JP2003023452A - パケット廃棄装置 - Google Patents

パケット廃棄装置

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JP2003023452A JP2001205994A JP2001205994A JP2003023452A JP 2003023452 A JP2003023452 A JP 2003023452A JP 2001205994 A JP2001205994 A JP 2001205994A JP 2001205994 A JP2001205994 A JP 2001205994A JP 2003023452 A JP2003023452 A JP 2003023452A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信網に設置することにより、通信網に収容
されている各コネクションに対し、輻輳時においても契
約している最低帯域を保証しつつ、通常時(非輻輳
時)、余剰帯域をコネクション間で公平に分配し、より
効率的な網資源の利用を可能にする。高速回線において
も経済的に実現する。ノード内に設置することにより、
簡単なハードウェア構成を実現し、効率の良いノード内
の輻輳回避を実現する。 【解決手段】 少なくもと2個連続してパケットを受付
拒否する手段と、連続した受付拒否を禁止する手段とを
備え、前記2個連続してパケットを受付拒否する手段と
前記連続した受付拒否を禁止する手段とを切替選択する
手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信網に収容される
各コネクションの最低帯域の保証を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやLANの急速な
普及から、IPトラヒック等のデータ系トラヒックが指
数関数的に増加している。これにともないネットワーク
上で輻輳発生頻度が増加しており、ユーザに対するサー
ビス品質の低下が問題となっている。例えば、従来のイ
ンターネットでは転送品質を保証しないベストエフォー
トサービスが主流であったが、ベストエフォートサービ
スのみでは十分なスループットが得られないケースが増
えており、ISP(Internet Service Provider)間や企
業間を高速回線で接続する場合に回線毎に最低帯域や遅
延品質を保証するようなサービスの要求が今後ますます
増加すると考えられる。
【0003】ユーザ毎に契約している最低帯域を保証す
るサービスとしてはGFR(Guaranteed Frame Rate)サ
ービスがある。非輻輳時には各ユーザは互いに利用可能
帯域(残余帯域)を共有して利用できる。
【0004】GFRサービスを実現する方式に関しては
数多くの提案がなされているが、その一つにWRR(Wei
ghted Round Robin)方式がある。図16はWRR方式の
概略を表す図である。WRR方式はコネクション毎にキ
ューを持ち、コネクション毎に重みが付けられており、
重みに応じた読出制御を各キューに対して行うことでコ
ネクション間に帯域を分配する。
【0005】WRRに、帯域を共有する全てのコネクシ
ョンを収容することによって、収容コネクションの重み
に応じて帯域を分配することができる。WRR方式によ
り、最低帯域を保証しつつ、余剰帯域をある規則にした
がってコネクション間に公平に分配することが可能であ
る。
【0006】しかし、WRR方式のハードウェアの複雑
さは収容するコネクション数に比例し、高速化のボトル
ネックとなる。また、コネクション毎にキューを持つ必
要があるため、バッファ部のハード量も問題となる。つ
まり、WRR方式は高速になり、収容されるコネクショ
ン数が増加すると、経済的にGFRサービスを実現する
ことが困難である。したがって、簡易なハードウェア構
成でGFRサービスを実現する方式が求められている。
【0007】簡易なハードウェア構成でGFRサービス
を実現する方式として、FIFO−Tagging方式
が知られている。この方式では、バッファはコネクショ
ン毎に持つ必要はなく、回線毎に一つあればよい。FI
FO−Tagging方式ではコネクション毎に網の入
り口で網への入力レートを観測し、計測されたレートが
MCR(Minimum Cell Rate)以下であれば、そのコネク
ションのパケットはそのまま通過し、MCRを超えてい
ればパケットのヘッダ部にTagが付けられる。ここ
で、MCRとは網がコネクションに対して転送を保証す
る帯域のことである。
【0008】FIFOバッファには閾値が設けられてお
り、キュー長が閾値を超えているか否か常に観測してい
る。仮にキュー長が設定された閾値を超えている場合に
は、ヘッダ部にTagが付けられているパケットはFI
FOバッファに入る前に廃棄され、FIFOバッファに
はTagが付いていないパケット、つまり網への入力レ
ートがMCR以下のコネクションのパケットのみ通過す
る。
【0009】FIFO−Tagging方式では、FI
FOバッファの出力速度を収容するコネクションのMC
Rの合計以上にすることで、輻輳時におけるMCRの保
証が可能である。また、非輻輳時、各コネクションのM
CRの和を超えた部分の帯域、余剰帯域がある場合に
は、その帯域は複数コネクションでシェアされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方式では
複数コネクションでバッファを共用するので、各コネク
ションのMCRの和を超えた部分の帯域、余剰帯域に関
しては、FIFOバッファへの入力レートに比例するか
たちで各コネクション間に分配されるため、「公平性」
という面で問題があった。FIFO−Tagging方
式では余剰帯域が生じた場合にその帯域をどのようにコ
ネクション間で分配するかという規定がないため、極端
な場合では余剰帯域を一つのコネクションが占有してし
まうという不公平な状況が生じるという問題があった。
【0011】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、通信網内に設置することにより、通信網に収
容されている各コネクションに対し、輻輳時においても
契約している最低帯域を保証しつつ、通常時(非輻輳
時)には、余剰帯域をコネクション間で公平に分配し、
より効率的な網資源の利用を可能にすることができるパ
ケット廃棄装置を提供することを目的とする。本発明
は、高速回線においても経済的に実現可能なパケット廃
棄装置を提供することを目的とする。さらに、パケット
交換スイッチ等のノード内に設置することにより、簡単
なハードウェア構成を実現し、効率の良いノード内の輻
輳回避を実現することができるパケット廃棄装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、到着するパケ
ットの受付可否を判定する手段と、この判定により受付
拒否されたパケットについてはこれを廃棄する手段とを
備えたパケット廃棄装置である。
【0013】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記判定する手段は、少なくもと2個連続してパケットを
受付拒否する手段を備えたところにある。
【0014】さらに、前記判定する手段は、連続した受
付拒否を禁止する手段を備えることもでき、この場合に
は、前記2個連続してパケットを受付拒否する手段と前
記連続した受付拒否を禁止する手段とを切替選択する手
段を備えることもできる。
【0015】例えば、急激にキュー長Xjが許可キュー
長AQjを超えたときには、輻輳発生を回避するために
急激なトラヒック制御を行う必要がある。そのような事
態が発生したときには、パケットを連続して廃棄するこ
とにより対処することができる。反対に、緩やかにキュ
ー長Xjが許可キュー長AQjを超えたときには、緩や
かなトラヒック制御を行って安定したトラヒック制御を
実現することができる。このような相反する制御形態
は、状況に応じて切替えて用いることが望ましい。この
ような切替制御は、前記判定する手段の付加機能として
備えることが望ましい。なお、パケットは固定長パケッ
トであるセルであっても同様に説明することができる。
【0016】これにより、通信網内に設置することによ
り、通信網に収容されている各コネクションに対し、輻
輳時においても契約している最低帯域を保証しつつ、通
常時(非輻輳時)には、余剰帯域をコネクション間で公
平に分配し、より効率的な網資源の利用を可能にするこ
とができ、高速回線においても経済的に実現可能なパケ
ット廃棄装置を実現することができる。さらに、パケッ
ト交換スイッチ等のノード内に設置することにより、簡
単なハードウェア構成を実現し、効率の良いノード内の
輻輳回避を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第一実施例)本発明のパケット
廃棄装置が適用される本発明第一実施例の多重化装置を
図1および図12を参照して説明する。図1は本発明第
一実施例の多重化装置のブロック構成図である。図12
はモニタリングパケットを用いるキュー長検出を説明す
るための図である。
【0018】本発明のパケット廃棄装置5が適用される
多重化装置は、図1に示すように、到着するパケットの
属するコネクション1〜kを識別するコネクション識別
部1と、当該パケットの受付可否を判定するパケット廃
棄装置5と、このパケット廃棄装置5の判定結果にした
がってパケットを多重化するFIFO型のバッファ6
と、複数コネクションのパケットがバッファ6に蓄積さ
れている中からコネクションi毎のバッファ6のキュー
長Xiを検出するキュー長監視部7および仮想キュー管
理部3と、コネクションi毎にあらかじめ定められた重
みWiの値を保持するコネクション情報格納部2とを備
え、バッファ6にはあらかじめ閾値となる最大キュー長
Qmaxが設定され、当該最大キュー長Qmaxを超え
るとほぼゼロとなる前記キュー長Xiの総和であるΣX
iの連続関数をα(ΣXi)とし、バッファ6に1以上
のパケットが蓄積されているコネクションiの前記重み
の和をWactとし、許可キュー長計算部4は、許可キ
ュー長AQiを AQi=α(ΣXi)・Wi/Wact として計算し、パケット廃棄装置5は、コネクションi
毎のキュー長Xiが当該許可キュー長AQi以下のコネ
クションに属するパケットについてはこれを受付許可と
判定する。
【0019】本実施例では、複数コネクションが混在し
て一つのバッファ6に蓄積されている状況下における実
際のバッファ6のキュー長に対してキュー長監視部7お
よび仮想キュー管理部3によりコネクションi毎にバッ
ファ6のキュー長Xiを検出したものを仮想キュー長と
いう。以下では、説明を簡単にするために、仮想キュー
長を単にキュー長XiまたはXjということにする。
【0020】本発明のパケット廃棄装置5の特徴として
は、受付拒否したコネクションjのキュー長Xjが前記
許可キュー長AQjを超えている割合を算出し、この算
出された割合が所定の値を超えているときには少なくと
も2個連続して前記コネクションjのパケットを受付拒
否し、また、この算出された割合が所定の値以下である
ときには受付拒否したコネクションjのパケットについ
て連続した受付拒否を禁止することもできる。いずれの
受付判定ポリシを採用するかはユーザの操作によって切
替選択することができる。
【0021】また、パケット廃棄装置5は、受付拒否と
判定すべきコネクションjのパケットがバッファ6に存
在しないときにはこの受付拒否と判定すべきパケットを
受付許可と判定することもできる。
【0022】最低保証帯域を超えてネットワークに到着
するパケットについてはこれにタグが付与され、パケッ
ト廃棄装置5は、受付拒否と判定すべきパケットに前記
タグが付与されているときにはこの受付拒否と判定すべ
きパケットを受付許可と判定する。
【0023】キュー長監視部7は、キュー長Xiの所定
の変化周期以下の変化周期についてキュー長Xiを検出
する。あるいは、キュー長監視部7は、単位時間内のキ
ュー長Xの最大値をキュー長Xiの検出結果として当該
単位時間毎に出力する。
【0024】また、図12に示すように、バッファ6に
モニタリングパケットを送出するモニタリングパケット
挿入部18を備え、キュー長監視部7は、このモニタリ
ングパケット挿入部18から送出されたモニタリングパ
ケットがバッファ6に入力された時刻と当該モニタリン
グパケットがバッファ6から出力された時刻との時間差
にしたがってキュー長Xiを検出することもできる。
【0025】また、複数のサービスクラスが設けられ、
コネクション識別部1では、到着するパケットのコネク
ションと共にそのパケットが属する前記サービスクラス
も同時に識別し、仮想キュー管理部3では、コネクショ
ンi毎のバッファ6の前記サービスクラス毎のキュー長
Xiを検出し、コネクション情報格納部2では、コネク
ションi毎にあらかじめ定められた前記サービスクラス
毎の重みWiの値を保持し、パケット廃棄装置5は、前
記サービスクラス毎の許可キュー長AQiを AQi=α(ΣXi)・Wi/Wact として計算し、コネクションi毎の前記サービスクラス
毎のキュー長Xiがサービスクラス毎の当該許可キュー
長AQi以下のコネクションに属するパケットについて
はこれを受付許可と判定することもできる。
【0026】以下では、本発明第一実施例をさらに詳細
に説明する。
【0027】図14は本発明を適用して最低帯域保証サ
ービスの提供を行うネットワークの構成図である。発側
ユーザは着側ユーザへとネットワークを通してパケット
を送出する。ネットワークはユーザに対して契約してい
る最低帯域までの転送レートの保証を行う。ネットワー
クの各リンクには複数ユーザが収容されており、余剰帯
域に関しては料金や最低保証帯域などに基づいて決めら
れる重みにしたがってユーザ間に分配される。
【0028】このように、本発明のパケット廃棄装置を
備えた多重化装置は、図14に示すように、ネットワー
クに設けることにより、帯域制御装置(UPC:Usage
Parameter Control)として用いることができる。ま
た、パケット交換スイッチ内に設けることにより、当該
スイッチ内のバッファの輻輳の回避にも利用できる。
【0029】まず、発側ユーザがネットワークにパケッ
トを送出すると、ネットワークの入側エッジに位置する
レート観測装置でユーザのネットワークへのパケット送
出レートが計測される。パケットの送出レートが最低保
証帯域を超えていれば、パケットのヘッダにTagが付
けられ、最低保証帯域以下で送出されるパケットに関し
てはそのままネットワークへと送出される。Tagが付
けられていないパケットをネットワーク内で廃棄するこ
となく着側ユーザまで転送することで最低帯域の保証を
行う。本発明の多重化装置は中継ノード内に位置し、複
数ユーザで共用しているリンク帯域を各ユーザに重みに
したがって分配するという処理を行う。
【0030】本発明第一実施例を図1ないし図11を参
照して説明する。多重化装置は、図1に示すように、コ
ネクション識別部1、帯域制御部10、バッファ部11
から構成されている。コネクション識別部1では到着し
たパケットのヘッダからコネクションを識別する。帯域
制御部10では、そのコネクション情報をもとに帯域制
御に関する処理を行う。バッファ部11は単純なFIF
O型のバッファ6でリンクに収容されている全ユーザ間
で共用されている。
【0031】バッファ6にはキュー長監視部7が接続さ
れており、バッファ6のキュー長とパケット入出力時に
入出力パケットに関する情報を前段の仮想キュー管理部
3に伝達する。ここで、入出力パケットに関する情報と
は、バッファ6に入力またはバッファ6から出力される
パケットのパケット長およびそのパケットが属している
コネクションの識別番号を含む。
【0032】入力回線側からパケットが到着すると、コ
ネクション識別部1でパケットのコネクション識別が行
われ、後段の帯域制御部10に送られ、バッファ6に入
力するか否かの判定を行い、廃棄と判定されたパケット
はその場で廃棄され、廃棄と判定されなかったパケット
は後段のバッファ部11へと入力されFIFO規範にし
たがって出力回線へと出力される。
【0033】本発明では帯域制御部10でのパケット廃
棄に基づく帯域制御が重要な役割を果たす。したがっ
て、帯域制御部10の処理について詳細に説明する。帯
域制御部10は、仮想キュー管理部3、許可キュー長計
算部4、コネクション情報格納部2、パケット廃棄装置
5により構成されている。
【0034】仮想キュー管理部3では、キュー長監視部
7からの情報をもとにバッファ6のキュー長とコネクシ
ョン毎のキュー長とを算出する。仮想キュー管理部3は
コネクション情報格納部2と接続されており、算出され
たコネクション毎の仮想的なキュー長はコネクション情
報格納部2に記録される。
【0035】各キュー長の算出方法について説明する。
まず、バッファ6のキュー長の算出に関しては、キュー
長監視部7から伝達されるキュー長情報をそのまま仮想
キュー管理部3に保持するだけである。次にコネクショ
ン毎の仮想キュー長の算出方法であるが、初期状態では
バッファ6は空であるため、各コネクションの仮想キュ
ー長はゼロである。バッファ6にパケットが入力される
と、そのパケットのパケット長とコネクション識別番号
とがキュー長監視部7を通して伝達される。その情報を
もとに仮想キュー管理部3はコネクション識別部1にア
クセスし、該当コネクションの仮想キュー長に送られて
きたパケット長を足し込むという処理を行う。パケット
出力時にはこれとは逆に仮想キュー長から伝達されたパ
ケット長を減算するという処理を行う。
【0036】図2はコネクション情報格納部2の一例
で、仮想キュー管理部3で算出されたコネクション毎の
仮想キュー長に関する情報、コネクションの重みに関す
る情報が格納されている。
【0037】次に、許可キュー長計算部4は、仮想キュ
ー管理部3およびコネクション情報格納部2からバッフ
ァ6のキュー長に関する情報と、コネクション毎の仮想
キュー長、重みに関する情報を受け取り、それらをもと
に許可キュー長を計算する機能を持つ。ここでコネクシ
ョンの許可キュー長とはバッファ6への入力が認められ
る最大キュー長を表す。
【0038】コネクションiの許可キュー長AQiの計
算方法について具体的に説明する。コネクションの重み
をWi、現在のバッファ6のキュー長をXiとすると、 AQi=α(ΣXi)・Wi/Wact で計算される。α(ΣXi)はある連続関数で、図3な
いし図9のグラフはキュー長の関数α(ΣXi)の一例
である。横軸にキュー長ΣXiをとり、縦軸に関数α
(ΣXi)の値をとる。Wactはアクティブなコネク
ションの重みの和である。ここでアクティブなコネクシ
ョンとは仮想キュー長がゼロより大きなコネクション、
つまり少なくとも一つ以上のパケットがバッファ6に入
っているコネクションのことである。
【0039】関数α(ΣXi)はキュー長がある閾値
(図ではQmax)を超えるとゼロとなる。つまりキュ
ー長がある閾値を超えた場合には、輻輳であると判定さ
れ、各コネクションの許可キュー長はゼロとなる。
【0040】例えば、図3の例では閾値Qmaxを超え
ない範囲では、関数α(ΣXi)は一定の値をとり、閾
値Qmaxを超えたときには関数α(ΣXi)はゼロと
なる。すなわち、閾値Qmaxを超えない範囲で許可キ
ュー長AQiはコネクションの重みに比例して分配され
る。
【0041】図4の例では、キュー長ΣXiがゼロから
閾値Qmax未満の所定の値までの間で、途中までは関
数α(ΣXi)は緩やかに減少し、閾値Qmaxに近付
くにつれて急に減少し、閾値Qmaxではゼロとなる。
すなわち、許可キュー長AQiはキュー長ΣXiが小さ
いときには、コネクションiの重み以上に分配される
が、キュー長ΣXiが所定の値を超えると急峻に許可キ
ュー長AQiの分配率が低下する。
【0042】図5の例では、キュー長ΣXiと関数α
(ΣXi)の値とがリニアに反比例する。すなわち、許
可キュー長AQiはキュー長ΣXiにリニアに反比例す
る。最も単純かつ基本的な制御例である。
【0043】図6の例では、キュー長ΣXiと関数α
(ΣXi)の値とが二次関数にしたがって反比例する。
すなわち、許可キュー長AQiはキュー長ΣXiが小さ
いときには大きいが、キュー長ΣXiが増加するととも
に急に減少を始め、キュー長ΣXiが閾値Qmaxに近
付くにつれて減少が緩やかになる。これにより、キュー
長ΣXiが増え始めた時点でトラヒックの増加を強く抑
えることができる。
【0044】図7の例では、キュー長ΣXiと関数α
(ΣXi)の値とが図6に示す二次関数とは逆転した二
次関数にしたがって反比例する。すなわち、許可キュー
長AQiはキュー長ΣXiが小さいときには大きいが、
キュー長ΣXiが増加するとともに徐々に減り始め、キ
ュー長ΣXiが閾値Qmaxに近付くにつれて減少が急
になる。これにより、キュー長ΣXiが閾値Qmaxに
近付くにつれてトラヒックの増加を強く抑えることがで
きる。
【0045】図8の例では、キュー長ΣXiと関数α
(ΣXi)の値とが段階的に反比例する。すなわち、許
可キュー長AQiはキュー長ΣXiが小さいときには大
きいが、キュー長ΣXiが増加するとともに徐々に減り
始め、所定のキュー長ΣXiから急に減り始め、キュー
長ΣXiが閾値Qmaxに近付くにつれて再び減少が緩
やかになる。これにより、キュー長ΣXiがゼロと閾値
Qmaxとの中間付近にあるときにトラヒックの増加を
強く抑えることができる。
【0046】図9の例では、キュー長ΣXiと関数α
(ΣXi)の値とが図8の例とは逆転して段階的に反比
例する。すなわち、許可キュー長AQiはキュー長ΣX
iが小さいときには大きいが、キュー長ΣXiが増加す
るとともに急に減り始め、所定のキュー長ΣXiから緩
やかに減り始め、キュー長ΣXiが閾値Qmaxに近付
くにつれて再び急に減り始める。これにより、キュー長
ΣXiがゼロから増え始めた時点と閾値Qmaxに近付
いた時点とでトラヒックの増加を強く抑えることができ
る。
【0047】また、キュー長ΣXiとしては現在のキュ
ー長(パケット到着時のキュー長の瞬間値)を用いると
しているが、キュー長ΣXiとして一定時間内のキュー
長の平均値を採用してもよい。
【0048】パケット廃棄装置5は許可キュー長とコネ
クション毎の仮想キュー長から到着したパケットをバッ
ファ6へ入力するか廃棄するかの判定をする。図10は
確定的な廃棄処理を行うパケット到着時の処理フローを
示すフローチャートであるが、図10に示すように、仮
想キュー長ΣXiが許可キュー長AQi以下であればバ
ッファ6に入力し、許可キュー長AQiを超えていれ
ば、Tagが付けられているパケットは廃棄し、Tag
が付けられていないパケットはバッファ6へ入力するこ
とにより、常に各コネクションの最低帯域は保証しつ
つ、バッファ6の占有率が公平になるように制御する。
【0049】また、仮想キュー長が許可キュー長を超え
ていた場合には、上記のように確定的にパケット廃棄す
るのではなく、確率的にパケット廃棄することも可能で
ある。図11は確率的な廃棄処理を行うパケット到着時
の処理フローを示すフローチャートであるが、図11に
示すように、許可キュー長をAQi、仮想キュー長をΣ
Xiとすると、廃棄確率Pは、 P=(ΣXi−AQi)/ΣXi で与えられる。つまり、仮想キュー長が許可キュー長を
超えた場合には、超えた割合だけ落すというものであ
る。確率的な廃棄によって帯域制御することで、一つの
コネクションに注目した場合には、仮想キュー長が許可
キュー長を超えたときでも、連続してパケットが廃棄さ
れる現象が、確定的にパケット廃棄する場合よりも減少
するため、TCPのレート制御との親和性が高くなると
いえる。バッファ6へと入力されたパケットはFIFO
規範にしたがって出力回線へと出力される。
【0050】図11における擬似乱数Randの生成
は、パケット到着毎に行われ、廃棄確率Pと擬似乱数R
andとを比較した結果に基づき廃棄を実行することに
より、実際に廃棄確率Pによる廃棄を実現することがで
きる。例えば、廃棄確率Pが0.5であるときに、擬似
乱数Randが0.5よりも大きい値をとる確率もまた
0.5であり、擬似乱数Randが0.5よりも大きい
場合に廃棄を実行することにより、廃棄確率Pにしたが
った廃棄が行われる。
【0051】本発明のパケット廃棄装置5が適用される
多重化装置はキュー長をもとに網の輻輳状態を推定し、
輻輳であると判定されれば許可キュー長はゼロに等しく
なり、最低保証帯域以下のレートで網に送出されている
パケットのみを網は転送する。キュー長がある閾値以下
のときは、余剰帯域が存在すると判断され、各コネクシ
ョンは重みに比例したバッファの占有によって、帯域を
コネクション間に公平に配分される。
【0052】また、ハードウェア構成が簡易なFIFO
バッファでGFRサービスを実現しつつ、WRR方式等
のようなコネクション毎に個別にバッファを持ってパケ
ットの読出制御を行う方法と同様に余剰帯域を公平にコ
ネクション間の分配することが可能である。また、一つ
のバッファを多数のコネクションで共用するため、コネ
クション毎に個別にバッファを持つ方式に比べて、統計
多重効果により必要なバッファ量を削減できるという利
点もある。
【0053】次に、本発明第一実施例におけるパケット
廃棄装置5の特徴として、パケット廃棄装置5が受付拒
否したコネクションjのキュー長Xjが前記許可キュー
長AQjを超えている割合を算出し、この算出された割
合が所定の値を超えているときには少なくとも2個連続
してコネクションjのパケットを受付拒否し、この算出
された割合が所定の値以下であるときには受付拒否した
コネクションjのパケットについて連続した受付拒否を
禁止する。
【0054】すなわち、急激にキュー長Xjが許可キュ
ー長AQjを超えたときには、輻輳発生を回避するため
に急激なトラヒック制御を行う必要がある。そのような
事態が発生したときには、パケットを連続して廃棄する
ことにより対処することができる。反対に、緩やかにキ
ュー長Xjが許可キュー長AQjを超えたときには、緩
やかなトラヒック制御を行って安定したトラヒック制御
を実現することができる。
【0055】また、キュー長監視部7の機能として、キ
ュー長Xiの所定の変化周期以下の変化周期についてキ
ュー長Xiを検出する。これにより、瞬間的なキュー長
Xiの変化を吸収し、外乱によるトラヒック制御の誤動
作を回避することができる。
【0056】あるいは、キュー長監視部7の機能とし
て、単位時間内のキュー長Xiの最大値をキュー長Xi
の検出結果として当該単位時間毎に出力する。これによ
り、瞬間的なキュー長Xiの変化を吸収し、外乱による
トラヒック制御の誤動作を回避することができる。
【0057】図12に示すように、バッファ6にモニタ
リングパケットを送出するモニタリングパケット挿入部
18を備え、キュー長監視部7は、このモニタリングパ
ケット挿入部18から送出されたモニタリングパケット
がバッファ6に入力された時刻と当該モニタリングパケ
ットがバッファ6から出力された時刻との時間差にした
がってキュー長Xを検出する。
【0058】これにより、単にパケット蓄積数に基づく
キュー長Xiの検出と比較すると、実際の遅延時間等の
パラメータを含めた実効的なキュー長Xiを検出するこ
とができる。
【0059】また、一つのコネクションに属するパケッ
トをさらに二つのサービスクラスに分類して取り扱うこ
ともできる。一つのサービスクラスは、リアルタイム性
を重要視するパケットに対するリアルタイム(R)クラ
スであり、もう一つのサービスクラスは、リアルタイム
性を重要視しないパケットに対するノンリアルタイム
(NR)クラスである。
【0060】このためには、図1に示すコネクション識
別部1において、到着するパケットのコネクションを識
別すると共にそのパケットのサービスクラスを識別す
る。また、仮想キュー管理部3では、バッファ6に蓄積
されたパケットのコネクションの情報と共にサービスク
ラスの情報も取得する。これにより、コネクション情報
格納部2には、図13に示すようなテーブルを設けるこ
とができる。
【0061】例えば、コネクション#1についてみる
と、仮想キュー長としてリアルタイムクラスに属するX
1(R)およびノンリアルタイムクラスに属するX1
(NR)が記録されている。また、重みとしてリアルタ
イムクラスの重みW1(R)およびノンリアルタイムク
ラスの重みW1(NR)が記録されている。重みW1
(R)はW1(NR)よりも重く設定されており、リア
ルタイムクラスに属するパケットをノンリアルタイムク
ラスに属するパケットに優先して読出すことができる。
【0062】これにより、リアルタイム性を重要視する
パケットの遅延を少なくすることができるため、ユーザ
に対するQoSを向上させることができる。
【0063】(第二実施例)本発明のパケット廃棄装置
が適用される本発明第二実施例の多重化装置を図15を
参照して説明する。図15は本発明第二実施例の多重化
装置のブロック構成図である。
【0064】多重化装置は、図15に示すように、到着
する固定長パケットであるセルの属するコネクション1
〜kを識別するコネクション識別部1と、当該セルの受
付可否を判定する受付判定部15と、この受付判定部1
5の判定結果にしたがってセルを一時蓄積するFIFO
型のバッファ6と、コネクションi毎にセルの到着レー
トRiを検出するレート検出部8と、コネクションi毎
にあらかじめ定められた重みWiの値を保持するコネク
ション情報格納部2とを備え、セルの到着レートRiに
はあらかじめ閾値となる最大レートが設定され、当該最
大レートを超えるとほぼゼロになる前記セルの到着レー
トRiの総和ΣRiの連続関数をβ(ΣRi)とし、バ
ッファ部11のバッファ6に1以上のセルが蓄積されて
いるコネクションiの前記重みの和をWactとし、許
可到着レート計算部14は、許可到着レートACRiを ACRi=β(ΣRi)・Wi/Wact として計算し、受付判定部15は、コネクションi毎の
セルの到着レートRiが当該許可到着レートACRi以
下のコネクションに属するセルについてはこれを受付許
可と判定する。
【0065】本実施例では、複数コネクションが混在し
て一つのバッファ6に蓄積されている状況下における実
際のバッファ6のキュー長に対してキュー長監視部7お
よび仮想キュー管理部3によりコネクションi毎にバッ
ファ6のキュー長Xiを検出したものを仮想キュー長と
いう。
【0066】図14は本発明を適用して最低帯域保証サ
ービスの提供を行うネットワークの構成図である。発側
ユーザは着側ユーザへとネットワークを通してパケット
を送出する。ネットワークはユーザに対して契約してい
る最低帯域までの転送レートの保証を行う。ネットワー
クの各リンクには複数ユーザが収容されており、余剰帯
域に関しては料金や最低保証帯域などに基づいて決めら
れる重みにしたがってユーザ間に分配される。
【0067】このように、本発明のパケット廃棄装置を
備えた多重化装置は、図14に示すように、ネットワー
クに設けることにより、帯域制御装置(UPC:Usage
Parameter Control)として用いることができる。ま
た、パケット交換スイッチ内に設けることにより、当該
スイッチ内のバッファの輻輳の回避にも利用できる。
【0068】まず、発側ユーザがネットワークにパケッ
トを送出すると、ネットワークの入側エッジに位置する
レート観測装置でユーザのネットワークへのパケット送
出レートが計測される。パケットの送出レートが最低保
証帯域を超えていれば、パケットのヘッダにTagが付
けられ、最低保証帯域以下で送出されるパケットに関し
てはそのままネットワークへと送出される。Tagが付
けられていないパケットをネットワーク内で廃棄するこ
となく着側ユーザまで転送することで最低帯域の保証を
行う。本発明の多重化装置は中継ノード内に位置し、複
数ユーザで共用しているリンク帯域を各ユーザに重みに
したがって分配するという処理を行う。
【0069】本発明第二実施例におけるパケット廃棄装
置としての図15に示す受付判定部15の特徴として、
受付判定部15が受付拒否したコネクションjの到着レ
ートRjが許可到着レートACRjを超えている割合を
算出し、この算出された割合が所定の値を超えていると
きには少なくとも2個連続してコネクションjのパケッ
トを受付拒否し、この算出された割合が所定の値以下で
あるときには受付拒否したコネクションjのパケットに
ついて連続した受付拒否を禁止する。
【0070】すなわち、急激に到着レートRjが許可到
着レートACRjを超えたときには、輻輳発生を回避す
るために急激なトラヒック制御を行う必要がある。その
ような事態が発生したときには、パケットを連続して廃
棄することにより対処することができる。反対に、緩や
かに到着レートRjが許可到着レートACRjを超えた
ときには、緩やかなトラヒック制御を行って安定したト
ラヒック制御を実現することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網内に設置することにより、通信網に収容されてい
る各コネクションに対し、輻輳時においても契約してい
る最低帯域を保証しつつ、通常時(非輻輳時)には、余
剰帯域をコネクション間で公平に分配し、より効率的な
網資源の利用を可能にすることができる。また、高速回
線においても経済的に実現可能なパケット廃棄装置を実
現することができる。さらに、パケット交換スイッチ等
のノード内に設置することにより、簡単なハードウェア
構成を実現し、効率の良いノード内の輻輳回避を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の多重化装置のブロック構成
図。
【図2】コネクション情報格納部のテーブル例を示す
図。
【図3】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図4】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図5】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図6】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図7】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図8】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図9】関数α(ΣXi)の例を示す図。
【図10】確定的な廃棄処理を行うパケット到着時の処
理フローを示すフローチャート。
【図11】確率的な廃棄処理を行うパケット到着時の処
理フローを示すフローチャート。
【図12】モニタリングパケットを用いるキュー長検出
を説明するための図。
【図13】コネクション情報格納部のテーブル例を示す
図。
【図14】本発明を適用したネットワーク構成の一例を
示す図。
【図15】本発明第二実施例の多重化装置のブロック構
成図。
【図16】従来のWRR方式の概要を説明するための
図。
【符号の説明】
1 コネクション識別部 2 コネクション情報格納部 3 仮想キュー管理部 4 許可キュー長計算部 5 パケット廃棄装置 6 バッファ 7 キュー長監視部 8 レート検出部 10 帯域制御部 11 バッファ部 14 許可到着レート計算部 15 受付判定部 18 モニタリングパケット挿入部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 到着するパケットの受付可否を判定する
    手段と、この判定により受付拒否されたパケットについ
    てはこれを廃棄する手段とを備えたパケット廃棄装置に
    おいて、 前記判定する手段は、少なくもと2個連続してパケット
    を受付拒否する手段を備えたことを特徴とするパケット
    廃棄装置。
  2. 【請求項2】 前記判定する手段は、連続した受付拒否
    を禁止する手段を備えた請求項1記載のパケット廃棄装
    置。
  3. 【請求項3】 前記2個連続してパケットを受付拒否す
    る手段と前記連続した受付拒否を禁止する手段とを切替
    選択する手段を備えた請求項1または2記載のパケット
    廃棄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8037306B2 (en) 2005-02-28 2011-10-11 Beijing Lenovo Software Ltd. Method for realizing network access authentication

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