動作が要
求される半導体記憶装置について説明する。
【0017】ここで、所定の動作試験は、半導体装置の
様々な動作性能を評価する為の試験を示す。特に、高速
動作が要求される半導体記憶装置においては、寄生抵抗
や寄生容量などの影響が無視できない為、最終製品と同
様の専用パッケージに封入した状態で実施されるAC特
性などの動作試験を示す。また、動作試験を実施する為
のテストモードは、半導体装置の様々な動作条件を設定
することができる。
【0018】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体装置のテストモードを制御する為の回路構成を示
すブロック図である。図1に示すように、テストモード
制御回路は、直列に接続されたn×m個のレジスタ5か
ら少なくとも構成されたシフトレジスタ1と、n×m個
のレジスタ5の一端に位置するレジスタ5(1)に接続
された入力端子(テスト専用端子)NUと、シフトレジ
スタ1を構成する総てのレジスタ5に接続されたクロッ
ク信号線3と、n×m個のレジスタ5の他端に位置する
レジスタ5(n×m)に接続された出力端子4とを少な
くとも有する。ここで入力端子を、テストモードを特定
するデータを入力する為だけのテスト専用端子とする。
【0019】また、第1の実施の形態に係るテストモー
ド制御回路は、テスト専用端子NUとレジスタ5(1)
との間に配置された入力切替スイッチ7と、レジスタ5
(n×m)と出力端子4との間に配置された出力切替ス
イッチ8とを更に有する。また、シフトレジスタ1は、
レジスタ5(n×m)の他端に接続されたレジスタ6を
更に有する。入力切替スイッチ7の0(Low)側入力
にテスト専用端子NUが接続され、入力切替スイッチ7
の出力にレジスタ5(1)が接続されている。出力切替
スイッチ8の1(High)側入力にレジスタ5(n×
m)が接続され、出力切替スイッチ8の出力に出力端子
4が接続されている。レジスタ6の出力は、入力切替ス
イッチ7及び出力切替スイッチ8の切替端子にそれぞれ
接続されている。また、レジスタ5(n×m)の出力は
入力切替スイッチ7の1側入力へ入力され、出力切替ス
イッチ8の0側入力には、通常の動作モードにおける信
号(通常動作信号)が入力されている。
【0020】1つのレジスタ5は1つのデータを保持す
ることができ、n個のレジスタ5に保持されているn個
のデータにより1つのテストモードが特定される。従っ
て、n×m個のレジスタ5は、m種類のテストモードを
特定する為の情報を保持することができる。データはテ
スト専用ピンNUを介してレジスタ5へ取り込まれる。
クロック信号線3は、レジスタ5に保持されているデー
タを隣接する他のレジスタ5へ移動する為の内部クロッ
ク信号(CKint)を供給する。データは、レジスタ
6のデータに応じて制御され、出力端子4から出力され
る。内部クロック信号(CKint)は、半導体装置の
内部において生成されるクロック信号であり、通常、半
導体装置の外部から供給される外部クロック信号(CK
ext)から区別される信号である。
【0021】具体的には、実際に動作試験を実施する前
に、予め、内部クロック信号CKintを動作させなが
らn×m+1個のデータを順番にテスト専用端子NUか
ら入力し、シフトレジスタ1内の総てのレジスタ(5、
6)の初期値を確定させておく。その際、入力する最初
のデータは、動作試験を実施することを示す“1”を入
力する。n×m+1個のデータの入力が終了することに
より、“1”のデータがレジスタ6に取り込まれる。
【0022】そして、レジスタ6内の“1”のデータが
出力されることにより、入力切替スイッチ7及び出力切
替スイッチ8がそれぞれ1側へ切り替わり、テスト専用
端子NUからデータを入力できなくなり、出力端子4か
らは通常動作信号が出力されず、シフトレジスタ1内の
データが出力されるようになる。即ち、通常の動作モー
ドからテストモードへモードが切り替わり、シフトレジ
スタ1内のn×m個のデータに応じたm種類のテストモ
ードにおける半導体装置の動作が開始される。更に、テ
ストモードの種類を変更する際には、電源をオフするな
どしてシフトレジスタ1内のデータをリセットし、上述
した方法により再度シフトレジスタ1内にデータを入力
する。
【0023】以上説明したように、シフトレジスタ1内
に取り込まれたn×m個のデータに応じて、m種類のテ
ストモードにおける動作試験を行うことができる。ユー
ザが入力するn×m個のデータは任意なものである為、
n×m個のデータの組合せを自由に設定することで、複
数種類のテストモードを任意の順番で実施することがで
きる。従って、パッケージに封入されてテストピンの数
が限定された状態(ここでは、テスト専用端子NUの
み)においても、多くの種類のテストモードを任意の順
番で実施することができる。
【0024】また、BISTのように、半導体装置の外
部入力のクロック信号に対して、半導体装置の内部で生
成される内部クロックCKintの周波数を高く設定し
ようとする場合に、半導体装置の試験装置が周波数の低
いクロック信号しか外部から与えられない場合でも、半
導体装置の任意の動作試験を高速に行うことができる。
【0025】更に、入力切替スイッチ7に接続される入
力端子をテストモードを特定するデータを入力する為だ
けのテスト専用端子とすることにより、I/O端子と併
用する場合に比して複雑な制御が不要となり、誤動作を
防止することもできる。
【0026】なお、第1の実施の形態において、データ
の情報量は特に問わない。つまり、レジスタ5が保持す
ることができる1つのデータの情報量が、1ビットであ
っても、複数ビットであってもかまわない。
【0027】また、クロック信号線3が供給するクロッ
ク信号が半導体装置の内部で生成される内部クロック信
号である場合について示した。しかし、本発明はこれに
限定されるものではなく、クロック信号線3が供給する
信号が半導体装置の外部で生成される外部クロック信号
であっても構わない。
【0028】(第2の実施の形態)図1においてはテス
ト専用端子が1つである場合について示した。しかし、
本発明はこれに限定されることなく、テスト専用端子が
2つ以上である場合であっても適用することができる。
第2の実施の形態では、2つのテスト専用端子(NU
1、NU2)を有するテストモード制御回路について説
明する。
【0029】図2に示すように、第2の実施の形態に係
るテストモード制御回路は、図1に示したテストモード
制御回路における、シフトレジスタ1及び入力端子NU
からなる構成を複数組具備している。即ち、第2の実施
の形態に係るテストモード制御回路は、第1のテスト専
用端子NU1と、NU1に直列に接続された複数のレジ
スタ(17、18)と、レジスタ18に接続された出力
端子4とからなる第1の回路と、第2のテスト専用端子
NU2と、NU2に直列に接続された複数のレジスタ
(19、20)と、レジスタ20に接続された出力端子
4とからなる第2の回路とを有する。第1及び第2の回
路は、入力切替スイッチ7と出力切替スイッチ8とをそ
れぞれ有する。また、総てのレジスタ(17〜20)に
内部クロック信号CKintを供給する為のクロック信
号線3が接続されている。
【0030】図2に示したテストモード制御回路の動作
は、図1に示したそれと同じであり、説明を省略する。
【0031】第2の実施の形態によれば、2つのテスト
専用端子(NU1、NU2)を介してより多くのデータ
を入力することができ、このデータをシフトレジスタ対
16内に保持することができる。従って、第1の実施の
形態に比して、より多くの種類のテストモード、或いは
より多くの種類の動作条件が設定されたテストモードに
おいて動作試験を実施することができる。
【0032】(第3の実施の形態)図1及び図2に示し
たテストモード制御回路において、テスト専用端子NU
から入力されるデータは、半導体装置の内部において生
成される内部クロック信号(CKint)に従って取り
込まれ、シフトレジスタ1内或いはシフトレジスタ対1
6内に保持されているデータも同じ内部クロック信号C
Kintに従って出力されていた。しかし、本発明は、
これに限定されることなく、テスト専用端子NUからデ
ータを入力する為のクロック信号と、シフトレジスタ内
に保持されているデータを出力する為のクロック信号と
を、異なる信号とすることができる。
【0033】第3の実施の形態では、半導体装置の外部
で生成される外部クロック信号(CKext)に従って
テスト専用端子NUからデータを入力し、内部クロック
信号(CKint)に従ってシフトレジスタ内に保持さ
れているデータを出力する場合について説明する。
【0034】図3は、第3の実施の形態に係るテストモ
ード制御回路の構成を示すブロック図である。図3に示
すように、テストモード制御回路は、直列に接続された
n×m個の第1のレジスタ14から構成された第1のシ
フトレジスタ10と、第1のシフトレジスタ10の一端
に位置する第1のレジスタ14(1)に接続された入力
端子(テスト専用端子)NUと、第1のシフトレジスタ
10を構成する総ての第1のレジスタ14に接続された
第1のクロック信号線25と、直列に接続されたm個の
第2のレジスタ15から構成された第2のシフトレジス
タ11と、n個の第1のレジスタ14及び1つの第2の
レジスタ15に接続されたm個のデータ変換回路12
と、第2のシフトレジスタ11を構成する総ての第2の
レジスタ15に接続された第2のクロック信号線26
と、第2のシフトレジスタ11の一端に位置する第2の
レジスタ15(m)に接続された出力端子群13とを少
なくとも有する。
【0035】また、第3の実施の形態に係るテストモー
ド制御回路は、第2のレジスタ15(m)と出力端子群
13との間に配置された出力切替スイッチ群21とを更
に有する。出力切替スイッチ群21の一方の入力に第2
のレジスタ15(m)が接続され、出力切替スイッチ群
21の出力に出力端子群13が接続されている。出力切
替スイッチ群21の他方の入力には、通常動作信号が入
力されている。図1及び図2に比して、テストモード制
御回路は入力切替スイッチ7を有さず、第1のシフトレ
ジスタ10は第1のレジスタ14(n×m)の他端に接
続されたレジスタ6を有さない。
【0036】1つの第1のレジスタ14は1つの第1の
データを保持することができ、n個の第1のレジスタ1
4に保持されているn個の第1のデータにより1つのテ
ストモードが特定される。従って、n×m個の第1のレ
ジスタ14は、m種類のテストモードを特定する為の情
報を保持することができる。第1のデータはテスト専用
ピンNUを介して第1のレジスタ14へ取り込まれる。
第1のクロック信号線25は、第1のレジスタ14に保
持されている第1のデータを隣接する他の第1のレジス
タ14へ移動する為の外部クロック信号(CKext)
を供給する。
【0037】また、データ変換回路12は、n個の第1
のレジスタに保持されているn個の第1のデータを、1
通りの第2のデータへ変換する機能を有する。1つの第
2のレジスタ15は1通りの第2のデータを保持するこ
とができ、1つの第2のレジスタ15に保持されている
1通りの第2のデータにより1つのテストモードが特定
される。従って、m個の第2のレジスタ15は、m種類
のテストモードを特定する為の情報を保持することがで
きる。第2のクロック信号線26は、第2のレジスタ1
5に保持されている第2のデータを隣接する他の第2の
レジスタ15へ移動する為の内部クロック信号(CKi
nt)を供給する。第2のレジスタ15(m)からの第
2のデータは、出力切り替えスイッチ群21を介して出
力端子群13から出力される。
【0038】具体的には、実際に動作試験を実施する前
に、予め、外部クロック信号(CKext)を動作させ
ながらn×m個の第1のデータを順番にテスト専用端子
NUを介して第1のレジスタ14へ入力し、第1のシフ
トレジスタ10内の総ての第1のレジスタ14の初期値
を確定させておく。そして、m個のデータ変換回路12
を動作させて、第1のシフトレジスタ内に保持されてい
るn×m個の第1のデータをm通りの第2のデータへ変
換する。変換されたm通りの第2のデータは、m個の第
2のレジスタへそれぞれ取り込まれる。内部クロック信
号(CKint)を動作させながらm通りの第2のデー
タを順番に出力端子群13から出力して、m通りの第2
のデータに応じたm種類のテストモードにおける半導体
装置の動作が順番に実行される。
【0039】以上説明したように、図3に示した回路構
成においても、図1及び図2の場合と同様に、パッケー
ジに封入されてテストピンの数が限定された状態(ここ
では、テスト専用端子NUのみ)においても、多くの種
類のテストモードを任意の順番で実施することができ
る。
【0040】また、比較的に周波数の低い外部クロック
信号(CKext)を動作させながらn×m個の第1の
データを順番にテスト専用端子NUから入力することに
より、第1のレジスタ14は第1のデータを誤りのなく
正確に取り込むことができる。一方、比較的に周波数の
高い内部クロック信号CKintを動作させながらm通
りの第2のデータを順番に出力端子群13から出力する
ことにより、m通りの第2のデータに応じたm種類のテ
ストモードにおける半導体装置の動作を高速に実施する
ことができる。
【0041】即ち、m種類のテストモードを特定する為
の情報を外部から入力する際のクロック信号を遅く設定
し、実際にm種類のテストモードにおいて半導体装置を
動作させる際のクロック信号を速く設定することによ
り、m種類のテストモードを高速且つ確実に実行するこ
とができる。
【0042】なお、第3の実施の形態において、データ
変換回路12と第2のシフトレジスタ11との組合せと
して、具体的に以下の2つの形態が考えられる。即ち、
第1の形態は、nビット分の単位データをデコードする
デコーダと、その出力データを単位とするシフトレジス
タとの組合せである。第2の形態は、シリアルなnビッ
ト分の単位データをnビット単位のシフトレジスタへの
入力データに変換する回路と、その出力データ(nビッ
ト)を単位とするシフトレジスタとの組合せである。
【0043】また、第2のデータによって特定されるテ
ストモードは、第2のデータのビット数(最大2ビッ
ト)に応じて、最大2通りの動作条件を持つことがで
きる。更に、テストモードを構成する単位、即ち、第2
のシフトレジスタを構成する第2のレジスタを複数設け
ることによって、複数の異なったテストモードを順番に
実施することができる。
【0044】(第4の実施の形態)図3においてはテス
ト専用端子NUが1つである場合について示した。しか
し、本発明はこれに限定されることなく、テスト専用端
子NUが2つ以上であっても構わない。第4の実施の形
態では、図3に示したテストモード制御回路において、
2つのテスト専用端子(NU1、NU2)を有する場合
について説明する。
【0045】第4の実施の形態に係るテストモード制御
回路は、図3に示したテストモード制御回路における、
第1のシフトレジスタ10及び入力端子NUからなる構
成を複数組具備している。即ち、テストモード制御回路
は、図4に示すように、第1のテスト専用端子NU1
と、NU1に直列に接続されたn×m個の第1のレジス
タ23と、第2のテスト専用端子NU2と、NU2に直
列に接続されたn×m個の第1のレジスタ24とを有す
ることを特徴とする。第1のクロック信号線25は、シ
フトレジスタ対22を構成する総ての第1のレジスタ
(23、24)に対して外部クロック信号(CKex
t)を供給する。総ての第1のレジスタ(23、24)
の出力は、m個のデータ変換回路12にそれぞれ接続さ
れている。
【0046】テストモード制御回路は、その他に、m個
の第2のレジスタ15と、第2のクロック信号線26
と、出力端子群13と、出力切替スイッチ群21とを有
する。これらの構成要素は、図3に示したものと同じ用
途/機能を有する為、説明を省略する。
【0047】1つの第1のレジスタ(23、24)は1
つの第1のデータを保持することができ、2n個の第1
のレジスタ(23、24)に保持されている2n個の第
1のデータにより1つのテストモードが特定される。従
って、2n×m個の第1のレジスタ14は、m種類のテ
ストモードを特定する為の情報を保持することができ
る。また、データ変換回路12は、2n個の第1のレジ
スタに保持されている2n個の第1のデータを、1通り
の第2のデータへ変換する機能を有する。1つの第2の
レジスタ15は1通りの第2のデータを保持することが
でき、1つの第2のレジスタ15に保持されている1通
りの第2のデータにより1つのテストモードが特定され
る。従って、m個の第2のレジスタ15は、m種類のテ
ストモードを特定する為の情報を保持することができ
る。
【0048】以上説明したように、1つのテストモード
を特定する1通りの第2のデータは2n個の第1のデー
タを変換することにより生成されるため、第3の実施の
形態に比して、第2のデータの情報量が倍増する。即
ち、より多くの種類の動作条件が設定されたテストモー
ドにおいて動作試験を実施することができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、直列に接続された
n×m個のレジスタから少なくとも構成されたシフトレ
ジスタ内に、入力端子を介してn×m個のデータを入力
することができる。シフトレジスタ内のn×m個のデー
タにより、m個のテストモードが特定される。そして、
出力端子を介してn×m個のデータを出力することによ
り、m個のテストモードを順番に実施することができ
る。入力端子を介して入力するデータは任意なものであ
るため、複数種類のテストモードを任意の順番で実施す
ることができる。従って、パッケージに封入されてテス
トピンの数が限定された状態においても、多くの種類の
テストモードを任意の順番で実施することができる。
【0050】また、比較的に周波数の低い第1のクロッ
ク信号を動作させながらn×m個の第1のデータを順番
に入力端子から入力することにより、第1のレジスタは
第1のデータを誤りのなく正確に取り込むことができ
る。一方、比較的に周波数の高い第2のクロック信号を
動作させながらm通りの第2のデータを順番に出力端子
から出力することにより、m種類のテストモードにおけ
る半導体装置の動作を高速に実施することができる。即
ち、m種類のテストモードを特定する為の情報を外部か
ら入力する際の第1のクロック信号を遅く設定し、実際
にm種類のテストモードにおいて半導体装置を動作させ
る際の第2のクロック信号を速く設定することにより、
m種類のテストモードを高速且つ確実に実行することが
できる。
【0051】従って、本発明によれば、複数種類のテス
トモードを任意の順番で実施することができる半導体装
置のテストモード制御回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るテストモード
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る、図1に示し
た回路構成を2組具備するテストモード制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るテストモード
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る、図3に示し
た回路構成を2組具備するテストモード制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図5】従来のテストモード制御方式の第1の事例を示
す図である。
【図6】従来のテストモード制御方式の第2の事例を示
すブロック図である。
【図7】従来のテストモード制御方式の第3の事例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 シフトレジスタ 3 クロック信号線 4 出力端子 5、6、17〜20 レジスタ 7 入力端子 8 出力端子 10 第1のシフトレジスタ 11 第2のシフトレジスタ 12 データ変換回路 13 出力端子群 14、23、24 第1のレジスタ 15 第2のレジスタ 16、22 シフトレジスタ対 21 出力切替スイッチ群 25 第1のクロック信号線 26 第2のクロック信号線 NU テスト専用端子 NU1 第1のテスト専用端子 NU2 第2のテスト専用端子 CKint 内部クロック信号 CKext 外部クロック信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 11/22 360 H01L 27/04 T H01L 21/822 E 27/04 (72)発明者 大塚 伸朗 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 2G132 AK15 AL09 5B048 AA20 DD07 DD10 FF01 FF05 5F038 BE02 BE07 DF17 DT02 DT08 DT15 EZ20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の動作モードとは別に、所定の動作
    試験を実施する為のテストモードを有する半導体装置の
    テストモード制御回路であって、 直列に接続されたn×m個のレジスタから少なくとも構
    成された、n個の当該レジスタに保持されているn個の
    データにより1つの前記テストモードが特定されるシフ
    トレジスタと、 n×m個の前記レジスタの一端に位置する当該レジスタ
    へ前記データを入力する為の入力端子と、 前記シフトレジスタを構成する総ての前記レジスタに接
    続された、前記レジスタに保持されている前記データを
    隣接する次のレジスタへ移動する為のクロック信号を供
    給するクロック信号線と、 n×m個の前記レジスタの他端に位置する当該レジスタ
    から前記データを出力する為の出力端子とを有すること
    を特徴とする半導体装置のテストモード制御回路。
  2. 【請求項2】 前記クロック信号は、前記半導体装置の
    内部で生成されることを特徴とする請求項1記載の半導
    体装置のテストモード制御回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック信号は、前記半導体装置を
    動作させる為に外部から与えるクロック信号に対して周
    期が異なることを特徴とする請求項2記載の半導体装置
    のテストモード制御回路。
  4. 【請求項4】 前記シフトレジスタ及び前記入力端子か
    らなる構成を複数組具備することを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置のテストモード制御回路。
  5. 【請求項5】 前記入力端子は、前記テストモードを特
    定する前記データを入力する為だけのテスト専用端子で
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置のテス
    トモード制御回路。
  6. 【請求項6】 通常の動作モードとは別に、所定の動作
    試験を実施する為のテストモードを有する半導体装置の
    テストモード制御回路であって、 直列に接続されたn×m個の第1のレジスタから少なく
    とも構成された、n個の当該第1のレジスタに保持され
    ているn個の第1のデータにより1つの前記テストモー
    ドが特定される第1のシフトレジスタと、 前記第1のシフトレジスタの一端に位置する前記第1の
    レジスタへ前記第1のデータを入力する為の入力端子
    と、 前記第1のシフトレジスタを構成する総ての前記第1の
    レジスタに接続された、前記第1のレジスタに保持され
    ている前記第1のデータを隣接する次の第1のレジスタ
    へ移動する為の第1のクロック信号を供給する第1のク
    ロック信号線と、 直列に接続されたm個の第2のレジスタから構成され
    た、m個の当該第2のレジスタに保持されているm通り
    の第2のデータによりm種類の前記テストモードが特定
    される第2のシフトレジスタと、 n個の前記第1のレジスタ及び1つの前記第2のレジス
    タに接続された、n個の前記第1のレジスタに保持され
    ている前記第1のデータを、1つの前記第2のレジスタ
    に保持される前記第2のデータへ変換するm個のデータ
    変換回路と、 前記第2のシフトレジスタを構成する総ての前記第2の
    レジスタに接続された、前記第2のレジスタに保持され
    ている前記第2のデータを隣接する次の第2のレジスタ
    へ移動する為の第2のクロック信号を供給する第2のク
    ロック信号線と、 前記第2のシフトレジスタの一端に位置する前記第2の
    レジスタから前記第2のデータを出力する為の出力端子
    とを有することを特徴とする半導体装置のテストモード
    制御回路。
  7. 【請求項7】 前記第1のクロック信号は前記半導体装
    置の外部で生成され、前記第2のクロック信号は前記半
    導体装置の内部で生成されることを特徴とする請求項6
    記載の半導体装置のテストモード制御回路。
  8. 【請求項8】 前記第1のクロック信号の周期は、前記
    第2のクロック信号の周期と異なることを特徴とする請
    求項6記載の半導体装置のテストモード制御回路。
  9. 【請求項9】 前記第1のシフトレジスタ、及び前記入
    力端子からなる構成を複数組具備することを特徴とする
    請求項6記載の半導体装置のテストモード制御回路。
  10. 【請求項10】 前記入力端子は、前記テストモードを
    特定する前記第1のデータを入力する為だけのテスト専
    用端子であることを特徴とする請求項6記載の半導体装
    置のテストモード制御回路。
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