JP2003023994A - 重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置 - Google Patents

重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置

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JP2003023994A
JP2003023994A JP2001220795A JP2001220795A JP2003023994A JP 2003023994 A JP2003023994 A JP 2003023994A JP 2001220795 A JP2001220795 A JP 2001220795A JP 2001220795 A JP2001220795 A JP 2001220795A JP 2003023994 A JP2003023994 A JP 2003023994A
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heat tunnel
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tofu
piled
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Shigeru Takeshima
茂 竹島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね豆腐にそれがずれたり転倒しない程度
に、帯掛けを適度に緩く輪がけした場合において、帯掛
けが加熱収縮しても、上端にパックの鍔に曲がりが生じ
たり、下端に帯掛けの食い込みが生じたりしなくなる重
ね豆腐帯掛けのシュリンク装置を提供する。 【解決手段】 パックした複数の豆腐に緩くかけた帯掛
けを熱収縮させるための装置であって、熱風ケースに重
ね豆腐が通るヒートトンネルを貫通させて、その間の左
右に熱風ファンからの熱風が吹き込まれる熱風空間を設
け、ヒートトンネルの左右両側面には熱風空間から内部
への熱風吹込口を散在して設け、ヒートトンネルの下に
コンベアーを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パックした豆腐
を例えば3個重ねの一組で販売する場合に、その一組に
緩く輪がけしたプラスチック製の帯掛けを適度に締める
ために使用する重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】真空パックした豆腐は、小形であると普
通には3個重ねで止めることにより販売される。その帯
掛けには豆腐の側面幅のプラスチックフイルムからなる
無端の包装輪が使用され、従来、これに豆腐を一個ずつ
入れることにより包装している。しかし、従来は、帯掛
けに3個の豆腐が丁度締まる輪寸法のものを使用してい
たので、豆腐の挿入がきつく困難であって作業の時間的
ロスが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等において
は、この点において改善が見られるものとして鋭意研究
と実験を繰り返し、まず、帯掛け10aに非常に緩い寸
法のものを使用し(図5の二点鎖線で極端に示す)、3
個の豆腐にそれを掛けてからヒートトンネルに通すこと
により熱収縮することとした。こうした場合、寸法に余
裕のある大きめの帯掛けが使用し得るために、3個の豆
腐を容易に挿入でき作業時間が大幅に改善された。
【0004】しかしながら、帯掛け10aの寸法に余裕
が有りすぎると(図5の二点鎖線)、豆腐を挿入した後
の仮止めが十分でないために、シュリンク完了までの取
り扱いに慎重を要し、豆腐が転倒し帯掛けから外れる等
の不都合が生じ、却って時間的ロスを招いた。
【0005】次に、豆腐の重ねを安定化するために、帯
掛け10bに余裕を余り取らないこととした(図5の左
一点鎖線)。しかし、この場合、帯掛け10bの収縮が
あると(図5の右一点鎖線)、収縮力により上端では豆
腐のパックの鍔40,40が下に曲がり、下端ではつり
上がる食い込み42,42が生じることから、体裁上に
おいて商品価値を喪失するという結果を招いた。
【0006】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
重ね豆腐にそれがずれたり転倒しない程度に、帯掛けを
適度に緩く輪がけした場合において、帯掛けが加熱収縮
しても、上端にパックの鍔に曲がりが生じたり、下端に
帯掛けの食い込みが生じたりしなくなる重ね豆腐帯掛け
のシュリンク装置を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、パックした複数の豆腐に緩くかけた
帯掛けを熱収縮させるための装置であって、熱風ケース
に重ね豆腐が通るヒートトンネルを貫通させて、その間
の左右に熱風ファンからの熱風が吹き込まれる熱風空間
を設け、ヒートトンネルの左右両側面には熱風空間から
内部への熱風吹込口を散在して設け、ヒートトンネルの
下にコンベアーを設けたことを特徴とする重ね豆腐帯掛
けのシュリンク装置を構成した。
【0008】上記の構成によれば、帯掛けには重ね豆腐
にやや緩く回る程度のものを使用するので、豆腐がずれ
るような不都合がなく、それをベルトコンベアーに載せ
るまでの取り扱いが容易である。したがって、ベルトコ
ンベアーに安定して載せることができ、この状態で、重
ね豆腐がヒートトンネルを通過すると、まず、その中に
吹き込まれている熱が、帯掛けに付着している水分の蒸
発に作用し、次いで収縮に作用するが、収縮作用が帯掛
けの両側面にのみ作用するため、過剰な収縮が防止され
て適度な締まりとなる。そのため、上端に豆腐パックの
鍔が曲がったり、下端につり上がる食い込みが生じたり
することはない。また、側面では帯掛けと豆腐との間に
空間があるので、吹き込み風熱が豆腐に当たることもな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明においては、ヒートトン
ネル5の両側面に熱風の吹込口19,19,・・を散在
して設けることにより、帯掛け10の両側面の収縮をな
すが、その作用をなす上において、吹込口19は、かな
らずしも全体に設けることを要しない。しかし、上下二
段に千鳥状に設けると、帯掛け10の両側面において収
縮が全体的に均等化しやすい。また、ヒートトンネル5
に入口17の突出部20を設けておくと(請求項2)、
より一層均等化しやすい。
【0010】このように突出部20を通過させてから、
帯掛け10の収縮の加熱に臨ませると、より一層、均等
に収縮しやすい。したがって、熱風空間25,25への
吹込口19,19は、ほぼ中途に設けることが望ましい
が(請求項2)、これに限定するものではなく、複数箇
所に順次設けても良い。また、帯掛け10の上面の加熱
はできるだけ少なくするために、実施例に示すように、
通気溝13,13や断熱空間27を設けることが望まし
い。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の重ね豆
腐帯掛けのシュリンク装置によれば、重ね豆腐にそれが
ずれたり転倒しない程度に、帯掛けを適度に緩く輪がけ
した場合においても、帯掛けが加熱により帯掛けの両側
面だけで適度に収縮するため、上端にパックの鍔に曲が
りが生じたり、下端に帯掛けの食い込みが生じたりする
不都合がなく、また、収縮のための高温が豆腐自体に及
ばないのでその熱変性を防止できる。さらに、重ね豆腐
の輪がけを緩くすることでその作業が容易となるととも
に、重ねの安定性確保からシュリンク装置に臨ませるま
での取り扱いも容易となるという優れた効果がある。
【0012】
【実施例】図1および図2は一実施例を示したもので、
その重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置は、左右に長い基
台1の上に、矩形の熱風ケース3を設け、その中にヒー
トトンネル5を貫通させ、ベルトコンベアー7によりそ
の中を重ね豆腐9が通過するようになっている。また、
熱風ケース3に熱風ファン11を備え、熱風が熱風ケー
ス3の中からヒートトンネル5の中に両側面から吹き込
まれるようになっている。
【0013】熱風ケース3は、熱風がこもる密閉形であ
って、基台1の上に支持部材12,12,12,12を
介して間隔をおいて支持してある。また、左右両側面の
上端に通気溝13,13を形成しその下に天壁15を設
けることにより、ヒートトンネル5の上端が過度に加熱
しないようにしてある。
【0014】ヒートトンネル5は、逆チャンネル形であ
って、入口17と出口18とを熱風ケース3から開口
し、そのうち、入口17を熱風ケース3の外へ長く突出
させ、熱風ケース3に入っている箇所の左右両側面に
は、熱風の吹込口19,19,・・を上下二段に設ける
とともに、位置が交互となるように千鳥状に配列してあ
る。そこで、突出部20で比較的弱く重ね豆腐9に熱風
が当たるため、徐々に加熱乾燥され、さらにケース3の
中に入るにしたがってシュリンクに熱が利用される。
【0015】熱風ファン11から熱風ケース3に熱風を
送るために、ヒートトンネル5の上に風洞23を設け、
二手に分けてヒートトンネル5の両側の熱風空間25に
噴き出口28が下向きに開口される。その位置が熱風ケ
ース3のほぼ中間であるため、ヒートトンネル5の中に
はこの中間部で最も熱量の多い熱風が吹き込まれ、主と
して以降の箇所で帯掛け10が熱収縮する。
【0016】図3は、他の実施例を示したもので、この
場合は、熱風ケース3とヒートトンネル5との間におい
て、左右の熱風空間25,25が上端の空間26と通じ
ているが、ヒートトンネル5の上端には断熱空間27を
設けることにより、重ね豆腐9への上からの加熱を防い
である。また、熱風ファン11の加熱部30(ニクロム
線内蔵)がヒートトンネル5の上に載置され、そこから
風管24,24が左右の熱風空間25,25に下ろさ
れ、風管24に左右交互に噴き出口28,28,・・が
突出される。
【0017】図4は、上記のような両シュリンク装置に
重ね豆腐9をかけた前後を左右に配列して示したもの
で、左に示すように、重ね豆腐9が挿入しやすく帯掛け
10が少しだぶっているが、右に示す処理後では、帯掛
け10の両側の収縮により全体的に丁度良い具合に均整
良く締まっている。
【0018】なお、本発明実施例装置を従来の帯掛け装
置に追随するように設けることにより、よりしっかりし
た収縮形態を得ることができる。また、従来の帯掛け装
置では350〜700個/時間の生産量であったが、本
発明実施例装置では500〜2000個/時間にまで生
産量を向上させることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による重ね豆腐帯掛けのシュリンク装
置を示す一部切欠した斜視図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】他の実施例を示す要部の断面斜視図である。
【図4】この発明のシュリンク装置にかけた前後の帯掛
けの状態を並列して示す説明図である。
【図5】この発明の未完成シュリンク装置にかけた前後
の帯掛けの状態を並列して示す説明図である。
【符号の説明】
3 熱風ケース 5 ヒートトンネル 7 コンベアー 9 重ね豆腐 10 帯掛け 11 熱風ファン 18 突出部 19 吹込口 28 噴き出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パックした複数の豆腐に緩くかけた帯掛
    けを熱収縮させるための装置であって、熱風ケースに重
    ね豆腐が通るヒートトンネルを貫通させて、その間の左
    右に熱風ファンからの熱風が吹き込まれる熱風空間を設
    け、ヒートトンネルの左右両側面には熱風空間から内部
    への熱風吹込口を散在して設け、ヒートトンネルの下に
    コンベアーを設けたことを特徴とする重ね豆腐帯掛けの
    シュリンク装置。
  2. 【請求項2】 ヒートトンネルに入口が熱風ケースから
    外へ露出する突出部を設け、内部における吹込口を上下
    二段の千鳥状に配列し、熱風ファンからの熱風空間への
    噴き出口を長さほぼ中間部に開口したことを特徴とする
    請求項1記載の重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置。
JP2001220795A 2001-07-23 2001-07-23 重ね豆腐帯掛けのシュリンク装置 Pending JP2003023994A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007060941A1 (ja) * 2005-11-22 2007-05-31 Rohm Co., Ltd. インバータおよびその制御回路、ならびにそれらを用いた発光装置および液晶テレビ
JP2012001239A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Kyowa Denki Kk 帯掛けシュリンク包装装置
CN113335652A (zh) * 2021-08-05 2021-09-03 南通天成包装有限公司 一种用于热缩膜布卷的包装机

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