JP2003024446A - 内視鏡用カテーテル - Google Patents

内視鏡用カテーテル

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JP2003024446A
JP2003024446A JP2001217503A JP2001217503A JP2003024446A JP 2003024446 A JP2003024446 A JP 2003024446A JP 2001217503 A JP2001217503 A JP 2001217503A JP 2001217503 A JP2001217503 A JP 2001217503A JP 2003024446 A JP2003024446 A JP 2003024446A
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JP
Japan
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flexible tube
distal end
operation wire
tip
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001217503A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Ouchi
輝雄 大内
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Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作ワイヤの牽引操作だけでなく押し込み操作
によっても可撓性チューブの先端部分を屈曲させること
ができるようにして、可撓性チューブの先端部分を所望
の方向に容易に誘導することができる内視鏡用カテーテ
ルを提供すること。 【解決手段】可撓性チューブ1の先端近傍に、可撓性チ
ューブ1の軸線に対して略垂直方向から略可撓性チュー
ブ1の内径を横切る深さのV字状の切り込み溝5を形成
すると共に、可撓性チューブ1内に緩く挿通配置された
操作ワイヤ2の先端を切り込み溝5の配置より先側にお
いて可撓性チューブ1に係止し、操作ワイヤ2を切り込
み溝5の前後の位置において可撓性チューブ1に形成さ
れた一対の孔3に通して、その間で操作ワイヤ2を可撓
性チューブ1外に配置し、操作ワイヤ2を手元側から進
退操作することにより、可撓性チューブ1の先端部分が
切り込み溝5部分で屈曲するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の鉗子チ
ャンネルに挿通されて薬液の送り込みや体液の吸引等を
行うために用いられる内視鏡用カテーテルに関する。 【0002】 【従来の技術】内視鏡用カテーテルは一般に単純な可撓
性チューブによって形成されているが、目標部位に誘導
し易くするためには遠隔操作によって先端部分の向きを
変えられるようにするのがよい。 【0003】そこで従来は、例えば図4に示されるよう
に、可撓性チューブ1内に緩く挿通配置された操作ワイ
ヤ2を、可撓性チューブ1の先端近傍に長手方向に間隔
をあけて形成された一対の孔3に通して、その間で操作
ワイヤ2を可撓性チューブ1の外側に配置したものがあ
る。可撓性チューブ1には、曲がり易くするために円周
溝4が適宜の間隔で形成されている(実公昭64−43
35号)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】可撓性チューブ1内に
操作ワイヤ2が挿通配置された内視鏡用カテーテルにお
いては、操作ワイヤ2に付いた曲がり癖によって可撓性
チューブ1が蛇行してしまうと使用が困難になるので、
操作ワイヤ2としては腰の強くない撚り線が用いられ
る。 【0005】したがって、上述のような従来の内視鏡用
カテーテルにおいては、操作ワイヤ2を手元側から牽引
操作した場合にだけ、図4に二点鎖線で示されるように
可撓性チューブ1の先端部分が屈曲し、操作ワイヤ2を
押し込み操作しても、それによって可撓性チューブ1の
先端部分を屈曲させることはできないので、可撓性チュ
ーブ1の先端を所望の方向に誘導するのは極めて面倒で
あった。 【0006】そこで本発明は、操作ワイヤの牽引操作だ
けでなく押し込み操作によっても可撓性チューブの先端
部分を屈曲させることができるようにして、可撓性チュ
ーブの先端部分を所望の方向に容易に誘導することがで
きる内視鏡用カテーテルを提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用カテーテルは、内側が流体の通路
となる可撓性チューブの先端近傍に、可撓性チューブの
軸線に対して略垂直方向から略可撓性チューブの内径を
横切る深さのV字状の切り込み溝を形成すると共に、可
撓性チューブ内に緩く挿通配置された操作ワイヤの先端
を切り込み溝の位置より先側において可撓性チューブに
係止し、操作ワイヤを切り込み溝の前後の位置において
可撓性チューブに形成された一対の孔に通して、その間
で操作ワイヤを可撓性チューブ外に配置し、操作ワイヤ
を手元側から進退操作することにより、可撓性チューブ
の先端部分が切り込み溝部分で屈曲するようにしたもの
である。 【0008】 【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は内視鏡用カテーテルの全体構成を示し
ており、1は、図示されていない内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルに挿脱される可撓性チューブであり、例えば内
径/外径が1mm/2mm程度の四フッ化エチレン樹脂
チューブによって形成されている。 【0009】可撓性チューブ1内には、ステンレス鋼線
の撚り線からなる操作ワイヤ2がほぼ全長にわたって挿
通配置されている。操作ワイヤ2は、可撓性チューブ1
内に流体を通す支障にならないように、可撓性チューブ
1の内径寸法に対して十分に小さな外径寸法になってお
り、可撓性チューブ1内において軸線方向に進退自在で
ある。 【0010】可撓性チューブ1の先端近傍(例えば先端
から1〜5cm程度離れた位置)には、可撓性チューブ
1の軸線に対して略垂直方向からV字状の切り込み溝5
が形成されている。 【0011】可撓性チューブ1に対する切り込み溝5の
深さは、略可撓性チューブ1の内径を横切る程度であ
り、可撓性チューブ1の厚み分だけが切り込まれずに残
っている。 【0012】また、切り込み溝5の底部はエッジ状では
なく、小さな曲面状に形成されているので、その部分で
の曲げが繰り返された後でも可撓性チューブ1に亀裂が
発生し難い。 【0013】可撓性チューブ1には、切り込み溝5を挟
んでその近傍の前後の位置に一対の孔3が穿設されてお
り、操作ワイヤ2がその一対の孔3に通されて、一対の
孔3の間において可撓性チューブ1外に配置されてい
る。 【0014】そして、操作ワイヤ2の先端部分は、可撓
性チューブ1内の切り込み溝5の位置より先側の位置に
配置された例えばステンレス鋼管製のストッパ6に、銀
ロー付け等によって固着されている。 【0015】ストッパ6は、II−II断面を拡大して図示
する図2にも示されるように、可撓性チューブ1に内接
する程度の太さのパイプであって、操作ワイヤ2が固着
される部分が凹んで形成され、軸線方向に流路7が確保
されている。 【0016】図1に戻って、可撓性チューブ1の先端部
分はストッパ6が収容された部分より先側が次第に窄ま
っていて、ストッパ6が自由に先側に移動できないよう
に可撓性チューブ1内に固定された状態になっている。 【0017】可撓性チューブ1の基端に連結された操作
部10には、可撓性チューブ1内に連通する接続口金1
2が操作部本体11に突設されており、接続口金12に
注射器等を接続して、可撓性チューブ1内に対して注液
及び吸引等を行うことができる。14はシール用のOリ
ングであり、押圧ネジ15の締め込み程度によってOリ
ング14の潰れ量を調整することができる。 【0018】また、操作ワイヤ2の基端に取り付けられ
た指掛け13を操作部本体11に対して相対的に移動さ
せることにより、操作ワイヤ2を軸線方向に進退操作し
て可撓性チューブ1の先端部分を遠隔操作によって任意
に屈曲させることができる。 【0019】図3は、そのようにして屈曲する可撓性チ
ューブ1の先端部分を示しており、操作ワイヤ2が操作
部10側から牽引操作されると、二点鎖線で示されるよ
うに、V字状に開いていた切り込み溝5が閉じる方向
に、可撓性チューブ1の先端が切り込み溝5部分で屈曲
する。 【0020】また、操作ワイヤ2が操作部10側から押
し込み操作されると、図3に実線で示されるように、切
り込み溝5のV字状の開きをさらに大きくする方向に、
可撓性チューブ1の先端が切り込み溝5部分で屈曲す
る。 【0021】このような屈曲動作時に、可撓性チューブ
1側において操作ワイヤ2の進退に対する抗力となるの
は、可撓性チューブ1に形成された切り込み溝5の残余
の部分を曲げる力だけなので、操作ワイヤ2の押し込み
動作時においてもその力により可撓性チューブ1の先端
を屈曲させることができる。 【0022】したがって、操作部10における指掛け1
3の進退操作によって、可撓性チューブ1の先端を、切
り込み溝5部分において軸線方向を挟んでその両側に任
意に屈曲させて目標部位に容易に誘導することができ
る。 【0023】 【発明の効果】本発明によれば、操作ワイヤを手元側か
ら進退操作することにより、可撓性チューブの先端部分
がV字状の切り込み溝部分で屈曲するようにしたことに
より、屈曲動作時に可撓性チューブ側から発生する抗力
が小さいので、操作ワイヤの牽引操作だけでなく押し込
み操作によっても可撓性チューブの先端部分を確実に屈
曲させることができる。その結果、可撓性チューブの先
端部分を所望の方向に容易に誘導することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の内視鏡用カテーテルの全体構
成を示す側面断面図である。 【図2】本発明の実施例の図1におけるII−II断面図で
ある。 【図3】本発明の実施例の内視鏡用カテーテルの屈曲状
態を示す側面断面図である。 【図4】従来の内視鏡用カテーテルの屈曲状態を示す側
面断面図である。 【符号の説明】 1 可撓性チューブ 2 操作ワイヤ 3 孔 5 切り込み溝 6 ストッパ 10 操作部 12 接続口金

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】内側が流体の通路となる可撓性チューブの
    先端近傍に、上記可撓性チューブの軸線に対して略垂直
    方向から略上記可撓性チューブの内径を横切る深さのV
    字状の切り込み溝を形成すると共に、 上記可撓性チューブ内に緩く挿通配置された操作ワイヤ
    の先端を上記切り込み溝の位置より先側において上記可
    撓性チューブに係止し、上記操作ワイヤを上記切り込み
    溝の前後の位置において上記可撓性チューブに形成され
    た一対の孔に通して、その間で上記操作ワイヤを上記可
    撓性チューブ外に配置し、 上記操作ワイヤを手元側から進退操作することにより、
    上記可撓性チューブの先端部分が上記切り込み溝部分で
    屈曲するようにしたことを特徴とする内視鏡用カテーテ
    ル。
JP2001217503A 2001-02-26 2001-07-18 内視鏡用カテーテル Pending JP2003024446A (ja)

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US10/081,854 US6814728B2 (en) 2001-02-26 2002-02-25 Endoscope having an operation wire
US10/958,394 US7857749B2 (en) 2001-02-26 2004-10-06 Treatment tools for endoscope

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007068942A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 River Seiko:Kk 内視鏡用処置具
JP2007521873A (ja) * 2004-02-09 2007-08-09 アンソン メディカル リミテッド 腔内外科的送達システム
WO2024190494A1 (ja) * 2023-03-10 2024-09-19 株式会社カネカ 切開装置

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