JP2003023328A - オーディオアンプ - Google Patents

オーディオアンプ

Info

Publication number
JP2003023328A
JP2003023328A JP2001205634A JP2001205634A JP2003023328A JP 2003023328 A JP2003023328 A JP 2003023328A JP 2001205634 A JP2001205634 A JP 2001205634A JP 2001205634 A JP2001205634 A JP 2001205634A JP 2003023328 A JP2003023328 A JP 2003023328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply voltage
transformer
power switch
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001205634A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Kitamura
守 喜多村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSC Co Ltd
Original Assignee
Nigata Semitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nigata Semitsu Co Ltd filed Critical Nigata Semitsu Co Ltd
Priority to JP2001205634A priority Critical patent/JP2003023328A/ja
Priority to TW091114543A priority patent/TW586265B/zh
Priority to PCT/JP2002/006782 priority patent/WO2003005571A1/ja
Publication of JP2003023328A publication Critical patent/JP2003023328A/ja
Priority to US10/725,290 priority patent/US6844777B2/en
Priority to US10/711,382 priority patent/US6937092B2/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2171Class D power amplifiers; Switching amplifiers with field-effect devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
    • H03F3/217Class D power amplifiers; Switching amplifiers
    • H03F3/2173Class D power amplifiers; Switching amplifiers of the bridge type
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F2200/00Indexing scheme relating to amplifiers
    • H03F2200/331Sigma delta modulation being used in an amplifying circuit

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワースイッチ1(ICチップ10)の小さ
な電源電圧VDDからスピーカ3において大きな出力電
力を得ることができるようにする。 【解決手段】 MOSトランジスタQ1〜Q4に供給さ
れる電源電圧VDDに基づいてオーディオ信号を増幅し
て出力するパワースイッチ1とスピーカ3との間に、入
力電流を電圧出力に変換するトランス11を設け、巻数
比(Ns/Np)を適当に決めることにより、パワースイ
ッチ1の電源電圧VDDを大きくしなくても、当該小さ
な電源電圧VDDからスピーカ3の両端に大きな電圧V
sが発生するようにし、これによって大きな出力電力を
得ることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオアンプに
関し、特に、MOSトランジスタのスイッチング動作に
よりスピーカを駆動するタイプのデジタルアンプ(D級
アンプ)に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のA級/AB級アンプをアナログア
ンプと呼ぶのに対し、D級アンプは、パワーMOSFE
Tをスイッチング動作させてスピーカを駆動する特徴を
有することから、デジタルアンプとも呼ばれる。デジタ
ルアンプは、従来のアナログアンプに比べて、電力効率
が良い。そのため、近年におけるオーディオ機器の小型
化・低消費電力化の要求を背景に、デジタルアンプを採
用するオーディオ機器が増えている。
【0003】図3は、従来のデジタルアンプの一部構成
例を示す図である。ここでは、いわゆる1ビット方式の
デジタルアンプを示している。1ビット方式は、全ての
サンプル点について量子化データの絶対量を記録する従
来のPCM方式と異なり、直前のデータに対する変化量
を2値信号として記録するだけで、PCM方式のような
情報量の間引きや補間がない。そのため、量子化によっ
て得られる1ビット信号は極めてアナログに近い特性を
示している。したがって、D/A変換器を必要とせず、
最終段に設けたローパスフィルタにより高周波成分のデ
ジタル信号を除去するだけの単純なプロセスで元のアナ
ログ信号を再現することができる。
【0004】図3において、10はICチップである。
このICチップ10には、pMOSトランジスタQ1,
Q2およびnMOSトランジスタQ3,Q4のフルブリ
ッジ構成で成るパワースイッチ1が集積されている。p
MOSトランジスタQ1,Q2は、端子4を介してチッ
プ外部の電源電圧VDDに接続されている。nMOSト
ランジスタQ3,Q4は、端子5を介してチップ外部で
接地されている。
【0005】また、図示は省略しているが、ICチップ
10には、パワースイッチ1の各MOSトランジスタQ
1〜Q4を駆動するための回路も集積されている。この
駆動のための回路は、入力オーディオ信号に対してΔΣ
変調あるいはパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modu
lation)を施し、当該オーディオ信号に応じたパルス幅
を有する駆動信号を生成するための回路を含む。
【0006】パワースイッチ1の各MOSトランジスタ
Q1〜Q4は、図示しない回路により生成された駆動信
号に基づいてスイッチング動作する。すなわち、駆動信
号のパルス幅に応じて、各MOSトランジスタQ1〜Q
4をON状態とする時間が制御される。これにより、パ
ワースイッチ1は、制御された駆動時間分だけ電源電圧
VDDに基づきオーディオ信号を増幅して出力する。
【0007】このパワースイッチ1により増幅されたオ
ーディオ信号は、端子6,7を介してICチップ10の
外部に出力される。そして、コイルL1,L2およびコ
ンデンサCから成るLPF2を通してアナログオーディ
オ信号となり、スピーカ3より出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
たオーディオアンプにおいて、スピーカ3にて大きな出
力電力(例えば10[W]以上)を得るためには、パワ
ースイッチ1に供給する電源電圧VDDを高くする必要
がある。しかしながら、そのためにはICチップ10内
の素子の耐圧を十分に大きくしなければならない。素子
の耐圧を大きくするためには、ICチップ10のプロセ
ス上特殊な工夫をしなければならず、専用の設備を備え
る必要もあるため、容易には実現できないという問題が
あった。
【0009】また、ICチップ10内には、パワースイ
ッチ1の他にも様々な回路が集積されており、その中に
は低電圧で動作する回路も存在する。したがって、パワ
ースイッチ1に対する電源電圧VDDを大きくした場合
には、高電圧で動作する回路と低電圧で動作する回路と
がICチップ10内に混在することになる。この場合
は、レベルシフト機能などを含め、高電圧の制御系と低
電圧の制御系とを混載した複雑な制御回路が必要にな
る。しかし、このように高電圧と低電圧の制御系を混載
するプロセスは容易には実現できない。また、ICチッ
プ10の構成が複雑で大きくなるという問題もあった。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、パワースイッチ(ICチップ)
に対する電源電圧が低電圧のままで、スピーカに大きな
出力電力を得ることができるようにすることを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のオーディオアン
プは、供給される電源電圧に基づきオーディオ信号を増
幅して出力する増幅手段と、上記増幅手段の後段に設け
られ、入力側の電圧から出力側の電圧へと電圧変換を行
う電圧変換手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の他の態様では、供給される駆動信
号のパルス幅に応じてトランジスタがスイッチング動作
し、上記トランジスタに供給される電源電圧に基づきオ
ーディオ信号を増幅して出力するパワースイッチと、上
記パワースイッチの後段に設けられ、上記パワースイッ
チより入力される信号に基づいて電圧変換を行うトラン
スとを備えたことを特徴とする。
【0013】本発明のその他の態様では、上記パワース
イッチを構成する上記トランジスタの面積を、上記電源
電圧に基づいて所望の大きさの電流を上記トランスに入
力するのに必要な大きさに形成したことを特徴とする。
【0014】本発明のその他の態様では、上記パワース
イッチに接続された電源電圧の他に、上記トランスに接
続された第2の電源電圧を備え、上記第2の電源電圧を
上記電源電圧よりも大きくしたことを特徴とする。
【0015】本発明のその他の態様では、上記パワース
イッチの出力信号に基づいてスイッチング動作し、上記
第2の電源電圧に基づいて上記トランスに電流を入力す
る2つのトランジスタを備え、上記2つのトランジスタ
を交互に駆動するようにしたことを特徴とする。
【0016】本発明のその他の態様では、トランジスタ
のスイッチング動作により音声出力手段を駆動するよう
になされたオーディオアンプにおいて、上記トランジス
タに供給される電源電圧に基づいてオーディオ信号を増
幅して出力する増幅手段と上記音声出力手段との間に、
入力電流を電圧出力に変換する電圧変換手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0017】上記のように構成した本発明によれば、増
幅手段と音声出力手段との間に設けられた電圧変換手段
によって、小さな入力電圧から大きな出力電圧へと変換
が行われ、これによって音声出力手段に大きな出力電力
が与えられることとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)まず、本発明
の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、
第1の実施形態によるオーディオアンプの一部構成例を
示す図である。なお、図1において、図3に示した構成
要素と同一の機能を有する構成要素には同一の符号を付
している。
【0019】図1において、10はICチップである。
このICチップ10には、pMOSトランジスタQ1,
Q2およびnMOSトランジスタQ3,Q4のフルブリ
ッジ構成で成るパワースイッチ1が集積されている。p
MOSトランジスタQ1,Q2は、端子4を介してチッ
プ外部の電源電圧VDDに接続されている。nMOSト
ランジスタQ3,Q4は、端子5を介してチップ外部で
接地されている。
【0020】また、図示は省略しているが、ICチップ
10には、パワースイッチ1の各MOSトランジスタQ
1〜Q4を駆動するための回路も集積されている。この
駆動のための回路は、入力オーディオ信号に対してΔΣ
変調あるいはパルス幅変調を施し、当該オーディオ信号
に応じたパルス幅を有する駆動信号を生成するための回
路を含む。
【0021】パワースイッチ1の各MOSトランジスタ
Q1〜Q4は、図示しない回路により生成された駆動信
号に基づいてスイッチング動作する。すなわち、駆動信
号のパルス幅に応じて、各MOSトランジスタQ1〜Q
4をON状態とする時間が制御される。これにより、パ
ワースイッチ1は、制御された駆動時間分だけ電源電圧
VDDに基づきオーディオ信号を増幅して出力する。
【0022】このパワースイッチ1により増幅されたオ
ーディオ信号は、端子6,7を介してICチップ10の
外部に出力される。本実施形態においては、ICチップ
10の出力段に、パワースイッチ1からの入力電圧を所
望の電圧に変換するトランス11を設けている。トラン
ス11の1次側コイルの巻数はNp、2次側コイルの巻
数はNsである。
【0023】トランス11の出力段には、コイルL1,
L2およびコンデンサCから成るLPF12が設けられ
ている。パワースイッチ1から出力されトランス11を
通過した信号は、LPF12を通してアナログオーディ
オ信号となり、スピーカ3より出力される。
【0024】上記図1に示すように、本実施形態では、
パワースイッチ1とスピーカ3との間にトランス11を
設け、パワースイッチ1に供給される低電源電圧VDD
からトランス11により高電圧を得て、より大きな電力
をスピーカ3に出力できるようにしている。
【0025】いま、トランス11の1次側コイルに流れ
込む電流をIp、2次側コイルから流れ出る電流をIs、
1次側コイルの両端に生じる電圧をVp、2次側コイル
の両端に生じる電圧をVsとする。このとき、 Np・Ip=Ns・Is …(1) Ns/Np=Vs/Vp …(2) が成り立つ。
【0026】上記式(1)より、電流Ipは、 Ip=(Ns/Np)・Is …(3) となる。また、コイルL1,L2の抵抗値がほぼ0
[Ω]であるとすると、スピーカ3の負荷Rに電力PR
を供給する場合、電流Isは、 Is=Vs/R …(4) と表せる。
【0027】また、上記式(2)から、 Vs=Vp(Ns/Np) …(5) となる。上記式(5)より、負荷Rに供給される電力P
Rは、 PR=Vs2/R=Vp2(Ns/Np)2/R …(6) となる。
【0028】例えば、負荷Rの抵抗値を4[Ω]とする
と、これに10[W]の電力PRを出力したい場合に、
トランス11の2次側コイルの両端に生じる電圧Vsと
して必要な値は、上記式(6)より、 Vs=(PR・R)1/2=(10×4)1/2≒6.32
[V] となる。このとき、2次側コイルの電流Isには、上記
式(4)より、 Is=Vs/R=6.32/4=1.58[A] が必要となる。
【0029】また、パワースイッチ1に供給される電源
電圧をVDD、MOSトランジスタQ1,Q2のオン抵
抗をRon、トランス11の1次側コイルの直流抵抗をR
pとすると、1次側コイルの両端に生じる電圧Vpは、 Vp=VDD−(Ron+Rp)×Ip …(7) と表される。ここでは、直流抵抗Rpはほぼ0[Ω]で
あるとする。
【0030】式(7)から分かるように、電源電圧VDD
が5[V]の場合、1次側コイルの電圧Vpは5[V]
以上にはならないので、トランス11の最小巻数比は、
式(2)より、 Ns/Np=Vs/Vp=6.32/5=1.264 となる。この場合、1次側コイルの電流Ipは、式(3)よ
り、 Ip=(Ns/Np)・Is=1.264×1.58≒2
[A] となる。
【0031】つまり、トランス11の1次側コイルから
の入力電力が5[V]×2[A]=10[W]で、負荷
Rへの供給電力も10[W]となる。電力変換効率が1
00%の場合はこれが成り立つ。しかし、実際にはMO
SトランジスタQ1,Q2のオン抵抗Ronが存在するの
で、1次側コイルの電圧Vpは電源電圧VDDの5
[V]より小さくなる。そのため、トランス11の巻数
比は、1.264よりも大きくする必要がある。どれく
らいの巻数比にするかは、2次側コイルの電流Isとオ
ン抵抗Ronとの関係による。
【0032】以上のことから、例えばMOSトランジス
タQ1,Q2のオン抵抗Ronが数[Ω]以上であると、
トランス11の巻数比をかなり大きくしても、1次側コ
イルの電流Ipを大きくできないので、1次側コイルの
電圧Vpが上がらず、そのため2次側コイルの電圧Vsも
上がらない。よって、2次側コイルに1.58[A]程
度の大きな電流Isを流すことができない。
【0033】一方、MOSトランジスタQ1,Q2のオ
ン抵抗Ronを十分に小さな0.1[Ω]とし、1次側コ
イルの電流Ipを3[A]と想定すると、1次側コイル
の電圧Vpは、式(7)より、 Vp=5[V]−(0.1[Ω]×2)×3[A]=
4.4[V] となる。
【0034】上述のように、2次コイルの電圧Vsには
6.32[V]が必要なので、トランス11の巻数比
は、式(2)より、 Ns/Np=Vs/Vp=6.32/4.4≒1.44 となる。この場合、2次側コイルの電流Isは1.58
[A]なので、1次側コイルの電流Ipは、式(3)より、 Ip=(Ns/Np)・Is=1.44×1.58≒2.2
8[A] となる。
【0035】このように、想定した電流Ip=3[A]
よりも、実際に必要となる電流Ip=2.28[A]の
方が小さいので、動作可能である。よって、電源電圧V
DDが5[V]の場合、MOSトランジスタQ1,Q2
のオン抵抗Ronを0.1〜0.2[Ω]程度まで十分に
小さくしなければ、トランス11を用いても、抵抗値が
4[Ω]の負荷Rに大きな出力電力を供給することはで
きない。
【0036】MOSトランジスタQ1,Q2のオン抵抗
onを小さくするには、MOSトランジスタQ1,Q2
の面積を大きくすれば良い。なお、MOSトランジスタ
Q1,Q2の面積を大きくすることにより、その分だけ
ICチップ10の面積が増大する。しかし、トランス1
1を用いずに、パワースイッチ1の電源電圧VDDを5
[V]より大きくすることによって大電力を得るように
していた従来方式と異なり、素子の耐圧を大きくするた
めにプロセス上特殊な工夫をしたり、電源系の複雑な制
御回路をICチップ10内に設ける必要がない。したが
って、従来方式に比べれば、ICチップ10内の回路は
簡素化されており、全体としてのチップ面積も大きくな
らない。
【0037】なお、本実施形態のトランス11は、真空
管を用いたパワーアンプなどで周波数の低いアナログ信
号を通す従来のトランスと異なり、高速のパルス信号を
通すものであるから、その規模は小さくできる。
【0038】以上のように、本実施形態によれば、トラ
ンス11を設けるとともに、MOSトランジスタQ1,
Q2の面積を大きくしてオン抵抗Ronを小さくすること
により、ICチップ10の小さい電源電圧VDDからス
ピーカ3において大きさ出力電力PRを得ることができ
る。その際、トランス11の巻数比を変えるだけで、所
望の大きさの出力電力PRを得ることができる。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図2は、第2の実施形態に
よるオーディオアンプの構成例を示す図である。図2に
おいて、図1に示した構成要素と同一の機能を有する構
成要素には同一の符号を付している。
【0040】図2において、ICチップ10の内部構成
は図示していないが、図1と同様にパワースイッチ1を
備えている。パワースイッチ1より出力された信号は、
ICチップ10の外部に設けた2つのnMOSトランジ
スタQ5,Q6のゲートに供給される。nMOSトラン
ジスタQ5,Q6のソースは共に接地され、各々のドレ
インがトランス11の1次コイルの両端に接続されてい
る。
【0041】本実施形態では、パワースイッチ1に対す
る電源電圧VDDとは別に、第2の電源電圧VDD’を
設け、これをトランス11の1次コイルの適当な位置
(例えば中間位置)に接続している。この第2の電源電
圧VDD’の値は、電源電圧VDDの値よりも大きく設
定する。例えば、電源電圧VDDは5[V]、第2の電
源電圧VDD’は12[V]である。
【0042】上記2つのnMOSトランジスタQ5,Q
6は、パワースイッチ1より出力されるパルス信号に基
づいてスイッチング動作し、交互にオンとなる。これに
よって、第2の電源電圧VDD’に基づいてトランス1
1に対して電流を交互に入力する。
【0043】パワースイッチ1の出力段に1つのMOS
トランジスタを接続し、当該1つのMOSトランジスタ
を駆動してトランス11に電流を供給する方法も考えら
れる。しかし、図2のように2つのnMOSトランジス
タQ5,Q6を設け、一方がオフの期間中でも他方をオ
ンとして電流を供給することにより、トランス11の電
圧変換効率を向上させることができる。
【0044】上記図2のような構成によれば、パワース
イッチ1を構成するMOSトランジスタQ1,Q2のオ
ン抵抗を小さくするために当該MOSトランジスタQ
1,Q2の面積を大きくしなくても、パワースイッチ1
の電源電圧VDDより大きな第2の電源電圧VDD’に
基づいて、トランス11の1次コイルに対してより大き
な電流Ipを供給して、大きな出力電圧Vsを得ることが
できる。また、大きな出力電圧Vsを得るためにトラン
ス11の巻数比を大きくする必要もない。
【0045】さらに、ICチップ10の電源電圧VDD
は低電圧のままであるから、素子の耐圧を大きくするた
めにプロセス上特殊な工夫をしたり、電源系の複雑な制
御回路をICチップ10内に設ける必要がない。したが
って、ICチップ10に対する電源電圧VDDそのもの
を大きくしていた従来方式に比べて、ICチップ10内
の回路を簡素化し、全体としてのチップ面積を小さくす
ることができる。
【0046】また、第2の電源電圧VDD’に基づいて
トランス11の1次コイルに電流Ipを供給するnMO
SトランジスタQ5,Q6は、ICチップ10の外部に
設けているので、ICチップ10の回路面積という制約
を受けることなく、自由に構成することが可能である。
したがって、当該nMOSトランジスタQ5,Q6の面
積を大きくしてオン抵抗を小さくすることにより、更に
大きな電流Ipをトランス11の1次コイルに供給し、
より大きな出力電力を得ることができる。
【0047】なお、上記各実施形態では、ICチップ1
0の低電源電圧VDDから高出力電圧Vsを得るための
構成としてトランス11を用いたが、同様のレベルシフ
ト(昇圧など)を行うことが可能な回路であれば、トラ
ンス11の代わりに適用することが可能である。ただ
し、トランス11を用いた場合は、巻数比を変えるだけ
の簡単な調整で、所望の大きさの出力電力を得ることが
可能というメリットを有する。
【0048】また、上記第2の実施形態では、ICチッ
プ10外部のMOSトランジスタとして2つのnMOS
トランジスタQ5,Q6を用いているが、2つのpMO
Sトランジスタにより構成することも可能である。ま
た、1つのnMOSトランジスタと1つのpMOSトラ
ンジスタとにより構成することも可能である。
【0049】その他、上記説明した各実施形態は、本発
明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに
過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に
解釈されてはならないものである。すなわち、本発明は
その精神、またはその主要な特徴から逸脱することな
く、様々な形で実施することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、トランジスタに供給される電源電圧に基づいてオ
ーディオ信号を増幅して出力する増幅手段と音声出力手
段との間に、電圧変換を行う電圧変換手段を設けたの
で、上記トランジスタに供給される電源電圧を大きくし
なくても、当該小さな電源電圧から音声出力手段におい
て大きな出力電力を得ることができる。
【0051】また、上記電圧変換手段としてトランスを
用いた場合は、その巻数比を変えるだけの簡単な調整
で、所望の大きさの出力電力を得ることができる。ま
た、上記トランジスタの面積を大きくした場合は、その
オン抵抗を小さくしてトランスに大電流を流し込むこと
ができる。その結果、トランスの巻数比を大きくしなく
ても、上記トランジスタに対する小さな電源電圧から音
声出力手段において大きな出力電力を得ることができ
る。
【0052】また、上記増幅手段に接続された電源電圧
の他に、上記電圧変換手段に接続された第2の電源電圧
を設け、第2の電源電圧を電源電圧よりも大きくした場
合には、上記増幅手段に接続された電源電圧を大きくし
たり、オン抵抗を小さくするために増幅手段のトランジ
スタの面積を大きくしたり、トランスの巻数比を大きく
したりしなくても、増幅手段に対する小さな電源電圧か
ら大きな出力電力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態によるオーディオアンプの構成
例を示す図である。
【図2】第2の実施形態によるオーディオアンプの構成
例を示す図である。
【図3】従来のオーディオアンプの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 パワースイッチ 3 スピーカ 10 ICチップ 11 トランス 12 LPF Q1,Q2 pMOSトランジスタ Q3,Q4 nMOSトランジスタ Q5,Q6 nMOSトランジスタ
フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA02 AA41 CA35 FA03 FA20 HA10 HA17 HA29 HA33 HA35 HA39 KA18 KA42 KA47 KA53 KA62 MA21 SA05 UW09 5J092 AA02 AA41 CA35 FA03 FA20 HA10 HA17 HA29 HA33 HA35 HA39 KA18 KA42 KA47 KA53 KA62 MA21 SA05 VL08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される電源電圧に基づきオーディオ
    信号を増幅して出力する増幅手段と、 上記増幅手段の後段に設けられ、入力側の電圧から出力
    側の電圧へと電圧変換を行う電圧変換手段とを備えたこ
    とを特徴とするオーディオアンプ。
  2. 【請求項2】 供給される駆動信号のパルス幅に応じて
    トランジスタがスイッチング動作し、上記トランジスタ
    に供給される電源電圧に基づきオーディオ信号を増幅し
    て出力するパワースイッチと、 上記パワースイッチの後段に設けられ、上記パワースイ
    ッチより入力される信号に基づいて電圧変換を行うトラ
    ンスとを備えたことを特徴とするオーディオアンプ。
  3. 【請求項3】 上記パワースイッチを構成する上記トラ
    ンジスタの面積を、上記電源電圧に基づいて所望の大き
    さの電流を上記トランスに入力するのに必要な大きさに
    形成したことを特徴とする請求項2に記載のオーディオ
    アンプ。
  4. 【請求項4】 上記パワースイッチに接続された電源電
    圧の他に、上記トランスに接続された第2の電源電圧を
    備え、上記第2の電源電圧を上記電源電圧よりも大きく
    したことを特徴とする請求項2に記載のオーディオアン
    プ。
  5. 【請求項5】 上記パワースイッチの出力信号に基づい
    てスイッチング動作し、上記第2の電源電圧に基づいて
    上記トランスに電流を入力する2つのトランジスタを備
    え、上記2つのトランジスタを交互に駆動するようにし
    たことを特徴とする請求項4に記載のオーディオアン
    プ。
  6. 【請求項6】 トランジスタのスイッチング動作により
    音声出力手段を駆動するようになされたオーディオアン
    プにおいて、 上記トランジスタに供給される電源電圧に基づいてオー
    ディオ信号を増幅して出力する増幅手段と上記音声出力
    手段との間に、入力電流を電圧出力に変換する電圧変換
    手段を設けたことを特徴とするオーディオアンプ。
JP2001205634A 2001-07-06 2001-07-06 オーディオアンプ Withdrawn JP2003023328A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205634A JP2003023328A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 オーディオアンプ
TW091114543A TW586265B (en) 2001-07-06 2002-07-01 Audio amplifier
PCT/JP2002/006782 WO2003005571A1 (fr) 2001-07-06 2002-07-04 Amplificateur audio
US10/725,290 US6844777B2 (en) 2001-07-06 2003-12-02 Audio amplifier
US10/711,382 US6937092B2 (en) 2001-07-06 2004-09-15 Audio amplifier

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001205634A JP2003023328A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 オーディオアンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003023328A true JP2003023328A (ja) 2003-01-24

Family

ID=19041907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001205634A Withdrawn JP2003023328A (ja) 2001-07-06 2001-07-06 オーディオアンプ

Country Status (4)

Country Link
US (2) US6844777B2 (ja)
JP (1) JP2003023328A (ja)
TW (1) TW586265B (ja)
WO (1) WO2003005571A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237859A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Rohm Co Ltd D級アンプ、それを用いた信号増幅回路ならびに電子機器
KR100747113B1 (ko) 2006-06-26 2007-08-09 한국과학기술원 전력 증폭기
CN102055409A (zh) * 2009-11-02 2011-05-11 三星电机株式会社 多级cmos功率放大器

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004010575A1 (ja) * 2002-07-18 2004-01-29 Sony Corporation パワーアンプ装置
US7545208B2 (en) * 2005-11-12 2009-06-09 Manuel De Jesus Rodriguez Signal amplification through an electromagnetic device
TW200908542A (en) * 2007-08-10 2009-02-16 Richtek Technology Corp Driving device for electrostatic loudspeaker
KR101110291B1 (ko) 2010-02-18 2012-06-12 주식회사 디엠비테크놀로지 오디오 파워스위치용 펄스 구동장치
CN102006345B (zh) * 2010-11-22 2013-12-11 惠州Tcl移动通信有限公司 一种手机装置
US8410851B1 (en) 2011-09-12 2013-04-02 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with an inductor
US8451057B2 (en) 2011-11-02 2013-05-28 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier using inductor current feedback
US9602067B2 (en) 2011-11-15 2017-03-21 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with pulsed current supply
US8416020B1 (en) 2011-11-20 2013-04-09 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier and switching amplifying method
US8432221B1 (en) 2011-11-27 2013-04-30 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifying method and switching amplifier
US8525587B2 (en) 2011-12-04 2013-09-03 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with inductance means for transmitting energy
US8760230B2 (en) 2012-06-28 2014-06-24 Wen-Hsiung Hsieh Switching amplifier with pulsed current source and sink

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524756A (en) * 1975-07-01 1977-01-14 Sansui Electric Co Amplifier
JPH0779120A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出力回路
JPH0878970A (ja) * 1994-08-30 1996-03-22 Alpine Electron Inc パルス幅変調型パワーアンプ
JPH09130159A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Fujitsu Ten Ltd 電力増幅器
JPH10284948A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Sharp Corp パワーアンプ用電源およびこれを用いたパワーアンプ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09260979A (ja) * 1996-03-27 1997-10-03 Nissin Electric Co Ltd 電力増幅器
US5986498A (en) * 1998-04-14 1999-11-16 Harman International Industries, Incorporated Audio direct from power supply
US6392476B1 (en) * 2000-03-14 2002-05-21 Harman International Industries, Incorporated System and method of producing direct audio from a power supply
US6476678B1 (en) * 2000-08-04 2002-11-05 Maxim Integrated Products, Inc. High performance amplifier circuits using separate power supplies

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524756A (en) * 1975-07-01 1977-01-14 Sansui Electric Co Amplifier
JPH0779120A (ja) * 1993-09-07 1995-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 出力回路
JPH0878970A (ja) * 1994-08-30 1996-03-22 Alpine Electron Inc パルス幅変調型パワーアンプ
JPH09130159A (ja) * 1995-10-30 1997-05-16 Fujitsu Ten Ltd 電力増幅器
JPH10284948A (ja) * 1997-04-08 1998-10-23 Sharp Corp パワーアンプ用電源およびこれを用いたパワーアンプ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237859A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Rohm Co Ltd D級アンプ、それを用いた信号増幅回路ならびに電子機器
KR100747113B1 (ko) 2006-06-26 2007-08-09 한국과학기술원 전력 증폭기
CN102055409A (zh) * 2009-11-02 2011-05-11 三星电机株式会社 多级cmos功率放大器
US8022762B2 (en) 2009-11-02 2011-09-20 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multi-stage CMOS power amplifier
KR101153568B1 (ko) * 2009-11-02 2012-06-11 삼성전기주식회사 다단 씨모스 전력 증폭기

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003005571A1 (fr) 2003-01-16
US6937092B2 (en) 2005-08-30
US20040108897A1 (en) 2004-06-10
US6844777B2 (en) 2005-01-18
US20050017798A1 (en) 2005-01-27
TW586265B (en) 2004-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9843314B2 (en) Pop and click noise reduction
US7068103B2 (en) Operational transconductance amplifier input driver for class D audio amplifiers
JP2003023328A (ja) オーディオアンプ
KR100618408B1 (ko) 디지털 앰프용 펄스 폭 변조기, 디지털 앰프의 팝 노이즈감소 방법 및 디지털 앰프
JP4210594B2 (ja) 差動出力スイッチング増幅器においてヌルスペクトルを生成するための回路及びその方法
JP4787742B2 (ja) 信号出力回路、それを用いたオーディオ信号出力装置、電子機器
JPH07212148A (ja) 増幅装置
US10749486B2 (en) Class D amplifier current feedback
JP2001223538A (ja) ミュート回路およびデジタルオーディオ増幅回路
KR100956098B1 (ko) 파워앰프장치
JP2009060361A (ja) D級増幅回路
JP2002290158A (ja) 自励振動式電力増幅器
JP2006211523A (ja) デジタルスイッチング回路
US7492218B2 (en) Digital amplifier apparatus and method of resetting a digital amplifier apparatus
JP2008154117A (ja) D級アンプ
US7388431B2 (en) Switching amplifier and control method thereof
JP3105489B2 (ja) 増幅器
JP2006229891A (ja) 信号増幅回路およびそれを用いた電子機器
US11159132B2 (en) Class D amplifier stereo to mono converter
JP2005117091A (ja) デジタルアンプ
JP4040378B2 (ja) 1ビットアンプ用平衡出力回路
JPH0832368A (ja) 電力増幅回路
JP4532456B2 (ja) D級増幅装置
JP2007243530A (ja) 音声増幅方法及び音声増幅装置
JP2006080649A (ja) アンプ装置、アンプ用電源回路およびオーディオ信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080623

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100108

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100408

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100701

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101222

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110315

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110318

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120112

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20120316