JP2003023192A - レーザ脱毛プローブ - Google Patents

レーザ脱毛プローブ

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JP2003023192A
JP2003023192A JP2002151689A JP2002151689A JP2003023192A JP 2003023192 A JP2003023192 A JP 2003023192A JP 2002151689 A JP2002151689 A JP 2002151689A JP 2002151689 A JP2002151689 A JP 2002151689A JP 2003023192 A JP2003023192 A JP 2003023192A
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Japan
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probe
laser
hair removal
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laser light
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JP2002151689A
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English (en)
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Iwao Yamazaki
岩男 山崎
Kimiyo Yamazaki
貴三代 山崎
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Ya Man Ltd
Original Assignee
Ya Man Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】除毛の際の痛みがなくて効率よく脱毛できるレ
ーザ脱毛プローブを提供する。 【解決手段】電気シェーバの外刃2の両側にレーザ光を
照射する複数の半導体レーザダイオード3を配列する。
半導体レーザダイオード3は、ヒートシンク4に通孔a
を穿って挿嵌し、その発光面前方に球レンズ5を配置す
る。球レンズ5は、半導体レーザダイオード3のレーザ
光を集光して外刃2の先端にそのビームウエストを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を皮膚面
に照射して脱毛トリートメントを行うレーザ脱毛プロー
ブに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】レーザ脱毛は、ムダ毛
を取り除いた後の皮膚にレーザ光を照射し、毛乳頭と皮
脂腺にたんぱく変性を起こして毛の発育を抑制するもの
である。ムダ毛を取り除く方法としては、ピンセットで
抜く、脱毛クリームで溶かす、脱毛テープで剥し取るな
どがあるが、いずれも肌を傷めたり、痛みを伴うことが
ある。このため、安全カミソリや電気シェーバなどで剃
毛するのが最も痛みもなく快適な除毛方法である。
【0003】また、レーザ脱毛はレーザ光を当ててから
約3カ月後にようやく変化が見えてくるといわれるよう
に、長い期間継続して繰り返し行う必要がある。ところ
が、レーザ脱毛はトリートメントする前にその都度ムダ
毛を取り除く必要があるので、これが面倒で手間がかか
り、方法によっては痛みを伴う作業のため、レーザ脱毛
を長期間継続的に行う上での隘路となっていた。
【0004】そこで本発明は、レーザ光を照射するプロ
ーブに剃毛手段を備えて皮膚表面の毛を剃りながら皮膚
にレーザ光を照射することにより、除毛の際の痛みがな
くて効率よく脱毛できるレーザ脱毛プローブを提供する
ことを目的になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は以下のように構成した。
【0006】すなわち、請求項1の発明は、レーザ光を
照射するプローブの先端に剃毛手段を備え、しかして皮
膚表面の毛を剃りながら皮膚にレーザ光を照射するよう
にしてなるレーザ脱毛プローブである。請求項2の発明
は、前記剃毛手段を電気シェーバとする請求項1記載の
レーザ脱毛プローブである。請求項3の発明は、前記レ
ーザ光のビームウエストを皮膚面に形成する集光レンズ
を備え、この集光レンズと皮膚面の間の距離を前記剃毛
手段を介して一定に保持してなる請求項1記載のレーザ
脱毛プローブである。請求項4の発明は、前記プローブ
の皮膚面移動を検出する皮膚面移動検出手段を備え、前
記プローブが皮膚面を移動するのに連動してレーザ光を
照射してなる請求項1記載のレーザ脱毛プローブであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0008】図1と図2に、本発明を実施したレーザ脱
毛プローブの正面図と一部を切り欠いた側面図を示す。
レーザ脱毛プローブ1は、電気シェーバの外刃2の両側
にレーザ光を照射する複数の半導体レーザダイオード3
を配列する。半導体レーザダイオード3は、ヒートシン
ク4に通孔aを穿って挿嵌し、その発光面前方に球レン
ズ5を配置する。球レンズ5は、半導体レーザダイオー
ド3のレーザ光を集光して外刃2の先端にビームウエス
トを形成する。なお、半導体レーザダイオード3は、外
刃2の片側だけに配列してもよい。また、電気シェーバ
は振動式のものだけでなく回転式のものでもよく、回転
式の場合は円筒状のヘッドの外周に複数の半導体レーザ
ダイオード3をリング状に配列する。また、電気シェー
バでなく、単に安全カミソリをプローブの先端に取り付
けてもよい。
【0009】半導体レーザダイオード3は、図3に示す
ように、ヒートシンク4に挿嵌し、結合モジュール6を
介して太径光ファイバ7の入射端に接続すると共に、太
径光ファイバ7を溶融延伸型光カプラ8を介して多数の
細径光ファイバ9に分岐し、それらの出射端をそれぞれ
球レンズ5の後方に臨ませて外刃2の両側に配列しても
よい。結合モジュール6は、半導体レーザダイオード3
の出射光を結合レンズ(図示しない)で絞り込んで太径
光ファイバ7の受光角より小さい範囲の角度で入射させ
る。
【0010】球レンズ5は、焦点距離が通常のレンズよ
り短いので、焦点深度もわずかで狭い範囲に光パワーを
絞り込むことができる。また、焦点を過ぎた位置からは
逆に同じ角度で広がり、広い範囲に光パワーが分散す
る。このため、焦点を過ぎた位置ではエネルギー密度が
低くなって光パワーが衰えるので、誤って照射しても生
体を損傷する危険性が少なくなる。
【0011】外刃2は、スペーサとしての役割を果た
し、球レンズ5と皮膚面との距離を一定に保持して球レ
ンズ5で集光したレーザ光のビームウエストがちょうど
皮膚面にくるようにする。
【0012】ヒートシンク4は、半導体レーザダイオー
ド3の動作時の発熱を熱伝導によって拡散させて性能の
低下を抑える。このため、熱伝導効率のよいアルミある
いはその合金で鋳造し、ダミーの通孔をいくつか設けて
放熱効率を高める。
【0013】半導体レーザダイオード3は、GaAs
(ガリウムアルセナイド)などの化合物半導体を用いた
PN接合ダイオードに直接電流を流して励起し、ピーク
波長600〜1600nm、光出力5mW〜3Wのレー
ザ光を出力し、皮膚に十分な光熱反応を起こす。また、
熱反応のほかに、光電気反応、光磁気反応、光力学反
応、光化学反応、光免疫反応、光酵素反応などを起こ
し、光生物学的活性化により生体組織の新陳代謝を促し
て皮膚血行を高め、適正なパワー密度で生体組織を損傷
する作用はなく、皮膚に障害を起こす危険性はない。
【0014】本発明のレーザ脱毛プローブは以上のよう
な構成で、脱毛トリートメントを行うときは、まず、電
源をオンにして電気シェーバを駆動し、外刃2の先端を
皮膚に押し当ててプローブをゆっくり移動する。プロー
ブの移動に連動して移動方向の反対側にある半導体レー
ザダイオード3が点灯し、これにより常に毛を剃った後
の皮膚にレーザ光が照射される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザ脱
毛プローブは、レーザ光を照射するプローブの先端に剃
毛手段を備えて皮膚表面の毛を剃りながら皮膚にレーザ
光を照射する。従って、本発明によれば、レーザ脱毛の
前に行うべき除毛とレーザ光の照射が同時にできるの
で、脱毛トリートメントの効率が向上すると共に、痛み
のない快適な脱毛トリートメントができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したレーザ脱毛プローブの正面図
である。
【図2】図1の一部を切り欠いた側面図である。
【図3】光ファイバを用いてレーザ光を線状に照射する
プローブの構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ脱毛プローブ 2 外刃 3 半導体レーザダイオード 4 ヒートシンク 5 球レンズ 6 結合モジュール 7 太径光ファイバ 8 光カプラ 9 細径光ファイバ a 通孔
フロントページの続き Fターム(参考) 4C026 AA01 BB08 FF32 GG06 HH04 HH11 5F072 AB13 KK30 YY01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を照射するプローブの先端に剃
    毛手段を備え、 しかして皮膚表面の毛を剃りながら皮膚にレーザ光を照
    射するようにしてなるレーザ脱毛プローブ。
  2. 【請求項2】 前記剃毛手段を電気シェーバとする請求
    項1記載のレーザ脱毛プローブ。
  3. 【請求項3】 前記レーザ光のビームウエストを皮膚面
    に形成する集光レンズを備え、 この集光レンズと皮膚面の間の距離を前記剃毛手段を介
    して一定に保持してなる請求項1記載のレーザ脱毛プロ
    ーブ。
  4. 【請求項4】 前記プローブの皮膚面移動を検出する皮
    膚面移動検出手段を備え、 前記プローブが皮膚面を移動するのに連動してレーザ光
    を照射してなる請求項1記載のレーザ脱毛プローブ。
JP2002151689A 2002-05-27 2002-05-27 レーザ脱毛プローブ Withdrawn JP2003023192A (ja)

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Effective date: 20061003