JP2003023574A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2003023574A
JP2003023574A JP2002049605A JP2002049605A JP2003023574A JP 2003023574 A JP2003023574 A JP 2003023574A JP 2002049605 A JP2002049605 A JP 2002049605A JP 2002049605 A JP2002049605 A JP 2002049605A JP 2003023574 A JP2003023574 A JP 2003023574A
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基晴 櫻井
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順一 仁尾
Kenichi Kudo
憲一 工藤
Masakatsu Takahashi
政勝 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラ用回路基板に搭載したICを保護し、
回路基板の小型化を達成する。 【解決手段】 本体用回路基板5に、撮像素子2が接続
されているカメラ用回路基板1が接続してある。カメラ
用回路基板1には、撮像素子2を駆動するIC4が搭載
してあるとともに、IC4の周方向に沿って封止材の流
れ止め作用をなすように回路素子6が複数並設して搭載
してある。IC4を保護する封止材7を流し込んだ際に
は、回路素子6が流れ止めとなり、それ以上に広がるこ
とを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やノー
ト型パソコン等の機器に搭載される固体撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の固体撮像装置では、カメラ
用回路基板の一面側に撮像素子が接続されており、他面
側にこの撮像素子を駆動するICがワイヤボンディング
にて実装されて搭載してある。ICを保護する封止材と
してのポッティング樹脂の流れ止めのために、ICの周
囲に所定の間隔をおいてシリコン樹脂等によって流れ止
めの壁を形成しておき、その内部にポッティング樹脂を
流し込んでいる。また、撮像素子を駆動するICがカメ
ラ用回路基板にフリップチップ実装されている場合は、
カメラ用回路基板とICとの間に封止材としてのアンダ
ーフィル材を流し込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来は、封
止材の流れ止めの壁を作るための所定の間隔が、狭すぎ
ると封止材を流し込んだときに溢れてしまい流れ止めの
機能を果たせなくなり、広すぎるとそれだけスペースを
とるので、その外部に回路素子を搭載するのが困難にな
り、基板が大型化してしまい、回路基板を小型化すると
いう要望に応じられなくなる。また、流れ止めの壁を作
るために余分な手間が必要である、という問題点があっ
た。また、ICがフリップチップ実装されている場合
は、回路基板が小型のものが多く封止材の流れ止めを作
る余裕がないため、封止材の流し込み量を厳密に規定し
ていた。そこで本発明は、基板が大型化することをなく
し、封止材の流れ止めを確実にするように構成したもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子
は、撮像素子が接続されているカメラ用回路基板には、
前記撮像素子を駆動するICが搭載してあるとともに複
数の回路素子が前記ICの封止材の流れ止め作用をなす
ように前記ICの周方向に沿って並んで搭載してあるこ
とを特徴としている。この構成によって、回路素子が封
止材を流し込む際に流れ止めの機能を兼ねることにな
り、回路基板が大型化することを防止できる。また、前
記回路素子は前記ICを包囲するように搭載することが
好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例に基
づき図面を参照して説明する。第1実施例は図1及び図
2に示すように、本体機器用回路基板10のソケット部
10aには、カメラ用回路基板1が嵌合し、その端面に
形成された接続端子部11は、ソケット部10aを介し
て本体機器用回路基板10の所定の端子部に接続されて
いるものである。
【0006】カメラ用回路基板1は、カメラ用回路基板
となる基板の前面及び背面に配線パターンを形成してお
き、この配線パターンの中心にスルーホールを形成し、
スルーホールの中に、導電部材である例えば銅ペースト
を埋め込み、その後、スルーホールの中心を通って基板
を切断して形成したものである。したがって端面は、ス
ルーホールの中に銅ペーストが埋め込まれているので、
平坦面になっており、この状態で前面及び背面の配線パ
ターンと銅ペーストの表面に金めっき層を形成して接続
端子部11としている。このように接続端子部11は、
カメラ用回路基板1の端面に凹部とならないで平坦面に
整列しているので、ソケット部10aに嵌合することに
よって、ソケット部10aの内面に対向的に形成してあ
る接続端子部に対接し、本体機器用回路基板10の所定
の端子部と導通する。
【0007】カメラ用回路基板1の前面側には、不図示
の凹部が形成してあり、この凹部内に撮像素子2が収納
され、撮像素子2の不図示の端子部とカメラ用回路基板
1の接続端子部11とは、ワイヤボンディングされて導
通している。撮像素子2の前面の中心には受光部が設け
てあり、後述のレンズを対向させている。
【0008】カメラ用回路基板1は、箱型の地板5の背
面側に接着してある。地板5の前面側に、光学機器ユニ
ット3が取り付けてある。光学機器ユニット3は、レン
ズ32等の光学機器を保持するもので、レンズホルダ3
1にレンズ32を保持させ、レンズ押え33によりレン
ズ32を脱出不能に押えている。レンズ押え33には絞
り部33aが設けてある。レンズホルダ31の外周に不
図示の雄ねじ部が設けてあり、地板5に設けたホルダ受
5aに設けられている不図示の雌ねじ部とねじ合わされ
ている。ホルダ受5aの雌ねじ部とレンズホルダ31の
雄ねじ部とのねじ合わせを加減することで、レンズ32
と撮像素子2との間の距離を調整することができ、所謂
ピントの合わせ込みが可能である。図1において対角線
方向の筋はリブ5bを示しており、リブ5bは地板5の
前面の板厚が薄くても撓みを生じないように補強するも
のである。
【0009】図2及び図3に示すように、カメラ用回路
基板1の背面に、撮像素子2を駆動するためのIC4が
搭載してある。IC4はカメラ用回路基板1の背面に設
けられている所定の配線パターンにワイヤボンディング
されて導通している。IC4を包囲するようにICの周
囲に所定の間隔をおいて、カメラ用回路基板1の回路素
子6が整列して搭載してある。
【0010】この整列する回路素子6の内部に、封止材
としてのポッティング樹脂7が流し込まれる。ポッティ
ング樹脂7は回路素子6の列が壁として機能するので、
それ以上の広がりが阻止され、ポッティング樹脂7が硬
化してIC4を保護する。このようにカメラ用回路基板
1の回路素子6は既に搭載されているので、従来のよう
に、硬化したポッティング樹脂7の外部に回路素子を搭
載するスペースを設けなくてよいので、回路基板を一層
小型にするのに役立つものである。
【0011】このように地板5の前面側に光学機器ユニ
ット3が取り付けられ、背面側にカメラ用回路基板が取
り付けられ、これによりカメラユニットが構成される。
このようにして構成したカメラユニットを、前記のよう
に本体機器用回路基板10に接続すれば組み立てが完了
する。
【0012】図4に第2実施例を示す。この例では、カ
メラ用回路基板としてフレキシブル回路基板(以下FP
Cと呼ぶ)11を使用している。FPC11の前面及び
背面に配線パターンを形成しておき、スルーホールを介
して表面と裏面との接続を行っている。図4(a)に示
すようにFPC11の前面には、撮像素子2がフリップ
チップ実装により所定の配線パターンに接続されてい
る。FPC11の前面側には撮像素子2を囲むようにレ
ンズホルダ31が搭載されている。レンズホルダ31に
はレンズ32がレンズ32を通過した光を撮像素子2上
に結像する位置に保持されている。FPC11の背面に
は、撮像素子2を駆動するためのIC4が所定の配線パ
ターンにバンプ18を介してフリップチップ実装されて
いる。FPC11とIC4との間には、封止材としての
アンダーフィル材17が流し込まれる。IC4から所定
の間隔をおいて、回路素子6が整列して搭載してある。
【0013】図4(b)にはFPC11を背面から見た
ものを示している。IC4の図面左右側にはIC4から
所定の間隔をおいて、FPC11の回路素子6がIC4
の周方向に沿って列をなすように搭載してある。図面上
下側は回路素子が搭載されていないため、この実施例で
は壁を兼ねる回路素子6が搭載されていない。アンダー
フィル材17は回路素子6の列が壁として機能するの
で、それ以上の広がりを阻止される。このため、従来ア
ンダーフィル材の流し込み量が厳密に規定されていた
が、回路素子6の列が壁として機能するので流し込み量
を厳密にする必要が無くなる。
【0014】先に説明した第1実施例では、本体機器用
回路基板10にソケット部10aを設け、ここにカメラ
用回路基板1を嵌合させて接続しているが、これに限ら
れるものではなく、接続端子部11の端面にはんだ等を
用いて本体機器用回路基板10の所定の端子に接続する
ものであってもよい。また、第2実施例では、IC4の
両側に回路素子6を搭載しているが、これに限らず第1
実施例のようにIC4の周囲を包囲するように回路素子
6を搭載してもよい。
【0015】
【発明の効果】このように本発明によれば、ICを保護
する封止材を流し込んだ際に、回路素子が封止材の流れ
止めを兼用し、スペース効率を上げることができ、装置
の更なる小型化が達成できる。また、封止材の流れ止め
のための壁を作るという余分な工程が不要となり、作業
を簡単にすることができる。また、封止材の流し込み量
を厳密にする必要もなく作業を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図である。
【図2】同、図1の右側面図である。
【図3】同、図1の背面図である。
【図4】(a)は本発明の第2実施例を示す右側面図で
あり、(b)は(a)の背面図である。
【符号の説明】
1 カメラ用回路基板 2 撮像素子 3 光学機器ユニット 4 IC 6 回路素子 7 ポッティング樹脂(封止材) 10 携帯機器用回路基板 17 アンダーフィル材(封止材)
フロントページの続き (72)発明者 仁尾 順一 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 (72)発明者 工藤 憲一 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 (72)発明者 高橋 政勝 千葉県習志野市茜浜一丁目1番1号 セイ コープレシジョン株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AC01 2H100 BB11 5C022 AC42 AC54 AC70 AC77 AC78 5C024 BX06 BX07 EX22 EX42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子が実装されているカメラ用回路
    基板には、前記撮像素子を駆動するICが搭載してある
    とともに複数の回路素子が前記ICの封止材の流れ止め
    作用をなすように前記ICの周方向に沿って並んで搭載
    してあることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回路素子は前記
    ICを包囲するように搭載してあることを特徴とする固
    体撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009512346A (ja) * 2005-10-11 2009-03-19 フレックストロニクス エーピー エルエルシー ウェハー基板付カメラモジュール及び製造方法

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