JP2003021118A - 流体圧機器の接続装置 - Google Patents
流体圧機器の接続装置Info
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Abstract
ニットにおいて、連結作業の簡便化を図るとともに、流
体圧ユニット全体の小型化を図る。 【解決手段】Oリング50が装着される孔部52を有す
るボディ38と、ボディ38の一端面に連結されるブラ
ケット40と、ボディ38の他端面に装着され、一端部
に第2係合溝90が形成される係止部材42と、ボディ
38と係止部材42との間に挟持された板ばね64と、
第2係合溝90に係合することにより係止部材42を係
止するピン部材46と、ボディ38とブラケット40と
係止部材42とを一体的に固定するボルト44とを備え
る。
Description
タ、レギュレータ、ルブリケータ等の同種、あるいは異
種の複数の流体圧機器を並列に連結することにより、複
数の流体圧機器間の流体通路を連通させることが可能な
流体圧機器の接続装置に関する。
れるフィルタ、レギュレータおよびルブリケータからな
る3点セットを一体的に連結する連結手段を提案してい
る(実公昭61−36868号公報参照)。
に、圧力流体の内部に含まれる塵埃を除去するためのフ
ィルタ1、圧力流体の圧力値を調整するためのレギュレ
ータ2、潤滑を要する機器等を潤滑するための潤滑油を
圧力流体中に噴霧して含有させるためのルブリケータ3
の3種類の流体圧機器を一体的に連結する際、隣接する
一方の流体圧機器(例えば、フィルタ1)と他方の流体
圧機器(例えば、レギュレータ2)のポート4b、4c
の間に一組のOリング5a、5bが装着されたスペーサ
6を挟持させて、前記スペーサ6と2部品(フィルタ1
とレギュレータ2)とを両側から一組の固定用金具7
a、7bによって挟み込んで2本のねじ部材8a、8b
によって一体的に連結している。その後、前記フィルタ
1とレギュレータ2の2部品が一体化された流体圧機器
に残りの1部品であるルブリケータ3を同様に連結させ
て、3部品を一体化している。
他方の流体機器を連結させる際、先ず作業者が連結させ
る隣接する一方および他方の流体機器を把持した状態
で、一方および他方の流体機器の間にスペーサ6を挟持
させた後、固定用金具7a、7bを流体圧機器のポート
4b、4cに近接する突部10b、10cに係合させて
2本のねじ部材8a、8bで固定することにより、流体
圧機器同士を相互に連結している。
りの1部品を連結する際にも同様に、連結された2つの
流体圧機器と残りの1部品とを把持した状態で、双方の
間にスペーサ6を挟持させた後、固定用金具7a、7b
を流体圧機器のポート4b、4cに近接する突部10
b、10cに係合させて2本のねじ部材8a、8bで固
定することにより、流体圧機器同士を相互に連結してい
る。
に関連してなされたものであり、流体圧機器を連結する
際に、作業者が各流体圧機器を把持することなく円滑に
連結作業を行うことができ、且つ各流体圧機器間の連結
作業をより一層簡便に行うことができる流体圧機器の接
続装置を提供することを目的とする。
めに、本発明は、一方および他方の各流体通路を相互に
連通させる孔部が形成されたボディと、前記ボディの一
端面に連結され、一方および他方の流体圧機器にそれぞ
れ設けられた第1突部に係合する第1係合部が形成され
るブラケットと、前記ボディの他端面に装着され、一方
および他方の流体圧機器にそれぞれ設けられた第2突部
に係合する第2係合部を有するとともに、係合溝が形成
される係止部材と、前記ボディと前記係止部材との間に
挟持され、前記係止部材の一端部を前記ボディより離間
する方向に付勢するばね部材と、一端部が前記ブラケッ
トに係合され、他端部が前記係止部材の係合溝に対して
脱着自在に設けられるピン部材と、前記ボディと前記ブ
ラケットと前記係止部材とを一体的に係止するねじ部材
と、を備え、前記ピン部材を前記係合溝に挿入して前記
係止部材を前記ばね部材のばね力に抗して係止させるこ
とにより、一方および他方の流体圧機器の第1および第
2突部に対して前記第1および第2係合部をそれぞれ係
合させることを特徴とする。
部材を前記孔部の内壁面に沿って装着するとよい。
状のフランジ部を設けるとよい。
ばね部材のばね力の作用下に押圧された係止部材を係止
することにより、第1係合部と第2係合部とを一方およ
び他方の流体圧機器の第1突部と第2突部にそれぞれ係
合させて一方および他方の流体圧機器を一体的に連結し
ている。従って、流体圧機器同士の流体通路の連結作業
を円滑、且つより一層簡便に行うことができる。
置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照
しながら以下詳細に説明する。
続装置20a、20bが適用された流体圧ユニット22
を図1に示す。なお、接続装置20a、20bは、それ
ぞれ同一の構成要素からなるため、接続装置20aにつ
いて以下に説明し、他方の接続装置20bについては同
一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
と、レギュレータ26と、ルブリケータ28と、各流体
圧機器(フィルタ24、レギュレータ26、ルブリケー
タ28)の間に挟持され、相互を連結する接続装置20
a、20bとから構成される。
レータ26、ルブリケータ28)は、本体部30a〜3
0cと、カバー部材32a〜32cと、該本体部30a
〜30cに形成され、圧力流体が出入するポート34a
〜34fと、ポート34a〜34fの外周に形成される
環状溝部35a〜35fと、ポート34a〜34fが設
けられた端面の外縁部に相互に対向して形成される一組
の係合用突部36a〜36f(図9参照)とからなる。
に、略正方形の薄肉平板状に形成されるボディ38と、
前記ボディ38の幅狭な一方の面側に連結されるブラケ
ット40と、ボディ38の幅狭な他方の面側に装着され
る係止部材42と、ボディ38とブラケット40と係止
部材42とを一体的に連結するボルト(ねじ部材)44
と、流体圧機器の連結時に前記係止部材42を係止する
ピン部材46とからなる。なお、ボディ38の厚さ方向
の寸法(T)は、従来、流体圧機器の間に挟持されてい
たスペーサ6(図10参照)の厚さ方向の寸法の約半分
以下となる薄肉状に形成されている(図9参照)。
る一端面側の略中央部より突出する略円筒状の係合ピン
48と、ボディ38の略中央部に形成され、1個のOリ
ング50が装着される孔部52と、ボディ38の一側面
に形成され、前記ボルト44が挿入される貫通孔54
と、ボディ38の他側面に形成され、貫通孔54と略平
行なガイド溝56と、係止部材42が装着される他端面
側に所定長窪んだ凹部58とからなる。
ボディ38側に断面略長方形状の第1切欠部60が形成
され、第1切欠部60の幅方向の寸法(A)は係合ピン
48の直径より小さく形成される(図8参照)。なお、
第1切欠部60はボディ38の一端面をブラケット40
の連結部70に当接させた際に、後述する第1係合溝8
6の高さと略同一の高さとなるように設定される(図5
〜図7参照)。
部に装着されるOリング50の外周直径より若干小さく
形成することにより、接続装置20aの両側に一方およ
び他方の流体圧機器を連結した際に、孔部52を介して
ポート34b、34c間に連通する圧力流体がOリング
50の外周面と孔部52との接触面から外部に漏出する
ことが防止される。
40および係止部材42を一体的に固定するためのボル
ト44が挿入され、また、ガイド溝56にピン部材46
を装着した際、前記ピン部材46をボディ38の軸線方
向に沿って案内するとともに、高さ方向の寸法を抑制す
るために略半円状に切り欠かれたガイド溝56が形成さ
れている。
材42が装着される他端面の貫通孔54側に略長方形状
に形成され、図5〜図7に示されるように、該凹部58
の貫通孔54側には該凹部58よりさらに所定長窪んだ
溝部62が形成され、凹部58と係止部材42との間に
板ばね(ばね部材)64が挟持されている。
に、板状材が断面略V字状に折曲して形成され、一端部
には板状材を湾曲させた突起部66が形成されており、
前記突起部66を凹部58の溝部62に係合することに
より、板ばね64が位置決めされる。また、突起部66
の厚さの寸法(E)を溝部62の幅方向の寸法(F)よ
り大きく形成する。その結果、突起部66を溝部62に
挿入した際に、突起部66が、その弾発作用下に溝部6
2の壁面を押圧するため、溝部62より脱抜することが
ない。また、他端部には、略鉛直に折り曲げられた折曲
部67が形成されている。
に、一方側に外方向に突出して形成される一組のフラン
ジ部68と、ボディ38が連結される他方側に形成され
る連結部70と、前記フランジ部68と連結部70とを
つなぐ一組の脚部72とからなる。
形成され、接続装置20aを図示しない設置場所等に図
示しないボルト等を介して固定することができる。
面状に形成されているため(図5〜図7参照)、接続装
置20aで3種類の流体圧機器の連結作業を行う際、作
業者が接続装置20aを把持することなく、平面上にブ
ラケット40を立てた状態で連結作業を行うことができ
る。
中央部に形成され、係合ピン48が係合される第1係合
孔76と、前記第1係合孔76と所定間隔離間して形成
され、ピン部材46が係合される第2係合孔78と、前
記第1係合孔76と所定間隔離間し、第2係合孔78と
反対方向に形成されるねじ孔80(図3参照)と、略中
央部の両側に所定角度傾斜して略長方形状に形成される
一組の第1係合用フランジ(第1係合部)82a、82
b(図9参照)とからなる。
組み合わされた略鍵穴状に形成され、一方側に略円形状
の第1挿入孔84が形成され、他方側に第1挿入孔84
の直径より幅方向の寸法が小さい略長方形状の第1係合
溝86が形成される。なお、第1係合溝86の幅方向の
寸法(B)は、係合ピン48の第1切欠部60の幅方向
の寸法(A)と略同等、もしくは若干大きく形成され
る。
された略長方形とが組み合わされた略鍵穴状に形成さ
れ、一方側に略円形状の第2挿入孔88が形成され、他
方側に第2挿入孔88の直径より幅方向の寸法が小さく
形成される第2係合溝90が形成される。
て略円形状の第2切欠部92が形成され(図3参照)、
第2切欠部92の直径は、ピン部材46の軸部94の直
径より縮径して形成される(図8参照)。
(C)は、ピン部材46の第2切欠部92の直径の寸法
(D)と略同等、もしくは若干大きく形成される。
ト40の連結部70に当接させることにより、第1挿入
孔84に係合ピン48の先端部を挿入させ、係合ピン4
8の第1切欠部60と第1係合溝86との高さ方向の位
置が一致した状態となるため、係合ピン48を第1係合
溝86の方向に略水平に変位させることにより、係合ピ
ン48の第1切欠部60と第1係合溝86とが係合され
る。その結果、ボディ38がブラケット40から離間す
ることがないとともに、ボディ38がブラケット40に
対して回転することが防止される。
ピン部材46の先端部を挿入して、ピン部材46の第2
切欠部92と第2係合溝90との高さ方向の位置を合わ
せ、ピン部材46の第2切欠部92を第2係合溝90の
方向に略水平に変位させることにより、ピン部材46の
連結部70と第2係合溝90とが係合される。その結
果、ピン部材46が該ピン部材46の軸線方向に脱抜さ
れることが阻止される。
じ孔80には、係止部材42、ボディ38の貫通孔54
を介してボルト44が挿入され、ねじ孔80より突出し
たボルト44にナット98が螺合されることにより、ブ
ラケット40、係止部材42およびボディ38が一体的
に固定される。
98の形状を変形させてボルト44に対して固着させる
ことにより、前記ナット98がボルト44より脱抜する
ことが防止される。なお、ナット98をボルト44に固
着させる方法は、ナット98を変形させる方法に限定さ
れるものではなく、ナット98をボルト44に対して固
着できる方法であればよい。
参照)は、ブラケット40の連結部70の略中央部の両
側にフランジ部68から離間する方向に所定角度傾斜し
て形成されるとともに、図9に示されるように、各流体
圧機器の係合用突部36a〜36fの一方側に係合され
る。なお、第1係合用フランジ82a、82b(図9参
照)の傾斜角度は、係合用突部36a〜36fの傾斜角
度に対応した角度に設定される。
略中央部の両側に所定角度傾斜して略長方形状に形成さ
れる一組の第2係合用フランジ(第2係合部)100
a、100b(図9参照)と、係止部材42の両端部の
一方にはボルト44の軸部102が係合される半長孔状
の第1切欠溝104と、両端部の他方にはピン部材46
の軸部94が係合される半長孔状の第2切欠溝106が
形成される。なお、第1切欠溝104の幅方向の寸法
は、ボルト44の軸部102の直径より若干大きく形成
され、また、第2切欠溝106の幅方向の寸法は、ピン
部材46の直径より若干大きく形成される。
溝106の端部には、それぞれボルト44の頭部および
ピン部材46の頭部46aが係合される略円形状の凹部
108a、108bが形成されている。
組み付けた際に、ボルト44の頭部およびピン部材46
の頭部46aが凹部108a、108bに係合されるこ
とにより、ボルト44およびピン部材46が係止部材4
2の第1切欠溝104および第2切欠溝106より脱抜
することが防止される。
(図9参照)は、係止部材42の略中央部の両側に、ボ
ディ38の方向に所定角度傾斜して形成されるととも
に、板ばね64のばね力に抗して略水平になるように押
圧することにより、図9に示されるように、各流体圧機
器の係合用突部36a〜36fの他方側に係合される。
なお、第2係合用フランジ100a、100b(図9参
照)の傾斜角度は、係合用突部36a〜36fの傾斜角
度に対応した角度に設定される。
の作用下に所定角度傾斜するように押圧された際に、板
ばね64の折曲部67が当接する位置に所定長窪んだ係
合凹部110が形成される。すなわち、折曲部67が上
方に押圧された状態において、折曲部67が係合凹部1
10に係合されることにより、係止部材42が係合され
ているボルト44から脱抜することを防止している。ま
た、流体圧機器を接続する際において係止部材42を上
方から押圧すると、折曲部67が係合凹部110より第
1切欠溝104の方向に離脱して、ボディ38の方向に
押圧される。
続装置20a、20bは、基本的には以上のように構成
されるものであり、次にその動作並びに作用効果につい
て説明する。先ず、接続装置20aの組み付けについて
説明する。
52にOリング50を装着してボディ38の係合ピン4
8をブラケット40の第1係合孔76の第1挿入孔84
に挿入する。なお、この際、ボディ38の貫通孔54が
ブラケット40のねじ孔80側になるように組み付け
る。
1係合溝86の方向に略水平に変位させることにより、
係合ピン48の第1切欠部60と第1係合溝86とが係
合される。
を装着して、板ばね64の突起部66を溝部62に挿入
して、板ばね64の位置決めを行う。
を装着して、板ばね64の折曲部67を係合凹部110
と係合させた状態で板ばね64を挟持する。そして、係
止部材42の第1切欠溝104を介してボルト44を貫
通孔54およびブラケット40のねじ孔80に挿入し、
係止部材42がボディ38の他端面より若干のクリアラ
ンスを設けられるようにボルト44の頭部とナット98
との距離を調整してナット98を固着させることにより
固定している。なお、ボルト44の頭部とナット98と
の距離は、係止部材42をピン部材46により係止した
際に、係止部材42が略水平となり、且つ第1係合用フ
ランジ82a、82bおよび第2係合用フランジ100
a、100bが係合用突部36a〜36fに対して確実
に係合できる長さに設定される。
2切欠溝106を介してブラケット40の第2挿入孔8
8に挿入して、第2係合溝90の方向に略水平に変位さ
せることにより、ピン部材46の第2切欠部92と第2
係合溝90とが係合される(図4参照)。
材46を、第2切欠部92を支点として第2係合溝90
より離間する方向に所定角度変位させることにより、ピ
ン部材46による係止部材42の係止状態が解除され、
係止部材42は、ボディ38とボルト44との間にクリ
アランスが設けられているため、板ばね64のばね力の
作用下にボルト44の頭部側の部分を支点として上方に
押圧される(図5参照)。
置20aと流体圧機器との接続について説明する。な
お、フィルタ24、レギュレータ26、ルブリケータ2
8の組み付け順序は、本説明の順序に限定されるもので
はない。
ない平面部に載置して接続装置20aを平面上に立たせ
る。すなわち、接続装置20aを平面上に安定、且つ確
実に立たせておくことができるため、作業者が接続装置
20aを把持する必要がない。
2の第2切欠溝106より第2切欠部92と第2係合溝
90との係合部分を支点としてピン部材46を所定角度
離間させ、板ばね64のばね力の作用下に係止部材42
がボルト44に係合された第1係合溝86の部分を支点
として上方に所定角度傾斜して押し上げられた状態とす
る。
ば、フィルタ24)のポート34b(図1参照)が形成
される一端部側の下方に形成された係合用突部36b
(図1参照)をブラケット40の第1係合用フランジ8
2a、82b(図9参照)の上方に係合させるととも
に、ポート34b(図1参照)の外周に形成された環状
溝部35b(図1参照)を孔部52に装着されたOリン
グ50に当接させる。接続装置20aの反対側にも同様
に、他方の流体圧機器(例えば、レギュレータ26)の
係合用突部36c(図1参照)を第1係合用フランジ8
2a、82b(図9参照)に係合させるとともに、ポー
ト34c(図1参照)の外周に形成された環状溝部35
c(図1参照)を孔部52に装着されたOリング50に
当接させる。
斜した係止部材42を上方から押圧して板ばね64のば
ね力に抗して下方に変位させ、略水平な状態とする。そ
の結果、係止部材42の第2係合用フランジ100a、
100b(図9参照)にそれぞれの流体圧機器のポート
34b、34c(図1参照)の上方側に形成される係合
用突部36b、36c(図1参照)が係合された状態と
なる。
46を第2切欠部92と第2係合溝90との係合部分を
支点として係止部材42の第2切欠溝106の方向に変
位させ、第2切欠溝106にピン部材46の軸部94
を、また凹部108bにピン部材46の頭部46aを係
合させることにより、係止部材42を略水平状態に係止
させる。その結果、接続装置20aの両側に配設された
流体圧機器が接続装置20aによって一体的に連結され
るとともに、流体圧機器のポート34bとポート34c
とが接続装置20aの孔部52によって連通している状
態となる。また、この際、孔部52に1個のOリング5
0が装着されているため、流体圧機器のポート34b、
34c間が気密に保持される。
器(例えば、ルブリケータ28)を連結することによ
り、3種類の流体圧機器が並列に一体的に連結される。
業を行う平面上に接続装置20a、20bをブラケット
40のフランジ部68を介して立てることができる。そ
のため、作業者が接続装置20a、20bを把持するこ
となく両手を用いて組み付け作業を行うことができ、作
業効率の向上を図ることができる。
42の第2切欠溝106にピン部材46を係合させるこ
とにより簡便に連結作業を行うことができるため、作業
効率の向上を図ることができる。
0a、20bが適用された流体圧ユニット22は、図2
に示されるように、図示しない圧力流体供給源より供給
される圧力流体が図示しないチューブを介して、フィル
タ24のポート34aよりフィルタ24の内部に導入さ
れ、フィルタ24の内部の図示しない塵埃除去手段によ
って塵埃が除去された圧力流体が、接続装置20aによ
って一体的に連結されたレギュレータ26にポート34
c(図1参照)より導入される。この際、接続装置20
aに装着されたOリング50(図1参照)により、接続
装置20aの両側に連結された一方および他方の流体圧
機器のポート34b、34c間の圧力流体が外部に漏出
することが防止される。
は、予め設定された圧力値に調整され、調整された圧力
流体がポート34e(図1参照)を介して、接続装置2
0bによって一体的に連結されたルブリケータ28の内
部に導入される。
は、圧力流体中に適量の潤滑油が含有された状態でポー
ト34f(図1参照)より図示しないチューブを介して
潤滑を要する流体圧機器へと導出される。
置20a、20bのブラケット40を作業を行う平面上
に立たせることができるため、作業者が接続装置20
a、20bを把持することなく両手を用いて連結作業を
効率的に行うことができる。
および第2係合用フランジ100a、100b(図9参
照)に流体圧機器の係合用突部36b〜36eを係合さ
せ、係止部材42をピン部材46で係止するという簡便
な作業のみで流体圧機器の連結を行うことができるた
め、作業効率を一層向上させることができる。
ディ38の幅方向の寸法を従来のスペーサ6(図10参
照)と比較して薄肉化(前記スペーサ6の幅方向の寸法
の約半分以下)することができるため、接続装置20
a、20bの幅方向の寸法を小さくすることができると
ともに、流体圧ユニット22全体の幅方向の寸法を小型
化することができる。
化に伴って、内部に装着されるOリング50の部品点数
を従来の2点から1点に削減することができるため、部
品点数が削減によるコストの削減が可能となる。
る。
圧された係止部材をばね力に抗して押圧し、ピン部材に
より係合溝を介して係止することにより一方および他方
の流体圧機器を簡便に連結することができる。また、ブ
ラケットの一方側を略平面状に形成することにより、接
続装置を平面上に立てて連結作業を行うことができる。
その結果、作業者が片手で連結する流体圧機器を把持し
て、もう一方の片手で連結作業を行うという煩雑な作業
が不要となり、作業効率を向上させることができる。
置が適用された流体圧ユニットの分解斜視図である。
置の組み付け状態を示す斜視図である。
置の分解斜視図である。
置の組み付け状態を示す斜視図である。
置の連結動作を示す縦断面図である。
置の連結動作を示す縦断面図である。
置の連結動作を示す縦断面図である。
置の連結部の組み付け状態を示す正面図である。
置の組み付け状態を示す一部断面平面図である。
視図である。
ニット 24…フィルタ 26…レギュレ
ータ 28…ルブリケータ 38…ボディ 40…ブラケット 42…係止部材 44…ボルト 46…ピン部材 48…係合ピン 50…Oリング 52…孔部 60…第1切欠
部 62…溝部 64…板ばね 66…突起部 68…フランジ
部 70…連結部 76…第1係合
孔 78…第2係合孔 80…貫通孔 82a、82b…第1係合用フランジ 84…第1挿入
孔 86…第1係合溝 88…第2挿入
孔 90…第2係合溝 92…第2切欠
部 100a、100b…第2係合用フランジ 104…第1切欠溝 106…第2切
欠溝
Claims (3)
- 【請求項1】一方および他方の流体圧機器の間に配設さ
れ、流体圧機器同士を一体的に連結することにより、一
方および他方の流体圧機器の各流体通路を相互に連通さ
せる流体機器の接続装置であって、 一方および他方の各流体通路を相互に連通させる孔部が
形成されたボディと、 前記ボディの一端面に連結され、一方および他方の流体
圧機器にそれぞれ設けられた第1突部に係合する第1係
合部が形成されるブラケットと、 前記ボディの他端面に装着され、一方および他方の流体
圧機器にそれぞれ設けられた第2突部に係合する第2係
合部を有するとともに、係合溝が形成される係止部材
と、 前記ボディと前記係止部材との間に挟持され、前記係止
部材の一端部を前記ボディより離間する方向に付勢する
ばね部材と、 一端部が前記ブラケットに係合され、他端部が前記係止
部材の係合溝に対して脱着自在に設けられるピン部材
と、 前記ボディと前記ブラケットと前記係止部材とを一体的
に係止するねじ部材と、 を備え、 前記ピン部材を前記係合溝に挿入して前記係止部材を前
記ばね部材のばね力に抗して係止させることにより、一
方および他方の流体圧機器の各第1および第2突部に対
して前記第1および第2係合部をそれぞれ係合させるこ
とを特徴とする流体圧機器の接続装置。 - 【請求項2】請求項1記載の流体圧機器の接続装置にお
いて、 前記ボディの孔部には、単数のシール部材が前記孔部の
内壁面に沿って装着されることを特徴とする流体圧機器
の接続装置。 - 【請求項3】請求項1記載の流体圧機器の接続装置にお
いて、 前記ブラケットには、一方側に略平面状のフランジ部が
設けられることを特徴とする流体圧機器の接続装置。
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