JP2003022602A - 情報ディスク記録再生装置及びその記録再生速度制御方法 - Google Patents

情報ディスク記録再生装置及びその記録再生速度制御方法

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JP2003022602A JP2001208728A JP2001208728A JP2003022602A JP 2003022602 A JP2003022602 A JP 2003022602A JP 2001208728 A JP2001208728 A JP 2001208728A JP 2001208728 A JP2001208728 A JP 2001208728A JP 2003022602 A JP2003022602 A JP 2003022602A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックカウントを用いた振動検出の測定時
間を短縮する。 【解決手段】 振動検出測定において、計数変換手段1
15が複数回転分のデータを連続して測定後1回転分毎
に分割し、正常に測定が行われたかどうかを評価する。
評価の結果、正常に測定が行われなかったと判断される
回転数分のデータを再度連続して測定、評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報ディスク記録
再生装置及びその記録再生速度制御方法に関するもので
あり、特に、ディスクの偏重心に起因する振動を測定す
る振動測定手段を有する装置、及びトラックカウントを
用いて振動を検出しディスクの再生速度を検出する方法
の改良を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスク再生装置は記録再生速
度の向上が著しい。光ディスク再生装置は、光ディスク
の回転速度を上げることによって再生速度の向上を実現
してきた。しかし光ディスクの回転速度を上げると、光
ディスクの持つ偏重心による振動が、サーボなどの制御
に悪影響を与え、光ディスク再生装置の利用者に不快感
を与えるという問題が発生する。偏重心の大きなディス
クによる振動の悪影響を防止するため、偏重心の大きな
ディスクが搭載されると、光ディスク再生装置は光ディ
スクの回転速度を制限する。振動振幅の測定は、光ディ
スク再生装置において偏重心の大きなディスクによる振
動の悪影響を防止するための重要な技術である。
【0003】図2は、特開2000−113581号公
報に記載の、従来のトラックカウントを用いた振動検出
を行う光ディスク再生装置200のブロック図を示す。
図2において、201は基台、202は基台201に固
定されたディスクモーター、203は基台201を支え
ているインシュレーター、204はディスクモーター2
02に装着されているディスク、205は光ヘッド、2
06は基台201から光ヘッド205を懸架する弾性
材、207は光ヘッド205からディスク204に対し
て照射されている光ビーム、208はディスク204の
情報記録面204Aに一定ピッチの同心円状あるいは螺
旋状に生成されている情報記録トラック、209は光ビ
ーム207が情報記録トラック208を横断する際に再
生された信号からトラッククロスパルス及び横断方向信
号を発生するトラッククロス検出部、210は上記トラ
ッククロスパルスを計数する計数部、211は計数部2
10の計数結果から偏重心量を判定する測定部、212
はディスクモーター202の回転数を制御すると共に測
定部211に対して1回転をn分割した領域毎に回転角
度情報を出力するモーター制御部である。
【0004】光ヘッド205は、ディスク204の情報
記録面204A上に光ビーム207の焦点が位置するよ
うに、ディスク204からの距離が一定に保たれる。デ
ィスク204の半径方向(矢印R方向)の光ヘッド20
5のディスク204に対する相対位置は、金属、樹脂、
あるいはゴムなどの材料によって構成されている弾性材
206のバネ定数Kaと光ヘッド205の質量Maとに
よって決まる固有振動数foAで表される振動特性を持
つ。
【0005】基台201は、金属、樹脂、あるいはゴム
などの材料によって構成されているインシュレーター2
03によって支えられる。ディスク204の回転によっ
て発生する遠心力がディスクモーター202を通じて基
台201に伝えられると、基台201(質量Mm)およ
び基台201に搭載された光ヘッド205、ディスクモ
ーター202およびディスク204を含む構成要素全体
の質量とインシュレータ203のばね定数Kmとによっ
て決まる固有振動数foMで表される特性に基づいて基
台201は振動する。
【0006】モーター制御部212はディスクモーター
202を、上記固有振動数foAよりも十分低い第1の
回転数で回転させる。ディスクモーター202に装着さ
れた光ディスク204は第1の回転数で回転する。
【0007】固有振動数foAよりも十分低い第1の回
転数では、光ヘッド205は基台201と一体となって
振動する。光ヘッド205と光ディスク204との相対
位置はほとんど変化しない。このため、固有振動数fo
Aよりも十分低い第1の回転数では、光ビーム207は
情報記録トラック208の偏心量に対応する数の情報記
録トラック208を横切る。光ビーム207は横切った
情報記録トラック208の数に対応するトラッククロス
を発生する。
【0008】トラッククロス検出部209は、光ヘッド
205の再生信号に基づいて、光ビーム207が横切っ
た情報記録トラック208の数に対応するトラッククロ
スを検出する。トラッククロス検出部209は、検出し
たトラッククロスに対応するトラッククロスパルスを生
成する。トラッククロス検出部209は、生成したトラ
ッククロスパルスを計数部210に出力する。
【0009】計数部210は、モーター制御部212か
らの1回転をn分割した回転角度情報に基づいてディス
ク204の1回転間のトラッククロスパルスを同一回転
位置よりカウントする。測定部211は、計数部210
によってカウントされたディスク204の1回転間のト
ラッククロスパルスのカウント結果N1を回転角度情報
によってn分割された領域毎に記憶する。続いて、n分
割された領域のうち対角線上にある領域のカウント結果
の絶対値をそれぞれ比較し、測定時に振動等により異常
なカウント結果となっていないかどうかを確認する。そ
れぞれの領域のカウント値の絶対値の差が一定の基準以
下ならば正常に測定されたデータとして採用する。そし
て、必要回転数分のデータが取得できるまで計数を繰り
返して取得された必要回転数分のデータをn分割された
領域毎に平均若しくは一定回転数分を合計する。
【0010】次に、モーター制御部212は固有振動数
foAよりも高く固有振動数foMより低い第2の回転
数でディスクモーター202を回転させる。 ディスク
204の偏重心によって遠心力がディスク204に発生
する。基台201は、ディスク204の偏重心量と、基
台201およびそれに搭載された構成要素全体の質量
と、インシュレータ203のばね定数とによって決まる
振幅で振動する。
【0011】固有振動数foAよりも高く固有振動数f
oMより低い第2の回転数でディスクモーター202が
回転すると、基台201、ディスクモーター202およ
びディスク204のみが一体で振動し、光ヘッド205
は静止状態となる。このため、ディスク204と光ヘッ
ド205との間の相対変位は、基台201の振動変位と
等しくなる。この結果、光ビーム207は、情報記録ト
ラック208の偏心量と基台201の振動振幅とを加え
た量に相当するトラック数のトラッククロスを発生す
る。
【0012】トラッククロス検出部209は、光ヘッド
205の再生信号に基づいて、情報記録トラック208
の偏心量と基台201の振動振幅とを加えた量に相当す
るトラック数に対応するトラッククロスを検出する。ト
ラッククロス検出部209は、情報記録トラック208
の偏心量と基台201の振動振幅とを加えた量に相当す
るトラック数に対応するトラッククロスパルスを生成す
る。トラッククロス検出部209は、生成したトラック
クロスパルスを計数部210に出力する。
【0013】計数部210は、モーター制御部212か
らの1回転をn分割した回転角度情報に基づいて第1の
回転速度での測定と同一の開始位置よりディスク204
の1回転間のトラッククロスパルスをカウントする。そ
して第1の回転速度での計数と同様に必要回転数分のデ
ータを取得し平均もしくは一定回転数分を合計する。測
定部211は、計数部210によりカウントされたカウ
ント結果N2からカウント結果N1をn分割された領域
毎に減算、更に演算を行って、基台201の振動振幅を
求める。そして、測定された振動振幅をディスクの種類
毎に用意されたしきい値と比較することにより光ディス
ク装置のディスクの最大回転速度を決定する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−113
581号公報に記載の、従来の光ディスク装置では、測
定を1回転単位で行うことを前提としている。また、複
数回転のデータ及び、複数回転速度での計数値のn分割
された領域毎の回転位置を合わせる必要がある。更に、
1回転毎に測定されたデータが正しいかどうか確認を行
うための時間を要する。このため、1回転分の測定を行
った直後即座に、次の測定を行うことが出来ず、2回転
目の測定を行うためには1回転の測定終了後、評価、回
転待ち、2回転目の測定というステップを踏む必要があ
り、実質1回転分のデータを測定するのに2回転分の時
間を要していた。また、測定データの位相を合わせるた
め必ず同じ回転位置から測定を行うために、測定開始命
令が出されてから最初の測定を開始するまでに平均で半
回転分の時間をロスする結果となっている。
【0015】更に、トラッククロスを用いた振動検出方
式では、トラッキングサーボをOFFにした状態でトラ
ック横断を測定することを前提としているが、トラッキ
ングサーボをONからOFF状態にしたあと一定時間は
アクチュエータコイルのばね振動によるトラック横断が
発生するため、トラック横断がディスクの回転に一致せ
ず、正常な測定が出来ないために一定の待ち時間を設け
ることが必要なことが知られている。しかしながら、こ
の必要な待ち時間は、アクチュエータコイルのばね定
数、ドライブの振動状態、トラッキングサーボをOFF
にしたときのレンズ位置等により変化するため、安全な
だけの長い時間をあける必要があり、実際にはトラッキ
ングOFF後の振動が収まっている場合でも測定を開始
できず余分な時間がかかっているという問題があった。
【0016】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたもので、最短時間で振動検出測定
を行うことができる情報ディスク記録再生装置及びその
記録再生速度制御方法を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
情報記録トラックが螺旋状または同心円状に形成された
情報ディスクを記録または再生可能な情報ディスク記録
再生装置は、前記情報ディスクを所定の速度で回転させ
るディスク回転手段と、前記情報ディスクから情報信号
を読み取るための読み取り手段と、前記読み取り手段を
前記情報ディスクの半径方向に移動するための移動手段
と、前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る
際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出する
トラッククロス検出手段と、前記ディスク回転手段の回
転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)分割し
た領域毎に出力する回転角度検出手段と、前記移動手段
を移動不能とし、前記回転角度検出手段が出力する回転
角度情報に基づいて前記トラッククロス検出手段により
検出されたトラッククロスパルスを前記n分割した領域
毎にm回転分連続して計数し、前記m(mは1以上の自
然数)回転分の計数値を1回転分毎に分割し、前記n分
割した各領域毎に平均値または予め定めた回転数分の合
計値を算出し出力する計数変換手段と、前記計数変換手
段の出力値をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許
容される振動量以下となる最高回転速度を決定する制御
手段とを備えたものである。
【0018】本発明の請求項2に係る情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能な情報ディスク記録再生装置は、前記
情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回転手
段と、前記情報ディスクから情報信号を読み取るための
読み取り手段と、前記読み取り手段を前記情報ディスク
の半径方向に移動するための移動手段と、前記読み取り
手段が前記情報記録トラックを横切る際の再生信号に基
づいてトラッククロス信号を検出するトラッククロス検
出手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラックを
横切る方向を検出するトラッククロス方向検出手段と、
前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
検出手段と、前記移動手段を移動不能とし、第1及び第
1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前
記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角
度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記n分
割された領域のうち任意の領域から前記トラッククロス
検出手段により検出されたトラッククロスパルスを領域
毎に計数する計数変換手段と、前記計数変換手段の計数
結果と回転角度情報をもとに第1及び第1の回転速度よ
りも速い1つ以上の第2の回転速度で同一位置の前記n
分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記情報
ディスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最
高回転速度を決定する制御手段とを備えたものである。
【0019】本発明の請求項3に係る情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能な情報ディスク記録再生装置は、前記
情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回転手
段と、前記情報ディスクから情報信号を読み取るための
読み取り手段と、前記読み取り手段を前記情報ディスク
の半径方向に移動するための移動手段と、前記読み取り
手段が前記情報記録トラックを横切る際の再生信号に基
づいてトラッククロス信号を検出するトラッククロス検
出手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラックを
横切る方向を検出するトラッククロス方向検出手段と、
前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
検出手段と、前記移動手段を移動不能とし、第1及び第
1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前
記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角
度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて任意の開
始回転位置から前記トラッククロス検出手段により検出
されたトラッククロスパルスを領域毎にm(mは1以上
の自然数)回転分計数する計数変換手段と、前記計数変
換手段の計数値の先頭の領域とその対角線上の領域のデ
ータの絶対値を比較しその差が一定値以上である場合に
は先頭のデータを除外し、データ先頭領域を1つ進め前
記絶対値の比較結果が一定以下になるまで先頭データの
除外を行う先頭データ決定手段と、前記先頭データ決定
手段により決定された先頭データ以降の前記計数手段の
計数結果を回転角度情報をもとに第1及び第1の回転速
度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で同一回転角度
位置毎に比較し、その結果をもとに前記情報ディスク記
録再生装置の許容される振動量以下となる最高回転速度
を決定する制御手段とを備えたものである。
【0020】本発明の請求項4は、請求項1記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記制御手段は前記計
数変換手段の出力値を1回転毎に分割し、前記n分割し
た領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較し、その
差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1回転
分のデータを除外し、前記n分割した各領域毎に平均値
または予め定めた回転数分の合計値を算出することを特
徴とするものである。
【0021】本発明の請求項5は、請求項1記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記制御手段は前記計
数変換手段の出力値を1回転毎に分割し、前記n分割し
た領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較し、その
差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1回転
分のデータを除外し、前記除外された回転数分以上のデ
ータを再度計数することを繰り返して必要回転数分のデ
ータを取得し、取得された必要回転数分の計数値を1回
転分毎に分割し、前記n分割した各領域毎に平均値また
は予め定めた回転数分の合計値を算出することを特徴と
するものである。
【0022】本発明の請求項6は、請求項1記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記読み取り手段は前
記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラックク
ロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は第1及び
第2の回転速度で前記トラッククロス方向検出手段の検
出結果と前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報
に基づいて前記トラッククロス検出手段により検出され
たトラッククロスパルスを計数することで出力値を得、
前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と回転角度情
報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位置の前記n
分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記情報
ディスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最
高回転速度を決定することを特徴とするものである。
【0023】本発明の請求項7は、請求項1記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記読み取り手段は前
記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラックク
ロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は第1及び
第2の回転速度で前記トラッククロス方向検出手段の検
出結果と前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報
に基づいて前記トラッククロス検出手段により検出され
たトラッククロスパルスを計数することで出力値を得、
前記出力値を1回転毎に分割し、前記n分割した領域の
対角線上の領域毎にその絶対値を比較し、その差が一定
値以上である場合にはそのデータを含む1回転分のデー
タを除外し、前記n分割した各領域毎に平均値または予
め定めた回転数分の合計値を出力し、前記制御手段は前
記変換手段の出力値と回転角度情報をもとに第1及び第
2の回転速度で同一位置の前記n分割された領域毎に比
較し、その結果をもとに前記情報ディスク記録再生装置
の許容される振動量以下となる最高回転速度を決定する
ことを特徴とするものである。
【0024】本発明の請求項8は、請求項1記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記読み取り手段は前
記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラックク
ロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は前記トラ
ッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出
手段が出力する回転角度情報に基づいて前記トラックク
ロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを
計数することで出力値を得、前記出力値を1回転毎に分
割し、前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶
対値を比較し、その差が一定値以上である場合にはその
データを含む1回転分のデータを除外し、前記除外され
た回転数分以上のデータを再度計数することを繰り返し
て必要回転数分のデータを取得し、更に第1及び第1の
回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で同一の
測定を行い、第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以
上の第2の回転速度で回転数毎に取得された必要回転数
分の出力値を1回転分毎に分割し、前記n分割した各領
域毎に平均値または予め定めた回転数分の合計値を出力
し、前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と回転角
度情報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位置の前
記n分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記
情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以下とな
る最高回転速度を決定することを特徴とするものであ
る。
【0025】本発明の請求項9は、請求項2記載の情報
ディスク記録再生装置において、前記計数変換手段はm
回転分のデータを連続して計数し、前記m回転分の計数
値を1回転分毎に分割し、前記n分割した各領域毎に平
均値または予め定めた回転数分の合計値を出力すること
を特徴とするものである。
【0026】本発明の請求項10は、請求項2記載の情
報ディスク記録再生装置において、前記計数変換手段は
前記回転速度毎にm回転分のデータを連続して計数し、
前記回転速度毎にm回転分の計数値を1回転分毎に分割
し、前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対
値を比較しその差が一定値以上である場合にはそのデー
タを含む1回転分のデータを除外し、前記n分割した各
領域毎に平均値または予め定めた回転数分の合計値を出
力し、前記除外された回転数分以上のデータを再度計数
することを繰り返して必要回転数分のデータを取得する
ことを特徴とするものである。
【0027】本発明の請求項11は、請求項3記載の情
報ディスク記録再生装置において、前記計数変換手段
は、前記回転速度毎にm回転分の計数値を前記先頭デー
タ決定手段により決定されたデータを起点として1回転
分毎に分割し、前記n分割した領域の対角線上の領域毎
にその絶対値を比較し、その差が一定値以上である場合
にはそのデータを含む1回転分のデータを除外し、前記
n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転数分
の合計値を出力することを特徴とするものである。
【0028】本発明の請求項12は、情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能で、前記情報ディスクを所定の速度で
回転させるディスク回転手段と、前記情報ディスクから
情報信号を読み取るための読み取り手段と、前記読み取
り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動するための
移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を
検出するトラッククロス検出手段と、前記ディスク回転
手段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然
数)分割した領域毎に出力する回転角度検出手段とを備
える情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法
において、前記移動手段を移動不能とするステップと、
前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づい
て前記トラッククロス検出手段により検出されたトラッ
ククロスパルスを前記n分割した領域毎にm(mは1以
上の自然数)回転分連続して計数するステップと、前記
m回転分の計数値を1回転分毎に分割するステップと、
前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
数分の合計値を算出し出力するステップと、前記出力値
をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容される振
動量以下となる最高回転速度を決定するステップとを含
むことを特徴とするものである。
【0029】本発明の請求項13は、情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能で、前記情報ディスクを所定の速度で
回転させるディスク回転手段と、前記情報ディスクから
情報信号を読み取るための読み取り手段と、前記読み取
り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動するための
移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を
検出するトラッククロス検出手段と、前記読み取り手段
が前記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラッ
ククロス方向検出手段と、前記ディスク回転手段の回転
角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)分割した
領域毎に出力する回転角度検出手段とを備える情報ディ
スク記録再生装置の記録再生速度制御方法において、前
記移動手段を移動不能とするステップと、第1及び第1
の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前記
トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度
検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記n分割
された領域のうち任意の領域から前記トラッククロス検
出手段により検出されたトラッククロスパルスを領域毎
に計数するステップと、前記計数結果と回転角度情報を
もとに第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第
2の回転速度で同一位置の前記n分割された領域毎に比
較するステップと、その結果をもとに前記情報ディスク
記録再生装置の許容される振動量以下となる最高回転速
度を決定するステップとを含むことを特徴とするもので
ある。
【0030】本発明の請求項14は、情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能で、前記情報ディスクを所定の速度で
回転させるディスク回転手段と、前記情報ディスクから
情報信号を読み取るための読み取り手段と、前記読み取
り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動するための
移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を
検出するトラッククロス検出手段と、前記読み取り手段
が前記情報トラックを横切る方向を検出するトラックク
ロス方向検出手段と、前記ディスク回転手段の回転角度
情報を1回転をn(nは2以上の自然数)分割した領域
毎に出力する回転角度検出手段とを備える情報ディスク
記録再生装置の記録再生速度制御方法において、前記移
動手段を移動不能とするステップと、第1及び第1の回
転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前記トラ
ッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出
手段が出力する回転角度情報に基づいて任意の開始回転
位置から前記トラッククロス検出手段により検出された
トラッククロスパルスを領域毎にm(mは1以上の自然
数)回転分計数するステップと、前記計数値の先頭の領
域とその対角線上の領域のデータの絶対値を比較しその
差が一定値以上である場合には先頭のデータを除外する
ステップと、前記先頭データが除外された場合にはデー
タ先頭領域を1つ進め前記絶対値の比較結果が一定以下
になるまで先頭データの除外を行うステップと、決定さ
れた先頭データ以降の前記計数手段の計数結果を回転角
度情報をもとに第1及び第1の回転速度よりも速い1つ
以上の第2の回転速度で同一回転角度位置毎に比較する
ステップと、その結果をもとに前記情報ディスク記録再
生装置の許容される振動量以下となる最高回転速度を決
定するステップとを含むことを特徴とするものである。
【0031】本発明の請求項15は、情報記録トラック
が螺旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記
録または再生可能で、前記情報ディスクを所定の速度で
回転させるディスク回転手段と、前記情報ディスクから
情報信号を読み取るための読み取り手段と、前記読み取
り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動するための
移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を
検出するトラッククロス検出手段と、前記読み取り手段
が前記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラッ
ククロス方向検出手段と、前記ディスク回転手段の回転
角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)分割した
領域毎に出力する回転角度検出手段とを備える情報ディ
スク記録再生装置の記録再生速度制御方法において、前
記移動手段を移動不能とするステップと、前記トラック
クロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出手段
が出力する回転角度情報に基づいて前記トラッククロス
検出手段により検出されたトラッククロスパルスを前記
n分割した領域毎にm(mは1以上の自然数)回転分連
続して計数するステップと、前記m回転分の計数値を1
回転分毎に分割するステップと、前記n分割した領域の
対角線上の領域毎にその絶対値を比較するステップと、
その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
回転分のデータを除外するステップと、前記除外された
回転数分以上のデータを再度計数することを繰り返して
必要回転数分のデータを取得するステップと、前記n分
割した各領域毎に平均値または予め定めた回転数分の合
計値を算出し出力するステップと、前記出力値をもとに
前記情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以下
となる最高回転速度を決定するステップとを含むことを
特徴とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。 実施の形態1.本発明の請求項1、4ないし8、12、
及び15に記載の発明の実施の形態について、DVD−
ROM再生装置を例に図1を用いて説明する。図1は、
本発明をDVD−ROM再生装置に適用した場合の、D
VD−ROM再生装置の構成及び動作を説明するための
図である。図において、103はディスク回転手段で、
DVD−ROM再生装置101に装填された光ディスク
102を所定の速度で回転させる。
【0033】104は読み取り手段で、前記光ディスク
102から情報信号の読み取りを行う。この読み取り手
段104は、例えばDVD−ROM装置では、CD−R
OM用、DVD−ROM用の2つの発振波長の異なるレ
ーザー発光素子105と、レーザー光を集光するための
対物レンズ106と、CD−ROM用、DVD−ROM
用の2系統の光検出素子107とを備え、該光検出素子
107の出力を増幅し、光ディスクの種類に応じた光検
出素子からの出力信号を選択する。そして、トラッキン
グエラー(TE)、フォーカスエラー(FE)、再生信
号(RF)、All Sum信号(AS)、RFエンベ
ロープ信号(RFENV)などを生成し出力する。
【0034】108は変換手段で、前記読み取り手段1
04より出力された再生信号をデジタルデータに変換す
る。109は移動手段で、前記読み取り手段104を光
ディスク102の半径方向に移動する。前記移動手段1
09は例えば、前記読み取り手段104全体を光ディス
クの半径方向に移動するトラバース駆動手段110と、
読み取り手段104内部の対物レンズ106を半径方向
に駆動して微細に光ディスク102の半径方向に駆動す
るトラッキングアクチュエータ111から構成される。
【0035】また、112はトラッククロス検出手段
で、前記読み取り手段104のレーザー光が光ディスク
上のトラックを横断する際の再生信号に基づいてトラッ
ククロスパルスを生成する。113はトラッククロス方
向検出手段で、読み取り手段104のレーザー光が光デ
ィスク上のトラックを横断する際の方向を検出する。ト
ラッククロス検出手段112及びトラッククロス方向検
出手段113は、例えば、読み取り手段104から出力
されたトラッキングエラー信号をヒステリシスコンパレ
ータや、コンパレータなどで2値化し、トラックカウン
ト信号(TKC)を生成する。また同様に、RF信号の
エンベロープから非オントラック信号(OFTR)を生
成し、TKC信号及びOFTR信号の位相関係よりトラ
ッククロス方向信号を生成する。トラッククロス検出パ
ルスを生成する方法は、TKCを直接用いる方法と、T
KCをOFTRでラッチして検出パルスを生成する方法
などがある。
【0036】114は回転角度検出手段で、ディスク回
転手段103の回転角度を検出し1回転をn分割した領
域毎に出力する。前記回転角度検出手段114は、例え
ばディスクモータのホール素子出力より生成されるFG
パルスと呼ばれる信号を利用する方法が一般的である。
FG信号は、3相モータで1回転あたり3パルスを出力
するので、立ち上がり、立ち下がり両エッジをカウント
することで60度単位での回転角度検出が可能である。
また、このFGパルスを分周して更に細かな回転角度検
出を行う方法、FGパルス以外にはディスクモーターに
エンコーダを用いた回転速度検出手段を付加して任意の
分解能で回転速度を検出する方法などが考えられる。
【0037】また、115は計数変換手段で、回転角度
検出手段114の出力に基づいて、トラッククロス検出
手段112及びトラッククロス方向検出手段113の出
力をもとに、トラッククロス数を方向を含めてカウント
する。そしてm回転分のデータを一度に取得し、データ
を出力する(mは1以上の自然数)。60度毎に回転角
度の検出が可能な場合では、1回転を6つの領域に分割
して各領域毎に符号付きトラックカウント数を計数しデ
ータを出力する。また、116は制御手段で、変換手段
108、計数変換手段115からの信号を受け取り処理
すると共に、ディスク回転手段103、読み取り手段1
04、変換手段108、及び移動手段109を制御す
る。次に、制御手段116が、DVD−ROM再生装置
の最高回転速度を設定する動作について説明する。制御
手段116は第1の回転速度でディスク102を回転さ
せる。そして、移動手段104を移動不能とし、計数変
換手段115の計数結果データを回転角度検出手段11
4の検出結果をもとに同一回転角度位置より取り込む。
本実施の形態では、3相モータを使用し、ホール素子出
力のFG信号を利用し、FG信号の立ち上がり、立ち下
がりエッジで回転角検出を行い、60度毎の回転角でト
ラッククロス数の計数結果を得るので一回転あたりの分
割数は、n=6となる。
【0038】また、本実施の形態1では、第1の回転速
度は、光ディスク102の前記読み取り手段104に対
する振動が発生しないだけ十分低い速度として、光ディ
スク102とディスク回転手段103間の偏心によるト
ラッククロス数を測定する。このようにして、回転角6
0度毎に6×m個のデータを連続して取得する。
【0039】次に、取得されたデータを1回転分毎に、
つまり先頭から6個づつに分割する。偏心や振動による
トラック横断は、振動状態が安定している場合にはディ
スクの回転周期に同期するので、1回転のうち対角線上
の変位量は等しく、従ってその対角線上のデータの絶対
値は等しくなる。これを利用して、測定中に過大な振
動、衝撃等による異常データを除外する作業を行う。m
回転目のデータを先頭から順に、dat[m,n] (n=1〜6) と
すると、 |dat[m,1]|-|dat[m,4]| …(1) |dat[m,2]|-|dat[m,5]| …(2) |dat[m,3]|-|dat[m,6]| …(3) のそれぞれの値が予め定めた値より小さいことを確認す
る。これらの値がすべて、予め定めた値よりも小さい場
合にはm回転目のデータは正常に測定できているものと
して合格となり、大きい場合は不合格となる。この判定
をm回転分すべてについて行う。
【0040】次に不合格となった回転数分のデータを再
び連続して測定する。その後同様の判定を行い、最終的
にm回転分のデータを得、このデータを回転角毎に平
均、若しくは合計して低回転速度でのデータとする。こ
のようにして得られたデータを、datL[n] (n=1〜6) と
する。
【0041】なお、トラックが異常なディスクで測定時
間が増大するのを防止するため、最大測定回数を制限す
ることが望ましい。また、必要な回転数分を一度に測定
するのではなく、不合格となる場合を見越して必要回転
数分よりも多めに最初から測定を行う方法、必要回転数
分よりも少なめに測定を行い、何回かに分けて測定する
方法でも同様に実施可能である。高速回転でも同様にm
回転分のデータを得、判別、再測定を繰り返して必要回
転数分のデータを得る。このようにして得られたデータ
を、datH[n] (n=1〜6)とする。
【0042】最後に、各回転角毎のデータの差を取るこ
とで振動成分のトラック横断データが得られる。つま
り、それぞれの回転角での振動成分を表すデータ、datV
[n] (n=1〜6) は、 datV[n] = datH[n] 〓 datL[n] …(n=1〜6) (4) これをもとに振動成分の振幅を求め、予め定めたしきい
値と比較することにより振動量が一定値以上であるかど
うかを検出し、一定以上である場合には最大回転速度を
制限する。
【0043】振動量を求める方法としては、特開200
0−113581号公報に示されたようにベクトル演算
を用い、隣接する回転角のデータの差ベクトルの絶対値
をそれぞれ求め、平均化する方法、同様に差ベクトルの
絶対値の2乗を求め、平均化する方法、6個のデータの
うち対角線上のデータ以外の任意の2個のデータと、ト
ラック変位を表す正弦波関数 f(t)= A cos (ωt + φ) …(5) 未知変数: A:振幅、φ:位相角 既知変数:ω:角速度 の連立方程式から、振幅 A または 振幅 A の2乗に比
例する値を求める方法などが考えられる。以上のような
動作により、1回転毎にデータ測定、評価を繰り返す場
合と比較して最大で1/2の時間で振動測定が可能とな
る。
【0044】本実施の形態1では、2つの回転速度でト
ラック横断を測定する例で説明したが、振動が発生しな
いだけ低い回転速度と、それよりも速い1つ以上の回転
速度で測定を行うことでも同様に実施可能である。この
ように、測定を2段階で行い、回転速度が低い段階で振
動量のより大きいディスクを判別することで、高速回転
しないと大きな振動が発生しないディスクであっても、
回転速度が低い段階でこれを検出でき、振動検出時にも
振動の発生を最小限に抑えることが出来る。
【0045】また、本実施の形態1では1回転を6つの
領域に分割した例で説明したがこれ以外の数の領域に分
割しても同様に実施可能である。ただし、対角線上の領
域のトラック横断数の絶対値を比較することにより異常
なデータを除外する場合には分割数は偶数個とする必要
がある。
【0046】なお、本実施の形態1ではDVD−ROM
再生装置を例に説明したが、CD−ROM再生装置やC
D−R/RW記録再生装置などの情報ディスク状に同心
円または螺旋状にトラックが形成されている情報記録再
生媒体を記録、再生可能な装置であれば、同様に実施可
能である。
【0047】以上のように、本発明の実施の形態1で
は、複数回転数分のトラックカウント値を一度に測定す
ることにより、1回転分のデータを測定するのに最短1
回転分の時間のみで済み、振動検出測定に要する時間を
短縮した情報ディスク記録再生装置を提供することがで
きる。
【0048】実施の形態2.本発明の請求項2、請求項
9、請求項10、及び請求項13に記載の発明の実施の
形態について、DVD−ROM再生装置を例に図1を用
いて説明する。図1において、実施の形態1と同一の構
成要素については重複を避けるため説明を省略する。
【0049】次に、制御手段116が、DVD−ROM
再生装置の最高回転速度を設定する動作について説明す
る。制御手段116は第1の回転速度でディスク102
を回転させる。そして、移動手段104を移動不能と
し、計数変換手段115の計数結果データを、回転角度
検出手段114の検出結果をもとに回転角度情報と共に
任意の回転角度位置から取り込む。
【0050】本実施の形態2では、3相モータを使用
し、ホール素子出力のFG信号を利用し、FG信号の立
ち上がり、立ち下がりエッジで回転角検出を行い、60
度毎の回転角でトラッククロス数の計数結果を得るので
一回転あたりの分割数は、n=6となる。
【0051】また本実施の形態2では、第1の回転速度
は、光ディスク102の前記読み取り手段104に対す
る振動が発生しないだけ十分低い速度として、光ディス
ク102とディスク回転手段103間の偏心によるトラ
ッククロス数を測定する。このようにして、回転角60
度毎に6×m個のデータを連続して取得する。
【0052】次に、取得されたデータを1回転分毎に、
つまり先頭から6個づつに分割する。偏心や振動による
トラック横断は、振動状態が安定している場合にはディ
スクの回転周期に同期するので、1回転のうち対角線上
の変位量は等しく、従ってその対角線上のデータの絶対
値は等しくなる。これを利用して、測定中に過大な振
動、衝撃等による異常データを除外する作業を行う。m
回転目のデータを先頭から順に、dat[m,n] (n=1〜6) と
すると、既述の式(1)ないし(3)、即ち、 |dat[m,1]|-|dat[m,4]| …(1) |dat[m,2]|-|dat[m,5]| …(2) |dat[m,3]|-|dat[m,6]| …(3) のそれぞれの値が予め定めた値より小さいことを確認す
る。これらの値がすべて、予め定めた値よりも小さい場
合にはm回転目のデータは正常に測定できているものと
して合格となり、大きい場合は不合格となる。この判定
をm回転分すべてについて行う。
【0053】次に不合格となった回転数分のデータを再
び連続して測定する。その後同様の判定を行い、最終的
にm回転分のデータを得、このデータを回転角毎に平
均、若しくは合計して低回転速度でのデータとする。こ
のようにして得られたデータを、datL[n] (n=1〜6) と
する。
【0054】なお、トラックが異常なディスクで測定時
間が増大するのを防止するため、最大測定回数を制限す
ることが望ましい。また、必要な回転数分を一度に測定
するのではなく、不合格となる場合を見越して必要回転
数分よりも多めに最初から測定を行う方法、必要回転数
分よりも少なめに測定を行い、何回かに分けて測定する
方法でも同様に実施可能である。
【0055】高速回転でも同様にm回転分のデータを
得、判別、再測定を繰り返して必要回転数分のデータを
得る。このようにして得られたデータを、datH[n] (n=1
〜6)とする。
【0056】最後に、各回転角毎のデータの差を取る。
この際に、測定時の回転角度位置データをもとに datL
[n],datH[n] の回転位相角を合わせたうえで差を取る必
要がある。例えば、低回転でのデータと、高速回転での
データの測定開始位置の回転角度差が120度で高速回
転側が進み側であった場合には、振動成分のデータ dat
V[n] (n=1〜6) は、 datV[1]=datH[1]-datL[3] …(6) datV[2]=datH[2]-datL[4] …(7) datV[3]=datH[3]-datL[5] …(8) datV[4]=datH[4]-datL[6] …(9) datV[5]=datH[5]-datL[1] …(10) datV[6]=datH[6]-datL[2] …(11) となる。異なる位相角の差である場合にも同様に位相角
差分だけデータをずらして差を取ることで同様に実施可
能である。以上の様にして、振動成分のトラック横断デ
ータが得られる。これをもとに振動成分の振幅を求め、
予め定めたしきい値と比較することにより、振動量が一
定値以上であるかどうかを検出し、一定以上である場合
には最大回転速度を制限する。
【0057】振動量を求める方法としては、特開200
0−113581号公報に示されたようにベクトル演算
を用い、隣接する回転角のデータの差ベクトルの絶対値
をそれぞれ求め、平均化する方法、同様に差ベクトルの
絶対値の2乗を求め、平均化する方法、6個のデータの
うち対角線上のデータ以外の任意の2個のデータと、ト
ラック変位を表す式(5)の正弦波関数、即ち、 f(t)= A cos ( ωt + φ ) …(5) 未知変数: A:振幅、φ:位相角 既知変数:ω:角速度 との連立方程式から、振幅 A または 振幅 A の2乗に
比例する値を求める方法などが考えられる。
【0058】以上のような動作により、1回の測定あた
り、同一回転位置から測定を開始する場合と比較して平
均で1回転に要する時間の1/2だけ振動検出の測定に
要する時間を短縮することが可能である。
【0059】また、本実施の形態2では、1回転を6つ
の領域に分割した例で説明したが、これ以外の数の領域
に分割しても同様に実施可能である。ただし、対角線上
の領域のトラック横断数の絶対値を比較することにより
異常なデータを除外する場合には分割数は偶数個とする
必要がある。また、本実施の形態2では対角線領域のデ
ータの絶対値を比較し、異常データの除外を行っている
が、異常データの判別を行わず、すべての測定データを
採用する場合でも同様に実施可能である。
【0060】本実施の形態2では、m回転分のデータを
連続して測定する例で説明したが、1回転分づつ測定を
行う場合でも同様に実施可能である。なお、本実施の形
態2ではDVD−ROM再生装置を例に説明したが、C
D−ROM再生装置やCD−R/RW記録再生装置など
情報ディスク上に同心円状または螺旋状にトラックが形
成されている情報記録再生媒体を記録、再生可能な装置
であれば、同様に実施可能である。
【0061】以上のように、本発明の実施の形態2で
は、任意の回転位置から測定を開始し、回転角度情報を
もとに同一回転角度の領域のデータ毎に比較を行うの
で、測定開始命令発行から回転待ち時間を無くし、振動
検出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生
装置を提供することができる。
【0062】実施の形態3.本発明の請求項3、請求項
11及び請求項14に記載の発明の実施の形態につい
て、DVD−ROM再生装置を例に図1を用いて説明す
る。図1において、実施の形態1と同一の構成要素につ
いては重複を避けるため説明を省略する。
【0063】次に、制御手段116が、DVD−ROM
再生装置の最高回転速度を設定する動作について説明す
る。制御手段116は第1の回転速度でディスク102
を回転させる。そして、移動手段104を移動不能とす
る。移動手段104を移動不能とする際に、トラッキン
グアクチュエータ111の駆動を停止するが、通常は駆
動停止時にトラッキング方向の変位を持っていた場合に
は、アクチュエータのばね定数により自己振動が発生す
るため、トラック横断はディスクの回転周期に一致しな
い時間がある時間続くがこの時間はトラッキングアクチ
ュエータ111の駆動を停止したときの状態によって異
なるため、通常は必ず自己振動が収まるだけの時間だけ
待ち時間を入れる必要がある。本発明では、トラッキン
グアクチュエータ111の駆動を停止した直後から測定
を開始し、計数変換手段115の計数結果データを、回
転角度検出手段114の検出結果をもとに回転角度情報
と共に任意の回転角度位置から取り込む。
【0064】本実施の形態3では、3相モータを使用
し、ホール素子出力のFG信号を利用し、FG信号の立
ち上がり、立ち下がりエッジで回転角検出を行い、60
度毎の回転角でトラッククロス数の計数結果を得るので
一回転あたりの分割数は、n=6となる。また本実施の
形態3では、第1の回転速度は、光ディスク102の前
記読み取り手段104に対する振動が発生しないだけ十
分低い速度として、光ディスク102とディスク回転手
段103間の偏心によるトラッククロス数を測定する。
このようにして、回転角60度毎に6×m個のデータを
連続して取得する。
【0065】また本実施の形態3では、第1の回転速度
は、光ディスク102の前記読み取り手段104に対す
る振動が発生しないだけ十分低い速度として、光ディス
ク102とディスク回転手段103間の偏心によるトラ
ッククロス数を測定する。このようにして、回転角60
度毎に6×m個のデータを連続して取得する。
【0066】次に、取得されたデータのうち先頭の1回
転分を抽出する。つまり先頭から6個のデータを取り出
すことになる。偏心や振動によるトラック横断は、振動
状態が安定している場合にはディスクの回転周期に同期
するので、1回転のうち対角線上の変位量は等しく、従
ってその対角線上のデータの絶対値は等しくなる。これ
を利用して、トラッキングアクチュエータ111の自己
振動が収まったかどうかを検出する作業を行う。1回転
目のデータを先頭から順に、dat[1,n] (n=1〜6) とする
と、 |dat[1,1]|-|dat[1,4]| …(12) |dat[1,2]|-|dat[1,5]| …(13) |dat[1,3]|-|dat[1,6]| …(14) のそれぞれの値が予め定めた値より小さいことを確認す
る。これらの値がすべて、予め定めた値よりも小さい場
合には既にトラッキングアクチュエータ111の自己振
動は収まったものとして、この dat[1] を先頭データと
して採用する。そして、1回転目以降のデータを1回転
分毎に、つまり先頭から6個づつに分割する。このデー
タを同様にして、測定中に過大な振動、衝撃等による異
常データを除外する作業を行う。
【0067】トラッキングアクチュエータ111の自己
振動が収まっていない場合には、先頭データを1つ後ろ
にずらして、判定を行う。つまり、 |dat[1,2]|-|dat[1,5]| …(13) |dat[1,3]|-|dat[1,6]| …(14) |dat[1,4]|-|dat[2,1]| …(15) のそれぞれの値が予め定めた値より小さいことを確認す
る。この場合、最初の判定で式(13)及び式(14)
の結果はすでに分かっているので、改めて計算しなくて
もよい。また、式(13)または式(14)の結果が不
合格であることが分かっている場合には、式(13)ま
たは式(14)を含まない回転角まで先頭位置をずらし
て判定回数を減らすことも可能である。
【0068】同様にして、トラッキングアクチュエータ
111の自己振動が収まっていると判定されるまで、先
頭データ位置を順にずらして評価を行う。また、測定し
たm回転分のデータがすべて自己振動が収まっていない
と判定された場合には測定自体を再度行うことになる。
【0069】次に、先頭データをずらすこと、及び不合
格となったデータにより不足する回転数分のデータを再
び連続して測定する。その後同様の判定を行い、最終的
に必要回転分のデータを得、このデータを回転角毎に平
均、若しくは合計して低回転速度でのデータとする。こ
のようにして得られたデータを、datL[n] (n=1〜6)とす
る。
【0070】なお、トラックが異常なディスクで測定時
間が増大するのを防止するため、最大測定回数を制限す
ることが望ましい。また、必要な回転数分だけを最初に
測定するのではなく、トラッキングアクチュエータ11
1の自己振動が収まる平均的な時間及び、不合格となる
場合を見越して必要回転数分よりも多めに最初から測定
を行う方法、必要回転数分よりも少なめに測定を行い、
何回かに分けて測定する方法、1回転毎に測定、トラッ
キングアクチュエータ111の自己振動が収まっている
か判定し、続いて必要回転数分のデータを連続して取得
する方法でも同様に実施可能である。
【0071】高速回転でも同様に必要回転数分のデータ
を得、判別、再測定を繰り返して必要回転数分のデータ
を得る。このようにして得られたデータを、datH[n] (n
=1〜6) とする。
【0072】最後に、各回転角毎のデータの差を取る。
この際に、測定時の回転角度位置データをもとに datL
[n],datH[n] の回転位相角を合わせたうえで差を取る必
要がある。例えば、低回転でのデータと、高速回転での
データの測定開始位置の回転角度差が120度で高速回
転側が進み側であった場合には、振動成分のデータ dat
V[n] (n=1〜6) は、既述の式(6)ないし(11)、即
ち、 datV[1]=datH[1]-datL[3] …(6) datV[2]=datH[2]-datL[4] …(7) datV[3]=datH[3]-datL[5] …(8) datV[4]=datH[4]-datL[6] …(9) datV[5]=datH[5]-datL[1] …(10) datV[6]=datH[6]-datL[2] …(11) となる。異なる位相角の差である場合にも同様に位相角
差分だけデータをずらして差を取ることで同様に実施可
能である。以上の様にして、振動成分のトラック横断デ
ータが得られる。
【0073】これをもとに振動成分の振幅を求め、予め
定めたしきい値と比較することにより振動量が一定値以
上であるかどうかを検出し、一定以上である場合には最
大回転速度を制限する。振動量を求める方法としては、
特開2000−113581号公報に示されたようにベ
クトル演算を用い、隣接する回転角のデータの差ベクト
ルの絶対値をそれぞれ求め、平均化する方法、同様に差
ベクトルの絶対値の2乗を求め、平均化する方法、6個
のデータのうち対角線上のデータ以外の任意の2個のデ
ータと、トラック変位を表す既述の式(5)の正弦波関
数、即ち、 f(t)= A cos ( ωt + φ ) …(5) 未知変数: A:振幅、φ:位相角 既知変数:ω:角速度 との連立方程式から、振幅 A または 振幅 A の2乗に
比例する値を求める方法などが考えられる。
【0074】以上のような動作により、トラッキングア
クチュエータ111の自己振動が収まった直後から有効
なデータを取得することが出来る。また本実施の形態3
では1回転を6つの領域に分割した例で説明したが、こ
れ以外の数の領域に分割しても同様に実施可能である。
ただし、分割数は偶数個とする必要がある。また、本実
施の形態3では対角線領域のデータの絶対値を比較し、
異常データの除外を行っているが、異常データの判別を
行わず、すべての測定データを採用する場合でも同様に
実施可能である。
【0075】なお、本実施の形態3ではDVD−ROM
再生装置を例に説明したが、CD−ROM再生装置やC
D−R/RW記録再生装置など情報ディスク上に同心円
状または螺旋状にトラックが形成されている情報記録再
生媒体を記録、再生可能な装置であれば同様に実施可能
である。
【0076】以上のように、本発明の実施の形態3で
は、トラッキングOFF後即座に測定を開始してもレン
ズ振動が収まったことを自動検出して有効なデータを選
択することが出来、レンズ振動が収まったあと最短時間
で振動検出測定を行うことができる情報ディスク記録再
生装置を提供することができる。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係る
情報記録トラックが螺旋状または同心円状に形成された
情報ディスクを記録または再生可能な情報ディスク記録
再生装置によれば、前記情報ディスクを所定の速度で回
転させるディスク回転手段と、前記情報ディスクから情
報信号を読み取るための読み取り手段と、前記読み取り
手段を前記情報ディスクの半径方向に移動するための移
動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラックを
横切る際の再生信号に基づいてトラッククロス信号を検
出するトラッククロス検出手段と、前記ディスク回転手
段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)
分割した領域毎に出力する回転角度検出手段と、前記移
動手段を移動不能とし、前記回転角度検出手段が出力す
る回転角度情報に基づいて前記トラッククロス検出手段
により検出されたトラッククロスパルスを前記n分割し
た領域毎にm(mは1以上の自然数)回転分連続して計
数し、前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割し、前
記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転数
分の合計値を算出し出力する計数変換手段と、前記計数
変換手段の出力値をもとに前記情報ディスク記録再生装
置の許容される振動量以下となる最高回転速度を決定す
る制御手段とを備えたので、複数回転数分のトラックカ
ウント値を一度に測定することにより、1回転分のデー
タを測定するのに最短1回転分の時間のみで済み、振動
検出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生
装置を提供することができる効果がある。
【0078】本発明の請求項2の情報記録トラックが螺
旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記録ま
たは再生可能な情報ディスク記録再生装置によれば、前
記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回転
手段と、前記情報ディスクから情報信号を読み取るため
の読み取り手段と、前記読み取り手段を前記情報ディス
クの半径方向に移動するための移動手段と、前記読み取
り手段が前記情報記録トラックを横切る際の再生信号に
基づいてトラッククロス信号を検出するトラッククロス
検出手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る方向を検出するトラッククロス方向検出手段
と、前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn
(nは2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転
角度検出手段と、前記移動手段を移動不能とし、第1及
び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度
で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回
転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記
n分割された領域のうち任意の領域から前記トラックク
ロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを
領域毎に計数する計数変換手段と、前記計数変換手段の
計数結果と回転角度情報をもとに第1及び第1の回転速
度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で同一位置の前
記n分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記
情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以下とな
る最高回転速度を決定する制御手段とを備えたので、任
意の回転位置から測定を開始し、回転角度情報をもとに
同一回転角度の領域のデータ毎に比較を行うので、測定
開始命令発行から回転待ち時間を無くし、振動検出測定
に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生装置を提
供することができる効果がある。
【0079】本発明の請求項3の情報記録トラックが螺
旋状または同心円状に形成された情報ディスクを記録ま
たは再生可能な情報ディスク記録再生装置によれば、前
記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回転
手段と、前記情報ディスクから情報信号を読み取るため
の読み取り手段と、前記読み取り手段を前記情報ディス
クの半径方向に移動するための移動手段と、前記読み取
り手段が前記情報記録トラックを横切る際の再生信号に
基づいてトラッククロス信号を検出するトラッククロス
検出手段と、前記読み取り手段が前記情報記録トラック
を横切る方向を検出するトラッククロス方向検出手段
と、前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn
(nは2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転
角度検出手段と、前記移動手段を移動不能とし、第1及
び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度
で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回
転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて任意
の開始回転位置から前記トラッククロス検出手段により
検出されたトラッククロスパルスを領域毎にm(mは1
以上の自然数)回転分計数する計数変換手段と、前記計
数変換手段の計数値の先頭の領域とその対角線上の領域
のデータの絶対値を比較しその差が一定値以上である場
合には先頭のデータを除外し、データ先頭領域を1つ進
め前記絶対値の比較結果が一定以下になるまで先頭デー
タの除外を行う先頭データ決定手段と、前記先頭データ
決定手段により決定された先頭データ以降の前記計数手
段の計数結果を回転角度情報をもとに第1及び第1の回
転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で同一回転
角度位置毎に比較し、その結果をもとに前記情報ディス
ク記録再生装置の許容される振動量以下となる最高回転
速度を決定する制御手段とを備えたので、トラッキング
OFF後即座に測定を開始してもレンズ振動が収まった
ことを自動検出して有効なデータを選択することが出
来、レンズ振動が収まったあと最短時間で振動検出測定
を行うことができる情報ディスク記録再生装置を提供す
ることができる効果がある。
【0080】本発明の請求項4によれば、請求項1記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記制御手段は
前記計数変換手段の出力値を1回転毎に分割し、前記n
分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較
し、その差が一定値以上である場合にはそのデータを含
む1回転分のデータを除外し、前記n分割した各領域毎
に平均値または予め定めた回転数分の合計値を算出する
ことを特徴とするものなので、複数回転数分のトラック
カウント値を一度に測定することにより、1回転分のデ
ータを測定するのに最短1回転分の時間で済み、振動検
出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生装
置を提供することができる効果がある。
【0081】本発明の請求項5によれば、請求項1記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記制御手段は
前記計数変換手段の出力値を1回転毎に分割し、前記n
分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較
し、その差が一定値以上である場合にはそのデータを含
む1回転分のデータを除外し、前記除外された回転数分
以上のデータを再度計数することを繰り返して必要回転
数分のデータを取得し、取得された必要回転数分の計数
値を1回転分毎に分割し、前記n分割した各領域毎に平
均値または予め定めた回転数分の合計値を算出すること
を特徴とするものなので、複数回転数分のトラックカウ
ント値を一度に測定することにより、1回転分のデータ
を測定するのに最短1回転分の時間で済み、振動検出測
定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生装置を
提供することができる効果がある。
【0082】本発明の請求項6によれば、請求項1記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記読み取り手
段は前記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラ
ッククロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は第
1及び第2の回転速度で前記トラッククロス方向検出手
段の検出結果と前記回転角度検出手段が出力する回転角
度情報に基づいて前記トラッククロス検出手段により検
出されたトラッククロスパルスを計数することで出力値
を得、前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と回転
角度情報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位置の
前記n分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前
記情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以下と
なる最高回転速度を決定することを特徴とするものなの
で、複数回転数分のトラックカウント値を一度に測定す
ることにより、1回転分のデータを測定するのに最短1
回転分の時間で済み、振動検出測定に要する時間を短縮
した情報ディスク記録再生装置を提供することができる
効果がある。
【0083】本発明の請求項7によれば、請求項1記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記読み取り手
段は前記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラ
ッククロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は第
1及び第2の回転速度で前記トラッククロス方向検出手
段の検出結果と前記回転角度検出手段が出力する回転角
度情報に基づいて前記トラッククロス検出手段により検
出されたトラッククロスパルスを計数することで出力値
を得、前記出力値を1回転毎に分割し、前記n分割した
領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較し、その差
が一定値以上である場合にはそのデータを含む1回転分
のデータを除外し、前記n分割した各領域毎に平均値ま
たは予め定めた回転数分の合計値を出力し、前記制御手
段は前記変換手段の出力値と回転角度情報をもとに第1
及び第2の回転速度で同一位置の前記n分割された領域
毎に比較し、その結果をもとに前記情報ディスク記録再
生装置の許容される振動量以下となる最高回転速度を決
定することを特徴とするものなので、複数回転数分のト
ラックカウント値を一度に測定することにより、1回転
分のデータを測定するのに最短1回転分の時間で済み、
振動検出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録
再生装置を提供することができる効果がある。
【0084】本発明の請求項8によれば、請求項1記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記読み取り手
段は前記情報記録トラックを横切る方向を検出するトラ
ッククロス方向検出手段を備え、前記計数変換手段は前
記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角
度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記トラ
ッククロス検出手段により検出されたトラッククロスパ
ルスを計数することで出力値を得、前記出力値を1回転
毎に分割し、前記n分割した領域の対角線上の領域毎に
その絶対値を比較し、その差が一定値以上である場合に
はそのデータを含む1回転分のデータを除外し、前記除
外された回転数分以上のデータを再度計数することを繰
り返して必要回転数分のデータを取得し、更に第1及び
第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で
同一の測定を行い、第1及び第1の回転速度よりも速い
1つ以上の第2の回転速度で回転数毎に取得された必要
回転数分の出力値を1回転分毎に分割し、前記n分割し
た各領域毎に平均値または予め定めた回転数分の合計値
を出力し、前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と
回転角度情報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位
置の前記n分割された領域毎に比較し、その結果をもと
に前記情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以
下となる最高回転速度を決定することを特徴とするもの
なので、複数回転数分のトラックカウント値を一度に測
定することにより、1回転分のデータを測定するのに最
短1回転分の時間で済み、振動検出測定に要する時間を
短縮した情報ディスク記録再生装置を提供することがで
きる効果がある。
【0085】本発明の請求項9によれば、請求項2記載
の情報ディスク記録再生装置において、前記計数変換手
段はm回転分のデータを連続して計数し、前記m回転分
の計数値を1回転分毎に分割し、前記n分割した各領域
毎に平均値または予め定めた回転数分の合計値を出力す
ることを特徴とするものなので、複数回転数分のトラッ
クカウント値を一度に測定することにより、1回転分の
データを測定するのに最短1回転分の時間で済み、任意
の回転位置から測定を開始し、回転角度情報をもとに同
一回転角度の領域のデータ毎に比較を行うので、測定開
始命令発行から回転待ち時間を無くし、振動検出測定に
要する時間を短縮した情報ディスク記録再生装置を提供
することができる効果がある。
【0086】本発明の請求項10によれば、請求項2記
載の情報ディスク記録再生装置において、前記計数変換
手段は前記回転速度毎にm回転分のデータを連続して計
数し、前記回転速度毎にm回転分の計数値を1回転分毎
に分割し、前記n分割した領域の対角線上の領域毎にそ
の絶対値を比較しその差が一定値以上である場合にはそ
のデータを含む1回転分のデータを除外し、前記n分割
した各領域毎に平均値または予め定めた回転数分の合計
値を出力し、前記除外された回転数分以上のデータを再
度計数することを繰り返して必要回転数分のデータを取
得することを特徴とするもので、任意の回転位置から測
定を開始し、回転角度情報をもとに同一回転角度の領域
のデータ毎に比較を行うので、測定開始命令発行から回
転待ち時間を無くし、振動検出測定に要する時間を短縮
した情報ディスク記録再生装置を提供することができ
る。
【0087】本発明の請求項11によれば、請求項3記
載の情報ディスク記録再生装置において、前記計数変換
手段は、前記回転速度毎にm回転分の計数値を前記先頭
データ決定手段により決定されたデータを起点として1
回転分毎に分割し、前記n分割した領域の対角線上の領
域毎にその絶対値を比較し、その差が一定値以上である
場合にはそのデータを含む1回転分のデータを除外し、
前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
数分の合計値を出力することを特徴とするものなので、
トラッキングOFF後即座に測定を開始してもレンズ振
動が収まったことを自動検出して有効なデータを選択す
ることが出来、レンズ振動が収まったあと最短時間で振
動検出測定を行うことができる情報ディスク記録再生装
置を提供することができる効果がある。
【0088】本発明の請求項12記載の情報ディスク記
録再生装置の記録再生速度制御方法によれば、情報記録
トラックが螺旋状または同心円状に形成された情報ディ
スクを記録または再生可能で、前記情報ディスクを所定
の速度で回転させるディスク回転手段と、前記情報ディ
スクから情報信号を読み取るための読み取り手段と、前
記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動す
るための移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録
トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロ
ス信号を検出するトラッククロス検出手段と、前記ディ
スク回転手段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上
の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度検出手段
とを備える情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制
御方法において、前記移動手段を移動不能とするステッ
プと、前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報に
基づいて前記トラッククロス検出手段により検出された
トラッククロスパルスを前記n分割した領域毎にm(m
は1以上の自然数)回転分連続して計数するステップ
と、前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割するステ
ップと、前記n分割した各領域毎に平均値または予め定
めた回転数分の合計値を算出し出力するステップと、前
記出力値をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容
される振動量以下となる最高回転速度を決定するステッ
プとを含むことを特徴とするので、複数回転数分のトラ
ックカウント値を一度に測定することにより、1回転分
のデータを測定するのに最短1回転分の時間で済み、振
動検出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再
生装置の記録再生速度制御方法を提供することができる
効果がある。
【0089】本発明の請求項13記載の情報ディスク記
録再生装置の記録再生速度制御方法によれば、情報記録
トラックが螺旋状または同心円状に形成された情報ディ
スクを記録または再生可能で、前記情報ディスクを所定
の速度で回転させるディスク回転手段と、前記情報ディ
スクから情報信号を読み取るための読み取り手段と、前
記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動す
るための移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録
トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロ
ス信号を検出するトラッククロス検出手段と、前記読み
取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向を検出す
るトラッククロス方向検出手段と、前記ディスク回転手
段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)
分割した領域毎に出力する回転角度検出手段とを備える
情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法にお
いて、前記移動手段を移動不能とするステップと、第1
及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速
度で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記
回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前
記n分割された領域のうち任意の領域から前記トラック
クロス検出手段により検出されたトラッククロスパルス
を領域毎に計数するステップと、前記計数結果と回転角
度情報をもとに第1及び第1の回転速度よりも速い1つ
以上の第2の回転速度で同一位置の前記n分割された領
域毎に比較するステップと、その結果をもとに前記情報
ディスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最
高回転速度を決定するステップとを含むことを特徴とす
るので、任意の回転位置から測定を開始し、回転角度情
報をもとに同一回転角度の領域のデータ毎に比較を行う
ので、測定開始命令発行から回転待ち時間を無くし、振
動検出測定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再
生装置の記録再生速度制御方法を提供することができる
効果がある。
【0090】本発明の請求項14記載の情報ディスク記
録再生装置の記録再生速度制御方法によれば、情報記録
トラックが螺旋状または同心円状に形成された情報ディ
スクを記録または再生可能で、前記情報ディスクを所定
の速度で回転させるディスク回転手段と、前記情報ディ
スクから情報信号を読み取るための読み取り手段と、前
記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動す
るための移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録
トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロ
ス信号を検出するトラッククロス検出手段と、前記読み
取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向を検出す
るトラッククロス方向検出手段と、前記ディスク回転手
段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)
分割した領域毎に出力する回転角度検出手段とを備える
情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法にお
いて、前記移動手段を移動不能とするステップと、第1
及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速
度で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記
回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて任
意の開始回転位置から前記トラッククロス検出手段によ
り検出されたトラッククロスパルスを領域毎にm(mは
1以上の自然数)回転分計数するステップと、前記計数
値の先頭の領域とその対角線上の領域のデータの絶対値
を比較しその差が一定値以上である場合には先頭のデー
タを除外するステップと、前記先頭データが除外された
場合にはデータ先頭領域を1つ進め前記絶対値の比較結
果が一定以下になるまで先頭データの除外を行うステッ
プと、決定された先頭データ以降の前記計数手段の計数
結果を回転角度情報をもとに第1及び第1の回転速度よ
りも速い1つ以上の第2の回転速度で同一回転角度位置
毎に比較するステップと、その結果をもとに前記情報デ
ィスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最高
回転速度を決定するステップとを含むことを特徴とする
ので、トラッキングOFF後即座に測定を開始してもレ
ンズ振動が収まったことを自動検出して有効なデータを
選択することが出来、レンズ振動が収まったあと最短時
間で振動検出測定を行うことができる情報ディスク記録
再生装置の記録再生速度制御方法を提供することができ
る効果がある。
【0091】本発明の請求項15記載の情報ディスク記
録再生装置の記録再生速度制御方法によれば、情報記録
トラックが螺旋状または同心円状に形成された情報ディ
スクを記録または再生可能で、前記情報ディスクを所定
の速度で回転させるディスク回転手段と、前記情報ディ
スクから情報信号を読み取るための読み取り手段と、前
記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動す
るための移動手段と、前記読み取り手段が前記情報記録
トラックを横切る際の再生信号に基づいてトラッククロ
ス信号を検出するトラッククロス検出手段と、前記読み
取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向を検出す
るトラッククロス方向検出手段と、前記ディスク回転手
段の回転角度情報を1回転をn(nは2以上の自然数)
分割した領域毎に出力する回転角度検出手段とを備える
情報ディスク記録再生装置の記録再生速度制御方法にお
いて、前記移動手段を移動不能とするステップと、前記
トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度
検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記トラッ
ククロス検出手段により検出されたトラッククロスパル
スを前記n分割した領域毎にm(mは1以上の自然数)
回転分連続して計数するステップと、前記m回転分の計
数値を1回転分毎に分割するステップと、前記n分割し
た領域の対角線上の領域毎にその絶対値を比較するステ
ップと、その差が一定値以上である場合にはそのデータ
を含む1回転分のデータを除外するステップと、前記除
外された回転数分以上のデータを再度計数することを繰
り返して必要回転数分のデータを取得するステップと、
前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
数分の合計値を算出し出力するステップと、前記出力値
をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容される振
動量以下となる最高回転速度を決定するステップとを含
むことを特徴とするので、複数回転数分のトラックカウ
ント値を一度に測定することにより、1回転分のデータ
を測定するのに最短1回転分の時間で済み、振動検出測
定に要する時間を短縮した情報ディスク記録再生装置の
記録再生速度制御方法を提供することができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1、2、3に記載の発明を
DVD−ROM再生装置に適用した場合のブロック図で
ある。
【図2】従来のトラックカウントを用いて振動検出を行
う光ディスク再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
101 DVD−ROM再生装置 102 光ディスク 103 ディスク回転手段 104 読み取り手段 105 レーザー発光素子 106 対物レンズ 107 光検出素子 108 変換手段 109 移動手段 110 トラバース駆動手段 111 トラッキングアクチュエータ 112 トラッククロス検出手段 113 トラッククロス方向検出手段 114 回転角度検出手段 115 計数変換手段 116 制御手段 200 従来のトラックカウントを用いて振動検出を行
う光ディスク再生装置 201 基台 202 ディスクモーター 203 インシュレーター 204 ディスク 204A ディスク204の情報記録面 205 光ヘッド 206 弾性材 207 光ビーム 208 情報記録トラック 209 トラッククロス検出部 210 計数部 211 測定部 212 モーター制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録トラックが螺旋状または同心円状
    に形成された情報ディスクを記録または再生可能な情報
    ディスク記録再生装置において、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段と、 前記移動手段を移動不能とし、前記回転角度検出手段が
    出力する回転角度情報に基づいて前記トラッククロス検
    出手段により検出されたトラッククロスパルスを前記n
    分割した領域毎にm(mは1以上の自然数)回転分連続
    して計数し、前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割
    し、前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた
    回転数分の合計値を算出し出力する計数変換手段と、 前記計数変換手段の出力値をもとに前記情報ディスク記
    録再生装置の許容される振動量以下となる最高回転速度
    を決定する制御手段と、を備える、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】情報記録トラックが螺旋状または同心円状
    に形成された情報ディスクを記録または再生可能な情報
    ディスク記録再生装置において、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段と、 前記移動手段を移動不能とし、第1及び第1の回転速度
    よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前記トラックク
    ロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出手段が
    出力する回転角度情報に基づいて前記n分割された領域
    のうち任意の領域から前記トラッククロス検出手段によ
    り検出されたトラッククロスパルスを領域毎に計数する
    計数変換手段と、 前記計数変換手段の計数結果と回転角度情報をもとに第
    1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転
    速度で同一位置の前記n分割された領域毎に比較し、そ
    の結果をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容さ
    れる振動量以下となる最高回転速度を決定する制御手段
    と、を備える、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】情報記録トラックが螺旋状または同心円状
    に形成された情報ディスクを記録または再生可能な情報
    ディスク記録再生装置において、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段と、 前記移動手段を移動不能とし、第1及び第1の回転速度
    よりも速い1つ以上の第2の回転速度で前記トラックク
    ロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出手段が
    出力する回転角度情報に基づいて任意の開始回転位置か
    ら前記トラッククロス検出手段により検出されたトラッ
    ククロスパルスを領域毎にm(mは1以上の自然数)回
    転分計数する計数変換手段と、 前記計数変換手段の計数値の先頭の領域とその対角線上
    の領域のデータの絶対値を比較しその差が一定値以上で
    ある場合には先頭のデータを除外し、データ先頭領域を
    1つ進め前記絶対値の比較結果が一定以下になるまで先
    頭データの除外を行う先頭データ決定手段と、 前記先頭データ決定手段により決定された先頭データ以
    降の前記計数手段の計数結果を回転角度情報をもとに第
    1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回転
    速度で同一回転角度位置毎に比較し、その結果をもとに
    前記情報ディスク記録再生装置の許容される振動量以下
    となる最高回転速度を決定する制御手段と、を備える、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記制御手段は前記計数変換手段の出力値を1回転毎に
    分割し、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較し、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外し、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を算出する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記制御手段は前記計数変換手段の出力値を1回転毎に
    分割し、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較し、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外し、 前記除外された回転数分以上のデータを再度計数するこ
    とを繰り返して必要回転数分のデータを取得し、 取得された必要回転数分の計数値を1回転分毎に分割
    し、前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた
    回転数分の合計値を算出する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記読み取り手段は前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段を備え、 前記計数変換手段は第1及び第2の回転速度で前記トラ
    ッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出
    手段が出力する回転角度情報に基づいて前記トラックク
    ロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを
    計数することで出力値を得、 前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と回転角度情
    報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位置の前記n
    分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記情報
    ディスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最
    高回転速度を決定する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記読み取り手段は前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段を備え、 前記計数変換手段は第1及び第2の回転速度で前記トラ
    ッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転角度検出
    手段が出力する回転角度情報に基づいて前記トラックク
    ロス検出手段により検出されたトラッククロスパルスを
    計数することで出力値を得、 前記出力値を1回転毎に分割し、前記n分割した領域の
    対角線上の領域毎にその絶対値を比較し、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外し、前記n分割した各領域毎に平
    均値または予め定めた回転数分の合計値を出力し、 前記制御手段は前記変換手段の出力値と回転角度情報を
    もとに第1及び第2の回転速度で同一位置の前記n分割
    された領域毎に比較し、その結果をもとに前記情報ディ
    スク記録再生装置の許容される振動量以下となる最高回
    転速度を決定する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記読み取り手段は前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段を備え、 前記計数変換手段は前記トラッククロス方向検出手段の
    検出結果と前記回転角度検出手段が出力する回転角度情
    報に基づいて前記トラッククロス検出手段により検出さ
    れたトラッククロスパルスを計数することで出力値を
    得、 前記出力値を1回転毎に分割し、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較し、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外し、 前記除外された回転数分以上のデータを再度計数するこ
    とを繰り返して必要回転数分のデータを取得し、 更に第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2
    の回転速度で同一の測定を行い、 第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回
    転速度で回転数毎に取得された必要回転数分の出力値を
    1回転分毎に分割し、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を出力し、 前記制御手段は前記計数変換手段の出力値と回転角度情
    報をもとに第1及び第2の回転速度で同一位置の前記n
    分割された領域毎に比較し、その結果をもとに前記情報
    ディスク記録再生装置の許容される振動量以下となる最
    高回転速度を決定する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項2記載の情報ディスク記録再生装置
    において、 前記計数変換手段はm回転分のデータを連続して計数
    し、 前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割し、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を出力する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  10. 【請求項10】請求項2記載の情報ディスク記録再生装
    置において、 前記計数変換手段は前記回転速度毎にm回転分のデータ
    を連続して計数し、 前記回転速度毎にm回転分の計数値を1回転分毎に分割
    し、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較しその差が一定値以上である場合にはそのデータを
    含む1回転分のデータを除外し、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を出力し、前記除外された回転数分以上の
    データを再度計数することを繰り返して必要回転数分の
    データを取得する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  11. 【請求項11】請求項3記載の情報ディスク記録再生装
    置において、 前記計数変換手段は、 前記回転速度毎にm回転分の計数値を前記先頭データ決
    定手段により決定されたデータを起点として1回転分毎
    に分割し、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較し、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外し、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を出力する、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置。
  12. 【請求項12】情報記録トラックが螺旋状または同心円
    状に形成された情報ディスクを記録または再生可能で、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段とを備える情報ディスク記録再生装置の記録再
    生速度制御方法において、 前記移動手段を移動不能とするステップと、 前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づい
    て前記トラッククロス検出手段により検出されたトラッ
    ククロスパルスを前記n分割した領域毎にm(mは1以
    上の自然数)回転分連続して計数するステップと、 前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割するステップ
    と、 前記n分割した各領域毎に平均値または予め定めた回転
    数分の合計値を算出し出力するステップと、 前記出力値をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許
    容される振動量以下となる最高回転速度を決定するステ
    ップと、を含む、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生
    速度制御方法。
  13. 【請求項13】情報記録トラックが螺旋状または同心円
    状に形成された情報ディスクを記録または再生可能で、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段とを備える情報ディスク記録再生装置の記録再
    生速度制御方法において、 前記移動手段を移動不能とするステップと、 第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回
    転速度で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と
    前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づい
    て前記n分割された領域のうち任意の領域から前記トラ
    ッククロス検出手段により検出されたトラッククロスパ
    ルスを領域毎に計数するステップと、 前記計数結果と回転角度情報をもとに第1及び第1の回
    転速度よりも速い1つ以上の第2の回転速度で同一位置
    の前記n分割された領域毎に比較するステップと、 その結果をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容
    される振動量以下となる最高回転速度を決定するステッ
    プと、を含む、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生
    速度制御方法。
  14. 【請求項14】情報記録トラックが螺旋状または同心円
    状に形成された情報ディスクを記録または再生可能で、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段とを備える情報ディスク記録再生装置の記録再
    生速度制御方法において、 前記移動手段を移動不能とするステップと、 第1及び第1の回転速度よりも速い1つ以上の第2の回
    転速度で前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と
    前記回転角度検出手段が出力する回転角度情報に基づい
    て任意の開始回転位置から前記トラッククロス検出手段
    により検出されたトラッククロスパルスを領域毎にm
    (mは1以上の自然数)回転分計数するステップと、 前記計数値の先頭の領域とその対角線上の領域のデータ
    の絶対値を比較しその差が一定値以上である場合には先
    頭のデータを除外するステップと、 前記先頭データが除外された場合にはデータ先頭領域を
    1つ進め前記絶対値の比較結果が一定以下になるまで先
    頭データの除外を行うステップと、 決定された先頭データ以降の前記計数手段の計数結果を
    回転角度情報をもとに第1及び第1の回転速度よりも速
    い1つ以上の第2の回転速度で同一回転角度位置毎に比
    較するステップと、 その結果をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許容
    される振動量以下となる最高回転速度を決定するステッ
    プと、を含む、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生
    速度制御方法。
  15. 【請求項15】情報記録トラックが螺旋状または同心円
    状に形成された情報ディスクを記録または再生可能で、 前記情報ディスクを所定の速度で回転させるディスク回
    転手段と、 前記情報ディスクから情報信号を読み取るための読み取
    り手段と、 前記読み取り手段を前記情報ディスクの半径方向に移動
    するための移動手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る際の
    再生信号に基づいてトラッククロス信号を検出するトラ
    ッククロス検出手段と、 前記読み取り手段が前記情報記録トラックを横切る方向
    を検出するトラッククロス方向検出手段と、 前記ディスク回転手段の回転角度情報を1回転をn(n
    は2以上の自然数)分割した領域毎に出力する回転角度
    検出手段とを備える情報ディスク記録再生装置の記録再
    生速度制御方法において、 前記移動手段を移動不能とするステップと、 前記トラッククロス方向検出手段の検出結果と前記回転
    角度検出手段が出力する回転角度情報に基づいて前記ト
    ラッククロス検出手段により検出されたトラッククロス
    パルスを前記n分割した領域毎にm(mは1以上の自然
    数)回転分連続して計数するステップと、 前記m回転分の計数値を1回転分毎に分割するステップ
    と、 前記n分割した領域の対角線上の領域毎にその絶対値を
    比較するステップと、 その差が一定値以上である場合にはそのデータを含む1
    回転分のデータを除外するステップと、 前記除外された回転数分以上のデータを再度計数するこ
    とを繰り返して必要回転数分のデータを取得するステッ
    プと、前記n分割した各領域毎に平均値または予め定め
    た回転数分の合計値を算出し出力するステップと、 前記出力値をもとに前記情報ディスク記録再生装置の許
    容される振動量以下となる最高回転速度を決定するステ
    ップと、を含む、 ことを特徴とする情報ディスク記録再生装置の記録再生
    速度制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000163863A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Nec Corp 光ディスク再生装置

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