JP2003028561A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2003028561A
JP2003028561A JP2001219063A JP2001219063A JP2003028561A JP 2003028561 A JP2003028561 A JP 2003028561A JP 2001219063 A JP2001219063 A JP 2001219063A JP 2001219063 A JP2001219063 A JP 2001219063A JP 2003028561 A JP2003028561 A JP 2003028561A
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JP
Japan
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door
partition wall
refrigerator
heat
forming
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Application number
JP2001219063A
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English (en)
Inventor
Naoki Matsumoto
直規 松本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉パッキンが断熱箱体1との密着を良くする
ために、柔軟性を損なわず、独立した空気室を形成し、
外観を損ない、商品価値を低下させないようにした冷蔵
庫を提供する。 【解決手段】 扉外面板15と、凹溝部23を有する扉内面
板16と、内部に充填された発泡性の断熱材18とからなる
扉体11と、前記凹溝部23に取付けられる取付部24、複数
の空気室27、マグネット25を備えたマグネット室26、ヒ
レ部29a、29b等を有して枠状に形成された扉パッキン
17とからなるものにおいて、同扉パッキン17の前記空気
室27を形成する仕切壁28の略中央に、上下に分断する切
れ込みを入れ、上部を形成する上部仕切壁28aと下部を
形成する下部仕切壁28bを設け、前記上部仕切壁28aと
下部仕切壁28bの先端近傍が相互に重なり合うように形
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫の扉パッキン
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫には例えば図1に示すように、鋼
板製の外箱2と樹脂製の内箱3と断熱材4とからなる断
熱箱体1の内部を仕切体5、6によって上から順に冷蔵
室7と冷凍室8と野菜室9とに区画すると共に、冷凍室
8の前面開口部に同開口部を上下に二分する仕切体10
を設け、冷蔵室7には同冷蔵室7が上部にあるため一側
の上下が開閉自在に枢支された図2に示すような扉体1
1を設け、冷凍室8の扉体12、13と野菜室9の扉体
14を引き出し型にしたものがある。
【0003】図5は図1のAーA拡大断面図で、図に示
すように扉体11は扉外面板15、扉内面板(ドアバッ
クとも言う)16と、この扉内面板16に取付けられた
扉パッキン17と、内部に充填された断熱材18等から
構成されている。また、断熱箱体1を構成する外箱2は
外箱フランジ19を有し、内箱3は前記外箱フランジ1
9に密着する内箱フランジ20を有し、庫内を形成して
いる。
【0004】前記扉外面板15の上下左右四辺の後端に
は内方に延出させた外縁部21があり、同外縁部21の
外面に扉内面板16の周縁部22を重ねるように取付け
られている。前記周縁部22の内側には枠状の凹溝部2
3が形成され、同凹溝部23に前記扉パッキン17の取
付部24を嵌合し、扉内面板16に扉パッキン17が取
付けられている。扉パッキン17は軟質の合成樹脂、例
えば塩化ビニール樹脂より形成され、その断面は全周に
わたって同一で、扉体11側に向いた断面矢先状の前記
取付部24と、前記外箱フランジ19に当接するマグネ
ット25を内挿したマグネット室26と伸縮する複数の
仕切壁28で仕切られた複数の空気室27とヒレ部29
a、29bを備え、これらを枠状に一体的に形成した構
成となっている。
【0005】しかしながら、前記扉パッキン17部分か
らの熱漏洩を少なくするために、前記扉パッキン17に
は、前記仕切壁28で仕切られた独立した複数の空気室
27を形成し断熱性を良くし、前記断熱箱体1との密着
を良くするために柔軟性を持たせているが、前記扉パッ
キン17の仕切壁28が前記空気室27を形成するため
に繋がっており、伸びに対し抵抗となり、そのために柔
軟性が損なわれ、前記扉パッキン17の前記断熱箱体1
に対しての追従性が悪くなってしまう恐れのあるという
問題を有していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、扉パッキンが断熱箱体1との密着を
良くするために、柔軟性を損なわず、独立した空気室を
形成し、外観を損ない、商品価値を低下させないように
した冷蔵庫を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、フランジを有する外箱と庫内を形成する
内箱との間に充填した断熱材とからなる断熱箱体と、同
断熱箱体の前面に開閉自在に設けられ、外面を形成する
扉外面板と、前記外箱のフランジに当接するマグネット
室とヒレ部と仕切壁により少なくとも一つ以上の空気室
と取付部とを順次有して枠状に形成される扉パッキン
と、同扉パッキンを装着する凹溝部を周縁に形成する扉
内面板と、同扉内面板と前記扉外面板との間に充填した
断熱材とからなる扉体とで構成されてなる冷蔵庫におい
て、前記空気室を形成する前記仕切壁に、上下に分断す
る切れ込みを入れ、同切れ込みを相互に重なり合うよう
に形成した構成となっている。
【0008】前記仕切壁に入れる切れ込みの位置を、前
記仕切壁の略中央に形成した構成となっている。
【0009】前記マグネット室に近接する前記空気室の
近傍に、仕切板で部屋を設けた構成となっている。
【0010】フランジを有する外箱と庫内を形成する内
箱との間に充填した断熱材とからなる断熱箱体と、同断
熱箱体の前面に開閉自在に設けられ、外面を形成する扉
外面板と、前記外箱のフランジに当接するマグネット室
とヒレ部と仕切壁により少なくとも一つ以上の空気室と
取付部とを順次有して枠状に形成される扉パッキンと、
同扉パッキンを装着する凹溝部を周縁に形成する扉内面
板と、同扉内面板と前記扉外面板との間に充填した断熱
材とからなる扉体とで構成されてなる冷蔵庫において、
前記空気室を形成する前記仕切壁の上端部または下端部
のいずれかに切れ込みを入れて分断し、同上端部または
下端部の先端近傍をロール形状にした構成となってい
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
(および従来例)に係わる冷蔵庫の側断面図であり、図
2は本発明(および従来例)に係わる冷蔵庫の扉体の内
側斜視図であり、図3は本発明の第一実施例の形態を示
す冷蔵庫の扉体の要部拡大断面図であり、図4は本発明
の第二実施例の形態を示す冷蔵庫の扉体の要部拡大断面
図である。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。
【0012】図1は冷蔵庫の内部構成を側面から示した
もので、1は鋼板製の外箱2と、樹脂製の内箱3と、断
熱材4とからなる断熱箱体である。この断熱箱体1の内
部(内箱3)は仕切体5、6によって上段の冷蔵室7
と、中段の冷凍室8と、下段の野菜室9とに区画され、
冷凍室8の前面開口部には、同開口部を上下に二分する
仕切体10が設けられている。冷凍室8の背面側には図
示はされてないが冷気を生成する冷却器、冷気を各室
7、8、9に循環させる送風機およびダクト等が配置さ
れている。冷蔵室7の扉体11は冷蔵室7が上部にある
ため一側の上下が開閉自在に枢支されているが、冷凍室
の扉体12、13と野菜室9の扉体14は何れも引き出
し型である。
【0013】以下、扉体11を例に説明する。図2は扉
体11を内側から見た斜視図で、図3は図1のA−A拡
大断面図である。図に示すように扉体11は箱状の扉外
面板15と、扉内面板(ドアバックとも言う)16と、
これらの間に設けられた扉パッキン17と、内部に充填
された発泡性の断熱材18等から構成されている。断熱
箱体1を構成している外箱2は外箱フランジ19を有
し、内箱3は前記外箱フランジ19に密着する内箱フラ
ンジ20を有し、庫内を形成している。
【0014】前記扉外面板15の上下左右四辺の後端に
は内方に延出させた外縁部21があり、同外縁部21の
外面に扉内面板16の周縁部22を重ねるように取付け
られている。前記周縁部22の内側に枠状の凹溝部23
が形成され、同凹溝部23に前記扉パッキン17の取付
部24を嵌合し、扉内面板16に扉パッキン17が取付
けられている。
【0015】前記扉パッキン17は軟質の合成樹脂、例
えば塩化ビニール樹脂より形成され、その断面は全周に
わたって同一で、扉体11側に向いた断面矢先状の前記
取付部24と、前記外箱フランジ19に当接するマグネ
ット25を内挿したマグネット室26と、伸縮する複数
の仕切壁28で仕切られた複数の空気室27と、ヒレ部
29a、29bを備え、これらを枠状に一体的に形成し
ている。
【0016】特に本発明に係わる扉パッキン17におい
ては、前記空気室27を形成する前記仕切壁28の略中
央に、上下に分断する切れ込みを入れ、上部を形成する
上部仕切壁28aと下部を形成する下部仕切壁28bを
設け、前記上部仕切壁28aと下部仕切壁28bの先端
近傍が相互に重なり合うように形成している。なお、前
記仕切壁28に入れる切れ込みの位置を、前記仕切壁2
8の中央より上側、もしくは下側としてもよい。(図示
せず)
【0017】前記扉11が閉じている状態では、前記上
部仕切壁28aと下部仕切壁28bの先端近傍が相互に
重なり合っており、独立した前記空気室27が形成され
て断熱効果を果たし、前記扉11を閉じる時には、前記
扉パッキン17の前記仕切壁28が分断されて伸びが良
くなっているので、前記断熱箱体1に対する吸着性が向
上する。更に、前記扉11を閉じた後は、柔軟性が増し
ているので、前記扉パッキン17の前記断熱箱体1に対
しての追従性が良くなる。
【0018】また、前記マグネット室26に近接する前
記空気室27の近傍に、仕切板28cで部屋を設けるこ
とにより、前記扉11を開ける時、前記断熱箱体1に対
して前記扉パッキン17が伸びた時の強度を確保すると
ともに、前記扉パッキン17の成形加工時、前記上部仕
切壁28aと下部仕切壁28bを形成するための成形加
工性が容易となる。
【0019】更に、前記マグネット25の厚さを、従来
よりも薄く形成することができ、前記扉パッキン17が
軽くなり、より柔軟性の向上を図ることができる。
【0020】図4は第二の実施例を示す図1のA−A拡
大断面図で、第一の実施例との違いは図に示すように、
前記空気室27を形成する前記仕切壁28の下端部28
dに切れ込みを入れて分断し、同下端部28dの先端近
傍をロール形状にしたものである。
【0021】上記構成により、前記扉パッキン17の前
記空気室27を形成する前記仕切壁28に切れ込みを入
れ、同切れ込みで分断した前記仕切壁28が相互に重な
り合うように形成することにより、前記扉パッキン17
の仕切壁28により繋がっていた前記空気室27が分離
し、伸びに対しの抵抗がなくなり、そのために柔軟性が
損なわれ、前記扉パッキン17の前記断熱箱体1に対し
ての追従性が悪くなってしまう恐れのあるという問題を
なくすことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
扉パッキンが断熱箱体1との密着を良くするために、柔
軟性を損なわず、独立した空気室を形成し、外観を損な
い、商品価値を低下させないようにした冷蔵庫となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる冷蔵庫の側断面図
である。
【図2】本発明および従来例に係わる冷蔵庫の扉体の内
側斜視図である。
【図3】本発明の第一実施例の形態を示す冷蔵庫の扉体
の要部拡大断面図である。
【図4】本発明の第二実施例の形態を示す冷蔵庫の扉体
の要部拡大断面図である。
【図5】従来例を示す冷蔵庫の扉体の要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】 1 断熱箱体 7 冷蔵室 11 扉体 15 扉外面板 16 扉内面板(ドアバック) 17 扉パッキン 18 断熱材 19 外箱フランジ 20 内箱フランジ 21 外縁部 22 周縁部 23 凹溝部 24 取付部 25 マグネット 26 マグネット室 27 空気室 28 仕切壁 28a 上部仕切壁 28b 下部仕切壁 28c 仕切板 28d 下端部 29a ヒレ部 29b ヒレ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジを有する外箱と庫内を形成する
    内箱との間に充填した断熱材とからなる断熱箱体と、同
    断熱箱体の前面に開閉自在に設けられ、外面を形成する
    扉外面板と、前記外箱のフランジに当接するマグネット
    室とヒレ部と仕切壁により少なくとも一つ以上の空気室
    と取付部とを順次有して枠状に形成される扉パッキン
    と、同扉パッキンを装着する凹溝部を周縁に形成する扉
    内面板と、同扉内面板と前記扉外面板との間に充填した
    断熱材とからなる扉体とで構成されてなる冷蔵庫におい
    て、 前記空気室を形成する前記仕切壁に、上下に分断する切
    れ込みを入れ、同切れ込みを相互に重なり合うように形
    成してなることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記仕切壁に入れる切れ込みの位置を、
    前記仕切壁の略中央に形成してなることを特徴とする請
    求項1記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記マグネット室に近接する前記空気室
    の近傍に、仕切板で部屋を設けてなることを特徴とする
    請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 フランジを有する外箱と庫内を形成する
    内箱との間に充填した断熱材とからなる断熱箱体と、同
    断熱箱体の前面に開閉自在に設けられ、外面を形成する
    扉外面板と、前記外箱のフランジに当接するマグネット
    室とヒレ部と仕切壁により少なくとも一つ以上の空気室
    と取付部とを順次有して枠状に形成される扉パッキン
    と、同扉パッキンを装着する凹溝部を周縁に形成する扉
    内面板と、同扉内面板と前記扉外面板との間に充填した
    断熱材とからなる扉体とで構成されてなる冷蔵庫におい
    て、 前記空気室を形成する前記仕切壁の上端部または下端部
    のいずれかに切れ込みを入れて分断し、同上端部または
    下端部の先端近傍をロール形状にしてなることを特徴と
    する冷蔵庫。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142128A1 (ja) * 2010-05-11 2011-11-17 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2016008795A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 ホシザキ電機株式会社 筐体の扉構造

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