JP2003021415A - スターリング装置のディスプレッサ・シール組立 - Google Patents
スターリング装置のディスプレッサ・シール組立Info
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Abstract
ガス洩れの防止と摩擦力の減少とを可能にする。 【解決手段】 シール1の外周とシリンダ5の内周面5
aとの間でガス洩れを防止する。したがってディスプレ
ッサ2とシリンダ5との半径方向間隙を精密に仕上げる
必要がない。ディスプレッサ2の前後圧力差は小さいの
で、シール1の外周をシリンダ5の内周面5aに圧着さ
せなくても十分ガス洩れを防止できる。一方内周面5a
との摩擦力は極小さいため、このディスプレッサの往復
運動に影響を与えない。シール1は軸方向及び半径方向
に拘束されないように装着されるので、ディスプレッサ
2が偏心等してもシリンダ5の内周面5aとの密接は確
保される。
Description
シリンダ等の加工精度を緩和しつつ、ガス洩れの防止と
摩擦力の減少とを可能にするスターリング装置のディス
プレッサ・シール組立に関する。
の1つとして、ディスプレッサと駆動ピストンとを同一
シリンダ内に配置する、いわゆるベータ配置構造が採用
されている。この構造では、高性能を維持し、かつ適切
なガス洩れ防止を確保するために、ピストンやロッド等
の可動部品に対する直径方向間隙を、0.025mm程度の非
常に小さな値にする必要がある。したがって、このよう
な小さな間隙を確保するためには、ディスプレッサ、駆
動ピストンあるいはシリンダの可動部間の、同心度、真
直度および内外径間隙寸法に対しては、厳しい許容誤差
が要求されるが、このような厳しい許容誤差の要求は、
加工コストの増加や、使用中に寸法が変化しない高価な
材料の選択が必要となる。
和手段としては、従来から内燃機関内等のピストンに用
いるような割りリングを使用することが考えられる。こ
の割りリングは、それ自体のスプリング力によって、シ
リンダの内面に直角に均等な圧力を加えるように設計さ
れている。また、圧縮中にガス圧によってシールがシリ
ンダ壁に圧着されるよう設計されている場合もある。こ
のような圧着手段を採用しているのは、内燃機関内等の
圧縮、燃焼ガスの圧力が高いため、この高圧ガスの漏洩
を確実に防止するためである。
着して摺動する割りリング等を用いたシールは、摩擦力
や発熱を抑えるために、潤滑油等で潤滑することが必要
となるが、スターリング装置のディスプレッサには、構
造上潤滑油を利用し難い。また、潤滑油が無い状態で
の、割りリングの圧着によって生ずる摩擦力は、スター
リング装置のディスプレッサの正常な作動を阻害する。
すなわち、スターリング装置のディスプレッサは、後述
するように、僅かな受圧面積の差に基づく小さな力によ
って作動するものであるため、この摩擦力がディスプレ
ッサの作動に大きな抵抗力となるからである。したがっ
て、スターリング装置のディスプレッサについては、要
求される高精度を軽減すると同時に、許容限度以上の圧
着力及び摩擦損失を生じさせないように、適切な手段や
その他の技術を用いた工夫が必要となる。
よる加工コストの軽減、材料の寸法安定性の緩和による
材料コストの軽減、長寿命、部品の少ない単純構造、お
よび組立ての容易性と迅速性とを合わせて達成すること
ができる、スターリング装置のディスプレッサ・シール
組立を提供することにある。
リング装置のディスプレッサ・シール組立は、ディスプ
レッサと、駆動ピストンと、シリンダと、シールと、保
持リングとを備えている。このディスプレッサと駆動ピ
ストンとは、シリンダに同心状に形成した円筒穴の内周
面に沿って、それぞれ相互に対抗して往復運動するよう
に構成してある。そして、このディスプレッサは円筒形
状からなるピストン部と、このピストン部とそれぞれ同
心状の段差とロッドとからなる。
リンダの内周面に所定の間隙で挿入可能な直径を有して
いる。段差は、ピストン部の一端に連設してあって、こ
のピストン部の外周より小さい直径を有している。ま
た、この段差の外周とピストン部の外周端とを連ぐ側面
は、軸心に垂直に形成してある。ロッドは段差の一端に
連設してあって、円断面形状を有している。
に円形穴を有している。このシールの外周は、シリンダ
の内周面に密接挿入可能な直径を有している。一方シー
ルの円形穴の内周は、段差の外周に所定の間隙で装着可
能な直径を有している。保持リングは円筒形状であっ
て、その中心に貫通穴を有している。この保持リングの
外周は、ピストン部の外周と同等の直径に形成してあ
る。また、この保持リングの一端面は、軸心に対して垂
直に形成してある。
の軸心に形成した円筒穴を貫通して、この円筒穴に設け
た軸受シールによって半径方向を支持されている。シー
ルは段差の外周に装着され、保持リングは、この段差に
装着したシールに軸方向圧力をかけない位置に挿設され
ている。そして、このシールは、保持リングの一端面と
段差の側面との間で、半径方向に移動可能であるように
構成してあることを特徴とする。
ッサ・シール組立の作用効果について説明する。このシ
ールは、それぞれ軸方向に垂直な段差の側面と保持リン
グの側面との間に挟まれて、この段差の外周に装着され
ているが、軸方向に圧縮力を受けていない。すなわち、
段差の側面と保持リングの側面との軸方向間隙は、この
シールの巾より僅かに広くなっている。したがって、シ
ールは、このシールの両端に掛かるガスの僅かな圧力差
によって、一方の側面に押し付けられて、この側面とシ
ールの側面との間からガスが漏洩するのを防止する。
周より大きい直径を有しているため、シールを段差の外
周に挿入した場合は、段差に対して半径方向に相対移動
が可能である。一方シールの外周は、シリンダの内周に
密接挿入可能な形状に形成してある。したがって、ディ
スプレッサの外周とシリンダの内周との間隙や真直度や
同心度が、多少大きめになっても、シールが半径方向に
移動することによって、シールの外周とシリンダの内周
との密接状態が保持され、ガスが漏洩するのを防止す
る。
なって円周上にスリットを有しないため、シリンダに対
してなんら半径方向の圧着力を及ぼさないが、一方、ス
ターリング装置では、駆動ピストンの往復運動によって
生じるディスプレッサの前後空間の圧力差は極めて少な
い。したがって、シリンダの内周面に密接挿入可能なシ
ールを採用すれば、半径方向圧力を掛けてシールを圧着
しなくても、ガス洩れを十分防止する効果が得られる。
そして、シリンダへ半径方向の圧力を与えないため、シ
リンダとシールとの摩擦力は極めて小さくなり、この摩
擦力がディスプレッサの作動に影響することや、焼付け
の発生がなくなる。さらに、このシールの採用によって
ガス洩れを十分防止できるので、シリンダとディスプレ
ッサとの間隙を極めて小さく設定するために摺動面を高
精度に仕上げる必要がなくなる。
周摺動面とロッド外径に対する厳しい同心度の要求を解
消する。すなわち、ディスプレッサの半径方向位置は、
ロッドが駆動ピストンの貫通穴に設けた軸受シールによ
って支持される位置で決まるが、シールがディスプレッ
サに設けられた段差内で半径方向に移動可能であるた
め、ディスプレッサの外周摺動面とロッド外径との同心
度は、もはや重要ではなくなるからである。
として使用する場合と、外部から動力を与えて冷凍機と
して使用する場合とのいずれに適用する場合も含む。こ
こでシールの材料としては、原動機として使用する場合
は金属等の耐熱材料、冷凍機として使用する場合は金属
材料に限らずプラスチック材等の合成樹脂も含まれる。
また、段差へ保持リングを取り付ける手段は、ネジ止め
が望ましいが、ロウ付け等の保持リングを軸方向に固定
する手段であれば、その他ロウ付け等も含まれる。
スプレッサ・シール組立は、請求項1において、シール
の外周を、中央部が軸心に平行であって、この中央部両
端からこのシールの両側面に向けて直径を減少させ、シ
リンダの内周面とで楔形状の空間を形成するように形成
してあることを特徴する。
ルの両側面に向けて直径を減少させる形状とは、単にシ
ールの外周両端にチャンファやコーナリングアールを付
けるものではなく、先端角度の小さい楔型空間を形成す
るものを意味する。
ールとシリンダとの摩擦力を更に減少することができ
る。すなわち、上述したように、シールは、スリットの
無い連続リングであるため、シールの外周はシリンダの
内周に圧着されない。一方、圧着しなくても、ディスプ
レッサの前後空間の圧力差は小さいので、ガス洩れは十
分防止できる。
周面と楔形状の空間を形成するように形成した場合に
は、ディスプレッサが往復運動すると、この楔状の隙間
に、空気が圧入されて、シールの外周とシリンダの内周
との間隙に圧縮空気層が形成される。したがってシール
は、この圧縮空気層をクッションとして、シリンダの内
周からいわば浮揚した状態で往復運動することになり、
摺動面の機械的接触が無くなって摩擦力が殆どゼロに低
減し、摺動面の磨耗が更に低減できる。
に記載したスターリング装置のディスプレッサ・シール
組立を説明する。なお、このスターリング装置は、冷凍
機として使用するものである。図1及び図2に示すスタ
ーリング装置は、それぞれアルミ材からなるディスプレ
ッサ2と、駆動ピストン9と、シリンダ5と、後述する
シール1と、保持リング3とを備えている。ディスプレ
ッサ2と駆動ピストン9とは、シリンダ5に同心状に形
成した円筒穴の内周面5a,5bに沿って、それぞれ相
互に対抗して往復運動するように構成してある。ディス
プレッサ2は、円筒形状からなるピストン部2aと、こ
のピストン部とそれぞれ同心状の2つの段差、すなわち
第1の段差2bと第2の段差2cと、ロッド4とから構
成される。
周面5aに、十分な半径方向の間隙をもって挿入可能な
直径に形成してある。第1の段差2bはピストン部2a
の一端に連設してあり、このピストン部の外周より小さ
い直径の外周を有している。第1の段差2bの外周とピ
ストン部2aの外周端とを連ぐ側面2dは、軸心に垂直
に形成してある。また、第2の段差2cは、第1の段差
2bの一端に連設してあり、この第1の段差の外周面よ
り小さい直径の外周を有している。ロッド4は、第2の
段差2cの一端に連設してあり、この第2の段差の外周
より小さい直径の円断面形状を有している。ロッド4の
先端4aは、駆動ピストン9の軸心に形成した円筒穴9
aを貫通して、この円筒穴に設けた軸受シール10によ
って、半径方向を支持されている。
は、駆動ピストン9の前後間のガス洩れを防止するため
に十分小さくすることが必要になるが、ディスプレッサ
2の質量が十分小さい場合は、軸受シール10がロッド
4に密接する、単純なプラスチックのすべり軸受とする
ことが好ましい。たとえば、ポリテトラフルオロエチレ
ン加工したホモポリマーアセタール樹脂を使用した軸受
シール10は、陽極酸化処理アルミニウム製のロッド4
に対して良好に作動する。なお、摩擦力をより低減する
ためには、軸受シール10を気体軸受とすることもでき
る。
の一端部にネジ20により取り付けられた円形バネ21
の中心に支持されている。なお、駆動ピストン9の一端
部も、同様な円形バネに支持されている。円形バネ21
等は、駆動ピストン9とディスプレッサ2との、相対往
復運動の位相を最適に調整するものであるが、半径方向
の弾性力は小さい。したがって、ディスプレッサ2は、
ロッド4の外周と駆動ピストン9の中心に設けた軸受シ
ール10によって、半径方向を支持されている。
ック材からなり、矩形断面形状のリング形状を有してい
る。シール1の外周は、シリンダ5の内周面5bに密接
挿入可能な形状に形成してある。すなわち、シール1の
外周とシリンダ5の内周との半径方向の間隙は、過度な
ガス漏れを防ぐのに十分なほど小さくなければならない
が、大きな摩擦力が発生しないようにしてある。通常
は、この半径方向の間隙は、最大で駆動ピストン9の外
周に要求される半径方向の間隙の4倍以内である。な
お、スターリング装置を原動機として使用する場合は、
シール1は、ステンレス等の金属材料を使用する。
bの外周にこのシールを挿入した場合に、半径方向に移
動可能な直径に形成してある。すなわち、シール1の円
形穴の内周と第1の段差2bの外周との半径方向間隙
は、シリンダ5の内周面5aとピストン部2aの外周と
の半径方向間隙より大きくしてある。これにより、たと
えピストン部2aの外周がシリンダ5の内周面5aの一
方に接触するまで偏心したとしても、この偏心とは無関
係にシール1の外周とこのピストン部の外周との接触が
確保される。また、シール1の巾は、第1の段差2bの
軸方向長さより僅かに狭い巾に形成してある。
てあり、この雄ネジにプラスチック材からなる保持リン
グ3を螺設する。保持リング3の一端面3aは軸心に対
して垂直に形成してある。保持リング3は、第1の段差
2bと第2の段差2cとを連ぐ側面2eに当設する位置
で、軸方向位置が定まる。シール1は、保持リング3の
一端面3aとこの第1の段差の側面2dとに挟まれて、
第1の段差2bの外周に装着される。なお、シール1の
巾は、第1の段差2bの軸方向長さより僅かに狭い巾に
形成してあるため、保持リング3は、このシールに対し
て軸方向圧縮力を与えない。
置決め手段を示す。なお、関連する部位等の番号は、図
3に示す番号に100を加えて区別してある。この手段
では、図3に示す第2の段差2cを設けていない。ディ
スプレッサ102の第1の段差102bの外周の軸方向
長さは、シール101の巾より長くしてあり、この第1
の段差の一端には、この第1の段差の外周より直径の小
さい外径の雄ネジ104bが形成してある。一方保持リ
ング103の軸心には、第1の段差102bの外周に密
接挿入可能な円筒穴と、雄ネジ104bに螺合する雌ネ
ジとが同心状に形成してある。そして、シール101の
軸方向巾は、保持リング103の円筒穴と雌ネジとを連
ぐ側面103bが、ディスプレッサ102の第1の段差
102bと雄ネジ104bとを連ぐ側面102eに当設
する場合に、このシールに軸方向圧縮力を与えない寸法
にしてある。
のスターリング装置の作用を概説しつつ、シール1の作
用効果について説明する。スターリング装置は、板金製
の円筒形状をした後部ケーシング30と前部ケーシング
31と薄板からなる前部カバー32とによって密閉され
ており、この後部ケーシング30内の空間12には、圧
縮ヘリウムが作動媒体として密封してある。図2におい
て、駆動ピストン9が、リニアモータ40によって右方
向に移動すると、この駆動ピストンとディスプレッサ2
とに挟まれた、空間11にあるヘリウムガスは、圧縮さ
れて高温高圧のガスになる。空間11は、前部ケーシン
グ31内に収納した放熱部41と蓄熱部42と吸熱部4
3内を通じて、ディスプレッサ2の右端面と前部カバー
32とで挟まれた右側空間13と連通している。したが
って、ディスプレッサ2の空間13のガスも同時に高圧
となり、このディスプレッサの左右空間11,13の圧
力は同じになる。
面積は、ロッド4の断面積分だけ少なくなっており、こ
のロッド4の先端には、駆動ピストン9の左側空間12
内の密封ガスの圧力が掛かっているが、この圧力は右側
空間13の圧縮されたガス圧力より低い。したがって、
僅かなロッド4の断面積分の差による小さな圧力差によ
って、ディスプレッサ2は左方向に移動し、このディス
プレッサの左側空間11内にある圧縮された高温高圧ガ
スを、放熱部41と蓄熱部42と吸熱部43内を通し
て、ディスプレッサ2の右側空間13に移動する。そし
て、この移動に際して、高温高圧の圧縮ガスの熱は、放
熱部41で外部に放熱し、蓄熱部42で吸熱され蓄熱さ
れる。
0によって左方向に移動すると、この駆動ピストンの右
側とディスプレッサ2の左側とに挟まれた空間11にあ
るガスは膨張する。そして同時に、空間11と連通して
いるディスプレッサ2の右側空間13にあるガスも膨張
して、低温低圧のガスになる。この場合は上記と逆に、
ディスプレッサ2の右側圧力が、ロッド4の断面積分だ
け左側圧力より低くなるため、このディスプレッサは、
右方向に移動する。したがって、ディスプレッサ2の右
側の空間13にあるガスは、吸熱部43と蓄熱部42と
放熱部41とを通じて左側空間11に移動する。そして
この移動に際して、低圧低温ガスは吸熱部43で外部か
ら熱を吸熱し、さらに放熱部41で蓄熱されている熱を
回収する。
ング装置は、駆動ピストン9をリニアモータ40によっ
て圧縮、膨張行程を繰り返させ、ロッド4の断面積分の
差圧によって、ディスプレッサ2をこの駆動ピストンと
対抗させて往復させる。そして、ディスプレッサ2の往
復運動によって、高圧高温ガスと低温低圧ガスを、交互
に放熱部41と蓄熱部42と吸熱部43を通過させ、こ
の放熱部で熱を外部に放出する一方、この吸熱部で外部
から熱を吸熱して外部の冷凍区画を冷凍する。なお、蓄
熱部42は、圧縮時にガスの熱の一部を蓄え、膨張時に
この蓄熱を回収する。したがって、冷凍機としての動作
係数を高めることができる。
置のディスプレッサ2は、このディスプレッサの左右空
間11,13の圧力は同じであり、ロッド4の断面積分
の僅かな圧力差によって往復運度を行なうものである。
したがって、このような条件のもとで、シール1は次の
作用効果を有する。シール1は、第1の段差2bに、保
持リング3とこの段差の側面2dに挟まれて軸方向位置
が拘束されるが、この段差の外周の軸方向長さより僅か
に巾が狭いので、軸方向に圧縮力を受けない。一方、保
持リング3の端面と第1の段差2bの側面2dとは、軸
方向に垂直になっている。したがって、ピストン1の左
右の圧力が過渡的に変化した場合には、その圧力差によ
ってこのピストンの側面が一方の垂直面に密接して、こ
のシールの側面からのガス洩れを防止する。
周面5aに密接する形状になっているが、割シールリン
グのようにこのシリンダの内周面に圧着するものではな
い。したがって、シール1の外周を、シリンダ5の内周
面5aに密着する直径に形成しておけば、このシリンダ
との摩擦力は極めて小さくすることができ、さらに磨耗
の進行も抑えることができる。一方において、上述した
ようにディスプレッサ2の前後空間11,13の圧力は
ほぼ同じであるため、シール1の外周とシリンダ5の内
周5aとの僅かな隙間から洩れるガスを、極めて少量に
抑えることができる。
段差2bの外周との半径方向の間隙は、想定されるシリ
ンダ5の内周面5aとピストン部2aの外周との最大間
隙より大きくしてある。一方、ディスプレッサ2自体
は、ロッド4と駆動ピストン9の貫通穴に設けた軸受シ
ール10とによって半径方向に支持される。したがっ
て、シリンダ5の内周面5aとピストン部2aの外周と
の間隙をある程度大きくしておけば、ロッド4とピスト
ン部2aとの真直度や同心度、あるいは軸受シール10
の真直度や同心度等が多少ずれて、このピストン部の外
周がこのシリンダの内周面の一方に偏心した場合にも、
シール1が半径方向に移動することにより、このシール
の外周はこのシリンダの内周に適正に密接する。
が軸心に平行でこの中央部両端からこのシールの両側面
に向けて半径を減少させた楔形状101aに形成してあ
る。なお、この楔形状のシール101の設計について
は、ゼット・ピー・モールレートス(Z. P. Mourelato
s)が理論および実験に基づき、1988年に発行され
たアメリカ機械学会誌(ASME Paper No. 88-Trib-26)、
題名:運動荷重を受ける内燃機関に使用されるシールリ
ングを装着しないピストンのガス潤滑(Gas Lubricatio
n of a Ringless Piston in an Internal Combustion E
ngine under Dynamic Loading)に公表した、理論計算
手段を利用することができる。
ィスプレッサ2が往復運動をするときに、このシール外
周の両端の楔形状101aの空間にガスが圧入され、こ
のガス圧力によってこのシールの外周がシリンダ5の内
周面5aから浮揚する。したがって、シール1とシリン
ダ5との機械的な接触が無くなり、摩擦力は殆どゼロに
減少する。
ガス洩れを防止できるので、ディスプレッサの外周とシ
リンダの内周との間隙を、ある程度大きく設定すること
ができる。このため、ディスプレッサの外周とシリンダ
の内周との摺動面、並びにディスプレッサ、駆動ピスト
ン及びシリンダ間相互の同心度や間隙寸法等を、高精度
に仕上げる必要がなくなり、また、変形しない材料を使
用するための材料費や加工費を低減できる。
圧力差は小さいので、シールの外周をシリンダの内周に
密接する寸法にしておけば、十分ガス洩れを防止でき
る。なお、シールの側面は圧力差によって保持リングの
側面等に押し付けられるので、シールの側面からのガス
洩れも防止できる。一方シールは連続リング形状である
ため、割りリングのようにシリンダの内周に半径方向の
圧力を負荷しない。したがってシールとシリンダとの摩
擦力は極小さくなるため、ディスプレッサの往復運動に
影響を与えない。また、シールとシリンダとの摺動面の
磨耗も低減することができる。
ないように装着されるので、半径方向にディスプレッサ
と相対移動できる。したがって、ディスプレッサの軸心
が多少ずれても、シールの外周とシリンダの内周との密
接性を保持することができるだけでなく、シールの外周
がシリンダの内周に圧着力を掛けることも防止できる。
また、シールの巾はそれほど広くないので、ディスプレ
ッサの軸心が多少傾いても、シールの外周とシリンダの
内周との密接性は殆ど変化しない。
とシリンダの内周との間隙をある程度大きく設定するこ
とができること、及びディスプレッサの偏心によってシ
ール外周の密接性が殆ど変化しないことにより、ディス
プレッサや駆動ピストンやシリンダ間の同心度及び間隙
寸法等の加工精度を緩和することが可能になり、製造コ
ストが大幅に低減する。
いので、ディスプレッサの作動に影響を与えず、また磨
耗が少ないために耐久性が向上する。シール自体は、冷
凍機に使用する場合は射出形成プラスチック材、そして
原動機として使用する場合はステンレス等の耐熱性金属
を使用でき、加工も円筒リング形状にするだけであるの
で、極めて安価に製造できる。さらにシールは、保持リ
ングによりディスプレッサの段差に装着するだけで組み
付けることができるので、組立性や交換性も向上する。
立の斜視構成図である。
立の断面構成図である。
立の拡大断面構成図である。
立の拡大断面構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ディスプレッサ(2)と駆動ピストン(9)とシ
リンダ(5)とシール(1)と保持リング(3)とを備え、 上記ディスプレッサ(2)と駆動ピストン(9)とは、上記シ
リンダ(5)と同心状に形成した円筒穴の内周面(5a)、(5
b)に沿って、それぞれ相互に対抗して往復運動するよう
に構成してあり、 上記ディスプレッサ(2)は、円筒形状からなるピストン
部(2a)と、このピストン部とそれぞれ同心状の段差(2b)
とロッド(4)とからなり、 上記ピストン部(2a)の外周は、上記シリンダ(5)の内周
面(5a)に所定の間隙で挿入可能な直径を有し、 上記段差(2b)は上記ピストン部(2a)の一端に連設してあ
って、このピストン部の外周より小さい直径の外周を有
し、 上記段差(2b)の外周と上記ピストン部(2a)の外周端とを
連ぐ側面(2d)は、軸心に垂直に形成してあり、 上記ロッド(4)は上記段差(2b)の一端に連設してあって
円断面形状を有しており、 上記シール(1)はリング形状であって、その中心に円形
穴を有しており、 上記シール(1)の外周は、上記シリンダ(5)の内周面(5a)
に密接挿入可能な直径を有し、 上記シール(1)の円形穴の内周は、上記段差(2b)の外周
に所定の間隙で装着可能な直径を有し、 上記保持リング(3)は円筒形状であって、その中心に貫
通穴を有しており、 上記保持リング(3)の外周は、上記ピストン部(2a)の外
周と同等の直径に形成してあり、 上記保持リング(3)の一端面(3a)は軸心に対して垂直に
形成してあり、 上記ロッド(4)は、上記駆動ピストン(9)の軸心に形成し
た円筒穴(9a)を貫通して、この円筒穴に設けた軸受シー
ル(10)によって半径方向を支持されており、 上記シール(1)は、上記段差(2b)の外周に装着され、 上記保持リング(3)は、上記段差(2b)に装着した上記シ
ール(1)に軸方向圧力をかけない位置に挿設され、 上記シール(1)は、上記保持リング(3)の一端面(3a)と上
記段差(2b)の側面(2d)との間で、半径方向に移動可能で
あるように構成してあることを特徴とするスターリング
装置のディスプレッサ・シール組立。 - 【請求項2】請求項1において、前記シール(1)の外周
を、中央部が軸心に平行であってこの中央部の両端から
このシールの両側面に向って直径を減少させ、前記シリ
ンダ(5)の内周面(5a)とで楔形状の空間を形成するよう
に形成してあることを特徴するスターリング装置のディ
スプレッサ・シール組立。
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