JP2003022389A - 接客サービスにおけるインターネット指名方法及びシステム - Google Patents

接客サービスにおけるインターネット指名方法及びシステム

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JP2003022389A
JP2003022389A JP2001205740A JP2001205740A JP2003022389A JP 2003022389 A JP2003022389 A JP 2003022389A JP 2001205740 A JP2001205740 A JP 2001205740A JP 2001205740 A JP2001205740 A JP 2001205740A JP 2003022389 A JP2003022389 A JP 2003022389A
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Akihiko Uto
明彦 鵜藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接客サービスにおける指名料を、インターネ
ットを介して行うようにしてなるインターネット指名方
法及びそのシステムを提供する。 【解決手段】 サービス受益者の意思表示に基づいて確
実に回収可能な決済方式を準備する手順(ステップ1)
と、指名管理サーバにサービス提供者に対する指名を受
け付け記録するウエブページを用意する手順(ステップ
2)と、指名があった場合にそれをサービス提供者毎に
記録する手順(ステップ3)と、指名されたサービス提
供者に対し、当該サービス受益者が指名した事実を告知
すると共に所定の決済方式に従って指名料を徴収する処
理を実行する手順(ステップ4)と、そして、所定期間
毎に指名料を集計し予め定めた割合で分配処理する手順
(ステップ5)とを含んで構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接客サービスにお
けるインターネット指名方法及びそのシステムに係り、
さらに詳しくは、ナイトクラブ、キャバレー、ソープラ
ンド等、複数のサービス提供者が同一のサービス提供場
所・店舗等(「サービス提供場所」と称する)を利用し
てサービスを提供する接客サービスにおいて、特定のサ
ービス提供者を指名することに対する料金を、インター
ネット等のネットワーク(「インターナット」と称す
る)を介して行うようにしてなるインターネット指名方
法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ナイトクラブ、キャバレー、ソープラン
ド等、複数のサービス提供者が同一の店舗・施設を利用
してサービスを提供する接客サービスにおいては、サー
ビス受益者である顧客には通常、一人乃至複数人の女性
が付いてサービスを行う。気に入った女性が居る場合に
は、次回店に入る際に、当該女性を指名することができ
る。もちろん、指名をするに際しては、サービス・飲食
代に加えて指名料と称される追加料金が必要になる。こ
の指名料は、顧客の側から言うと気に入った女性からサ
ービスを受けられる特権が与えられるだけでなく、その
女性の歓心を得ることにより心のこもったサービスを受
けることができるかもしれないという期待感から、多く
の店で利用されているシステムである。一方、接客する
側のサービス提供者の側から言うと、指名はその店にお
ける人気度を図る格好の指標であると共に、多くの店で
指名料の大部分を給与とは別に手渡しているため、サー
ビス提供者は指名を多く取るように努力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の指名制
度は、現実にその店に顧客であるサービス受益者が出向
いて、店の者にその旨を伝えて行うものである。従っ
て、時間的に余裕はない、あるいは、本来のサービス料
・飲食代を払うほどの金銭的余裕は無いが気に入った女
性への気持ちは持ちつづけているといった顧客の切なる
思いを満足させる制度ではなかった。また、指名料は、
現実のサービス給付と常に一体不可分であるといった固
定概念から、電話・インターネットといった通信手段の
飛躍的発展がなされている現代においてもその利用が全
く考慮されなかった事項の一つであった。
【0004】さらに、ナイトクラブ、キャバレー、ソー
プランド等の歓楽系のサービスといえでも、少なくない
数の顧客は、サービス提供者との心の触れ合いを求め、
その人となりや性格をもっと知りたいという要望は極め
て強いものがある。特に、気に入った女性を見つけた場
合には、その感が強いものとなる。しかしながら、実際
に顧客として店に入ってしまえば実際上はそのような機
会はない。サービス提供者の情報をもっと顧客であるサ
ービス受益者に提供できる方法及びシステムの開発が要
望されていた。
【0005】また、時間的に余裕はない、あるいは、本
来のサービス料・飲食代を払うほどの金銭的余裕は無い
がせめて気に入った女性の声を聞きたい又は話をしたい
と思う顧客の要望に応える制度はなかった。発明は前記
の点に鑑みなされたもので、指名料の持つ意義の内、顧
客であるサービス受益者とサービス提供者との間の心理
的繋がりを維持するという意義を最大限に発揮すること
ができる接客サービスにおけるインターネット指名方法
及びシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に記載の発明は、せめてナイトクラブ、キャ
バレー、ソープランド等、複数のサービス提供者が同一
のサービス提供場所を利用してサービスを提供する接客
サービスにおいて、特定のサービス提供者を指名するこ
とに対する料金を、インターネットを介して行うように
してなるインターネット指名方法であって、プリペイド
カード、デビットカード、クレジットカード等、サービ
ス受益者の意思表示に基づいて確実に回収可能な決済方
式を準備する手順と、インターネット上の指名管理サー
バにサービス提供場所毎に、そこに所属する複数のサー
ビス提供者のそれぞれに対する指名を受け付け記録する
ウエブページを用意する手順と、サービス受益者が、イ
ンターネットに接続可能な端末を利用しインターネット
を介して指名管理サーバにアクセスし、いずれかのサー
ビス提供者を指名する意思表示を行った場合に、当該指
名をサービス提供者毎に記録する手順と、サービス受益
者が、いずれかのサービス提供者を指名する意思表示を
行った際、指名されたサービス提供者に対し、当該サー
ビス受益者が指名した事実を告知すると共に、予め定め
られた決済方式に従って指名料を徴収する処理を実行す
る手順と、所定期間毎に、当該期間に受け付けられ記録
された指名料を集計し、予め定めた割合でサービス提供
者、サービス提供場所の運営者及び指名管理サーバに分
配処理する手順とを含んで構成されてなる接客サービス
におけるインターネット指名方法を提供する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の接客サービスにおけるインターネット指名方法におい
て、決済方式は、サービス提供場所の運営者がサービス
受益者に与える与信枠であり、サービス受益者の意思表
示に基づく指名料は売掛金処理されると共に、当該サー
ビス受益者には、指名管理サーバにおける当該サービス
提供場所のページ又は特定のサービス提供者のページに
直接アクセスできるURL記号と当該サービス提供場所
における顧客であるサービス受益者を特定する個人名特
定記号とを含むIDが当該サービス提供場所から告知さ
れることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の接客サービスにおけるインターネット指名方法
において、決済方式は、サービス提供場所その他で販売
されるプリペイドカードによるものであり、当該プリペ
イドカードに記載されている識別記号は、指名管理サー
バに送られて記録されると共に、サービス受益者がいず
れかのサービス提供者を指名する意思表示を行った際、
プリペイドカードの識別記号に基づき当該プリペイドカ
ードの残金から清算処理を行うことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の接客サービスにおけるインターネ
ット指名方法において、サービス受益者がいずれかのサ
ービス提供者を指名し且つその個人情報を獲得する意思
表示を行った場合に、当該サービス提供者の日記、写
真、趣味等の個人情報を返信する手順をさらに含んで構
成されてなることを特徴とする。請求項5に記載の発明
は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の接客サービス
におけるインターネット指名方法において、サービス受
益者がいずれかのサービス提供者を指名し且つそのプレ
ミアム情報を獲得する意思表示を行った場合に、当該サ
ービス提供者の電話番号及び/又は会話可能時間を当該
サービス受益者に告知する手順をさらに含んで構成され
てなることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の接客サービスにおけるインターネット指名方法におい
て、さらに、指名管理サーバから、指名を受けたサービ
ス提供者の電話に対して指名を行ったサービス受益者の
情報を送信すると共に、当該サービス提供者の電話にお
いて、指名管理サーバから送られてくる当該サービス受
益者の情報を受信させ且つそれを記録させる手順と、サ
ービス提供者の電話番号及び/又は会話可能時間の告知
に従ってサービス受益者から電話がかかってきた場合
に、当該電話に備え付けられたディスプレイに当該サー
ビス受益者の情報を逐次表示させる手順とを含んで構成
されてなることを特徴とする。
【0011】上記課題を解決するために請求項7に記載
の発明は、ナイトクラブ、キャバレー、ソープランド
等、複数のサービス提供者が同一のサービス提供場所・
店舗等を利用してサービスを提供する接客サービスにお
いて、特定のサービス提供者を指名することに対する料
金を、インターネット等のネットワークを介して行うよ
うにしてなるインターネット指名システムであって、イ
ンターネット上の指名管理サーバには、サービス提供場
所毎に、そこに所属する複数のサービス提供者のそれぞ
れに対する指名を受け付け記録するウエブページを表示
するウエブページ表示制御手段と、サービス受益者か
ら、インターネットに接続可能な端末を利用しインター
ネットを介してアクセスがあった際、当該サービス受益
者の特定を行うサービス受益者特定制御手段と、プリペ
イドカード、デビットカード、クレジットカード等、サ
ービス受益者の意思表示に基づいて確実に回収可能な決
済方式を確認する決済手段確認制御手段と、サービス受
益者が、インターネットに接続可能な端末を利用しイン
ターネットを介して指名管理サーバにアクセスし、いず
れかのサービス提供者を指名する意思表示を行った場合
に、当該指名をサービス提供者毎に記録する指名記録制
御手段と、サービス受益者が、いずれかのサービス提供
者を指名する意思表示を行った際、指名されたサービス
提供者に対し、当該サービス受益者が指名した事実を告
知すると共に、予め定められた決済方式に従って指名料
を徴収する処理を実行する指名料徴収処理制御手段と、
所定期間毎に、当該期間に受け付けられ記録された指名
料を集計し、予め定めた割合でサービス提供者、サービ
ス提供場所の運営者及び指名管理サーバに分配処理する
指名料の分配処理制御手段とを含んで構成されてなる接
客サービスにおけるインターネット指名システムを提供
する。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の接客サービスにおけるインターネット指名システムに
おいて、決済方式は、サービス提供場所の運営者がサー
ビス受益者に与える与信枠であり、サービス受益者の意
思表示に基づく指名料は売掛金処理されると共に、当該
サービス受益者には、指名管理サーバにおける当該サー
ビス提供場所のページ又は特定のサービス提供者のペー
ジに直接アクセスできるURL記号と当該サービス提供
場所における顧客であるサービス受益者を特定する個人
名特定記号とを含むIDが当該サービス提供場所から告
知されることを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項7又は8
に記載の接客サービスにおけるインターネット指名シス
テムにおいて、決済方式は、サービス提供場所その他で
販売されるプリペイドカードによるもので、販売者より
当該プリペイドカードに記載されている識別記号を指名
管理サーバに送り記録するものであり、指名料徴収処理
制御手段は、サービス受益者がいずれかのサービス提供
者を指名する意思表示を行った際、プリペイドカードの
識別記号に基づき当該プリペイドカードの残金から清算
処理を行うことを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、請求項7〜9
のいずれか1項に記載の接客サービスにおけるインター
ネット指名システムにおいて、記録手段は、サービス提
供者毎に、日記、写真、趣味等の個人情報を記録してお
り、インターネット指名システムは、さらに、サービス
受益者がいずれかのサービス提供者を指名し且つその個
人情報を獲得する意思表示を行った場合に、当該サービ
ス提供者の個人情報を返信する個人情報返送制御手段を
含んで構成されてなることを特徴とする。請求項11に
記載の発明は、請求項7〜9のいずれか1項に記載の接
客サービスにおけるインターネット指名システムにおい
て、さらに、サービス受益者がいずれかのサービス提供
者を指名し且つそのプレミアム情報を獲得する意思表示
を行った場合に、当該サービス提供者の電話番号及び/
又は会話可能時間を当該サービス受益者に告知するプレ
ミアム情報返送制御手段をさらに含んで構成されてなる
ことを特徴とする。
【0015】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の接客サービスにおけるインターネット指名システ
ムにおいて、さらに、サービス受益者がいずれかのサー
ビス提供者を指名する意思表示を行った場合に、指名管
理サーバから当該サービス提供者の電話に対して当該サ
ービス受益者の情報を送信するサービス受益者情報送信
制御手段を備えてなり、それにより、当該サービス提供
者の電話において、指名管理サーバから送られてくる当
該サービス受益者の情報を受信し且つそれを記録させ、
当該サービス提供者の電話番号及び/又は会話可能時間
の告知に従って当該サービス受益者から電話がかかって
きた場合に、当該電話に備え付けられたディスプレイに
当該サービス受益者の情報を逐次表示しながら会話可能
としてなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る接客サービス
におけるインターネット指名方法及びそのシステムの一
実施形態について図面に基づいてさらに詳しく説明す
る。図1は本発明に係る携帯電話を利用したインターネ
ット指名システムの全体構成図である。初めに、図1に
示す接客サービスにおけるインターネット指名システム
1は、インターネット3上に設けられた指名管理サーバ
5と、インターネット3を介して指名管理サーバ5に接
続可能な携帯電話7等の携帯端末、PC(以下、「携帯
電話7」と略称する)とを備えている。図示された好ま
しい実施例では、複数のサービス嬢、ホステス等サービ
ス提供者が勤めるナイトクラブ、キャバレー、ソープラ
ンド等にもインターネット3を介して指名管理サーバ5
に接続可能なPC9が設置されており、両者の間で情報
の遣り取りが可能となっている。
【0017】本システムは、前述のようなサービスを提
供する接客サービスにおいて、特定のホステス、キャバ
レー嬢等のサービス提供者を指名することに対する料
金、いわゆる「指名料」支払いのみの申し出を、インタ
ーネット等のネットワークを介して行うようにしてなる
ものであり、これら遊興施設を検索したり、予約を行う
ものではない。インターネット3上の指名管理サーバ5
には、指名を受ける側であるサービス提供者や指名を行
う側であるサービス受益者についての情報に加えて種々
のプログラムを記録保存した記録装置51と、キーボー
ドやマウス等のポインティングデバイスを含む入力装置
55と、インターネット3に接続して情報の送受信を行
う通信装置53と、必要な情報を画面上に表示するディ
スプレイ57と、それらの処理を行う中央処理装置59
とを有して構成されている。
【0018】図2は、サービス提供者の側のデータ構造
を示す一例で、図3は、サービス受益者の側のデータ構
造を示す一例である。サービス提供者の側のデータとし
ては、店の名前、種類、源氏名、指名料、指名実績、日
記、写真、趣味等の個人情報、サービス提供者が所有す
る携帯電話の電話番号及び/又は会話可能時間、指名料
を振り込む口座情報等から構成されている。店の名前
は、住所、駅名、目印となる場所等から検索できるよう
に別表としてデータベース化することができる。さら
に、サービス提供者毎の指名実績も、指名を行ったサー
ビス受益者である顧客毎に記録管理することもできる。
他方、図3に示されたようなサービス受益者の側のデー
タとしては、氏名、決済方法、ID、カード番号、暗証
番号、写真、住所、職業、誕生日等の個人情報、良く行
く店の名前、指名実績、使用可能な金額等がある。サー
ビス提供者、サービス受益者のこれらデータは、これら
に限られるものでははく必要に応じて種々のデータが記
録蓄積される。
【0019】記録装置51には、上述したサービス提供
者及びサービス受益者についての情報の他、例えば、図
4に示すようなホームページを顧客の有するPCや携帯
電話のディスプレイに表示させるためのデータやプログ
ラムも蓄積されている。図示されている例は、サービス
受益者が有するPCのディスプレイに表示されるホーム
ページ60であり、ある遊興施設のホステスに対する指
名を受け付け記録する場合に使用するものである。サー
ビス受益者が携帯電話を使用して指名を行う場合には、
より簡単な表示となるようにプログラムされる。
【0020】図示された好ましい実施例では、住所から
店名を検索するためのウインドウ61,62、駅名から
店名を検索するためのウインドウ63,64、公園やデ
パートなどその店の周囲にある目印となる場所から検索
するためのウインドウ65が設けられている。また、指
名実績ボタン76を押すことで、所定の期間における指
名履歴を情報ウインドウ74に表示させることができ
る。使いすぎを未然に防ぐことができる。また、ウイン
ドウ66に入力される指名料の決済方式は種々考えら得
るが、プリペイドカード、デビットカード、クレジット
カード等、サービス受益者の意思表示に基づいて確実に
回収可能な決済方式であればどのような決済方式を採用
することができる。これらは、ウインドウ66に入力す
るか右端の矢印をクリックすることによりプルダウンメ
ニューを表示させ選択することもできる。
【0021】プリペイドカードの場合、当該カードには
それぞれ固有の識別記号が印刷されており、その上に目
隠し用塗膜が塗布されて販売される。この識別記号は、
インターネット3等を介して販売店より指名管理サーバ
5に送られ、使用可能状態のプリペイドカードとしてデ
ータが蓄積される。プリペイドカードを購入したサービ
ス受益者は、塗布膜を削り取りウインドウ67に識別記
号を入力する。かかる識別記号をウインドウ67に入力
すると、指名実績から店名、サービス提供者であるホス
テスの名前を優先的にそれぞれのウインドウ69,68
に表示するように構成することもできる。
【0022】指名料の決済方式は、また、サービス提供
場所の運営者がサービス受益者に与える与信枠とするこ
とができる。得意顧客に対するいわゆる売掛金と同様に
扱う方式である。サービス提供場所の経営者は、与信枠
としての最大使用可能金額と共に、又は、単独でIDを
顧客に告知する。顧客は、前述したプリペイドカードに
おける識別記号と同じようにホームページ内の所定のウ
インドウ70に入力して指名を行う。このIDの中に、
指名管理サーバ5における店のページ又は特定のホステ
スのページに直接アクセスできるURL記号と当該店に
おける顧客であるサービス受益者を特定する個人名特定
記号とを含むように設定することができる。これによ
り、顧客がホームページ内のウインドウ70にIDを入
力すると、直接、目的地であるお気に入りのホステスの
ページにアクセスすることができ、指名料を支払う旨の
意思表示を簡単且つ短時間に行うことができる。このよ
うにして与信枠を用いて指名を行った場合、かかる指名
料は売掛金処理とされ、通常の売掛金と同様の処理をさ
れる。
【0023】このように、本発明に係るインターネット
指名システム1を用いて指名を行うことにより、時間的
に余裕はない、あるいは、本来のサービス料・飲食代を
払うほどの金銭的余裕は無いが気に入った女性への気持
ちは持ちつづけているといった顧客の切なる思いは十分
に満足させることができる。一方、指名料は、予め定め
た割合でサービス提供者であるホステス等、サービス提
供場所の経営者及び指名管理サーバに分配処理される。
従って、サービス提供者であるホステス等も、また、店
の経営者も大きな経済的利益を得ることができる。
【0024】図示された好ましい実施例では、さらに、
記録装置51において、サービス提供者毎に日記、写
真、趣味等の個人情報を記録している。サービス提供者
の個人情報としては、その他に、生年月日、血液型、趣
味、スポーツ歴、出身地、海外旅行経験の有無等、種々
の内容のものとなる。そして、サービス受益者がいずれ
かのサービス提供者を指名し且つ個人情報ボタン77を
押すことによりその個人情報を希望する意思表示を行っ
た場合には、当該サービス提供者の個人情報を返信する
ように構成している。これにより、従来は知り得ること
ができなかった、気に入ったホステスの日常生活や趣
味、人柄といった個人情報を比較的安い指名料で得るこ
とができる効果を有する。
【0025】図示された好ましい実施例では、さらにま
た、記録装置51において、サービス提供者毎に電話番
号及び/又は会話可能時間(以下、「プレミアム情報」
という)を記録している。そして、サービス受益者がい
ずれかのサービス提供者を指名し且つプレミアム情報ボ
タン78を押すことによりそのプレミアム情報を希望す
るする意思表示を行った場合には、当該サービス提供者
のプレミアム情報を返信するように構成している。指名
管理サーバは、また、サービス提供者であるホステス等
の携帯電話等に対し、予め取得し且つ記録してあるサー
ビス受益者の指名実績その他の情報を送信する。サービ
ス提供者の携帯電話等は、指名管理サーバから送られて
くる当該サービス受益者の情報を受信し且つそれを記録
させておく。
【0026】ところで、電話番号及び/又は会話可能時
間を取得したサービス受益者が、プレミアム情報に従っ
てサービス提供者に電話を掛けてくると、電話に備え付
けられたディスプレイに記録されていたサービス受益者
である顧客の情報を逐次表示させる。これにより、サー
ビス提供者は、電話を掛けてきているサービス受益者の
情報、例えば、顔写真、店に来たことがどの程度ある
か、過去に指名の実績があるか、過去に話した内容のメ
モ等を目で見ながら会話を行うことができる。これによ
り、たとえ当該サービス受益者がなじみの薄いサービス
受益者であっても自然で且つ親密な会話を行うことが可
能となる効果を有する。すなわち、会話によそよししさ
がなく親密度が増す効果がある。
【0027】これら個人情報や電話を通しての会話機会
の取得は、サービス受益者が指名を行うことのインセン
ティブとなると共に、指名料という概念に従来とは異な
る付加価値を与えるものである。なお、指名管理サーバ
5の記録装置51には、そのような個人情報を、指名を
行ったサービス受益者に返信するためのプログラム及び
/又はサービス提供者の電話可能時間を管理し必要なプ
レミアム情報を送信するソフトも蓄積されている。
【0028】図5は、図1に示された指名管理サーバ5
の中央処理装置59の詳細を説明するブロック図であ
る。具体的には、中央処理装置59は、記録装置51に
記録された各種のプログラムを呼び出し、中央処理装置
59内で処理することによって達成される各種の機能を
有する手段から構成されている。すなわち、中央処理装
置59は、概略的に、ウエブページ表示制御手段59a
と、サービス受益者特定制御手段59bと、決済手段確
認制御手段59cと、指名記録制御手段59dと、指名
料徴収処理制御手段59eと、そして、分配処理制御手
段59fとを含んで構成されている。
【0029】ウエブページ表示制御手段59aは、サー
ビス提供場所毎に、そこに所属する複数のサービス提供
者のそれぞれに対する指名を受け付け記録するウエブペ
ージを作成する。具体的には、記録装置51に記録され
ているサービス提供者、店、サービス受益者についての
各種データを呼び込み、図4にしめされているような指
名を行うためのホームページ作成する。これを、サービ
ス受益者の有するPC、携帯電話のディスプレイに表示
できるウエブページ作成プログラムによって、文字及び
/又は画像情報である電子データとして配信する。例え
ば、HTML(Hyper Text Markup Language)に従って記
述され、電子データとしてサービス受益者である各サー
ビス受益者が持っている携帯電話7に配信される。
【0030】携帯電話7は、従来の電話のように音声に
よるコミュニケーションはもちろん、電子メール又はパ
ケット通信での文字情報によるコミュニケーションを行
うことができ、データ通信の端末機器としても用いられ
るものが好ましい。ここで、「携帯電話」とは、無線を
介して公衆電話回線に接続可能な電話をいい、PHS
(Personal Handyphone System簡易型携帯電話)も含む
ものである。
【0031】サービス受益者特定制御手段59bは、サ
ービス受益者から、インターネット3に接続可能な携帯
電話7を利用し指名管理サーバ5にアクセスがあった
際、当該サービス受益者の特定を行うものである。具体
的は、図4に示されているようなホームページにおい
て、氏名ウインドウ71及び電話場号ウインドウ72に
よってサービス受益者を特定し、記録装置51のサービ
ス受益者データベースより該当者を検索する。サービス
受益者の特定は、もちろん、上記に限るものではなく、
本人を特定できる限りどのような手法によっても良い。
例えば、決済方式としてクレジットカードが選択された
場合には、カードに刻印されたカード番号及びその暗証
番号(それぞれ、識別記号ウインドウ67に入力する)
によって、指名を行うサービス受益者である者を特定す
ることができる。これにより、氏名及び電話番号等の入
力を省略することができる。
【0032】決済手段確認制御手段59cは、指名料を
確実に回収するための決済方式を確認するもので、サー
ビス受益者に、携帯電話7を用いて、プリペイドカー
ド、デビットカード、クレジットカード、与信枠の使用
等、サービス受益者の意思表示に基づいて確実に指名料
を回収可能な各種の方式から選択させる。図示された好
ましい実施例では、右端にある黒三角の部位をクリック
してプルダウンメニューを表示させ、この中から所定の
決済方式を選ばせるようにしている。決済方式が選ばれ
ると、識別記号ウインドウ67がアクティブになり、決
済方式に対応した識別記号、ID等、決済権限を有する
者としてのサービス受益者を特定するための入力を行わ
せる。この入力は、指名管理サーバ5にインターネット
3を介して返送されるようになっており、決済手段確認
制御手段59cは、これを確認してどの方式により決済
するのかを決定する。
【0033】指名記録制御手段59dは、サービス受益
者が、指名したいサービス提供者の名前又は源氏名を、
テンキー等の入力装置を用いて入力すると、記録装置5
1に記録されたサービス提供者データベース(図2)か
ら店名、指名料等の情報を呼び出して所定のウインドウ
に表示する。店名がわかっている場合には、その店に所
属しているサービス提供者をプルダウンメニューから選
択させるようにすることもできる。サービス受益者が決
済手段を選択すると、使用可能な金額を残高ウインドウ
73に自動的に表示させる。指名したいサービス提供者
を選択させるにあたっては、指名履歴をクリックするこ
とによって、過去にどのくらいの頻度で指名を行ったか
の一覧表を情報ウインドウ74に表示させて見ることも
できる。
【0034】そして、指名したいサービス提供者の選択
は、図4に示されている指名ボタン75をクリックする
ことにより行われる。かかる指名の意思表示は、インタ
ーネット3を介して指名管理サーバ5に返信され、指名
されたサービス提供者の指名実績として記録装置51に
記録される。指名料徴収処理制御手段59eは、予め定
められた決済方式に従って指名料を徴収する処理を実行
する。プリペイドカードであれば、プリペイドカード管
理データベースに蓄積された当該識別番号のレコードを
呼び出し、その時点における残金から指名料を差し引
き、残金を更新して当該識別番号のレコードに再度記録
する。決済方式が与信枠であれば、与信枠管理データベ
ースに蓄積されたサービス受益者のレコードを呼び出
し、今までに使った指名料の合計にその時の指名料を加
えて、合計額を当該サービス受益者のレコードに記録す
る。デビットカード、クレジットカードの場合も同様に
それぞれの方式において定められている処理手順に従っ
て指名料徴収処理が行われる。
【0035】指名料徴収処理制御手段59eは、また、
指名されたサービス提供者に対し、当該サービス受益者
が指名した事実を告知する処理も行う。図示された好ま
しい実施例では、当該サービス提供者の所属する店のP
C9がインターネット3を介して指名管理サーバ5と接
続されている。そこで、PC9に対して、当該サービス
提供者の所属する店の特定のサービス提供者に対して指
名があったことを通知しディスプレイに表示させる。サ
ービス提供者は、これを直接自分で確かめることもでき
る。あるいは、各サービス提供者の携帯電話番号を予め
登録しておき、この携帯電話に同様の情報を送信するこ
とも出来る。
【0036】このようにして記録装置51に記録された
指名料は、所定の期限がきた時に指名料処理プログラム
により集計が行われると共に、集計結果は表やグラフに
よりディスプレイ57に表示される。これらの集計結果
も、個々の指名があった場合と同様に、店のPC9又は
サービス提供者が有する携帯電話に表示させることもで
きる。分配処理制御手段59fは、集計結果に基づき、
予め定めた割合で、サービス提供者ごとに又はそのサー
ビス提供者が所属している店単位に指名料が支払われ
る。
【0037】図示された好ましい実施例では、更に、前
記サービス受益者がいずれかのサービス提供者を指名し
且つその個人情報を獲得する意思表示を行った場合に、
当該サービス提供者の個人情報を返信する個人情報返送
制御手段59gと、サービス受益者がいずれかのサービ
ス提供者を指名し且つそのプレミアム情報を獲得する意
思表示を行った場合に、当該サービス提供者の電話番号
及び/又は会話可能時間を当該サービス受益者に告知す
るプレミアム情報返送制御手段59hとを備えている。
【0038】図6は、図1に示されたサービス提供者が
所有する携帯電話7の詳細を説明するブロック図であ
る。図示された好ましい実施例では、汎用の携帯電話7
に設けられた外部端子7aに所定の機能を持たせたIC
チップ80を装着して使用するものを開示したが、もち
ろん、そのような機能を内蔵した携帯電話とすることも
できる。ICチップ80は、各種のプログラム及びデー
タを蓄積しておくメモリ82と、CPU84と、そし
て、携帯電話7の外部端子に接続するコネクタ86とを
含んで構成されている。CPU84には、各種のプログ
ラムを実行することによって達成される指名顧客記録制
御手段84aと、指名顧客レコード取得制御手段84b
と、そして、指名顧客情報表示制御手段84cとを含ん
でいる。
【0039】指名顧客記録制御手段84aは、指名管理
サーバ5から送信されてきた指名を行ったサービス受益
者の情報を携帯電話7経由で受け取り、メモリ82の指
名顧客データベース82aに蓄積する処理を行う。指名
してくれた顧客の情報としては、プレミアム情報で通話
可能として通知した電話予定時間、顔写真、指名実績、
来店記録、住所、生年月日、血液型、趣味、スポーツ
歴、出身地、過去の会話内容のメモ等、電話での会話を
弾ませることができる情報であればどのようなものであ
っても良い。
【0040】指名顧客レコード取得制御手段84bは、
指名を行った顧客がプレミアム情報に従って所定の時間
に電話を掛けてきた場合に、先ずその発信信号から相手
方を特定する。しかる後、指名顧客データベース82a
にアクセスして当該指名顧客のレコードを取得する。指
名顧客情報表示制御手段84cは、携帯電話に備え付け
られたディスプレイに、当該指名顧客のレコードに記録
されていた情報を逐次表示させる。なお、メモリ82に
は、さらに、過去の指名獲得の実績を記録した指名獲得
実績データベース82bや指名した顧客から電話が掛か
ってくる予定時間を管理するスケジュールデータベース
82cを設けることもできる。
【0041】次に、接客サービスにおけるインターネッ
ト指名方法について上述したインターネット指名システ
ムの動作と共に説明する。図7は本発明に係る接客サー
ビスにおけるインターネット指名方法の一実施形態のフ
ローチャートである。本発明に係る接客サービスにおけ
るインターネット指名方法は、概略的に、決済方式の準
備手順(ステップ1)と、ウエブページの作成手順(ス
テップ2)と、指名記録手順(ステップ3)と、指名料
徴収処理手順(ステップ4)と、そして、指名料の分配
処理手順(ステップ5)とを含んで構成されている。
【0042】ステップ1の決済方式の準備手順では、先
ず、本インターネット指名方法で用いる決済方式を準備
する。決済方式自体は、サービス受益者の意思表示に基
づいて確実に回収可能な決済方式である限りどのような
ものであても良い。通常の「つけ」と称される売掛金と
同様に扱う与信枠、プリペイドカード、デビットカー
ド、クレジットカード等がある。ステップ2のウエブペ
ージの作成手順では、インターネット上の指名管理サー
バにサービス提供場所毎に、そこに所属する複数のサー
ビス提供者のそれぞれに対する指名を受け付け記録する
ウエブページを用意する。HTML言語で記述され、イ
ンターネット3を介して接続された携帯電話、PDA等
の携帯端末、PCに所定のウエブページを表示する。顧
客であるサービス受益者は、ディスプレイに表示された
画面を見ながら所定の入力を行う。
【0043】例えば、携帯電話からのアクセスである
と、その発信信号から発信者の電話番号が判り、それを
検索キーワードとしてサービス受益者データ-ベースか
ら該当する発信者を特定することができる。この場合に
は、データベースからの情報により、氏名、前回のアク
セスにおける決済方式、残高、店名、源氏名を自動的に
表示することができる。電話番号を入力してもらうこと
により、本人であることを確認し、また、プリペイドカ
ードの識別記号やクレジットカードの番号を入力しても
らうことにより、決済の権限を有する本人であることを
確認する。また、携帯電話以外の端末からアクセスして
きた場合には、サービス受益者の所持する端末に表示さ
れたホームページに所定の情報、例えば、氏名と電話場
号を入力させ、これを検索キーワードとしてサービス受
益者データ-ベースから該当するサービス受益者を特定
することができる。以下の手順は、前述の場合と同様に
行うことができる。
【0044】ステップ3の指名記録手順では、サービス
受益者が、必要な情報(サービス受益者、指名しようと
するサービス提供者等)についての入力が終わり、指名
ボタン75を押して当該サービス提供者を指名する意思
表示を行った場合に、記録装置51のサービス提供者デ
ータベースの指名実績欄に、その旨が記録される。この
時、二次的情報として指名を行ったサービス受益者の名
前等を併せて記録することもできる。ステップ4の指名
料徴収処理手順では、指名されたサービス提供者に対
し、当該サービス受益者が指名した事実を告知すると共
に、予め定められた決済方式に従って指名料を徴収する
処理を実行する。指名されたサービス提供者への指名の
告知は、例えば、インターネット3を介して店のPC9
に表示する、あるいは、指名されたサービス提供者が所
持する携帯電話やE-メールアドレスに送信することに
よって行うことができる。
【0045】ステップ5の指名料の分配処理手順では、
所定期間毎に、例えば、月末にその1ケ月に受け付けら
れ記録された指名料を集計し、予め定めた割合でサービ
ス提供者、サービス提供場所の運営者及び指名管理サー
バに支払い処理を行う。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る接客サービ
スにおけるインターネット指名方法及びそのシステムに
よれば、実際に店に行く必要がないので、時間的に余裕
はない、あるいは、本来のサービス料・飲食代を払うほ
どの金銭的余裕は無い場合にも気軽に指名のみのアクシ
ョンを行うことが出来る効果がある。これにより、サー
ビス受益者の側は、気に入ったサービス提供者への気持
ちを相手に伝えることができ、他方、店とサービス提供
者の側は、サービス受益者との関係をより太いものとす
ることができると共に経済的利益を得ることができる。
また、実際に店に行ったときの接客サービスの向上が期
待できる利点がある。
【0047】さらに、指名を行ったことの見返りとして
個人情報を入手可能とすることで、従来のナイトクラ
ブ、キャバレー、ソープランド等の歓楽系のサービスで
は比較的困難であったサービス提供者の個人情報を獲得
できる。これにより、サービス受益者とサービス提供者
との心の触れ合いが密となり、次に、店に行って会話を
するときの話題が豊富となる効果がある。さらにまた、
指名を行ったことの見返りとしてプレミアム情報を入手
可能とすることで、サービス受益者は確実にサービス提
供者に電話を掛けることができ、サービス提供者との親
密度を深めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯電話を利用したインターネッ
ト指名システムの全体構成図である。
【図2】サービス提供者の側のデータ構造を示す一例の
説明図である。
【図3】サービス受益者の側のデータ構造を示す一例一
例の説明図である。
【図4】顧客の有するPCのディスプレイに表示させる
指名管理サーバのウエブページの一例を示す説明図であ
る。
【図5】図1に示された指名管理サーバ5の中央処理装
置59の詳細を説明するブロック図である。
【図6】図1に示されたサービス提供者が所有する携帯
電話7の詳細を説明するブロック図である。
【図7】本発明に係る携帯電話を利用したインターネッ
ト指名方法の一実施形態の流れを示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 インターネット指名システム 3 インターネット 5 指名管理サーバ 7 携帯電話 9 PC 51 記録装置 53 通信装置 55 入力装置 57 ディスプレイ 59 中央処理装置 59a ウエブページ表示制御手段 59b サービス受益者特定制御手段 59c 決済手段確認制御手段 59d 指名記録制御手段 59e 指名料徴収処理制御手段 59f 分配処理制御手段 60 ウエブページ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ナイトクラブ、キャバレー、ソープラン
    ド等、複数のサービス提供者が同一のサービス提供場所
    ・店舗等(「サービス提供場所」と称する)を利用して
    サービスを提供する接客サービスにおいて、特定のサー
    ビス提供者を指名することに対する料金を、インターネ
    ット等のネットワーク(「インターナット」と称する)
    を介して行うようにしてなるインターネット指名方法で
    あって、 プリペイドカード、デビットカード、クレジットカード
    等、サービス受益者の意思表示に基づいて確実に回収可
    能な決済方式を準備する手順と、 インターネット上の指名管理サーバにサービス提供場所
    毎に、そこに所属する複数のサービス提供者のそれぞれ
    に対する指名を受け付け記録するウエブページを用意す
    る手順と、 サービス受益者が、インターネットに接続可能な携帯端
    末、PC等(「端末」と称する)を利用しインターネッ
    トを介して前記指名管理サーバにアクセスし、いずれか
    のサービス提供者を指名する意思表示を行った場合に、
    当該指名をサービス提供者毎に記録する手順と、 サービス受益者が、いずれかのサービス提供者を指名す
    る意思表示を行った際、指名されたサービス提供者に対
    し、当該サービス受益者が指名した事実を告知すると共
    に、予め定められた決済方式に従って指名料を徴収する
    処理を実行する手順と、そして、 所定期間毎に、当該期間に受け付けられ記録された指名
    料を集計し、予め定めた割合でサービス提供者、サービ
    ス提供場所の運営者及び指名管理サーバに分配処理する
    手順と、 を含んで構成されてなる接客サービスにおけるインター
    ネット指名方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接客サービスにおける
    インターネット指名方法において、 前記決済方式は、サービス提供場所の運営者がサービス
    受益者に与える与信枠であり、サービス受益者の意思表
    示に基づく指名料は売掛金処理されると共に、当該サー
    ビス受益者には、指名管理サーバにおける当該サービス
    提供場所のページ又は特定のサービス提供者のページに
    直接アクセスできるURL記号と当該サービス提供場所
    における顧客であるサービス受益者を特定する個人名特
    定記号とを含むIDが当該サービス提供場所から告知さ
    れることを特徴とする接客サービスにおけるインターネ
    ット指名方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の接客サービスに
    おけるインターネット指名方法において、 前記決済方式は、サービス提供場所その他で販売される
    プリペイドカードによるものであり、当該プリペイドカ
    ードに記載されている識別記号は、指名管理サーバに送
    られて記録されると共に、前記サービス受益者がいずれ
    かのサービス提供者を指名する意思表示を行った際、前
    記プリペイドカードの識別記号に基づき当該プリペイド
    カードの残金から清算処理を行うことを特徴とする接客
    サービスにおけるインターネット指名方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接
    客サービスにおけるインターネット指名方法において、 サービス受益者がいずれかのサービス提供者を指名し且
    つその個人情報を獲得する意思表示を行った場合に、当
    該サービス提供者の日記、写真、趣味等の個人情報を返
    信する手順をさらに含んで構成されてなる接客サービス
    におけるインターネット指名方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の接
    客サービスにおけるインターネット指名方法において、 サービス受益者がいずれかのサービス提供者を指名し且
    つそのプレミアム情報の獲得する意思表示を行った場合
    に、当該サービス提供者の電話番号及び/又は会話可能
    時間を当該サービス受益者に告知する手順をさらに含ん
    で構成されてなる接客サービスにおけるインターネット
    指名方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の接客サービスにおける
    インターネット指名方法において、さらに、前記指名管
    理サーバから、指名を受けた前記サービス提供者の電話
    に対して指名を行った前記サービス受益者の情報を送信
    すると共に、当該サービス提供者の電話において、指名
    管理サーバから送られてくる当該サービス受益者の情報
    を受信させ且つそれを記録させる手順と、前記サービス
    提供者の電話番号及び/又は会話可能時間の告知に従っ
    て前記サービス受益者から電話がかかってきた場合に、
    当該電話に備え付けられたディスプレイに当該サービス
    受益者の情報を逐次表示させる手順と、を含んで構成さ
    れてなる接客サービスにおけるインターネット指名方
    法。
  7. 【請求項7】 ナイトクラブ、キャバレー、ソープラン
    ド等、複数のサービス提供者が同一のサービス提供場所
    ・店舗等を利用してサービスを提供する接客サービスに
    おいて、特定のサービス提供者を指名することに対する
    料金を、インターネット等のネットワークを介して行う
    ようにしてなるインターネット指名システムであって、
    インターネット上の指名管理サーバには、 サービス提供場所毎に、そこに所属する複数のサービス
    提供者のそれぞれに対する指名を受け付け記録するウエ
    ブページを表示するウエブページ表示制御手段と、 サービス受益者から、インターネットに接続可能な端末
    を利用しインターネットを介してのアクセスがあった
    際、当該サービス受益者の特定を行うサービス受益者特
    定制御手段と、 プリペイドカード、デビットカード、クレジットカード
    等、サービス受益者の意思表示に基づいて確実に回収可
    能な決済方式を確認する決済手段確認制御手段と、 サービス受益者が、インターネットに接続可能な端末を
    利用しインターネットを介して前記指名管理サーバにア
    クセスし、いずれかのサービス提供者を指名する意思表
    示を行った場合に、当該指名をサービス提供者毎に記録
    する指名記録制御手段と、前記サービス受益者が、いず
    れかのサービス提供者を指名する意思表示を行った際、
    指名されたサービス提供者に対し、当該サービス受益者
    が指名した事実を告知すると共に、予め定められた決済
    方式に従って指名料を徴収する処理を実行する指名料徴
    収処理制御手段と、 所定期間毎に、当該期間に受け付けられ記録された指名
    料を集計し、予め定めた割合でサービス提供者、サービ
    ス提供場所の運営者及び指名管理サーバに分配処理する
    指名料の分配処理制御手段と、 を含んで構成されてなる接客サービスにおけるインター
    ネット指名システム。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の接客サービスにおける
    インターネット指名システムにおいて、前記決済方式
    は、サービス提供場所の運営者がサービス受益者に与え
    る与信枠であり、サービス受益者の意思表示に基づく指
    名料は売掛金処理されると共に、当該サービス受益者に
    は、指名管理サーバにおける当該サービス提供場所のペ
    ージ又は特定のサービス提供者のページに直接アクセス
    できるURL記号と当該サービス提供場所における顧客
    であるサービス受益者を特定する個人名特定記号とを含
    むIDが当該サービス提供場所から告知されることを特
    徴とする接客サービスにおけるインターネット指名シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の接客サービスに
    おけるインターネット指名システムにおいて、 前記決済方式は、サービス提供場所その他で販売される
    プリペイドカードによるもので、販売者より当該プリペ
    イドカードに記載されている識別記号を指名管理サーバ
    に送り記録するものであり、前記指名料徴収処理制御手
    段は、前記サービス受益者がいずれかのサービス提供者
    を指名する意思表示を行った際、前記プリペイドカード
    の識別記号に基づき当該プリペイドカードの残金から清
    算処理を行うことを特徴とする接客サービスにおけるイ
    ンターネット指名システム。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1項に記載の
    接客サービスにおけるインターネット指名システムにお
    いて、 前記記録手段は、サービス提供者毎に、日記、写真、趣
    味等の個人情報を記録しており、前記インターネット指
    名システムは、さらに、前記サービス受益者がいずれか
    のサービス提供者を指名し且つその個人情報を獲得する
    意思表示を行った場合に、当該サービス提供者の個人情
    報を返信する個人情報返送制御手段を含んで構成されて
    なる接客サービスにおけるインターネット指名システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項7〜9のいずれか1項に記載の
    接客サービスにおけるインターネット指名システムにお
    いて、さらに、 サービス受益者がいずれかのサービス提供者を指名し且
    つそのプレミアム情報を獲得する意思表示を行った場合
    に、当該サービス提供者の電話番号及び/又は会話可能
    時間を当該サービス受益者に告知するプレミアム情報返
    送制御手段をさらに含んで構成されてなる接客サービス
    におけるインターネット指名システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の接客サービスにお
    けるインターネット指名システムにおいて、さらに、サ
    ービス受益者がいずれかのサービス提供者を指名する意
    思表示を行った場合に、前記指名管理サーバから、指名
    を受けたサービス提供者の電話に対して当該サービス受
    益者の情報を送信するサービス受益者情報送信制御手段
    を備えてなり、それにより、当該サービス提供者の電話
    において、指名管理サーバから送られてくる当該サービ
    ス受益者の情報を受信し且つそれを記録させ、当該サー
    ビス提供者の電話番号及び/又は会話可能時間の告知に
    従って当該サービス受益者から電話がかかってきた場合
    に、当該電話に備え付けられたディスプレイに当該サー
    ビス受益者の情報を逐次表示しながら会話可能としてな
    ることを特徴とする接客サービスにおけるインターネッ
    ト指名システム。
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JP2006048311A (ja) * 2004-08-04 2006-02-16 Dainippon Printing Co Ltd 呼出しシステム、端末装置、サーバ、呼び出し方法、プログラム、及び記録媒体
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