JP2003022212A - 双方向ram - Google Patents

双方向ram

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JP2003022212A
JP2003022212A JP2001204910A JP2001204910A JP2003022212A JP 2003022212 A JP2003022212 A JP 2003022212A JP 2001204910 A JP2001204910 A JP 2001204910A JP 2001204910 A JP2001204910 A JP 2001204910A JP 2003022212 A JP2003022212 A JP 2003022212A
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control device
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JP2001204910A
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Michiya Fujii
道也 藤井
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1075Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers for multiport memories each having random access ports and serial ports, e.g. video RAM
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2207/00Indexing scheme relating to arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C2207/007Register arrays

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 倍数関係にない2つのクロック周波数により
データ入力及びデータ出力を行うことができ、構成を簡
単にした双方向RAMを提供する。 【解決手段】 第1クロック周波数によりデータ転送が
行われる第1制御機器と、第1クロック周波数と倍数関
係にない第2クロック周波数によりデータ転送が行われ
る第2制御機器間に結合され、第1データレジスタ2及
び第2データレジスタ6、第1フラグレジスタ3及び第
2フラグレジスタ7、第1コントローラ1及び第2コン
トローラ5を備え、第1コントローラ1は、第1データ
レジスタ2のデータ入力及び第2データレジスタ6のデ
ータ出力を第1クロック周波数で行い、第1データレジ
スタ2へのデータ入力時に第1フラグレジスタ3にフラ
グをセットし、第2コントローラ5は、第2データレジ
スタ6のデータ入力及び第1データレジスタ2のデータ
出力を第2クロック周波数で行い、第2データレジスタ
6へのデータ入力時に第2フラグレジスタ7にフラグを
セットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向RAMに係
り、特に、第1クロック周波数によってデータ転送が行
われる第1制御機器と、第1クロック周波数と異なる第
2クロック周波数によってデータ転送が行われる第2制
御機器との間に結合される双方向RAMに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ等の第
1制御機器と、無線ローカルエリアネットワーク(LA
N)等の第2制御機器とを結合するためには、PCI
(Peripheral Component Int
erconnect)やPCカード等のインターフェイ
スが使用される。ただし、第2制御機器に搭載されてい
る制御部(CPU)にこのようなインターフェイスのサ
ポートがない場合には、第1制御機器と第2制御機器と
の間の信号制御形態の違いを吸収するためにRAMを内
蔵した集積回路(IC)が必要になる。このようなRA
Mを内蔵した集積回路(以下、この回路を単に集積回路
という)は、第1制御機器からデータが供給されたと
き、そのデータを一旦RAM内に格納し、次いで、RA
M内に格納したデータを読み出して第2制御機器に供給
するとともに、第2制御機器からデータが供給されたと
き、同じようにそのデータを一旦RAM内に格納し、次
いで、RAM内に格納したデータを読み出して第1制御
機器に供給するものである。
【0003】この場合、集積回路は、通常、第1制御機
器でデータ転送を行う際のクロック周波数と、第2制御
機器でデータ転送を行う際のクロック周波数とが等しい
か、一方のクロック周波数が他方のクロック周波数の整
数倍または整数分の1になっていて、集積回路を動作さ
せるクロック周波数を、第1制御機器及び第2制御機器
で用いているクロック周波数に等しく選ぶか、または、
いずれかのクロック周波数の整数倍または整数分の1に
なるように選んでいる。このように、第1制御機器と第
2制御機器、それに集積回路のクロック周波数が等しい
か、いずれかのクロック周波数の整数倍または整数分の
1になるように選んでいれば、集積回路のRAMへのデ
ータ入力及びRAMからのデータ出力を比較的簡単に行
なうことができ、集積回路、特にRAMに関連する部分
の構成が全体的に簡素化されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第1制御機
器でデータ転送を行う際のクロック周波数と、第2制御
機器でデータ転送を行う際のクロック周波数とが異な
り、しかも、一方のクロック周波数が他方のクロック周
波数の整数倍または整数分の1になっていない場合に
は、集積回路を動作させるクロック周波数をいずれかの
クロック周波数に等しくなるように、または、いずれか
のクロック周波数の整数倍または整数分の1になるよう
に選んだとしても、RAMへのデータ入力及びRAMか
らのデータ出力を簡単に行なうことができなくなり、そ
の結果、これらのクロック周波数の相違を吸収する回
路、例えばバッファ回路及びその制御回路等が必要にな
るだけでなく、RAMにデータ入力する際、及び/また
は、RAMからデータ出力する際に何等かの制約が生じ
るようになり、集積回路、特にRAMに関連する部分の
構成が全体的に複雑なものになり、製造コストの上昇を
招くことになる。
【0005】本発明は、このような技術的背景に鑑みて
なされたもので、その目的は、倍数関係にない2つのク
ロック周波数によりデータ入力及びデータ出力を行うこ
とができ、構成を簡単にすることを可能にした双方向R
AMを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明による双方向RAMは、第1クロック周波数
によりデータ転送が行われる第1制御機器と、第1クロ
ック周波数と倍数関係にない第2クロック周波数により
データ転送が行われる第2制御機器との間に結合され、
第1データレジスタ及び第2データレジスタと、第1フ
ラグレジスタ及び第2フラグレジスタと、第1コントロ
ーラ及び第2コントローラとを備え、第1コントローラ
は、第1データレジスタのデータ入力及び第2データレ
ジスタのデータ出力を第1クロック周波数によって行う
とともに、第1データレジスタにデータ入力されたとき
に第1フラグレジスタにフラグをセットし、第2コント
ローラは、第2データレジスタのデータ入力及び第1デ
ータレジスタのデータ出力を第2クロック周波数によっ
て行うとともに、第2データレジスタにデータ入力され
たとき第2フラグレジスタにフラグをセットする手段を
備える。
【0007】前記手段によれば、第1データレジスタの
データ入力及び第2データレジスタのデータ出力は、第
1コントローラの制御により第1クロック周波数によっ
て行っており、また、第2データレジスタのデータ入力
及び第1データレジスタのデータ出力は、第2コントロ
ーラの制御により第2クロック周波数によって行ってい
るので、第1クロック周波数と第2クロック周波数との
関係が倍数周波数関係にないとしても、第1データレジ
スタへのデータ入力及び第1データレジスタからのデー
タ出力、それに第2データレジスタへのデータ入力及び
第2データレジスタからのデータ出力を個別に行うこと
ができるようになり、構成が簡単で、製造コストの上昇
がない双方向RAMを得ることができる。
【0008】また、前記手段における第1コントローラ
は、第2フラグレジスタにフラグがセットされたことを
検出すると、第2データレジスタに入力されたデータを
第1データレジスタに転送コピーし、第2コントローラ
は、第1フラグレジスタにフラグがセットされたことを
検出すると、第1データレジスタに入力されたデータを
第2データレジスタに転送コピーする第1の構成を採用
している。
【0009】このような第1の構成にすれば、第1デー
タレジスタにデータが入力された際に、そのデータを第
2データレジスタに転送コピーし、第2データレジスタ
からデータを出力することができ、一方、第2データレ
ジスタにデータが入力された際に、そのデータを第1デ
ータレジスタに転送コピーし、第1データレジスタから
データを出力することができるので、第1データレジス
タ及び第2データレジスタのデータの入出力を融通性の
ある状態で行うことができる。
【0010】さらに、前記手段における第1コントロー
ラは、第2フラグレジスタにフラグがセットされている
ときに第1制御機器からのデータ入力を禁止し、第2コ
ントローラは、第1フラグレジスタにフラグがセットさ
れているときに第2制御機器からのデータ入力を禁止す
る第2の構成を採用している。
【0011】このような第2の構成にすれば、第1デー
タレジスタの出力を第2データレジスタへの転送コピー
中に、第2制御機器からのデータ入力があったとき、第
2データレジスタにこの入力データが書き込まれてしま
うこと、及び、第2データレジスタの出力を第1データ
レジスタへの転送コピー中に、第1制御機器からのデー
タ入力があったとき、第1データレジスタにこの入力デ
ータが書き込まれてしまうことを防ぐことが可能にな
り、双方向RAMでデータが失われたり、データが改変
されることがなくなり、信頼性の高い双方向RAMを得
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明による双方向RAMの1つ
の実施の形態を示すもので、その要部構成を示すブロッ
ク図である。
【0014】図1に示されるように、この実施の形態に
よる双方向RAM21は、第1コントローラ(コントロ
ーラ)1と、第1データレジスタ(データレジスタ
)2と、第1フラグレジスタ(フラグレジスタ)3
と、第1アドレスレジスタ(アドレスレジスタ)4
と、第2コントローラ(コントローラ)5と、第2デ
ータレジスタ(データレジスタ)6と、第2フラグレ
ジスタ(フラグレジスタ)7と、第2アドレスレジス
タ(アドレスレジスタ)8と、第1スイッチ(スイッ
チ)9と、第2スイッチ(スイッチ)10と、第3
スイッチ(スイッチ)11と、第4スイッチ(スイッ
チ)12と、第1データ端子(TDATA1 )13と、第
1アドレス端子(TADR1)14と、第1制御端子(T
CONT1 )15と、第1クロック端子(TCLK1)16と、
第2データ端子(TDATA2 )17と、第2アドレス端子
(TADR2)18と、第2制御端子(TCONT2 )19と、
第2クロック端子(TCLK2)20とを備える。
【0015】この場合、図1に図示されていないが、双
方向RAM21の左側部分には、第1クロック周波数に
よりデータ転送が行われる第1制御機器、例えばパーソ
ナルコンピュータが接続され、一方、双方向RAM21
の右側部分には、第2クロック周波数によりデータ転送
が行われる第2制御機器、例えば無線ローカルエリアネ
ットワークが接続される。そして、第1クロック周波数
と第2クロック周波数とは、異なる周波数であるだけで
なく、第1クロック周波数と第2クロック周波数の関係
が倍数周波数関係にないもので、一例として、第1制御
機器で用いられる第1クロック周波数は33MHzであ
り、第2制御機器で用いられる第2クロック周波数は2
0MHzまたはその倍数の40MHz、60MHz等で
ある。
【0016】また、図1に図示されるように、双方向R
AM21は、中間部分に縦方向の一点鎖線が引かれてい
る。この一点鎖線によって区分される領域は、クロック
周波数の変更領域を表しているもので、一点鎖線の左側
の領域、すなわち第1コントローラ1を含む領域は、主
として、第1コントローラ1の制御領域であって、その
制御に第1クロック周波数が用いられており、一点鎖線
の右側の領域、すなわち第2コントローラ5を含む領域
は、主として、第2コントローラ5の制御領域であっ
て、その制御に第2クロック周波数が用いられている。
【0017】さらに、双方向RAM21を構成する第1
コントローラ1、第1データレジスタ2、第1フラグレ
ジスタ3、第1アドレスレジスタ4、第2コントローラ
5、第2データレジスタ6、第2フラグレジスタ7、第
2アドレスレジスタ8、第1スイッチ9、第2スイッチ
10、第3スイッチ11、第4スイッチ12、第1デー
タ端子13、第1アドレス端子14、第1制御端子1
5、第2データ端子17、第2アドレス端子18、第2
制御端子19は、それぞれ、図1に図示されるように内
部接続されている。なお、第1クロック端子16と第2
クロック端子20は、図1に接続状態が図示されていな
いが、第1クロック端子16は、図示されていない第1
制御機器から第1クロック周波数を受領し、第1コント
ローラ1の制御動作を、受領した第1クロック周波数に
同期させる機能を有するものであり、同様に、第2クロ
ック端子20は、図示されていない第2制御機器から第
2クロック周波数を受領し、第2コントローラ5の制御
動作を、受領した第2クロック周波数に同期させる機能
を有するものである。
【0018】ここで、前記構成を有するこの実施の形態
による双方向RAM21の動作について説明する。
【0019】始めに、第1制御機器から双方向RAM2
1にデータD1 が供給され、このデータD1 が第1デー
タレジスタ2及び第2データレジスタ6に書込まれる際
の動作は、次の通りである。
【0020】この動作時においては、データD1 が第1
データ端子13に供給され、第1データレジスタ2に対
する書込みアドレス信号SADが第1アドレス端子14に
供給され、書込み制御信号SCTが第1制御端子15に供
給される。第1コントローラ1は、第1制御端子15を
通して供給された書込み制御信号SCTをデコードし、第
1データレジスタ2及び第1アドレスレジスタ4に対す
る書込みイネーブル信号SWE1 、SWE2 、スイッチ制御
信号、フラグビットBFGをそれぞれ形成する。そして、
書込みイネーブル信号SWE1 、SWE2 は、第1データレ
ジスタ2及び第1アドレスレジスタ4にそれぞれ供給さ
れ、スイッチ制御信号は、第1スイッチ9及び第2スイ
ッチ10に印加され、第1スイッチ9及び第2スイッチ
10の可動接点を上側固定接点に切替接続して、第1ア
ドレス端子14に供給された書込みアドレス信号SAD
第1スイッチ9を通して第1データレジスタ2に供給
し、第1データ端子13に供給されたデータD1 を第2
スイッチ10を通して第1データレジスタ2に供給す
る。フラグビットBFGは第1フラグレジスタ3に供給さ
れる。このとき、第1データレジスタ2は、供給された
書込みイネーブル信号S WE1 によって、供給されたデー
タD1 を供給された書込みアドレス信号SADで指定され
たアドレスに書込む。また、第1アドレスレジスタ4
は、供給された書込みイネーブル信号SWE2 によって、
供給された書込みアドレス信号SADを書込み、第1フラ
グレジスタ3は、供給されたフラグビットBFGによりフ
ラグがセットされる。これまでの動作は、全て第1コン
トローラ1によって制御されるもので、その制御は第1
クロック周波数によって行われる。
【0021】第2コントローラ5は、第1フラグレジス
タ3におけるフラグのセット状態を常時ポーリング(監
視)し、フラグがセットされている、すなわちフラグビ
ットBFGが1になったことを検出すると、第1アドレス
レジスタ4に書込まれている書込みアドレス信号SAD
読出す。第2コントローラ5は、読出した書込みアドレ
ス信号SADに応答し、第1データレジスタ2に対する読
出しイネーブル信号S RE、第2データレジスタ6に対す
る書込みイネーブル信号SWE3 、スイッチ制御信号、フ
ラグビットBFG1 をそれぞれ形成する。そして、読出し
イネーブル信号SREは第1データレジスタ2に供給さ
れ、書込みイネーブル信号SWE3 、SWE4はそれぞれ第
2データレジスタ6及び第2アドレスレジスタ8にそれ
ぞれ供給される。スイッチ制御信号は、第3スイッチ1
1及び第4スイッチ12に印加され、第3スイッチ11
及び第4スイッチ12の可動接点を上側固定接点に切替
接続して、第2コントローラ5から出力された書込みア
ドレス信号SADを第3スイッチ11を通して第2データ
レジスタ6に供給し、第1データレジスタ2のデータ出
力端と第2データレジスタ6のデータ入力端とを接続す
る。フラグビットBFG 1 は第2フラグレジスタ7に供給
される。このとき、第1データレジスタ2は、供給され
た読出しイネーブル信号SREによって、書込まれている
データD1 を供給された書込みアドレス信号SADで指定
されたアドレスから読出し、読出したデータD1 を第3
スイッチ11を通して第2データレジスタ6に供給す
る。第2データレジスタ6は、供給された書込みイネー
ブル信号SWE3 によって、供給されたデータD1 を、供
給された書込みアドレス信号SADで指定されたアドレス
に書込み、データD1 のコピーが行われる。第2フラグ
レジスタ7は、第1データレジスタ2から第2データレ
ジスタ6へ転送コピーが終了したことを示すフラグビッ
トBFG1 を第2コントローラ5によってセットする。こ
れまでの動作は、全て第2コントローラ5によって制御
されるもので、その制御は第2クロック周波数に基づい
て行われる。
【0022】第1コントローラ1は、第2コントローラ
5と同様に、第2フラグレジスタ7におけるフラグのセ
ット状態を常時ポーリング(監視)し、フラグがセット
されている、すなわちフラグビットBFG1 が1になった
ことを検出すると、第1フラグレジスタ3にセットされ
ているフラグBFGをリセットする。また、第2フラグレ
ジスタ7は、フラグがセットされた後、第1コントロー
ラ1によってフラグビットBFG1 が1になったことを検
出することができる充分な時間が経過すると自動的にフ
ラグがリセットされる。
【0023】次に、第2制御機器から双方向RAM21
にデータD2 が供給され、このデータD2 が第2データ
レジスタ6及び第1データレジスタ2に書込まれる際の
動作について説明する。
【0024】この動作時においては、データD2 が第2
データ端子17に供給され、第2データレジスタ6に対
する書込みアドレス信号SADが第2アドレス端子18に
供給され、書込み制御信号SCTが第2制御端子19に供
給される。第2コントローラ5は、第2制御端子15を
通して供給された書込み制御信号SCTをデコードし、第
2データレジスタ6及び第2アドレスレジスタ8に対す
る書込みイネーブル信号SWE3 、SWE4 スイッチ制御信
号、フラグビットBFGをそれぞれ形成する。そして、書
込みイネーブル信号SWE3 、SWE4 は、それぞれ第2デ
ータレジスタ2及び第2アドレスレジスタ8にそれぞれ
供給され、スイッチ制御信号は、第3スイッチ11及び
第4スイッチ12に印加され、第3スイッチ11及び第
4スイッチ12の可動接点を下側固定接点に切替接続し
て、第2アドレス端子18に供給された書込みアドレス
信号SADを第3スイッチ11を通して第2データレジス
タ6に供給し、第2データ端子17に供給されたデータ
2 を第4スイッチ12を通して第2データレジスタ6
に供給する。フラグビットBFGは第2フラグレジスタ7
に供給される。このとき、第2データレジスタ6は、供
給された書込みイネーブル信号SWE3 によって、供給さ
れたデータD2 を供給された書込みアドレス信号SAD
指定されたアドレスに書込む。また、第2アドレスレジ
スタ8は、供給された書込みイネーブル信号SWE4 によ
って、供給された書込みアドレス信号SADを書込み、第
2フラグレジスタ7は、供給されたフラグビットBFG
よりフラグがセットされる。これまでの動作は、全て第
2コントローラ5によって制御されるもので、その制御
は第2クロック周波数によって行われる。
【0025】第1コントローラ1は、第2フラグレジス
タ7におけるフラグのセット状態を常時ポーリング(監
視)し、フラグビットBFGが1になったことを検出する
と、第2アドレスレジスタ8に書込まれている書込みア
ドレス信号SADを読出す。第1コントローラ1は、読出
した書込みアドレス信号SADに応答し、第2データレジ
スタ2に対する読出しイネーブル信号SRE、第1データ
レジスタ2に対する書込みイネーブル信号SWE1 、スイ
ッチ制御信号、フラグビットBFGをそれぞれ形成する。
そして、読出しイネーブル信号SREは第2データレジス
タ6に供給され、書込みイネーブル信号SWE1 は第1デ
ータレジスタ2及び第1アドレスレジスタ4にそれぞれ
供給される。スイッチ制御信号は、第1スイッチ9及び
第2スイッチ10に印加され、第1スイッチ9及び第2
スイッチ10の可動接点を下側固定接点に切替接続し
て、第1コントローラ1から出力された書込みアドレス
信号SADを第1スイッチ9を通して第1データレジスタ
2に供給し、第2データレジスタ6のデータ出力端と第
1データレジスタ2のデータ入力端とを接続する。フラ
グビットBFG1 は第1フラグレジスタ3に供給される。
このとき、第2データレジスタ6は、供給された読出し
イネーブル信号SREによって、書込まれているデータD
2 を供給された書込みアドレス信号SADで指定されたア
ドレスから読出し、読出したデータD2 を第1スイッチ
9を通して第1データレジスタ2に供給する。第1デー
タレジスタ2は、供給された書込みイネーブル信号S
WE1 によって、供給されたデータD2 を、供給された書
込みアドレス信号SADで指定されたアドレスに書込み、
データD2 のコピーが行われる。第1アドレスレジスタ
3は、供給された書込みイネーブル信号SWE2 によっ
て、供給された書込みアドレス信号SADを書込み、第1
フラグレジスタ3は、供給されたフラグビットBFGによ
りフラグがセットされる。これまでの動作は、全て第1
コントローラ1によって制御されるもので、その制御は
第1クロック周波数に基づいて行われる。
【0026】第2コントローラ5は、第1フラグレジス
タ3におけるフラグのセット状態を常時ポーリング(監
視)し、フラグビットBFG1 が1になったことを検出す
ると、第2フラグレジスタ7にセットされているフラグ
FGをリセットする。また、第1フラグレジスタ3は、
フラグがセットされた後、第2コントローラ5によって
フラグビットBFG1 が1になったことを検出することが
できる充分な時間が経過すると自動的にフラグがリセッ
トされる。
【0027】なお、この実施の形態による双方向RAM
21においては、双方向RAM21の内部でデータ転送
が行われているとき、第1コントローラ1及び第2コン
トローラ5は、第1制御機器からのデータD1 の書込
み、または、第2制御機器からのデータD2 の書込み要
求があった場合、内部のデータ転送動作を優先的に実施
させ、内部のデータ転送動作が終了した段階で、第1ま
たは第2制御機器からのデータD1 、D2 の書込み処理
が行われる。
【0028】また、この実施の形態による双方向RAM
21において、第1コントローラ1及び第2コントロー
ラ5が同時に内部のデータ転送の指令を受けた場合、第
1コントローラ1による内部のデータ転送を優先的に実
施し、そのデータ転送が終わったとき第2コントローラ
5による内部のデータ転送を実施する。
【0029】このように、この実施の形態による双方向
RAM21によれば、第1データレジスタ2のデータ入
力及び第2データレジスタ6のデータ出力は、第1コン
トローラ1の制御により第1クロック周波数によって行
い、また、第2データレジスタ6のデータ入力及び第1
データレジスタ2のデータ出力は、第2コントローラ5
の制御により第2クロック周波数によって行うので、第
1クロック周波数と第2クロック周波数との関係が倍数
周波数関係になくても、第1データレジスタ2へのデー
タ入力及び第1データレジスタ2からのデータ出力、そ
れに第2データレジスタ6へのデータ入力及び第2デー
タレジスタ6からのデータ出力を個別に行うことができ
るようになる。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、第1データレジスタのデータ入力及び第2デー
タレジスタのデータ出力は、第1コントローラの制御に
より第1クロック周波数によって行っており、また、第
2データレジスタのデータ入力及び第1データレジスタ
のデータ出力は、第2コントローラの制御により第2ク
ロック周波数によって行っているので、第1クロック周
波数と第2クロック周波数との関係が倍数周波数関係に
ないとしても、第1データレジスタへのデータ入力及び
第1データレジスタからのデータ出力、それに第2デー
タレジスタへのデータ入力及び第2データレジスタから
のデータ出力を個別に行うことができるようになり、構
成が簡単で、製造コストの上昇がない双方向RAMを得
ることができるという効果がある。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1データレジスタにデータが入力された際に、そのデー
タを第2データレジスタに転送コピーし、第2データレ
ジスタからデータを出力することができ、一方、第2デ
ータレジスタにデータが入力された際に、そのデータを
第1データレジスタに転送コピーし、第1データレジス
タからデータを出力することができるので、第1データ
レジスタ及び第2データレジスタのデータの入出力を融
通性のある状態で行うことができるという効果がある。
【0032】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
第1データレジスタの出力を第2データレジスタへの転
送コピー中に、第2制御機器からのデータ入力があった
とき、第2データレジスタにこの入力データが書き込ま
れてしまうこと、及び、第2データレジスタの出力を第
1データレジスタへの転送コピー中に、第1制御機器か
らのデータ入力があったとき、第1データレジスタにこ
の入力データが書き込まれてしまうことを防ぐことが可
能になり、双方向RAMでデータが失われたり、データ
が改変されることがなくなり、信頼性の高い双方向RA
Mを得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による双方向RAMの1つの実施の形態
を示すもので、その要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 第1コントローラ(コントローラ) 2 第1データレジスタ(データレジスタ) 3 第1フラグレジスタ(フラグレジスタ) 4 第1アドレスレジスタ(アドレスレジスタ) 5 第2コントローラ(コントローラ) 6 第2データレジスタ(データレジスタ) 7 第2フラグレジスタ(フラグレジスタ) 8 第2アドレスレジスタ(アドレスレジスタ) 9 第1スイッチ(スイッチ) 10 第2スイッチ(スイッチ) 11 第3スイッチ(スイッチ) 12 第4スイッチ(スイッチ) 13 第1データ端子(TDATA1 ) 14 第1アドレス端子(TADR1) 15 第1制御端子(TCONT1 ) 16 第1クロック端子(TCLK1) 17 第2データ端子(TDATA2 ) 18 第2アドレス端子(TADR2) 19 第2制御端子(TCONT2 ) 20 第2クロック端子(TCLK2) 21 双方向RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1クロック周波数によりデータ転送が
    行われる第1制御機器と、前記第1クロック周波数と倍
    数関係にない第2クロック周波数によりデータ転送が行
    われる第2制御機器との間に結合され、第1データレジ
    スタ及び第2データレジスタと、第1フラグレジスタ及
    び第2フラグレジスタと、第1コントローラ及び第2コ
    ントローラとを備え、前記第1コントローラは、前記第
    1データレジスタのデータ入力及び前記第2データレジ
    スタのデータ出力を前記第1クロック周波数によって行
    うとともに、前記第1データレジスタにデータ入力され
    たときに前記第1フラグレジスタにフラグをセットし、
    前記第2コントローラは、前記第2データレジスタのデ
    ータ入力及び前記第1データレジスタのデータ出力を前
    記第2クロック周波数によって行うとともに、前記第2
    データレジスタにデータ入力されたとき前記第2フラグ
    レジスタにフラグをセットすることを特徴とする双方向
    RAM。
  2. 【請求項2】 前記第1コントローラは、前記第2フラ
    グレジスタにフラグがセットされたことを検出すると、
    前記第2データレジスタに入力されたデータを前記第1
    データレジスタに転送コピーし、前記第2コントローラ
    は、前記第1フラグレジスタにフラグがセットされたこ
    とを検出すると、前記第1データレジスタに入力された
    データを前記第2データレジスタに転送コピーすること
    を特徴とする請求項1に記載の双方向RAM。
  3. 【請求項3】 前記第1コントローラは、前記第2フラ
    グレジスタにフラグがセットされているときに前記第1
    制御機器からのデータ入力を禁止し、前記第2コントロ
    ーラは、前記第1フラグレジスタにフラグがセットされ
    ているときに前記第2制御機器からのデータ入力を禁止
    することを特徴とする請求項1に記載の双方向RAM。
  4. 【請求項4】 前記第1コントローラは、前記第1制御
    機器からのデータ入力の禁止にした場合、前記第1制御
    機器からのデータ入力の待機状態あるいは再入力可能状
    態に設定され、前記第2コントローラは、前記第2制御
    機器からのデータ入力の禁止にした場合、前記第2制御
    機器からのデータ入力の待機状態あるいは再入力可能状
    態に設定されることを特徴とする請求項3に記載の双方
    向RAM。
  5. 【請求項5】 前記第1制御機器はパーソナルコンピュ
    ータであり、前記第2制御機器は無線ローカルエリアネ
    ットワークであることを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれかに記載の双方向RAM。
JP2001204910A 2001-07-05 2001-07-05 双方向ram Withdrawn JP2003022212A (ja)

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