JP2003025661A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP2003025661A
JP2003025661A JP2001212612A JP2001212612A JP2003025661A JP 2003025661 A JP2003025661 A JP 2003025661A JP 2001212612 A JP2001212612 A JP 2001212612A JP 2001212612 A JP2001212612 A JP 2001212612A JP 2003025661 A JP2003025661 A JP 2003025661A
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Japan
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cutting
image
scanning direction
main scanning
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JP2001212612A
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Yukitaka Kumagai
行高 熊谷
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、構造が簡単で安価であるに
もかかわらず、用紙の切断縁部の破損を防止し得る片方
向切断方式の切断手段を有している画像の記録装置を提
供することである。 【解決手段】 本発明の画像記録装置は、記録媒体を搬
送する搬送手段と、前記記録媒体を支持する支持手段
と、前記記録媒体を切断する切断手段600を有してい
る。切断手段は、他方向への移動中において前記記録媒
体と接触する記録媒体接触部670を有している。記録
媒体接触部は、搬送方向と主走査方向とを通る基準平面
において、前記主走査方向に対して0度より大きく、9
0度より小さい角度で傾斜している傾斜面と、基準平面
と直交するとともに主走査方向を通る面内において、主
走査方向に対して0度より大きく、90度より小さい角
度で傾斜している傾斜面と、上記2つの傾斜面を組み合
わせた傾斜面とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に対して
画像を記録する画像記録装置に関しており、特に、記録
媒体を切断する切断装置を有している画像記録装置に関
している。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置は、記録手段が記録媒体に
対してインクを吐出して画像を形成する。前記画像記録
装置は、大判のロール紙のような一連の前記記録媒体に
対して画像を記録する場合、画像の記録が終了した部分
を、未記録部分から切り離すための切断手段を有してい
る。前記切断手段は、前記記録媒体の幅方向に横断する
ように移動し、該移動に伴って前記記録媒体を切断す
る。
【0003】大判の記録媒体に対して画像を記録する画
像記録装置は、近年、記録速度の向上が求められてい
る。前記記録速度の向上のために、前記画像記録装置
は、1色あたりのヘッドノズル数のマルチ化、キャリッ
ジスキャン速度の上昇、及び記録される画像データの転
送速度の向上など、様々な工夫が試みられている。
【0004】上記切断手段を有している画像記録装置
は、その切断方法についてもスループットを向上させる
工夫がなされている。
【0005】例えば、従来行われていたシングルカット
モードでは、1つの画像の記録が完了したならば、その
用紙を搬送させて用紙の切断すべき位置を切断手段の切
断位置にあわせ、そこで用紙を一端停止させた上で切断
を行う。これにより、記録が完了した画像を未記録部分
から切り離し、切り離された画像記録部分を排出した後
に、残った用紙を記録開始位置まで巻き戻し(逆搬
送)、次の画像の記録を開始する。
【0006】しかし、このシングルカットモードでは、
用紙の切断を行うたびに用紙の搬送及び逆搬送を行わせ
ているので、このような用紙搬送のための時間が必要と
なるため、何枚もの画像を形成する形態を考慮すると、
スループットの低下は否めない。
【0007】そこで、最近では、スループットの向上を
狙ってマルチカットモードを採用する画像記録装置が出
現してきている。
【0008】このマルチカットモードは、複数の画像を
連続的に印字していき、画像記録に伴う搬送の結果、用
紙上の画像と画像との間の切断すべき位置が、切断手段
の切断位置に達した時(あるいは近づいた時)に切断し
ようとするものである。切断動作直後も印字動作は継続
して行われ、その印字動作に関する用紙搬送に伴って、
切断された用紙部分(記録完了した画像)は自動的に排
出される。このため、このマルチカットモードは、画像
記録に伴う搬送以外に、切断動作に伴う用紙の搬送及び
逆搬送を殆ど行う必要がないため、何枚もの画像を形成
する形態の画像記録装置において、そのスループットを
向上させることが可能である。
【0009】このように、切断手段をマルチカットモー
ドで動作させることで、よりスループットを向上させる
(画像の記録そのものの速さだけでなく、複数の画像を
記録し、それらの記録の完了した画像を排出するまでの
時間を短縮させる)ことが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】切断手段には、用紙の
幅方向のどちらに移動しても用紙を切断することが可能
な双方向切断方式のカッターと、用紙幅方向のどちらか
一方に移動した場合にのみ用紙を切断することが可能な
片方向切断方式のカッターとの2種類がある。
【0011】両者を比較すると、マルチカットモードを
考慮した場合、双方向切断方式のカッターの方が適して
いるといえる。
【0012】というのは、双方向切断方式のカッター
は、切断方向を問わず用紙を切断することができるため
である。このため、双方向切断方式のカッターは、用紙
切断時において、用紙の幅方向の一方から他方へ移動し
て用紙を切断した後、上記他方側で待機して、幅方向に
沿って他方から一方への次の用紙切断に向けて待機させ
ることが出来る。そして、双方向切断方式のカッター
は、前記次の用紙切断時において、用紙の幅方向の前記
他方から前記一方に向けて移動して用紙を切断し、前記
一方側で再び次の用紙切断位置まで待機しておくことが
出来る。
【0013】これに対して、片方向切断方式のカッター
は、切断手段として採用した場合に、切断方向が一方向
しかない。このため、片方向切断方式のカッターは、前
記一方から他方に向けて移動して用紙を切断した後に、
他方向側で待機させておくことが出来ない。このため、
片方向切断方式のカッターは、用紙を切断した直後に
は、用紙を搬送する前に、カッターはすぐさま一方に向
けて戻さなければならない。さらに、片方向切断方式の
カッターは、この用紙の切断直後の状態(用紙を搬送し
ていない状態)でカッターを戻す際に、切断後の用紙の
縁部である切断縁部と接触してしまい、切断縁部及びそ
の周辺を破損させる可能性を有している。
【0014】しかしながら、片方向切断方式のカッター
は、その構成が簡素であり、コスト的なメリットを有し
ている。
【0015】本発明は、上記課題を解決するためのもの
であり、本発明の目的は、構造が簡単で安価であるにも
かかわらず、用紙の切断縁部の破損を防止し得る片方向
切断方式の切断手段を有している画像の記録装置を提供
することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明の画像記録装置は、下記の如く
構成されている。
【0017】本発明の第1の態様の画像の記録装置は、
画像が記録される記録媒体を搬送する搬送手段と、前記
記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、前記記
録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定の一方
向に移動中において前記記録媒体を切断する切断手段
と、を有している画像記録装置であって、前記切断手段
が、他方向への移動中において前記記録媒体と接触する
記録媒体接触部を有している画像記録装置において、前
記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の搬
送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方向
である主走査方向とを通る基準平面において、前記主走
査方向に対して0度より大きく、90度より小さい角度
で傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする。
【0018】上記構成により、前記記録媒体接触部が上
述した構成の傾斜面を有しているため、前記記録媒体の
切断縁が傾斜面に接触した際、前記切断縁は、前記傾斜
面により、該傾斜面に沿って曲げられながら、押圧され
るため、過度の主走査方向に沿った力を受けず、破損が
防止される。従って、前記切断手段は、前記記録媒体を
破損させることなく前記切断初期位置に復帰し得る。上
記により、本発明の画像記録装置は、構造が簡単であり
ながら、前記切断縁部を破損させることなく、スループ
ットを向上させ得る。
【0019】また、本発明の第2の態様の画像記録装置
は、画像が記録される記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、前
記記録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定の
一方向に移動中において前記記録媒体を切断する切断手
段と、を有している画像記録装置であって、前記切断手
段が、他方向への移動中において前記記録媒体と接触す
る記録媒体接触部を有している画像記録装置において、
前記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の
搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方
向である主走査方向とを通る基準平面と直交するととも
に前記主走査方向を通る面内において、前記主走査方向
に対して0度より大きく、90度より小さい角度で傾斜
している傾斜面を有していることを特徴とする。
【0020】上記構成により、前記記録媒体接触部が上
述した構成の傾斜面を有しているため、前記記録媒体の
切断縁が傾斜面に接触した際、前記切断縁は、前記傾斜
面により、該傾斜面に沿って曲げられながら、押圧され
るため、過度の主走査方向に沿った力を受けず、破損が
防止される。従って、前記切断手段は、前記記録媒体を
破損させることなく前記切断初期位置に復帰し得る。上
記により、本発明の画像記録装置は、構造が簡単であり
ながら、前記切断縁部を破損させることなく、スループ
ットを向上させ得る。
【0021】また、本発明の第3の態様の画像記録装置
は、画像が記録される記録媒体を搬送する搬送手段と、
前記記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、前
記記録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定の
一方向に移動中において前記記録媒体を切断する切断手
段と、を有している画像記録装置であって、前記切断手
段が、他方向への移動中において前記記録媒体と接触す
る記録媒体接触部を有している画像記録装置において、
前記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の
搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方
向である主走査方向とを通る基準平面において、前記主
走査方向に対して0度より大きく、90度より小さい角
度で傾斜しているとともに、前記搬送手段により記録媒
体の搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移
動方向である主走査方向とを通る基準平面と直交すると
ともに前記主走査方向を通る面内において、前記主走査
方向に対して0度より大きく、90度より小さい角度で
傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする。
【0022】上記構成により、前記記録媒体接触部が上
述した構成の傾斜面を有しているため、前記記録媒体の
切断縁が傾斜面に接触した際、前記切断縁は、前記傾斜
面により、該傾斜面に沿って曲げられながら、押圧され
るため、過度の主走査方向に沿った力を受けず、破損が
防止される。従って、前記切断手段は、前記記録媒体を
破損させることなく前記切断初期位置に復帰し得る。上
記により、本発明の画像記録装置は、構造が簡単であり
ながら、前記切断縁部を破損させることなく、スループ
ットを向上させ得る。
【0023】また、第1乃至第3の態様のいずれか1の
画像記録装置において、前記斜面は、平面を有し得る。
【0024】上記構成により、前記傾斜面を容易に形成
することが出来る。
【0025】また、第1乃至第3の態様のいずれか1の
態様の画像記録装置において、前記斜面は、曲面を有し
ている。
【0026】上記構成により、前記記録媒体の切断縁部
が破損することをより確実に防止し得る。
【0027】また、第1乃至第3の態様のいずれか1の
画像記録装置において、前記記録媒体接触部に接触した
前記記録媒体を、所定の方向に案内する案内手段を有し
得る。
【0028】上記構成により、前記記録媒体接触部によ
り押圧された前記記録媒体を破損しない部位に案内し得
るため、より確実に前記記録媒体の破損を防止し得る。
【0029】また、第1乃至第3の態様のいずれか1の
画像記録装置において、前記切断手段は、2枚の回転刃
を有しており、前記2枚の回転刃は、接触しており、前
記案内手段は、2枚の前記回転刃の接触している交点に
向かって、前記記録媒体を案内し得る。
【0030】上記構成により、前記案内手段は、より確
実に前記記録媒体を破損しない部位に案内し得るため、
より確実に前記記録媒体の破損を防止し得る。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0032】(第1の実施の形態)まず、第一の実施の
形態について図1を用いて説明する。
【0033】まず、第1の実施の形態に従った画像記録
装置について図1を用いて説明する。図1は、第1の実
施の形態に従った画像記録装置100を示す断面図であ
る。
【0034】インクジェットプリンタ等の画像記録装置
100は、インク滴を記録媒体に対して吐出して、画像
を記録する。図1中の画像記録装置100は、搬送手段
200と、インクヘッド300(図示せず)と、キャリ
ッジ400と、支持手段500と、切断手段600を有
している。
【0035】搬送手段200は、1対の搬送ローラ21
0と、1対の排紙ローラ220とを有している。1対の
搬送ローラ210は、ロール状に巻かれている記録媒体
900の近傍に配置されており、記録媒体900を順次
所定の画像記録領域に向けて搬送する。なお本明細書中
において、搬送ローラ210によって搬送される記録媒
体900の搬送される方向を、搬送方向とする。
【0036】1対の排紙ローラ220は、前記画像記録
領域を挟んで搬送ローラ210の反対側に配置されてい
る。1対の排紙ローラ220は、搬送ローラ210によ
って搬送された記録媒体900を保持し、搬送ローラ2
10と協働して、記録媒体900を前記搬送方向に沿っ
て搬送する。また、排紙ローラ220は、切断手段60
0により切断された記録媒体900を排紙する。
【0037】インクヘッド300は、自身の幅方向に沿
って設けられている複数のインクノズルを有しており、
前記インクノズルから記録媒体に対してインク滴を吐出
し得るように構成されている。インクヘッド300は、
キャリッジ400に取り付けられている。
【0038】キャリッジ400は、前記画像記録領域中
において、前記搬送方向と直交する方向(主走査方向)
に駆動可能に構成されている。言い換えると、キャリッ
ジ400は、記録媒体900の幅方向に沿って駆動可能
に構成されている。
【0039】支持手段500は、プラテン510と、吸
引手段520とを有している。支持手段500は、前記
画像記録領域全体に渡って配置されている。支持手段5
00は、前記画像の記録中において、吸引手段520に
より空気を吸引し、記録媒体900をプラテン510に
吸着保持する。支持手段500は、上述のようにして記
録媒体900を吸着保持することにより、記録中に記録
媒体900がずれることを防ぐ。また、支持手段500
は、排紙ローラ220側(紙面において下側)の外面、
即ち、底面に、切断手段600を取り付けるレール53
0を有している。レール530は、主走査方向に沿って
延びている。また、レール530は、記録媒体900の
切断動作開始前に待機している初期位置を確保出来ると
ともに、記録媒体900の切断するための移動を行った
際に、切断手段600が記録媒体900の幅方向に完全
に突き抜け、完全に記録媒体900と接触しない切断後
位置に移動し得るように、記録媒体900の幅よりも大
きい長手方向の寸法を有している。
【0040】画像記録装置100は、搬送手段200並
びにキャリッジ400により、記録媒体900とインク
ヘッド300とを相対的に、前記搬送方向並びに主走査
方向に移動させる。画像記録装置100は、前記移動に
伴ってインクヘッド300にインク滴を記録媒体900
に対して吐出させる。画像記録装置100は、前記イン
ク滴を記録媒体900の記録面に付着させることで、記
録媒体900に対して画像を記録する。
【0041】以下に図2(a)、(b)を参照して、切
断手段600を説明する。図2(a)は、切断手段60
0を示す斜視図である。図2(b)は、図2(a)を主
走査方向に沿って反対側から見た斜視図である。
【0042】切断手段600は、図2(a)、(b)に
示されているように、切断手段本体610と、レール係
合部620と、第1回転刃630と、第2回転刃640
と、第2回転刃収容部650と、ブリッジ660と、記
録媒体接触部670とを有している。
【0043】切断手段本体610は、直方体形状を有し
ている。この直方体形状の切断手段本体610は、画像
記録装置100に配置された際に、レール530と対面
する本体上面611と、記録媒体900と対面する側の
記録媒体側側面612と、記録媒体側側面612と直交
し記録媒体接触部670が配置される接触部側側面61
3と、接触部側側面613と反対側の面である切断方向
側側面614と、本体上面611と反対側の面である本
体下面615とを有している。なお、記録媒体側側面6
12は、前記搬送方向と前記主走査方向とを通る面(本
明細書中において基準平面とする)に平行な面である。
また、本体上面611及び本体下面615は、前記基準
平面と直交すると共に前記主走査方向を通る面と平行で
ある。
【0044】また、切断手段本体610は、切断方向側
側面614の近傍において、記録媒体側側面612から
一部が突出するように第1回転刃630が配置されてい
る。第1回転刃630は、前記搬送方向にそって本体上
面611および本体下面615に対して所定の間隔を有
するように、本体上面611と平行に配置されている。
また、第1回転刃630は、切断手段本体610に回転
自在に配置されている。
【0045】切断手段本体610において、記録媒体側
側面612には、接触部側側面613との角から第1回
転刃630の近傍まで延びているブリッジ660が配置
されている。ブリッジ660は、本体上面611と平行
に、言い換えると、主走査方向に沿って、延びている。
ブリッジ660は、切断手段本体610と接続されてい
る端部に対して反対側の端部が、第2回転刃収容部65
0に接続されている。また、切断手段本体610の記録
媒体側側面612と接触部側側面613との角におい
て、ブリッジ660が取り付けられている部分の下方に
は、湾曲した案内部616が構成されている。
【0046】第2回転刃収容部650は、主走査方向に
沿って延びており、主走査方向に沿った一端部が、切断
手段本体610と対面する面において、ブリッジ660
と接続されており、ブリッジ660を介して切断手段本
体610に接続されている。また、第2回転刃収容部6
50の前記主走査方向に沿った他端部には、前記切断手
段本体610と対面する面から一部が突出するように第
2回転刃640が回動自在に配置されている。なお、第
2回転刃640は、本体上面611と平行に配置され、
第1回転刃630の上面に、自身の下面が接触してい
る。第2回転刃640並びにブリッジ660は、前記搬
送方向において略同一の高さに配置されている。以下に
図3(a)(b)並びに図4を用いて第1回転刃63
0,第2回転刃640,及びブリッジ660について、
より詳細に説明する。図3(a)は、図2(b)の切断
手段600の上面図である。図3(b)は、図2(b)
の切断手段600の正面図である。図4は、図2(a)
中の切断線X−Xに沿った断面図である。
【0047】第1回転刃630並びに第2回転刃640
は、上述したともに図4中に示されるように、平行に配
置されており、第1回転刃630の上面と、第2回転刃
640の下面とが、互いの一部分が重なるように接触し
ている。また、第1回転刃630並びに第2回転刃64
0は、上述のように互いの一部分が重なるように接触し
ているため、図3(a)中に示されているように、互い
の刃が交差する交点Pを有している。
【0048】ブリッジ660は、第1及び第2回転刃側
に、主走査方向に沿って突出する凸部661を有してい
る。凸部661の頂点は、交点Pと前記搬送方向におい
て略同一の高さに配置されている。ブリッジ660の下
面と、第2回転刃収容部650の下面とは、所定の間隔
を有している。また、第2回転刃収容部650の切断手
段本体610と対面する面において、上述のブリッジ6
60の下面と切断手段本体610の下面とにより挟まれ
ている部分は、下側案内壁651を規定している。同様
に、ブリッジ660の上面と、第2回転刃収容部650
の上面とは、所定の間隔を有している。そして、第2回
転刃収容部650の切断手段本体610と対面する面に
おいて、上述のブリッジ660の上面と切断手段本体6
10の上面とにより挟まれている部分は、上側案内壁6
52を規定している。
【0049】以下に図2(b)を再び参照して、記録媒
体接触部670を説明する。記録媒体接触部670は、
切断手段本体610の接触部側側面613に配置されて
いる。記録媒体接触部670は、図2(b)中に示すよ
うに、切断手段本体610の本体上面611と平行な接
触部上面671と接触部下面672とを有している。ま
た、記録媒体接触部670は、3つの傾斜面を有してい
る。上記3つの傾斜面とは、下方退避傾斜面673,側
方退避傾斜面674,及び下側方退避傾斜面675であ
る。
【0050】下方退避傾斜面673は、前記基準平面と
直交する方向において、第2回転刃収容部650からも
っとも離れた位置に配置されている。また、下方退避傾
斜面673は、前記基準平面において、前記主走査方向
に対して鋭角を有するような傾斜面である。言い換える
と、下方退避傾斜面673は、前記基準平面に対して直
交しているが、接触部上面671とにより鋭角をなすよ
うに構成されている。
【0051】側方退避傾斜面674は、前記基準平面と
直交する方向において、第2回転刃収容部650からも
っとも近接した位置に配置されている。また、側方退避
傾斜面674は、前記主走査方向を通ると共に前記基準
平面と直交する面において、前記主走査方向に対して鋭
角を有するような傾斜面である。言い換えると、側方退
避傾斜面674は、前記主走査方向を通ると共に前記基
準平面と直交する面に対して直交しているが、前記基準
平面に対して鋭角をなすように構成されている下側方退
避傾斜面675は、前記基準平面と直交する方向におい
て、下方退避傾斜面673と側方退避傾斜面674との
間に配置されている。下側方退避傾斜面675は、前記
基準平面において、前記主走査方向に対して鋭角を有す
ると共に、前記主走査方向を通ると共に前記基準平面と
直交する面において、前記主走査方向に対して鋭角を有
するような傾斜面である。言い換えると、下側方退避傾
斜面675は、下方退避傾斜面673と側方退避傾斜面
674との傾斜を合わせもった傾斜面と言える。
【0052】以下に、本実施の形態の画像記録装置10
0の動作について説明する。本実施の形態の画像記録装
置100は、画像を記録媒体900に記録する際に、ま
ずロール状に巻かれている記録媒体900が、搬送ロー
ラ210により前記画像記録領域に向けて搬送を開始す
る。画像記録装置100は、前記搬送ローラ210によ
り、記録媒体900の端部が前記画像記録領域に達する
と、支持手段500の吸引手段520により吸引を開始
し、プラテン510に記録媒体900を吸着保持する。
続いて、画像記録装置100は、インクヘッド300に
より、吸着保持されている記録媒体900に向けてイン
クを吐出する。インクヘッド300は、キャリッジ40
0により、順次主走査方向に移動されながら、インクを
吐出する。画像記録装置100は、インクヘッド300
が記録媒体900の幅全体に渡って、自身のインクノズ
ルの幅分の画像を記録し終えると、支持手段500の吸
引を一時停止し、搬送ローラ210によりインクヘッド
300の幅分だけ記録媒体900を前記搬送方向に沿っ
て搬送する。画像記録装置100は、前記搬送が終了す
ると、再び上述のように支持手段500により記録媒体
900を吸着保持し、インクヘッド300とキャリッジ
400とを協働させ画像を記録する。画像記録装置10
0は、上記動作を繰り返すことにより、記録媒体900
に対して所望の画像の記録を行う。
【0053】上記画像の記録が終了すると、本実施の形
態の画像記録装置100は、前記マルチカットモードで
動作させるため、記録媒体900の切断動作を行わず、
上述の画像の記録と同様に、次の画像の記録を開始す
る。このように次の画像の記録が開始され、記録媒体9
00が順次搬送方向に搬送されると、記録媒体900の
端部は、一対の排紙ローラ220の位置に到達する。こ
の際、記録媒体900は、排紙ローラ220により保持
される。記録媒体900を保持した排紙ローラ220
は、搬送ローラ210と協働して、インクヘッド300
の画像の記録に伴って、記録媒体900を順次搬送方向
に搬送する。
【0054】上述のようにして、記録媒体900が順次
搬送方向に搬送され、最初に記録された画像と、次に記
録された画像との境界が、搬送方向において切断手段6
00の位置に来た際に、切断手段600による切断動作
が開始される。なお、切断手段600は、記録媒体90
0の切断動作開始前において、主走査方向において、記
録媒体900の幅方向より外方の初期位置に配置されて
いる。また、記録媒体900は、搬送ローラ210、排
紙ローラ220、並びに支持手段500により支持され
ているため、前記基準平面に略平行な状態にされてい
る。
【0055】前記切断動作は、搬送ローラ210並びに
排紙ローラ220を停止させ、前記初期位置から切断手
段600をレール530に沿って記録媒体900の幅方
向に横断するように主走査方向に移動させる。切断手段
600は、移動を開始すると、まず、記録媒体900の
外縁に、第1回転刃630と第2回転刃640との交点
Pが接触する。なお、この切断手段の移動に伴って、第
1及び第2回転刃630,640は、回転する。記録媒
体900は、回転している第1及び第2回転刃630,
640に接触するため、切断手段600の主走査方向の
移動に伴って切断される。記録媒体900は、第1及び
第2回転刃630,640を境にして、搬送方向に沿っ
て、搬送ローラ210側の画像幹録部分を有している記
録媒体900の部分と、排紙ローラ220側の切断され
た記録媒体900の部分に、分けられていく。このと
き、ブリッジ660は、搬送方向において交点Pと同じ
位置に頂点がある凸部661を有しているため、記録媒
体900が上述のように分けられる際に、引っかかるこ
とはない。このため、切断手段600は、切断動作中に
おいて、記録媒体900を破損させることが防止されて
いる。
【0056】切断手段600は、主走査方向に沿って記
録媒体900を完全に突き抜ける、即ち、記録媒体90
0と接触しない前記切断後位置に移動されると、記録媒
体900は完全に切断される。続いて、切断手段600
は、前記切断後位置から、前記初期位置へ復帰するため
に、復帰移動を開始する。
【0057】記録媒体900は、画像の記録前において
ロール状に巻かれていたため、図5(a)及び(b)中
に示すように、前記基準平面に対して曲がるようなくせ
が付いている。このとき、未記録部分を有している搬送
ローラ210側の記録媒体900は、搬送ローラ210
並びに支持手段500により支持されているため、切断
された側の縁部も略前記基準平面と平行な状態を維持し
ている。また、搬送ローラ210側の記録媒体900
は、切断手段600の前記復帰移動の間、切断手段本体
610記録媒体側側面612と、上側案内壁652とに
より案内され、ブリッジ660上を通り、切断手段60
0に接触することが防止されている。
【0058】しかしながら、切断された排紙ローラ22
0側の記録媒体900は、排紙ローラ220により支持
されているが、排紙ローラ220が切断縁から遠いた
め、図5(a)及び(b)中に示すように、前記切断縁
が、前記基準平面に対して、第2回転刃収容部650か
ら離れる方向に曲がってしまう。従って、記録媒体90
0は、切断動作時のように、前記基準平面と平行な状態
を維持できていない。このため、前記復帰移動を開始す
ると、切断された側の記録媒体900は、切断手段60
0の記録媒体接触部670に接触する。上記接触は、記
録媒体900の切断縁部の曲がり具合により、以下に示
す3つの場合がある。
【0059】まず、第1の場合は、図5(b)中に示さ
れているように、前記曲がりが大きく、記録媒体900
の切断縁部が、下方退避傾斜面673に接触する場合で
ある。下方退避傾斜面673は、前述したように前記基
準平面において、前記主走査方向に対して鋭角を有する
ような傾斜面である。言い換えると、下方退避傾斜面6
73は、切断手段600において、下方を向くような傾
斜面である。このため、前記切断縁部が下方退避傾斜面
673に接触した際に、前記切断縁部と下方退避傾斜面
673との接触した際に生じる力は、前記主走査方向と
下方とに分かれる。このため、前記切断縁部は、過度に
主走査方向に沿った力をうけることはない。また、前記
切断縁部は、上述の下方に向かう力により、切断手段本
体610の下方に退避され、切断手段600と接触しな
い位置に退避される。言い換えると、前記切断縁部は、
下方退避傾斜面673により、該傾斜面に沿って曲げら
れながら、押圧され、過度の主走査方向に沿った力を受
けない位置に退避される。従って、切断手段600は、
記録媒体900を破損させることなく前記切断初期位置
に復帰し得る。
【0060】第2の場合は、図6(a)中に示されてい
るように、記録媒体900の前記曲がりが小さく、記録
媒体900の前記切断縁部が、側方退避傾斜面674に
接触する場合である。側方退避傾斜面674は、前述し
たように前記主走査方向を通ると共に前記基準平面と直
交する面において、前記主走査方向に対して鋭角を有す
るような傾斜面である。言い換えると、側方退避傾斜面
674は、切断手段本体610に対して第2回転刃収容
部650側(図6(a)において右側)を向く、即ち側
方を向くような傾斜面である。このため、前記切断縁部
が側方退避傾斜面674に接触した際に、前記切断縁部
と側方退避傾斜面674との接触した際に生じる力は、
前記主走査方向と側方とに分かれる。このため、前記切
断縁部は、過度に主走査方向に沿った力をうけることは
ない。また、前記切断縁部は、上述の側方に向かう力に
より、切断手段本体610の側方に退避される。第2回
転刃収容部650側に向かった切断手段本体610の側
方には、ブリッジ660が設けられている。このブリッ
ジ660の位置は、搬送方向において、第1及び第2回
転刃630,640と略同一の高さである。このため、
前記切断部縁部は、容易にブリッジ660の下方の位置
まで退避される。従って、記録媒体900は、破損が防
止されるのはもちろんであるし、略前記基準面と平行な
状態になり、その後の排出が容易に行い得る。
【0061】なお、本実施の形態において、切断手段本
体610は、上述した構成に示すようにブリッジ660
と記録媒体接触部との間に、湾曲している案内部616
を有している。このため、側方退避傾斜面674に接触
した前記切断縁部は、案内部616により案内され、よ
り確実にブリッジ660の位置まで退避し得る。なお、
第2回転刃収容部650が下側案内壁651を有してい
るため、案内部616により案内された前記切断縁部
は、過度に側方に移動された場合においても、下側案内
壁651に接触し、第2回転刃収容部650を越えるこ
とが防がれ、確実にブリッジの下方の位置に退避し得
る。なお、案内部616は、好ましくは前記切断縁部が
下側案内壁651や記録媒体側側面612に接触しない
ように、ブリッジ660の略中央である交点Pを通るよ
うに、交点Pに向かって案内する。このことにより、画
像記録装置100は、より確実に前記記録媒体の破損を
防止し得る。
【0062】上述のようにして前記切断縁部は、側方退
避傾斜面674により、該傾斜面に沿って曲げられなが
ら、押圧されるため、過度の主走査方向に沿った力を受
けず、破損が防止される。従って、切断手段600は、
記録媒体900を破損させることなく前記切断初期位置
に復帰し得る。
【0063】第3の場合は、図6(b)中に示されてい
るように、記録媒体900の前記曲がりが所定の程度で
ある場合であり、記録媒体900の前記切断縁部が、下
側方退避傾斜面675に接触する場合である。下側方退
避傾斜面675は、前記基準平面において、前記主走査
方向に対して鋭角を有すると共に、前記主走査方向を通
ると共に前記基準平面と直交する面において、前記主走
査方向に対して鋭角を有するような傾斜面である。言い
換えると、下側方退避傾斜面675は、切断手段600
において、上述の下方退避傾斜面673並びに側方退避
傾斜面674を合わせたような下方並びに側方(第2回
転刃収容部650側(図6(a)において右側))を向
くような傾斜面である。このため、前記切断縁部が下側
方退避傾斜面675に接触した際に、前記切断縁部と下
側方退避傾斜面675との接触した際に生じる力は、前
記主走査方向と下方と側方との3方向に分かれる。この
ため、前記切断縁部は、過度に主走査方向に沿った力を
うけることはない。また、前記切断縁部は、上述の下方
に向かう力により、切断手段本体610の下方に退避さ
れ、切断手段600と接触しない位置に退避される。又
は、前記切断縁部は、上述の側方に向かう力により、側
方退避傾斜面674上に移動され、上述の側方退避傾斜
面によりブリッジ660の下方の位置まで退避される。
従って、記録媒体900は、前記切断縁部が破損するこ
とが防止される。
【0064】記録媒体接触部670は、上記3つの場合
に示したようにして、切断縁部と接触した際に主走査方
向に沿った過度の力を与え無いと共に、前記切断縁部を
破損しない位置まで退避し得る。従って、本発明の画像
記録装置100は、構造が簡単でありながら、前記切断
縁部を破損させることなく、スループットを向上させる
片方向切断方式の切断手段を有していると言える。
【0065】なお、本実施の形態の画像記録装置100
において、記録媒体接触部670は、前述の3つの傾斜
面673,674,675を有しているが、切断縁部と
接触した際に主走査方向に沿った過度の力を与え無いと
共に、前記切断縁部を破損しない位置まで退避し得るな
らば、上記3つの傾斜面673,674,675の少な
くとも1つを有していればよい。
【0066】また、本実施の形態の画像記録装置100
において、記録媒体接触部670の前記3つの傾斜面6
73,674,675は、平面により構成されているた
め、容易に加工し得るが、曲面により構成することも可
能である。この場合、3つの傾斜面を滑らかに連結し、
一体的な傾斜面として構成し得る。このため、記録媒体
接触部670は、記録媒体900の切断縁部の接触位置
に合わせて、前記切断縁部との接触角度を所望の角度に
選定し得るため、より確実に切断縁部の破損を防止し得
る。
【0067】これまで、いくつかの実施の形態について
図面を参照しながら具体的に説明したが、本発明は、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨
を逸脱しない範囲で行なわれるすべての実施を含む。
【0068】
【発明の効果】本発明は、構造が簡単で安価であるにも
かかわらず、用紙の切断縁部の破損を防止し得る片方向
切断方式の切断手段を有している画像の記録装置を提供
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施の形態に従った画像記録装
置を示す断面図である。
【図2】図2(a)は、図1中の切断手段を示す斜視図
である。図2(b)は、図2(a)を主走査方向に沿っ
て反対側から見た斜視図である。
【図3】図3(a)は、図2(b)の切断手段の上面図
である。図3(b)は、図2(b)の切断手段の正面図
である。
【図4】図4は、図2(a)中の切断線X−Xに沿った
断面図である。
【図5】図5(a)は、記録媒体接触部を示す拡大され
た斜視図である。図5(b)は、第1の場合の記録媒体
及び記録媒体接触部を示す断面図である。
【図6】図6(a)は、第2の場合の記録媒体及び記録
媒体接触部を示す断面図である。図6(b)は、第3の
場合の記録媒体及び記録媒体接触部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
P 交点 100 画像記録装置 200 搬送手段 210 搬送ローラ 220 排紙ローラ 300 インクヘッド 400 キャリッジ 500 支持手段 530 レール 600 切断手段 610 切断手段本体 611 本体上面 612 記録媒体側側面 613 接触部側側面 614 切断方向側側面 615 本体下面 616 案内部 630 第1回転刃 640 第2回転刃 650 回転刃収容部 651 下側案内壁 652 上側案内壁 660 ブリッジ 661 凸部 670 記録媒体接触部 673 下方退避傾斜面 674 側方退避傾斜面 675 下側方退避傾斜面 900 記録媒体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が記録される記録媒体を搬送する搬
    送手段と、 前記記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、 前記記録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定
    の一方向に移動中において前記記録媒体を切断する切断
    手段と、 を有している画像記録装置であって、 前記切断手段が、他方向への移動中において前記記録媒
    体と接触する記録媒体接触部を有している画像記録装置
    において、 前記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の
    搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方
    向である主走査方向とを通る基準平面において、前記主
    走査方向に対して0度より大きく、90度より小さい角
    度で傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする
    画像記録装置。
  2. 【請求項2】 画像が記録される記録媒体を搬送する搬
    送手段と、 前記記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、 前記記録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定
    の一方向に移動中において前記記録媒体を切断する切断
    手段と、 を有している画像記録装置であって、 前記切断手段が、他方向への移動中において前記記録媒
    体と接触する記録媒体接触部を有している画像記録装置
    において、 前記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の
    搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方
    向である主走査方向とを通る基準平面と直交するととも
    に前記主走査方向を通る面内において、前記主走査方向
    に対して0度より大きく、90度より小さい角度で傾斜
    している傾斜面を有していることを特徴とする画像記録
    装置。
  3. 【請求項3】画像が記録される記録媒体を搬送する搬送
    手段と、 前記記録媒体を画像記録位置に支持する支持手段と、 前記記録媒体の幅方向に往復移動可能に支持され、所定
    の一方向に移動中において前記記録媒体を切断する切断
    手段と、 を有している画像記録装置であって、 前記切断手段が、他方向への移動中において前記記録媒
    体と接触する記録媒体接触部を有している画像記録装置
    において、 前記記録媒体接触部は、前記搬送手段により記録媒体の
    搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移動方
    向である主走査方向とを通る基準平面において、前記主
    走査方向に対して0度より大きく、90度より小さい角
    度で傾斜しているとともに、前記搬送手段により記録媒
    体の搬送される方向である搬送方向と前記切断手段の移
    動方向である主走査方向とを通る基準平面と直交すると
    ともに前記主走査方向を通る面内において、前記主走査
    方向に対して0度より大きく、90度より小さい角度で
    傾斜している傾斜面を有していることを特徴とする画像
    記録装置。
  4. 【請求項4】 前記傾斜面は、平面を有していることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像
    記録装置。
  5. 【請求項5】 前記傾斜面は、曲面を有していることを
    特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体接触部に接触した前記記録
    媒体を、所定の方向に案内する案内手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記切断手段は、2枚の回転刃を有して
    おり、前記2枚の回転刃は、接触しており、 前記案内手段は、2枚の前記回転刃の接触している交点
    に向かって、前記記録媒体を案内することを特徴とする
    請求項6に記載の画像記録装置。
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