JP2003023806A - 乗用管理機 - Google Patents

乗用管理機

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JP2003023806A
JP2003023806A JP2002139542A JP2002139542A JP2003023806A JP 2003023806 A JP2003023806 A JP 2003023806A JP 2002139542 A JP2002139542 A JP 2002139542A JP 2002139542 A JP2002139542 A JP 2002139542A JP 2003023806 A JP2003023806 A JP 2003023806A
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JP
Japan
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main frame
crawler
driven wheels
management machine
crawler traveling
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Application number
JP2002139542A
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Inventor
Mamoru Iwamoto
守 岩本
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に操作が可能であり、安価で、圃場内を
歩き回る必要がなく、搭乗可能な小型管理機を提供す
る。 【解決手段】 メインフレームFの両側にクローラ走行
装置Kを配置し、該クローラ走行装置Kは、前後に従動
輪31・32を配置し、その中央上方に駆動スプロケッ
ト30を配置し、側面視略三角形状に構成し、該メイン
フレームFの後部にロータリー耕耘機Cを昇降可能に配
設した構成において、メインフレームFより下方外側に
支持柱35・36を突出し、該支持柱35・36の下端
においてクローラ支持フレーム37を前後方向に固設し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構成が簡単で、尚
且つ操作が容易な小型乗用管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、耕耘作業を行うにはトラクターの
後部に耕耘機を配設する構成のものが用いられていた
が、家庭菜園や小規模の農場においてそのような大型の
耕耘機を用いて作業することはコスト的に無駄なもので
あった。その為に、管理機が用いられ、該管理機には乗
用管理機と歩行型管理機があり、乗用管理機は4輪型で
ステアリングハンドルを回動することにより操向でき、
歩行型管理機はハンドルに設けたサイドクラッチを切る
ことにより操向できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の歩行型
の耕耘機は、圃場内を作業しながら歩き回らなければな
らず、回行時にはハンドルを持ち上げなければならず、
最近の農作業者の高齢化に伴い、このような高齢者が圃
場内を歩き回るのは大変な作業となっていた。また、乗
用管理機は歩き回ることがないので、楽に作業はできる
が、4輪タイプとなり、旋回半径が大きくなり、高価な
ものとなっていた。そのために、容易に操作が可能であ
り、安価で、圃場内を歩き回る必要がなく、搭乗可能な
小型管理機が望まれてきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するために、次のような手段を用いる。請求
項1においては、メインフレームFの両側にクローラ走
行装置Kを配置し、該クローラ走行装置Kは、前後に従
動輪31・32を配置し、その中央上方に駆動スプロケ
ット30を配置し、側面視略三角形状に構成し、該メイ
ンフレームFの後部にロータリー耕耘機Cを昇降可能に
配設した構成において、メインフレームFより下方外側
に支持柱35・36を突出し、該支持柱35・36の下
端においてクローラ支持フレーム37を前後方向に固設
したものである。請求項2においては、請求項1記載の
乗用管理機において、メインフレームFは前後方向に水
平に、かつ左右平行に配設したものである。請求項3に
おいては、請求項1記載の乗用管理機において、クロー
ラ支持フレーム37の前後端部には、前後の従動輪31
・32を回転自在に枢支したものである
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の解決すべき課題及び構成
は以上の如くであり、次に添付の図面に示した本発明の
一実施例を説明する。図1は本発明を採用した小型乗用
型耕耘機の側面図、図2は同じく本発明の小型乗用型耕
耘機の正面図、図3は動力伝達構成を示す平面図であ
る。
【0006】図1、図2より小型乗用管理機Aの全体構
成から説明する。前後方向に水平にメインフレームF・
Fを左右平行に配設し、メインフレームFの前部上方に
運転操作部Bを配設し、中央上方に運転シート3を配置
している。前記メインフレームFの後部にはエンジンE
を搭載し、前記運転シート3の下方にクローラ走行装置
Kを配設している。また、メインフレームFの後部には
ロータリー耕耘機Cを配設し、エンジンEの動力をロー
タリーケース14を介して伝達されている。前記エンジ
ンEの上部には燃料タンクが搭載されている。
【0007】前記クローラ走行装置Kは、前記メインフ
レームFの下方外側に支持柱35・36を突出し、該支
持柱35・36の下端において、クローラ支持フレーム
37を前後方向に固設している。該クローラ支持フレー
ム37の前後端部には従動輪31・32を回転自在に枢
支している。該従動輪31・32と駆動スプロケット3
0にクローラベルト34を巻回し、側面視において略三
角形状に形設して、車高が高くなるように構成してい
る。更に、前記クローラ支持フレーム37の前後方向略
中央には遊転輪33を枢支して、前記クローラベルト3
4の下面中央部を支持して接地面を長くして、走行安定
性を保っている。そして、エンジンEより、ミッション
ケースMを介して駆動スプロケット30に動力を伝達し
て走行できるようにしている。
【0008】次に、動力の伝達構成について、図3を用
いて説明する。前記エンジンEより側方に出力軸10を
突出し、前記ミッションケースM内に動力を伝達してい
る。前記出力軸10にはギアを固設しており、ギア等よ
りなる変速装置Tによって変速した後、スプロケット、
チェーンを介して、ミッションケースM前端部に軸支し
た左右の走行駆動軸11L・11Rに動力を伝達し、左
右の前記駆動スプロケット30を駆動している。一方、
前記ミッションケースMの後端部は、耕耘用の後部ミッ
ションケースM1を設け、該後部ミッションケースM1
の側部に、前記ロータリーケース14の前端部を上下回
動自在に枢支している。該ロータリーケース14の前部
と後部ミッションケースM1との重合面にロータリー伝
動軸15を軸支し、前記出力軸10よりギア、変速装置
Tを介して、該ロータリー伝動軸15上のギア15aに
駆動力が伝達される。ロータリーケース14内のロータ
リー伝動軸15上にはスプロケット15bを固設し、前
記ロータリーケース14の後端部には、耕耘爪回動軸1
7を枢支し、該耕耘爪回動軸17にはスプロケット17
aを固設している。該スプロケット17aと前記スプロ
ケット15bとの間に、チェーン16を巻回し、耕耘爪
回動軸17に動力を伝達している。また、前記出力軸1
0の端部を油圧ポンプPまで延出させており、該油圧ポ
ンプPを駆動させている。
【0009】そして、前記ミッションケースMの前端部
に軸支した、走行駆動軸11L・11R上のスプロケッ
ト26に動力が伝達され、該走行駆動軸11L・11R
上にはサイドクラッチ12L・12Rが設けられ、該サ
イドクラッチ12L・12Rは後述するサイドクラッチ
レバー5L・5Rを操作することによって、動力の断接
を行うことができ、操向することができる。更にその両
側にはブレーキ13L・13Rが配設され、該走行駆動
軸11L・11Rの外側端部には駆動スプロケット30
・30を固設している。
【0010】次に、ロータリー耕耘機Cについて説明す
る。前記ロータリーケース14の後端部に、耕耘爪回動
軸17が軸支される。該耕耘爪回動軸17軸上には複数
本の耕耘爪18・18・・・が植設され、該耕耘爪18
・18・・・の上部はカバー19によって被装してい
る。該ロータリー耕耘機Cのロータリーケース14の前
端部は、前記後部ミッションケースM1の側方において
上下方向に回動自在に枢支し、また、前記ロータリーケ
ース14の略中央部の側面より枢支ピン20を突出し、
該枢支ピン20の端部を油圧シリンダー21のロッド先
端部に枢支している。該油圧シリンダー21の後端部
は、前記メインフレームFより下方に突出したブラケッ
ト22に回動自在に枢支されて、該油圧シリンダー21
を伸縮させることによって、ロータリー耕耘機Cを昇降
できるようにしている。
【0011】そして、図3に示す如く、前記油圧ポンプ
Pより圧油が切換弁23を介して前記油圧シリンダー2
1に送油することができる。該切換弁23は、4ポート
3位置切り換え型の切換弁であり、後述する昇降レバー
8を回動すると、制御回路Gを介して切換弁23のソレ
ノイドが励磁されて、切換弁23を切り換えて油圧シリ
ンダー21を伸縮させることができる。耕深センサーを
配置して耕深制御をすることも可能であり、また、油圧
シリンダー21を単動型としてリンクを介して伸縮させ
るように構成することもできる。
【0012】また、前記サイドクラッチレバー5L・5
Rには、図3に示す如く当接スイッチSを配設してい
る。該当接スイッチSは前後進走行で、進行方向を微調
整する程度ではONせず、前記サイドクラッチレバー5
L・5Rを回動させて機体を旋回させる場合に、当接し
てスイッチSがONする位置に配設している。該スイッ
チSには、前記切換弁23の油圧シリンダー21を伸長
させる側のソレノイドに接続し、前記サイドクラッチレ
バー5L・5Rを用いて旋回操作をすると同時に耕耘ロ
ータリーCを昇降させることができる。尚、該サイドク
ラッチレバー5L・5Rと昇降レバー8をリンク機構を
介して連結する構成にすることもできる。
【0013】次に、運転操作部Bの配置構造を説明す
る。運転操作部Bは運転部カバー1、フロントコラム2
及び運転シート3より構成される。該運転シート3は前
記駆動スプロケット30の上方で、左右中央位置に配設
している。前記運転部カバー1は、側面視において、図
1に示す如く、クローラベルト34の形状に沿って前低
後高に形設し、前記従動輪31の上方の下がった位置に
ステップ1aを形設している。該ステップ1a・1aの
左右中央位置より上方にフロントコラム2が突出されて
いる。
【0014】前記フロントコラム2の上面より、前記左
右サイドクラッチ12L・12Rの断接を行うサイドク
ラッチレバー5L・5Rを突出し、該サイドクラッチレ
バー5L・5Rの間の位置に主変速レバー6を突出し
て、前記ミッションケースM内の走行速度の変速を行え
る。そして、前記フロントコラム2の側面下部より側方
にブレーキペダル7を突出し、該ブレーキペダル7を操
作することで、左右走行駆動軸11L・11Rに配設し
た多板ブレーキ13L・13Rを作動させて、機体を停
止させることができる。また、前記運転シート3の右側
方の運転部カバー1より昇降レバー8を突出しており、
前述した如く耕耘ロータリーCの昇降を行っている。更
に、前記運転シート3の直ぐ後方位置のメインフレーム
F上にエンジンEを載置しており、該エンジンEは従動
輪32の略上方位置である。また、運転シート3の左側
の運転部カバー1より耕耘変速レバー9を突出し前記後
部ミッションケースM1内において耕耘爪回動軸17の
回動速度の変速を行っている。
【0015】
【発明の効果】以上のように構成することによって本発
明は、次のような効果を奏するものである。運転シート
を高い位置に配置でき、ステップ部をクローラ走行装置
の斜面形状に沿って配置して、足を置く位置を低く配置
し、その間にフロントコラムを突出して、略三角形状に
形設したクローラ走行装置の回りに効率の良い配置構造
を構成することができ、機体の全長を短く構成でき小型
で軽量な構成となる。また、略三角形状にクローラ走行
装置を形設したので、運転シートを高く、ステップを低
く配設して機体を効率良く配置でき、小型で軽量な機体
を構成できる。更に、軽量に構成したことによって、エ
ンジン等の駆動系統も小排気量用のものを用いることが
できるので、安価な構成になる。また、搭乗可能に構成
したことにより、歩きにくい圃場を歩行する煩わしさよ
り解放されるので、幅広い年齢層に使用されることを期
待することができる。これらにより、容易に操作が可能
であり、安価で、圃場内を歩き回る必要がなく、搭乗可
能な小型管理機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した小型乗用型耕耘機の側面図で
ある。
【図2】同じく本発明の小型乗用型耕耘機の正面図であ
る。
【図3】動力伝達構成を示す平面図である。
【符号の説明】
B 運転操作部 C ロータリー耕耘機 F メインフレーム K クローラ走行装置 1 運転部カバー 1a ステップ 3 運転シート 34 クローラベルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインフレームFの両側にクローラ走行
    装置Kを配置し、該クローラ走行装置Kは、前後に従動
    輪31・32を配置し、その中央上方に駆動スプロケッ
    ト30を配置し、側面視略三角形状に構成し、該メイン
    フレームFの後部にロータリー耕耘機Cを昇降可能に配
    設した構成において、メインフレームFより下方外側に
    支持柱35・36を突出し、該支持柱35・36の下端
    においてクローラ支持フレーム37を前後方向に固設し
    たことを特徴とする乗用管理機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の乗用管理機において、メ
    インフレームFは前後方向に水平に、かつ左右平行に配
    設したことを特徴とする乗用管理機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の乗用管理機において、ク
    ローラ支持フレーム37の前後端部には、前後の従動輪
    31・32を回転自在に枢支したことを特徴とする乗用
    管理機。
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A521 Written amendment

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Effective date: 20040902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050125