JPH0878970A - パルス幅変調型パワーアンプ - Google Patents

パルス幅変調型パワーアンプ

Info

Publication number
JPH0878970A
JPH0878970A JP6228786A JP22878694A JPH0878970A JP H0878970 A JPH0878970 A JP H0878970A JP 6228786 A JP6228786 A JP 6228786A JP 22878694 A JP22878694 A JP 22878694A JP H0878970 A JPH0878970 A JP H0878970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
power
generator
pulse width
power amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6228786A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Imai
健治 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP6228786A priority Critical patent/JPH0878970A/ja
Publication of JPH0878970A publication Critical patent/JPH0878970A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用オーディオ機器に使用するパワーアン
プを小型、低消費電力なものとする。 【構成】 入力アナログ信号を、方形波発生器11、の
こぎり波発生器12、PWM発生器13によってパルス
幅変調し、その被変調パルス信号をスイッチングデバイ
ス15で電力増幅した後、1次、2次の巻数比が昇圧型
であるパルストランス16で昇圧し、復調デバイス17
及びローパスフィルタ18によって復調し出力しスピー
カ19を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーディオパワーアンプ
に関し、とくに車載用オーディオ機器等の、電力消費を
制限され、且つ、高出力を求められるパワーアンプに関
する。
【0002】
【従来の技術】車載用オーディオ機器においては、電源
を車両のバッテリから取るため、電源電圧は12Vと低
くなっているが、最近の車載用オーディオ機器において
は大出力が要求される傾向にあり、この大出力を実現す
るにはDC−DCコンバータを用いて電源電圧を昇圧さ
れている。図3にDC−DCコンバータを使用したオー
ディオアンプの回路例を示す。図中、1はDC−DCコ
ンバータ部、2はオーディオパワーアンプ部である。
【0003】一方、オーディオアンプの一つにパルス幅
変調型パワーアンプ(以下PWMアンプと記す)があ
り、高効率な点が評価されている。図4に要部のブロッ
ク図を示す。PWM発生器3、のこぎり波発生器4によ
って、入力オーディオ信号は入力の大小関係に応じて変
換されたパルス幅を有するパルスとなり、Hブリッジ出
力部5で増幅されたのち、ローパスフィルタ6によって
高周波成分を除去されて、スピーカ7から出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した両者の中、前
者のDC−DCコンバータを使用したオーディオアンプ
においては、1のDC−DCコンバータと、2のオーデ
ィオパワーアンプとの二つの装置が必要となり、さら
に、一般にオーディオパワーアンプ部はリニア回路のた
め発熱も大きく、装置全体が大型化して車載用オーディ
オ機器には不適なものとなってしまう欠点がある。
【0005】また、後者のPWMアンプにおいては、出
力が電源電圧によって決まってしまい、前記に図4の例
ではHブリッジの+12Vにより出力はP−P±12V
となってしまう。また、この方式では大出力を得るには
スピーカを低インピーダンスなものにする必要があり、
使用条件が制限される欠点もあるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、入力アナログ信号でキャリアをパルス幅変調し
て、その被変調パルス信号を電力増幅した後、復調する
パルス幅変調型パワーアンプにおいて、前記電力増幅段
と、それに続く前記復調段との間に、巻数比が昇圧型で
あるパルストランスを設けることによって解決される。
【0007】
【作用】電力増幅段と、それに続く前記復調段との間に
設けた、1次対2次捲線比が昇圧型のパルストランス
は、捲線比が例えば1:2とすると、12Vの電源電圧
が24Vになったのと等価であり、出力はP−Pで±2
4Vまで出せるように作用する。さらに、スイッチング
タイミング信号発生部で、スイッチング信号は高い周波
数を選択することでパルストランスを小型なものとする
ことが出来るので、高効率なパルス幅変調型パワーアン
プを得ることが出来る。
【0008】
【実施例】図1に本発明の実施例の回路をブロック図に
よって示す。11は方形波発生部であり、所定の周波数
の方形波を発生させる。12はのこぎり波発生器で、前
記方形波発生器11の出力を鋸歯状波とする。13はP
WM発生器であり、音声入力信号オーディオ−inと、
前記のこぎり波発生器12との入力関係の大小関係に応
じて変換されたパルス幅を有するパルス列を発生させ
る。
【0009】14はスイッチングタイミング信号発生部
で、前記PWM発生器13の出力信号を増加するための
スイッチングデバイスを制御するスイッチングタイミン
グ信号を発生する部分であり、前記方形波発生器11か
ら信号を入力されて所定のスイッチングタイミング信号
を発生する。
【0010】15は前記PWM発生器13の出力信号を
電力変換、増幅するためのスイッチングデバイスで、前
記スイッチングタイミング信号により制御されPWM信
号の振幅だけがスイッチングデバイスのオン、オフで増
幅された形となる。
【0011】16はパルストランスである。本実施例で
は、1次側と2次側との巻数比を、1:2としてある。
前記スイッチングデバイス12の出力を入力され、入力
信号の電圧値を巻数比分、昇圧する。
【0012】17は復調デバイスで、前記スイッチング
タイミング信号発生部14からの同期信号で変調回路と
同期してスイッチングすることで、変調信号を復調する
ことができる。18はローパスフィルタであり、高周波
成分を除去し、復調されたオーディオ信号を出力し、1
9のスピーカを駆動する。なお、20はフィールドバッ
クループであり、復調されたオーディオ信号の一部をP
WM発生器13へ負帰還させている。
【0013】図2は前記の回路における動作を、図1の
図中の符号と合致させて各部の信号波形で示した波形図
である。図中aは音声入力信号オーディオ−inであ
り、PWM発生器13へ入力される音声周波数の信号波
形である。
【0014】Bの方形波は方形波発生器11の出力のう
ち、のこぎり波発生器12へタイミング信号として入力
されるもので、その結果、のこぎり波発生器12からは
Cの鋸歯状波が出力される。
【0015】DはPWM発生器13の出力波形である。
音声入力信号a、前記のこぎり波発生器12の出力Cと
の大小関係に応じて変換されたパルス幅を有するパルス
列Dとなっている。
【0016】Kは方形波発生器11の出力のうち、スイ
ッチングタイミング信号発生部14へ入力され、所定の
スイッチングタイミング信号を発生させる。また、Hは
前記スイッチングタイミング信号発生部14から復調デ
バイス17へ入力され、復調タイミング信号となる信号
波形である。
【0017】E,Fはスッチングデバイス15の入出力
波形であり、簡単のために同一波形としてある。波形G
はパルストランス17の出力波形で、前記波形に点線で
重複させて記入してあるが、パルストランス17による
電圧の昇圧結果を示している。
【0018】Iは復調デバイス17の出力、Jはローパ
スフィルタ19の出力であり、以上のように構成し動作
することにより電力増幅作用が得られる。
【0019】なお、スイッチングタイミング信号発生部
14のスイッチング信号は、極力高い周波数を使用する
ようにすることで、パルストランス16を小型化するこ
とが出来る。
【0020】また、以上説明したことで理解されるよう
に、本発明の装置は一種の符号化と見ることが出来、従
って本実施例では変調信号に方形波を使用したが、方形
波でなく、M系列信号等の拡散符号を用いても同様の結
果が得られ、さらにはスペクトラムの拡散によって不要
輻射が減少する効果もあるものである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、DC−D
Cコンバータを用いずにパワーアンプの高出力化、高効
率化が可能であり、使用するパルストランスのスイッチ
ング周波数を高くすることで小型なものとすることがで
き、同レベルの電源電圧時、従来のPWM方式に比し大
出力の装置を、小型なものとして提供することが出来
る。さらに、本発明によれば、変調信号を方形波ではな
く、M系列ノイズその他のランダムノイズとすることに
よりスペクトラムの拡散が行われるので、EMC,EM
I等の不要輻射対策にも有利なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路のブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の各部の信号波形図である。
【図3】公知のDC−DCコンバータを使用したアンプ
のブロック構成図である。
【図4】公知のPWMアンプのブロック構成図である。
【符号の説明】
11 方形波発生器 12 のこぎり波発生器 13 PWM発生器 14 スイッチングタイミング信号発生部 15 スイッチングデバイス 16 パルストランス 17 復調デバイス 18 ローパスフィルタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アナログ信号でキャリアをパルス幅
    変調して、その被変調パルス信号を電力増幅した後、復
    調するパルス幅変調型パワーアンプにおいて、前記電力
    増幅段と、それに続く前記復調段との間に、巻数比が昇
    圧型であるパルストランスを設けたことを特徴とするパ
    ルス幅変調型パワーアンプ。
JP6228786A 1994-08-30 1994-08-30 パルス幅変調型パワーアンプ Pending JPH0878970A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228786A JPH0878970A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 パルス幅変調型パワーアンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6228786A JPH0878970A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 パルス幅変調型パワーアンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0878970A true JPH0878970A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16881831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6228786A Pending JPH0878970A (ja) 1994-08-30 1994-08-30 パルス幅変調型パワーアンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0878970A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023328A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Niigata Seimitsu Kk オーディオアンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003023328A (ja) * 2001-07-06 2003-01-24 Niigata Seimitsu Kk オーディオアンプ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7224219B2 (en) Modulator-amplifier
JP3133286U (ja) トラッキング電源
US6788137B2 (en) Switching amplifier and signal amplifying method
US6545533B2 (en) Class D audio speaker amplifier circuit with pseudo noise modulation
US7369819B2 (en) Digital amplitude modulation transmitter with pulse width modulating RF drive
WO2000048307A8 (en) High-efficiency modulating rf amplifier
JPH02177606A (ja) パルス幅変調増幅回路
US20020070799A1 (en) Class D digital amplifier
JPH0878970A (ja) パルス幅変調型パワーアンプ
US6970051B2 (en) Pulse width modulator circuit having negative bias
JPH0946144A (ja) 絶縁型d級増幅器
JPH09130159A (ja) 電力増幅器
JP4370500B2 (ja) 電源装置
KR100256377B1 (ko) 저전압 증폭장치
JP2790770B2 (ja) 振幅変調方式
JPH09148851A (ja) オーディオ用スイッチング電源
JPS5834043B2 (ja) D級電力増幅器
JPH02164113A (ja) 電力増幅器
JPS5826683B2 (ja) パルス幅変調方式による電力増幅回路
JPS61161005A (ja) 振幅変調送信機
US8525587B2 (en) Switching amplifier with inductance means for transmitting energy
JPH0563046B2 (ja)
JPS6089110A (ja) Pwm増幅器
JPS6345907A (ja) 電力増幅器
JP2004120405A (ja) デジタル増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020924