JP2003026534A - 南洋紫珠のエキスからなる養毛促進剤及びそれを含有する化粧料 - Google Patents
南洋紫珠のエキスからなる養毛促進剤及びそれを含有する化粧料Info
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Abstract
しい養毛促進剤及び化粧料などの養毛料を提供すること
を課題とする。 【解決手段】クマツズラ科(Verbenaceac)、ムラサキシ
キブ属植物(Callicarpa)、特に、南洋紫珠(Callicarpa
arborea Roxb.)の葉及び茎のエキスを養毛促進剤として
化粧料に含有させることにより優れた養毛促進剤能力が
あり、それを化粧料などの養毛料に含有させることによ
り、安全性が高く、使用性に優れ、著しい養毛促進効果
があり禿、薄毛及び脱毛の予防・改善に有用な化粧料を
得る。
Description
粧料などの養毛料に関し、更に詳細には、ムラサキシキ
ブ属植物(Callicarpa)のエキスを含有することにより、
安全性が高く、使用性に優れ、育毛効果が著しい養毛料
に関する。
と言うことは、若く見せるために老若男女誰しもが願う
ところである。しかしながら、加齢現象や遺伝的素因、
更には社会的ストレス等が原因となり、徐々に髪の毛が
脱落していき薄毛や禿の原因となっている。こう言った
脱毛症を防ぐため各種メーカーが凌ぎを削って育毛剤の
開発に力を入れてきた。これまでに開発されたものとし
て、ミノキシジルやフィトステロールマルトシド、サン
ザシ、イチョウやショウガ等の生薬抽出エキス、パント
テニルエチルエーテルやアロキサジン、アデノシンー
3’、5’ーサイクリックモノフォスフェート(c−A
MP)等の育毛剤がある。
毛剤は、発毛促進作用が不充分であったり、皮膚刺激等
の副作用を引き起こす場合があり、今のところ十分に効
果があり安全であるようなものが得られていないのが現
状であった。それ故、発毛促進作用に優れ、且つ、安全
性が高い養毛剤が望まれていた。
キシキブ属(Callicarpa)は、インドから中国南部に分布
し、苦味のある樹皮はヒンドゥー生薬においては、皮膚
病に用いられていた。インドでは、南洋紫珠(Callicarp
a arborea Roxb.)が有名である。中国では、紫珠草(Cal
licarpa macrophylla Vahl)と呼ばれる種がある。日本
では、ムラサキシキブ属(Callicarpa)の近縁種として、
ムラサキシキブ(Callicarpa japonica)が有名である。
これら植物の葉あるいは若い枝のエキスが止血・解毒作
用として利用され、特に外傷の出血、鼻出血、吐血、血
便及び血尿などに用い、特に、血尿に対しては常用薬で
ある。この有効成分は、カリカルピン(callicarpin)
及びタンニン(tannin)が主成分である。カリカルピン
による止血の作用機作は、出血時間と凝固時間を短縮す
る。これは、微小血管の収縮と血小板の増加による物と
されている。又、黄色ブドウ球菌に対する抗菌作用があ
り、増殖を抑制する。他には、熱傷に用いられ、50〜
100%の紫珠草液を噴霧またはガーゼに塗布して処置
し、重度の熱傷には、内服と注射を併用する。上述のよ
うに感染を防止し、創傷面の治癒を促進する。
植物エキスを配合された化粧料は知られていない。取り
分け、インド産の南洋紫珠(Callicarpa arborea Roxb.)
のエキスに良好な養毛促進効果のあることも知られてい
なかった。更に、該エキスを化粧料に配合することによ
り、安全性が高く、使用性に優れ、育毛効果が著しい養
毛料が得られることも全く知られていなかった。
況下為されたものであり、安全性が高く、使用性に優
れ、育毛効果が著しい養毛促進剤及び化粧料などの養毛
料を提供することを課題とする。
は、安全性が高く、使用性に優れ、育毛効果が著しい養
毛料及び養毛促進剤を求めて、鋭意研究を重ねた結果、
ムラサキシキブ属(Callicarpa)の植物エキスに優れた養
毛促進作用を見出し、かかる作用を有する物質を化粧料
などの養毛料に含有させることにより、この様な養毛料
により、安全性が高く、使用性に優れ、育毛効果が著し
い養毛促進効果があり禿や薄毛の予防・改善に有用であ
ることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本
発明は次に示す技術に関するものである。 (1)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエキスを含
有することを特徴とする、化粧料。 (2)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南洋紫珠(C
allicarpa arborea Roxb.)、紫珠草(Callicarpa macrop
hylla Vahl)及び/又は、ムラサキシキブ(Callicarpa j
aponica)であることを特徴とする、(1)に記載の化粧
料。 (3)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南洋紫珠(C
allicarpa arborea Roxb.)であることを特徴とする、
(1)乃至(2)に記載の化粧料。 (4)エキスが全草の極性溶媒による抽出物であること
を特徴とする、(1)〜(3)の何れか1に記載の化粧
料。 (5)養毛料であることを特徴とする、(1)〜(4)
の何れか1に記載の化粧料。 (6)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエキスから
なる養毛促進剤。 (7)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南洋紫珠(C
allicarpa arborea Roxb.)、紫珠草(Callicarpa macrop
hylla Vahl)及び/又は、ムラサキシキブ(Callicarpa j
aponica)であることを特徴とする、(6)に記載の養毛
促進剤。 (8)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南洋紫珠(C
allicarpa arborea Roxb.)であることを特徴とする、
(6)乃至(7)に記載の養毛促進剤。 (9)エキスが全草の極性溶媒による抽出物であること
を特徴とする、(6)〜(8)の何れか1に記載の養毛
促進剤。 (10)医薬品であることを特徴とする、(6)〜
(9)の何れか1に記載の養毛促進剤 (11) (6)〜(10)何れか1項に記載の養毛促
進剤を含有する、皮膚外用剤。 (12)医薬組成物又は化粧料であることを特徴とす
る、(11)に記載の皮膚外用剤。 以下、本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明
を加える。
ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエキス 本発明の養毛促進剤であるムラサキシキブ属植物(Calli
carpa)のエキスの由来植物は、インド産の南洋紫珠(Cal
licarpa arborea Roxb.)、中国産の紫珠草(Callicarpa
macrophylla Vahl)及び中国・日本産のムラサキシキブ
(Callicarpa japonica)であることを特徴とする。本発
明のエキスとしては、これらの植物の何れもが使用でき
る。中でもインド産の南洋紫珠(Callicarpa arborea Ro
xb.)が好ましい。エキスを抽出する植物体の部位は、全
草から可能であり、中でも葉及び茎の部位が好ましく用
いられる。これは、葉や茎に養毛促進物質が多く含まれ
るからである。ここで、エキスとは、かかる植物の植物
体それ自身、植物体を乾燥或いは細切、粉砕など加工し
た加工物、植物体乃至はその加工物を溶媒で抽出した抽
出物、抽出物の溶媒を除去した、溶媒除去物、抽出物乃
至はその溶媒除去物をカラムクロマトグラフィーや液液
抽出で精製した精製分画物などの総称を意味する。これ
らの内、本発明の養毛促進剤としては、葉及び/又は茎
の溶媒抽出物乃至はその溶媒除去物が好ましく例示で
き、かかる溶媒としては、極性溶媒が特に好ましく例示
できる。この様な極性溶媒としては、例えば、水、エタ
ノール、メタノール、1,3−ブタンジオール、プロピ
レングリコールなどのアルコール類、酢酸エチルや蟻酸
メチルなどのエステル類、アセトンやメチルエチルケト
ンなどのケトン類、クロロホルムや塩化メチレン等のハ
ロゲン化炭化水素類、アセトニトリル等のニトリル類、
ジエチルエーテルやテトラヒドロフランなどのエーテル
類から選ばれる1種乃至は2種以上が好ましく例示でき
る。これらの内、特に好ましいものは、水及び/又はア
ルコール類である。この様な抽出物を作成するには、植
物体乃至はその加工物に1〜10倍量の溶媒を加え、室
温であれば数日、沸点付近の温度であれば数時間浸漬す
ればよい。しかる後に、不溶物を濾過などで除去し、必
要に応じて減圧濃縮や凍結乾燥により溶媒除去すること
が出来る。クマツズラ科(Verbenaceac)ムラサキシキブ
属(Callicarpa)の南洋紫珠(Callicarpa arborea Roxb.)
の葉及び/又は茎を十分に乾燥し、50%エタノールで
抽出後、濾過紙、減圧濃縮する、そして場合によって凍
結乾燥するのがエキスとして特に好ましい。それは、葉
や茎の部分がクマツズラ科(Verbenaceac)ムラサキシキ
ブ属(Callicarpa)の南洋紫珠(Callicarpa arborea Rox
b.)に、これら養毛促進成分が多く含まれており、特に
好ましいからである。かくして得られた、本発明の養毛
促進剤である、クマツズラ科(Verbenaceac)ムラサキシ
キブ属(Callicarpa)の南洋紫珠(Callicarpa arborea Ro
xb.)のエキスは、養毛促進に優れ、以て、禿・薄毛・脱
毛の予防或いは改善する作用を有する。これらエキスを
化粧料に含有させて、養毛用の化粧料とすることも本発
明の技術的範囲に属する。
るクマツズラ科(Verbenaceac)ムラサキシキブ属植物(Ca
llicarpa)のエキスを含有する養毛用の化粧料 本発明のクマツズラ科(Verbenaceac)ムラサキシキブ属
植物(Callicarpa)のエキスは、化粧料に含有させること
により、その養毛促進効果を発揮し、禿・薄毛・脱毛等
の予防改善に優れている。ここで、本発明で言う化粧料
とは、皮膚に外用で適用される組成物の総称であって、
貼付剤を含む皮膚外用医薬や洗浄剤を含む化粧料が好ま
しく例示でき、これらの内では、トニック剤形、ローシ
ョン剤形、クリーム剤形であることが特に好ましい。本
発明の養毛促進剤は、安全性が高く、使用性に優れ、育
毛効果が著しい。本発明の養毛促進用の化粧料に於け
る、養毛促進剤を含有するエキスの好ましい含有量は、
化粧料全量に対して、0.001〜30重量%であり、
更に好ましくは0.1〜10重量%である。これは、少
なすぎると養毛促進作用が発揮されない場合があり、多
すぎても効果が頭打ちになり他の処方成分の自由度を損
なうことがあるからである。
養毛促進剤として知られる、ミノキシジルやフィトステ
ロールマルトシド、パントテニルエチルエーテルやアロ
キサジン、アデノシンー3’、5’ーサイクリックモノ
フォスフェート(c−AMP)、ビタミンEアセテー
ト、塩化カルプロニウム、ニコチン酸ベンジル、ニコチ
ン酸、DL−α―トコフェロール、DL−α―トコフェ
ロールニコチン酸エステル、ニコチン酸メチル、セファ
ランチン、と共に配合させれば相乗効果により養毛促進
効果に優れる。また、上記必須成分以外に、通常化粧料
や皮膚外用医薬で使用される任意の成分を含有すること
が出来る。かかる任意成分としては、例えば、ローヤル
ゼリーやサンザシ、イチョウ、ショウガ、センブリ、ト
ウガラシ、トウキ、オタネニンジン、ジオウ、チョレ
イ、オウゴン、カンゾウ、ダイオウ、チンピ、チョウ
ジ、サイコ、センキュウ、シャクヤク、ゲンノショウ
コ、ウィキョウ、カイコノソウ、ケンゴシ、ケイガイ、
エイジツ、クマザサ、カゴソウ、アセンヤク、シャゼン
シ等の生薬抽出エキス、スクワラン、ワセリン、マイク
ロクリスタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カ
ルナウバワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエ
ステル類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセラ
イド類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等
の脂肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコー
ル、オクチルドデカノール等の高級アルコール、スルホ
コハク酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナ
トリウム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン
塩等の両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等
のカチオン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、
脂肪酸モノグリセライド、これらのポリオキシエチレン
付加物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤
類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブ
タンジオール等の多価アルコール類、増粘・ゲル化剤、
酸化防止剤、紫外線吸収剤、色剤、防腐剤、粉体等を含
有することができる。
benaceac)ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエキス
を減圧濃縮後、凍結乾燥して、その乾固物を70%エタ
ノールに5%濃度に溶解し、被験試料とした。コントロ
ールとしてベヒクルの70%エタノール、また比較対照
例1%ミノキシジルを用いた。7週齢の雄性C3Hマウ
ス(チャールズ・リバー)を購入し、2週間馴化飼育し
た後、実験に供した。マウス背部ほぼ全面を電気バリカ
ンで刈毛し、更に、尾部方向半面をシェーバー(ナショ
ナル・ハイスピンES467)で剃毛した。1群7匹と
して、剃毛部位にサンプル40μlを毎日、1週に5日
間塗布した。被毛の成長は肉眼観察と色彩色差計(ミノ
ルタCR−200)による明度値(L)の測定による客
観的測定で評価した。成績は7匹の動物間のバラツキを
考慮して、最小並びに最大の効果を示した動物を除いた
5匹の結果から判定した。
いて説明を加えるが、本発明がこれら実施例にのみ、限
定を受けないことは言うまでもない。
c)、ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)、南洋紫珠(Cal
licarpa arborea Roxb.)の乾燥した葉及び茎100gに
対して50%エタノール1Lで室温にて7〜10日間抽
出し、減圧濃縮後、凍結乾燥して、その乾固物を70%
エタノールに5%濃度に溶解し、これを被験試料とし
た。一方、コントロールとしてベヒクルの70%エタノ
ール、また比較対照例1%ミノキシジルを用いた。C3
Hマウス背部ほぼ全面を電気バリカンで刈毛し、更に、
尾部方向半面をシェーバー(ナショナル・ハイスピンE
S467)で剃毛した。1群7匹として、剃毛部位にサ
ンプル40μlを毎日、1週に5日間塗布した。被毛の
成長は肉眼観察と色彩色差計(ミノルタCR−200)
による明度値(L)の測定による客観的測定で評価し
た。20日後のマウス養毛効果の試験結果を表1に示
す。表1から分かるように、南洋紫珠(Callicarpa arbo
rea Roxb.)のエキスは、コントロール及びミノキシジル
投与群よりも優れていた。これにより、南洋紫珠(Calli
carpa arborea Roxb.)のエキスは、優れた養毛促進剤で
あることが分かる。
スを用いて、下記に示すトニックを作成しヒトでの養毛
促進効果を調べた。尚、同時にコントロールとして南洋
紫珠エキスを除いたトニックを、また比較対照例1%ミ
ノキシジルを加えたトニックを作成した。南洋紫珠エキ
ス10%含有トニック、コントロール乳液及び1%ミノ
キシジル含有トニック投与群の3群に分け、平均年齢が
45.5才の男性型脱毛症の被験者を30人集め、10
人ずつ3グループに分けた。朝晩2回、6ヶ月連続使用
してもらった。6ヶ月後に、養毛による改善度を調べ
た。結果を、使用前に比べ有意に改善した群を++、使
用前に比べ軽度に改善した群を+、使用前に比べ改善し
なかった群を±として表した。表2の結果から、南洋紫
珠含有トニックは、ミノキシジル含有トニックと同程度
以上に男性型脱毛症に有効であることが分かった。
常法により処理することにより南洋紫珠エキス10%含
有乳液を作成し、薄毛に悩むパネラー1群5名を用い
て、6ヶ月間、朝晩1日2回使用してもらいその薄毛の予
防及び改善効果を評価してもらった。評価基準は、評点
2:著しい改善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わず
かな改善、評点0:改善なしの基準である。平均評点は
0.80であった。本発明の養毛促進効果のあるクマツ
ズラ科(Verbenaceac)、ムラサキシキブ属植物(Callicar
pa)、南洋紫珠(Callicarpa arborea Roxb.)のエキスを
含有する乳液は、薄毛の改善に優れた効果のあることが
認められた。 ベヘニルアルコール 0.2 重量部 1,3−ブチレングリコール 10 重量部 2−エチルヘキサン酸セチル 2 重量部 スクワラン 7 重量部 グリチルリチン酸ジカリウム 0.01重量部 パラオキシ安息香酸メチル 0.2 重量部 親油型モノステアリン酸グリセリン 2.5 重量部 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(50E.O.) 1.5 重量部 サラシミツロウ 1.5 重量部 エタノール 5.0 重量部 南洋紫珠エキス 10 重量部 香料 0.3 重量部 精製水 59.79重量部
型医薬品を作成した。即ち、処方成分を室温で攪拌可溶
化して化粧水を得た。このローション型医薬品につい
て、薄毛に悩むパネラー1群5名を用いて、6ヶ月間、
朝晩1日2回使用してもらいその薄毛の予防及び改善効果
を評価してもらった。評価基準は、評点2:著しい改
善、評点1:明らかな改善、評点0.5:わずかな改善、評
点0:改善なしの基準である。平均評点は0.93であ
った。本発明の養毛促進効果のあるクマツズラ科(Verbe
naceac)、ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)、南洋紫
珠(Callicarpa arborea Roxb.)のエキス及びミノキシジ
ルを配合することにより養毛促進に相乗効果が得られ、
ローション型医薬品は、薄毛の改善に優れた効果のある
ことが認められた。 南洋紫珠エキス 10 重量部 ミノキシジル 1 重量部 1,3ブタンジオール 5 重量部 グリセリン 3 重量部 クエン酸 0.1重量部 クエン酸ナトリウム 0.1重量部 メチルパラベン 0.2重量部 エタノール 20 重量部 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 1 重量部 水 59.6重量部
ルプクリームを作製した。即ち、イ、ロ、ハをそれぞれ
80℃に加熱溶解して、イにロを徐々に加え、更にハを
加え乳化した後、ホモミキサーにより乳化粒子を均一化
し、冷却してスカルプクリームを得た。このスカルプク
リームは、脱毛に対する予防改善に優れた効果があっ
た。 イ) スクワラン 10 重量部 セタノール 3 重量部 ソルビタンセスキステアレート 2 重量部 ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル 2 重量部 ビタミンEアセテート 0.1 重量部 ロ) 1,3−ブタンジオール 5 重量部 南洋紫珠のエキス 5 重量部 カルボキシビニルポリマー 0.3 重量部 メチルパラベン 0.2 重量部 水 40 重量部 ハ) 水 32.2 重量部 水酸化カリウム 0.2 重量部
性に優れ、育毛効果が著しい養毛促進剤及びそれを含有
する化粧料などの養毛料を提供することができる。
Claims (12)
- 【請求項1】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエ
キスを含有することを特徴とする、化粧料。 - 【請求項2】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南
洋紫珠(Callicarpaarborea Roxb.)、紫珠草(Callicarpa
macrophylla Vahl)及び/又は、ムラサキシキブ(Calli
carpa japonica)であることを特徴とする、請求項1に
記載の化粧料。 - 【請求項3】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南
洋紫珠(Callicarpaarborea Roxb.)であることを特徴と
する、請求項1乃至2に記載の化粧料。 - 【請求項4】エキスが全草の極性溶媒による抽出物であ
ることを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載
の化粧料。 - 【請求項5】養毛料であることを特徴とする、請求項1
〜4の何れか一項に記載の化粧料。 - 【請求項6】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)のエ
キスからなる養毛促進剤。 - 【請求項7】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南
洋紫珠(Callicarpaarborea Roxb.)、紫珠草(Callicarpa
macrophylla Vahl)及び/又は、ムラサキシキブ(Calli
carpa japonica)であることを特徴とする、請求項6に
記載の養毛促進剤。 - 【請求項8】 ムラサキシキブ属植物(Callicarpa)が南
洋紫珠(Callicarpaarborea Roxb.)であることを特徴と
する、請求項6乃至7に記載の養毛促進剤。 - 【請求項9】 エキスが全草の極性溶媒による抽出物
であることを特徴とする、請求項6〜8の何れか一項に
記載の養毛促進剤。 - 【請求項10】 医薬品であることを特徴とする、請求
項6〜9の何れか一項に記載の養毛促進剤 - 【請求項11】 請求項6〜10何れか1項に記載の養
毛促進剤を含有する、皮膚外用剤。 - 【請求項12】 医薬組成物又は化粧料であることを特
徴とする、請求項11に記載の皮膚外用剤。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2020176073A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | クラシエホームプロダクツ株式会社 | 毛髪化粧料 |
CN113332192A (zh) * | 2021-05-14 | 2021-09-03 | 奈安制药(中国)有限公司 | 一种日本紫珠果发酵物及其制备方法和应用 |
-
2001
- 2001-07-17 JP JP2001216191A patent/JP4391043B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN113332192B (zh) * | 2021-05-14 | 2022-10-25 | 奈安制药(中国)有限公司 | 一种日本紫珠果发酵物及其制备方法和应用 |
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