JP3189808B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JP3189808B2
JP3189808B2 JP31721598A JP31721598A JP3189808B2 JP 3189808 B2 JP3189808 B2 JP 3189808B2 JP 31721598 A JP31721598 A JP 31721598A JP 31721598 A JP31721598 A JP 31721598A JP 3189808 B2 JP3189808 B2 JP 3189808B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
dac
analog
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31721598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000147061A (ja
Inventor
光久 広海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP31721598A priority Critical patent/JP3189808B2/ja
Publication of JP2000147061A publication Critical patent/JP2000147061A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3189808B2 publication Critical patent/JP3189808B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル−アナ
ログコンバータ(以下、「DAC(Digital-to-Analog
Converter)」と称する)及びアナログ回路部等を内蔵
し、DAC等を介して該アナログ回路部のアナログ特性
を外部より制御する半導体集積回路に係り、特に外部か
ら該アナログ回路部のアナログ特性を制御して動作試験
を行う試験法を改良した半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】DAC等を介してアナログ特性を制御す
る半導体集積回路、例えばLSI(Large Scale Integr
ation:大規模集積回路)は、実使用にあたり、所要の
特性を得るために、マイクロコンピュータ(以下、「マ
イコン」と略称する)等によって外部からの制御が行わ
れていた。すなわち、マイコン等からLSIのDAC制
御用の信号を出力してLSIに与えることにより、LS
Iはこの外部から入力される制御信号に基づきDAC等
を介して入/出力等のアナログ特性が制御される。その
LSIにおける制御の結果によるアナログ特性をマイコ
ンにフィードバックすることにより、LSIを最適の設
定になるように制御していた。
【0003】図6に従来のLSIにおける回路構成の一
例を示す。図6において、LSIは、コントロール回路
11、アナログ回路部12、DAC回路部13及びメモ
リ/DAC制御器14を備えている。
【0004】コントロール回路11は、当該LSIのチ
ップ全体を制御する。アナログ回路部12には、例えば
VGA(Video Graphics Array)、フィルタ又はVCO
(Voltage Controlled Oscillator:電圧制御発振器)
等からなるアナログ回路が複数個設けられている。すな
わち、アナログ回路部12は、複数個のVGA、フィル
タ又はVCO等からなるアナログ回路A1、A2、…A
mで構成される。
【0005】DAC回路部13は、アナログ回路部12
の複数のアナログ回路A1〜Amを制御する複数個のD
AC回路D11、…D1n1、D21、…D2n2、…
Dm1、…Dmnmで構成される。例えば、DAC回路
D11〜D1n1は、アナログ回路A1を制御し、DA
C回路D21〜D2n2は、アナログ回路A2を制御
し、そしてDAC回路Dm1〜Dmnmは、アナログ回
路Amを制御する。
【0006】メモリ/DAC制御器14は外部のマイコ
ンなどから入力されるDACコントロール信号を記憶
し、且つ該DACコントロール信号に基づいてDAC回
路D11〜Dmnmを制御する信号を発生する。
【0007】当該LSIチップの外部からメモリ/DA
C制御器14に入力される外部DAC制御信号Cdac-
1、Cdac-2、…Cdac-ndの形式は、通常の場合は、当該
LSIにおける外部ピン数の削減のため、シリアル構成
になっている。また、DAC回路部13の各DAC回路
D11〜Dmnmに対する内部DAC制御信号Cdin-1
1、…Cdin-1n1、Cdin-21、…Cdin-2n2、…Cdin-m
1、…Cdin-mnmの数は、各DAC回路D11〜Dmn
mのビット数に比例するため、メモリ/DAC制御器1
4からの出力信号の総数は、DAC回路D11〜Dmn
mの総ビット数に比例する。そのため、メモリ/DAC
制御器14においては、外部から入力される外部DAC
制御信号Cdac-1〜Cdac-ndの数に比べて、内部DAC
制御信号Cdin-11〜Cdin-mnmの数の方が多くなってい
る。該メモリ/DAC制御器14は、外部DAC制御信
号Cdac-1〜Cdac-ndの入力に基づいて内部DAC制御
信号Cdin-11〜Cdin-mnmを発生し、外部DAC制御信
号Cdac-1〜Cdac-ndにより入力されたパラメータを、
内蔵するメモリに記憶する。
【0008】DAC回路部13の各DAC回路D11〜
Dmnmは、アナログ回路部12の各アナログ回路A1
〜Amを直接制御するアナログ回路制御信号Cda-11〜
Cda-mnmを発生する。アナログ回路制御信号Cda-11、
…Cda-mnmは、通常の場合、電圧又は電流によるアナロ
グ信号であり、精度はDAC(D/A変換)のビット数
に依存する。アナログ回路部12の各アナログ回路A1
〜Amは、そのアナログ入出力信号IO-1、IO-2、…
IO-mが、DAC回路部13のDAC回路D11〜Dm
nmから出力されるアナログ回路制御信号Cda-11〜Cd
a-mnmに応じたアナログ特性に制御される。
【0009】なお、必要に応じて、アナログ回路部12
の各アナログ回路A1〜Am相互間で内部アナログ信号
A12、A2i…Ajmを授受している。
【0010】外部のマイコンは、アナログ回路部12の
各アナログ回路A1〜Amの各アナログ特性等に基づく
出力等の結果から、外部DAC制御信号Cdac-1〜Cdac
-ndを発生させ、メモリ/DAC制御器14に入力す
る。以上のようにして、外部のマイコンによりDAC回
路部13等を内蔵したLSIを制御して、最適のアナロ
グ特性を得ることを可能としている。
【0011】上述したように、アナログ特性を、DAC
回路部13等を介して外部より制御するLSIを、同一
の設定で複数個繰り返し試験する試験回路の一例を図7
に示す。図7において、試験回路は、被試験LSI2
1、電源22、基準クロック発生回路23及びROM
(Read Only Memory)/制御器24を備えている。被試
験LSI21は、DAC回路部13等を介してアナログ
特性を外部より制御することができる。電源22は、当
該試験回路に電力を供給する。基準クロック発生回路2
3は、当該試験回路に基準クロック信号を供給する。R
OM/制御器24は、被試験LSI21を制御するパラ
メータを記憶し、且つ必要に応じて出力する。該ROM
/制御器24は、試験対象である被試験LSI21に対
応して作られている。ROM/制御器24に記録された
設定に従って、被試験LSI21内のDAC回路部13
が制御され、その結果、被試験LSI21のアナログ特
性が制御されて、その出力を外部において測定する。こ
のような操作を繰り返すことにより、同一条件で複数の
被試験LSI21の試験がなされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに、この種のLSIは、実使用ではマイコン等により
制御されていて、充分な性能を発揮するが、当該LSI
の単体の試験を行う際に、LSIの内部のDAC制御器
(図7の被試験LSI21におけるメモリ/DAC制御
器14)に外部からパラメータを与える必要があり、試
験の条件及びDAC制御器に応じて、パラメータの入力
方法等を適切に対応させる必要が生じる。このため、単
純な試験を行う場合でさえ、図7に示したROM/制御
器24のような外部のマイコンやROMが必要になり、
設備が複雑化し、試験工程数が多くなるという問題があ
った。
【0013】また、既に述べたように、外部から入力す
るDAC制御信号の形式は、ピン数の軽減のため、シリ
アル構成であることが多いが、ピン数を限界近くまで少
なくしているため、全てのDAC制御端子が必要不可欠
であり、これらの端子のうちの1つでも不良になると、
アナログ部の評価を行うことが全く不可能となり、評価
に多大の工程数及び時間が必要となるという問題もあっ
た。
【0014】なお、試験のために特別な構成を設けた半
導体装置の例が、例えば特開昭60−233737号公
報及び特開昭62−20038号公報に示されている。
【0015】特開昭60−233737号公報に開示さ
れた技術は、アナログ回路を含むLSIのテストに関す
るものではないが、マイクロプロセッサのテスト方法に
ついての技術に関するものである。特開昭60−233
737号公報では、テスト機能指定端子からの入力によ
り選択的に指定されて種々のテストモードにおける機能
を制御する複数のテスト機能制御回路を設けている。特
開昭60−233737号公報では、このような複数の
テスト機能制御回路を設けることにより、従来はテスト
することができなかった部分のテストを可能にしたり、
テスト機能に応じて対象の回路部分を制御して、テスト
に供されるブロックを省略させるようにしたりしてい
る。
【0016】また、特開昭62−20038号公報に開
示された技術は、アナログ回路を含むLSIを対象とす
るものではないが、マイクロプロセッサを含むディジタ
ルLSIを対象とするテストに関するものである。特開
昭62−20038号公報には、ディジタルLSIにお
けるハードウェア機能ブロックをテストするのに、従来
は外部から直接制御できる要素だけを試験していたのに
対し、テストモードを設けることにより、外部から直接
制御することができない要素もテストすることを可能と
する技術を開示している。
【0017】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、外部制御信号によりアナログ特性を制御する半
導体集積回路において、試験時に外部からアナログ特性
の制御用信号を供給することなく所要の試験用のアナロ
グ特性の出力を可能とし、試験工程数の低減、試験設備
の簡素化及び試験能力の向上を可能とする半導体集積回
路を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る半導体集積回路は、アナ
ログ信号を入/出力するアナログ回路手段と、前記アナ
ログ回路手段のアナログ入/出力特性を外部から入力さ
れる信号に応じて制御する制御手段と、外部から入力す
べき特性を制御するパラメータの一部を、プリセット用
のパラメータとして同一チップ内に記憶したプログラム
可能論理記憶手段をを具備する。
【0019】前記半導体集積回路は、アナログ入/出力
特性を制御する信号を外部から入力することなく、プリ
セットのパラメータを記憶した前記プログラム可能論理
記憶手段の使用/不使用の切り替えを、外部から制御す
るための手段を含んでいてもよい。
【0020】プリセットのパラメータを記憶した前記プ
ログラム可能論理記憶手段は、該プログラム可能論理記
憶手段の使用時に、外部からアナログ特性を制御するパ
ラメータを入力することなく、外部から制御したときと
全く同様のアナログ特性の一部を前記アナログ回路手段
に出力させる手段であってもよい。前記プログラム可能
論理記憶手段は、プログラマブルロジックアレイ(PL
A)を含んでいてもよい。
【0021】本発明による半導体集積回路においては、
アナログ信号を入/出力するアナログ回路手段のアナロ
グ入/出力特性を外部から入力される信号に応じて制御
手段により制御するとともに、外部から入力すべき特性
を制御するパラメータの一部を、プリセット用のパラメ
ータとして同一チップ内に記憶したプログラム可能論理
記憶手段を有する。この半導体集積回路は、通常使用す
る際に外部から信号を入力してアナログ特性を制御する
他に、試験に際しては、アナログ特性を制御する信号と
は異なる信号によって外部から制御することにより、プ
ログラム可能論理記憶手段によってチップ内に記録され
ている情報に基づいてアナログ特性を制御出力すること
ができる。したがって、プログラム可能論理記憶手段に
よって制御されている時のアナログ特性は、外部からの
入力制御信号に依存せず、試験の目的に応じて、適切な
設定を記録した、アナログ特性を出力させることがで
き、試験工程数の低減、試験設備の簡素化及び試験能力
の向上を達成することが可能である。
【0022】この発明の第2の観点にかかる半導体集積
回路は、制御信号に従って入出力特性を変更するアナロ
グ信号処理回路と、前記アナログ信号処理回路の入出力
特性を制御するパラメータの一部を、プリセット用のパ
ラメータとして記憶している記憶部と、外部から入力さ
れるパラメータと前記記憶部に記憶されているパラメー
タに従って、前記アナログ信号処理回路に制御信号を供
給して、その入出力特性を制御する制御部と、を1チッ
プ内に具備し、アナログ信号処理回路の入出力特性を制
御するパラメータの一部を、プリセット用のパラメータ
としてチップ内に保持していることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
半導体集積回路の構成を示している。
【0025】図1に示す半導体集積回路、例えばLSI
は、コントロール回路11′、アナログ回路部12、D
AC回路部13、メモリ/DAC制御器14、PLA
(プログラマブルロジックアレイ)回路15及びマルチ
プレクサ回路16を具備している。この場合、アナログ
回路部12、DAC回路部13及びメモリ/DAC制御
器14は、図6に示したのとおおむね同様の機能及び構
成を有している。
【0026】コントロール回路11′は、外部制御信号
Cext-1〜Cext-neに基づき、内部制御信号Cint-1〜C
int-nt及びマルチプレクサ制御信号Cmuxを発生して、
当該LSIのチップ全体を制御する。なお、マルチプレ
クサ制御信号Cmuxは、内部制御信号の一種であるが、
マルチプレクサ回路16の制御に用いられる。
【0027】アナログ回路部12には、この場合、DA
C回路によって入/出力特性が制御される例えばVG
A、フィルタ又はVCO等からなるアナログ回路が複数
個設けられている。すなわち、アナログ回路部12は、
複数個のVGA、フィルタ又はVCO等からなるアナロ
グ回路A1、A2、…Amで構成される。
【0028】DAC回路部13は、アナログ回路部12
の複数のアナログ回路A1〜Amを制御する複数個のD
AC回路D11、…D1n1、D21、…D2n2、…
Dm1、…Dmnmで構成される。例えば、DAC回路
D11〜D1n1は、アナログ回路A1を制御し、DA
C回路D21〜D2n2は、アナログ回路A2を制御
し、そしてDAC回路Dm1〜Dmnmは、アナログ回
路Amを制御する。
【0029】メモリ/DAC制御器14は外部のマイコ
ン等から入力される外部DAC制御信号に基づいてDA
C回路D11〜Dmnmを制御するDAC制御信号に相
当する内部信号を発生するとともに、外部からの設定内
容を当該LSIチップ内に記憶する。
【0030】PLA回路15は、プログラム可能論理記
憶手段であり、DAC回路部13のDAC回路D11〜
Dmnmを制御するDAC制御信号に相当する内部信号
を予め当該LSIのチップ内に記憶する。
【0031】マルチプレクサ回路16は、外部制御信号
Cext-1〜Cext-neに基づくコントロール回路11′か
らのマルチプレクサ制御信号Cmuxに応答して、メモリ
/DAC制御器14からのDAC制御信号に相当する出
力及びPLA回路15からのDAC制御信号に相当する
出力のいずれか一方を選択して、内部DAC制御信号C
din-11、…Cdin-1n1、Cdin-21、…Cdin-2n2、…Cdi
n-m1、…Cdin-mnmとしてDAC回路部13のDAC
回路D11〜Dmnmに供給する。
【0032】当該LSIチップの外部からメモリ/DA
C制御器14に入力される外部DAC制御信号Cdac-
1、Cdac-2、…Cdac-ndの形式は、通常の場合は、当該
LSIにおける外部ピン数の削減のため、シリアル構成
になっている。また、DAC回路部13の各DAC回路
D11〜Dmnmに対する内部DAC制御信号Cdin-1
1、…Cdin-1n1、Cdin-21、…Cdin-2n2、…Cdin-m
1、…Cdin-mnmの数は、各DAC回路D11〜Dmn
mのビット数に比例するため、これらに相当するメモリ
/DAC制御器14からのメモリ/DAC出力信号Cme
m-11〜Cmem-mnmの総数は、DAC回路D11〜Dmn
mの総ビット数に比例する。そのため、メモリ/DAC
制御器14においては、外部から入力される外部DAC
制御信号Cdac-1〜Cdac-ndの数に比べて、マルチプレ
クサ回路16へ出力するメモリ/DAC出力信号Cmem-
11〜Cmem-mnmの数の方が多くなっている。該メモリ/
DAC制御器14は、外部DAC制御信号Cdac-1〜Cd
ac-ndの入力に基づいてメモリ/DAC出力信号Cmem-1
1〜Cmem-mnmを発生し、外部DAC制御信号Cdac-1〜
Cdac-ndにより入力されたパラメータを、内蔵するメモ
リに記憶する。
【0033】メモリ/DAC制御器14から出力される
メモリ/DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnm及びPL
A回路15から出力されるPLA出力信号Cpla-11〜C
pla-mnmは、いずれもDAC回路部13のDAC回路D
11〜Dmnmを制御する信号であり、その個数は等し
く、これらのDAC制御信号の選択はマルチプレクサ回
路16で行われる。すなわちマルチプレクサ回路16
は、メモリ/DAC制御器14から出力されるメモリ/
DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnm及びPLA回路1
5から出力されるPLA出力信号Cpla-11〜Cpla-mnm
のいずれか一方を選択し、内部DAC制御信号Cdin-11
〜Cdin-mnmとしてDAC回路部13のDAC回路D1
1〜Dmnmに供給する。
【0034】マルチプレクサ回路16の動作は、外部か
ら当該LSIに入力される外部制御信号Cext-1〜Cext
-neに基づいてコントロール回路11′から出力される
マルチプレクサ制御信号Cmuxによって制御される。こ
のマルチプレクサ回路16の動作は、当該LSI内部の
メモリ/DAC制御器14に入力される外部DAC制御
信号Cdac-1〜Cdac-ndには全く依存しない。
【0035】PLA回路15は、メモリ/DAC制御器
14から出力されるメモリ/DAC出力信号Cmem-11〜
Cmem-mnmの組み合わせの一部を記憶し、且つPLA回
路出力信号Cpla-11〜Cpla-mnmとして出力することが
可能であり、記憶するメモリ/DAC出力信号Cmem-11
〜Cmem-mnmの組み合わせは任意に選択することができ
る。すなわち、PLA回路15から出力するPLA回路
出力信号Cpla-11〜Cpla-mnmの各々は、目的に応じて
“H(ハイレベル)”又は“L(ローレベル)”に任意
に設定することができる。図示のようにマルチプレクサ
回路16の選択によるPLA回路15の使用時及びメモ
リ/DAC制御器14の使用時においては、同一のDA
C回路部13及びアナログ回路部12を使用して、チッ
プ全体の特性を出力する構成になっている。
【0036】DAC回路部13の各DAC回路D11〜
Dmnmは、マルチプレクサ回路16から与えられる内
部DAC制御信号Cdin-11〜Cdin-mnmに応じて、アナ
ログ回路部12の各アナログ回路A1〜Amを直接制御
するアナログ回路制御信号Cda-11〜Cda-mnmを発生す
る。アナログ回路制御信号Cda-11、…Cda-mnmは、通
常の場合、電圧又は電流によるアナログ信号であり、精
度はDACのビット数に依存する。アナログ回路部12
の各アナログ回路A1〜Amは、そのアナログ入出力信
号IO-1、IO-2、…IO-mが、DAC回路部13のD
AC回路D11〜Dmnmから出力されるアナログ回路
制御信号Cda-11〜Cda-mnmに応じたアナログ特性に制
御される。
【0037】なお、必要に応じて、アナログ回路部12
の各アナログ回路A1〜Am相互間で内部アナログ信号
A12、A2i…Ajmを授受している。
【0038】通常使用時には、外部のマイコン等は、ア
ナログ回路部12の各アナログ回路A1〜Amの各アナ
ログ特性等に基づく出力等の結果から、外部DAC制御
信号Cdac-1〜Cdac-ndを発生させ、メモリ/DAC制
御器14に入力して、DAC回路部13等を内蔵したL
SIを制御して、最適のアナログ特性を得る。
【0039】次に、図1に示す構成のLSI(半導体集
積回路)における動作を主として試験時について具体的
に説明する。
【0040】まず、マルチプレクサ回路16の動作を説
明する。マルチプレクサ回路16には、外部制御端子と
して、PWDN及びRST/PRSTの2つの端子があ
るとし、当該LSIの動作モードとして、ノーマル、リ
セット、スリープ及びプリセットの4つのモードがある
とする。外部制御端子の制御の一例について、図3に真
理値表を示す。PWDN=“L”で且つRST/PRS
T=“L”ではノーマルモードに、PWDN=“H”で
且つRST/PRST=“L”では、スリープモードに
設定される。これらノーマルモード及びスリープモード
では、外部からメモリ/DAC制御器14に外部DAC
制御信号Cdac-1〜Cdac-ndを入力し、マルチプレクサ
回路16は、メモリ/DAC制御器14からのメモリ/
DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnmによるDAC回路
部13の制御を選択し、アナログ回路部12を外部から
制御するようにしている。
【0041】また、PWDN=“L”で且つRST/P
RST=“H”では、当該LSIのチップ全体のリセッ
トを行う。この場合のリセット動作は、メモリについて
は電気的なリセットであり、リセット後の値は、例えば
全て“L”となるなど、電気的に制限されて、任意に切
り替えることはできない。リセット時は、マルチプレク
サ回路16はメモリ/DAC制御器14を選択してい
る。
【0042】PWDN=“H”で且つRST/PRST
=“H”の時は、プリセットモードとなり、マルチプレ
クサ回路16はPLA回路15からのPLA出力信号C
pla-11〜Cpla-mnmによる制御を選択する。PLA回路
15には所望のパラメータが予め記憶されており、PL
A回路15は、予め設定した当該所望のパラメータを出
力する。PLA回路15における記憶パラメータの組み
合わせについては、回路的に制限はなく、任意に選定す
ることができるようになっている。
【0043】この状態では、PLA回路15から出力さ
れるPLA出力信号Cpla-11〜Cpla-mnmによって、D
AC回路部13が制御される。DAC回路部13への制
御信号の形式は、通常使用する際のメモリ/DAC制御
器14からの制御信号の形式と全く同様で、メモリ/D
AC制御器14を使用した場合に得られる特性の一部
を、PLA回路15を使用した時に得ることができるよ
うにしている。
【0044】DAC回路部13の制御のために、メモリ
/DAC制御器14及びPLA回路15のいずれか一方
を選択するマルチプレクサ回路16は、コントロール回
路11′によって制御される。該コントロール回路1
1′に入力される外部制御信号Cext-1〜Cext-neは、
メモリ/DAC制御器14のDAC制御端子に入力され
る外部DAC制御信号Cdac-1〜Cdac-ndに全く無関係
であるため、外部から外部DAC制御信号Cdac-1〜Cd
ac-ndを入力することなしに、当該LSIを評価するこ
とが可能である。
【0045】次に、図1のように構成されたLSIの優
位性を説明するために、当該LSIを同一の設定で繰り
返し試験を行う場合の具体的な例について説明する。
【0046】図1のような構成のLSIを、複数個につ
いて同一の設定で繰り返し試験を行う際の簡単な試験回
路の一例を図2に示す。
【0047】図2において、試験回路は、被試験LSI
21′、電源22及び基準クロック発生回路23を備え
ている。被試験LSI21′は、図1に示した本発明の
第1の実施の形態に係るLSIであり、コントロール回
路11′、アナログ回路部12、DAC回路部13、メ
モリ/DAC制御器14、PLA回路15及び図2には
示していないがマルチプレクサ回路16を内蔵してい
る。すなわち、図2の試験回路においては、図7に示し
たROM/制御器24が不要となっている。
【0048】電源22は、当該試験回路に電力を供給す
る。基準クロック発生回路23は、当該試験回路に基準
クロック信号を供給する。
【0049】被試験LSI21′は、通常使用時には、
上述したようにDAC回路部13等を介してアナログ特
性を外部より制御することができる。
【0050】図2に示した被試験LSI21′の単体の
試験時には、DAC回路部13はメモリ/DAC制御器
14からは制御されず、被試験LSI21′のチップ内
のPLA回路15に記憶されたプリセットパラメータの
内容に従って制御されるよう外部制御信号Cext-1〜Ce
xt-neを設定し、当該被試験LSI21′のチップ全体
の出力アナログ特性がPLA回路15の内容に従って決
定される。外部からは電源22からの電力と基準クロッ
ク発生回路23からの基準クロック信号のみを供給する
ことにより、DAC回路部13を介してのアナログ特性
による出力が可能となっている。
【0051】したがって、LSI等の半導体集積回路の
種類やそのバージョンに依存することなく、単一の試験
回路を用いて汎用的に試験を行うことができる。
【0052】このように、外部からの入力で設定するD
AC制御パラメータの一部をチップ内に記憶保持するP
LA回路15を内蔵し、外部からの制御と内部のPLA
回路15からの制御を択一的に選択するマルチプレクサ
回路16を制御するようにして、外部からDAC制御パ
ラメータを入力することなく、所要のDAC制御パラメ
ータについてDAC回路部13によって制御されるアナ
ログ特性の出力を実現することができる。
【0053】また、上述した本発明の第1の実施の形態
においては、単一のPLA回路15を設ける構成とした
が、その基本的構成は上述と同様として、PLA回路を
複数個設けて設定し得る制御パラメータを複数セットと
し、複数種の用途に合わせた試験を行うことができるよ
うにしてもよい。これが、本発明の第2の実施の形態で
ある。
【0054】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
半導体集積回路、例えばLSIの構成を示している。
【0055】図4に示すLSIは、コントロール回路1
1′、アナログ回路部12、DAC回路部13、メモリ
/DAC制御器14、第1のPLA回路15−1、第2
のPLA回路15−2及びマルチプレクサ回路16′を
具備している。この場合、コントロール回路11′、ア
ナログ回路部12、DAC回路部13及びメモリ/DA
C制御器14は、図1に示したのとおおむね同様の機能
及び構成を有している。
【0056】コントロール回路11′は、外部制御信号
Cext-1〜Cext-neに基づき、内部制御信号Cint-1〜C
int-nt及びマルチプレクサ制御信号Cmuxを発生して、
当該LSIのチップ全体を制御する。なお、マルチプレ
クサ制御信号Cmuxは、内部制御信号の一種であるが、
マルチプレクサ回路16′の制御に用いられる。
【0057】アナログ回路部12には、この場合、DA
C回路によって入/出力特性が制御される例えばVG
A、フィルタ又はVCO等からなるアナログ回路が複数
個設けられている。すなわち、アナログ回路部12は、
複数個のVGA、フィルタ又はVCO等からなるアナロ
グ回路A1、A2、…Amで構成される。
【0058】DAC回路部13は、アナログ回路部12
の複数のアナログ回路A1〜Amを制御する複数個のD
AC回路D11、…D1n1、D21、…D2n2、…
Dm1、…Dmnmで構成される。例えば、DAC回路
D11〜D1n1は、アナログ回路A1を制御し、DA
C回路D21〜D2n2は、アナログ回路A2を制御
し、そしてDAC回路Dm1〜Dmnmは、アナログ回
路Amを制御する。
【0059】メモリ/DAC制御器14は外部のマイコ
ン等から入力される外部DAC制御信号に基づいてDA
C回路D11〜Dmnmを制御するDAC制御信号に相
当する内部信号を発生するとともに、外部からの設定内
容を当該LSIチップ内に記憶する。
【0060】第1のPLA回路15−1及び第2のPL
A回路15−2は、DAC回路部13のDAC回路D1
1〜Dmnmを制御するDAC制御信号に相当するそれ
ぞれ異なるセットの内部信号を予め当該LSIのチップ
内に記憶する。
【0061】マルチプレクサ回路16′は、外部制御信
号Cext-1〜Cext-neに基づくコントロール回路11′
からのマルチプレクサ制御信号Cmuxに応答して、メモ
リ/DAC制御器14からのDAC制御信号に相当する
出力、第1のPLA回路15−1からのDAC制御信号
に相当する出力及び第2のPLA回路15−2からのD
AC制御信号に相当する出力のいずれか一つを選択し
て、内部DAC制御信号Cdin-11、…Cdin-1n1、Cdin
-21、…Cdin-2n2、…Cdin-m1、…Cdin-mnmとして
DAC回路部13のDAC回路D11〜Dmnmに供給
する。
【0062】当該LSIチップの外部からメモリ/DA
C制御器14に入力される外部DAC制御信号Cdac-
1、Cdac-2、…Cdac-ndの形式は、通常の場合は、当該
LSIにおける外部ピン数の削減のため、シリアル構成
になっている。また、DAC回路部13の各DAC回路
D11〜Dmnmに対する内部DAC制御信号Cdin-1
1、…Cdin-1n1、Cdin-21、…Cdin-2n2、…Cdin-m
1、…Cdin-mnmの数は、各DAC回路D11〜Dmn
mのビット数に比例するため、これらに相当するメモリ
/DAC制御器14からのメモリ/DAC出力信号Cme
m-11〜Cmem-mnmの総数は、DAC回路D11〜Dmn
mの総ビット数に比例する。そのため、メモリ/DAC
制御器14においては、外部から入力される外部DAC
制御信号Cdac-1〜Cdac-ndの数に比べて、マルチプレ
クサ回路16へ出力するメモリ/DAC出力信号Cmem-
11〜Cmem-mnmの数の方が多くなっている。該メモリ/
DAC制御器14は、外部DAC制御信号Cdac-1〜Cd
ac-ndの入力に基づいてメモリ/DAC出力信号Cmem-1
1〜Cmem-mnmを発生し、外部DAC制御信号Cdac-1〜
Cdac-ndにより入力されたパラメータを、内蔵するメモ
リに記憶する。
【0063】メモリ/DAC制御器14から出力される
メモリ/DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnm、第1の
PLA回路15−1から出力されるPLA出力信号Cpl
a1-11〜Cpla1-mnm及び第2のPLA回路15−2から
出力されるPLA出力信号Cpla2-11〜Cpla2-mnmは、
いずれもDAC回路部13のDAC回路D11〜Dmn
mを制御する信号であり、その個数は等しく、これらの
DAC制御信号の選択はマルチプレクサ回路16′で行
われる。すなわちマルチプレクサ回路16′は、メモリ
/DAC制御器14から出力されるメモリ/DAC出力
信号Cmem-11〜Cmem-mnm、第1のPLA回路15−1
から出力されるPLA出力信号Cpla1-11〜Cpla1-mnm
及び第2のPLA回路15−2から出力されるPLA出
力信号Cpla2-11〜Cpla2-mnmのいずれか一つを選択
し、内部DAC制御信号Cdin-11〜Cdin-mnmとしてD
AC回路部13のDAC回路D11〜Dmnmに供給す
る。
【0064】マルチプレクサ回路16′の動作は、外部
から当該LSIに入力される外部制御信号Cext-1〜Ce
xt-neに基づいてコントロール回路11′から出力され
るマルチプレクサ制御信号Cmuxによって制御される。
このマルチプレクサ回路16′の動作は、当該LSI内
部のメモリ/DAC制御器14に入力される外部DAC
制御信号Cdac-1〜Cdac-ndには全く依存しない。
【0065】第1のPLA回路15−1は、メモリ/D
AC制御器14から出力されるメモリ/DAC出力信号
Cmem-11〜Cmem-mnmの組み合わせの一部による第1の
プリセットパラメータを記憶し、且つ該第1のプリセッ
トパラメータをPLA回路出力信号Cpla1-11〜Cpla1-
mnmとして出力することが可能であり、記憶するメモリ
/DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnmの組み合わせは
任意に選択することができる。すなわち、第1のPLA
回路15−1から出力するPLA回路出力信号Cpla1-1
1〜Cpla1-mnmの各々は、目的に応じて“H”又は
“L”に任意に設定することができる。
【0066】第2のPLA回路15−2は、メモリ/D
AC制御器14から出力されるメモリ/DAC出力信号
Cmem-11〜Cmem-mnmの組み合わせの他の一部による第
2のプリセットパラメータを記憶し、且つ該第2のプリ
セットパラメータをPLA回路出力信号Cpla2-11〜Cp
la2-mnmとして出力することが可能であり、記憶するメ
モリ/DAC出力信号Cmem-11〜Cmem-mnmの組み合わ
せは任意に選択することができる。すなわち、第2のP
LA回路15−2から出力するPLA回路出力信号Cpl
a2-11〜Cpla2-mnmの各々も、目的に応じて“H”又は
“L”に任意に設定することができる。
【0067】図示のようにマルチプレクサ回路16の選
択による第1のPLA回路15−1の使用時、第2のP
LA回路15−2の使用時及びメモリ/DAC制御器1
4の使用時においては、同一のDAC回路部13及びア
ナログ回路部12を使用して、チップ全体の特性を出力
する構成になっている。
【0068】DAC回路部13の各DAC回路D11〜
Dmnmは、マルチプレクサ回路16′から与えられる
内部DAC制御信号Cdin-11〜Cdin-mnmに応じて、ア
ナログ回路部12の各アナログ回路A1〜Amを直接制
御するアナログ回路制御信号Cda-11〜Cda-mnmを発生
する。アナログ回路制御信号Cda-11、…Cda-mnmは、
通常の場合、電圧又は電流によるアナログ信号であり、
精度はDACのビット数に依存する。アナログ回路部1
2の各アナログ回路A1〜Amは、そのアナログ入出力
信号IO-1、IO-2、…IO-mが、DAC回路部13の
DAC回路D11〜Dmnmから出力されるアナログ回
路制御信号Cda-11〜Cda-mnmに応じたアナログ特性に
制御される。
【0069】次に、図4に示す構成のLSI(半導体集
積回路)における動作を主として試験時について具体的
に説明する。
【0070】第1及び第2のPLA回路15−1及び1
5−2に記憶される内容は、試験の目的に応じて任意に
設定され、これら第1及び第2のPLA回路15−1及
び15−2の選択は外部から入力する外部制御信号Ce
xt−1〜Cext−neによって制御することができ
る。このようなモード制御の一例を図5を参照して説明
する。
【0071】プリセットモード以外は、図3に示した第
1の実施の形態の場合と同様であるため、プリセットモ
ードについてのみ説明する。
【0072】この場合、クロック信号CLKの立ち上が
りエッジにおいて、PWDN=“H”で且つRST/P
RST=“H”の時プリセットモードとなり、マルチプ
レクサ回路16′は第1のPLA回路15−1を選択す
る(第1のプリセットモードPreset-1)。
【0073】さらに、クロック信号CLKの立ち下がり
エッジにおいて、RST/PRST=“H”の時は、マ
ルチプレクサ回路16′は第1のPLA回路15−1の
選択を保持する(なお、第2のPLA回路15−2が選
択されている場合には、マルチプレクサ回路16′を切
り替えて第1のPLA回路15−1を選択する)。クロ
ック信号CLKの立ち下がりエッジにおいて、RST/
PRST=“L”になると、マルチプレクサ回路16は
第2のPLA回路15−2を選択し(第2のプリセット
モードPreset-2)、先の第1のプリセットモードPreset
-1とは異なるアナログ特性を出力させることが可能とな
る(直前において第1のPLA回路15−1が選択され
ている場合には、マルチプレクサ回路16′を切り替え
て第2のPLA回路15−2を選択し、直前において第
2のPLA回路15−2が選択されている場合には、マ
ルチプレクサ回路16′によりその選択状態を保持す
る)。
【0074】この場合、第1のプリセットモードPreset
-1は、外部制御信号Cext-1〜Cext-neを変化させるこ
となく試験を行うことができるため、通常の試験に用
い、第2のプリセットモードPreset-2は外部制御信号C
ext-1〜Cext-neを変化させて、第1のプリセットモー
ドPreset-1とは異なるアナログ特性を出力させることが
可能であるため、通常の試験とは、周囲温度や電源電圧
等を異ならせた試験に効果的に用いることができる。
【0075】本発明における設定の組み合わせは、試験
の用途に応じて種々に変更することができるが、本発明
では、基本的に、従来、外部から制御していたものを内
蔵化し、試験モードの選択により、外部からの特別な試
験用の制御信号の入力なしに、簡易に自己試験を行うこ
とを可能としている。
【0076】なお、本発明は上述した第1及び第2の実
施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変
更せず、その技術思想に含まれる範囲内において、適宜
変更して実施することができることは明らかである。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部制御信号によりアナログ特性を制御する半導体集積
回路において、試験時に外部からアナログ特性の制御用
信号を供給することなく所要の試験用のアナログ特性の
出力を可能とし、試験工程数の低減、試験設備の簡素化
及び試験能力の向上を可能とする半導体集積回路を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る半導体集積回
路であるLSIの構成を示すブロック図である。
【図2】図1のLSIの試験のための試験回路の構成を
説明するためのブロック図である。
【図3】図1のシステムの動作を説明するためのマルチ
プレクサ回路の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る半導体集積回
路であるLSIの構成を示すブロック図である。
【図5】図4のシステムの動作を説明するためのマルチ
プレクサ回路の動作を説明するための図である。
【図6】従来のアナログ回路を含む半導体集積回路の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6のLSIの試験のための試験回路の構成を
説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
11′ コントロール回路 12 アナログ回路部 13 DAC(ディジタル−アナログ変換)回路部 14 メモリ/DAC(ディジタル−アナログ変換)
制御器 15 PLA(プログラマブルロジックアレイ)回路 15−1 第1のPLA(プログラマブルロジックア
レイ)回路 15−2 第2のPLA(プログラマブルロジックア
レイ)回路 16 マルチプレクサ回路 16′ マルチプレクサ回路 21′ 被試験LSI(大規模集積回路) 22 電源 23 基準クロック発生回路 Cext-1〜Cext-ne 外部制御信号 Cdac-1〜Cdac-nd 外部DAC制御信号 Cint-1〜Cint-nt 内部制御信号 Cmux マルチプレクサ制御信号 Cmem-11〜Cmem-mnm メモリ/DAC出力信号 Cpla-11〜Cpla-mnm PLA出力信号 Cpla1-11〜Cpla1-mnm 第1のPLA出力信号 Cpla2-11〜Cpla2-mnm 第2のPLA出力信号 Cdin-11〜Cdin-mnm 内部DAC制御信号 Cda-11〜Cda-mnm アナログ回路制御信号 A12〜Ajm 内部アナログ信号 IO-1〜IO-m アナログ入出力信号

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アナログ信号を入/出力するアナログ回路
    手段と、 前記アナログ回路手段のアナログ入/出力特性を外部か
    ら入力される信号に応じて制御する制御手段と、 外部から入力すべき特性を制御するパラメータの一部
    を、プリセット用のパラメータとして同一チップ内に記
    憶したプログラム可能論理記憶手段と、を具備すること
    を特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】アナログ入/出力特性を制御する信号を外
    部から入力することなく、プリセットのパラメータを記
    憶した前記プログラム可能論理記憶手段の使用/不使用
    の切り替えを、外部から制御するための手段を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】プリセットのパラメータを記憶した前記プ
    ログラム可能論理記憶手段は、該プログラム可能論理記
    憶手段の使用時に、外部からアナログ特性を制御するパ
    ラメータを入力することなく、外部から制御したときと
    全く同様のアナログ特性の一部を前記アナログ回路手段
    に出力させる手段であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】前記プログラム可能論理記憶手段は、プロ
    グラマブルロジックアレイ(PLA)を含むことを特徴
    とする請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の半
    導体集積回路。
  5. 【請求項5】制御信号に従って入出力特性を変更するア
    ナログ信号処理回路と、 前記アナログ信号処理回路の入出力特性を制御するパラ
    メータの一部を、プリセット用のパラメータとして記憶
    している記憶部と、 外部から入力されるパラメータと前記記憶部に記憶され
    ているパラメータに従って、前記アナログ信号処理回路
    に制御信号を供給して、その入出力特性を制御する制御
    部と、を1チップ内に具備し、アナログ信号処理回路の
    入出力特性を制御するパラメータの一部を、プリセット
    用のパラメータとしてチップ内に保持していることを特
    徴とする半導体集積回路。
JP31721598A 1998-11-09 1998-11-09 半導体集積回路 Expired - Fee Related JP3189808B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31721598A JP3189808B2 (ja) 1998-11-09 1998-11-09 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31721598A JP3189808B2 (ja) 1998-11-09 1998-11-09 半導体集積回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000147061A JP2000147061A (ja) 2000-05-26
JP3189808B2 true JP3189808B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=18085764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31721598A Expired - Fee Related JP3189808B2 (ja) 1998-11-09 1998-11-09 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3189808B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3197542U (ja) * 2015-03-04 2015-05-21 正 安倍 害獣撃退装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3197542U (ja) * 2015-03-04 2015-05-21 正 安倍 害獣撃退装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000147061A (ja) 2000-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003338752A (ja) 周波数シンセサイザ回路
JP2004517542A (ja) デジタル周波数乗算器
US5869983A (en) Method and apparatus for controlling compensated buffers
US6822474B2 (en) On chip logic analyzer debug bus
US5796994A (en) Patch mechanism for allowing dynamic modifications of the behavior of a state machine
JP3189808B2 (ja) 半導体集積回路
EP0915566A2 (en) Reset circuit for flipflop
JP5013895B2 (ja) 半導体集積回路装置
US20070168773A1 (en) Semiconductor memory unit with repair circuit
US20050216803A1 (en) Integrated circuit device
US7194052B2 (en) Data capture circuit with self-test capability
US6202184B1 (en) Semiconductor integrated circuit device
US6118294A (en) Integrated circuit testing device
JPH0645935A (ja) アナログ・デジタル混載集積回路
JP3092362B2 (ja) 集積回路の自動試験装置
JP4023869B2 (ja) ヒューズトリミング回路
US20060261848A1 (en) Tristate startup operating mode setting device
JPH1123666A (ja) ジッター発生回路
JPH08184645A (ja) 半導体集積回路及びそのテスト方法
JPH05258599A (ja) 半導体記憶装置
JP2000196451A (ja) 半導体装置
JPH11352197A (ja) 半導体試験装置
KR0178005B1 (ko) 메모리의 자기 테스트회로
US20020026609A1 (en) Semiconductor integrated circuit and test method of built-in analog circuit
JP3332686B2 (ja) Tv用信号処理回路

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010417

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090518

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees